JPS62283406A - 薄膜磁気ヘツド - Google Patents

薄膜磁気ヘツド

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JPS62283406A
JPS62283406A JP12467686A JP12467686A JPS62283406A JP S62283406 A JPS62283406 A JP S62283406A JP 12467686 A JP12467686 A JP 12467686A JP 12467686 A JP12467686 A JP 12467686A JP S62283406 A JPS62283406 A JP S62283406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
coil
magnetic
thin film
coils
Prior art date
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Pending
Application number
JP12467686A
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English (en)
Inventor
Seiji Kishimoto
清治 岸本
Hiroaki Ono
裕明 小野
Hiroshi Akai
寛 赤井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄膜磁気ヘッドに係り、特に高密度記録に適
した薄膜コイル及び磁気コアを有する薄膜磁気ヘッドに
関する。
〔従来の技術〕
磁気記録の高密度化に伴い、センダスト、アモルファス
、パーマロイなどの高飽和磁束密度金属磁性体膜をコア
材料とする薄膜磁気ヘッドが開発されている。この種の
磁気ヘッドにおいては、磁気ヘッド幅を狭くするととも
に安定した磁気特性を得るため、そのコアや巻線(以下
コイルと記す)を薄膜形成技術を用いたバターニングに
より形成することが行なわれている。
薄膜形成技術によりコア、コイル等を形成する従来の薄
膜磁気ヘッドは、例えば特開昭60−87416号公報
に記載されている。
第4図は上記従来技術による薄膜附気へウドの斜視図で
あって、■は非磁性の基板、2−1−1゜2−1−2は
フロントコア、2−2はセンタコア、2aは非磁性パタ
ーン、3はリアコア、4−1゜4−2は薄膜コイルであ
る。
同図において、基板lはガラス、非磁性フェライト等の
耐摩耗性の良い非磁性の基板で、この上にセンダストア
モルファス、パーマロイ等の軟磁性薄膜から成るフロン
トコア2−1−1.2−1−2とセンタコア2−2をト
ラック幅分の厚さだけ被着形成させている。そして、フ
ロントコア2−1−1.2−1−2とセンタコア2−2
の各隣接面に磁気ギャップ6−1.6−2を形成してい
る。また、フロントコア2−1−1.2−1−2の上に
は絶縁層を介してアルミニウム、w4などの導体から成
るlターン又は数ターンの3M!コイル4−1.4−2
が形成され、この上にリアコア3が形成されている。
上記従来の薄膜磁気ヘッドにおいては、そのコイル4−
1.4−2はシングル巻きとなっており、リアコア3も
コイル4−1.4−2を乗り越えた形で成膜するように
なっている。このため、シングル巻きによる外来電波妨
害の発生による画質の低下や、段差部に成膜した時の磁
気特性の劣化が生じる。
外来電波妨害を低減するにはコイルをバランス巻にすれ
ばよいが、外来電波妨害を除去できるバランス巻をパタ
ーン化した従来の薄膜磁気ヘッドは、特開昭60−83
207号公報記載のように、コイルをコアの上下にジグ
ザグに配置するようになっていた。
第5図は上記特開昭60−83207号公報に記載され
た従来技術による薄膜磁気ヘッドの斜視図であって、1
は基板、2−1.2−2はコア、4−1−1.4−2−
1は下部コイルパターン、4−1−2.4−2−2は上
部コイルパターン、6は磁気ギャップである。
同図に示されているように、コア2−1.2−2の上部
にジグザグに配置した上部コイルパターン4−1−2.
4−2−2とコア2−1.2−2の下部に配置した下部
コイルパターン4−1−1゜4−2−1の接続点がコイ
ル1ターンにつき2ケ所必要となり、全体としてコイル
の導体抵抗が大となり、ヘッドのインピーダンスノイズ
が増加する。この問題を解決するため、マルチターンコ
イルを基板と平行な面内に形成した従来技術は、特開昭
55−84020号公報に示されている。
第6図は上記従来技術を説明するための(a)平面図、
(b)断面図であって、1は基板、2−1.2−2はコ
ア、4はコイル、5−1.5−2はコイルのf8号接点
、6はギャップである。
同図において、コイル4は基板1と平行な面内に配置さ
れるようコア2−1上にらせん形に形成され、この上に
コア2−2が形成されている。このような構造において
は、コイルはその外周になるほど1ターン当りの長さが
長くなり、全体の導体抵抗が増加する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術においては、外来電波妨害によるVTRの
画質低下あるいは、コイルの導体抵抗によるインピーダ
ンスノイズの増加による画質低下、また、段差部に磁性
膜を形成するために生じる磁気コアの性能劣化とこれに
よるヘッド出力の低下の点について配慮がされておらず
、磁気ヘッドの薄膜化により、従来′のフェライトヘッ
ドに比べ、出力、 C/ N (Carrier/ N
o1se : Carrierはビデオ信号のキャリア
、VH3方式では4MHz)を大幅に向上させるという
利点を全く生かせないという問題があった。
本発明は、コイル形状構造、コア形状構造を改良するこ
とにより、VTR等の高密麿記録に最適な薄膜磁気ヘッ
ドを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、リアコアの断面において、コイルをフロン
トコアの両側に配置し、リアコアをフロントコアとコイ
ルの上に展開することにより、バランス巻きを可能とし
て、1ターン当りのコイル長さを短かくしたことにより
達成されろ。
〔作用〕
リシコアをフロントコアとコイルの上に配置したことに
より、こ枕らの上面を平坦化してリアコアを形成するこ
とが可能となり、性能の良い磁気コアが得られる。それ
により、膜形成は平面上に行なうことができるので、コ
アに段差が発生せずその磁気特性に劣化が生じることが
ない。
また、下履コイルと上層コイルあるいは、下層コイルと
上層コイルとの接続は、1ケ所であるため、薄膜技術で
形成したコイルの導体抵抗は、はぼバルク値(導体素材
そのものの抵抗値)が得られる。このため、上層下層間
の接触抵抗がコイル4全体の抵抗値を支配することはな
い。・さらに、単一のらせん形と2つのらせん形を接続
した形では1ターン当りのコイル長の比は、Nを巻v1
.(ターン)とすると 2  (N+1):  (N+2) となる。これを第7図により説明する。
第7図は前記従来技術(第6図)における単一らせん形
に形成したコイルと本発明によるバランス巻きにしたコ
イルとの相異を説明する(a)従来例、(b)本発明、
の各コイルの概念図であって、dはコイル導体の幅、2
dはコイル中央からその最内周の始端までの距りである
。ここで、同図(a)のコイルの長さj21、(b)の
コイルの長さをI12、rをコイル半径とすると、jd
N◆2d π となる。
例えば、10ターンの場合、22:12となり、本発明
の構成ではコイル長が略2分の1ですむため、コイルの
断面形状を同一とすると薄体抵抗も2分の1となり、イ
ンピーダンスノイズの大幅低減をはかることができる。
この関係は、従来の手巻コイルでは成立しない。
すなわち、手巻きによってバランス巻きしてもコイル長
は変わらない。コイルの薄膜化(平面展開)によって初
めて成り立つことである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明による薄膜磁気ヘッドの一実施例を示す
平面図、第2図は第1図のΔ−A′断面図である。
第1図2第2図において、1は非何l性体の基板、2−
1.2−2はフロントコア、3はリアコア、4−1.4
−2はコイルで4−1−1.4−2−1は下層コイル、
4−1−2.4−2−2は上層コイル、5−1.5−2
はポンディングパッド(コイルの信号接点)、6は磁気
ギャップ、7は絶縁層であり、基板1上に配置されるコ
イル4−1.4−2は、下層コイル4−1−1.4−2
−1、上層コイル4−1−2.4−2−2とも基板1に
対して平行な面内に形成される。そして、リアコア3は
コイル上に平坦に形成される。フロントコア2−1.2
−2とリアコア3とにより磁気コアが形成され、2つの
フロントコア2−1と2−2は磁気テープとの摺動面B
(第1図)側において磁気ギャップを形成するように配
置され、この磁気ギャップは基板面と非平行となるある
角度を有している。リアコア3は、2つのフロントコア
2−1.2−2を、上記摺動面Bと遠い側で接続して磁
気回路を構成するように配置されている。
コイル4−1.4−2は、それぞれ下層コイル4−1−
1と上層コイル4−1−2、下層コイル4−2−1と上
層コイル4−2−2とから構成され、各コイル4−1.
4−2は、フロントコア2−1゜2−2のそれぞれとリ
アコア3との接続部を中心に、それぞれらせん形をなす
よう配置され、これら2つのらせん形コイル4−1.4
−2は電気的には、前記コア内に磁束を同方向に励磁す
るごとく直列に接続される。また、2つのフロントコア
2−1.2−2のリアコア3との接続部を結ぶ断面での
コイル4−1.4−2の形状が、フロントコア2−1.
2−2をはさんで同じ高さの位置で形成されており、リ
アコア3はこれらコイル4−1.4−2の位置より上方
に配置されている。
次に、上記のように構成した薄膜磁気へ・ンドの製造方
法を第3図により説明する。
第3図は本発明による薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明
する製造工程図であって、その工程を同図(a)〜(g
)に順を追って示し、第1図、第2図と同一部分には同
一符号を付しである。
同図において、まず結晶化ガラス基板1上にセンダスト
をスパッタ装置により膜厚20μmにスバッタリングし
て形成しくa)、フロントコアとなる片側2−1を残し
、他をイオンミリング法により除法する(b)。次に、
SiO□を0.3μmの厚さにスパッタリングして磁気
ギャップ6を形成し、さらに他方のフロントコア2−2
となるセンダストをスパッタリング形成する(c)。2
重に被着した部分をラッピングにより除去して平坦化し
た後、イオンミリング法にて、フロントコア2をパター
ニングする(d)。続いて、絶縁層7として5iOzを
3000人の厚さにスパッタリング形成し、Cuを8μ
m厚にスパッタリングし、その後下層コイル4−1−1
.4−2−1をパターニングする(e)。さらに、1色
縁層のS i O2を2μmの厚さにスパッタリング形
成した後、下層コイルと上層コイルの接続部の5i02
をイオンミリング法で除去し、再びCuを8μmyLに
スパッタリングし、上層コイル4−1−2.4−2−2
をパターニングする(f)、次に、絶縁層としてSiO
□を2μm厚に形成し、平坦化した後、フロントコア2
−1.2−2、リアコア3の接続部のSiO□をイオン
ミリング法で除去し、センダストをマスクスパッタリン
グしてリアコア3を形成する(g)。最後に、ポンディ
ングパッド部5−1.5−2上に被着した膜を除去した
後、チップカットし、ギャップ深さをそろえ、内研して
ヘッドベースにはり付けて薄膜磁気ヘッドを完成する。
上記実施例においては、コイルの巻数は各々5タ一ン2
層の計20ターンとしたが、コイルの導体抵抗(直流)
は5Ωと手巻線の場合の2倍程度におさえることができ
た。このため、8mmビデオに実装した結果、帯域内の
インピーダンスノイズの増加は高々1dBで、コイルの
薄膜化によってヘッドの再生効率を向上したことによる
出力増加が6dBあるため、前記C/Nでも大幅な向上
となり、十分な画質向上がはかれた。又、コイルがバラ
ンス巻となっているため、外来電波妨害についても6d
Bの向上がはかれた。
なお、上記実施例では、磁気コアの材料としてフ センダストを用いたが、パーマロイやア七π◇スでも同
様の効果があることは言うまでもない。
又、コイルをINあるいは3重以上の多層としても、同
様の効果が得られることも明らかである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、導体抵抗の小さ
い薄膜コイルによりバランス巻きが行なえ、かつ、磁気
特性の良いコアが形成できるため、外来電波妨害に強(
、インピーダンスノイズの低い、すなわち、C/Nの良
い、良好な画質の磁気!膜ヘッドを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による薄膜磁気ヘッドの一実施例を示す
平面図、第2図は第1図のA−A ’断面図、第3図は
本発明による薄膜磁気ヘッドの装造工程図、第4図、第
5図は従来技術による薄膜磁は従来技術と本発明のコイ
ルの相異を説明する概念図である。 1・・・M板、2−1. 2−2 ・・・フロントコア
、3・・・・リアコア、4−1.4−2・・・コイル、
5−1.5−2・・・ポンディングパッド、6・・・磁
気ギャップ。 1−−K FL      4−1.4−2 ・−コ4
 ル2−1.Z−2−・・・70シト〕了    号−
1,r−2−−−一不シデ4ンクノマ・lド。 3−−−−リT]了      6−−−−り区六へ′
〜lア第2図 第3日 第4図 第5図 b 第6図 rσノ 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、基板上に磁性薄膜を順次形成してなる磁気コアをも
    ち、磁気ギャップ面が基板面と非平行な薄膜磁気ヘッド
    において、前記磁気コアが前記磁気ギャップに続くフロ
    ントコアと、このフロントコア上の摺動面から遠い側で
    、このフロントコアと接続するように形成されたリアコ
    アからなり、金属導体からなるコイルが、前記フロント
    コアとリアコアの2つの接続部を中心にそれぞれらせん
    形の組をなし、この2組のらせん形コイルが電気的には
    、磁束を前記磁気コア内に同一方向に励磁するように直
    列に接続され、かつ、2つのコア接続部を結ぶ断面での
    形状が、フロントコアをはさんでコイルが同じ高さの位
    置で形成されており、リアコアがコイル位置よりも上に
    あることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
JP12467686A 1986-05-31 1986-05-31 薄膜磁気ヘツド Pending JPS62283406A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7526857B2 (en) * 2003-01-30 2009-05-05 Headway Technologies, Inc. Method of manufacturing thin-film magnetic head

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7526857B2 (en) * 2003-01-30 2009-05-05 Headway Technologies, Inc. Method of manufacturing thin-film magnetic head

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