JPS62285913A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

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JPS62285913A
JPS62285913A JP13051086A JP13051086A JPS62285913A JP S62285913 A JPS62285913 A JP S62285913A JP 13051086 A JP13051086 A JP 13051086A JP 13051086 A JP13051086 A JP 13051086A JP S62285913 A JPS62285913 A JP S62285913A
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JP
Japan
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epoxy resin
component
weight
parts
amine
Prior art date
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Pending
Application number
JP13051086A
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English (en)
Inventor
Kiyomiki Hirai
平井 清幹
Koji Takeuchi
光二 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エポキシ樹脂組成物に関し、ざらに詳しくは
、均一で、常温での安定性に優れ、かつ加熱時には比較
的低温ですみやかに硬化することを特徴とするエポキシ
樹脂組成物に関する。
〔従来の技術〕
エポキシ樹脂の代表的な硬化剤であるアミン化合物はそ
の硬化物が強じんで接着力に優れるなどの特徴を有する
半面、ポットライフが短い、皮膚刺激性や毒性があるな
どの欠点を有している。その欠点を改善するために、ア
ミン系硬化剤をエポキシ化合物との付加物とする方法は
よく知られている。なかでもイミダゾール化合物などの
三級アミノ基を有する化合物とエポキシ化合物との付加
物は、ポットライフが長く、加熱時にはすみやかに硬化
する優れた潜在性硬化剤となることが最近示された。(
米国特許第4,066.625号、特開昭60−452
4など) ところが、これらの付加物は一般に、エポキシ樹脂や有
機溶剤に対する溶解性が悪く、固体どして分散させた状
態で用いられる。そのため、用途分野が限られ、たとえ
ばプリント配線基板、スクリーン印刷用レジストインキ
、炭素繊維強化プラスチックなどには使うことができな
かった。
〔発明の目的〕
本発明者らは、アミン付加物系硬化剤のこのような欠点
を改善し、均一な配合物を得るために鋭意検討した結果
、酸性物質を共存させることにより、前記アミン付加物
系硬化剤がその特徴を損なうことなく有機溶剤へ可溶化
することを見出し、本発明を完成するに至った。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は(a)エポキシ樹脂、(b)少なく
ともアミン化合物とエポキシ化合物とを反応させて得ら
れる付加反応生成物で、軟化点が80℃以上のエポキシ
樹脂用硬化剤、(C)酸性物質、(d)有機溶剤を必須
成分とする均一で貯蔵安定性の良好なエポキシ樹脂組成
物に関する。
本発明に用いられる(a)エポキシ樹脂とは1分子中に
2個以上のエポキシ基を有するものであればいかなるも
のであフてもよく、たとえばビスフェノールA、ビスフ
ェノールFなどの多価フェノールやグリセリンのような
多価アルコールとエピクロルヒドリンとの反応で得られ
るポリグリシジルエーテル、ポリカルボン酸から得られ
るポリグリシジルエステル、エポキシ化ノボラック、更
には過酸化法で得られる脂環式エポキシ樹脂等が挙げら
れる。
本発明に用いられる(b)エポキシ樹脂用硬化剤とは、
少なくともアミン化合物とエポキシ化合物とを加熱反応
させて得られる反応生成物で軟化点が80℃以上のもの
が用いられる。
アミン化合物とエポキシ化合物の付加反応生成物とはジ
エチレントリアミン、ヘキサメチレンジアミン等の1級
アミン、ピペラジン等の2級アミンとエポキシ樹脂との
付加物、さらにはイミダゾ −一ル類、ジメチルアミノ
メチルフェノール類、N−メチルピペラジン等の3級ア
ミン基を有する化合物とエポキシ化合物との反応生成物
等を挙げることができ、特に硬化速度が速いという特徴
を有する3級アミン基を有する化合物とエポキシ化合物
との反応生成物が適当である。
またこれら付加反応生成物を製造する際に、更に例えば
フェノール化合物、カルボン酸、酸無水物等エポキシ化
合物と反応する官能基を有する化合物をアミン化合物、
エポキシ化合物と共に反応させても良い。
また、貯蔵安定性の良好な組成物を得るためには、(b
)の硬化剤の軟化点は80℃以上が必要である。
(b)成分の配合量は(a)成分のエポキシ樹脂100
重量部に対して0.1〜50重量部が好ましい。
(C)成分の酸性物質としては、フェノール、イソプロ
ピルフェノール、ハイドロキノン、ビスフェノールA等
のフェノール化合物、酢酸、プロピオン酸、ステアリン
酸、シュウ酸、アジピン酸、安息香酸等の有機カルボン
酸、塩酸、リン酸、p−トルエンスルホン酸などを挙げ
ることができる。
(C)成分の配合量は(b)成分を溶かすだけの量があ
ればよく、通常、(b)成分100重量部に対し5重量
部以上が好ましい。特にビスフェノールA等の多価フェ
ノール類はエポキシ樹脂の硬化剤としても用いることが
できるため(b)成分に対して大過剰に用いることも可
能である。
(d)有機溶剤としては、メタノール、エタノール、エ
チレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコ
ールモノブチルエーテル、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、N、N−ジメチルアセトアミド等の極性溶剤を用い
ることができるが、アセトン、メチルエチルケトン、ト
ルエン、キシレン、酢酸エチル等の非極性溶剤も、極性
溶剤共存下で用いることができる。なかでもエチレング
リコールモノメチルエーテル等のエチレングリコールモ
ノアルキルエーテルが好ましい。
(d)成分の配合量は(b)+ (c)成分を溶かすだ
けの量があれば良く、通常、(b)成分100重量部に
対し100重量部以上あれば良い。
本組成物には、所望によって他種の硬化剤を加えること
ができる。この場合、成分(b)は硬化促進剤的な役割
を果たし、他種硬化剤単独で用いる場合よりも、より低
温、短時間で硬化させることができる。他種の硬化剤と
しては、ジエチレントリアミンのような脂肪族ポリアミ
ン、p、p−−ビス−(アミノフェニル)メタンのよう
な芳香族ポリアミン、メチル化無水へキサヒドコフタル
酸の様な酸無水物、ジシアンジアミド、アジピン酸ヒド
ラジドの様な潜在性硬化剤、フェノール樹脂、メラミン
樹脂などが挙げられる。
また、所望によって、顔料、可盟剤、カップリング剤、
粘度調節剤等の成分を加えても良い。
〔実施例の説明〕
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
なお、貯蔵安定性の測定は40℃の恒温槽に試料を入れ
、流動性のなくなるまでの日数を測定した。
ゲル化時間は、120°Cに設定した電熱板上に試料を
置き、スパチュラて攪はんしながら、流動性を失いゲル
化するまでの時間を測定した。
ガラス転移温度は、120℃、1時間で硬化させた試料
を熱機械分析装置(TMA、理学電気■製)を用い、T
MAペネトレーション法にて測定した。
参考例1 硬化剤Aの合成 還流冷却器および攪はん装置を備えた200m13つロ
フラスコに1−(2−ヒドロキシ−3−ブトキシプロピ
ル)−2−メチルイミダゾール10.6g(0゜05当
量)、ビスフェノールA5.7g (0,05当量)溶
媒としてメチルエチルケトン50m1を加え、加熱攪は
んしながらメチルエチルケトン30 m lに溶解した
「エピコート828J  (油化シェル化学例製ビスフ
ェノールA系エポキシ樹脂、エポキシ当量185〜19
0)19g(0,1当量)を滴下する(30分)。滴下
終了後、攪はん下2時間加熱還流した。減圧下、溶媒で
あるメチルエチルケトンを留出し、冷却すると淡黄色固
体の付加物を得た。この固体を粉砕して硬化剤Aとした
参考例2 硬化剤Bの合成 「エピコー)828J 33.4g (0,176当量
)と2.4.6−)リス(ジメチルアミノメチル)フェ
ノール26.5g (0,1当量)とをビーカーに計り
取り、室温でよく混和し、攪はんしつつ徐々に温度を上
げる。70°C近辺で急激に反応が進行し、約1時間1
00℃に保つ。反応終了後、冷却すると、淡黄色の固体
を得た。これを粉砕して硬化剤Bとした。
実施例 エピコート828(油化シェル■製ビスフェノールA系
エポキシ樹脂、エポキシ当量185〜190)100重
量部と参考例で合成した硬化剤A 5重量部、ビスフェ
ノールA  10重二部、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル 60重量部を混合し、均一な組成物溶液が
得られた。
このようにして、表1に示すような配合にて組成物を調
製し、貯蔵安定性、ゲル化時間及びガラス転移温度を測
定し、その結果を表2に示した。
〔発明の効果〕
比較例1,2のごとく、本発明の(b)成分の代りに、
一般的なイミダゾール化合物を用いると貯蔵安定性が悪
く、比較例3の様に(c)成分の酸性物質がなければ、
(b)成分の硬化剤が凝集してしまい、良好な組成物が
できなかった。
本発明の組成物はいづれも均一な溶液で、100〜12
0℃で加熱することにより、透明で光沢のある良好な硬
化物が得られた。しかも、表2かられかるように貯蔵安
定性に優れ、かつゲル化時間が短く、本発明の組成物が
優れていることがわかる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)エポキシ樹脂、(b)少なくともアミン化
    合物とエポキシ化合物とを反応させて得られる付加反応
    生成物で、軟化点が80℃以上のエポキシ樹脂用硬化剤
    、(c)酸性物質、(d)有機溶剤を必須成分とするエ
    ポキシ樹脂組成物。
  2. (2)(a)成分100重量部に対し、(b)成分が0
    .1〜50重量部であり且つ、(b)成分100重量部
    に対し、(c)成分が5重量部以上、(d)成分が10
    0重量部以上の組成比である特許請求の範囲第1項記載
    のエポキシ樹脂組成物。
JP13051086A 1986-06-05 1986-06-05 エポキシ樹脂組成物 Pending JPS62285913A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013100403A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Taoka Chem Co Ltd 一液型液状エポキシ樹脂組成物
US10138348B2 (en) 2014-03-14 2018-11-27 Omron Corporation Resin composition and cured product thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57147513A (en) * 1981-03-09 1982-09-11 Sumitomo Chem Co Ltd Varnish composition
JPS5885238A (ja) * 1981-11-16 1983-05-21 田岡化学工業株式会社 管形ヒユ−ズの製造方法

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