JPS62282138A - 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 - Google Patents
内燃機関の電子制御燃料噴射装置Info
- Publication number
- JPS62282138A JPS62282138A JP12374786A JP12374786A JPS62282138A JP S62282138 A JPS62282138 A JP S62282138A JP 12374786 A JP12374786 A JP 12374786A JP 12374786 A JP12374786 A JP 12374786A JP S62282138 A JPS62282138 A JP S62282138A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel injection
- injection amount
- amount
- correction
- fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims abstract description 150
- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims abstract description 150
- 239000000446 fuel Substances 0.000 title claims abstract description 140
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims abstract description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〈産業上の利用分野〉
本発明は内燃機関の電子制御燃料噴射装置に関する。
〈従来の技術〉
内燃機関の電子制御燃料噴射装置の従来例としては例え
ば第3図に示すようなものがある。
ば第3図に示すようなものがある。
内燃機関1の吸気通路2に介装されたスロットル弁3の
開度を検出するスロットルセンサ4と、機関回転速度を
検出するクランク角センサ等の回転速度センサ5と、を
設け、これらセンサ4,5からの各検出信号をコントロ
ールユニット6に入力する。コントロールユニット6に
内蔵されたマイクロコンピュータのROMには、スロッ
トルセンサと機関回転速度とをパラメータとして区分さ
れる複数の運転領域毎に、各運転領域に対応して吸気通
路2に装着された電磁式燃料噴射弁7から噴射される燃
料の基本燃料噴射量Tpが記憶されている。
開度を検出するスロットルセンサ4と、機関回転速度を
検出するクランク角センサ等の回転速度センサ5と、を
設け、これらセンサ4,5からの各検出信号をコントロ
ールユニット6に入力する。コントロールユニット6に
内蔵されたマイクロコンピュータのROMには、スロッ
トルセンサと機関回転速度とをパラメータとして区分さ
れる複数の運転領域毎に、各運転領域に対応して吸気通
路2に装着された電磁式燃料噴射弁7から噴射される燃
料の基本燃料噴射量Tpが記憶されている。
そして、スロットル弁開度と機関回転速度との検出値に
応じて前記ROMに記憶された基本燃料噴射量Tpのマ
ツプから対応する運転領域の基本撚1!′4噴射量Tp
のデータを検索し、このデータを機関冷却水温度等によ
り補正して最終的な燃料噴耐量Tiを設定して、この燃
料噴射量riに対応する噴射パルス信号を燃料噴射弁7
に出力し、この燃料噴射弁7から前記燃料噴射量Tiに
相当する量の燃料を機関1に供給するようにしている。
応じて前記ROMに記憶された基本燃料噴射量Tpのマ
ツプから対応する運転領域の基本撚1!′4噴射量Tp
のデータを検索し、このデータを機関冷却水温度等によ
り補正して最終的な燃料噴耐量Tiを設定して、この燃
料噴射量riに対応する噴射パルス信号を燃料噴射弁7
に出力し、この燃料噴射弁7から前記燃料噴射量Tiに
相当する量の燃料を機関1に供給するようにしている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ところで、燃料噴射弁は第4図に示すように一般的に低
噴射m2M域において噴射量のバラツキ(実際の燃料噴
射量が駆動パルス信号のパルス巾に比例しない)が発生
し易いという特質を有する。
噴射m2M域において噴射量のバラツキ(実際の燃料噴
射量が駆動パルス信号のパルス巾に比例しない)が発生
し易いという特質を有する。
このため、かかる低噴射量領域では、設定された燃料噴
射量Tiに対応する噴射パルス信号を燃料噴射弁に出力
しても、実際に燃料噴射弁から機関に供給される燃料量
は所望量よりも多かったり少なかったりする。然も、噴
射パルス信号に対する実際の噴射量のバラツキ特性は燃
料噴射弁毎に略一定であるため、ある一定の燃料噴射量
T1が設定されている場合には、燃料噴射弁から供給さ
れる燃料量が所望量よりも少ない状態(例えば第4図中
のb点)若しくは多い状態(例えば第4図中のa点)で
維持されて、空燃比がオーバーリーン化若しくはオーバ
ーリッチ化する倶れがあった。
射量Tiに対応する噴射パルス信号を燃料噴射弁に出力
しても、実際に燃料噴射弁から機関に供給される燃料量
は所望量よりも多かったり少なかったりする。然も、噴
射パルス信号に対する実際の噴射量のバラツキ特性は燃
料噴射弁毎に略一定であるため、ある一定の燃料噴射量
T1が設定されている場合には、燃料噴射弁から供給さ
れる燃料量が所望量よりも少ない状態(例えば第4図中
のb点)若しくは多い状態(例えば第4図中のa点)で
維持されて、空燃比がオーバーリーン化若しくはオーバ
ーリッチ化する倶れがあった。
特に、スロットル弁開度と機関回転速度との検出値に応
じて基本燃料噴射量Tpを設定する場合には、例えばア
イドル状態などの定常運転時に設定される燃料噴射量が
略一定となり上記問題点が発生し易い。ごれは、基本燃
料噴射量Tp (若しくは吸入空気流量Q)をスロッ
トル弁開度と機関回転速度とをパラメータとする複数の
運転領域毎に記憶させであるため、吸入空気流量と機関
回転速度との検出値に基づいて基本燃料噴射量Tpを演
算設定する場合に比べ、燃料噴射量の設定が段階的とな
る(運転領域を細かく区分するとメモリー数が膨大とな
るため、運転領域区分が比較的大雑把である)ためであ
る。
じて基本燃料噴射量Tpを設定する場合には、例えばア
イドル状態などの定常運転時に設定される燃料噴射量が
略一定となり上記問題点が発生し易い。ごれは、基本燃
料噴射量Tp (若しくは吸入空気流量Q)をスロッ
トル弁開度と機関回転速度とをパラメータとする複数の
運転領域毎に記憶させであるため、吸入空気流量と機関
回転速度との検出値に基づいて基本燃料噴射量Tpを演
算設定する場合に比べ、燃料噴射量の設定が段階的とな
る(運転領域を細かく区分するとメモリー数が膨大とな
るため、運転領域区分が比較的大雑把である)ためであ
る。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、燃料噴
射弁の噴射テのバラツキによる空燃比のオーバーリッチ
化若しくはオーバーリーン化を回避できる電子制御燃料
噴射装置を提供することを目的とする。
射弁の噴射テのバラツキによる空燃比のオーバーリッチ
化若しくはオーバーリーン化を回避できる電子制御燃料
噴射装置を提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
そのため本発明では、第1図に示すように、機関運転状
態検出手段によって検出された機関運転状態に基づいて
燃料噴射量を設定する燃料噴射量設定手段と、この燃料
噴射量設定手段によって設定された燃料噴射量が所定値
以下の噴射量範囲で連続して略同一であるときに補正必
要と判定する補正判定手段と、この補正判定手段によっ
て補正必要と判定さたときに設定された燃料噴射量の増
量補正と減量補正をそれぞれ所定量だけ交互に行う燃料
噴射量増減補正手段と、前記燃料噴射量設定手段によっ
て設定された燃料噴射量若しくは前記燃料噴射量増減補
正手段によって増減補正された燃料噴射量に応じて燃料
噴射弁を開閉駆動制御する駆動制御手段と、を備えて電
子制御燃料噴射装置を構成するようにした。
態検出手段によって検出された機関運転状態に基づいて
燃料噴射量を設定する燃料噴射量設定手段と、この燃料
噴射量設定手段によって設定された燃料噴射量が所定値
以下の噴射量範囲で連続して略同一であるときに補正必
要と判定する補正判定手段と、この補正判定手段によっ
て補正必要と判定さたときに設定された燃料噴射量の増
量補正と減量補正をそれぞれ所定量だけ交互に行う燃料
噴射量増減補正手段と、前記燃料噴射量設定手段によっ
て設定された燃料噴射量若しくは前記燃料噴射量増減補
正手段によって増減補正された燃料噴射量に応じて燃料
噴射弁を開閉駆動制御する駆動制御手段と、を備えて電
子制御燃料噴射装置を構成するようにした。
く作用〉
かかる電子制御燃料噴射装置によると、機関運転状態に
基づいて設定された燃料噴射量が、所定値以下の噴射量
範囲内の略同一噴射量で連続するときには、この燃料噴
射量の増減補正を所定量ずつ交互に行うことにより、設
定燃料噴射量を中心値とする所定範囲で燃料噴射量を変
化させる。
基づいて設定された燃料噴射量が、所定値以下の噴射量
範囲内の略同一噴射量で連続するときには、この燃料噴
射量の増減補正を所定量ずつ交互に行うことにより、設
定燃料噴射量を中心値とする所定範囲で燃料噴射量を変
化させる。
従って、機関運転状態に基づいて設定される燃料噴射量
が略同一で連続しても、実際に燃料噴射弁を駆動制御す
るときに用いられる燃料噴射量は所定範囲で変化するこ
とになり、燃料噴射弁による噴射量のバラツキが発生す
る領域においてこのような増減補正をするようにすれば
、バラツキによる噴射量の多少が緩和されて所望噴射量
に近似させることが可能となる。
が略同一で連続しても、実際に燃料噴射弁を駆動制御す
るときに用いられる燃料噴射量は所定範囲で変化するこ
とになり、燃料噴射弁による噴射量のバラツキが発生す
る領域においてこのような増減補正をするようにすれば
、バラツキによる噴射量の多少が緩和されて所望噴射量
に近似させることが可能となる。
〈実施例〉
以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
但し、ハードウェア構成については、第3図に示した従
来例と同一であるので、同一符号を付して説明する。
来例と同一であるので、同一符号を付して説明する。
即ち、本実施例においてコントロールユニット6は、機
関運転状態としてのスロットル弁開度αと機関回転速度
Nとの検出値に基づいて倹素した基本燃料噴射量Tpの
データが、燃料噴射弁7の噴射量バラツキが発生する所
定領域(第4図におけるQ < T p < T p
(/sJの範囲)において連続して同一であるときには
、基本燃料噴射ff1Tpの増減補正を交互に行うもの
であり、コントロールユニット6は燃料噴射量設定手段
、補正判定手段、燃料噴射量増減補正手段及び駆動制御
手段を兼ねるものである。また、機関運転状態検出手段
は、スロットルセンサ4及び回転速度センサ5が相当す
る。
関運転状態としてのスロットル弁開度αと機関回転速度
Nとの検出値に基づいて倹素した基本燃料噴射量Tpの
データが、燃料噴射弁7の噴射量バラツキが発生する所
定領域(第4図におけるQ < T p < T p
(/sJの範囲)において連続して同一であるときには
、基本燃料噴射ff1Tpの増減補正を交互に行うもの
であり、コントロールユニット6は燃料噴射量設定手段
、補正判定手段、燃料噴射量増減補正手段及び駆動制御
手段を兼ねるものである。また、機関運転状態検出手段
は、スロットルセンサ4及び回転速度センサ5が相当す
る。
かかる基本燃料噴射量Tpの増減補正を第2図のフロー
チャートに基づいて説明する。
チャートに基づいて説明する。
ステップ(図中では「S」としてあり、以下同様とする
)1では、スロットルセンサ4によって検出されるスロ
ットル弁3の開度αと回転速度センサ5によって検出さ
れる機関回転速度Nとを読込む。
)1では、スロットルセンサ4によって検出されるスロ
ットル弁3の開度αと回転速度センサ5によって検出さ
れる機関回転速度Nとを読込む。
ステップ2では、ステ7プ1において読込んだスロット
ル弁開度αと機関回転速度Nとに応してコントロールユ
ニット6のROMに記憶された基本燃料噴射量”rpの
マツプから対応する運転領域の基本燃料噴射量Tpのデ
ータを検索する。
ル弁開度αと機関回転速度Nとに応してコントロールユ
ニット6のROMに記憶された基本燃料噴射量”rpの
マツプから対応する運転領域の基本燃料噴射量Tpのデ
ータを検索する。
ステップ3では、ステップ2において検索して求められ
た基本燃料噴射量Tpを記憶する。
た基本燃料噴射量Tpを記憶する。
ステップ4では、ステップ2で検索した基本燃料噴射量
Tpが増減補正範囲(0<Tp<Tp、)であるか否か
を判定する。この増減補正範囲は、第4図に示すように
、燃料噴射弁7の噴射量のバラツキが発生する範囲であ
り、ある一定の燃料噴射量に基づいて燃料噴射弁7を駆
動制御すると所望の燃料噴射量よりも多い(若しくは少
ない)崖の燃料が供給される惧れがある噴射量範囲であ
る。
Tpが増減補正範囲(0<Tp<Tp、)であるか否か
を判定する。この増減補正範囲は、第4図に示すように
、燃料噴射弁7の噴射量のバラツキが発生する範囲であ
り、ある一定の燃料噴射量に基づいて燃料噴射弁7を駆
動制御すると所望の燃料噴射量よりも多い(若しくは少
ない)崖の燃料が供給される惧れがある噴射量範囲であ
る。
ここで、増減補正範囲であると判定された場合には次の
ステップ5へ進み、増減補正範囲ではないと判定された
場合にはステ、プ11へ進んでステップ2での検索値に
基づく燃料噴射量Ti設定を行う。
ステップ5へ進み、増減補正範囲ではないと判定された
場合にはステ、プ11へ進んでステップ2での検索値に
基づく燃料噴射量Ti設定を行う。
ステップ5では、今回ステップ2で検索した基本燃料噴
射量Tpと前回ステップ2で検索されステップ3で記憶
させておいた前回の基本燃料噴射ff1Tp(前回値)
とを比較する。ここで、前回の値と今回の検索結果とが
一敗する場合にはステ。
射量Tpと前回ステップ2で検索されステップ3で記憶
させておいた前回の基本燃料噴射ff1Tp(前回値)
とを比較する。ここで、前回の値と今回の検索結果とが
一敗する場合にはステ。
プロへ進み、一致しない場合にはステップ11へ進む。
ステップ5からステップ6へ進んだ場合、即ち、増減補
正範囲内の同一基本燃料噴射量’rpが連続して検索さ
れた場合には、ステップ6でフラグの判定を行った後、
ステップ2で検索した基本燃料噴射量Tpの増量補正著
しくは減量補正を行う。
正範囲内の同一基本燃料噴射量’rpが連続して検索さ
れた場合には、ステップ6でフラグの判定を行った後、
ステップ2で検索した基本燃料噴射量Tpの増量補正著
しくは減量補正を行う。
ステップ6でフラグがOであると判定された場合にはス
テップ7へ進んで、ステップ2で検索した基本燃料噴射
量”rpに所定微小燃料噴射量ΔTpを加算して最終的
な基本燃料噴射量Tpとする。
テップ7へ進んで、ステップ2で検索した基本燃料噴射
量”rpに所定微小燃料噴射量ΔTpを加算して最終的
な基本燃料噴射量Tpとする。
かかる基本燃料噴射量’rpの増量補正を行った後は、
ステ、プ8においてフラグを1にして次回においてステ
ップ6からステップ9へ進むようにする。
ステ、プ8においてフラグを1にして次回においてステ
ップ6からステップ9へ進むようにする。
一方、ステップ6においてフラグが1であると判定され
た場合には1 ステップ9へ進んでステ。
た場合には1 ステップ9へ進んでステ。
プ2で検索した基本燃料噴射量Tpから前記ΔTpを減
算して最終的な基本燃料噴射量Tpとする。
算して最終的な基本燃料噴射量Tpとする。
かかる基本燃料噴射量Tpの減量補正を行った後は、ス
テップ10においてフラグをOにして次回においてステ
ップ6からステップ7へ進むようにする。
テップ10においてフラグをOにして次回においてステ
ップ6からステップ7へ進むようにする。
このように、ステップ2において連続して同一の基本燃
料噴射量Tpが連続して検索され、然ものその基本燃料
噴射量T p fJ<燃料噴射弁7の噴射量のバラツキ
発生範囲である場合には、検索された基本燃料噴射iT
pを交互に増減補正することにより、連続して同じ基本
燃料噴射量Tpに基づいて燃料噴射弁7が駆動制御され
ることを回避するものである。
料噴射量Tpが連続して検索され、然ものその基本燃料
噴射量T p fJ<燃料噴射弁7の噴射量のバラツキ
発生範囲である場合には、検索された基本燃料噴射iT
pを交互に増減補正することにより、連続して同じ基本
燃料噴射量Tpに基づいて燃料噴射弁7が駆動制御され
ることを回避するものである。
従って、第4図に示すように、例えばa点のように所望
量よりも多い燃料が実際には供給される基本燃料噴射f
f1Tpが連続して検索されても、このa点を中心とす
る所定範囲(土ΔTp)で基本燃料噴射量]゛pが変化
する1こめ、増減補正のためのΔTpを適宜設定するこ
とにより、所望量に近い燃料噴射量を得ることができる
。
量よりも多い燃料が実際には供給される基本燃料噴射f
f1Tpが連続して検索されても、このa点を中心とす
る所定範囲(土ΔTp)で基本燃料噴射量]゛pが変化
する1こめ、増減補正のためのΔTpを適宜設定するこ
とにより、所望量に近い燃料噴射量を得ることができる
。
即ち、a点は噴射量のバラツキの頂点(所望星との差が
増大側で最大)であるため、このa点での燃料噴射量で
連続して燃料噴射弁7が駆動制御されると、所望量より
も多い燃料が連続して供給されることになり、空燃比の
オーバーリッチ化は避けがたいが、このa点から離れる
に従って実際の燃料噴射量が所望量に近づくため、a点
を中心とする所定範囲で基本燃料噴射ITpを変化させ
れば、少なくともa点での連続制御の場合よりも所望量
に近い値での燃料噴射量′41「がなされることになる
。このことは、所望量との差が減少側で最大であるb点
における制御についても同様に言えることである。
増大側で最大)であるため、このa点での燃料噴射量で
連続して燃料噴射弁7が駆動制御されると、所望量より
も多い燃料が連続して供給されることになり、空燃比の
オーバーリッチ化は避けがたいが、このa点から離れる
に従って実際の燃料噴射量が所望量に近づくため、a点
を中心とする所定範囲で基本燃料噴射ITpを変化させ
れば、少なくともa点での連続制御の場合よりも所望量
に近い値での燃料噴射量′41「がなされることになる
。このことは、所望量との差が減少側で最大であるb点
における制御についても同様に言えることである。
また、検索結果の基本燃料噴射量Tpがa点とb点との
中間点である場合には、この点での実際の燃料噴射量は
所望値に近いものではあるが、前記所定範囲で基本燃料
噴射ff1Tpを変化させることにより、所望量よりも
多い燃料噴射と少ない燃料噴射を繰り返すことによって
1−一タルで所望量に近い燃料を機関に供給させること
ができる。
中間点である場合には、この点での実際の燃料噴射量は
所望値に近いものではあるが、前記所定範囲で基本燃料
噴射ff1Tpを変化させることにより、所望量よりも
多い燃料噴射と少ない燃料噴射を繰り返すことによって
1−一タルで所望量に近い燃料を機関に供給させること
ができる。
ステップ2で検索された基本燃料噴射ftTp、若しく
はステップ7又はステップ9において増減補正された基
本燃料噴射ITpは、ステ・ノブ11において補正演算
されて最終的な燃料噴射iTiが設定される。即ち、冷
却水温度や機関加速状態等の各種運転状態から、コント
ロールユニット6のマイクロコンピュータのROMに記
憶されるそれぞれの運転状態に基づく補正係数を検索し
、これらの補正係数を演算して得られる各種補正係数C
○EF等によって前記基本燃料噴射量’rpを補正して
燃料噴射量Ti (Ti−TpXCOEF・・)を設
定する。
はステップ7又はステップ9において増減補正された基
本燃料噴射ITpは、ステ・ノブ11において補正演算
されて最終的な燃料噴射iTiが設定される。即ち、冷
却水温度や機関加速状態等の各種運転状態から、コント
ロールユニット6のマイクロコンピュータのROMに記
憶されるそれぞれの運転状態に基づく補正係数を検索し
、これらの補正係数を演算して得られる各種補正係数C
○EF等によって前記基本燃料噴射量’rpを補正して
燃料噴射量Ti (Ti−TpXCOEF・・)を設
定する。
ステップ11において燃料噴射量Tiが設定されると、
ステップ12において前記燃料噴射■Tiに相当するパ
ルス中の噴射パルス信号を燃料噴射弁7に出力して燃料
噴射を行わせる。
ステップ12において前記燃料噴射■Tiに相当するパ
ルス中の噴射パルス信号を燃料噴射弁7に出力して燃料
噴射を行わせる。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明によると、燃料噴射弁の噴
射量バラツキが発生する所定値以下の噴射量範囲におい
て、同一の燃料噴射量に基づき連続して燃料噴射弁が駆
動制御されることがなく、機関に供給される燃料量を所
望量に近づけて空燃比のオーバーリッチ化若しくはオー
バーリーン化を回避することができる。
射量バラツキが発生する所定値以下の噴射量範囲におい
て、同一の燃料噴射量に基づき連続して燃料噴射弁が駆
動制御されることがなく、機関に供給される燃料量を所
望量に近づけて空燃比のオーバーリッチ化若しくはオー
バーリーン化を回避することができる。
第1図は本発明の構成図、第2図は本発明の一実施例の
燃料噴射量制御ルーチンを示すフローチャー1・、第3
図は同上実施例及び従来例に共通したハードウェア構成
を示すシステム図、第4図は燃料噴射弁による燃料噴射
量バラツキを示すグラフである。 1・・・機関 2・・・吸気通路 3・・・スロッ
トル弁 4・・・スロットルセンサ 5・・・回転
速度センサ 6・・・コントロールユニット 7・
・・燃料噴射弁 特許出願人 日本電子機器株式会社 代理人 弁理士 笹 島 冨二雄 第1図
燃料噴射量制御ルーチンを示すフローチャー1・、第3
図は同上実施例及び従来例に共通したハードウェア構成
を示すシステム図、第4図は燃料噴射弁による燃料噴射
量バラツキを示すグラフである。 1・・・機関 2・・・吸気通路 3・・・スロッ
トル弁 4・・・スロットルセンサ 5・・・回転
速度センサ 6・・・コントロールユニット 7・
・・燃料噴射弁 特許出願人 日本電子機器株式会社 代理人 弁理士 笹 島 冨二雄 第1図
Claims (1)
- 機関運転状態検出手段によって検出された機関運転状態
に基づいて燃料噴射量を設定する燃料噴射量設定手段と
、該燃料噴射量設定手段によって設定された燃料噴射量
が所定値以下の噴射量範囲で連続して略同一であるとき
に補正必要と判定する補正判定手段と、該補正判定手段
によって補正必要と判定さたときに設定された燃料噴射
量の増量補正と減量補正をそれぞれ所定量だけ交互に行
う燃料噴射量増減補正手段と、設定された燃料噴射量若
しくは補正された燃料噴射量に応じて燃料噴射弁を開閉
駆動制御する駆動制御手段と、を備えてなる内燃機関の
電子制御燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12374786A JPS62282138A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12374786A JPS62282138A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62282138A true JPS62282138A (ja) | 1987-12-08 |
JPH0321736B2 JPH0321736B2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=14868321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12374786A Granted JPS62282138A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62282138A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5575543A (en) * | 1978-11-30 | 1980-06-06 | Nippon Denso Co Ltd | Electronically controlled fuel injection system |
JPS60132042A (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-13 | Toyota Motor Corp | 電子制御燃料噴射エンジンの噴射時間制御方法 |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP12374786A patent/JPS62282138A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5575543A (en) * | 1978-11-30 | 1980-06-06 | Nippon Denso Co Ltd | Electronically controlled fuel injection system |
JPS60132042A (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-13 | Toyota Motor Corp | 電子制御燃料噴射エンジンの噴射時間制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0321736B2 (ja) | 1991-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09256897A (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
JPS6411814B2 (ja) | ||
JPH03202652A (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JPS62282138A (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 | |
JPH07127505A (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JPS62253936A (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 | |
JPH04101037A (ja) | 車両用内燃機関の制御装置 | |
JPH01155046A (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 | |
JPH04342857A (ja) | 内燃機関の電子制御装置 | |
JPS6313012B2 (ja) | ||
JPH0452450Y2 (ja) | ||
JP2527321Y2 (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 | |
JP2757097B2 (ja) | アシストエア供給装置付内燃機関の燃料供給制御装置 | |
JPS60237137A (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置における始動時の噴射量制御装置 | |
JPH01151748A (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 | |
JPS6388238A (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 | |
JPS63113140A (ja) | 電子制御燃料噴射式内燃機関の減速減量制御装置 | |
JPS62240444A (ja) | 電子制御燃料噴射式内燃機関の加速時割込増量制御装置 | |
JPH0758052B2 (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 | |
JPS63154831A (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 | |
JP2005307824A (ja) | エンジンの回転速度制御装置 | |
JPS62279243A (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 | |
JPH0423099B2 (ja) | ||
JPS63111254A (ja) | 内燃機関の空燃比の学習制御装置 | |
JPH02125938A (ja) | 内燃機関の燃料供給制御装置 |