JPS63266615A - 薄膜磁気ヘツド - Google Patents
薄膜磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS63266615A JPS63266615A JP9855887A JP9855887A JPS63266615A JP S63266615 A JPS63266615 A JP S63266615A JP 9855887 A JP9855887 A JP 9855887A JP 9855887 A JP9855887 A JP 9855887A JP S63266615 A JPS63266615 A JP S63266615A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- thin film
- coil
- core
- magnetic head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000010409 thin film Substances 0.000 title claims abstract description 34
- 239000010408 film Substances 0.000 claims description 7
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 4
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 abstract description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 11
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 43
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 8
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 238000000992 sputter etching Methods 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 229910000808 amorphous metal alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 1
- 238000000227 grinding Methods 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 1
- 229910000889 permalloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 1
- 229910000702 sendust Inorganic materials 0.000 description 1
- -1 sendust Chemical class 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
- G11B5/3109—Details
- G11B5/313—Disposition of layers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
- G11B5/3176—Structure of heads comprising at least in the transducing gap regions two magnetic thin films disposed respectively at both sides of the gaps
- G11B5/3179—Structure of heads comprising at least in the transducing gap regions two magnetic thin films disposed respectively at both sides of the gaps the films being mainly disposed in parallel planes
- G11B5/3183—Structure of heads comprising at least in the transducing gap regions two magnetic thin films disposed respectively at both sides of the gaps the films being mainly disposed in parallel planes intersecting the gap plane, e.g. "horizontal head structure"
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、薄膜磁気ヘッドに係り、特に高密度記録再生
に適した薄膜コイル及び磁気コアを有する薄膜磁気ヘッ
ドに関する。
に適した薄膜コイル及び磁気コアを有する薄膜磁気ヘッ
ドに関する。
磁気記録の高密度化に伴い、センダスト、アモルファス
、パーマロイなどの高i3m率・高飽和磁束密度金属磁
性msをコア材料とする薄膜磁気ヘッドが開発されてい
る。この種の磁気ヘッドにおいては、狭トラツク幅の精
度向上や、安定したヘッド特性を得る為、そのコアや巻
線コイル(以下コイルと記す)の形成に薄膜形成技術、
フォトリソグラフ技術を用いたパターニング技術が導入
されている。
、パーマロイなどの高i3m率・高飽和磁束密度金属磁
性msをコア材料とする薄膜磁気ヘッドが開発されてい
る。この種の磁気ヘッドにおいては、狭トラツク幅の精
度向上や、安定したヘッド特性を得る為、そのコアや巻
線コイル(以下コイルと記す)の形成に薄膜形成技術、
フォトリソグラフ技術を用いたパターニング技術が導入
されている。
従来の薄膜磁気ヘッドは、特開昭55−84019号公
報に記載のように、磁気ギャップ以外の磁気コアの接合
部は1ケ所であり、コイルは1つのらせん形コイルから
成っている(以下、このようなコイルをシングル巻コイ
ルと記す)。
報に記載のように、磁気ギャップ以外の磁気コアの接合
部は1ケ所であり、コイルは1つのらせん形コイルから
成っている(以下、このようなコイルをシングル巻コイ
ルと記す)。
これに対し、特開昭60−164913号公報に記載の
薄膜磁気ヘッドは、接合部が2ケ所となっているが、コ
イルはシングル巻コイルである。
薄膜磁気ヘッドは、接合部が2ケ所となっているが、コ
イルはシングル巻コイルである。
コイルをバランス巻きにした薄膜磁気ヘッドに関して、
特開昭60−83207号公報に記載されたものは、コ
イルをコアの上下に順次交互に形成したジグザグ巻コイ
ルである。
特開昭60−83207号公報に記載されたものは、コ
イルをコアの上下に順次交互に形成したジグザグ巻コイ
ルである。
上記従来技術においては、コイルがシングル巻きである
ため、外来電波により誘導電流が生じ、妨害信号が発生
したり、外周になる程、1ターン当りの長さが長くなり
、コイル全体の導体抵抗が増加し、インピーダンスノイ
ズが増加するという問題がある。
ため、外来電波により誘導電流が生じ、妨害信号が発生
したり、外周になる程、1ターン当りの長さが長くなり
、コイル全体の導体抵抗が増加し、インピーダンスノイ
ズが増加するという問題がある。
また、コイルをコアの上下にジグザグ巻きにした例では
、コイルの接合部が、コイル1ターンにつき2ケ所必要
となるため、全体としてコイルの導体抵抗が大となる。
、コイルの接合部が、コイル1ターンにつき2ケ所必要
となるため、全体としてコイルの導体抵抗が大となる。
また製造時の信顛性も低下する。
本発明は、導体抵抗の小さいバランス巻き構造の薄膜コ
イルを持つ、VTR等の高密度記録に最適な薄膜磁気ヘ
ッドを提供することを目的とする。
イルを持つ、VTR等の高密度記録に最適な薄膜磁気ヘ
ッドを提供することを目的とする。
上記目的は、磁気ギャップ以外の接合部が複数個となる
様に磁気コアを分割形成し、このうち2つのコア接合部
をほぼ中心として薄膜コイルを展開することによりバラ
ンス巻きを可能とし、かつ、コア接合部近傍のコイル接
続部を磁気ギャップを中心軸としてコア接合部の内方で
ない位置で、また、コア接合部、コイル接続部の形状を
、はぼ半円形状、又は、はぼ直角2等辺三角形、又はそ
れらの組合せとし、おのおのの直径又は長辺を合わせ、
かつその直径、又は長辺が磁気ギャップ位置に対して、
おおむね垂直に向く様に配置することによりlターン当
りの平均コイル長を短くし、低抵抗化することによって
達成される。
様に磁気コアを分割形成し、このうち2つのコア接合部
をほぼ中心として薄膜コイルを展開することによりバラ
ンス巻きを可能とし、かつ、コア接合部近傍のコイル接
続部を磁気ギャップを中心軸としてコア接合部の内方で
ない位置で、また、コア接合部、コイル接続部の形状を
、はぼ半円形状、又は、はぼ直角2等辺三角形、又はそ
れらの組合せとし、おのおのの直径又は長辺を合わせ、
かつその直径、又は長辺が磁気ギャップ位置に対して、
おおむね垂直に向く様に配置することによりlターン当
りの平均コイル長を短くし、低抵抗化することによって
達成される。
磁気ギャップ以外の接合部を、それが複数個となる様に
磁気コアを分割形成し、このうち、2つの接合部をほぼ
中心にして薄膜コイルを展開することにより、バランス
巻きが可能となる。これによって、外来電波妨害による
電磁誘導雑音が減少される。加えて、コア接合部近傍の
コイル接続部を、磁気ギャップを通る綿を中心軸として
コア接合部の内方でない位置に、また、コア接合部、コ
イル接続部の形状を、はぼ半円形、又はほぼ直角2等辺
三角形、又はそれらの組合せとし、おのおのの直径及び
長辺を合わせ、かつその直径又は長辺が磁気ギャップに
対して、おおむね垂直に向く様に配置することにより、
1ターン当りの平均コイル長を短くし、導体抵抗を小さ
くすることでインピーダンスノイズの低減をはかる。
磁気コアを分割形成し、このうち、2つの接合部をほぼ
中心にして薄膜コイルを展開することにより、バランス
巻きが可能となる。これによって、外来電波妨害による
電磁誘導雑音が減少される。加えて、コア接合部近傍の
コイル接続部を、磁気ギャップを通る綿を中心軸として
コア接合部の内方でない位置に、また、コア接合部、コ
イル接続部の形状を、はぼ半円形、又はほぼ直角2等辺
三角形、又はそれらの組合せとし、おのおのの直径及び
長辺を合わせ、かつその直径又は長辺が磁気ギャップに
対して、おおむね垂直に向く様に配置することにより、
1ターン当りの平均コイル長を短くし、導体抵抗を小さ
くすることでインピーダンスノイズの低減をはかる。
これを、図面を用いて説明する。
第5図はコア接合部とコイル接続部の形状説明図であっ
て、(alは従来のほぼ長方形のもの、中)。
て、(alは従来のほぼ長方形のもの、中)。
(C)は本発明によるほぼ半円のもの、はぼ直角2等辺
三角形のものである。
三角形のものである。
さて、コイル導体抵抗は
R−ρム
Sc
ρ:比延抗値 Ω・口
1c :コイル長
Sc :コイル断面積
の関係となるため、同じ材料で導体抵抗を下げる為には
、Scを増加させるか、lcを短くすることになる。
、Scを増加させるか、lcを短くすることになる。
ScO値は現在のヘッドプロセスでは数μmの厚さでプ
ロセス的に限界に近(なっている、が、lcはコア接合
部とコイル接続部の形状変更により両者に必要な面積を
占有しても尚、その外周長を短(できる。
ロセス的に限界に近(なっている、が、lcはコア接合
部とコイル接続部の形状変更により両者に必要な面積を
占有しても尚、その外周長を短(できる。
第6図は第5図(a)、 (b)、 (C1の場合につ
いて、コア接合部及びコイル接続部の面積を一定にして
、その両者の外周長の比較を示す説明図であって、半円
と半円の組合せ((b)の場合)が最も短く、ついで(
C)であり、従来の外周長((a)の場合)に比べ、(
b)、 (C)では約1割短くなる。このため、コイル
全体として1ターン当りのコイル長も約1割減らすこと
ができる。
いて、コア接合部及びコイル接続部の面積を一定にして
、その両者の外周長の比較を示す説明図であって、半円
と半円の組合せ((b)の場合)が最も短く、ついで(
C)であり、従来の外周長((a)の場合)に比べ、(
b)、 (C)では約1割短くなる。このため、コイル
全体として1ターン当りのコイル長も約1割減らすこと
ができる。
次に、この形状のコア接合部とコイル接続部の配置につ
いて説明する。
いて説明する。
第7図はコイル接続部の位置の説明図であって、2a、
2bはフロントコア、3はギャップ、2a−1,2a−
2はコア接合部である。同図に示す様に、コイル接続部
が磁気ギャップ3を通る線を中心軸としてコア接合部2
a−1,2a−2の内方でない位置(図では理解を容易
にするためにハツチングを施した)の領域にあるのが良
い、ハツチング外の場所にコイル接続部がある場合には
コイルスペースをとる為に必然的に磁気ギャップを含む
コア接続部間距離を広げることになりヘッド効率を落と
す。
2bはフロントコア、3はギャップ、2a−1,2a−
2はコア接合部である。同図に示す様に、コイル接続部
が磁気ギャップ3を通る線を中心軸としてコア接合部2
a−1,2a−2の内方でない位置(図では理解を容易
にするためにハツチングを施した)の領域にあるのが良
い、ハツチング外の場所にコイル接続部がある場合には
コイルスペースをとる為に必然的に磁気ギャップを含む
コア接続部間距離を広げることになりヘッド効率を落と
す。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明による薄膜磁気ヘッドの一実施例を示す
部分平面図であって、1は非磁性基板、2aは第1フロ
ント磁気コア、2bは第2フロント磁気コア、3は磁気
ギャップ、4はコイル、4aはポンディングパッド、5
はリア磁気コア、6は保護膜である。
部分平面図であって、1は非磁性基板、2aは第1フロ
ント磁気コア、2bは第2フロント磁気コア、3は磁気
ギャップ、4はコイル、4aはポンディングパッド、5
はリア磁気コア、6は保護膜である。
第2図は本発明の主要部分である下層コイルの平面図で
あって、2a−1,2b−1はフロント磁気コア2a、
2bとリア磁気コア5の接合部である。コイル4は、2
つのらせん形コイルを、磁気コア2a、2b、5の中に
磁束が同一方向に励磁するように、4−1.4−2の接
続部により直列に接続した形で配置されている。
あって、2a−1,2b−1はフロント磁気コア2a、
2bとリア磁気コア5の接合部である。コイル4は、2
つのらせん形コイルを、磁気コア2a、2b、5の中に
磁束が同一方向に励磁するように、4−1.4−2の接
続部により直列に接続した形で配置されている。
ここで、磁気コアの接合部2a−1,2b−1及びコイ
ルの接続部4−1.4−2は、共に、はぼ、直角2等辺
三角形の形であり、互いの長辺を合わせた状態で、その
長辺が磁気ギャップ3に対して、おおむね垂直に向くよ
うに配置されている。
ルの接続部4−1.4−2は、共に、はぼ、直角2等辺
三角形の形であり、互いの長辺を合わせた状態で、その
長辺が磁気ギャップ3に対して、おおむね垂直に向くよ
うに配置されている。
上記実施例において、コイルの巻数は、各々5タ一ン2
層の計20ターンとした。
層の計20ターンとした。
次に、上記のように構成した薄膜磁気ヘッドの製造方法
を説明する。
を説明する。
第3図は本発明による薄膜磁気ヘッドの製造工程図であ
って、第1図、第2図と同一符号は同一部分に対応する
。同図において、まず、非磁性基板l上に磁性膜2をス
パッタ装置により膜厚20μmに形成しくa)、第1フ
ロント磁気コア2aとなる片側を残し、他をイオンミリ
ング法により除去する(b)。次に、非磁性材3゛を0
.3μmの厚さに蒸着またはスパッタにより形成し、磁
気ギャップ3を形成し、さらに第2フロント磁気コア2
bとなる磁性膜2°をスパッタ形成する(C)。二重に
被着した部分をラッピングにより除去して平坦化した後
、イオンミリング法にてフロントコアをパターニングし
て、フロントコア2a、2bを形成する(d)。続いて
絶縁層7を2μmの厚さに蒸着またはスパッタ等により
形成した後、導体層を蒸着またはスパッタ等により形成
し、下層コイル4゛のパターニングを行ない(e)、再
び絶縁層(図示せず)を2μm形成した後、コイル接続
部4−1.4−2にスルーホールを設け、導体層を蒸着
またはスパッタ等により形成し、上層コイル4のパター
ニングを行なう(f)。さらに絶縁層(図示せず)を蒸
着またはスパッタ等により、2μmの厚さに形成、平坦
化した後、フロント磁気コア2a、2bとリア磁気コア
5との接合部2a−1,2b−1にスルーホールを設は
磁性膜をマスクスパッタ等により、リア磁気コア5を形
成する(g)。最後に、ポンディングパッドに被着した
絶縁層等を除去し、フロント磁気コア2a、2b上に保
護膜6(第1図)を形成し、チップカット、円筒研削を
行ない、薄膜磁気ヘッドが完成する。
って、第1図、第2図と同一符号は同一部分に対応する
。同図において、まず、非磁性基板l上に磁性膜2をス
パッタ装置により膜厚20μmに形成しくa)、第1フ
ロント磁気コア2aとなる片側を残し、他をイオンミリ
ング法により除去する(b)。次に、非磁性材3゛を0
.3μmの厚さに蒸着またはスパッタにより形成し、磁
気ギャップ3を形成し、さらに第2フロント磁気コア2
bとなる磁性膜2°をスパッタ形成する(C)。二重に
被着した部分をラッピングにより除去して平坦化した後
、イオンミリング法にてフロントコアをパターニングし
て、フロントコア2a、2bを形成する(d)。続いて
絶縁層7を2μmの厚さに蒸着またはスパッタ等により
形成した後、導体層を蒸着またはスパッタ等により形成
し、下層コイル4゛のパターニングを行ない(e)、再
び絶縁層(図示せず)を2μm形成した後、コイル接続
部4−1.4−2にスルーホールを設け、導体層を蒸着
またはスパッタ等により形成し、上層コイル4のパター
ニングを行なう(f)。さらに絶縁層(図示せず)を蒸
着またはスパッタ等により、2μmの厚さに形成、平坦
化した後、フロント磁気コア2a、2bとリア磁気コア
5との接合部2a−1,2b−1にスルーホールを設は
磁性膜をマスクスパッタ等により、リア磁気コア5を形
成する(g)。最後に、ポンディングパッドに被着した
絶縁層等を除去し、フロント磁気コア2a、2b上に保
護膜6(第1図)を形成し、チップカット、円筒研削を
行ない、薄膜磁気ヘッドが完成する。
尚、上記説明では、コイル構造の理解を容易にする為、
コイルを2層8ターン構造で示したが、第1図に示した
2層20ターン構造による発明者の試作では、コイル膜
厚4μm(材料Cu)において、約5Ωの導体抵抗値と
なり、従来のバルク張り合わせ手巻きコイルヘッドのコ
イル導体抵抗値の約2倍におさえられた。またバランス
巻きによる外来電波特に中波妨害の抑圧は、従来の手巻
きバランス巻きと同等のレベルが得られた。
コイルを2層8ターン構造で示したが、第1図に示した
2層20ターン構造による発明者の試作では、コイル膜
厚4μm(材料Cu)において、約5Ωの導体抵抗値と
なり、従来のバルク張り合わせ手巻きコイルヘッドのコ
イル導体抵抗値の約2倍におさえられた。またバランス
巻きによる外来電波特に中波妨害の抑圧は、従来の手巻
きバランス巻きと同等のレベルが得られた。
また、上記の製造工程では、フロント磁気コア。
コイル、リア磁気コアの順でヘッドを形成したが、これ
に替えてリア磁気コア、コイル、フロント磁気コアの順
に形成しても同等の効果が得られることは明らかである
。
に替えてリア磁気コア、コイル、フロント磁気コアの順
に形成しても同等の効果が得られることは明らかである
。
又、コイルを3層以上の多層としても同様の効果が得ら
れることは明らかである。
れることは明らかである。
又、これまでの説明では、コイルが多層の場合であった
が、単層の場合には、次のように第2図で示したコイル
を形成することによりバランス巻きとなる。
が、単層の場合には、次のように第2図で示したコイル
を形成することによりバランス巻きとなる。
第4図は本発明による薄膜磁気ヘッドの他の実施例を示
す上面図であって、8は引き出しパターン、第1図、第
2図と同一符号は同一部分に対応する。同図において、
コイル接続部4−1.4−2より引き出しパターン8を
形成する。これにより所望の性能を得ることができる。
す上面図であって、8は引き出しパターン、第1図、第
2図と同一符号は同一部分に対応する。同図において、
コイル接続部4−1.4−2より引き出しパターン8を
形成する。これにより所望の性能を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、導体抵抗の小さ
い薄膜コイルのバランス巻きを行なうことができるため
、外来電波妨害に強く、インピーダンスノイズの低い優
れた性能の薄膜磁気ヘッドを提供することができる。
い薄膜コイルのバランス巻きを行なうことができるため
、外来電波妨害に強く、インピーダンスノイズの低い優
れた性能の薄膜磁気ヘッドを提供することができる。
第1図は本発明による薄膜磁気ヘッドの一実施例の部分
平面図、第2図は第1図における下層コイルの平面図、
第3図は本発明の薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する
工程図、第4図は本発明による薄膜磁気ヘッドの他の実
施例の上面図、第5図はコア接合部とコイル接続部の形
状説明図、第6図は外周長の比較説明図、第7図はコイ
ル接続部の位置の説明図である。 1−・−−−一非磁性基板、2 a −1、2b −1
・−−−−−−−コア接合部、4−1.4−2.−・−
コイル接続部、3−・・−磁気ギャップ。 第3図 Cσ) (θ1(d) 第4図 第5図
平面図、第2図は第1図における下層コイルの平面図、
第3図は本発明の薄膜磁気ヘッドの製造方法を説明する
工程図、第4図は本発明による薄膜磁気ヘッドの他の実
施例の上面図、第5図はコア接合部とコイル接続部の形
状説明図、第6図は外周長の比較説明図、第7図はコイ
ル接続部の位置の説明図である。 1−・−−−一非磁性基板、2 a −1、2b −1
・−−−−−−−コア接合部、4−1.4−2.−・−
コイル接続部、3−・・−磁気ギャップ。 第3図 Cσ) (θ1(d) 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基板上に磁性薄膜を順次形成してなる磁気コアをも
ち、磁気ギャップ以外の磁気コアの接合部を複数個有す
る薄膜磁気ヘッドにおいて、前記磁気ギャップから見て
、磁気的にほぼ対称な位置にある2個の接合部をほぼ中
心として金属薄膜からなるらせん形コイルを設け、該ら
せん形コイルは電磁気的に見て、磁束を前記磁気コア内
に同一方向に励磁するよう、磁気コア接合部近傍で直列
に接続、配置されて成ることを特徴とする薄膜磁気ヘッ
ド。 2、特許請求の範囲第1項記載の薄膜磁気ヘッドにおい
て、前記らせん形コイルの接続部を、前記磁気ギャップ
を通る線を中心軸としてコア接合部の内方でない位置に
配置したことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9855887A JPS63266615A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 薄膜磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9855887A JPS63266615A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 薄膜磁気ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63266615A true JPS63266615A (ja) | 1988-11-02 |
Family
ID=14223020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9855887A Pending JPS63266615A (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 薄膜磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63266615A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2726931A1 (fr) * | 1994-11-16 | 1996-05-15 | Commissariat Energie Atomique | Tete magnetique verticale a bobinage integre et son procede de realisation |
JP2019039779A (ja) * | 2017-08-24 | 2019-03-14 | 富士通株式会社 | 励磁コイル、非破壊検査装置、及び非破壊検査方法 |
-
1987
- 1987-04-23 JP JP9855887A patent/JPS63266615A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2726931A1 (fr) * | 1994-11-16 | 1996-05-15 | Commissariat Energie Atomique | Tete magnetique verticale a bobinage integre et son procede de realisation |
EP0713209A2 (fr) * | 1994-11-16 | 1996-05-22 | Commissariat A L'energie Atomique | Procédé de réalisation d'une tête magnétique verticale et tête magnétique correspondante |
US5566442A (en) * | 1994-11-16 | 1996-10-22 | Commissariat A L'energie Atomique | Method of making a vertical magnetic head with an integrated coil |
EP0713209A3 (fr) * | 1994-11-16 | 1997-11-12 | Commissariat A L'energie Atomique | Procédé de réalisation d'une tête magnétique verticale et tête magnétique correspondante |
JP2019039779A (ja) * | 2017-08-24 | 2019-03-14 | 富士通株式会社 | 励磁コイル、非破壊検査装置、及び非破壊検査方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3685144A (en) | Method of making a magnetic transducer | |
JPS63266615A (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
JPH05250636A (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
US5418668A (en) | Thin-film magnetic transducer with multiple yoke-coil interactions and elongated lateral yoke vias | |
US5684659A (en) | Magnetic head with coil formed by thin film | |
JPH01166309A (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
JPH0237513A (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
JPH04344310A (ja) | 薄膜磁気回路基板及びそれを用いた磁気ヘッド | |
JPH03214411A (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
JPS63279408A (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
JPH04159606A (ja) | 複合型薄膜磁気ヘッド | |
JPS62283406A (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
JPS63302409A (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
JPS63273206A (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
JPH0666179B2 (ja) | 薄膜トランス | |
KR100265209B1 (ko) | 자기변환기 및 그의 제조방법 | |
JP2942164B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS58137124A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPS63113906A (ja) | ステツプアツプ型磁気ヘツド | |
JPH03130913A (ja) | 複合型浮動磁気ヘッド | |
JPS6333206B2 (ja) | ||
JP2942156B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS63239608A (ja) | 薄膜磁気ヘツドの導体コイルおよびその製造方法 | |
JPS5873011A (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
JPH01224908A (ja) | 垂直記録用薄膜滋気ヘッド |