JPS6228264B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6228264B2
JPS6228264B2 JP7458781A JP7458781A JPS6228264B2 JP S6228264 B2 JPS6228264 B2 JP S6228264B2 JP 7458781 A JP7458781 A JP 7458781A JP 7458781 A JP7458781 A JP 7458781A JP S6228264 B2 JPS6228264 B2 JP S6228264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjacent
unit
houses
house
bearing wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7458781A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57190867A (en
Inventor
Hiroaki Umetsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP7458781A priority Critical patent/JPS57190867A/ja
Publication of JPS57190867A publication Critical patent/JPS57190867A/ja
Publication of JPS6228264B2 publication Critical patent/JPS6228264B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、連棟式住宅における隣接部の構造に
関する。
連棟式住宅としては、一般には、1つの建物を
間仕切壁によつて2以上の独立した住宅としたも
の、及びそれぞれ完全に独立した住宅をそれぞれ
の外壁を隣接させて連棟式としたものがあるが、
前者は、独立性に乏しく、また後者は、連棟式で
あつても、資材の節約及び構築作業の省力化に何
等寄与しないものである。
本発明は、2以上の住宅を、完全に独立した形
態で、且つ隣接部の外壁を共用させて連棟式住宅
の構築を可能にすると共に耐震性等の構造強度を
向上させた連棟式住宅における隣接部の構造を提
供するもので、特に、ユニツト構造体を用いて構
築した連棟式住宅に適用して効果的なものであ
る。
即ち、本発明の連棟式住宅における隣接部の構
造は、少なくとも2つの独立した住宅をそれぞれ
の外壁の少なくとも一部を隣接させて構築した連
棟式住宅において、隣接させる外壁を一枚の軽量
気泡コンクリート耐力壁により共用し、該耐力壁
を介して、隣接させて構築する住宅それぞれの相
対向する柱体を結合してなるものである。
以下、本発明の構造を、ユニツト構造体を用い
て連棟式住宅を構築した場合の実施例について説
明する。
第1図は、本発明の構造を適用して構築した住
宅の隣接部を示すもので、1階部のユニツト構造
体A,A′と2階部のユニツト構造体B,B′、2
階部のユニツト構造体B,B′と屋根部C,
C′を、それぞれ切離して示してあり、ユニツト
構造体A,B、屋根部C及び基礎Dにより一つの
住宅を、また、ユニツト構造体A′,B′、屋根部
C′及び基礎Dにより別の住宅をそれぞれ形成す
るものである。
ユニツト構造体A,A′は、第1図及び第3図
に示す如く、何れも床体1,1′とその4隅に立
設した4本の鋼製柱体2,2′とからなる鉄骨ラ
ーメン構造を構成主体として形成されており、そ
れぞれ、基礎Dに、それぞれの柱体2,2′間に
所定の間隔を置いて設置されている。そして、上
記の間隔には、軽量気泡コンクリート耐力壁10
を配設してあり、該耐力壁10は、第1図及び第
3図に示す如く、その下端部を一方のユニツト構
造体Aの床体1の隅角部の側方に固着した取付金
物3に取付けられ、その上端部を双方のユニツト
構造体A,A′の柱体2,2′それぞれの上端部と
の間にそれぞれ掛け渡した結合金物4,4′によ
り結合されている。即ち、一方の住宅とこれに隣
接する他方の住宅それぞれの外壁は、1つの軽量
気泡コンクリート耐力壁10を共用して形成され
ており、双方の住宅は、隣接部において上記耐力
壁10を介して相対向する柱体2,2′が結合さ
れている。
以上においては、それぞれ住宅の1階部を形成
するユニツト構造体A,A′相互の隣接部の構造
について説明したが、該ユニツト構造体A,
A′上にそれぞれ結合される、2階部を形成する
ユニツト構造体B,B′も上記と全く同様にコンク
リート耐力壁10′を介して結合される。
また、第1図に示す実施例においては、結合金
物4,4を耐力壁10の上端部において重合させ
て該耐力壁10に結合させてあるが、第2図に示
す如く、結合金物4,4′を重合させずに耐力壁
10に結合させることもできるが、重合させた場
合とさせない場合では、実施に際して、結合金物
4,4′それぞれの厚みを適宜調整すべきであ
る。尚、第1図中、5,5′は、上記ユニツト構
造体A,A′の隅角部下部に固定したアンカーボ
ルトで、基礎Dに予め埋設したシース管(図示せ
ず)内に嵌挿されグラウト材6,6′を介してユ
ニツト構造体A,A′を基礎Dに固定している。
上述の本発明の構造は、その形成方法には、制
限されないが、上述の如きユニツト構造体を用い
て、2つの住宅を隣接させて構築する場合には、
第1図及び第3図に示す如く、予め一方のユニツ
ト構造体Aに耐力壁10を結合して置き、該ユニ
ツト構造体Aを所定位置に設置後、耐力壁10を
有しないユニツト構造体A′を上記ユニツト構造
体Aに隣接させて所定位置に設置し、然る後、該
ユニツト構造体A′の柱体2′の上端部を上記耐力
壁10の上端部結合金物4′により結合すること
により形成される。また、耐力壁10を有しない
ユニツト構造体A′を先に設置した後、耐力壁1
0を結合したユニツト構造体Aを設置して上記と
同様に結合しても良く、更に、耐力壁を、一方の
ユニツト構造体を設置した後該ユニツト構造体に
結合し、然る後、耐力壁を有しない他方のユニツ
ト構造体を設置して上記と同様に結合しても良
い。尚、隣接部に配設する耐力壁10は、双方の
住宅の境界壁となり、負担する水平力が、他の外
壁部に配設したものより増加するから、他のもの
より壁厚を厚くすることが好ましい。
本発明の隣接部の構造は、上述の如く構成され
ているため、特にユニツト構造体を用いて連棟式
住宅を構築する場合に適用して効果的なものであ
り、例えば、第4図に示す如き形態の連棟式住宅
の構築を可能にするものである。以下、第4図に
示す連棟式住宅の実施例について説明すると、こ
れは、同じ大きさの住宅P,Q,Rの3連棟式住
宅を示すもので、各住宅P,Q,Rは、何れも前
記のユニツト構造体Aと同じ構造のユニツト構造
体Uを1階部及び2階部(図示せず)にそれぞれ
6個づつ結合して構築され、それぞれの両側部に
は、それぞれ前記の耐力壁10と同じ耐力壁10
が結合されている。そして、住宅Pと住宅Qとの
隣接部、及び住宅Qと住宅Rとの隣接部における
外壁は、何れも1枚の耐力壁10a及び10bを
共用して形成されており、耐力壁10a及び10
bは、第1図に示す如く、双方の住宅のユニツト
構造体Uにそれぞれ結合されており、隣接する住
宅同士は、耐力壁10a及び10bを介して結合
されている。尚、第4図中、11は各住宅の前後
部の一部に結合された外壁を示す。
叙上の如く、本発明の、連棟式住宅における隣
接部の構造によれば、相隣接して構築される住宅
は、軽量気泡コンクリート耐力壁を介して隣接結
合されるため、一方の住宅の隣接部の外壁を省略
することができ、また、隣接部に設ける外壁は、
単なる仕切壁ではなく軽量気泡コンクリート耐力
壁であるから双方の住宅は互いに完全に独立して
おり、更に、単に外壁同士を隣接させて構築した
連棟式住宅とは異なり、相互に一体的に連結され
ているから、耐震性等の構造強度も向上する等の
効果が奏せられ、特に、本発明の構造は、第4図
に示す如く、特定構造のユニツト構造体により構
築した連棟式住宅に適用して効果の大きいもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の要部を示す縦断
面図、第2図は、本発明の別の実施例の要部を示
す斜視図、第3図は、本発明の構造の一形成態様
の要部を示す斜視図、第4図は、本発明の構造を
適用して構築した連棟式住宅の一例の概要を示す
横断平面図である。 A,A′,B,B′,U……ユニツト構造体、C
……屋根部、D……基礎、1……床体、2……柱
体、10,10′……軽量気泡コンクリート耐力
壁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2つの独立した住宅をそれぞれの
    外壁の少なくとも一部を隣接させて構築した連棟
    式住宅において、隣接させて構築する2つの住宅
    それぞれの鋼製柱体を所定の間隔を置いて隣接配
    設し、上記間隔に上記外壁を形成する軽量気泡コ
    ンクリート耐力壁を配設してこれをそれぞれの住
    宅の隣接部の外壁となし、上記軽量気泡コンクリ
    ート耐力壁を介して、隣接する上記鋼製柱体を結
    合した、連棟式住宅における隣接部の構造。 2 上記住宅が、何れも床体とその4隅に立設し
    た4本の鋼製柱体とからなる鉄骨ラーメン構造の
    ユニツト構造体を複数個結合して構築されてお
    り、上記軽量気泡コンクリート耐力壁は、その下
    端部は隣接する一方の住宅のユニツトにのみ結合
    されその上端部は隣接する双方の住宅のユニツト
    に結合されている、特許請求の範囲第1項記載の
    連棟式住宅における隣接部の構造。
JP7458781A 1981-05-18 1981-05-18 Structure of adjacent part in ridge connecting type house Granted JPS57190867A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7458781A JPS57190867A (en) 1981-05-18 1981-05-18 Structure of adjacent part in ridge connecting type house

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JP7458781A JPS57190867A (en) 1981-05-18 1981-05-18 Structure of adjacent part in ridge connecting type house

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57190867A JPS57190867A (en) 1982-11-24
JPS6228264B2 true JPS6228264B2 (ja) 1987-06-19

Family

ID=13551437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7458781A Granted JPS57190867A (en) 1981-05-18 1981-05-18 Structure of adjacent part in ridge connecting type house

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4656750B2 (ja) * 2001-04-18 2011-03-23 積水化学工業株式会社 ユニット建物
JP5985214B2 (ja) * 2012-03-08 2016-09-06 ミサワホーム株式会社 集合住宅の施工方法

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Publication number Publication date
JPS57190867A (en) 1982-11-24

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