JPS62275998A - 自動車整備用リフト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） 本発明は、床面を広く利用しうるようにした床上配置型
の自動車整備用リフトに関するものである。

（従来の技術） 自動車を整備するには、自動車を定位置でリフトアップ
し、その下で作業者が各種の作業を行なうか、あるいは
、自動車を移動式クレーン等から吊り下げ、分業化され
た各セクションに順次移動させて、所要の作業を行って
いる。

後者は、多数の自動車を取り扱う自動車メーカーや車検
場で、専ら行なわれており、一般の整備工場等、小規模
の作業場では、床上配置型リフトを使用する、前者の手
段が採られている。

床上配置型リフトには、床上に立設した左右１対の支柱
の上端に横梁を架設した門型リフトや、両支柱の下端同
士を連結板をもって連結したベース連結型としたり、あ
るいは支柱を１１本とし、その下端を、内方を向く大型
の基板をもって床に支持した１柱型リフトがある。

（問題点を解決するための手段） 従来の床上配置形リフトは、いずれも１台の自動車に対
して、１基のリフトが必要であるため、複数の自動車を
同時に整備するためには、同数のリフトを並設する必要
があり、立設された多数の支柱が、著しく作業の邪魔に
なる。

また、１柱型リフトは、支柱の数は少なくなるが、床上
の大型の基板がやはり邪魔になる。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、床上に立設した支柱の上端に一端が支持され
、かつ他端が建屋より吊支された横梁より、複数の伸縮
自在の吊下マストを垂設し、前記支柱と吊下マストの下
端に、自動車を側方より支持して同期して昇降しうる昇
降装置を設けることにより、上述の問題点の解決を図っ
たものである。

（作用） 本発明のリフトは、複数の自動車を持ち上げるための吊
下マス１〜は、短縮させて頭上へ上昇させることができ
、かつ大型の基板が不用であるため、床面が広く開放さ
れて、広く使用することができる。

（実施例） 第」図ないし第３図は、］一台の自動車を昇降させるよ
うにした本発明のリフトの第１実施例を示すもので、床
（１−）に立設した支柱（２）の上端には、横梁（３）
の一端が固着さ九、横梁（３）の他端は、強固な建屋の
天井（４）に、吊支杆（５）をもって支持されている。

支柱（２）には、公知の自動車支持用のキャリッジ（６
）が昇降自在に外嵌され、キャリッジ（６）の下端内側
面には、水平をなす揺動アーム（７）が設けられている
。

揺動アーム（７）には、水平をなす伸縮アーム（８）が
、また伸縮アーム（８）の上面先端には、受金（９）が
設けられている。

横梁（３）の他端には、吊下マスト（１０）が垂設され
ている。吊下マスト（１０）は、」二記支柱（２）より
著しく短寸の固定筒（１１）と、固定筒（１１）に内嵌
した第１昇降筒（１２）と、第１昇降筒（１２）に内嵌
した第２昇降筒（１３）とにより構成されている。

第２昇降筒（１３）の下端には、」二記（７）と同様の
揺動アーム（１４）と、上記（８）と同様の伸縮アーム
（１５）と、上記（９）と同様の受金（１６）が、対向
するキャリッジ（６）に向けて設けられている。

キャリッジ（６）と第２昇降筒（１３）は、支持（２）
内に設けた油圧シリンダ（１９）により、横梁（３）の
要所に枢設したプーリ（］７）（１７）と、プーリ（Ｊ
７）（１７）に掛は回わしたワイヤロープ（１８）を介
して、等高を保ちつつ同期して昇降する。

上述のリフトは、第１、図に示すように、自動車（２０
）を整備のため持ち上げた時は、吊下マスト（１０）が
頭上へ来るまで短縮しているので、自動車（２０）の整
備作業に際し、床（１）を広く使用することができ、作
業性が向上する。また不使用時にも。

吊下マスト（１０）を短縮させておけば、他の作業や通
行の邪魔になることはない。

第４図は、２台の自動車を昇降させるようにした本発明
のリフトの実施例を示す。第１実施例と同様の部分には
同一の符号を付し、必要のもののみについて説明する。

上記横梁（３）よりかなり長寸の横梁（２１）の基端を
、支柱（２）をもって支持するとともに、同じく遊端及
び中央部を、天井（４）から吊支杆（５）（５）をもっ
て吊支し、かつ吊下マスト（１０）を、横梁（２１）の
遊端か６１本、同じく中央部から左右に並列する２本を
垂設しである。

キャリッジ（６）における揺動アーム（７）と、中央左
側の吊下マスト（１０）における揺動アーム（１４）と
は互いに対向しており、遊端の吊下マスト（１０）と中
央右側の吊下マスト（１０）における揺動アーム（１４
）　（１４）は互いに対向している。

キャリッジ（６）と中央左側の吊下マスト（１０）にお
ける第２昇降筒（１３）は、支柱（２）内に設けた油圧
シリンダ（１９）により、プーリ（４７）　（１７）　
（１，７）へ掛は回わしだワイヤロープ（１８）をもっ
て、同期的に昇降させられる。

中央左側の吊下マスト（１０）と遊端における吊下マス
ト（１０）の第２昇降筒（１３）　（１３）は、横梁（
２１）内に設けた油圧シリンダ（２０）により、プーリ
（２３）（２３）へ掛は回わしたワイヤロープ（２４）
をもって、同期的に昇降させられる。

天井の強度が許せば、さらに横梁を長くし、その要所を
天井に吊支することにより、さらに多数の自動車を持ち
上げることができる。

（発明の効果） 上述のように、本発明のリフトにおいては、吊下マスト
を、使用時も不使用時も、頭］二に来るように短縮させ
うるので、床面が広く開放されて、作業性が向上し、自
動車整備工場等において使用して、甚だ効果ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、自動車１台用とした本発明リフトの正面図、 第２図は、同じく吊下マストの伸長時を示す正面図、 第３図は、自動車１台用とした本発明リフトの平面図、 第４図は、自動車２台用とした本発明リフトの正面図で
ある。 （１）床　　　　　　　（２）支柱 （３）横梁　　　　　　（４）天井 （５）吊支杆　　　　　（６）キャリッジ（７）揺動ア
ーム　　　（８）伸縮アーム（９）受金　　　　　　（
１０）吊下マスト（１１）固定筒　　　　　（１２）第
１昇降筒（１３）第２昇降筒　　　（１４）揺動アーム
（］５）伸縮アーム　　　（１６）受金（１７）プーリ
　　　　　（１８）ワイヤロープ（１９）油圧シリンダ
　　（２０）自動車（２１）横梁　　　　　　（２２）
油圧シリンダ（２３）プーリ　　　　　（２４）ワイヤ
ロープ第１図　　　　　　第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 床上に立設した支柱の上端に一端が支持され、かつ他端
   が建屋より吊支された横梁より、複数の伸縮自在の吊下
   マストを垂設し、前記支柱と吊下マストの下端に、自動
   車を側方より支持して同期して昇降しうる昇降装置を設
   けてなる自動車整備用リフト。