JPS62277216A - 超硬質チツプ付丸鋸 - Google Patents
超硬質チツプ付丸鋸Info
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- JPS62277216A JPS62277216A JP61133448A JP13344886A JPS62277216A JP S62277216 A JPS62277216 A JP S62277216A JP 61133448 A JP61133448 A JP 61133448A JP 13344886 A JP13344886 A JP 13344886A JP S62277216 A JPS62277216 A JP S62277216A
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Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
産業上の利用分野
本発明は離切削・材を切断するに好適な超硬質チップ付
丸鋸に関する。
丸鋸に関する。
従来技術
従来多くは鉄系、非鉄系の金属材の切断は高速度鋼のメ
タルソー、セグメンタル・ソー、帯鋸により行われてい
た。この場合は切削速度が10〜30m/min の低
速で使用されるため普通材、難削材とも切断の作業能率
が低かった。このため超硬チンブ付鋸刃例えば実開昭6
0−48916号や特開昭56−27727号のような
のが使用されるようになり切削速度は70〜250m/
minと大巾に向上し、普通材に対しては十分高い切断
能率が達成された。
タルソー、セグメンタル・ソー、帯鋸により行われてい
た。この場合は切削速度が10〜30m/min の低
速で使用されるため普通材、難削材とも切断の作業能率
が低かった。このため超硬チンブ付鋸刃例えば実開昭6
0−48916号や特開昭56−27727号のような
のが使用されるようになり切削速度は70〜250m/
minと大巾に向上し、普通材に対しては十分高い切断
能率が達成された。
発明が解決しようとする問題点
しかし超硬チじプ付鋸刃でも鉄系の高クロム鋼。
ステンレス鋼、高マンガン鋼、高アルミ鋼、非鉄系の洞
ニッケル合金、銅鉄合金のような難削材は一般に熱伝導
率が小さいか、加工硬化性が大きいか、ねばりが大きい
ため高速切削となると刃先温度が上昇し、切粉が溶着し
、これによって切粉の噛み込みやチップすくい面の凝着
剥離を起こして刃先欠損となり使用不能となる場合が起
こる。この溶着は第4図の最も温度が上昇する超硬チッ
プの先端のすくい面Aに現れるが、それは切粉生成に伴
う発熱により生じ、高温の切粉が合金と接するBでの合
金との摩擦による溶着、または刃室内の刃部の立ち上が
り部Cでのひっかかりによりディスエンゲージの瞬間刃
室内で切粉の動きがとまるため刃部Aで溶着することに
なる。特開昭56−27727号、実開昭60−489
16号のようなものでも高速度鋼に対し3倍程度の能率
向上になるとはいえ難削材に対してはそれでも特開昭5
6−27727号は第1すくい角が−I5°〜−18°
、第1すくい面の長さが1.0〜2.01■程度にとら
れているので切削抵抗が大きく第1すくい面での切粉の
接触長さが長くなり、第4図(イ)のように切粉が短い
ときでも簡単に溶着する。また実開昭60−48916
号の実施例における刃先形状(第1すくい角、第2すく
い角の大きさ及び第1すくい面の長さ)では刃先での直
接の溶着はおこりにくいが、切粉が刃室より第4図(ロ
)のように離脱しに(いので刃先に溶着がおこる。その
ため刃先損傷が急激に生しないように1刃当たりの送り
を小さく設定する必要があり、普通材に比べて172〜
1/3の低い切断能率となるか或いは切断不能になるの
が実情であり耐久性がまだ十分でない、このため難削材
の加工はライン外で別の機械で行われ生産工場の効率が
慣なわれていた。また切削油を刃先に供給するように丸
鋸の中心側より刃室底に通る供給穴が穿設され刃部の切
粉を吹き飛ばすとともに冷却、潤滑効果を行わせるもの
として、特開昭55420927号、実公昭60−21
135号、実公昭60−21136号が知られている。
ニッケル合金、銅鉄合金のような難削材は一般に熱伝導
率が小さいか、加工硬化性が大きいか、ねばりが大きい
ため高速切削となると刃先温度が上昇し、切粉が溶着し
、これによって切粉の噛み込みやチップすくい面の凝着
剥離を起こして刃先欠損となり使用不能となる場合が起
こる。この溶着は第4図の最も温度が上昇する超硬チッ
プの先端のすくい面Aに現れるが、それは切粉生成に伴
う発熱により生じ、高温の切粉が合金と接するBでの合
金との摩擦による溶着、または刃室内の刃部の立ち上が
り部Cでのひっかかりによりディスエンゲージの瞬間刃
室内で切粉の動きがとまるため刃部Aで溶着することに
なる。特開昭56−27727号、実開昭60−489
16号のようなものでも高速度鋼に対し3倍程度の能率
向上になるとはいえ難削材に対してはそれでも特開昭5
6−27727号は第1すくい角が−I5°〜−18°
、第1すくい面の長さが1.0〜2.01■程度にとら
れているので切削抵抗が大きく第1すくい面での切粉の
接触長さが長くなり、第4図(イ)のように切粉が短い
ときでも簡単に溶着する。また実開昭60−48916
号の実施例における刃先形状(第1すくい角、第2すく
い角の大きさ及び第1すくい面の長さ)では刃先での直
接の溶着はおこりにくいが、切粉が刃室より第4図(ロ
)のように離脱しに(いので刃先に溶着がおこる。その
ため刃先損傷が急激に生しないように1刃当たりの送り
を小さく設定する必要があり、普通材に比べて172〜
1/3の低い切断能率となるか或いは切断不能になるの
が実情であり耐久性がまだ十分でない、このため難削材
の加工はライン外で別の機械で行われ生産工場の効率が
慣なわれていた。また切削油を刃先に供給するように丸
鋸の中心側より刃室底に通る供給穴が穿設され刃部の切
粉を吹き飛ばすとともに冷却、潤滑効果を行わせるもの
として、特開昭55420927号、実公昭60−21
135号、実公昭60−21136号が知られている。
しかしながら切削油は鋸刃が実際に切断している部位に
極めて浸透しにくく十分な冷却効果が得られないで、予
期したほど鋸刃の寿命は改善されない。また切削油を供
給する穴は数nと薄い合金に深く形成する必要があって
、穿穴には細く長いドリルが使用され加工中のドリルの
切損が絶えず起こり、また大曲がりによって穴がやぶれ
るなど厄介で工数のかかる仕事である。また穴あけせず
溝を切って2枚を張り合わせるなど行っているが、何れ
にしろ期待する効果が得られないうえコスト高となる不
都合がある。
極めて浸透しにくく十分な冷却効果が得られないで、予
期したほど鋸刃の寿命は改善されない。また切削油を供
給する穴は数nと薄い合金に深く形成する必要があって
、穿穴には細く長いドリルが使用され加工中のドリルの
切損が絶えず起こり、また大曲がりによって穴がやぶれ
るなど厄介で工数のかかる仕事である。また穴あけせず
溝を切って2枚を張り合わせるなど行っているが、何れ
にしろ期待する効果が得られないうえコスト高となる不
都合がある。
また被削材が30φ〜100 φ程度の小径材のものに
使用する丸鋸の刃ピッチはこれに対応して一般に小さく
されまた刃部も浅くされる。例えば刃ピッチは10〜2
0m程度とすると刃底深さが4〜8曹臓程度となる。し
かし小径材の切断においてもひと刃当たりの送りは大径
材の場合と殆ど変わらず0゜08〜0.16m1に設定
するのが9通であって、切粉の厚さのひと刃当たりの送
りに対する比は一般に2゜5〜5とされるので切粉は長
さが短く剛性もあり、刃部に到達する状態となる。特に
0%が0.15%以下で切粉がカールしにくい鋼種を切
断するときは1M1f性の大きな切粉が第6図のように
刃部に到達して切粉が刃先と刃部との間でつっばる形に
なり、その流れが円滑でなくなって、切粉は折れたたむ
形になって横へはみだし、切断面に強く当接して切粉の
流れを一層阻害し、ついには切粉が固まりとなって排出
不能状態が起こる。またある程度切粉がカールし易いS
45 C、S 50 Cのような鋼種の切断の場合に
も刃室の広さに対して切粉の形状的剛性が大きいために
刃室各部に強く当接して合金への溶着から刃先への溶着
が生して切粉のかみ込みや、凝着剥離から刃先欠撰に到
達する現象が起こる。
使用する丸鋸の刃ピッチはこれに対応して一般に小さく
されまた刃部も浅くされる。例えば刃ピッチは10〜2
0m程度とすると刃底深さが4〜8曹臓程度となる。し
かし小径材の切断においてもひと刃当たりの送りは大径
材の場合と殆ど変わらず0゜08〜0.16m1に設定
するのが9通であって、切粉の厚さのひと刃当たりの送
りに対する比は一般に2゜5〜5とされるので切粉は長
さが短く剛性もあり、刃部に到達する状態となる。特に
0%が0.15%以下で切粉がカールしにくい鋼種を切
断するときは1M1f性の大きな切粉が第6図のように
刃部に到達して切粉が刃先と刃部との間でつっばる形に
なり、その流れが円滑でなくなって、切粉は折れたたむ
形になって横へはみだし、切断面に強く当接して切粉の
流れを一層阻害し、ついには切粉が固まりとなって排出
不能状態が起こる。またある程度切粉がカールし易いS
45 C、S 50 Cのような鋼種の切断の場合に
も刃室の広さに対して切粉の形状的剛性が大きいために
刃室各部に強く当接して合金への溶着から刃先への溶着
が生して切粉のかみ込みや、凝着剥離から刃先欠撰に到
達する現象が起こる。
問題点を解決するための手段
合金の外周等間隔に設けた刃体2に固着した超硬質材料
でなるチップ3の第1すくい面3aに続く第2すくい面
3bに該第1すくい面3aより離れた位置に底側に高く
なる段部3Cを形成し、この段差3g位置より少し離れ
た下位置から円滑な曲面の刃部5aを形成したものであ
る。
でなるチップ3の第1すくい面3aに続く第2すくい面
3bに該第1すくい面3aより離れた位置に底側に高く
なる段部3Cを形成し、この段差3g位置より少し離れ
た下位置から円滑な曲面の刃部5aを形成したものであ
る。
実施例第1
以下本発明の実施例をあまり小径材でない被削材に使用
する場合を第1.第2.第3図にもとづき説明する。
する場合を第1.第2.第3図にもとづき説明する。
台金1の円周上等間隔に多数の刃体部2が形成され鋸刃
として超硬チップ3がその一部を合金に埋設して再研磨
を数回以上行えるように研摩代を確保するとともにろう
付けによって刃体部に固着され、鋸刃すくい面より刃体
逃げ面4に刃室5が底に切粉が深くはまり込み排出困難
にならないように滑らかな曲線で浅く削設されている。
として超硬チップ3がその一部を合金に埋設して再研磨
を数回以上行えるように研摩代を確保するとともにろう
付けによって刃体部に固着され、鋸刃すくい面より刃体
逃げ面4に刃室5が底に切粉が深くはまり込み排出困難
にならないように滑らかな曲線で浅く削設されている。
この鋸刃の超硬チップ3は切刃頂部に切削抵抗を抑え且
つ刃部強度を保つため第1すくい角γl。で長さSIの
第1すくい面3aをつくり、第1すくい面に続いて第2
すくい角γ2″で長さs2の第2すくい面をつくり、さ
らに第2すくい面S2に続いて斜面の段差3gで一段高
くなる段部3cをつくる。また第1すくい面3aに対し
後側に逃げ角r、の逃げ面3dが形成される。そして超
硬チップ3の巾の両端部にチッピングを防止するため大
きさSsの面取り3eを第1すくい面3aから逃げ面3
dにわたって行う。さらに切刃頭部の第1すくい面3a
から逃げ面3dにかけ鋸刃の巾中央より1刃おきに交互
に左右に偏して切粉分断溝3fが削設されている。刃室
5の刃部は段部3cの段差より83下がった位置から凹
面で刃室深さが切刃の外接円からdで円滑な大きな曲面
をなし第2すくい面3bと角θで立ち上がり隣の刃体2
の逃げ面4に接続されている。
つ刃部強度を保つため第1すくい角γl。で長さSIの
第1すくい面3aをつくり、第1すくい面に続いて第2
すくい角γ2″で長さs2の第2すくい面をつくり、さ
らに第2すくい面S2に続いて斜面の段差3gで一段高
くなる段部3cをつくる。また第1すくい面3aに対し
後側に逃げ角r、の逃げ面3dが形成される。そして超
硬チップ3の巾の両端部にチッピングを防止するため大
きさSsの面取り3eを第1すくい面3aから逃げ面3
dにわたって行う。さらに切刃頭部の第1すくい面3a
から逃げ面3dにかけ鋸刃の巾中央より1刃おきに交互
に左右に偏して切粉分断溝3fが削設されている。刃室
5の刃部は段部3cの段差より83下がった位置から凹
面で刃室深さが切刃の外接円からdで円滑な大きな曲面
をなし第2すくい面3bと角θで立ち上がり隣の刃体2
の逃げ面4に接続されている。
このように超硬チップ3及び刃室5が形成された本実施
例において各部の角度、長は第1表のようである。
例において各部の角度、長は第1表のようである。
第1表
このように決めるものであってγ、とT2との角度差を
大きくするため γ2−γ1 ≧25″以上とする。
大きくするため γ2−γ1 ≧25″以上とする。
但しP8鋸刃のピッチ
※印は被削材の硬さにより選択する。
作用
このような形状の超硬チップ3をろう付けした丸鋸で材
料を切断すると、材料は鋸刃の1刃1刃によって切削さ
れ切粉分断溝3fによって切粉が細断されるとともに、
第1図のように第1すくい面3aで削り出された切粉は
第2すくい面3bの表面を滑って斜面の段差3gで持ち
上げられる。
料を切断すると、材料は鋸刃の1刃1刃によって切削さ
れ切粉分断溝3fによって切粉が細断されるとともに、
第1図のように第1すくい面3aで削り出された切粉は
第2すくい面3bの表面を滑って斜面の段差3gで持ち
上げられる。
このため刃部のmの間では強く接触せず刃室内で渦状に
なり溶着することなく冷却される。段差部3gは長さが
短かく、また超硬質材料であるので溶着迄には達しない
で冷却された渦状の切粉は刃室立ち上がり部が十分大き
な角度でひらいているのでひっかかることなく排出され
る。切味が低下した時は、逃げ面4とともに超硬チップ
3の逃げ面3d及び第1すくい面3aを研削し、新しい
切刃を形成し必要により第2すくい面3bを研削し、次
いで第2すくい面の長さS2をも1保するため段差3g
の斜面を研削したあと、刃室5の刃部部を深さdが0.
3ρ〜0.5pで大きな曲率の曲面から平面に立ぢ上が
り刃体部2の逃げ面4に続ける。そして第1すくい面3
aに切粉分断溝3fを研削して新しい切刃を形成し、数
回以上の再研磨を行い第3図の状態名使用するものであ
る。
なり溶着することなく冷却される。段差部3gは長さが
短かく、また超硬質材料であるので溶着迄には達しない
で冷却された渦状の切粉は刃室立ち上がり部が十分大き
な角度でひらいているのでひっかかることなく排出され
る。切味が低下した時は、逃げ面4とともに超硬チップ
3の逃げ面3d及び第1すくい面3aを研削し、新しい
切刃を形成し必要により第2すくい面3bを研削し、次
いで第2すくい面の長さS2をも1保するため段差3g
の斜面を研削したあと、刃室5の刃部部を深さdが0.
3ρ〜0.5pで大きな曲率の曲面から平面に立ぢ上が
り刃体部2の逃げ面4に続ける。そして第1すくい面3
aに切粉分断溝3fを研削して新しい切刃を形成し、数
回以上の再研磨を行い第3図の状態名使用するものであ
る。
実施例第2
30φ〜100 φ程度の比較的小径の鋼材に使用する
場合を第5図にもとづき説明する。実施例第1と対応す
る部位には同符号を付して説明を省略する。 前記に対
し特に顕著な変更となる部分は第2すくい面S2の長さ
を短くし段差3gの形状を第2すくい面3bに接する円
弧とし、円弧部の深さ即ち段差S4を少し大きくなるよ
うになしたものである。本実施例の各部の角度、長さは
第2表のようである。
場合を第5図にもとづき説明する。実施例第1と対応す
る部位には同符号を付して説明を省略する。 前記に対
し特に顕著な変更となる部分は第2すくい面S2の長さ
を短くし段差3gの形状を第2すくい面3bに接する円
弧とし、円弧部の深さ即ち段差S4を少し大きくなるよ
うになしたものである。本実施例の各部の角度、長さは
第2表のようである。
第2表
なおγ2−γ1 ≧25″以上とし※印は被削材の硬さ
より選択する。
より選択する。
本規定値の82の下限値0.2 は第2すくい面の角度
を正確に形成し且つ第2すくい面の機能を確実にするの
に必要な最小の長さであって、円弧Rの大きさとともに
最も重要である。このため研削砥石の成形を適宜行って
砥石形状の維持に注意する必要がある。またチップ焼結
時にS、、 S2.R,S。
を正確に形成し且つ第2すくい面の機能を確実にするの
に必要な最小の長さであって、円弧Rの大きさとともに
最も重要である。このため研削砥石の成形を適宜行って
砥石形状の維持に注意する必要がある。またチップ焼結
時にS、、 S2.R,S。
の各部を規定値となるように成形することも可能で経済
的となり、すくい面S、、 S2を表面処理によりTi
C若しくはTiN等の薄層で被覆することにより刃先耐
久性が増大する。
的となり、すくい面S、、 S2を表面処理によりTi
C若しくはTiN等の薄層で被覆することにより刃先耐
久性が増大する。
次いで試験切削結果の1例を示す。
γ = −20@ 、 r、 =+3 ’
、’ S+ =0.40 wSt =0.
20+n 、R”2.5 tm 、S3 =0
.4 f134=0.6曹烏、rz=5’、θ=38
゜d −°、5w、 P−1°、65鶴 とした鋸刃直径350 φ龍、刃数66、鋸刃厚さ3
451の丸鋸により、難削材中量も凝着性の強い材料で
あるS[l5304 鋼の75φの材料の切断試験を行
った。
、’ S+ =0.40 wSt =0.
20+n 、R”2.5 tm 、S3 =0
.4 f134=0.6曹烏、rz=5’、θ=38
゜d −°、5w、 P−1°、65鶴 とした鋸刃直径350 φ龍、刃数66、鋸刃厚さ3
451の丸鋸により、難削材中量も凝着性の強い材料で
あるS[l5304 鋼の75φの材料の切断試験を行
った。
短い第2すくい面につづく段差3gのR面により切粉が
高温状態で持ち上げられ適度にカールして刃部に達せず
円滑に流れ、従来10m/ w前後の遅い切削速度で切
断されていたものが、50〜70m/m禽の切削速度で
1刃送り0.08〜O,14mで切粉がつまり溶着する
ことなく順調に切断することができた。
高温状態で持ち上げられ適度にカールして刃部に達せず
円滑に流れ、従来10m/ w前後の遅い切削速度で切
断されていたものが、50〜70m/m禽の切削速度で
1刃送り0.08〜O,14mで切粉がつまり溶着する
ことなく順調に切断することができた。
効果
以上詳述したように本発明は第1すくい面につづく第2
すくい面に切粉を持ち上げる段部を形成し特に小径鋼材
用には段差面をR面とし、第1すくい面を短くし第1す
くい角と第2すくい角との差を大きくとり刃室で切粉が
ひっかかることなく且つ高温の切粉が合金に強く接触し
ないようになしたので、刃先が被削材から抜ける瞬間す
なわちディスエンゲージの瞬間に切粉が刃室から確実に
離脱するようになり難削材においても切粉の刃先での溶
着はおこらず超硬のもつ特性を十分に活かして50〜7
0m/min以上の一般材と同様の切断速度で加工を行
うことができた。例えば従来形では超硬で3分程度かか
ったものが1分程度で切断でき切断能率を格段に向上す
ることが可能になった。
すくい面に切粉を持ち上げる段部を形成し特に小径鋼材
用には段差面をR面とし、第1すくい面を短くし第1す
くい角と第2すくい角との差を大きくとり刃室で切粉が
ひっかかることなく且つ高温の切粉が合金に強く接触し
ないようになしたので、刃先が被削材から抜ける瞬間す
なわちディスエンゲージの瞬間に切粉が刃室から確実に
離脱するようになり難削材においても切粉の刃先での溶
着はおこらず超硬のもつ特性を十分に活かして50〜7
0m/min以上の一般材と同様の切断速度で加工を行
うことができた。例えば従来形では超硬で3分程度かか
ったものが1分程度で切断でき切断能率を格段に向上す
ることが可能になった。
また切削油を噴出させる必要がなく切削油なしで切断す
ることができ従来機のまま使用でき機械に余分の付属品
1新たな手直しを行うことを要しない等顕著な効果があ
る。
ることができ従来機のまま使用でき機械に余分の付属品
1新たな手直しを行うことを要しない等顕著な効果があ
る。
第1図は本発明の刃部を示す図、第2図は第1図のA−
A線視図、第3図は鋸刃の最終の再研削状態図、第4図
は従来の鋸刃による切屑の状態図、第5図は実施例第2
の刃部を示す図、第6図は小径軟鋼材を切断したときの
切粉の状態図である。 1・・台金 2・・刃体部 3・・超硬チップ5・・刃
室 3a・・、第1すくい面 3b・・第2すくい面 3c・・段部 3d・・逃げ面 3g・・段差 5a・・刃部3f・・
切粉分断溝
A線視図、第3図は鋸刃の最終の再研削状態図、第4図
は従来の鋸刃による切屑の状態図、第5図は実施例第2
の刃部を示す図、第6図は小径軟鋼材を切断したときの
切粉の状態図である。 1・・台金 2・・刃体部 3・・超硬チップ5・・刃
室 3a・・、第1すくい面 3b・・第2すくい面 3c・・段部 3d・・逃げ面 3g・・段差 5a・・刃部3f・・
切粉分断溝
Claims (6)
- (1)台金の外周等間隔に設けた刃体に固着した超硬質
材料でなるチップの第1すくい面に続く第2すくい面に
該第1すくい面より離れた位置に底側に高くなる段部を
形成し、この段差位置より少し離れた下位置から円滑な
曲面の刃底を形成して段差で切粉を持ち上げるようにし
たことを特徴とする超硬質チップ付丸鋸。 - (2)チップの第1すくい角γ_1°と第2すくい角γ
_2°とがγ_2°−γ_1°≧25°の関係であって
第1すくい面の長さS_1が0.30〜0.50mm、
刃底は深さが鋸刃ピッチの30〜50%で刃底が円滑な
曲面に続いて第2すくい面に対して35°以上の平面で
立ち上がり刃体逃げ面に接続されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の超硬質チップ付丸鋸。 - (3)第1すくい角γ_1°が−20°〜−30°、第
2すくい角γ_2°が+5°〜+15°である特許請求
の範囲第2項記載の超硬質チップ付丸鋸。 - (4)第1すいく角γ_1°が0°〜−10°、第2す
くい角が+15°〜+25°である特許請求の範囲第2
項記載の超硬質チップ付丸鋸。 - (5)第2すくい面の長さS_2が2mm以上数mmで
ある特許請求の範囲第2項、第3項、第4項のうち何れ
か1項に記載の超硬質チップ付丸鋸。 - (6)第2すくい面の長さS_2が0.20〜0.50
mm、段差面の曲率半径が2.0〜4.0mm段差が0
.5〜1.0mmである特許請求の範囲第2項記載の超
硬質チップ付丸鋸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61133448A JPH0620663B2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-06-09 | 鉄鋼材料切断用超硬質チップ付丸鋸 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2076786 | 1986-01-31 | ||
JP61-20767 | 1986-01-31 | ||
JP61133448A JPH0620663B2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-06-09 | 鉄鋼材料切断用超硬質チップ付丸鋸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62277216A true JPS62277216A (ja) | 1987-12-02 |
JPH0620663B2 JPH0620663B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=26357752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61133448A Expired - Lifetime JPH0620663B2 (ja) | 1986-01-31 | 1986-06-09 | 鉄鋼材料切断用超硬質チップ付丸鋸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620663B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0241812A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-13 | Kanefusa Hamono Kogyo Kk | 金属切断丸鋸用チップ |
US5029501A (en) * | 1990-01-10 | 1991-07-09 | Smith Wayne A | Roughing cutter for saw chain |
JPH03107128U (ja) * | 1990-02-19 | 1991-11-05 | ||
EP0790096A1 (en) * | 1996-02-14 | 1997-08-20 | Tsune Wagner Carbide Co., Ltd. | Circular saw |
US6931975B2 (en) * | 2001-08-10 | 2005-08-23 | Keith Louis Haughton | Circular saw blade |
EP1820618A1 (de) * | 2006-02-16 | 2007-08-22 | Tyrolit Schleifmittelwerke Swarovski KG | Schneidwerkzeug |
JP2010046731A (ja) * | 2008-08-20 | 2010-03-04 | Amada Co Ltd | 帯鋸刃 |
WO2014208068A1 (ja) * | 2013-06-24 | 2014-12-31 | 兼房株式会社 | チップ付丸鋸の製造方法 |
JP2016030301A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | 株式会社谷テック | 金属切断用丸鋸 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3203420B2 (ja) * | 1998-05-29 | 2001-08-27 | 兼房株式会社 | 硬質チップ付丸鋸 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5627727A (en) * | 1979-08-07 | 1981-03-18 | Rennarutsu Geb | Cutting tool provided with cutting edge with chip dividing groove |
-
1986
- 1986-06-09 JP JP61133448A patent/JPH0620663B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5627727A (en) * | 1979-08-07 | 1981-03-18 | Rennarutsu Geb | Cutting tool provided with cutting edge with chip dividing groove |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP1820618A1 (de) * | 2006-02-16 | 2007-08-22 | Tyrolit Schleifmittelwerke Swarovski KG | Schneidwerkzeug |
WO2007092975A1 (de) * | 2006-02-16 | 2007-08-23 | Tyrolit Schleifmittelwerke Swarovski K.G. | Schneidwerkzeug |
JP2010046731A (ja) * | 2008-08-20 | 2010-03-04 | Amada Co Ltd | 帯鋸刃 |
US8621972B2 (en) | 2008-08-20 | 2014-01-07 | Amada Company, Limited | Band saw blade |
WO2014208068A1 (ja) * | 2013-06-24 | 2014-12-31 | 兼房株式会社 | チップ付丸鋸の製造方法 |
JPWO2014208068A1 (ja) * | 2013-06-24 | 2017-02-23 | 兼房株式会社 | チップ付丸鋸の製造方法 |
JP2016030301A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | 株式会社谷テック | 金属切断用丸鋸 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0620663B2 (ja) | 1994-03-23 |
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