JPS6227839B2 - - Google Patents

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JPS6227839B2
JPS6227839B2 JP21690183A JP21690183A JPS6227839B2 JP S6227839 B2 JPS6227839 B2 JP S6227839B2 JP 21690183 A JP21690183 A JP 21690183A JP 21690183 A JP21690183 A JP 21690183A JP S6227839 B2 JPS6227839 B2 JP S6227839B2
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Japan
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arm
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upper front
movement
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JP21690183A
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Takeshi Matsumoto
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Yamato Sewing Machine Mfg Co Ltd
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Yamato Sewing Machine Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は偏平縫いミシン、多本針二重環ミシン
等の上送り歯を、下送り歯と同様に前後に二分割
し、該二分割した上前送り歯の送り量を上後送り
歯のそれより大きくしたり、あるいは小さくする
ことにより差動送りを可能とし、更に予め決定し
た縫製生地に適応する上送り歯の描く楕円形軌跡
の下限を弾力性を具備させて、縫製中の上下生地
に段部や突出部等の厚みの変化がある場合にも、
該生地の厚みの変化に即応して自動的に上送り歯
の前記下限を融通調整し、しかも上送り歯を縫製
する生地の厚薄に合わせ昇降できるようにし、又
布押さえ揚げペダルを踏むことにより布押さえ及
び上送り歯を共に押し上げるようにしたことを特
徴とする偏平縫いミシンの差動上送り装置に関す
るものである。従来、この種多本針二重環縫いミ
シンにおいて、縫製生地と異なつた伸びを有する
レース、テープ、ゴム等を縫製生地に縫い付けた
り、包み縫いをする場合に、生地とレース、テー
プ、ゴム等の長さを一致させて縫製することはむ
ずかしく、そのため布押さえ及び送り歯の前後に
プラー等を設備し、レース、テープ、ゴム等に適
当な張力を加えて縫製しているが、依然として縫
製生地に不当なゆとりが生じたり、レース、テー
プ、ゴム等のねじれを生じ、良好な縫製を行うた
めには手加減による熟練した調整を必要とする大
きな欠点を存する次第である。
尚、特公昭55―37274号公報記載のようなもの
もあるが、オーバーロツクミシンの上送歯に円形
軌跡運動を与える手段でクランクシヤフトより運
動を与えるもので、二重環縫いミシンの上送り歯
の楕円形軌跡運動を与えることは出来ない。
又、実公昭57―38143号、並びに実公昭57―
38143号公報記載のようなものもあるが、付加的
に備えた布送り装置に関するもので、被縫製目的
たる布が厚薄変化する場合、対処すべき装置であ
り、上送り歯の楕円形軌跡運動を与えることは出
来ない。
更に、実公昭58―35196号公報記載のようなも
のもあるが、上送り歯は存在しないもので、上送
り歯の楕円形軌跡運動を与えることは出来ない。
然るに本発明においては、上送り歯を下送り歯
と同様、前後に二分割し、両者の前後両上送りを
大小調節自在としたから、伸びの異なる異種の素
材相互の縫い合わせにおいても、縫い上がり末端
における生地ずれが防止でき、縫製生地とレー
ス、テープ、ゴム等との長さを一致させて縫製が
可能で、一方の生地に不当なゆとりができたり、
レース、テープ、ゴム等がねじれるといつた不良
縫製等を防止すると共に、生地の偏平縫いミシン
等への着脱を容易にする等の効果を有するもので
ある。
今、ここに本発明実施の一例を示す添付図面に
ついて詳説する。1はアームシヤフトで、偏平縫
いミシン、多本針二重環ミシン等のアームAに既
設のものである。2は公知の偏心輪で、該アーム
シヤフト1に取り付けたもので、偏心輪2の外環
2aに上送り軸連結杆3の基部を固定し、アーム
Aに回動自在に軸支した公知の上送り軸4に付設
した上送り軸腕5の先端と、前記上送り軸連結杆
3の先端とを回動自在に連結し、アームシヤフト
1の回転運動を上送り軸4の揺動運動に変換する
ものである。6は前後運動揺動腕で、アームAの
後背面の箱状突出部Bより突出した上送り軸4先
端部に固定したものである。7は既設の上送り装
着台Cに回動自在に軸支した前後運動軸で、8は
該運動軸7に基端を固定した円弧状前後運動量調
節腕であり、9は該運動量調節腕8に挿嵌する滑
り子で、滑り子9の一側面に軸9aを突設し、該
軸9aと前記前後運動揺動腕6の先端とを前後運
動量連結杆10で回動自在に連結したものであ
る。11は一端を上送り装置台Cに回動自在に軸
支した上送り歯前後運動量調節腕で、他端を前記
滑り子9の軸9a先端に上送り歯前後運動量調節
杆12で連結したものである。13は上送り歯前
後運動量調節指針で、上送り歯前後運動量調節腕
11の該一端部にその基部を固定し、先端部に調
節ねじ14を挿嵌したもので、アームAの箱状突
出部Bに固定した上送り歯前後運動量調節目盛板
15に突設した円弧状孔15aに該ねじ14を嵌
入し、摺動調節及び固定自在とし、該調節ねじ1
4の位置を該目盛板15上に移動させることによ
り、該調節指針13、調節腕11及び調節杆12
を介して滑り子9を円弧状前後運動量調節腕8の
基先両端方向に摺動自在とし、上送り歯の前後運
動量調節装置とするものである。このとき滑り子
9が該調節腕8の基部に移動すると運動量は大き
くなり、先端部に移動すると小さくなるものであ
る。16は前後運動軸7の先端部に固定した上後
送り歯前後運動腕で、17は該運動軸7の更に先
端に固定した円弧状上前送り歯前後運動量調節腕
である。18,19は夫々上前後送り歯で、楕円
形軌跡を描いて前後及び上下運動をする前後に二
分割した下前送り歯20、下後送り歯21と同様
に二分割したものである。22,23は夫々L字
状の上前後送り歯取付台で、夫々の先端に上前後
送り歯18,19を固定したもので、前後及び上
下に摺動自在に相互の側面を第5図に示すように
密着させたものである。24は前記円弧状上前送
り歯前後運動量調節腕17に挿嵌した上前送り歯
滑り子で、該滑り子24の一側面に軸24aを突
設し、上送り装置台Cに中間部を基部が常に上昇
するように弾圧する戻しばね25を介して軸26
aで回動自在に軸支した上前送り歯前後運動量調
節腕26の該基部を前記軸24aと上前送り歯運
動量調節杆27で連結し、該調節腕26の先端部
を調節ねじ28により円弧状上前送り歯運動量調
節目盛板29上に摺動あるいは固定させ、該滑り
子24を前記調節腕17の基先両端間に移動さ
せ、基端部と滑り子24との間の長さを調節し、
前記上後送り歯前後運動腕16の長さより長くし
たり、短くして上前送り歯前後揺動量調節装置と
するものである。30,31は夫々上前後送り歯
前後運動連結杆で、上前送り歯滑り子24の軸2
4aと上後送り歯前後運動腕16の先端とを夫々
前記上前後送り歯取付台22,23のL字状角部
に頭付き長ピンねじから成る連結軸30a,31
aで連結するもので、該角部に夫々該取付台2
2,23の起立部22a,23aが当接しないよ
う弯曲し、その先端を平坦面32a,33aとし
た上前後送り歯取付台保持杆32,33の基部と
共に第10図に示すように、回動自在に連結した
ものである。34は上下運動揺動腕で、前記上送
り軸4の先端を延長し、上送り装置台Cに回動自
在に軸支した延長端に固定したもので、35はそ
の基部を上下運動揺動杆34の先端に回動自在に
連結した上下運動連結杆である。36は上下運動
量調節ねじで、該連結杆35の先端部に挿嵌し、
上送り装置台Cに中間部を軸37aにより回動自
在に軸支した鉤状の上送り歯上下運動量調節腕3
7の先端の円弧状部37bに穿設した円弧状孔3
7cに嵌入し、該円弧状部37bの基先両端間に
該ねじ36を摺動することにより、上前後送り歯
18,19の上下揺動量調節装置とするもので、
適切な上下運動量が定まると該ねじ36を締め付
け固定するものである。39,40は上前後送り
歯上下運動リンクで、前記鉤状の上下運動量調節
腕37の基部に上下運動リンクピン38を固定
し、該ピン38両端に一端を回動自在に軸支し、
他端を前記上前後送り歯取付台22,23の起立
部22a,23a先端と頭付き短ピンねじ39
a,40aで連結したもので、上前後送り歯1
8,19を上下運動させるものである。41,4
2は夫々上前後送り歯取付台保持杆32,33の
支え腕で、基部を上送り装置台Cに保持杆支え腕
軸43により回動自在に軸支し、先端部を夫々上
前後送り歯取付台保持杆32,33の先端部に頭
付き短ピンねじ41a,42aで第10図に示す
ように回動自在に軸支したものである。44は保
持杆押さえで、上前後送り歯取付台保持杆32,
33の先端の平坦面32a,33aを押圧する二
肢分岐状とし、後述の保持杆押さえばね46のば
ね圧が両保持杆32,33に均等に加圧されるよ
うにするものである。45は保持杆押さえ軸で、
基部を保持杆押さえ44に固定し、先端部を上送
り装置台Cに摺動自在に軸支し、該先端に保持杆
押さえばね46を介して同様に上送り装置台Cに
挿嵌したばね圧力調節ねじ47で押圧するもの
で、保持杆支え腕41,42、上前後送り歯取付
台保持杆32,33及び上前後送り歯取付台2
2,23を介して上前後送り歯18,19が縫製
生地の段部や突出部等の厚みの変化に対応して昇
降するためのものである。48は上送り歯昇降腕
で、基端に二肢部48aを有し、中間部を上送り
歯昇降軸49で上送り装置台Cに回動自在に軸支
したもので、該二肢部48aが前記上前送り歯取
付台保持杆32,33の平坦面32a,33aの
下方に来るよう装置したものである。50,51
は夫々上送り歯昇降腕48の先端部上下の上送り
装置台Cに設備した上送り歯下限及び上限位置調
節ねじで、生地の厚さ及び弾性等の性質によつて
予め試し縫いをして調節するものである。52,
53は夫々上前後送り歯高さ調節ねじで、該取付
台保持杆32,33の平坦面32a,33a先端
に穿設したねじ孔32b,33bに挿嵌し、該ね
じ52,53を回すことにより先端を下方の上送
り歯昇降腕48の二肢部48aに当接し、夫々針
板72上面から上前後送り歯18,19の歯先ま
での間隔を調節するものである。54はアームA
に布押さえ揚げ腕軸55で中間部を回動自在に軸
支した既設の布押さえ揚げ腕で、基部に鎖56を
介して布押さえ揚げペダル57を装備し、該ペダ
ル57を踏むことにより、該軸55に付設した布
押さえ連結杆55aを介してアームAに軸支した
布押さえ軸58を昇降させ、該軸58先端の布押
さえ59を揚げ降ろしするものである。60は運
動方向変換腕で、中間部を運動方向変換腕軸61
で回動自在に軸支したもので、該腕60の基端と
前記布押さえ上げ腕54の先端とを連結杆62で
連結したもので、いずれも上記布押さえ揚げ装置
と連動する既設の装置である。63は連結環で、
運動方向変換腕60の先端と前記上送り歯昇降腕
48の先端とを連結するもので、布押さえ揚げペ
ダル57を踏むことにより、前記布押さえ59と
共に上送り歯昇降腕48を介して上前後送り歯1
8,19を揚げ降ろしするものである。64は差
動ペダルで、前記上前送り歯前後運動量調節腕2
6の中間部の戻しばね25と該腕26の基部との
間に鎖65を介して設備したもので、前記円弧状
上前送り歯運動量調節目盛板29上の上前送り歯
前後運動量調節腕26の調節ねじ28による固定
を解き、特に上前送り歯18の差動を必要とする
場合に使用するものである。66,67は夫々上
前送り運動量調節上下ストツパーで、上前送り歯
前後運動量調節腕26の中間部上下の上送り装置
台Cに設備したもので、前記調節ねじ28による
該調節腕26の固定を開放し、差動ペダル64を
使用する場合に上前送り歯18の差動量の上限と
下限を調節するものである。68,69は上送り
装置台取付ブラケツトで、ミシンアームAの後背
面部上下に突設したもので、夫々上送り装置台C
を取り付けるためのねじ孔70,70を穿設した
ものである。71は針である。
本発明は以上のような構成で、これを使用する
に当たつて、上前後送り歯18,19の前後及び
上下の揺動運動を夫々別個に上送り歯前後運動量
調節目盛板15上に調節ねじ14により上送り歯
前後運動量調節指針13の位置を、また上下運動
量調節腕37の円弧状部37b上に上下運動量調
節ねじ36により上下運動連結杆35の位置を任
意調節することにより、上送り歯18,19の楕
円形軌跡を下送り歯20,21のそれとは独立し
て調節が可能となり、従来同様の上下送り歯間の
差動送りができるものである。この場合、調節ね
じ14を上送り歯前後運動量調節目盛板15の円
弧状孔15aの基端方向に移動させると、滑り子
9は円弧状前後運動量調節腕8の先端方向に移動
し、前後運動揺動腕6の一定の揺動運動は小さく
前後運動軸7に伝達され、逆に円弧状孔15aの
先端方向に移動させると、滑り子9は調節腕8の
基端方向に移動し、前後運動揺動腕6の揺動運動
は大きく前後運動軸7に伝達されるものである。
更に上送り歯18,19の前後及び上下の運動量
調節装置を分離したため、上前後送り歯18,1
9間の前後送り量の調節は、前後運動軸7に固定
した円弧状上前送り歯前後運動量調節腕17上の
上前送り歯滑り子24の位置を、上前送り歯運動
量調節目盛板29上に調節ねじ28で任意調節す
ることにより、該腕17の基端と滑り子24間の
長さを前後運動軸7に同様固定した上後送り歯前
後運動腕16の一定の長さと比べて大小調節し、
上前送り歯18の送り量を上後送り歯19の送り
量より大小任意に調節し得るもので、縫製生地と
異なつた伸びを有するレース、テープ、ゴム等を
縫い付けたり、包み縫いをする場合にも生地とレ
ース、テープ、ゴム等の長さとを一致させて縫製
することが可能となり、一方の生地に不当なゆと
りを生じたり、レース、テープ、ゴム等にねじれ
を生じたりする不良縫製がなくなるものである。
また上前後送り歯取付台22,23のL字状角部
を支持する上前後送り歯取付台保持杆32,33
の平坦面32a,33aには保持杆押さえ44及
び保持杆押さえ軸45を介して保持杆押さえばね
46が装備されているので、上前後送り歯18,
19と針板72間に縫製生地の段部や突出部が来
ても、夫々上前後送り歯18,19は個々に保持
杆押さえばね46の弾力に抗して上昇するから、
段部や突出部等の生地の厚みの変化がある部分だ
け上下送り歯18,19,20,21から強い圧
力を受けて良好な縫製効果が得られないという欠
点を除去し得るものである。その上、該取付台保
持杆32,33の平坦面32a,33a先端に上
前後送り歯高さ調節ねじ52,53を挿嵌し、下
方の上送り歯昇降腕48の二肢部48aに当接さ
せ、該ねじ52,53を調節することにより、針
板72上面から上前後送り歯18,19の歯先ま
での間隔を調節することができ、縫製する生地の
厚みに合わせて最適間隔を選ぶことができる。ま
た上送り歯昇降腕48の先端部上方に上送り歯下
限位置調節ねじ50を設備したから、該ねじ50
を調節することにより、針板72上面で互いに衝
突、噛合している上下送り歯18,19,20,
21の衝突、噛合の度合いを調整し、薄地生地や
傷の発生し易い生地等を縫製する際に、縫製品に
傷その他の有害な問題が起こることを阻止できる
ものである。更に本発明においては、布押さえ揚
げ腕54に連結杆62、運動方向変換腕60及び
連結環63を介して上送り歯昇降腕48の先端を
連結したので、布押さえ揚げペダル57を踏むこ
とにより、公知のように布押さえ連結杆55aを
介して布押さえ59を揚げると共に、上送り歯昇
降腕48の先端を連結環63により下降させ、基
部の二肢部48aを上昇させ、上前後送り歯取付
台保持杆32,33を介して上前後送り歯18,
19を上昇させるもので、縫製の開始及び終了時
に、ミシンに生地を挿入・抜出するに当たり、従
来のようにペダルにより布押さえを揚げ、一々手
動等で上送り歯を上昇させる手間が省け、縫製作
業の能率が向上するものである。また、本発明に
おいては、上前送り歯前後運動量調節腕26の中
間部に鎖65を介して差動ペダル64を設備した
から、上前送り歯運動量調節目盛板29上の該調
節腕26の調節ねじ28による固定を解き、該ペ
ダル64を踏むことにより、縫製途中においても
上前送り歯18の送り量を上後送り歯19の送り
量に比べて大小調節が可能で、縫製目的物によつ
ては部分的に差動送りを利かせたり、利かせなか
つたりすることができるものである。
尚、本発明実施に当たつては一本針は勿論、二
本針、三本針偏平縫いミシン又は多本針二重環縫
いミシンにおいても同様の作用効果があり利用す
ることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明実施の一例を示すもので、第
1図は本発明装置を付設した偏平縫いミシンの後
背面方向より見た要部斜視図、第2図は上下前後
送り歯の前後及び上下運動部の機構を示す要部斜
視図、第3図は上送り歯の昇降部の機構を示す要
部斜視図、第4図は上送り歯の前後及び上下運動
部と昇降部との連結部の機構を示す要部側面図、
第5図は上前後送り歯取付台の取り付け状態の詳
細を示す要部斜視図、第6図は第5図D―D線断
面図、第7図は上送り歯上下運動量調節腕部の取
り付け状態の詳細を示す斜視図、第8図は上送り
歯上下運動量調節装置部の要部斜視図、第9図は
上送り歯前後運動量調節部の要部斜視図、第10
図は上前後送り歯取付台保持杆の取り付け状態の
詳細を示す要部斜視図である。 1…アームシヤフト、2…偏心輪、2a…外
環、3…上送り軸連結杆、4…上送り軸、5…上
送り軸腕、6…前後運動揺動腕、7…前後運動
軸、8…円弧状前後運動量調節腕、9…滑り子、
9a…軸、10…前後運動量連結杆、11…上送
り歯前後運動量調節腕、12…上送り歯前後運動
量調節杆、13…上送り歯前後運動量調節指針、
14…調節ねじ、15…上送り歯前後運動量調節
目盛板、15a…円弧状孔、16…上後送り歯前
後運動腕、17…円弧状上前送り歯前後運動量調
節腕、18…上前送り歯、19…上後送り歯、2
0…下前送り歯、21…下後送り歯、22…上前
送り歯取付台、22a…起立部、23…上後送り
歯取付台、23a…起立部、24…上前送り歯滑
り子、24a…軸、25…戻しばね、26…上前
送り歯前後運動量調節腕、26a…軸、27…上
前送り歯運動量調節杆、28…調節ねじ、29…
円弧状上前送り歯運動量調節目盛板、30…上前
送り歯前後運動連結杆、30a…連結軸、31…
上後送り歯前後運動連結杆、31a…連結軸、3
2…上前送り歯取付台保持杆、32a…平坦面、
32b…ねじ孔、33…上後送り歯取付台保持
杆、33a…平坦面、33b…ねじ孔、34…上
下運動揺動腕、35…上下運動連結杆、36…上
下運動量調節ねじ、37…上送り歯上下運動量調
節腕、37a…軸、37b…円弧状部、37c…
円弧状孔、38…上下運動リンクピン、39…上
前送り歯上下運動リンク、39a…頭付き短ピン
ねじ、40…上後送り歯上下運動リンク、40a
…頭付き短ピンねじ、41,42…保持杆支え
腕、41a,42a…頭付き短ピンねじ、43…
保持杆支え腕軸、44…保持杆押さえ、45…保
持杆押さえ軸、46…保持杆押さえばね、47…
ばね圧力調節ねじ、48…上送り歯昇降腕、48
a…二肢部、49…上送り歯昇降腕軸、50…上
送り歯下限位置調節ねじ、51…上送り歯上限位
置調節ねじ、52…上前送り歯高さ調節ねじ、5
3…上後送り歯高さ調節ねじ、54…布押さえ揚
げ腕、55…布押さえ揚げ腕軸、55a…布押さ
え連結杆、56…鎖、57…布押さえ揚げペダ
ル、58…布押さえ軸、59…布押さえ、60…
運動方向変換腕、61…運動方向変換軸、62…
連結杆、63…連結環、64…差動ペダル、65
…鎖、66…上前送り運動量調節上ストツパー、
67…上前送り運動量調節下ストツパー、68,
69…上送り装置台取付ブラケツト、70…ねじ
孔、71…針、72…針板、A…アーム、B…箱
状突出部、C…上送り装置台。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 偏平縫いミシンのアームシヤフト1の回転を
    偏心輪2を介して揺動自在とした既設の上送り軸
    4に、前後運動揺動腕6及び上下運動揺動腕34
    を設備し、前後運動揺動腕6と該腕6の揺動運動
    を調節自在とした上前後送り歯前後揺動量調節装
    置を介して前後運動軸7とを連結し、上前送り歯
    18及び上後送り歯19を夫々先端に固定した上
    前後送り歯取付台22,23と、前記前後運動軸
    7とを夫々上前送り歯前後揺動量調節装置、上後
    送り歯前後運動腕16及び上前後送り歯前後運動
    連結杆30,31を介して連結し、一方上下運動
    揺動腕34と該腕34の揺運動を調節自在とした
    上前後送り歯上下揺動量調節装置を介して前記上
    前後送り歯取付台22,23とを連結し、上前送
    り歯18の送り量を上後送り歯19の送り量より
    大小調節自在とし、差動運転を可能としたことを
    特徴とする偏平縫いミシンの差動上送り装置。 2 偏平縫いミシンのアームシヤフト1の回転を
    偏心輪2を介して揺動自在とした既設の上送り軸
    4に、前後運動揺動腕6及び上下運動揺動腕34
    を設備し、前後運動揺動腕6と該腕6の揺動運動
    を調節自在とした上前後送り歯前後揺動量調節装
    置を介して前後運動軸7とを連結し、上前送り歯
    18及び上後送り歯19を夫々先端に固定した上
    前後送り歯取付台22,23と、前記前後運動軸
    7とを夫々上前送り歯前後揺動量調節装置、上後
    送り歯前後運動腕16及び上前後送り歯前後運動
    連結杆30,31を介して連結し、一方上下運動
    揺動腕34と該腕34の揺動運動を調節自在とし
    た上前後送り歯上下揺動量調節装置を介して前記
    上前後送り歯取付台22,23とを連結し、上前
    送り歯18の送り量を上後送り歯19の送り量よ
    り大小調節自在とし、差動運転を可能とすると共
    に、前記上前送り歯前後運動量調節装置として前
    後運動軸7に上後送り歯前後運動腕16と同様に
    円弧状上前送り歯前後運動量調節腕17を固定
    し、該円弧状調節腕17に上前送り歯滑り子24
    を挿嵌し、中間部に戻しばね25を介して回動自
    在に軸支し、先端部を円弧状上前送り歯運動量調
    節目盛板29上に調節ねじ28により摺動あるい
    は固定自在とした上前送り歯前後運動量調節腕2
    6を設備し、上前送り歯前後運動量調節腕26基
    端と前記滑り子24の一側面の軸24aとを調節
    杆27で連結し、滑り子24の該軸24aと前記
    上前送り歯取付台22とを前記上前送り歯前後運
    動連結杆30で連結し、該上前送り歯前後運動量
    調節腕26の中間部に鎖65を介して差動ペダル
    64を装備し、前記調節ねじ28により固定を解
    いた際に該ペダル64を踏むことにより上前送り
    歯18の送り量を一時的に増大させるようにした
    ことを特徴とする偏平縫いミシンの差動上送り装
    置。 3 偏平縫いミシンのアームシヤフト1の回転を
    偏心輪2を介して揺動自在とした既設の上送り軸
    4に、前後運動揺動腕6及び上下運動揺動腕34
    を設備し、前後運動揺動腕6と該腕6の揺動運動
    を調節自在とした上前後送り歯前後揺動量調節装
    置を介して前後運動軸7とを連結し、上前送り歯
    18及び上後送り歯19を夫々先端に固定した上
    前後送り歯取付台22,23と前記前後運動軸7
    とを夫々上前送り歯前後揺動量調節装置、上後送
    り歯前後運動腕16及び上前後送り歯前後運動連
    結杆30,31を介して連結し、一方上下運動揺
    動腕34と該腕34の揺動運動を調節自在とした
    上前後送り歯上下揺動量調節装置を介して前記上
    前後送り歯取付台22,23とを連結し、上前送
    り歯18の送り量を上後送り歯19の送り量より
    大小調節自在とし、差動運転を可能とすると共
    に、上前後送り歯前後揺動量調節装置と上前後送
    り歯取付台22,23の基端との連結軸30a,
    31aを上前後送り歯取付台保持杆32,33の
    下端に回動自在に軸支し、夫々の一端を上送り装
    置台Cに回動自在に軸支した保持杆支え腕41,
    42を設け、保持杆支え腕41,42の他端と該
    保持杆32,33先端部とを回動自在に軸支し、
    該保持杆32,33先端を保持杆押さえばね46
    を介してばね圧力調節ねじ47で押圧調節するよ
    うに装備し、縫製生地の段部や突出部等の生地の
    厚みの変化に対応して上前後送り歯18,19を
    昇降させるようにしたことを特徴とする偏平縫い
    ミシンの差動上送り装置。 4 偏平縫いミシンのアームシヤフト1の回転を
    偏心輪2を介して揺動自在とした既設の上送り軸
    4に、前後運動揺動腕6及び上下運動揺動腕34
    を設備し、前後運動揺動腕6と該腕6の揺動運動
    を調節自在とした上前後送り歯前後揺動量調節装
    置を介して前後運動軸7とを連結し、上前送り歯
    18及び上後送り歯19を夫々先端に固定した上
    前後送り歯取付台22,23と前記前後運動軸7
    とを夫々上前送り歯前後揺動量調節装置、上後送
    り歯前後運動腕16及び上前後送り歯前後運動連
    結杆30,31を介して連結し、一方上下運動揺
    動腕34と該腕34の揺動運動を調節自在とした
    上前後送り歯上下揺動量調節装置を介して前記上
    前後送り歯取付台22,23とを連結し、上前送
    り歯18の送り量を上後送り歯19の送り量より
    大小調節自在とし、差動運転を可能とすると共
    に、上前後送り歯取付台保持杆32,33先端に
    上前後送り歯高さ調節ねじ52,53を挿嵌し、
    該調節ねじ52,53を中間部を回動自在に軸支
    した上送り歯昇降腕48に当接させ、該調節ねじ
    52,53を夫々回動することにより針板72上
    面から上前後送り歯18,19の歯先までの間隔
    を調節するようにしたことを特徴とする偏平縫い
    ミシンの差動上送り装置。 5 偏平縫いミシンのアームシヤフト1の回転を
    偏心輪2を介して揺動自在とした既設の上送り軸
    4に、前後運動揺動腕6及び上下運動揺動腕34
    を設備し、前後運動揺動腕6と該腕6の揺動運動
    を調節自在とした上前後送り歯前後揺動量調節装
    置を介して前後運動軸7とを連結し、上前送り歯
    18及び上後送り歯19を夫々先端に固定した上
    前後送り歯取付台22,23と前記前後運動軸7
    とを夫々上前送り歯前後揺動量調節装置、上後送
    り歯前後運動腕16及び上前後送り歯前後運動連
    結杆30,31を介して連結し、一方上下運動揺
    動腕34と該腕34の揺動運動を調節自在とした
    上前後送り歯上下揺動量調節装置を介して前記上
    前後送り歯取付台22,23とを連結し、上前送
    り歯18の送り量を上後送り歯19の送り量より
    大小調節自在とし、差動運転を可能とすると共
    に、上送り歯昇降腕48の先端部上下方に夫々下
    上端が該昇降腕48に当接する夫々上送り歯下限
    位置調節ねじ50及び同上限位置調節ねじ51を
    挿嵌し、該ねじ50,51を夫々回動することに
    より上送り歯18,19の下上限を調節可能とす
    るようにしたことを特徴とする偏平縫いミシンの
    差動上送り装置。 6 偏平縫いミシンのアームシヤフト1の回転を
    偏心輪2を介して揺動自在とした既設の上送り軸
    4に、前後運動揺動腕6及び上下運動揺動腕34
    を設備し、前後運動揺動腕6と該腕6の揺動運動
    を調節自在とした上前後送り歯前後揺動量調節装
    置を介して前後運動軸7とを連結し、上前送り歯
    18及び上後送り歯19を夫々先端に固定した上
    前後送り歯取付台22,23と前記前後運動軸7
    とを夫々上前送り歯前後揺動量調節装置、上後送
    り歯前後運動腕16及び上前後送り歯前後運動連
    結杆30,31を介して連結し、一方上下運動揺
    動腕34と該腕34の揺動運動を調節自在とした
    上前後送り歯上下揺動量調節装置を介して前記上
    前後送り歯取付台22,23とを連結し、上前送
    り歯18の送り量を上後送り歯19の送り量より
    大小調節自在とし、差動運転を可能とすると共
    に、布押さえ揚げペダル57と鎖56を介して連
    結した布押さえ59を上昇させる布押さえ上げ腕
    54の先端に連結杆62を介して基端を連結した
    公知の運動方向変換腕60の先端と前記上送り歯
    昇降腕48の先端とを連結環63により連結し、
    布押さえ揚げペダル57を踏むことにより、布押
    さえ59と共に上前後送り歯18,19を上昇さ
    せるようにしたことを特徴とする偏平縫いミシン
    の差動上送り装置。
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