JPS62284722A - 射出延伸吹込成形機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［産業上の利用分野］ この発明は合成樹脂にＪ：ろパリソンの（ト）出成形か
ら温調及びボトル、カップ等の薄肉８器の鉱油吹込成形
を連続して行う回転式の成形別に関するものである。

［従来技術］ 特公昭５３−２２０９６号公報に開示されている回転式
射出延伸吹込成形機は、義金上方に設けた基盤の下側面
に、パリソン及び成形品を移送する回転盤を具備する。

この回転盤は基盤上の駆動装置に接続した中央の回動軸
と、基盤周縁とににり支持され、これにより従来の回転
式成形機において不可欠とする中央柱を省略している。

この中央柱の省略によって、機台とその上の基盤との間
には障害となるものがなくなり、そこに生じた空間を射
出延伸吹込成形に必要な作業空間として有効に使用でき
る結果、中央柱を右する成形Ｉに比へ小型となり、また
成形に必要な各装置の組込みがｆ３易となるばかりか、
同一基盤の下にａ３いてパリソンの射出成形から成形品
のｌ１ｌｌｌ型に至る全工程を行うことができるように
なった。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、この従来の成形ｖｌでは中央柱を省略し
たために、ｌｉｓ盤の支持は周辺部のみとなり、量産の
ために回転盤の直径を大きくして下面のネック型の数を
増したり、また高圧型締を行うために射出操作部の基盤
の肉厚を増したりすると、荷重により基盤中央部が撓み
、回転盤の水平回転に支障を来たすことがある。

また基盤に対して直角に設けられた型締装置は、回転盤
の下側に射出金型が位置するように配設されていること
から、通常の射出成形機と同様に、４本のタイバーで型
締盤を案内することができず、タイバーの位置も回転盤
よりも外側となるばかりか、その数も両側の２本に限定
されている。このため、型開閉時における型締盤の案内
が不安定となり易く、また型締力にも制限が生ずるなど
の多くの問題点を有する。

［問題点を解決するための手段］ この発明は上記従来の問題を解決するために考えられた
ちのであって、その目的とするところは、回転盤の形状
を変えるだけで、基盤の支持を周縁部と中央部との両方
から可能とし、また型締装置のタイバー数をも増加して
高圧型締を実施できる新たな射出延伸吹込成形機を提供
することにある。

また、この発明は基盤側部の対向位置に、同一の成形作
業操作部を配設し、回転盤の停止時に２個所において同
時に各成形作業を実施し１！７る射出延伸吹込成形）幾
を提供することにある。

更にまた、この発明は、タイバーを型締装置と基盤の支
持部材に兼用させることなく、独立の支持部材により機
台と基盤とを連結し、タイバーはのら型締装置の連結部
材として用い、ダイパーと共に型締装置を一ヒ下移動さ
せて、金型の開閉及び型締を行うこともできる多量生産
用の射出延伸吹込成形機をい供するものである。

このＪ：うな目的によるこの発明は、償金上方に基盤を
配設し、その基盤の下側面に回転盤を回転自在に設ける
とともに、回転盤を機台側の間欠駆動装置に連結し、回
転盤下側面に取ｆ」けたネック型の停止位置を射出延伸
吹込成形に必要な各成形操作部となし、それら成形操作
部のＭ　？Ｓ上にＱ−１出延伸吹込成形に必′１５な各
装置をそれぞれ設置し、機台と基盤との間に金型を配置
してなる成形機において、上記の回転盤を環状に成形し
、その回転盤の内側の空間と、回転盤の外側とにて機台
と基盤とを支持部材により連結してなるものである。

［作　用］ このような構造にあっては、基盤を中央部にても支持す
るため、荷重による撓みは生じｆｆ１ｆｉ　＜、上記回
転盤は支持部材の間を水平移動するので、回転盤の内外
側にて基盤を機台に連結しても、回１１ｉ、＜盤の移動
が１０ねれると云うことらない。また成形品の取り数を
増加するために回転盤の直径を大きくしても、中央部は
空間なので、回転盤の重量が著しく増大するようなこと
もなく、このため回転停止時に動く慣性力を考虞して、
回転盤の移Ｖ」速度を遅くする必要もない。

また基盤の支持部材は独立に、または型締装置及び吹込
装置のタイバーを兼用させて設けることができ、そのタ
イバーの数を増して型締盤の案内精度と共に型締精度を
も向上させることができる。

［実　施　例］ ｑ］出操作部Ａと延伸吹込操作部Ｃの機台１０１上に、
角柱からなる支持部材１００を一対ごと配置づるととも
に、機台１０１の中央部にフレームによる支持台１０２
を設け、この支持台１０２と上記支持部材１００とによ
り、周辺をへ角形に形成したｌ１１０３を、機台１０１
の上部に支持固定している。

また基盤１０３の中央部は四角形の空間部となっており
、その空間部の周辺から両方の射出操作部Ａの基盤上に
わたってリブ１０４が一体形成しである。

回転盤１０５はｖｆ鉄による環状本体１０６と、その環
状本体１０６の下面にボルト止めした８枚の鋼板１０７
とからなる。またＩｚ状本体１０６は重電の１１！減か
ら、内：楡と外輪とを一定間隔ごとにアーム１０８によ
り連結したｌＩ′ＩＳ造からなり、そのアーム１０８と
内外輪の下面にわたって、上記鋼板１０７が、第４図に
示すように取付けられている。

また鋼板１０７の板面には、２！α（１０３に穿設した
コア挿通孔１０９の直壬に位置する長孔１１０が、接線
方向に２り１１に穿設しである（第３図及び第４図参照
）。このＷ４板１０７の下面には、第２図に示ずように
複数のネック型が取付けられる。

上記環状本体１０６の内輪の上には、第３図に示すよう
に、回転盤１０５の内歯車１１２となる環状ラック１１
３が取付けてあり、その環状ラック１１３の背面と基盤
下面に設けた環状のガイドメタル１１４との間には、ボ
ールベアリング１１５が設けである。

また環状本体１０６の外輪は、部材１１６を介して基盤
１０３の周縁下面に止着したホルダー１１７にホールド
され、そのボルダ−１１７の上面を移動するようになっ
ている。

上記内歯車１１２は、基盤１０３に止着した支持筒１１
８内の回動軸１１９に設けた歯車１２０と哨合し、また
回動軸１１９は支持筒１１８の上部に取イーロノだ電気
または油圧作動の駆動装置１２１の駆動軸１２２を連結
している。

１２３は回転盤１０５のショックアブソーバで、シリン
ダの後端を基盤１０３より突出した受部祠１２１に軸１
２５を５つて回動自在に取付けである。このショックア
ブソーバ１２３は、先端部に；ＩＰ結した外側のエアシ
リンダ１２６により横方向にｌｉＷ　ｆＪ］し、回転ａ
：（１０５が停止するときに環状本体１０６の下側に送
り込まれ、受圧ピン１２７が環状本体下面に突設したス
トッププレート１２８と接するようにしである。なお、
ネック型と金型との位置合わけは従来から行われている
位置決めピンによる。

１２８は射出操作部Ａの型締装置で、上記基盤１０３に
上下動自在に頁挿入して、回転盤１０５の内外側に位１
行させた３木のタイバー１２９と、そのタイバー１２９
の上）η：にわたり取付けた。上部型ｈＴｒ　ＩＡ！１
１３０及びタイバー下端の連結５１３１と、タイバー１
２９に挿通して連結盤１３１の上に上下動自在に設（プ
た型締シリンダ１３２と一体の下部を締盤１３３とから
なる。この下部型締盤１３３の上面には、図面で【、上
省略したが、上記ネック型と望閉じする射出金型が設け
られ、また上部型締盤１３０の下面にはネック型をｌ′
１通して射出金型内に（１７置するコアが取付けられる
。

また上部型締盤１３０とＬ４盤１０３は、型締盟両側に
（１２首する油圧シリンダ１３５により連結され、連結
盤１３１と下部型締盤１３３は、それらの両側に位置す
る油圧シリンダ１３６により連結しである。

上記型締装′！１１２８の開閉は、上部油圧シリンダ１
３５に圧油を供給して行われる。各油圧シリンダにおけ
る油圧路は省略したが、上部油圧シリンダ１３５の下室
に圧油が供給されると、ピストンロッド１３５ａを基盤
１０３に連結した関係上、第２図の状態から上部型締盤
１３５がタイバー１２９と共に下方へ移動する。これに
よりタイバー下端のｌ′Ｉ！結盤１３１　ら降下するが
、上部油圧シリンダ１３５の１至からＩＪＦ出された圧
油が、下部？１１１圧シリンダ１３６の王室に入って下
部型締盤１３５に連結したビス１〜ンロツド１３６ａが
上野し、下部型締盤１３５を押上げろ。

この際、型締シリンダ内には圧油が供給され、Ｊｌ！締
ラム１３２ａの下端が連結：（１３Ｇから広（づ出Ｃへ
１閉じが完了し、更に連結盤１３１上のシャツ１−・オ
フ用シリンダ１３７に連結したプレート１３８の差込み
により、型締ラム１３２ａの戻りが阻止されると、型締
シリンダ内の圧油によって金型の・Ａ力型締が行われる
Ｊ：うになっている。

また型間さ°は、上記プレート１３８を元の位置に戻し
た後に、上部油圧シリンダ１３５の上至に圧浦を供給す
ればよく、王室の圧油は下部油圧シリンダ１３６の上室
に流入して下部型締１１３３を連結盤上に引き戻す。勿
論この際には、タイバー１２９と共に上部型締盤１３５
及び連結盤１３１　も１胃する。

このような開閉操作は油圧回路中のいくつかのバルブの
操作による。したがって、このような型締装置１２８は
、型開寸法が小さくてよい偏平なパリソンの成形に効果
を発揮する。

１３９は延伸吹込操作部Ｃの延伸吹込装置で、型置板１
４０は基盤１０３から回転１１０５の内外側に吊下げた
４木のタイバー１４１に挿通され、かつ、タイバー１４
１の下端の連結盤１４２に設けた油圧シリンダ１４３に
より背降するようにしである。

１４４（ま基盤１０３の上に設置した延伸ロッドの昇降
とエアブロ−のための装置、１４５は温調操作部Ｂの基
盤上に設けた温調装置、１４６は離型操作部りの基盤上
に設ＬＪた離を哀買、１４７はｑ４出装置である。

［発明の効！ｌ！！］ 上記構造からなるこの発明では、タイバーを基盤の支持
部材に兼用することなく、機台上部に基盤を設置でき、
これにより型締装置及び延伸吹込装置の精度を高め得る
と同時に機械強度をも増すことができる。

また回転盤を骨だけの環状本体と所要数の鋼板とから構
成したため、回転盤が大径となって６重已の軽減が図ら
れ、回転停止時の慣性も小さくできるばかりか、経済的
でもあるなどの利点を有する。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係る射出延伸吹込成形機の１実施例を
示すもので、第１図は基盤の半部をＶＩ除した状態の平
面図、第２図はその側面図、第３図は駆勅部の要部縦断
側面図、第４図は回転盤の部分下面図である。 １００・・・支持部材　　　　１０１・・・機　台１０
２・・・支持台　　　　　　１０３・・・基　盤１０５
・・・回転盤　　　　　　１０６・・・環状本体１０７
・・・鋼　板　　　　　　１１２・・・内歯車１１３・
・・環状ラック　　　　１２０・・・歯　車１２１・・
・駆ｖＪ装買 特許出ａｔ人 ０精ニー・ニス・ビー機械株式会社 ・“−コ 外１名

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）機台上部に基盤を配設し、その基盤の下側面に環
   状の回転盤を回転自在に設けるとともに、回転盤を間欠
   駆動装置に連結し、回転盤下側面に取付けたネック型の
   停止位置を射出延伸吹込成形に必要な各操作部となし、
   それら操作部の基盤上に各装置を設置するとともに、機
   台と基盤との間に金型を配置し、上記回転盤の射出操作
   部と延伸吹込操作部に位置する部分の内外側に、上記基
   盤を中央部と周辺部とにて機台上に支持固定する所要数
   の支持部材を設けた成形機において、 上記支持部材を回転盤の外側に一対ごと配設された角柱
   と、基盤中央部の機台上に配設したフレーム状の支持台
   とから構成し、上記回転盤の内周辺に環状のラックを設
   け、そのラックを基盤側に設置した上記駆動装置の歯車
   と噛合し、該歯車により回転盤が各操作部を回転移動す
   る構成よりなることを特徴とする射出延伸吹込成形機。
2. （２）上記回転盤は鋳鉄による環状本体と、その環状本
   体の下面に止着された所要枚数の鋼板とからなり、かつ
   環状本体は内輪と外輪とを一定間隔ごとのアームにより
   連結した骨構造で、内輪上に環状のラックを備え、上記
   アームと内外輪の下面にわたって上記鋼板が取付けられ
   、該鋼板の板面には上記基盤に穿設したコア挿通孔の直
   下に位置する所要数の長孔を接線方向に有する特許請求
   の範囲第１項記載の射出延伸吹込成形機。