JPS62283200A - カスレ傷抑制剤 - Google Patents

カスレ傷抑制剤

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JPS62283200A
JPS62283200A JP2032087A JP2032087A JPS62283200A JP S62283200 A JPS62283200 A JP S62283200A JP 2032087 A JP2032087 A JP 2032087A JP 2032087 A JP2032087 A JP 2032087A JP S62283200 A JPS62283200 A JP S62283200A
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acid
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scratches
weight
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JP2032087A
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関口 義光
佐久間 孝平
哲 深澤
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Lion Corp
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/20Organic compounds containing oxygen
    • C11D3/2075Carboxylic acids-salts thereof
    • C11D3/2086Hydroxy carboxylic acids-salts thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/37Polymers
    • C11D3/3746Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C11D3/3757(Co)polymerised carboxylic acids, -anhydrides, -esters in solid and liquid compositions
    • C11D3/3761(Co)polymerised carboxylic acids, -anhydrides, -esters in solid and liquid compositions in solid compositions

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔技術分野〕 本発明は、たとえば、ガラスビン等のケイ酸質含有無機
製品をアルカリ洗浄する際に、発生又は拡大するカスレ
傷を抑制する組成物に関する。
〔従来技術〕
一般に、ガラスビン等のケイ酸質含有無機製品は1回収
後、熱アルカリ水溶液により洗浄されて。
再生使用されるが、その際、回収工程で衝突や摩擦によ
りその表面に微細な傷(カレント傷)がつく。
この部分はアルカリ洗浄工程で更に侵蝕されカスレ錫(
表面が特に白化した部分)が発生する。この方スレ傷は
、ガラスビンの再生使用回数の増加とともに拡大し、ガ
ラスビンの美観を悪化させ、ビン詰め飲料の商品価値を
低下させる。
従来、この方スレ傷を抑制する方法としては。
「ガラスビン表面に耐水性シリコン系樹脂をコーディン
グする方法」(特開昭57−179053号公報)、あ
るいは「アルカリ水溶液にカスレ傷抑制剤としてグルコ
ン酸ソーダを少量添加した洗浄液を用いる方法」(「食
品工業の洗浄」第5章洗瓶剤、洗瓶方法P、 120〜
126)が知られている。
しかしながら、前者の方法は、アルカリ洗浄工程の他、
耐水性シリコン系樹脂をガラスビン表面にコーティング
するための工程を付設しなければならず、そのプロセス
が複雑化する上、高価なシリコン系樹脂を用いるために
薬剤コストが高くなるという欠点がある。
これに対して、後者の方法は、洗浄プロセスが簡単で、
しかも薬剤コストが安価であるという利点を有するもの
の、グルコン酸ソーダのガラスビンに対するカスレ傷抑
制効果が低いため、その再生使用回数が少ないという欠
点を有している。
〔目   的〕 本発明の目的は、アルカリ洗浄液の洗浄力を低下させる
ことなく、ケイ酸質含有無機製品のカスレ傷を効果的に
抑制できる新規なカスレ傷抑制剤を提供することにある
〔構  成〕
本発明によれば、アルカリ洗浄剤の侵蝕にょリケイ酸質
含有無機製品の表面に生じるカスレ傷を抑制するもので
あって、主成分として下記(A)又は(It)で示され
る化合物の少なくとも1種を含むことを特徴とするカス
レ傷抑制剤が提供される。
(A)官能比(OH/C00H)が1.0〜2.0の脂
肪族系オキシジカルボン酸又はそのアルカリ金属塩。
(B)分子量が5000〜20000のポリカルボン酸
又はそのアルカリ金属塩。
本発明のカスレ傷抑制剤は前記(A)又は(8)で示さ
れる化合物の少なくとも1種を主成分として含むことか
ら、このものをガラスビン等のケイ酸質含有無機製品の
洗浄工程におけるカスレ傷の発生また拡大を防止するた
めの添加剤として使用すると、該カスレ傷の面積増加率
を従来品(グルコン酸ソーダ)の約1/3程度までに低
減することができ、このため前記無l1kH品の再生利
用回数を約3倍にも増加させることができる。
本発明に係るカスレ傷抑制剤がこのような顕著な作用効
果を奏する理由は、現時点においては必ずしも明らかで
ないが、ケイ酸質含有無機製品の表面で、前記(A)又
は(B)で示される化合物とカスレ傷の原因物質と思わ
れるカルシウムやマグネシウム等の金属イオンとの間に
キレート化あるいはイオン架橋化が生じて水不溶性化合
物が生成し、このものが無機製品の表面に選択的に吸着
され、保護膜が形成されるため、シリカネットワークに
対するアルカリの攻撃が防止されるものと推察される。
本発明のカスレ傷抑制剤の主成分として用いる前記(A
)又は(8)に包含される化合物としては、以下のもの
が挙げられる。
(^)官能基比(OH/C00I+) = 1〜2の脂
肪族オキシジカルボン酸またはそのアルカリ金属塩の具
体例。
(1)官能基比(011/C00H) = 1(7)脂
肪族オキシジカルボン酸又はそのアルカリ金属塩。
酒石酸又はそのアルカリ金属塩 (2)官能基比(OR/C00I+) = 1.5の脂
肪族オキシジカルボン酸又はそのアルカリ金属塩。
トリオキシグルタル酸又はそのアルカリ金属塩 (3)官能基比(OH/C00H) = 2の脂肪族オ
キシジカルボン酸又はそのアルカリ金属塩。
アロネンエキ酸又はそのアルカリ金属 (B)分子量が5000〜20000のポリカルボン酸
又はそのアルカリ金属塩の具体例6 アクリル酸単独重合体 メタクリル酸単独重合体 アクリル酸−無水マレイン酸共重合体 メタクリル酸−無水マレイン酸共重合体アクリル酸−フ
マール酸共重合体 メタクリル酸−フマール酸共重合体 アクリル酸−イタコン酸共重合体 メタクリル酸−イタコン酸共重合体 この場合、後記比較例の結果等が示すように、カスレ傷
抑制剤として、■タルトロン酸、リンゴ酸(OH/にO
OH= 0.5)、クエン酸(011/C0OH= 0
.3)等のように本発明と同様な構造を有する脂肪族オ
キシ多価カルボン酸であっても、その官能基比が本発明
の範囲外の化合物、■グリセリン酸(011/C0OH
=2)、乳酸、ヒドロアクリル酸、α−オキシ酪酸(O
H/C0OH= 1 )のように本発明と同様な官能基
比を有するものであってもその構造が本発明と異る脂肪
族オキシモノカルボン酸、■グルコン酸、シュウ酸、コ
ハク酸等のように官能基比および構造のいずれもが本発
明と異なる脂肪族カルボン酸。
■α−オキシ安息香酸、没食子酸、マンデル酸、トロバ
酸のような芳香族オキシカルボン酸、■エチレンジアミ
ンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、ジエチレントリアミ
ンペンタ酢酸等の7ミノカルボン酸、■ピロリン酸、ト
リポリリン酸、ヘキサメタリン酸等の重合リン酸系化合
物、■分子量が5000未満のポリカルボン酸、■分子
量が20000を超えるポリカルボン酸等を用いた場合
には、本発明のような顕著なカスレ傷抑制剤を得ること
ができない。
この理由は、定かでないが、前記■〜■で示される化合
物は、カスレ傷の原因物質と思われるカルシウムやマグ
ネシウム等の金属イオンを捕集する能力が小さく、また
これらの金属イオンをキレート化により捕集したとして
も、形成される物質は1本発明のものと異なり水溶性で
あることから、ケイ酸質含有無機製品表面への吸着度合
が小さく。
本発明のようにその表面にアルカリの侵蝕を阻止する堅
固な保護膜を形成できないことによるものと考えられる
本発明のカスレ傷抑制剤は、ケイ酸質含有無機製品、た
とえばガラス製品あるいはセラミックス製品等をアルカ
リ洗浄する際に発生または拡大するカスレ傷を抑制する
ために用いられる。
ガラス製品としては、ガラスビン、ガラス食器等が、セ
ラミックス製品としては、電子部品基盤 ・(特殊ガラ
ス、水晶)、セラミック食器等が挙げられる。
カスレ傷抑制剤は、ケイ酸質含有無機製品をアルカリ洗
浄する前に単独で使用してもよいが1通常は、アルカリ
洗浄工程で用いるアルカリ水溶液中に添加される。この
場合、その添加量は、アルカリ(苛性ソーダ)に対して
、1.0〜20重t%、好ましくは5.0〜15.0電
歇%とするのが適当である。
アルカリ水溶液としては、苛性ソーダ、苛性カリ、リン
酸ソーダ、ケイ酸ソーダ、炭酸ソーダあるいは炭酸カリ
が用いられるが、洗浄力やコストの面から特に苛性ソー
ダ又は炭酸ソーダを用いることが好ま−しく、その濃度
も0.5〜10重量%、望ましくは1〜6重景電歇する
のが良い。
洗浄方式は特に制約されないが、短時間に多量の洗浄が
可能な浸漬洗浄法を特に多槽浸漬式洗浄法を適用するこ
とが好ましく、また洗浄温度は。
特にアルカリによる動植物油の分解力を高めるために6
0〜100℃、望ましくは70〜90℃とするのがよい
また、本発明の一般式(A)及び/又は一般式(B)で
示される化合物は、複数の洗浄槽に連続的に移動させる
方法により1例えば王冠等から発生する鉄サビがその口
部に付着したガラスビンを洗浄する方法におけるカスレ
傷抑制剤としても好適に使用される。
通常、この種の鉄サビが付着したガラスビンの洗浄法と
しては、洗浄液として、グルコン酸塩を用い、多槽式洗
浄法において同一のカスレ傷抑制剤を使用する洗浄法が
知られているが、この方法では口部に付着した鉄サビは
除去できるものの。
アルカリ洗浄によって生じるカスレ傷を抑制する効果が
不満足なものであるという難点があった。
しかしながら、本発明のカスレ傷抑制剤を含む洗浄液と
グルコン酸塩を含む洗浄液とを組合せた多槽式洗浄法に
よれば、これらの難点が解消され。
カスレ傷抑制効果と鉄サビ除去性の両者を共に満足する
実用的に極めて優れた洗浄効果が得られる。
このような洗浄方法の具体的な態様としては、例えば、
第1洗浄工程の洗浄液として、0.5〜10重量2、好
ましくは1〜6重量2濃度のアルカリ溶液及び該アルカ
リ(固形分換算)に対して1.0〜20重量%。
好ましくは5.0〜15.0ffif%の前記一般式(
A)及び/又は一般式(II)で表わされる化合物を含
むものを用い、第2洗浄工程の洗浄液Bとして0.4〜
7重+i%濃度、好ましくは0.4〜4重量%濃度のア
ルカリ溶液及び該アルカリ(固形分換算)に対して1.
0〜20重量%、好ましくは5.0〜15重量%のグル
コン酸塩を含むものを用いて洗浄操作を行う方法等が例
示される。
この場合、第1洗浄工程においては、上記の成分および
濃度からなる洗浄液晶を含む1〜5槽の洗浄槽で洗浄し
、ついで第2洗浄工程において、上記で規定した成分お
よび濃度からなる洗浄液Bを含む1〜5槽の洗浄槽で洗
浄する、というように、合計2〜1049の洗浄槽を用
いて洗浄を順次に行う洗浄方法も本発明の実施態様とし
て包含されるが、実用的には5〜10槽による洗浄方法
が有利である。
また、第2洗浄工程におけるアルカリ濃度は、第1洗浄
工程におけるアルカリ濃度より低く定めるのが好ましく
、第1洗浄工程で用いた濃度1に対して第2洗浄工程の
濃度は0.2〜0.7であることが好ましい結果を与え
る。
〔効  果〕
本発明のカスレ傷抑制剤は、アルカリ洗浄液の洗浄力を
低下させることなく、ガラスビン等のケイ酸質含有無機
製品のカスレ傷の発生または拡大を効果的に抑制できる
ため、前記無機製品の再生使用回数を大幅に伸ばすこと
ができるという利点を有する。
〔実施例〕
本発明を更に詳細に説明するため、以下に実施例を示す
実施例1(カスレ傷抑制剤の種類の効果)3c01 X
 5C11(縦×横)の大きさに切断したガラスビンの
テストピースを作成し、テストピース同士をこすり合わ
せて、その表面に、一定面積の微細な傷をつける。その
テストピースを苛性ソーダ4重量%、表−1に示す種々
のカスレ傷抑制剤0.4重量%(対アルカリ:10重量
%)を溶解した洗浄液を満たした、ウォータバスの中へ
浸漬し、温度80℃一定の条件下で60分間、洗浄処理
を行なった。次にテストピースを取り出し、水洗乾燥後
、アルカリにより発生したカスレ傷面積を工業用リニア
カメラ画像解析装置を用いて洞定し、(1)式によりカ
スレ傷面積増加率(%)を算出した。
また、アルカリ洗浄の洗浄力評価は、同様なテストピー
スの表面にダイズ油汚垢を一定量付着させ、洗浄処理後
、ソックスレー抽出器で残油分を定量し、(2)式を用
いて汚垢除去率を算出し1行なった。
−A (+)カスレ傷面積増加率(%)=−X100A:洗浄
処理前のカスレ傷面積(aIl)B:洗浄処理後のカス
レ傷面積(d) W、:洗浄処理前のダイズ油付着量(g)W2:洗浄処
理後のダイズ油付着量(g)その結果を表−1に示す。
実施例2 実施例1と同様な方法で、酒石酸ソーダおよびポリアク
リル酸ソーダ(Mw= 10000)のアルカリに対す
る添加量の影響を検討した。その結果を表−2に示す。
実施例3 実施例1と同様な方法で、酒石酸ソーダおよびポリアク
リル酸ソーダ(M讐= 10000)をアルカリに対し
てlO重菫%添加し、アルカリ濃度の影響を検討した。
その結果を表−3に示す。
3cm X 5cm (縦×横)の大きさに切断したガ
ラスコツプのテストピースを作成し、テストピース同士
をこすり合わせて、その表面に一定面積の微細な傷をつ
ける。そのテストピースを苛性ソーダ2重量%、表−4
に示す種々のカスレ傷抑制剤0.2重量%(対アルカリ
:10重量%)を溶解した洗浄液を満たしたウォーター
パスの中へ浸漬し、温度80℃、一定の条件下で60分
間洗浄処理を行なった。以下、実施例1と同様な方法で
操作し、カスレ傷面積増加率及び油汚垢除去率を算出し
た。その結果を表−4に示す。
実施例5(ケイ酸質電子基板に対するカスレ傷抑制剤の
効果) 3cm X 5c+++ (縦×横)の大きさに切断し
た電子基板用ガラスのテストピースを作成し、テストピ
ース同士をこすり合わせて、その表面に一定面積の微細
な傷をつける。そのテストピースを苛性ソーダ1重量%
1表−5に示す種々のカスレ傷抑制剤0.1重量%(対
アルカリ:10重電歇)を溶解した洗浄液を満たしたウ
ォーターバスの中へ浸漬し、温度70℃、一定条件下で
60分間洗浄処理を行なった6以下、実施例1と同様な
方法で操作し、カスレ傷面積増加率及び油汚垢除去率を
算出した。その結果を表−5に示す6 実施例6(多段洗浄槽による洗浄方法)l  サビ、去
   (予備試験) 厚さ1■の鋼板(25m+++ X 75mm) 15
枚を水道水(700mQ)に60℃加温で2日間浸し、
サビを発生させ、サビを遠心分離で濃縮し、サビ液を調
製した。このサビ液0.2+aQをスライドガラスに均
一に塗布し、水分を風乾除去後、105℃で1時間乾燥
し、徐冷後、その重量を測定した。
このサビ汚垢板を台所用洗浄剤の洗浄力試験に用いられ
るリーナッッ洗浄力試験機に取付け、下記の洗浄液A及
び洗浄液Bからなる洗浄液100ta Qを用い、洗浄
温度80℃で回転数250rρmlo分間撹拌し、洗浄
する。洗浄終了後の汚垢板を105℃1時間で乾燥し、
下式よりサビ除去率を算出した。
−C A:洗浄前のサビ汚垢板の重量 B: 〃 後の Cニスライドガラスの重量 その結果を表−6に示す。
なお、洗浄液としては、以下の洗浄液A及び洗浄液Bを
用い、またAQI!ラベル洗浄液中に入ってくるA2の
影響を除くために、各洗浄液には各々アルミン酸ソーダ
(AQとして3000pp+w)を含有させた。
洗浄液A:苛苛性ソーダ4ロ0 示される添加剤0.4重量% 洗浄剤B:苛苛性ソーダ2.型 示される添加剤0.2重量% 表−6洗浄試験(鉄サビ除去性) 本発明の如く、洗浄液Aに酒石酸Naを洗浄液口にグル
コン酸Naを添加すると、良好な鉄サビ除去性を示すこ
とが判った。
そこで次に実用ビンを用いて,カスレ傷抑制効果と鉄サ
ビ除去性について検討した。
〔カスレ傷抑制効果試験〕 試料としては、スカッフ塩の目立つものの代表例として
ビールビンを使用した。またビールビンは洗浄試験前の
傷が同じ程度のものを回収ビンの中から選択した。洗浄
試験はビールビンを予熱後20Qの槽の前記予備試験と
同様な洗浄液に4本ずつ80℃、30分間撹拌下に浸漬
した。洗浄後、サンプルビンを取り出し、ビン温度を下
げながら、ビン表面を水洗する。ビン表面を乾燥させた
後、スカッフ塩の面積をスカッフ塩の評価試験機を用い
て測定した。
〔鉄サビ除去試験〕
試料としては1回収されたビールビンの中から同程度の
0錆(鉄サビ)が付着してCするビンを用いた。試料ビ
ンを逆にし80℃に加温した前記予備試験と同じ洗浄液
を入れたIQビーカに浸漬し、30分間マグネチックス
ターラーで撹拌し、洗浄した後、サンプルビンを乾燥さ
せ1口鎖(鉄サビ)の除去性を目視で判定した。
○;口口鎖鉄サビ)が完全に除去されている6Δ;若千
口錆(鉄サビ)が除去されている。
X;はとんど0錆が除去されていない。
以上の結果を表−7に示す。
表−7洗浄試験(カスレ傷抑制効果と鉄サビ除去性)表
−7より添加剤として、洗浄液^および洗浄液8共にグ
ルコン酸Naを使用した場合は鉄サビ除去性は良好であ
るが、カスレ傷の拡大率が大きい(試料No51)、又
、酒石酸Naを洗浄液Aおよび洗浄液Bの添加剤として
共に使用するとカスレ傷の拡大率は最も小さいが、鉄サ
ビ除去性が劣化する(試料No52)−洗浄液Aに酒石
faNa、洗浄液Bにグルコン酸Naを用いると鉄サビ
除去性が良好でかつカスレ傷の拡大が小さくなることが
わかった(試料No54)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルカリ洗浄剤の侵蝕によりケイ酸質含有無機製
    品の表面に生じるカスレ傷を抑制するものであって、主
    成分として下記(A)又は(B)で示される化合物の少
    なくとも1種を含むことを特徴とするカスレ傷抑制剤。 (A)官能基比(OH/COOH)が、1.0〜2.0
    の脂肪族系オキシジカルボン酸又はそのアルカリ金属塩
    。 (B)分子量が5000〜20000のポリカルボン酸
    又はそのアルカリ金属塩。
  2. (2)ケイ酸質含有無機製品がガラスビンである特許請
    求の範囲第1項記載のカスレ傷抑制剤。
  3. (3)ケイ酸質含有無機製品が電子部品基盤である特許
    請求の範囲第1項記載のカスレ傷抑制剤。
  4. (4)ケイ酸質含有無機製品が食器類である特許請求の
    範囲第1項記載のカスレ傷抑制剤。
JP2032087A 1986-02-05 1987-01-30 カスレ傷抑制剤 Pending JPS62283200A (ja)

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JP61-23186 1986-02-05
JP2318686 1986-02-05

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