JPS62280061A

JPS62280061A - プリンタ装置

Info

Publication number: JPS62280061A
Application number: JP12348886A
Authority: JP
Inventors: Kazuyuki Yokota; 和幸横田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-05-30
Filing date: 1986-05-30
Publication date: 1987-12-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、用紙を１枚単位で印字ヘッド部に送り込んで
印字を行うプリンタ装置に関するものである。

（従来の技術）従来、用紙を１枚単位で印字ヘット部に送り込んで印字
を行う、いわゆる単票インサート機能を有するプリンタ
装置では、用紙移動機構の用紙移動路にフォトセンサを
設け、このフォトセンサの出力信号に基づいて用紙を順
次に送り込んで行った際の用紙上端を検出し、この用紙
上端を基準として印字位置が指定された位置になるよう
に制御している。

（発明が解決しようとする問題点）ところが、用紙１が第３図（ａ）に示すように切欠部や
穴が全くないものであれば、この用紙１を送り込んで行
った際にフォトセンサの出力信号が紙無し→紙有り→紙
無しという検出状態に変化するので、紙有り→紙無しの
状態に変化した位置を用紙１の上端として簡単に決定す
ることができる。しかしながら、第３図（ｂ）に示すよ
うに用紙１の進行方向に対して左右両端に紙送り穴２を
設けたものを使用した場合には、フォトセンサがこの穴
２を臨む位置に配設されている関係上、穴２を通過する
時に紙有り→紙無しの状態が生じ、穴２の位置を上端と
して誤って決定してしまい、印字位置が指定位置よりず
れてしまうという問題があった。

本発明はこのような問題を解決し、紙送り用の穴を有す
る用紙を用いた場合でも印字位置を指定位置に確実に制
御することができるプリンタ装置を提供することを目的
とするものである。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）本発明は、印字対象の用紙を１枚単位で吸入し、その位
置を移動させる用紙移動機構と、この用紙移動機構の用
紙移動路において用紙の右端部または左端部近傍を臨む
位置に配置され、用紙の有無を検出するフォトセンサと
、前記用紙移動機構を制御し、用紙を移動させ指定位置
に制御する用紙位置制御回路と、上記フォトセンサの出
力信号に基づき用紙移動路における用紙の有無を検出し
、用紙無しの状態であればざらに一定距離移動した時点
で用紙の有無を再度検出し、再び用紙無しの状態であれ
ば最初に用紙無しの状態を検出した位置を用紙の上端部
として決定する上端決定回路とを備えることにより、上
記目的を達成するものである。

（作用）上端決定回路は一度用紙無しの状態を検出したならば、
用紙がざらに一定距離移動した時点で用紙の有無を再度
検出する。この結果、再び用紙無しの状態で有れば最初
に用紙無しの状態を検出した位置を用紙上端として決定
する。

（実施例）第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図であり
、１０は印字対象の用紙１を１枚単位で吸入し、その位
置を上下動させる用紙移動機構である。この用紙移動機
構１０は用紙挿入位置を固定するポケット１’ｌ、　１
２と、用紙を上下に移動するための駆動モータ１３と、
駆動モータ１３の回転をローラ１４，１５を通じて用紙
１に伝達するシャフト１６と、用紙１を挾持して固定す
る用紙ガイド１７．１８と、用紙１を手動で送り込む時
に操作する吸入スイッチ１９とから構成されており、ポ
ケット１１．１２のうち１１の用紙移動路を臨む位置に
は用紙の有無を検出するフォトセンサ２０が配置されて
いる。次に２１は前記用紙移動機構１０を制御し、用紙
１を上下動させながら指定位置に制御する用紙位置制御
回路であり、また２２は用紙１が一定距離上下動するた
びに前記フォトセンサ２０の出力信号に基づき用紙移動
路における用紙の有無を検出し、用紙無しの状態であれ
ばさらに一定距離下へ動かした時点で用紙の有無を再度
検出し、再び用紙無しの状態であれば最初に用紙無しの
状態を検出した時点を用紙の上端部として決定する上端
決定回路であり、これら制御回路２１と決定回路２２は
データバス２３を通じて外部インタフェース２４に結合
され、この外部インタフェース２４を通じて一連の印字
動作を制御する主制御装置（図示せず）に接続されてい
る。

以上の構成における用紙の上端決定動作を第２図を用い
て説明する。

まず用紙位置制御回路２１は外部インタフェース２４を
通じて主制御装置から単票吸入指令または印字開始指令
を受けた時、あるいは吸入スイッチ１９のオン信号を受
けると、駆動モータ１３を回転させ、シャフト１６およ
びローラ１４，１５を用紙吸込み方向に回転させ、用紙
１を下側方向に降下させる。この時、上端決定回路２２
はフォトセンサ２０の出力信号に基づいて用紙の有無を
検出しているが、紙有りの状態から紙無しの状態を一度
検出すると、その位置からさらに一定距離降下した時点
で再び用紙の有無を検出する。この結果、フォトセンサ
２０が紙無しの検出状態を維持しているならば最初に紙
無しの状態を検出した位置を用紙１の上端として決定す
る。

しかし、紙有りの状態に変化していればその前に紙無し
を検出した位置は用紙上端には該当しないものと判定し
、ざらに用紙上端の検出動作を継続する。

例えば、第２図（ａ）に示すように用紙１に紙送り用の
穴２が形成されていたものとすると、用紙１が降下して
穴２が７オトセンサ２０の位置を通過する位置し１０時
点で紙無しの状態を検出するが、用紙１をざらに一定距
離１−ｄだけ降下させ、位１１Ｌ２の位置がフォトセン
サ２０の位置になるように移動させた場合、用紙１とフ
ォトセンサ２０との関係は第２図（ｂ）に示すようにな
り用紙１が穴２の直径Ｒに該当する距離だけ降下した時
にフォトセンサ２０の出力信号は紙有りの検出状態とな
る。従って、穴２の位置は用紙１の上端として決定され
ない。

この場合、用紙１を一定距離降下させる、距離１−ｄは
ｌｄ　＞Ｒの関係に設定されている。

従って、ｌ−ｄ以下の穴が存在してもこの穴の位置を用
紙上端として誤判定することはない。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、用紙無しの状態を
一度検出したならばざらに一定距離移動した状態で再び
用紙の有無を調べ、再び用紙無しの状態を検出した時に
最初に検出した用紙無しの位置を用紙上端として決定す
るようにしたため、紙送り用の穴等が形成されていたと
しても確実に用紙上端を決定することができ、印字位置
を正確に指定位置に制御することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第２
図は実施例の用紙上端決定動作を説明するための説明図
、第３図は用紙の種類を示す平面図である。１・・・用紙、１０・・・用紙移動機構、１１．１２・
・・ポケット、１３・・・駆動モータ、１４．１５・・
・ローラ、１６・・・シャフト、１７．１８・・・ガイ
ド、１９・・・吸入スイッチ、２０・・・フォトセンサ
、２１・・・用紙位置制御回路、２２・・・上端決定回
路代理人　弁理士　　則　近　憲　缶周　　山王　− １３、−／ＬＱ第１図第２図（ａ）（ｂ）第３図

Claims

【特許請求の範囲】

印字対象の用紙を１枚単位で吸入し、その位置を移動さ
せる用紙移動機構と、この用紙移動機構の用紙移動路に
おいて用紙の右端部または左端部近傍を臨む位置に配置
され、用紙の有無を検出するフォトセンサと、前記用紙
移動機構を制御し、用紙を所定位置に位置決め制御する
用紙位置制御回路と、上記フォトセンサの出力信号に基
づき用紙移動路における用紙の有無を検出し、用紙無し
の状態であればさらに一定距離移動した時点で用紙の有
無を再度検出し、再び用紙無しの状態であれば最初に用
紙無しの状態を検出した位置を用紙の上端部として決定
する上端決定回路とを備えたプリンタ装置。