JPS62276923A - ゲ−トタ−ンオフ型サイリスタの直接並列接続回路 - Google Patents

ゲ−トタ−ンオフ型サイリスタの直接並列接続回路

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JPS62276923A
JPS62276923A JP11925186A JP11925186A JPS62276923A JP S62276923 A JPS62276923 A JP S62276923A JP 11925186 A JP11925186 A JP 11925186A JP 11925186 A JP11925186 A JP 11925186A JP S62276923 A JPS62276923 A JP S62276923A
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turn
gate
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thyristor
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千田 克則
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明はゲートターンオフ型サイリスタ(以下GTOと
略記)の直接並列接続回路に係り、特に各々電流容量が
異なって設計されたGTOを直接並列接続し、ターンオ
ン、ターンオフを同時に行わせることによって任意の容
量の電流を処理できるようにしたGTOの直接並列接続
回路に関する。
〔従来の技術〕
GTOを直接並列接続することは従来より行われており
、特開昭59−17862号公報でもその新たな構成が
提案されている。
第2図(a)は上記特許公開公報に示された発明をより
具体化して等価回路で示している。GTOl 。
2が並列接続され、そのゲート、カソードが補助ゲート
MG& 、補助カソード線に&により接続され、ターン
オン用電源3とターンオフ用電源4を直列接続し、また
、トランジスタ5.抵抗6.リアクトル7、サイリスタ
8を電源3,4間に直列に接続し、抵抗6とリアクトル
7の中点をGTO1,2のゲートGに接続し、電源3,
4の中点を補助カソードMKaに接続している。A、に
は、GTO1,2が接続されるアノード、カソードの主
端子である。
この従来技術の特徴点は補助ゲート線Ga、補助カソー
ドMK& を設けていることである。
トランジスタ5に信号が入力されると、ゲート端子Gに
オンゲート電流が流れ、同電流容量のGTO1,2はタ
ーンオンする。一方サイリスタ8に信号が入力されると
、ゲート端子Gにオフゲート電流が流れ、GTOI、2
はターンオフする。
各々GT○1.2の静・過渡特性がほぼ一致していれば
、補助ゲート線Ga、補助カソード線K。
の働きにより第2図(b)の如<GTOI、2を流れる
電流1^l、i^2はバランスする。従ってこの場合の
電流容量は最大1個々のGTOの直接並列接続数倍数れ
ることとなる(実際、素子特性のばらつきによるディレ
ーティングがら、電流容量は直接並列接続数倍に近い容
量となる。)。
尚、第2図(b)で、VAKはGTOI、2のアノード
A−カソードに間型圧、l GQNI r l OON
!+10OFFI + l 0OFF2は各GTOI、
2に流れるターンオン、ターンオフゲート電流である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来のGT○直接並列接続方式では、並列接続され
たGTOを良好にオン、オフさせるために各GTOの電
流容量は揃っていなければならなかった。このため、例
えば、電流容量20OA。
300AのGTOが2個ずつ存在する時、450Aの電
流をオンオフ処理したい場合、200AGTO2個を用
いたのでは450Aをオン、オフすることは不可能であ
り、また、300AGT○さりとて、電流容量225A
のGTOを新たに設計開発し、製作することは長時間を
必要とし、当座の解決にはならない。
従って本発明の目的は、任意の電流をできるだけ少ない
無駄の範囲でオンオフ処理することができるGTOの直
接並列接続回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、少なくとも2個の電流容量の異なるGTO
を並列接続し、各GT○の各ゲートに抵抗を介してター
ンオン用ゲート電流を、また、リアクトルを介してター
ンオフ用のゲート電流を流し、各抵抗、リアクトルを各
GTOをターンオン。
ターンオフさせるに必要なゲート電流を流す値としてい
る。
〔作用〕
従来のGTOの直接並列接続構成では各GTOに同容量
のゲート信号が、印加されていた0本発明では、GTO
の電流容量に応じたゲート電流を印加することで、電流
容量の異なるGTOをほぼ同時に、ターンオンさせ、あ
るいはターンオフさせる。
GTOは通常、pnpn半導体基板のn型カソードエミ
ツタ層が短冊状とされ、電流容量に応じて、短冊状カソ
ードエミツタ層の個数が決められている。各短冊状カソ
ードエミツタ層を取囲むようにその周囲にはゲート電極
膜が設けられた構成となっている。そして、各短冊状カ
ソードエミツタ層を中心としたGT○単位が短冊状カソ
ードエミツタ層の個数分だけ半導体基板内に複合化され
たものと考え、またそのように取扱われている。
第3図は、GTOにおけるnエミツタ層、即ち。
n型カソードエミツタ層面積とゲートトリガ電流工ar
、即ち、タンオン用に必要な最小限のゲート電流の関係
を示している。この図は、短冊状カソードエミツタ層の
数が増す程、ゲートトリガ電流を増加させるべきことを
示している。
第4図は、ゲートオーバドライブ率OD、即ち、ターン
オン用ゲート電流の尖頭値Icpとゲートトリガ1!流
IGTの比(OD = I cp/ I at)とター
ンオン時間の関係を示している。第4図は、ゲートオー
バドライブ率が大きくなる程ターンオン時間は短かくな
ることを示している。
第3図、第4図によると、電流容量の異なるGTOを直
接並列接続させてターンオンさせるには、各GTOのゲ
ートオーバドライブ率が一定となるようにターンオン用
ゲート電流尖頭値Iapを決めれば良い。即ち、GTO
の電流容量に応じてゲートトリガ電流が決り、かつ、そ
のゲートトリガ電流に対応して、ゲートオーバドライブ
率が等しくなるような尖頭値のゲート電流を流せば異な
る電流容量のGTOが同時にターンオンし、ターンオン
時の電流アンバランスによるd i / d を熱逸走
を防ぐことができる。尚、この場合、第4図に示すよう
に、ゲート電流の変化率dia/dtは各GT○で等し
くなるようにしたものとする。
オン定常時には、各GTOのGT○単位の電流密度が一
定となる様に、即ち、GTOのオン電圧が一定となるよ
うに電流が各GTOの分担される。
この時の電流分担比率は、各GTOにおけるカソードエ
ミツタ層の面積比に一致する。
第5図は、GT○単位をターンオフさせるに必要なゲー
ト電流IGQ+710.11aQト0.51ae(1)
間の平均変化dIae/dtとターンオフ時間の関係を
示している。特定のGTOの単位に電流集中させること
なく均一にターンオフさせるためには各GT○単位のd
Iao/dtを等しくする必要がある。このことは電流
容量の異なるGTOの間でも云えることである。従って
、電流容量の異なるGTOを同時にターンオフさせるた
めには、ターンオフゲインを等しいものとして、各GT
○の電流容量、即ち、カソードエミツタ層の面積比に一
致したdIa*/dtの比となるようにすれば、各GT
O単位のdIaa/dtは等しくなり、各GTOは同時
にターンオフし、特定のGTOに電流が集中して、ター
ンオフ失敗を起すことがないようになる。
〔実施例〕
以下1本発明の一実施例を第1図(a)、(b)により
説明する。
第1図(a)において、第2図(a)に示すものと同一
物、相当物には同一符号を付けている。
第1図(a)で特徴的なところは、GTO9゜各GTO
IOの電流容量が異なることであり、各各のGTO9,
10のゲートGf1. Gloは、それぞれ、抵抗11
.12とリアクトル13.14の中点N1 + N2と
接続されているものである。
抵抗11,12.リアクトル13.14の値は、GTO
9,10の定格電流容量に比例した値である。尚、GT
O9,1oの定格電圧は精度上の多少のばらつきを無視
した条件で等しいものとする。
すると、GTO9,10に流れるターンオン信号はゲー
トオーバドライブ率は一定で、GTO9゜10の定格電
流容量に応じた電流値となる。また。
ターンオフ信号はGTO9,10のカソードエミツタ層
の面積比、即ち、定格電流比に一致したdIae/dt
の比となる。
具体的数値をもって示すと、主回路電流が45OAの場
合、定格電流200AのGTO9と30OAのGTOl
oを用いる。この時、抵抗11゜12の抵抗値は2:3
の比となるものを用い、リアクトル13.14のりアク
タンスは2:3の比のものを用いる。この時、リアクト
ル13.14の抵抗はできるだけ小さいものを用いるが
、内部抵抗はやはり2:3の比となっていることが良い
・トランジスタ5が点弧されると、GTO9゜10ニL
t−抵抗11,12によって、GTO9゜1oの定格電
流に応じたターンオン信号icl。
iazが加えられる。定格電流が規格化されたゲートト
リガ電流Iatは定格電流が小さい方のGTO9の方が
低いため、GTO9が先にターンオンする。すると、主
回路電流i^工によってGTO9のゲートカソード間電
位が上昇し、ゲートG9の電位がゲート010の電位よ
り高くなり、その結果、補助ゲートGaを介してゲート
GoからゲートGIOへ向う電流が流れ、この電流が抵
抗12からのGTOloのターンオン信号iozに付加
されて、その方だけGTOloのゲートオーバドライブ
率が大きくなり、GTO10も急速にターンオンし、主
回路電流i^2がGTOloを流れるようになる。
即ち、補助ゲート線Gaの存在により、ターンオンが平
衡化される。
ターンオフはサイリスタ8をターンオンすることで、第
1図の矢印とは逆向きのターンオフ信号101+ 10
2を流す、この時、GTo9が先にターンオフしたとす
ると、GTo9のゲートカソード間インピーダンスはタ
ーンオフにより上昇するとともにターンオフ信号ia1
は零になる。一方、GTOloはまだオン状態にあるか
ら、GTOIOに対し、補助ゲート1lAG&を介して
ゲートG1oからゲートGeへ向う電流が流れる。この
補助ゲート線G1を流れる電流が流れることにより、 
GTOloへはより大きなターンオフ信号が流れたこと
になるから、GTOloのターンオフは急速に進み、タ
ーンオフタイムが短かくなる。即ち、ターンオフ動作が
平衡化される。
第1図(b)は、上記具体的数値例における電圧、電流
波形を示しており、ターンオン、ターンオフは良好に行
われ、オン状態でも、電流はGTo9.1oの定格電流
に応じて按分して流れていることが分る。そして、45
0Aの主回路電流に対し、定格電流200A、300A
のGTo9゜1oを用いた時の余裕は10%にとどまり
、無駄を小さくすることができた。
第6図は、n個のGTOを用いた例を示している。第1
図に示したものと同一物、相当物には同一符号を付けて
いる6尚1図中、Tnはn個目のGTO,R11,L、
はGTOTnのゲートGnに接続される抵抗、およびリ
アクトルである。
このように、n個の容量の異なるGTOの直接並列接続
しても、各GTOをほぼ同時にターンオン、ターンオフ
させることができる。
尚、並列接続されるGTOとしては、第3〜第5図に示
す関係、同一電流密度における順電圧降下、そして、定
格電圧が揃っていれば、構造、特性等その他の点が異な
っていても、支障はない。
また、電源3,4. トランジスタ5.サイリスタ8等
によるターンオン、ターンオフ信号の与え方は他の1を
源やスイッチ手段に代えることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、任意の電流を異
なる定格電流のGTOを並列接続することによりできる
だけ少ない無駄の範囲でオンオフ処理することができる
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例を示すゲートターンオ
フ型サイリスタの直接並列接続回路図。 第1図(b)は第1図(a)の実例における電圧。 電流波形を示す図、第2図(a)は従来のゲートターン
オフ型サイリスタの直接並列接続回路図。 第2図(b)は第2図(a)の実例における電圧。 電流波形を示す図、第3図はゲートターンオフ型サイリ
スタのnエミッタ面積とゲートトリガ電流の関係を示す
図、第4図は同じくゲートオーバドライブ率とターンオ
ン時間の関係を示す図、第5図は同じ<GTO単位のd
iae/dtとターンオフ時間の関係を示す図、第6図
は本発明の他の実施例を示すゲートターンオフ型サイリ
スタの直列並列接続回路図である。 3.4・・・電源、5・・・トランジスタ、8・・・サ
イリスタ、9,10・・・GTo、11.12・・・抵
抗、13゜14・・・リアクトル、Ga・・・補助ゲー
ト線、Kよ・・・補助カソード線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電流容量の異なる少なくとも2個のゲートターンオ
    フ型サイリスタを並列接続し、該サイリスタのゲート、
    カソード同志を補助ゲート線、補助カソード線で各々接
    続し、上記各サイリスタのゲートに抵抗を介してターン
    オン用そしてリアクトルを介してターンオフ用のゲート
    電流を共通のターンオン用、ターンオフ用電源から流し
    、上記各抵抗、各リアクトルは、各サイリスタをターン
    オン、ターンオフするに必要な各サイリスタの電流容量
    に対応したゲート信号を与える値となっていることを特
    徴とするゲートターンオフ型サイリスタの直接並列接続
    回路。 2、特許請求の範囲第1項において、ターンオン用、タ
    ーンオフ用の電源が直列接続され、その中点は各サイリ
    スタのカソードを接続した補助カソード線と接続され、
    各サイリスタのゲートに接続される抵抗とリアクトルが
    、直列接続され、その各々の中点と各サイリスタのゲー
    トが接続されていることを特徴とするゲートターンオフ
    型サイリスタの直接並列接続回路。
JP11925186A 1986-05-26 1986-05-26 ゲ−トタ−ンオフ型サイリスタの直接並列接続回路 Granted JPS62276923A (ja)

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DE19873717253 DE3717253A1 (de) 1986-05-26 1987-05-22 Direkte parallelschaltung von abschaltbaren halbleiterelementen
US07/053,619 US4831288A (en) 1986-05-26 1987-05-26 Direct parallel connection circuit of self-turn-off semiconductor elements

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JPH0529167B2 JPH0529167B2 (ja) 1993-04-28

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5465466A (en) * 1977-11-04 1979-05-26 Hitachi Ltd Control circuit for thyristor
JPS5543688A (en) * 1978-09-22 1980-03-27 Fujitsu Ltd Fourier conversion device
JPS5917862A (ja) * 1982-06-25 1984-01-30 Hitachi Ltd ゲ−トタ−ンオフサイリスタの並列接続体

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