JPS62277652A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPS62277652A
JPS62277652A JP61120249A JP12024986A JPS62277652A JP S62277652 A JPS62277652 A JP S62277652A JP 61120249 A JP61120249 A JP 61120249A JP 12024986 A JP12024986 A JP 12024986A JP S62277652 A JPS62277652 A JP S62277652A
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cassette
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rotating
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Nobuyuki Kaku
信行 賀来
Noriaki Masuda
益田 憲明
Isamu Tsubono
勇 坪野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録再生装置に係り、特に装置の小形化
、及びテープ走行の安定化とテープ損傷の防止に好適な
回転ヘッド装置に関する。
〔従来技術〕
磁気記録再生装置の小形軽量化に対する要求は非常に強
く、メカニズムの小形化方策が各種提案されている。し
かし、そのいずれの方法においても、カセットと回転ヘ
ッド装置の大きさによりメカニズム全体の形状がほぼ決
定されてしまう。
カセット、回転ヘッド装置の形状等のシステム仕様に対
してメカニズムの大きさの極限を追求したものとして、
例えば特開昭59−171070号公報に記載の様なも
のがある。すなわちカセットの前面開口部に回転ヘッド
装置の一部を押し込むことにより、装置の奥行きの低減
をはかるものである。この様な方策は、カセットの開口
部が大きい、例えば8ミリビデオの様なシステムに有効
である。
また、従来より回転ヘッド装置の上下のシリンダを固定
した固定シリンダ装置においては、テープとシリンダ間
に形成される空気膜が回転シリンダ方式と比較して薄か
った。これは従来の上回転シリンダ方式におけるような
空気膜の生成効果が無いことによる。従って固定シリン
ダ装置においては空気膜による潤滑作用の少ないことか
ら、テープ走行負荷の増加による安定走行の阻害・テー
プの損傷等の問題が生じやすかった。これらの課題は記
録密度の向上に伴なうテープの薄手低剛性化・高表面性
高摩擦化により一段と顕著になってきた。そこで固定シ
リンダ装置においても充分なかつ安定な空気潤滑層を得
るための開発がなされてきた。その−例として特開昭5
9−36361号公報に記載の様なものがある。すなわ
ち、この装置は固定部と回転部の間にポンプアウト型の
スパイラルグループを設はテープ・シリンダ間に空気膜
を形成するものである。その結果、テープとシリンダの
接触が回避あるいは緩和されテープ損傷が解消され記録
再生の品質を向上させることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記前者の従来技術は以下fl+ +21 +31 +
41に述べる問題点があり、特に回転ヘッド装置にテー
プを180゛以上の広角巻付を行うシステムにおいては
より大きな問題となる。
+11回転回転ヘッド装置セットの開口部内に挿入する
ためには、カセットの内蓋及び上面ケースを避けて低い
位置に回転ヘッド装置を配置する必要があるために、装
置全体の全高を大きくしてしまい、薄形化の阻害要因と
なる。
(2)基本的に円筒型をしている回転ヘッド装置をカセ
ット開口部内の可能な限り高い位置に配置するためには
、回転ヘッド装置のシャシに対する傾斜角を小さくし回
転ヘッド装買上面を平らにするのが良い、しかしテープ
は回転ヘッド装置に斜めに巻装されるために、回転ヘッ
ド装置の入口側及び出口側においてテープの走行する高
さに差を生じる。従ってテープ走行経路は立体的なもの
となり、特にテープは出口側において下降するために装
置全体を厚くしてしまう。
(3)回転ヘッド装置の両側で立体的なテープローディ
ングを行なうためには、ローディング機構が複雑なもの
となり、装置の小形軽量化を阻害する。
(4)テープの走行方向が急激に変化する箇所が多いた
めに、テープの走行性能が劣化しやすい。
また、上記後者の従来技術は、ヘッド回転部材に複雑な
形状のスパイラルグループを形成するとともに、固定シ
リンダとのすきまを所定の狭い間隔に管理する必要があ
るため、加工及び組立コストの点で問題があった。また
、シリンダの全外周にわたって均一に空気を吹出すため
に、テープ張力の弱いテープ巻装の開始部分では空気層
がより厚くなり、結果として不均等な空気膜が形成され
ることになる。従ってヘッドタッチの劣化を招き易いと
いう問題があった。
本発明は上記した従来技術の問題点を解消し、カセット
とオーバーラツプ配置ができ、テープの走行性能及び装
置の薄形化をも確保することができるとともに、テープ
・シリンダ間の空気層を均一に、かつ安定に形成するた
めに、簡易な構造で低コスト化を達成できる回転ヘッド
装置を捉供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
回転ヘッド装置に対してテープは斜めに螺旋状に巻装さ
れ、かつ通常のシステムにおいては、上方より進入し下
方に退出する様に、即ち磁気ヘッドはテープ下端側より
上端側に向けて走査する様になっている。従って回転ヘ
ッド装置へのテープ巻装状態は、出口側に行くに従い、
上シリンダに巻装される部分が少なくなって行く。
また、テープ走行の安定化のためには、回転ヘッド装置
における上下の固定シリンダ間のすきまからテープとシ
リンダ間に吐出する空気の量を制御して、テープテンシ
ョンの小さいテープS装の開始部においては吐出する空
気量を小さく抑え、テープテンシコンの大きいテープ巻
装の終端部に行くに従い、吐出量を増加する必要がある
従って前記目的は、上シリンダをヘッドとともに回転し
ない固定型シリンダとするとともに、テープの巻装され
ていない部分に切欠きを設け、この切欠き部分にカセッ
トの内蓋あるいは上面ケ−ス等をオーバーラツプ配置す
ることにより、また回転ヘッドを搭載する回転ディスク
面と固定シリンダとのすきまを、テープ巻装の開始部に
おいては広く、巻装の終端部に至るにつれて狭くなる楔
形状として、そのすきまの大小により回転ディスクと固
定シリンダ間の空気圧の大小を制御して吐出する空気量
を制御する構造とすることにより、達成される。
〔作用〕
回転ヘッド装置に斜めに螺旋状に巻装されるテープの走
行系を、回転ヘッド装置の入口側においてカセットから
見て回転ヘッド装置の後方に廻り込みながら上昇する経
路とし、カセットの前面に対向する部分で回転ヘッド装
置に巻装されるテープが、カセット内のテープとほぼ等
しい高さとなる碌にする。この様な配置とすることによ
り回転ヘッド装置は装置内において比較的上方に位置す
ることになるが、カセットと対向する部分の上シリンダ
がテープが巻装されない部分のみ切欠かれているために
、この上シリンダの切欠き部分ばカセットの内蓋あるい
は上面ケースよりも低い位置となり、回転ヘッド装置と
カセットをオーバーラツプして配!することができる。
従って装置全体の薄形化をはかりながらも、装置の平面
積を極限まで小さくすることが可能となる。
また、回転ヘッドを搭載する回転ディスク面に対して、
固定シリンダの対向面が、テープ巻装の開始点において
は広く、開始点から終端に至るにつれて徐々に狭くなる
楔形状を成しているので、ヘッドを搭載する回転ディス
クの高速回転により該回転ディスクと固定シリンダ間に
導入される空気はテープ巻装の終端に至るにつれて、徐
々にその圧力を高める。その結果、テープテンションの
高い巻装終端部においてより高圧の空気をテープ・シリ
ンダ間に吐出することができるので、シリンダに対する
テープ巻装部全般にわたってより均一な空気膜を形成す
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第2図は本発明による磁気記録再生装置の全体平面図で
あって、カセットを装着したローディング前の状態を示
す、同図において、2は磁気ヘッドを搭載した回転ヘッ
ド装置、3はテープ、4は供給リール、5は巻取リール
、6はテープ3を巻回した供給リール4及び巻取リール
5を内蔵するカセットである。カセット6はその前面に
張架されるテープ3の内側に開口部8を有し、また後述
する様に前面に張架されるテープ3はカセットが装置か
らはずされた状態では蓋によりカバーされている。
回転ヘッド装置2等を載置するメインシャシl上には、
後述する様にスライド可能な様にサブシャシ7が載置さ
れ、カセット6は該サブシャシ7上にカセット昇降装!
(図示せず)により第2図に示す所定の位置に設置され
る。この時カセット6の開口部8には、ローラ型テープ
ガイド10及び15、傾斜テープガイド11及び16、
ピンチローラ28及び引出しローラ20及び29が挿入
されることになる。
一方メインシャシl上には、回転ヘッド装置2の周囲に
回動可能に支持されるローディングリング9.テープ3
を駆動するために下方に同軸でモータ27を保持するキ
ャプスタン26.ローラ型テープガイド24及び25が
載置される。ローディングリング9はモータ等の駆動源
により減速機構等を介してローディング方向及びアンロ
ーディング方向に駆動される。ローラ型テープガイド1
0及び傾斜テープガイド11はベース12に植立され、
アーム13を介してローディングリング9上の軸14ま
わりに回動可能に支持される。同様にローラ型テープガ
イド15及び傾斜テープガイド16はベース17に植立
され、アーム18を介してローディングリング9上の軸
19まわりに回動可能に支持される。上記ベース12及
び17は、そのローディング・アンローディング途中に
おい、てはガイド板(図示せず)等の移動軌跡規制手段
により案内される。引出しローラ20はアーム21に植
立され、該アーム21はメインシャシl上に回動可能に
軸支される。同様にピンチローラ28及び引出しローラ
29を植立するベース30はア−ムコ1上に支持され、
該アーム31はメインシャシ1上に回動可能に軸支され
る。
第3図は第2図に示した磁気記録再生装置においてテー
プのローディングが完了した状態の平面図である。テー
プ3のローディングに際しては、ますローディングリン
グ9の回動によりテープガイド群がカセット6の開口部
B内の第2図に示す位置から回転ヘッド装置2へのテー
プを装を完了する第3図に示す位置まで移動する。そし
てその移動の初期においてはアーム21及び31の回動
により引出しローラ20及び29とピンチローラ28が
引出される。更にローディングリング9が所定量回動じ
、テープガイド群がほぼカセットの開口部8より出た状
態でカセット6を載置するサブシャシ7が回転ヘッド装
置2の方向に移動する。
そして回転ヘッド装置2が所定量だけ開口部8内に入り
込んだ所でサブシャシ7の移動は終了する。
その後も更にローディングリング9は回動し、上記した
第3図に示す位置に精度良く位置決め保持される。アン
ローディング動作はこの逆に行われる。ここでテープガ
イド群がローディング完了する前にサブシャシの移動を
終了するのは、ローディング完了時のテープたるみを防
ぐためであり、テープガイド群を所定量だけローディン
グしてからサブシャシを移動するのは、回転ヘッド装置
2が入り込むためのスペースを開口部8内に設けるとと
もに、アンローディング完了時にサブシャシが移動しな
い様にしてテープたるみを防止するためである。
ローディング完了後のテープ走行経路は第3図に示す様
に、供給リール4より出て、引出しローラ20.テープ
テンションを検出゛するためのテンションビン22.ロ
ーラ型テープガイド24.傾斜テープガイド16を経て
これより上昇に転じ、ローラ型テープガイド15.傾斜
テープガイド11゜ローラ型テープガイド10.そして
回転ヘッド装置2に至る。ここでテープ3は徐々に下降
する様に巻装され、回転ヘッド装置2の出口側において
はテープ3は、カセット6内のテープと同じ高さにねじ
れなく導かれる。そしてローラ型テープガイド25.キ
ャプスタン26とこれにテープをはさんで圧接するピン
チローラ28.引出しローラ29を経て巻取りリール5
に巻取られる。
第1図は本発明による6■気記録再生装置の要部を説明
するためのカセットと回転ヘッド装置との関係を示す側
面図であって、1はメインシャシ、2は回転ヘッド装置
、6はカセット、7はサブシャシ、8は開口部、32は
前蓋、33は内蓋、34は下固定シリンダ、35は上固
定シリンダ、35aは切欠き部、36は回転ヘッド、8
5はテープリードである。
同図において、回転ヘッド装置2は基本的に二つの要素
、下固定シリンダ34と上固定シリンダ35から成り、
この二つのシリンダが対向するすき間に回転する複数個
のヘッド36がシリンダ外周面よりわずかに突出する様
に取付けられている。
またカセット6にはその前面に張架されるテープを保護
する目的でテープを覆う蓋が設けられており、その構造
は図に示す様に前M32及び内蓋33より成り、カセッ
ト6が装置に装着された状態では前蓋32及び内蓋33
は開蓋されて開口部8の上方に位置し、カセットが装置
から取り外した状態では該テープを前132と内113
3で包み込む様な構造となっている。従って開口部8内
に回転ヘッド装置2を挿入して配置しようとするとこの
蓋の位置が高さの制約条件となる。これを回避するため
に回転ヘッド装置2の上固定シリンダ35の蓋32及び
33と対向する部分が切欠かれて、切欠き部35aを構
成している。
次に、第4図により回転ヘッド装置2の構造を説明する
第4図は、本発明による回転ヘッド装置の断面図であっ
て、2は回転ヘッド装置、34は下固定シリンダ、35
は上固定シリンダ、35aは切欠き部、36aと36b
はヘッド、37は軸、38a、38bは軸受、39はス
トッパ、40はディスク、41は回転シリンダ、42は
ステータ、43はロータ、44はFCマグネット、45
はFCコイル、46はホルダ、47は固定側トランス、
48は回転側トランスである。
同図において、下固定シリンダ34には軸37が圧入さ
れ、その上端には上固定シリンダ35が間怠に固定され
ている。上下固定シリンダ34及び35の中間には、軸
受38a及び38bにより軸37に回転自在に支承され
るディスク40が配され、ストッパ39により該軸受3
8a及び38bには適切な予圧が付加される。ディスク
4oの下方にはモータのロータ43が一体に固定され、
下固定シリンダ34の底面に固定されたステーク42と
対面して配置され、ディスク40を回転駆動する。また
ロータ43の上部にはモータの回転を検出するF C(
Frequency Generator)のマグネッ
ト44が取付けられロータ43と共に回転し、下固定シ
リンダ34の内壁に設けられるホルダ46に取付けられ
るFCコイル45と対向してモータの回転信号を発生す
る。
一方ディスク40の上部にはヘッド36を搭載する回転
シリンダ41が固定されており、該回転シリンダ41の
下面には回転側トランス48が接着され、ホルダ46に
接着される固定側トランス47と対向してヘッド36と
の信号の授受を行う。
本実施例の様な回転ヘッド装買の構造によれば、テープ
に回転的に当接するのはヘッドのみとなりテープテンシ
ョンの変動に対してヘッドの回転精度が影響を受けにく
くなり駆動用モータの低慣性化・低パワー化がはかれる
。また上固定シリンダ35は軸37により支持されるた
め、上下固定シリンダの間怠度を容易に出すことができ
、組立性の向上をはかることができる。更に上固定シリ
ンダの切欠き部は、その素材成型時に加工しておくこと
ができるので加工コストの増加にはつながらない。
また、上固定シリンダ35には、その上部にリード85
があり、テープ3の走行面より半径方向に突出した段差
部によりテープ3の走行高さ位置を規正する様になって
いる。従ってテープ3の装架走行時に磁気ヘッド36が
テープ3を斜めに走査する時、その掻き上げ力はテープ
3をリード85に押し付ける方向に作用する。その結果
、テープ3はリード85に沿って安定に走行することに
な第5図はサブシャシ7の基本構成を示r平面図であっ
て、51は供給リール4と係合する供給リール台、52
は巻取リリール5と係合する巻取リール台である。同図
において、カセット6がサブシャシ7上に載置されると
、位置決めビン53a。
53b及び高さ決めピン54a、54bにより位置決め
保持される。またサブシャシ7の端部には長穴50a、
50b、50cが3箇所設けられ、メインシャシ1上に
植立するガイドビン49により長穴50a、50b、5
0cの方向に摺動自在に支持される。カム溝55はサブ
シャシ7の駆動用のガイド溝であり、その駆動方法を第
6図により説明する。
第6図はサブシャシの駆動部分を示す側面図であって、
1はメインシャシ、7はサブシャシ、9はローディング
リング、55はカム溝、56はギヤ、57は軸、58は
ギヤ、59は軸、60は軸、61はギヤ、61a、61
bはギヤ部、62はギヤ、63はギヤ、64はアーム、
65はビンである。同図において、ローディングリング
9の回動によりメインシャシ1に植立する軸57のまわ
りに回動自在に支持されるギヤ56が回動し、同様にメ
インシャシ1に植立する軸59のまわりに回動可能に支
持されるギヤ5日が回動する。ギヤ58の下面には軸6
0が設けられ該軸60のまわりには回動自在にギヤ61
が支持される。ギヤ61には歯数の異なるギヤ部61a
及び61bが設けられ、歯数の多いギヤ部61aはメイ
ンシャシlに固定されるギヤ62と噛合している。従っ
てギヤ61は、ギヤ58と共に軸59のまわりを公転し
ながら、軸60のまわりを自転することになる。
更にギヤ部61bは、軸59のまわりに回動自在に支持
されるギヤ63と噛合するため、ギヤ63はいわゆる不
思議ギヤの原理により大きく減速されて回転する。更に
ギヤ63にはアーム64が一体に取付けられており、ア
ーム64の先端に設けられたピン65がサブシャシ7の
カム溝55と係合し、アーム64の回動によりサブシャ
シ7が摺動する様になっている。またカム溝55は円弧
部55aと直線部55bとから成り(第5図)、ローデ
ィング開始の初期及びローディング完了時期にはピン6
5がカム溝55の円弧部55aと係合する様になってお
り、この時と765は円弧部55a内を移動するが、サ
ブシャシ7は摺動しない様になっている。
第7図は上固定シリンダの斜視図であって、35は上固
定シリンダ、100は回転ヘッドとヘッド搭載用シリン
ダとの対向面であり、第1図とは上下方向が逆に示され
ている。同図において、上固定シリンダ35の回転ヘッ
ド搭載用のシリンダに対向する対向面100は巻装の開
始部から終端部にかけて徐々に回転シリンダとのすきま
を狭める襟な横形状となっている。
第8図は上固定シリンダのヘッド搭載用のシリンダに対
向する対向面を示す展開図であって、テープの巻装開始
部から巻装終端部にかけて対向面100はヘッド搭載用
のシリンダ41に徐々に接近するように構成されている
8図示の実施例においては、8ミリビデオの規格に準じ
てテープ3の巻付角を221°としている。従って回転
シリンダ41の高速回転によって導入される空気は、テ
ープ巻装の終端部に近づくにつれて対向面100の構形
状効果によりその圧力が高まることになる。
第9図は本発明による効果を説明する概念図であって、
同図(alは従来技術、同図中)は本発明を示す、同図
ia+に示すように、従来技術においては、とくにテー
プテンションの高いテープ巻装終端部においては、テー
プ3とシリンダ34.35との間に空気膜が形成されに
くく、テープ3は上固定シリンダ35.下固定シリンダ
34の端部と接触してしまう、これに対して、同図中)
に示すように本発明によれば、テープ巻装終端部におい
ても所望の空気層をテープとシリンダ間に生成すること
ができる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、(1)回転ヘッド
装置をカセット開口部内に極限までオーバーラツプする
ことができるので、装置の大きさを小さくして小形軽量
化をはかれる。(2)回転ヘッド装置入口側のテープ走
行路をカセットから上昇する経路とし、出口側を平行な
経路とすることができるので、回転ヘッド装置の傾斜角
を小さくし、かつカセットに対して上方に配置でき、装
置の薄形化をはかることができ、出口側を平行走行路に
できるので出口側のテープガイドをローラ化して、テー
プ走行の負荷を低減することができる。従って薄手テー
プの安定走行及び駆動用モータの小形軽量化をはかるこ
とができる。また、(3)テープを装の開始部において
は低い圧力の空気の吐出を、巻装の終端部においては高
い圧力の空気の吐出を得ることができ、テープ巻装部全
体にわたって均等な厚さの空気膜を形成することができ
る。従ってテープの走行負荷を低減してテープ走行の安
定化及びテープの…傷を防止するとともに、テープ巻装
部の全体にわたり均等で良好なヘッドタッチを得ること
ができる。更に、(4)本発明は新たな部品を必要とせ
ず、また固定シリンダの対向面も固定シリンダの素材成
型時に一体で加工することも可能であり、重量及び加工
コストの増加を伴うことかない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例の側面図、第2図及び第
3図はその平面図、第4図は回転ヘッド装置の断面図、
第5図はサブシャシの平面図、第6図はサブシャシ駆動
部分を示す側面図、第7図は上固定シリンダの斜視図、
第8図は上固定シリンダの対向面を示す展開図、第9図
は回転ヘッド装置とテープの関係を示す断面図である。 1・・・メインシャシ、2・・・回転ヘッド装置、3・
・・テープ、6・・・カセット、7・・・サブシャシ、
8・・・開口部、32・・・前蓋、33・・・内蓋、3
4・・・下固定シリンダ、35・・・上固定シリンダ、
36・・・ヘッド、40・・・ディスク、41・・・回
転シリンダ、100・・・対向面。 第1図 第20 第3図 第4図 第5図 54σ           50b        
 7  54b第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、回転磁気ヘッドと円筒状外周面を有し該外周面にて
    磁気テープを案内し磁気ヘッドの回転面をはさんで上下
    に同芯的に配置される一対のシリンダとを有する回転ヘ
    ッド装置と、磁気テープを内蔵し、前面に開口部を有す
    るカセットから磁気テープを引出して回転ヘッド装置に
    所定の巻付角で巻装して所定のテープ走行路を形成する
    ローディング機構とを有する磁気記録再生装置において
    、磁気ヘッド回転面の上側に配置されるシリンダの磁気
    テープが装架されない部分に切欠き部を設け、該切欠き
    部に前記カセットを臨ませて前記回転磁気ヘッド装置と
    オーバーラップさせるように構成したことを特徴とする
    磁気記録再生装置における回転ヘッド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0196854A (ja) * 1987-10-08 1989-04-14 Canon Inc 記録または再生装置の回転ヘッド型ドラムユニット

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JPS59180842A (ja) * 1983-03-30 1984-10-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置
JPS61284858A (ja) * 1985-06-10 1986-12-15 Pioneer Electronic Corp 磁気記録再生装置

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