JPS62280271A - 導電性塗料 - Google Patents

導電性塗料

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Publication number
JPS62280271A
JPS62280271A JP61124412A JP12441286A JPS62280271A JP S62280271 A JPS62280271 A JP S62280271A JP 61124412 A JP61124412 A JP 61124412A JP 12441286 A JP12441286 A JP 12441286A JP S62280271 A JPS62280271 A JP S62280271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
titanate
compd
copper powder
paint
electrically conductive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61124412A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nishikawa
俊 西川
Masao Shitsuki
志津木 誠雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunstar Giken KK
Sunstar Engineering Inc
Original Assignee
Sunstar Giken KK
Sunstar Engineering Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Sunstar Giken KK, Sunstar Engineering Inc filed Critical Sunstar Giken KK
Priority to JP61124412A priority Critical patent/JPS62280271A/ja
Publication of JPS62280271A publication Critical patent/JPS62280271A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 本発明は導電性塗料、更に詳しくは、従来の銅粉を含有
してなる導電性塗料に有機チタネート化合物と低分子シ
ラン系化合物を配合したもので、形成される導電性皮膜
の耐久性を向上せしめ、特に経時による変色を防止した
ことを特徴とする導電性塗料に関する。
従来技術と解決すべき問題点 銅粉を含有してなる導電性塗料は、たとえば電子機器の
電磁波をシールドする塗料として、機器部材のプラスチ
ック筐体等に適用され、導電性皮膜を形成する。かかる
導電性塗料としては、銅粉を適当なバインダーに分散せ
しめ、これを有機溶剤で希釈したものが従来より知られ
ているが、その貯蔵あるいは塗装中に銅粉が酸化して導
電性が低下し、シールド性が悪化することが問題として
、とり上げられている。そこで、この問題の解決策とし
て、たとえば酸化防止のため有機チタネート化合物を配
合した塗料(特開昭56−36553号公報参照)や、
酸化防止および凝集防止のため有機チタネート化合物を
予め銅粉とトライブレンドして銅粉を表面コートした塗
料(特開昭59−174661号公報参照)が提案され
ている。しかしながら、いずれも導電性の耐久性(耐熱
性、耐湿性)の点で十分に満足されるものではなく、ま
た導電性皮膜の変色という新たな問題がクローズアップ
されているのが現状である。
本発明者らは、この耐久性および変色の問題について検
討を進めたところ、有機チタネート化合物に加えて低分
子シラン系化合物を配合すれば、上記の問題が解決され
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
発明の構成と効果 すなわち、本発明は、銅粉を含有してなる導電性塗料に
おいて、有機チタネート化合物および低分子シラン系化
合物を配合したことを特徴とする導電性塗料を提供する
ものである。
本発明で用いる銅粉は、通常のものであって、特に平均
粒径50μ以下のものが好ましい。種類としては、アト
マイズ粉、粉砕粉、搗砕粉、還元粉、電解粉など各種の
製法で得られるもの、また形状も球状、フレーク状、塊
状、不規則状、樹枝状のいずれであってもよいが、特に
コスト、導電性、粒径等のバランスから樹枝状の電解粉
か最適である。
本発明で用いる有機チタネート化合物は、たとえば味の
素■から商品名「プレンアクト」シリーズで入手するこ
とができ、その具体例(構造式および化学名)を以下に
列挙する。特に下記■、■などのイソプロピルトリアル
カノイルチタネートが好ましい。
イソプロピルトリイソステアロイルチタネート ■ イソプロピルトリス(ジオクチルピロホスフェート)チ
タネート ■ イソプロピルトリ(N−アミノエチル−アミノエチル)
チタネート ■ (08H17−〇+41i°〔P+0−013H27)
2°H)2テトラオクチルビス(ジトリデシルホスファ
イト)チタネート ■ (H鑓っ一〇−鑓、−鑓一鑓、)舊 テトラ(2,2−ジアリルオキシメチル−1−ブチル)
ビス(ジトリデシル)ホスファイトチタネート ■ ビス(ジオクチルピロホスフェート)オキシアセテート
チタネート ■ ビス(ジオクチルピロホスフェート)エチレンチタネー
ト ■ イソプロビルトリオクタノイルチタネートイソプロビル
ジメタクリルイソステアロイルチタネート イソプロピルトリデシルベンゼンスルホニルチタネート ■ イソプロピルイソステアロイルジアクリルチタネート イソプロピルトリ(ジオクチルホスフェート)チタネー
ト ■ イソプロピルトリクミルフェニルチタネートテトライソ
プロピルビス(ジオクチルホスファイト)チタネート かかる有機チタネート化合物の使用量は通常、上記銅粉
100部(重量部、以下同様)に対して0.1〜5部、
好ましくは0.5〜2.0部の範囲で選定すればよい。
0.1部未満であると、耐久性が充分でなく、また5部
を越えても、効果は増大せず、かえって塗膜の機械的強
度が低下し、コストも高くなって好ましくない。
本発明で用いる低分子シラン系化合物としては、一般に
、式: %式%) 〔式中、Xはアルコキシ、ビニル、アルキル、ω−グリ
シドキシアルキル、またはω−メタクリロキシアルキル
、 艮は炭素数1〜4のアルキル、および 口は0〜2である〕 で示される化合物、具体的にはテトラエチルシリケート
、ビニルトリエトキシシラン、ビニル) IJブトキシ
シラン、r−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
、r−メタクリロキシトリメトキシシラン等が挙げられ
る。使用量は通常、上記銅粉100部に対して0.1〜
2部、好ましくは0.2〜1部の範囲で選定すればよい
。0.1部未満であると、変色防止効果が得られず、ま
た2部を越えでも、効果は増大せず、塗膜の機械的強度
が低下し、コストも高くなって好ましくない。
本発明に係る導電性塗料は、組成的には、銅粉、バイン
ダー、有機溶剤、′有機チタネート化合物、低分子シラ
ン系化合物および通常の添加剤の系で構成され、常法に
従って塗料化することができる。
たとえば、バインダーと有機溶剤を混合溶解した後、こ
れに所定割合の有機チタネート化合物と低分子シラン系
化合物、および要すれば添加剤を加えて混合し、最後に
銅粉を加えて混合する。使用に際し、更に有機溶剤で適
当な粘度に希釈調整すればよい。なお、上記塗料化にあ
って、有機チタネート化合物および低分子シラン系化合
物を、銅粉とのトライブレンドにより、銅粉の表面にコ
ートさせて用いてもよい。
上記バインダーとしては、通常の熱可塑性または熱硬化
性の塗料用樹脂バインダーが使用されてよく、たとえば
アクリル系樹脂(ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリメ
タクリル酸エチル樹脂、メタクリル酸メチル/ブチルコ
ポリマー樹脂など)、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂
、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂、炭化水素
樹脂、セルc+−ス系樹脂(x−y−ルセルロース、ニ
トロセルローフ、、酢酸セルロースブチラードなど)が
挙げられる。特に、導電性皮膜の形成性と耐久性のバラ
ンス、その機械的強度、下地プラスチックとの密着性な
との点で、ポリメタクリル酸メチル樹脂が好ましい。
上記有機溶剤としては、たとえばケトン系(メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトンなど)、芳香族系(
トルエン、キシレンなど)、アルコール系(エタノール
、イソプロパツール、フタノールなど)、エステル系(
酢酸エチル、酢酸ブチルなど)が挙げられる。溶解性、
乾燥性、臭気、安全性、下地プラスチックへの影響など
を考慮して選定すればよい。
上記添加剤としては、たとえば沈降防止剤(ステアリン
酸のAL、 Ca、 Zn塩、有機ベントナイト、フユ
ームドシリ力、水素添加ヒマシ油、脂肪酸アマイド等の
通常のチキントロピー剤)、着色剤、難燃剤等が含まれ
る。
以上の構成から成る本発明塗料は、主に電磁波シールド
塗料として使用され、耐熱、耐湿性に優れた導電性皮膜
を形成することができ、また変色の心配もない。また他
の用途として、導電性印刷ペーストや導電性接着剤への
応用が考えられる。
次に実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。
実施例1〜6および比較例1〜5 各側の塗料組成(部数)を下記表1に示す。先ず、ポリ
メタクリル酸メチル樹脂にトルエンおよびメチルエチル
ケトン(MEK)を加え、攪拌溶解後銅粉を除く他の成
分を加え、直径2〜3IllIIのガラスピーズと共に
ガラスビンに入れ、密栓をして、実験室用板とう機にて
約30分間激しく振とうする。その後銅粉を加え、再度
2〜3分間振とうを行い、導電性塗料を調製する。
注■)粒径10〜50μの樹枝状電解銅粉■)粒径6〜
10μの樹枝状電解銅粉 ■)味の素闇市販のにンプロピルトリイソステアロイル
チタネート ■)味の素■市販のイソプロピルトリオクタ/イルチタ
ネート ■)捕水化成−の沈降防止剤 調製した導電性塗料は、トルエン40部、MEK40部
およびセロソルブ20部よりなるシンナーで、フォード
カップ隘4における粘度が15秒となるように希釈し、
これを予めインプロピルアルコールで清拭した3fl厚
アクリル樹脂板上へ乾燥膜厚50μとなるように吹付塗
布し、室温にて2日間乾燥後、形成する皮膜に対し、2
つの電極(1備XI(!I11の正方形、間隔1 am
 )を有するプローブでディジタル式マルチメーターを
用いて初期表面抵抗値(Ω/SQ)を測定した。
次に、皮膜の耐熱性または耐湿性を試験するため、90
゛Cで20日間または50°c/100λHで20日間
の老化促進に付し、前記と同様に表面抵抗値(Ω/SQ
)を測定した。
これらの測定結果を下記表2に示す。なお、90℃で2
0日間後の変色有無の結果も併記する。
実施例7および8 塗料組成はそれぞれ実施例1および2と同一であるが、
その塗料化にあって、予め有機チタネート化合物および
低分子シラン系化合物を銅粉とトライブレンドせしめ、
銅粉に表面コートさせて使用する以外は、同様にして導
電性塗料を得る。なお、トライブレンドは、ガラスビン
に銅粉を秤取し、有機チタネート化合物と低分子シラン
系化合物を加え、実験室用振とう機で約2時間板とうさ
せて行う。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、銅粉を含有してなる導電性塗料において、有機チタ
    ネート化合物および低分子シラン系化合物を配合したこ
    とを特徴とする導電性塗料。 2、銅粉が平均粒径50μ以下の樹枝状電解銅粉である
    前記第1項記載の塗料。 3、有機チタネート化合物がイソプロピルトリアルカノ
    イルチタネートである前記第1項記載の塗料。 4、低分子シラン系化合物が、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xはアルコキシ、ビニル、アルキル、ω−グリ
    シドキシアルキル、またはω−メタクリロキシアルキル
    、 Rは炭素数1〜4のアルキル、および nは0〜2である〕 で示される化合物である前記第1項記載の塗料。 5、銅粉100重量部に対して、有機チタネート化合物
    0.1〜5重量部および低分子シラン系化合物0.1〜
    2重量部を配合した前記第1項記載の塗料。
JP61124412A 1986-05-28 1986-05-28 導電性塗料 Pending JPS62280271A (ja)

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JPS62280271A true JPS62280271A (ja) 1987-12-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01261469A (ja) * 1988-04-11 1989-10-18 Toray Ind Inc 透明導電性被膜

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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