JPS6228356A - 流動性充填物のための使い捨て容器又は通い容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば粉末、顆粒又は液体のような、流動
性の充填物のための使い捨て、又は通い容器であって、
層状のカートンなら成る剛性の、しかし可撓性の唯一つ
の扁平材料裁断物の中央区分又は底をたとえば内方へ隆
起又は形成することによって、及び２つの側方区分をこ
れらの側方区分の対向する側縁とフランジとを結合及び
シール結合するまで同時に起立及び隆起させることによ
って形成されており、さらに少なくとも一個所で、少な
くとも１つの扁平な出口通路を形成するための互いに上
下に位置するフランジが結合されておらず、前記出口通
路が使用前に閉じられている切離し可能な舌片に開口し
ている形式のものに関する。

従来の技術 ドイツ連邦共和国特許出願公開第３１４３６７１号明細
書により公知である容器は、内容物が少な（とも部分的
に取出せるような使い捨て容器として、しかも通い容器
としても定評がある。

しかしこのような公知の容器は、容器の内容物、たとえ
ば薬剤を取出そうとする手に障害をもつ者にとってはほ
とんど適していないし、あるいは、たとえば容器に競走
者のための特別な飲み物を入れてあって、競走中に使用
するようなばあいに容器を極めて迅速に開ける必要があ
る際にらほとんど適していない。これは、比較的小さな
切離し可能な舌片では、裂開補助部材として存在する切
り込みの所でさえ、開放時にある程度の器用さと力を必
要とし、この器用さと力は、前述のような障害者は持っ
ていないし、また競走中にも器用さと力を要求すること
は無理だからである。

さらに、このような容器を道具、とりわけハサミを使っ
て開くことは、このような個々人の事情にまずます合わ
せることができなくなる。

ねじ栓又は類似のものを備えた、中央区分に接合された
注出口を有する比較されうるような容器もすでに公知で
あるけれども、しかしこのばあいには、手に障害を持つ
者にとって、このようなねじ栓を開くことはしばしば不
可能であり、あるいは極めて困難であるという問題が生
じる。さらにこのような付加的な栓によって容器の値段
が高くなり、従ってとりイつけ使い捨て容器にはほとん
どむかない。

発明の課題 本発明の課題は、障害のある者あるいは不利な条件下に
ある者でさえ、道具なしに迅速にかつ簡単に、所定の個
所で裂開することができるような前述の形式の容器を提
供することである課題を解決するための手段 前述の課題を解決するために講じた手段は、舌片が容器
の出口通路の範囲において、通路幅及び／又は縁フラン
ジより拡大されたつまみ状のフランジとして形成されて
いることにある。

発明の効果 本発明によって、容器を開くさいの問題点、つまり従来
の比較的小さな舌片は、力をかけるさいに少なくとも、
障害のある手から外れてしまい、従って腕の力をもぎ取
り個所に全く伝えることができないという問題点が排除
される。

必要な裂開力が、不利な条件下でも得ることができるよ
うに、容器も、もぎ取られる舌片も十分にしっかりとか
つ大きな面でつかまれ、しかも外縁の周りでつかまれる
ことができる。もぎ取られる舌片ができるだけ目立たな
い。かつ出口通路より大きくならないようなものでなく
、出口通路より著しく大きなつかみ状のフランジとして
形成されていることによって、容器が値段が高くなるよ
うなことはない。これはａ断物をわずかに大きくするだ
けでよいからである。

つまり拡大された舌片を、従来の舌片と同様に容器と一
体に、かつ容器を取囲む縁と結合させることができる。

実施態様 つかみ状の舌片と容器との間の開放切離し個所に、裂開
補助部材が設けられていると有利である。このことによ
って舌片をもぎ取るために必要な力をさらに小さくする
ことができる。

本発明の有利な実施態様によれば、つかみ状の拡大され
た舌片がつかみ補助部材を有している。このばあいつか
み補助部材として、もぎ取られる舌片における手掛孔が
形成されている。

このことにより痛風によって指が曲っていて、実際に動
かせない人でももぎ取ることができるようになる。

手掛孔が偏心的に舌片に配設されているばあいに有利で
あり、このことによって舌片を容器に対して傾斜させて
つかみかつもぎ取ることができる。

拡大された舌片の側方の寸法が容器の幅にほぼ相応して
おり、かつ舌片が出口通路に対して直角に、しかもこの
出口通路とＴ字状になるように容器開口に配置されてい
る。側方の寸法をこのように選ぶことによって、とりわ
け容器のだめの裁断物の製造も有利である。さらにこの
ばあい使用者は実際に手に、もぎ取り連動によって互い
に良く切離すことができる同じ幅の２つの部分を持つこ
とかできる。

容器の舌片及びフランジの平面に位置する縁が、拡大さ
れたもぎ取り可能な舌片の範囲で、該舌片の縁の方へ円
すい状に延びており、さらに容器のこのような円すい状
の範囲と、これに対して側方へ突出するもぎ取り可能な
舌片との間に裂開補助部材としての鋭角状の切り込みが
形成されている。要するに容器がその開口範囲でさえ円
すい状に収れんされ、これに対して拡大された舌片が容
器の元来の幅を有していると、このような形式で初めか
ら弱くされているもぎ取り範囲が最狭個所として容器開
口に生ぜしめられる。それにもかかわらずこのような個
所は、容器を使用しないばあいに、循環する縁全体と同
様に永続的にシールされている。

容器内室が部分的に、拡大された舌片に延びていてかつ
続いている。このことによって、容器の舌片をもぎ取っ
た後に確実に開放することが保証されている。

たとえば粉末または顆粒、とりわけ相応する薬剤を確実
に流出させるために、容器の開口の範囲に、注出方向で
延びる少なくとも１つの壁薄部、みぞ又は類似のものが
設けられており、これらの舌片のもぎ取り後に形成され
る開口の拡開を簡単にし、又は容器から注出又は絞り出
すさいに内容物を簡単に、かつ所望のように流出させる
ことのできる案内通路を形成し、従って障害のある人で
さえ内容物を簡単に取出すことができ、かつたとえばグ
ラスに注ぐことができる。

容器の開口において、容器と舌片との間の切離し個所に
、注出方向に対して直角に延びる壁薄部、みぞ又は類似
のものが設けられており、このような壁薄部はもぎ収り
をさらに楽にし、かつこの開口範囲に有利に設けられて
いる。注出方向及びこの方向に対して直角に延びる方向
にみぞが形成されていると、注出方向で延びるみぞは、
この注出方向に対して直角に延びるみぞにほぼ直角に開
口することができる。このばあい、みぞの範囲の内側で
容器の縁フランジと初めから互いに接して位置していな
い両方のみぞは、実際に丁字形を形成する。

とりわけ、前述の本発明の特徴と１つの実施態様とを、
又は複数の実施態様とを組合わせるばあいに、製造が極
めて安価になる裂開可能な容器が形成され、しかもこの
容器は、内容物を取出すことができるように、不利な条
件下でも、又、手に障害を持つ者でも簡単に所定の個所
で裂開されるものである。このような利点はとりわけ、
少なくとも外観上は不必要な構成、つまり裂開される通
路の寸法より著しく大きな寸法のもぎ取り舌片によって
得られる。つまり、このような舌片は不利な条件下でも
良くつかまれ、かつこの条片にもぎ取り力を簡単かつ楽
に伝達することができるからである。

実施例 全体を符号■で示し、開口２の範囲でのみ示された使い
捨て又は通い容器は、粉末、顆粒又は液体のような流動
性の充填物を入れるために役立つ。このような容器ｌは
、層状のカートンから成る剛性の、しかし可撓性の扁平
な唯一つの材料裁断物から製造することができ、従って
容器は一面では十分な剛性を有していて、しかし他面で
は開放後に絞り出し可能であり、しかも注ぎ出し可能で
ある。このばあい材料裁断物は、図面には示されない隆
起される底又は中央区分を有しており、この底又は中央
区分から側壁区分が出発しており、この側壁区分は縁フ
ランジ３としての互いに対向して位置する側縁において
突き合わされていてかつ互いに結合されている。

このばあい、まず開口２の範囲の平らな出口通路４が開
放され、この出口通路４は、使用前に閉じられた、要す
るに出口通路４の開口範囲の周りで閉じられた切離し可
能な舌片５に開口する。

不利な条件下でも、たとえば競走中又はたとえば痛風患
者のように手に障害があるばあいにもかかわらず、舌片
を切離すために道具を必要とせずに舌片５を楽にもぎ取
ることができるように、舌片５は容器ｌの出口通路４の
範囲で該通路の寸法及び縁フランジ３の寸法より著しく
大きくされており、従って舌片５は、通路開口を少なく
とも閉じたままかつもぎ取るという機能を有しているだ
けでなく、裂開力が相応して大きなてこ腕及び相応して
有利につかまれる部分にもたらされるので、極めて良く
つかまれ、しかも不利な条件下でももぎ取ることができ
るようなつまみ状のフランジとしてとりわけ役立つ。さ
らに、容器１と舌片５との間に存在する開放切離し個所
６における切離しを付加的に簡単にする部材として、つ
まみ状の舌片５と容器との間に、必要な裂開力をなお減
少させるような以下に説明する裂開補助部材が設けられ
ている。

さらに両方の実施例では、つまみ状に拡大された舌片５
がそれ自体のみが良好につかまれるだけでなく、両実施
例において手掛孔７として形成されているなお１つのつ
まみ補助部材を有している。このばあい手掛孔７は舌片
５に偏心的に形成されており、このことによって指を差
込むさいに、開口２に対して直角方向に向く相応の裂開
力が実際に自然に生ぜしめられる。第２図に示すように
２つの偏心的な手掛孔を形成するさいには、どんなばあ
いにも手掛孔７の一方が迅速に見つけ出されるので、ま
ず手掛孔が探せられないということはなく、このことに
よって開放がさらに簡単になる。

さらに両方の実施例において、舌片５の側方の寸法が容
器ｌの幅にほぼ相応しており、さらに舌片は出口通路４
に対して直角に、つまりこの出口通路とＴ字状になるよ
うに容器開口２に配置されている。必要な裂開ツノを減
少させるための裂開補助部材は、舌片５及びフラノンの
平面に位置する容器ｌの縁フランジ３が拡大されたしぎ
取り可能な舌片５の範囲で舌片５の縁８に対して円すい
状に延びており、さらにこのことによって形成される容
器の円すい状範囲と、これに対して側方に突出するもぎ
取り可能な舌片５と、縁フランジ３の傾斜区分９によっ
て、１かし縁フランツ３が均一な幅であるばあいには縁
によって、この範囲でなお鋭角状になる鋭角状の切り込
みとの間に形成されていることによってます生ぜしめら
れる。両方の図面から明らかなように、このような形式
で一面では容器開口２の範囲が相応して狭くなっており
、かつ他面では極めて鋭い鋭角状の切り込みが両側から
任意の裂開方向で形成される。このような特徴の組合わ
せ及び大きな扁平な舌片とつまみ補助部材とが協働する
構成によって、極めて障害のある人によっても道具なし
に容器ｌを簡単に開放することができる。さらに容器ｌ
の縁フランツ３が円すい状に傾斜して構成されることに
よって、舌片５をもぎ取った後に容器内容物の注ぎ出し
及び所望の取出しを簡単にする円すい形の開口２が形成
される。このことによって、このような円すい形の構成
は２つの機能を有している。

容器内室は、曲述の出口通路４の形状で部分的に、拡大
された舌片５内に延びており、従ってもぎ取りの後に容
器は開口２のところで確実に開放される。

さらに両方の図面から、とりわけ障害者にとって、たと
えば粉末又は顆粒の流出が簡単であり、しかも十分な安
全性を保証する構成が明らかである。容器ｌの開口範囲
において少なくとも１つの壁薄部ＩＯが設けられており
、この壁薄部はたとえばみぞとして形成されており、か
つ舌片５のらぎ取り後に生じた開口の拡開を簡単にし、
もしくは裂開後に生じた開口に案内通路を形成する。こ
のような壁薄部１０はこのばあい注出方向に延びている
。

さらに両方の実施例において、開口２には、切離し個所
６に、注出方向に対して直角に延びる壁薄部１１が、た
とえばみぞの形状で形成されており、このばあい注出方
向で延びる前記壁薄部ｌＯは、この壁薄部１１に対して
ほぼ直角に通じている。壁薄部１１は、両方の側壁区分
が環状の縁フランジ３及び舌片５に対して互いに固定さ
れていない範囲に隣接して位置しており、従ってこの個
所での裂開が十分であり、かつ後の容器内容物の流出ら
むしろ部分的に接着されたままの範囲によって妨害され
ることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による容器の開口範囲を示す第１実施例
の概略的側面図、第２図は同じく本発明の容器の第２実
施例を示す概略的側面図である。　　■・・・容器、２
・・開口、３・・・縁フランジ、４・・・出口通路、６
・・舌片、６・・開放切離し個所、７・・・手掛孔、８
・・・縁、９・・傾斜区分、１０．１１・・・壁薄部 １、、、、’ｆｉ器 ５・・−・古片

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、流動性の充填物のための使い捨て、又は通い容器で
   あって、層状のカートンから成る剛性の、しかし可撓性
   の唯一つの扁平材料裁断物から製造されており、少なく
   とも扁平な裁断物の中央区分又は底を隆起又は成形する
   ことによって、及び２つの側方区分をこれらの側方区分
   の対向する側縁とフランジとを結合及びシール結合する
   まで同時に起立及び隆起させることによって形成されて
   おり、さらに少なくとも一個所で、少なくとも１つの扁
   平な出口通路を形成するための互いに上下に位置するフ
   ランジが結合されておらず、前記出口通路が使用前に閉
   じられている切離し可能な舌片に開口している形式のも
   のにおいて、前記舌片（５）が、容器（１）の出口通路
   （４）の範囲に、通路幅及び／又は縁フランジ（３）よ
   り大きいつかみ状のフランジとして形成されていること
   を特徴とする、流動性の充填物のための使い捨て、又は
   通い容器。 ２、つかみ状の舌片（５）と容器（１）との間の開放切
   離し個所（６）に、裂開補助部材が設けられている特許
   請求の範囲第１項記載の使い捨て、又は通い容器。 ３、つかみ状の拡大された舌片（５）が付加的なつかみ
   補助部材を有している特許請求の範囲第１項又は第２項
   記載の使い捨て、又は通い容器。 ４、舌片（５）におけるつかみ補助部材として、舌片を
   貫通する少なくとも１つの手掛孔（７）が形成されてい
   る特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項
   記載の使い捨て、又は通い容器。 ５、手掛孔（７）が偏心的に舌片（５）に配設されてい
   る特許請求の範囲第３項又は第４項記載の使い捨て、又
   は通い容器。 ６、拡大された舌片（５）の側方の寸法が容器（１）の
   幅にほぼ相応しており、かつ舌片が出口通路（４）及び
   注出方向に対して直角に、しかもこの出口通路とＴ字状
   になるように容器開口（２）に配置されている特許請求
   の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載の使い
   捨て、又は通い容器。 ７、容器（１）の、舌片（５）及びフランジの平面に位
   置する縁フランジ（３）が、拡大されたもぎ取り可能な
   舌片（５）の範囲で、該舌片（５）の縁（８）の方へ円
   すい状に延びており、さらに容器（１）のこのような円
   すい状の範囲と、これに対して側方へ突出するもぎ取り
   可能な舌片（５）との間に裂開補助部材としての鋭角状
   の切り込みが形成されている特許請求の範囲第１項から
   第６項までのいずれか１項記載の使い捨て、又は通い容
   器。 ８、容器内室が部分的に、拡大された舌片（５）に延び
   ていてかつ続いている特許請求の範囲第１項から第７項
   までのいずれか１項記載の使い捨て、又は通い容器。 ９、容器（１）の開口（２）の範囲に、注出方向で延び
   る少なくとも１つの壁薄部（１０）が設けられている特
   許請求の範囲第１項から第８項までのいずれか１項記載
   の使い捨て、又は通い容器。 １０、容器（１）の開口（２）において、容器と舌片（
   ５）との間の切離し個所（６）に、注出方向に対して直
   角に延びる壁薄部（１１）が設けられている特許請求の
   範囲第１項から第９項までのいずれか１項記載の使い捨
   て、又は通い容器。 １１、注出方向で延びる壁薄部（１０）が、注出方向に
   対して直角に延びる壁薄部（１１）にほぼ直角に開口し
   ている特許請求の範囲第９項又は第１０項記載の使い捨
   て、又は通い容器。