JPS6228498A - 吸音板及びその製造法 - Google Patents
吸音板及びその製造法Info
- Publication number
- JPS6228498A JPS6228498A JP16431885A JP16431885A JPS6228498A JP S6228498 A JPS6228498 A JP S6228498A JP 16431885 A JP16431885 A JP 16431885A JP 16431885 A JP16431885 A JP 16431885A JP S6228498 A JPS6228498 A JP S6228498A
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- Japan
- Prior art keywords
- sound absorbing
- substrate
- binder
- fibers
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- Pending
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- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、表面にストライプ、チェック等の凹凸部が設
けられた、天井板等に用いられる吸音板及びその製造法
に関するものである。
けられた、天井板等に用いられる吸音板及びその製造法
に関するものである。
[背景技術J
従来より、天井板等に使用される吸音板、殊にロックウ
ール吸音板には、抄造法によって形、戎されたものと、
ペースト法によって形成されたものとがある。すなわち
、抄造法による吸音板12aは、第3図及び第5図に示
すようにロックウール等の繊維とバインダーとが水に分
散されたスラリーを抄造して得られる原板13の表面に
凹凸&lS 4を設けると共にその表面に全面に亘って
機械的に凹部(メカニカルフィッシャー7aという)を
、没(すて製造したもので、この吸音板12aは目透き
11が少ないという利点を有しているものの、フィンシ
ャー7aが単純で豪華さに欠けると9・う欠点がある。
ール吸音板には、抄造法によって形、戎されたものと、
ペースト法によって形成されたものとがある。すなわち
、抄造法による吸音板12aは、第3図及び第5図に示
すようにロックウール等の繊維とバインダーとが水に分
散されたスラリーを抄造して得られる原板13の表面に
凹凸&lS 4を設けると共にその表面に全面に亘って
機械的に凹部(メカニカルフィッシャー7aという)を
、没(すて製造したもので、この吸音板12aは目透き
11が少ないという利点を有しているものの、フィンシ
ャー7aが単純で豪華さに欠けると9・う欠点がある。
また、第6図に示すようなペースト法による吸音板12
bは、ロックウール等の繊維とバインダーとを混合した
ペーストを板状に硬化させて製造したもので、ロックウ
ール等の粒状綿によって表面にナチュラルなフィンシャ
ー71)が形成され、特に表面に凹凸部4が設けられた
アクセントタイプのものにあっては表面全面にナチュラ
ルフィンシャー7bがに隻(すられていて豪華であるが
、目透き11が大きく、また製造コストも高いという欠
点がある。
bは、ロックウール等の繊維とバインダーとを混合した
ペーストを板状に硬化させて製造したもので、ロックウ
ール等の粒状綿によって表面にナチュラルなフィンシャ
ー71)が形成され、特に表面に凹凸部4が設けられた
アクセントタイプのものにあっては表面全面にナチュラ
ルフィンシャー7bがに隻(すられていて豪華であるが
、目透き11が大きく、また製造コストも高いという欠
点がある。
そして、−F記各吸音板12a、12bを天井板として
天井に施工するにあたっては、表面に大きい凹凸部4が
設けられた、いわゆるアクセント天井板8と表面にフィ
ッシャー7が設けられたポーグー天井板9とを組み合わ
せて用い、第4図のように天井の一部をアクセント天井
板8で強調することで天井の意匠効果を高めるようにし
ているものである。そして、この場合に抄造法によって
形成された吸音板12aとペースト法によって形成され
た吸音板12bとはその表面状態が異なるために、両者
を組み合わせて使用することは外観が悪くなり、抄造法
の吸音板12aだけか、あるいはペースト法による吸音
板12bだけが使用されているものである。そのため、
抄造法の吸音板12aを天井に施工した場合にはフィッ
シャー7aが単純で豪華さにかけ、ペースト法法の吸音
板12bを天井に施工した場合には目通外が大きく、ま
た製造コストが高いという欠点を有しでいた。
天井に施工するにあたっては、表面に大きい凹凸部4が
設けられた、いわゆるアクセント天井板8と表面にフィ
ッシャー7が設けられたポーグー天井板9とを組み合わ
せて用い、第4図のように天井の一部をアクセント天井
板8で強調することで天井の意匠効果を高めるようにし
ているものである。そして、この場合に抄造法によって
形成された吸音板12aとペースト法によって形成され
た吸音板12bとはその表面状態が異なるために、両者
を組み合わせて使用することは外観が悪くなり、抄造法
の吸音板12aだけか、あるいはペースト法による吸音
板12bだけが使用されているものである。そのため、
抄造法の吸音板12aを天井に施工した場合にはフィッ
シャー7aが単純で豪華さにかけ、ペースト法法の吸音
板12bを天井に施工した場合には目通外が大きく、ま
た製造コストが高いという欠点を有しでいた。
[発明の目的1
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであって、ナチ
ュラルフィッシャーのff、華な意匠を表現できる上に
目透きが少なく、また製造コストも安い吸音板及びその
製造法を提供することを目的とするものである。
ュラルフィッシャーのff、華な意匠を表現できる上に
目透きが少なく、また製造コストも安い吸音板及びその
製造法を提供することを目的とするものである。
[発明の開示1
すなわち、本発明に係る吸音板は、繊維とバインダーと
が水に分散されたスラリーを抄造して形成された基板1
の表面に突部2が突設され、突部2の先端部に繊維とバ
インダーとが混合されたペーストが硬化して形成された
表面N3が形成されて成ることを特徴とするもので、吸
音板の基板1を抄造法によって形成し、凹凸模様となる
突部2の先端部をペースト法によって形成することによ
り、上記目的を達成したものであり、また本発明に係る
吸音板の製造法は、繊維とバインダーとが水に分散され
たスラリーを抄造して形成された基板1の表面に、繊維
とバインダーとが混合されたペーストを塗布して表面)
?I3を形成し、次いで表面層3の表面を切削して凹凸
部4を形成し、凹凸部4の山部5を表面JvJ:3で形
成すると共に凹凸部4の谷部6を基板1で形成すること
をvf徴とするもので、この製造法によって豪華でまた
安価な吸音板が′!Ji造できるようにしtこものであ
る。
が水に分散されたスラリーを抄造して形成された基板1
の表面に突部2が突設され、突部2の先端部に繊維とバ
インダーとが混合されたペーストが硬化して形成された
表面N3が形成されて成ることを特徴とするもので、吸
音板の基板1を抄造法によって形成し、凹凸模様となる
突部2の先端部をペースト法によって形成することによ
り、上記目的を達成したものであり、また本発明に係る
吸音板の製造法は、繊維とバインダーとが水に分散され
たスラリーを抄造して形成された基板1の表面に、繊維
とバインダーとが混合されたペーストを塗布して表面)
?I3を形成し、次いで表面層3の表面を切削して凹凸
部4を形成し、凹凸部4の山部5を表面JvJ:3で形
成すると共に凹凸部4の谷部6を基板1で形成すること
をvf徴とするもので、この製造法によって豪華でまた
安価な吸音板が′!Ji造できるようにしtこものであ
る。
以r本発明を実施例に基づいて詳述する。第1図に示す
ように、ロックウールなどの繊維とバインダーなどが水
に分散されたスラリーを抄造して基板1を作製し、この
基板1の表面にロックツールなど繊維の粒状綿とセルロ
ースなどの増粘剤とを混合して調′Ilされたペースト
を塗布し硬化させて表面層3を形成する。その後、ペー
スト法によって形成された表面rVI3を第1図の想像
線!で示す位置で切削して凹凸部4を形成するものであ
る。
ように、ロックウールなどの繊維とバインダーなどが水
に分散されたスラリーを抄造して基板1を作製し、この
基板1の表面にロックツールなど繊維の粒状綿とセルロ
ースなどの増粘剤とを混合して調′Ilされたペースト
を塗布し硬化させて表面層3を形成する。その後、ペー
スト法によって形成された表面rVI3を第1図の想像
線!で示す位置で切削して凹凸部4を形成するものであ
る。
ここで切削寸法は凹凸部4の山部5が表面層3で形成さ
れ、谷部6が基板1で形成されるように切削するもので
あり、例えば吸音板12の平坦部14の厚さ寸法が12
1、山8′lS5における厚さ寸法が19+++mの吸
音板12を作製したい場合には、基板1の厚さ寸法を1
3〜141程度とし、表面層3の厚さ寸法を6+++a
+以上、すなわち原板13の厚さ寸法を191以上に設
定し、そして表面を切削して平坦部14の厚さ寸法を1
2.0mm、凹凸部4の山部5のJ’lさ寸法を19.
0tu+とするものである。その後、平坦部14の表面
には第3閃に示すよう(こ、fi?戒的(こメカニカル
フィッシャー7aをつけるものである。
れ、谷部6が基板1で形成されるように切削するもので
あり、例えば吸音板12の平坦部14の厚さ寸法が12
1、山8′lS5における厚さ寸法が19+++mの吸
音板12を作製したい場合には、基板1の厚さ寸法を1
3〜141程度とし、表面層3の厚さ寸法を6+++a
+以上、すなわち原板13の厚さ寸法を191以上に設
定し、そして表面を切削して平坦部14の厚さ寸法を1
2.0mm、凹凸部4の山部5のJ’lさ寸法を19.
0tu+とするものである。その後、平坦部14の表面
には第3閃に示すよう(こ、fi?戒的(こメカニカル
フィッシャー7aをつけるものである。
しかして、抄造法によって形成される基板1の表面にペ
ースト法によって作製された表面Jvi3を積層し、こ
の表面層3の表面を切削して凹凸部4を形成することに
より、アクセントの入った突部2の表面はナチュラルフ
ィッシャー7bで形成され、谷部6及び平坦部14はメ
カニカルフィッシャー7aの模様が形成されることにな
り、豪華な意匠を表現することができる上に目透き11
が少なく、また製造コストも安価になるものである。こ
のようにして作製したアクセントタイプの吸音板12は
、抄造法によって製造したボーダー天井板9と組み合わ
せて天井に施工することができる。
ースト法によって作製された表面Jvi3を積層し、こ
の表面層3の表面を切削して凹凸部4を形成することに
より、アクセントの入った突部2の表面はナチュラルフ
ィッシャー7bで形成され、谷部6及び平坦部14はメ
カニカルフィッシャー7aの模様が形成されることにな
り、豪華な意匠を表現することができる上に目透き11
が少なく、また製造コストも安価になるものである。こ
のようにして作製したアクセントタイプの吸音板12は
、抄造法によって製造したボーダー天井板9と組み合わ
せて天井に施工することができる。
[発明の効果]
上記のように本発明に係る吸音板は、スラリーを抄造し
て形成された基板の表面に突部が突設され、突部の先端
部にペーストの表面層が形成されているので、目透きが
少なく、また安価に製造することができる上に、突部に
はナチュラルフィッシャーが見られ豪華な意匠を与える
ことができるものである。また、本発明に係る吸音板の
製造法は、スラリーを抄造して形成された基板の表面に
、ペーストを塗布して表面層を形成し、次いで表面層の
表面を切削して凹凸部を形成し、凹凸部の山部を表面層
で形成すると共に凹凸部の谷部を基板で形成したので、
上記表面の外観が豪華で、また目透きが少なく安価な吸
音板を製造することができるものである。
て形成された基板の表面に突部が突設され、突部の先端
部にペーストの表面層が形成されているので、目透きが
少なく、また安価に製造することができる上に、突部に
はナチュラルフィッシャーが見られ豪華な意匠を与える
ことができるものである。また、本発明に係る吸音板の
製造法は、スラリーを抄造して形成された基板の表面に
、ペーストを塗布して表面層を形成し、次いで表面層の
表面を切削して凹凸部を形成し、凹凸部の山部を表面層
で形成すると共に凹凸部の谷部を基板で形成したので、
上記表面の外観が豪華で、また目透きが少なく安価な吸
音板を製造することができるものである。
11図及び第2図は本発明一実施例の要部断面図、f:
tS3図は同上の説明図、第4図は天井の底面図、第5
図は従来例の一部切欠断面図、第6図は他の従来例の一
部切欠断面図である。 1は基板、2は突部、3は表面J―、4は凹凸部、5は
山部、6は谷部、7はフィッシャー、7aはメカニカル
フィンシャー、7bはナチュラルフィンシャーである。 代理人 弁理士 石 l(1艮 七 @1 図 第2図 第3閤 第4図 第5図 第6図
tS3図は同上の説明図、第4図は天井の底面図、第5
図は従来例の一部切欠断面図、第6図は他の従来例の一
部切欠断面図である。 1は基板、2は突部、3は表面J―、4は凹凸部、5は
山部、6は谷部、7はフィッシャー、7aはメカニカル
フィンシャー、7bはナチュラルフィンシャーである。 代理人 弁理士 石 l(1艮 七 @1 図 第2図 第3閤 第4図 第5図 第6図
Claims (2)
- (1)繊維とバインダーとが水に分散されたスラリーを
抄造して形成された基板の表面に突部が突設され、突部
の先端部に繊維とバインダーとが混合されたペーストが
硬化して形成された表面層が形成されて成ることを特徴
とする吸音板。 - (2)繊維とバインダーとが水に分散されたスラリーを
抄造して形成された基板の表面に、繊維とバインダーと
が混合されたペーストを塗布して表面層を形成し、次い
で表面層の表面を切削して凹凸部を形成し、凹凸部の山
部を表面層で形成すると共に凹凸部の谷部を基板で形成
することを特徴とする吸音板の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16431885A JPS6228498A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 吸音板及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16431885A JPS6228498A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 吸音板及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6228498A true JPS6228498A (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=15790871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16431885A Pending JPS6228498A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 吸音板及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6228498A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04110672U (ja) * | 1991-03-13 | 1992-09-25 | 日本精工株式会社 | 衝撃吸収式ステアリング装置 |
JP2019044330A (ja) * | 2017-08-29 | 2019-03-22 | 株式会社ササクラ | 建物の天井部 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55154379A (en) * | 1979-05-15 | 1980-12-01 | Matsushita Electric Works Ltd | Asbestos and its manufacturing method and apparatus |
JPS56120591A (en) * | 1980-02-26 | 1981-09-21 | Daiken Trade & Industry | Dressing sounddabsorbing board and manufacture |
-
1985
- 1985-07-25 JP JP16431885A patent/JPS6228498A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55154379A (en) * | 1979-05-15 | 1980-12-01 | Matsushita Electric Works Ltd | Asbestos and its manufacturing method and apparatus |
JPS56120591A (en) * | 1980-02-26 | 1981-09-21 | Daiken Trade & Industry | Dressing sounddabsorbing board and manufacture |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04110672U (ja) * | 1991-03-13 | 1992-09-25 | 日本精工株式会社 | 衝撃吸収式ステアリング装置 |
JP2019044330A (ja) * | 2017-08-29 | 2019-03-22 | 株式会社ササクラ | 建物の天井部 |
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