JPS6227735Y2 - - Google Patents

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JPS6227735Y2
JPS6227735Y2 JP1980048459U JP4845980U JPS6227735Y2 JP S6227735 Y2 JPS6227735 Y2 JP S6227735Y2 JP 1980048459 U JP1980048459 U JP 1980048459U JP 4845980 U JP4845980 U JP 4845980U JP S6227735 Y2 JPS6227735 Y2 JP S6227735Y2
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JP
Japan
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speed
solenoid valve
solenoid
transmission
pulse signal
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JP1980048459U
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JPS56149157U (ja
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は無段変速が可能な新規な伝動装置を提
案したものである。 本考案に係る伝動装置は、電磁弁の高速、且つ
反復的な切換え操作によつてパワーシフト変速機
による無段変速を可能にすると共に、構成の簡略
化を図ることを目的とする。 以下本考案をその実施例を示す図面に基いて詳
述する。第1図は本考案に係る伝動装置(以下本
案装置という)を搭載した走行型農業機械の運転
席周りの上面斜視図、第2図は本案装置の構成を
略示する模式図である。 運転席10の左側にはシフトレバ11及び調速
レバ21が夫々前後に位置するように設けられて
いる。シフトレバ11は「3」,「2」,「1」,
「N」,「R」の夫々で示す位置を選択することに
より、油圧式多板クラツチCL3等及び図示しな
いギヤ等からなるパワーシフト変速機を夫々前進
3速段,2速段,1速段,中立段,後進段に設定
し得るようになつている。即ちこのシフトレバ1
1は第2図に示した制御弁13の位置切換を可能
とするように制御弁13のスプールと連動連結さ
れている。そして油圧ポンプ12からの圧油はこ
の制御弁13と、電磁弁93,92,91及び9
R夫々とを介してパワーシフト変速機を構成する
油圧式多板クラツチCL3,CL2,CL1及び
CLR夫々に選択的に供給されるようにしてあ
り、各多板クラツチCL3,CL2,CL1及び
CLRは圧油が供給された場合には夫々前進3
速,2速,1速,後進のギヤ噛合を行わせる。 制御弁13はシフトレバ11の手動操作によつ
て位置切換が行われる6ポート5位置切換型の方
向制御弁であつて、シフトレバ11を「3」,
「2」,「1」,「N」,「R」の各位置にした場合に
夫々,,,,の位置が選択されるよう
にしてある。図示のの位置(中立位置)におい
ては油圧ポンプ12からの圧油及び多板クラツチ
CL3,CL2,CL1,CLRの圧油は総てタンク
へ戻されるようにしてある。即ち全多板クラツチ
は断状態になり、原動機から走行部への伝動が断
たれることになる。これに対して〔又は,
,〕の位置においては、油圧ポンプ12から
の圧油を電磁弁93〔又は92,91,9R〕を
介して多板クラツチCL3〔又はCL2,CL1,
CLR〕へ供給し得るようになつている。一方、
他の多板クラツチの圧油をタンクに戻してこれら
を断状態とするようになつている。制御弁13と
多板クラツチCL3,CL2,CL1及びCLRを
夫々との間に介在させた電磁弁93,92,91
及び9Rはいずれも3ポート2位置切換型のもの
であつて、各ソレノイド93s,92s,91s
及び9Rsの消磁時には図示の如く制御弁13側
ポート、各多板クラツチ側ポート共にタンク側ポ
ートに連通させて多板クラツチの圧油をタンクへ
戻してこれを断状態とし、各ソレノイドの励磁時
には制御弁13を介して油圧ポンプ12から供給
される圧油を各多板クラツチへ与えてこれを継状
態とするようにしてある。そしてこれらの電磁弁
のソレノイド93s,92s,91s,9Rsは
調速レバ21を操作手段とする制御部20にてそ
の通電が制御されるようになつている。この制御
部20は調速レバ21、該調速レバ21の前方へ
の押出し、後方への牽引に応じてその抵抗値を変
じるように調速レバ21と連動連結された可変抵
抗器22、パルス発振回路23,シフトレバ11
に依る制御弁13の切換位置検出手段24、該切
換位置検出手段24の検出結果に応じたゲート制
御信号を発するゲート制御回路25、該ゲート制
御回路25及びパルス発振回路23からの出力を
夫々の2入力とするANDゲート263,26
2,261及び26R、並びに各ANDゲート2
63等の出力にて制御されるソレノイド用ドライ
ブ回路273,272,271,27R等よりな
る。 切換位置検知手段24は制御弁13が〜の
のいずれの位置に在るかを検知して対応する信号
をゲート制御回路25へ発するものであり、具体
的にはシフトレバ11を「3」,「2」,「1」,
「N」又は「R」で示す各位置にセツトした場合
にのみ作動する5個のリミツトスイツチで構成さ
れる。ゲート制御回路25はこのような切換位置
検知手段24からの信号を受けて、シフトレバ1
1が「3」,「2」,「1」及び「R」の各位置に在
るときにANDゲート263,262,261及
び26R夫々の一端子へハイレベルの信号を与
え、シフトレバ11が「N」の位置に在るときに
はこれらのゲートの一端子へいずれへもローレベ
ルの信号を与えるように構成してある。 パルス発振回路23は100msec程度の周期のパ
ルス信号を発するものであつて、このパルス信号
のデユーテイ比を可変抵抗器22の値で変じ得る
ようにしてある。この可変抵抗器22は調速レバ
21に連動連結されてその前方への押出し、運転
者の手前側への牽引によつて抵抗値を変更し得る
ようにしてあるが、パルス発振回路23が、調速
レバ21を手前へ一杯に牽引した場合には第3図
イに示す如く、そのデユーテイ比、即ちハイレベ
ルにある時間T1と周期T0との比T1/T0が比較的
小さく、前方へ押出していくのに従つてこのデユ
ーテイ比が大となり、最前方位置で第3図ロに示
す如くデユーテイ比は1となる。即ちパルス信号
の状態とはならず、連続的にハイレベルとなる出
力を発するようにパルス発振回路23の一部を構
成するようにしてある。このようなパルス発振回
路23の出力はANDゲート263,262,2
61,26Rの他入力となつている。各ANDゲ
ート263〜26Rの出力は両入力が共にハイレ
ベルとなつたときにハイレベルになる信号を出力
するが、この信号はドライブ回路273,27
2,271,27Rの夫々へ与えられ、各入力信
号がハイレベルにある間に電磁弁93,92,9
1,9R夫々のソレノイド93s,92s,91
s,9Rsが励磁され、逆にローレベルにある間
にはこれらのソレノイドが消磁されるようにして
ある。 叙上の如く構成された本案装置の動作は次のと
おりである。すなわちシフトレバ11を「N」に
位置せしめた場合は、制御弁13は図示のの位
置となり、またゲート制御回路25は全ANDゲ
ート263〜26Rにローレベルの信号を与える
から電磁弁93〜9Rは各ソレノイド93s〜9
Rsが消磁状態となつて図示の如く多板クラツチ
CL3〜CLRと制御弁13とを連通させる切換位
置にある。このため全多板クラツチCL3〜CLR
には圧油が供給されず伝動は行われない。 これに対してシフトレバ11を「1」(又は
「2」,「3」若しくは「R」)に位置せしめた場合
は、制御弁13は図示の(,若しくは)
の位置に切換えられ、またゲート制御回路25は
ANDゲート261(又は262,263若しく
は26R)のみの一入力へハイレベルの信号を与
え、他のANDゲートへはローレベルの信号を与
える。従つてパルス発振回路23の出力パルス信
号はANDゲート261(又は262,263若
しくは26R)のみを通過し、ドライブ回路27
1(又は272,273若しくは27R)による
電磁弁91(又は92,93若しくは9R)のソ
レノイド91s(又は92s,93s若しくは9
Rs)に対する断続的あるいは連続的通電が行わ
れ、(パルス信号がハイレベルである間のみ通電
される)、これにより、多板クラツチCL1(又は
CL2,CL3若しくはCLR)は断続的あるいは連
続的に継状態となり、この間だけ多板クラツチ
CL1(又はCL2,CL3若しくはCLR)を介し
てこの伝動が行われ、機体は前進1速(又は前進
2速,前進3速又は後進)のギヤ噛合による走行
を行う。而してその走行速度はパルス発振回路2
5が発するパルス信号のデユーテイ比の大小に応
じて高低変化することになる。即ち調速レバ21
を手前へ牽引するとデユーテイ比が低下して低速
走行し、前方へ押圧するとデユーテイ比が1に近
ずき高速走行することになる。つまり本案装置を
搭載した車輛においては本来有段のパワーシフト
変速機を用いているにも拘らず無段変速が可能と
なる。 なお3速段,2速段,1速段の各減速比を1:
n:mとすると、パルス発振回路23が発するパ
ルス信号が取り得るデユーテイ比の最小値が1/
n又はn/mのうちの一方と一致するようにパル
ス発振回路23を構成するのが適当である。例え
ばn=1.45,m=2.45とした場合1/n=0.69、
n/m=0.59となる。従つてパルス信号のデユー
テイ比可変範囲を0.69〜1とすると、シフトレバ
11の操作により前進3速,2速,1速の夫々を
選択した場合の各段における実質的変速範囲は表
1のようになり、欠落範囲がなく、また重複範囲
も少くなる。
【表】 以上の如く本考案による場合はレバー操作によ
つて設定されるデユーテイ比に応じたクラツチの
切替えが出来る外、変速制御を電磁弁のデユーテ
イ比の変更によつて容易に行い得ることとなり、
パワーシフト変速機による無段変速が可能とな
り、しかも静油圧駆動装置に比して効率が高く、
且つ安価な駆動系を構成することが可能である。
そしてクラツチによる調速をすべりによらず断続
にて行うのでその耐久性を損なうことがない等、
本考案は優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて第1
図は本案装置を搭載した農業機械の運転席周りの
上面斜視図、第2図は本案装置の構成を略示する
模式図、第3図イ,ロはパルス発振回路の出力信
号波形図である。 11……シフトレバ、13……制御弁、21…
…調速レバ、23……パルス発振回路、91〜9
3,9R……電磁弁、CL1〜CL3,CLR……多
板クラツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各変速段に対応づけた複数の油圧式クラツチを
    有するパワーシフト変速機を備えた伝動装置にお
    いて、各油圧式クラツチ夫々への圧油供給路中に
    介装した電磁弁と、レバー操作にてデユーテイ比
    が可変のパルス信号を出力するパルス発振器と、
    該パルス発振器の出力パルス信号を選択された変
    速段に係る電磁弁のソレノイドに対して与える論
    理回路とを具備し、前記電磁弁を高速で、且つ反
    復的に開閉させて該電磁弁に連なる油圧式クラツ
    チを断続的に継状態とし、その断時間と継時間と
    の比によつて速度制御すべくなしたことを特徴と
    する伝動装置。
JP1980048459U 1980-04-09 1980-04-09 Expired JPS6227735Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980048459U JPS6227735Y2 (ja) 1980-04-09 1980-04-09

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JP1980048459U JPS6227735Y2 (ja) 1980-04-09 1980-04-09

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JPS56149157U JPS56149157U (ja) 1981-11-09
JPS6227735Y2 true JPS6227735Y2 (ja) 1987-07-16

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ID=29643460

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JP1980048459U Expired JPS6227735Y2 (ja) 1980-04-09 1980-04-09

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336652A (en) * 1976-09-17 1978-04-05 Tokyo Electric Power Co Inc:The Sampling filter
JPS54105643A (en) * 1978-01-03 1979-08-18 Borg Warner Electronic shift controller

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336652A (en) * 1976-09-17 1978-04-05 Tokyo Electric Power Co Inc:The Sampling filter
JPS54105643A (en) * 1978-01-03 1979-08-18 Borg Warner Electronic shift controller

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JPS56149157U (ja) 1981-11-09

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