JPS62279131A - 副変速機付四輪駆動用変速機の制御方法 - Google Patents

副変速機付四輪駆動用変速機の制御方法

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JPS62279131A
JPS62279131A JP12057486A JP12057486A JPS62279131A JP S62279131 A JPS62279131 A JP S62279131A JP 12057486 A JP12057486 A JP 12057486A JP 12057486 A JP12057486 A JP 12057486A JP S62279131 A JPS62279131 A JP S62279131A
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JP
Japan
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wheel drive
speed
port
state
switch
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Application number
JP12057486A
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English (en)
Inventor
Hideki Yasue
秀樹 安江
Seiichi Nishikawa
誠一 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明は四輪駆動用変速機の制御方法に関し、特にn
]変速機の高速段および低速段への切換えならびに駆動
力分配機構による二輪駆動および四輪駆動への切換えを
制御する方法に関するものである。
従来の技術 従来、前輪もしくは後輪の二輪を駆動する二輪駆動と、
前後四輪の全てを駆動する四輪駆動とに切換えることの
できる随時(パートタイム)四輪駆動装置が知られてお
り、また四輪駆動装置に対する入力を高低2段に切換え
ることのできる副変連間を備えた自動変速機と併せて四
輪駆動装置を用いることも行なわれている。この種の副
変速機付四輪駆動用自動変速機における各駆動状態、す
なわち高速二輪駆動および高速四輪駆動ならびに低速四
輪駆動の設定は、運転席に設けたシフトレバ−を操作す
ることにより、リンクやワイヤーを介してシフトレバ−
に連結したマニュアルバルブを切換え動作させ、その結
果、油圧の給排状態を変えることにより行なっている。
しかしながら限られたスペースの運転席には、前進後退
などの変速操作を行なうためのシフトレバ−やブレーキ
レバーをも設けなければならないから、これらに加え前
述した四輪駆動用のシフトレバ−を操作性良く配置する
ことは困難であり、しかもマニュアルバルブに対して操
作力を伝達するためのリンクやワイヤーを設けるに必た
っても同様な問題がおる。そこで本発明者等はそのよう
な問題を解消することのできる装置として、スイッチ操
作によってトランスファと副変速機とを切換え動作させ
ることのできる装置を既に特願昭61−79386号に
よって提案した。この装置の概略を述べると、副変速別
を高低2段に切換えるためのクラッチおよびブレーキに
対して油圧を給排するL −H切換バルブと、トランス
ファにおけるクラッチに対して油圧を給排する駆動力分
配切換バルブとを設け、ざらに選択スイッチからの信号
に基づいてマイクロコンピュータによりオン−オフ制御
される電磁弁を各切換パル゛ブに対応して設け、選択ス
イッチによる選択操作によって電磁弁から各切換バルブ
に供給される油圧の状態が変わることにより切換バルブ
が動作し、その結果、高速二輪駆動および高速四輪駆動
ならびに低速四輪駆動に設定するよう構成されている。
発明が解決しようとする問題点 しかるに上記の提案に係る装置にあっては、各駆動状態
の選択・設定をスイッチ操作によって行なうことができ
るので、操作機器の簡素化を図ることができるが、3種
類の駆動状態すなわち高速二輪駆動および高速四輪駆動
ならびに低速四輪駆動の各駆動状態を、各々に対応して
設けたスイッチもしくは接点によって選択しかつ設定す
る構成であるから、構成の簡素化を図るうえで更に改良
の余地があった。
また各駆動状態の選択・設定をより簡単な構成のスイッ
チ手段によって行なう場合、操作ミスによる車両の不測
の挙動を防止するなどのための対策を予め施しておくこ
とが望まれる。
この発明は以上の状況を背景としてなされたもので、駆
動状態を選択する機器の簡素化を図ることのできる副変
速機付四輪駆動用変速機の制御方法を提供することを目
的とするものでおる。
問題点を解決するための手段 上記の目的は、この発明においては、高速段と低速段と
の切換えを行なう副変速機と、二・輪駆動と四輪駆動と
の切換えを行なう駆動力分配機構とを備えた副変速機付
四輪駆動用変速機における高速段−低速段の切換えおよ
び二輪駆動−四輪駆動の切換えを電気的スイッチ手段に
よって行なうにあたり、高速二輪駆動と高速四輪駆動と
低速四輪駆動との3種類の駆動状態のうちいずれか1種
類の駆動状態に設定するための信号を出力する第1選択
手段と他の1種類の駆動状態に設定するための信号を出
力する第2選択手段とを設けておき、これら第1および
第2の選択手段が信号を出力していない場合には更に他
の1種類の駆動状態に設定することにより達成すること
ができる。
またこの発明のおいては、いずれの選択手段も信号を出
力していない場合には、高速二輪駆動状態に設定するこ
とが有効である。
ざらに各選択手段が同時に信号を出力した場合に、副変
速機を高速段に設定し、もしくは駆動力分配機構を二輪
駆動状態に設定することが有効である。
作    用 したがってこの発明の制御方法によれば、3種類の駆動
状態の1つは、他の2種類の駆動状態の選択の解除によ
って達成できるから、スイッチあるいはスイッチの接点
は2個もしくは2種類でよく、その結果、実施のための
装置の簡素化を図ることができる。
またこの発明によれば、いずれの選択手段も信号を出力
していない場合に、高速二輪駆動状態に設定することに
より、断線などの電気的なトラブルによる出力信号の遮
断時には、高速二輪駆動状態となって車両の不測の挙動
を防止することができる。
さらに選択手段が同時に信号を出力した場合には、副変
速機を高速段に設定し、もしくは駆動力分配機構を二輪
駆動状態に設定することにより、選択手段の不用意な操
作もしくは誤操作による車両の不測の挙動を抑えること
ができる。
実施例 つぎにこの発明の方法を実施例に基づいて説明する。
第1図はこの発明の方法の一例を示すフローチャートで
あり、ここに示す方法は第2図および第3図に示す制御
装置を対象とした例であるので、先ず第2図および第3
図に示す制御装置について簡単に説明する。
第2図および第3図に示す装置は、選択スイッチ1Qを
第1選択手段としてのH4スイッチ11と第2選択手段
としてのし4スイツチ12とによって構成し、他の構成
は前掲の特願昭61−79386号の図面に記載された
構成と同一としたものである。
すなわちL−H切換バルブ20は副変速機におけるクラ
ッチC3およびブレーキB4の係合・解放の制御を行な
って副変速機を高速駆動状態および低速駆動状態に切換
えるためのものであり、ライン油圧供給ポート21、ク
ラッチC3に連通されたC3ポート22、ブレーキB4
に連通されたB4ポート23、C3ポート22を連通さ
せる第1ドレンボート24、B4ポート23を連通させ
る第2ドレンポート25およびライン油圧を供給して弁
体を移動させる制御ポート26の各ポートを有した構成
である。そしてライン油圧供給ポート21には、主変速
機用油圧制御装置30におけるプライマリ−レギュレー
タバルブ(図示せず)によって調圧したライン油圧を供
給するライン油圧油路40が接続されており、また制御
ポート26はオリフィス41を介してライン油圧油路4
0に連通されている。このL−H切換バルブ20を更に
具体的に示せば第3図の通りである。すなわちここに示
す例はスプールバルブとして構成したものであり、弁体
として3個のランドを有するスプール27がバルブボデ
ィ28内に移動自在に収容されるとともに、その両端部
のランドにおけるフェース面積が共に等しく設定され、
ざらに前記制御ポート26とは反対側にはスプール27
をその軸線方向に押圧するスプリング29が配置されて
いる。したがって制御ポート26に制御油圧としてライ
ン油圧が供給された場合には、スプール27がスプリン
グ29を圧縮して高速段設定位置に移動し、C3ポート
22がライン油圧供給ポート21に連通ずるとともに8
4ボート23が第2ドレンポート25に連通し、これと
は反対に制御ポート26が排圧された場合には、スプー
ル27がスプリング29に押されて低速段設定位置に移
動し、C3ポート22が第1ドレンポート24に連通す
るとともに84ボート23がライン油圧供給ポート21
に連通するよう構成されている。
なお、前記主変速機用油圧制御装置30はスロットル開
度と出力軸回転数との関係で予め設定した変速線図に基
づくマイクロコンピュータ5CM)Sらの出力信号によ
って制御され、油圧の供給経路を切換えて前記主変速@
1の変速段の切換えを行なうものでおる。そしてこの主
変速機用油圧制御装置30においてはオイルポンプ31
によって油溜り32から汲み上げて発生させた油圧を所
定のライン油圧およびスロットル油圧に調圧するように
なっている。
前記L−H切換バルブ20に対する油路のうち制御ポー
ト26とオリフィス41との間の油路には、前記マイク
ロコンピュータ50からの出力信号によってオン−オフ
制御されるS4電磁弁60が介装されている。このS4
電磁弁60は、ポート61を開閉するプランジャタイプ
の弁体62と、その弁体62をポート61を閉じる方向
に押圧するスプリング63と、オン状態すなわち励磁さ
れることにより弁体62をスプリング63に抗して移動
させるコイル64とを有した構成であり、オフ状態では
弁体62がポート61を閉じることによりライン油圧を
前記制御ポート26に作用させ、これと反対にオン状態
では弁体62がポート61を開くことにより制御ポート
26に作用していたライン油圧を排圧(ドレン)するよ
う構成されている。
他方、駆動力分配機構をなす前記クラッチC4の係合・
解放の制御を行なって二輪駆動状態と四輪駆動状態とに
切換える駆動力分配切換バルブ70は、ライン油圧を供
給するライン油圧供給ポート71と、前記クラッチC4
に接続したC4ポート72と、ドレンポート73と、弁
体を移動させるための第1制御ポート74およびこれと
は反対側に設けた第2制御ポート75とを有する構成で
ある。これを更に具体的に示すと第3図の通りであって
、ここに示す例はスプールバルブとして構成したもので
あり、バルブボディ76内に収容した弁体としてのスプ
ール77は共に等しいフェース面積の3個のランドを有
しており、前記第2制御ポート75が開口している一端
部側のランドの端面側にはスプール77を押圧するスプ
リング78が配置され、ざらに他方の端部側には第1制
御ポート74が開口している。そしてライン油圧供給ポ
ート71には前記ライン油圧油路40が接続されるとと
もに、第1制御ポート74にはオリフィス42を介して
ライン油圧油路40が連通させられおり、また第2制御
ポート75には前記L−H切換バルブ20におけるB4
ポート23に連通する油路79が接続されている。した
がって第1制御ポート74にライン油圧が供給された場
合にはスプール77がスプリング78に抗して二輪駆動
設定位置に移動することによりC4ポート72がドレン
ポート73に連通し、また第1制御ポート74が排圧さ
れた場合は、スプール77がスプリング78に押されて
四輪駆動設定位置に移動することによりC4ポート72
がライン油圧供給ボート71に連通ずるよう構成されて
いる。
ところで前記油路79は低速二輪駆動状態を禁止するた
めのものであり、前記L −H切換バルブ20が低速駆
動状態を設定するよう切換ねった状態では前記B4ボー
ト23からライン油圧を第2制御ポート75に作用させ
、第1制御ポート74へのライン油圧の供給がめっても
スプール77を第1制御ポート74側に押圧移動させ、
C4ポート72をライン油圧供給ポート71に連通させ
るよう構成されている。
この駆動力分配切換バルブ70に対する油路のうち第1
制御ポート74とオリフィス42との間の油路には、前
述したS4電磁弁60と同様な構成の85電磁弁80が
介装されている。すなわちこのS5電磁弁80も前記マ
イクロコンピュータ50によってオン−オフ制御される
ものであって、オン状態でコイル81が励磁されてプラ
ンジャタイプの弁体82をスプリング83に抗して引き
戻し、その結果ポート84が開いて第1制御ポート74
から排圧(ドレン)され、またオフ状態でコイル81が
消磁されて弁体82がスプリング83に押されてポート
84を閉じ、前記第1制御ポート74にライン油圧を供
給するよう構成されている。
そして前記選択スイッチ10がマイクロコンピュータ5
Qに接続され、H4スイッチ11とL4スイッチ12と
の導通・非導通に基づく信号によりマイクロコンピュー
タ50が前記各電磁弁60゜80を制御して所定の駆動
状態に設定するように構成されている。
前記マイクロコンピュータ50における各電磁弁60.
80の制御すなわち上述した制御装置を対象としたこの
発明の制御方法は以下の通りでおる。
駆動状態の設定を行なうために選択スイッチ10からの
出力信号を読み込み(ステップ100)、ついで読み込
んだ信号が高速四輪駆動(H4)を指示しているか否か
を判断する(ステップ102)。
ここで前記H4スイッチ11がオンとなって導通してい
れば、ステップ102の判断結果は「イエス」となり、
したがってH4スイッチ11のみをオンとした場合およ
びH4スイッチ11と14スイツチ12との両方をオン
とした場合のいずれであっても、ステップ102の判断
結果は「イエス」となる。これとは反対にL4スイッチ
12のみがオンの場合およびH4スイッチ11と14ス
イツチ12との両方がオフの場合には、ステップ102
の判断結果は「ノー」となり、ステップ104に進む。
ステップ102の判断結果が「イエス」の場合、S4電
磁弁60をオフ、S5電磁弁80をオンに′するよう決
定する(ステップ106)。これに対しステップ102
の判断結果が「ノー」の場合には、これに続くステップ
104において、選択スイッチ10からの入力信号が低
速四輪駆動(L4)を指示しているか否かの判断を行な
う。ここでは前記L4スイッチ12がオンとなって導通
している場合に「イエス」と判断するが、L4スイッチ
12とH4スイッチ11との両方が同時にオンとなって
その信号が入力された場合には、先のステップ102に
おいて「イエス」と判断し、走査過程がステップ106
に進むから、ステップ104において「イエス」と判断
する場合は、L4スイッチ12のみがオンとなっている
場合である。そしてその場合は、S4電磁弁60および
S5電磁弁80を共にオンにするよう決定する(ステッ
プ108)。
また前述したようにL4スイッチ12がオフでH4スイ
ッチ11がオンであれば、先のステップ102の判断結
果が「イエス」となって走査過程はステップ106に進
んでしまうので、ステップ104の判断結果が1゛ノー
」になる場合は、ト(4スイツチ11およびL4スイッ
チ12が共にオフの場合であり、この場合はS4電磁弁
60およびS5電磁弁80を共にオフにするよう決定す
る(ステップ110)。
以上のステップ106もしくはステップ108あるいは
ステップ110で各電磁弁60.80のオン・オフを決
定した場合、各々の決定内容に基づいて各電磁弁60,
80を駆動する(ステップ112)。
すなわちH4スイッチ11がオンでおることにより、S
4電磁弁60がオフ、S5電磁弁80がオンに駆動され
ると、L−H切換バルブ20においては制御ポート26
にライン油圧が作用するから、スプール27がスプリン
グ2つに抗して第3図の左°半分に示す高速段設定位置
に移動し、それに伴ってC3ポート22とライン油圧供
給ポート21とが連通しかつB4ポート23が第2ドレ
ンポート25に連通する。したがって副変速機ではクラ
ッチC3が係合しかつブレーキB4が解放されるから、
主変速機からの入力をそのまま出力する高速駆動状態に
なる。これに対し駆動力分配切換バルブ70においては
第1制御ポート74から排圧されるから、スプール77
がスプリング78に押されて第3図の左半分に示す四輪
駆動設定位置に移動し、それに伴いC4ポート72がラ
イン油圧供給ボート71に連通してクラッチC4にライ
ン油圧が供給され、これが係合することにより四輪駆動
となる。すなわち高速四輪駆!Fl (H4)状態とな
る。
またL4スイッチ12のみがオンであることにより、各
電磁弁60,80がオンに駆動されると、L−H切換バ
ルブ20においては制御ポート26から排圧されるから
、スプール27がスプリング29に押されて第3図の右
半分に示す低速段設定位置に移動し、それに伴いC3ポ
ート22が第1ドレンボート24に連通してクラッチC
3から排圧されるとともに84ボート23がライン油圧
供給ボート21に連通されてブレーキB4にライン油圧
が供給される。すなわち副変速機においてはクラッチC
3が解放されるとともにブレーキB4が係合するから、
減速比が1より大きい低速駆動状態になる。これに対し
駆動力分配切換バルブ70においては第1制御ポート7
4から排圧されるうえに第2制御ポート75には前記ブ
レーキB4に至る油路から分岐した油路79を介してラ
イン油圧が作用するから、スプール77が第3図の左半
分に示す四輪駆動設定位置に移動し、それに伴いC4ポ
ート72がライン油圧供給ボート71に連通してクラッ
チC4にライン油圧が供給される。
したがってクラッチC4が係合して低速四輪駆動(L4
)状態となる。
ざらにH4スイッチ11おびL4スイッチ12が共にオ
フであることにより、各電磁弁60,80がオフに決定
された場合は、各々の弁体62゜82がスプリング63
.83に押されてポート61,84を閉じる。その結果
、L−H切換バルブ20の制御ポート26と駆動力分配
切換バルブ70の第1制御ポート74とにライン油圧が
供給され、L−H切換バルブ20においては、スプール
27が第3図の左半分に示す状態になっていることによ
り、fjJ変速閤ではクラッチC3がライン油圧を供給
されて係合しかつブレーキB4が排圧されて解放され、
高速駆動状態になる。また駆動力分配切換バルブ70に
おいては、第1制御ポート74にライン油圧が供給され
かつ第2制御ポート75が排圧されるから、スプール7
7がスプリング78を圧縮する方向に移動して第3図の
右半分に示す二輪駆動設定位置に移動し、それに伴いC
4ポート72がドレンポート73に連通し、したがって
クラッチC4が排圧されて解放されるから二輪駆動状態
になる。結局、駆動状態は後輸出力軸もしくは前輸出力
軸のみに動力を伝達する高速二輪駆動(H2)状態とな
る。
以上述べた各電磁弁60.80のオン・オフにより設定
される駆動状態およびその駆動状態を達成する各クラッ
チC3、C4#よびブレーキB4の係合・解放状態を表
にして示せば第1表の通りである。
第1表中*印を付したS5電磁弁80がオフでクラッチ
C4が係合状態となるのは、前記油路79によって駆動
力分配切換バルブ70の第2制御ポート75にライン油
圧が供給されるからである。
したがって上記の方法では、3種類の駆動状態のうち所
定の駆動状態を選択する2つのスイッチ11.12から
の信号が入力されていない場合に、残る他の1種類の駆
動状態に設定するから、選択スイッチは2つでよく、実
施のための装置が簡素化される。また上記の方法では、
最初にH4スイッチ11のオン状態を判断するから、誤
って2つのスイッチを同時にオンとした場合には、1車
輪当りのトルクの変動の小さい高速四輪駆動に設定され
るため、車両の不測の挙動を抑えることができる。ざら
に上述した方法では、各スイッチ11゜12が共にオフ
の場合に高速二輪駆動とされるから、断線などの電気的
な遮断時にも各スイッチ11、]2からの信号が出力さ
れなくなることにより、駆動状態は高速二輪駆動になり
、この場合にも車両の不測の挙動を抑えることができる
なお、以上述べた例では、高速四輪駆動を選択するト1
4スイッチ11と低速四輪駆動を選択するL4スイッチ
12とを選択手段としたが、この発明の方法で対象とす
る装置は上記の例に限定されものではなく、高速二輪駆
動(H2)と高速四輪駆動(H4)とを選択する選択手
段とし、あるいは高速二輪駆動(H2)と低速四輪駆動
(L4)とを選択する選択手段を備えた装置であっても
よい。その場合、選択手段により2種類の駆動状態を同
時に選択した場合には、副変速機を高速段に設定し、あ
るいはトランスファを二輪駆動に設定することが好まし
い。ざらにこの発明の方法を実施するための選択手段は
オン−オフスイッチに限られるものではないが、オン−
オフスイッチを用いる場合には、一方をオンとすること
により他方がオフにされる連動キャンセル式のものを採
用することが好ましい。
発明の効果 以上の説明から明らかなようにこの発明の方法によれば
、選択手段からの出力信号の無い状態を1つの信号状態
と判断して所定の駆動状態に設定するから、必要とする
選択手段は2種類でよく、その結果、この発明の方法の
実施のための装置をrEI素化することができる。また
選択手段からの出力信号の無い状態で高速二輪駆動を設
定することとした場合には、断線などの電気的なトラブ
ルによる出力信号の遮断時には、高速二輪駆動状態とな
って車両の不測の挙動を防止することができる。
さらに選択手段が同時に信号を出力した場合に、gJ変
速機を高速段に設定し、もしくは駆動力分配敬構を二輪
駆動状態に設定することとした場合には、選択手段の不
用意な操作もしくは誤操作による車両の不測の挙動を抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法の一例を示すフローチャート、
第2図はその方法で対象とする制御装置の系統図、第3
図はその各切換バルブを更に具体的に示す図である。 10・・・選択スイッチ、 11・・・H’4スイッチ
、12・・・L4スイッチ、 20・・・L−H切換バ
ルブ、70・・・駆動力分配切換バルブ、 B4・・・
ブレーキ、C3,C4・・・クラッチ、 S4 、S5
・・・電磁弁。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高速段と低速段との切換えを行なう副変速機と、
    二輪駆動と四輪駆動との切換えを行なう駆動力分配機構
    とを備えた副変速機付四輪駆動用変速機における高速段
    −低速段の切換えおよび二輪駆動−四輪駆動の切換えを
    電気的スイッチ手段によって行なうにあたり、高速二輪
    駆動と高速四輪駆動と低速四輪駆動との3種類の駆動状
    態のうちいずれか1種類の駆動状態に設定するための信
    号を出力する第1選択手段と他の1種類の駆動状態に設
    定するための信号を出力する第2選択手段とを設けてお
    き、これら第1および第2の選択手段が信号を出力して
    いない場合には更に他の1種類の駆動状態に設定するこ
    とを特徴とする副変速機付四輪駆動用変速機の制御方法
  2. (2)前記第1および第2の選択手段が信号を出力して
    いない場合には高速二輪駆動状態に設定することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の副変速機付四輪駆動
    用変速機の制御方法。
  3. (3)前記第1選択手段と第2選択手段とが同時に信号
    を出力した場合、前記副変速機を高速段に設定し、もし
    くは駆動力分配機構を二輪駆動状態に設定することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の副変速機付四輪駆
    動用変速機の制御方法。
JP12057486A 1986-05-26 1986-05-26 副変速機付四輪駆動用変速機の制御方法 Pending JPS62279131A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4991680A (en) * 1987-09-30 1991-02-12 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Control device of a remote free wheel hub mechanism

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US4991680A (en) * 1987-09-30 1991-02-12 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Control device of a remote free wheel hub mechanism

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