JPS62275819A - 車両用暖房装置 - Google Patents

車両用暖房装置

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JPS62275819A
JPS62275819A JP12002086A JP12002086A JPS62275819A JP S62275819 A JPS62275819 A JP S62275819A JP 12002086 A JP12002086 A JP 12002086A JP 12002086 A JP12002086 A JP 12002086A JP S62275819 A JPS62275819 A JP S62275819A
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JP
Japan
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temperature
heating
combustion
air
cooling water
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Application number
JP12002086A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ida
博之 井田
Kazumi Tomita
富田 一三
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Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS62275819A publication Critical patent/JPS62275819A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00007Combined heating, ventilating, or cooling devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明はヒータコアと、燃焼式ヒータとを備えた車両用
暖房装置に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来、車両駆動用の内燃機関を冷却する冷却水の熱によ
って車室内を暖房するヒータコアと、寒冷期または冷寒
地における前記内燃機開始動径初期の前記冷却水の熱量
不足を補うために、前記冷却水の温度が所定値以下のと
きに作動して燃焼し、その燃焼熱によって車室内を暖房
する燃焼式ヒータとを具備してなる車両用暖房装置が用
いられている。
しかしながら、この種の従来の車両用暖房装置において
は燃焼式ヒータによる暖房の吹出温度を調節する調節部
材は、ヒータコアによる暖房の吹出温度を調節する調節
部材と別個に設けられていたので、燃焼式ヒータによっ
て暖房の吹出温度を調節する場合は、ヒータコアによっ
て暖房の吹出温度を調節する場合と異なる調節部材を操
作することが必要であり、このため吹出温度を精度良く
調節するための操作が全体として複雑となり、運転者が
操作方法を理解しに<<、容易に操作できないという問
題点を有していた。逆に、燃焼式ヒータによる暖房吹出
温度の調節を○N/○FF切換のような比較的単純な操
作で行うときには、暖房吹出温度を精度良く調節するこ
とができない。
(発明の目的) 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、ヒータコアと、燃焼式ヒータを備えた車両用暖房装
置において、暖房吹出温度を調節する調節部材の操作性
を向上できるとともに吹出温度を精度良く調節すること
ができる車両用暖房装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は、車両駆動用の内燃機
関を冷却する冷却水の熱によって車室内を暖房するヒー
タコアと、前記冷却水の温度が所定値以下の場合に作動
して燃焼しその燃焼熱によって車室内を暖房する燃焼式
ヒータとを具備してなる車両用暖房装置において、前記
ヒータコアによる暖房吹出温度の調節範囲の最大値側に
連続して、これより更に高温度を設定する高温度設定範
囲部を設けるとともに、前記調節部材を前記高温度設定
範囲部内に設定した時のみ該調節部材に前記燃焼式ヒー
タによる暖房の吹出温度を調節する機能を兼備させ、か
つ前記燃焼式ヒータによる暖房吹出温度の変化特性が、
前記冷却水の温度が所定値以上にあり、かつ前記調節部
材が前記調節範囲のほぼ中間点から最大値側に位置する
時の前記ヒータコアによる暖房吹出温度を調節する調節
部材の調節に伴う吹出温度の変化特性と略同一となる如
く構成したものである。
(作用) ヒータコアによる暖房吹出温度を調節する調節部材に燃
焼式ヒータによる暖房吹出温度を調節する機能を兼備さ
せたので調節部材が単一となることによりその操作性が
向上するとともに、燃焼式ヒータ作動時の暖房吹出温度
を調節するための操作を、ヒータコア作動時の暖房吹出
温度を調節するための操作と同じ感覚で行えることによ
り吹出温度の調節を容易に、かつ精度良く行うことがで
きる。また、燃焼式ヒータによる暖房吹出温度の変化特
性を、内燃機関の冷却水温度が所定値以上にあり、かつ
調節部材がその調節範囲の最小値と最大値との中点と最
大値との間の範囲に位置する時のヒータコアによる暖房
吹出温度の変化特性と略同一としたので、冷却水温度が
所定値以上となって燃焼式ヒータによる暖房からヒータ
コアによる暖房に切り換えたときの暖房空気の吹出温度
が暖房の切換前後でほぼ同一となることにより、燃焼式
ヒータを必要時のみ作動させることができ暖房効率が向
上できるとともに該切換時に運転者に体感温上の違和感
が生ずることもない。
(実施例) 以下1本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の車両用暖房装置の実施例を示す概略構
成図であり、該車両用暖房装置は空気調和装置1、燃焼
式暖房装置2、コントロールパネル3及びコントロール
ユニット4によって構成されている。
前記空気調和装置1のダクト6内の上流部には該空気調
和装置1用のブロア7が設けられ、該ブロア7はモータ
8の駆動によって運転され、上流側の空気導入口9から
空気A2をダクト6内に導入する。該導入された空気A
2は下流側のエバポレータ(蒸発器)10を通る。該エ
バポレータ10の下流側に設けられたエアミックスダン
パ11は、前記コントロールパネル3の後述する温度調
節レバー37と連動して、その開度が調節され、前記エ
バポレータ10を通ってきた空気を図中上方の側方路6
a側と下方のヒータコア12側とに所定の割合で振り分
ける。該ヒータコア12にはエンジン5内を流れる冷却
水の一部が図示しない管路を介して冷却水入口12aか
ら導入され、該導入された冷却水は前記ヒータコア12
内を流れた後、冷却水出口12bから排出されて図示し
ない管路を介して前記エンジン5内に戻るようになって
おり、前記ヒータコア12を通る空気は該ヒータコア1
2内を流れる冷却水との間の熱交換によって加熱される
。該加熱空気は前記側方路6aを通ってきた空気と前記
ヒータコア12の下流側でエアミックスされて均一な温
度の空気とされた後、ダンパ13.14の切換開閉によ
って顔部吹出口15、足下吹出口16あるいはデフロス
タ出口17を介して車室内の所定位置に供給される。
前記燃焼式暖房装置2は暖房用空気A2を燃焼ガス熱で
直接加熱する温気式の燃焼式ヒータ18と、モータ19
により駆動されて前記燃焼式ヒータ18に前記暖房用空
気A2を供給するブロア2oとによって構成されている
。前記燃焼式ヒータ18は、液体燃料Fと燃焼用空気A
1とが供給され着火プラグ21による着火で燃焼を生ず
る燃焼器22と、該燃焼器22での燃焼ガスGと前記暖
房用空気A2とを熱交換する熱交換器23とを備えてい
る。前記燃焼器22への前記液体燃料Fの供給は、前記
燃焼器22の燃焼室と燃料タンク24とを接続し燃料ポ
ンプ25を有している燃料供給管26によって行われ、
燃料ポンプ22がモータ27の駆動によって運転される
とその回転数に応じた液体燃料Fが前記燃料タンク24
から吸い上げられて前記燃焼室内に供給される。また、
燃焼器22への燃焼用空気A1の供給は図示しないブロ
アを有している空気供給管28によって行なわれる。該
ブロアが駆動するとその回転数に応じた空気A4が燃焼
室内に供給される。このようにして燃焼室内に液体燃料
Fと燃焼用空気A工とが供給される状態で前記着火プラ
グ21による着火がなされると燃焼が生ずる。そして、
その燃焼による燃焼ガスGは前記熱交換器23の内筒2
9内に流入して排気管3oから前記燃焼式ヒータ18外
に排出されるが、前記内筒29を流れる過程において、
前記モータ19の駆動により運転される前記ブロア20
によって供給されて前記内筒29と外筒31との間の通
路32を流れる暖房用空気A2との間で熱交換される。
これによって暖房用空気A2はあたためられてダクト3
3の吹出口33aから車室内に供給される。
第2図は前記コントロールパネル3の要部詳細を示す図
である。該コントロールパネル3は車室内にインストル
メントパネル(図示省略)の一部として設けられ、スイ
ッチレバー34、始動スイッチ35、インジケータラン
プ36、温度調節レバー(調節部材)37及びインジケ
ータ38を備えている。
前記スイッチレバー34は前記空気調和装置1のモータ
8の作動をon10ff切換し、前記始動スイッチ35
は前記燃焼式暖房装置2のブロア2oのモータ19の作
動をo n / o f f切換する。
前記インジケータランプ36は前記燃焼式暖房装置2の
ブロア20がモータ19の作動により運転されていると
き、即ち燃焼式暖房装置2が作動しているときに点燈し
、これを表示する。
前記温度調節レバー37は前記空気調和装置1による暖
房の場合、及び前記燃焼式暖房装置2による暖房の場合
のいずれの場合においても、暖房空気の吹出温度を設定
するものであり、インジケータ38を指示盤とし、前記
温度調節レバー37を操作することによって前記吹出温
度TAが設定される。また、前記温度調節レバー37が
HOT点とFULL  HOT点との間のいずれの位置
にあるときでも前記空気調和装置1のエアミックスドア
11は第1図に示すように前記側方路6aを完全に閉じ
るように構成されている。
第3図は前記コントロールユニット4の詳細を示す図で
あり、該コントロールユニット4はイグニッションスイ
ッチ40が投入(on状態)され、電源(バッチ1月4
1からの電力が供給されることにより、駆動状態となる
前記コントロールユニット4の入力側端子4a〜4eに
は、前記ダクト33内の吹出口33a付近に設置された
吹出空気温センサ42と、前記エンジン5のウォータジ
ャケット内に設置された水温センサ43と、前記燃焼式
暖房装置2の作動時に前記温度調節レバー37に連動し
てその温度調節レバー37の位置に応じた電圧設定を行
なう可変抵抗器である温度設定器44と、前記始動スイ
ッチ35と、前記ブロア20に連動してo n/ o 
ffされるスイッチ46とがハーネス47〜51をそれ
ぞれ介して電気的に接続されている。また、前記コント
ロールユニット4の出力側端子4f〜4hには前記着火
プラグ21と、前記燃焼式暖房装置2のブロア20のモ
ータ19と、前記空気調和装置1のブロア7のモータ8
とがリレースイッチ52〜54.ハーネス55〜57を
それぞれ介して電気的に接続され、出力端子41には前
記燃料ポンプ25のモータ27がハーネス58を介して
、また図示しない出力端子には前記燃焼用空気A4を供
給するための図示しないブロアのモータがそれぞれ電気
的に接続されている。
従って、前記コントロールユニット4には、吹出空気セ
ンサ42によって前記ダクト33の吹出口33aから車
室内に吹き出される暖房用空気A2の温度状態に応じた
信号が、前記水温センサ43によってエンジン5のウォ
ータジャケット内にあるエンジン冷却水の温度状態に応
じた信号が、前記燃焼式暖房装置2の作動時の前記温度
調節レバー37の位置に応じて設定される温度設定器4
4からの電圧信号が、前記始動スイッチ35がらのon
10ff信号が、前記ブロア20に連動してo n /
 o f fされるスイッチ46のon10ff信号が
それぞれ入力される。
前記コントロールユニット4はこれらの入力信号に基づ
き、前記暖房用空気A2供給用のブロア20のモータ1
9及び着火プラグ21、前記健料ポンプ25のモータ2
7、前記燃焼用空気供給用の図示しないブロアのモータ
及び前記ブロア7のモータ8に制御信号をそれぞれ出力
する。即ち、前記始動スイッチ35が。n状態にあり、
前記水温センサ43によって検出される前記エンジン5
の冷却水温度Twが所定値(例えば80℃)以下で、か
つ前記温度調節レバー37がHOT点よりFULL  
HOT点側にある場合には、前記コントロールユニット
4は前記入力信号によりこれを検知し、前記着火プラグ
21、前記燃料ポンプ25のモータ27、前記燃焼用空
気A1供給用の図示しないブロアのモータ、及び前記暖
房用空気A2供給用のブロア20のモータ19にそれぞ
れon信号を出力することにより前記燃焼式暖房装置2
を叉転状態とするとともに、前記ブロア7のモータ8に
off信号を出力することにより前記空気調和装置1を
停止状態とする。一方、前記温度設定器44はHOT点
とFULL  HOT点との間の前記温度調節レバー3
7の位置に応じた電圧信号を前記コントロールユニット
4に出力することにより暖房空気の吹出温度TAを設定
する。該コントロールユニット4は該入力された設定吹
出温度TAの電圧信号と、前記吹出空気温センサ42に
よって検出される実際の吹出温度Tの入力信号とを常に
比較し、両者の差に応じ例えば第5図に示すようにして
前記燃焼器19に供給される燃料量が所定燃料量となる
ように前記燃料ポンプ22のモータ24に制御信号を出
力する。即ち、前記燃焼器19に供給される燃料量は設
定吹出温度TAと実際の吹出温度Tとの差が大きいほど
より大きい所定燃料量(Q工HQ2r Q3あるいはゼ
ロ)に設定され、これによって暖、房空気の吹出温度T
が設定吹出温度TAに速やかに制御される。
一方、前記燃焼式暖房装置2の運転条件のいずれかが満
たされていない場合、即ち、前記始動スイッチ35がo
ff状態にあるか、前記エンジン5の冷却水温度Twが
前記所定値を上回っているか、あるいは前記温度調節レ
バー37がHOT点よりC0LD点側にある場合で、か
つ前記スイッチレバー34がOn状態にあるときには、
前記コントロールユニット4は前記ブロア7のモータ8
にon信号を出力することにより前記空気調和装置1を
運転状態とするとともに、前記着火プラグ21、前記燃
料ポンプ25のモータ27、燃焼用空気供給用の図示し
ないブロアのモータ、及び暖房用空気供給用のブロア2
0のモータ19にoff信号を出力することにより前記
燃焼式暖房装置2を停止状態とする。また、前記エアミ
ックスドア11は前記温度調節レバー37と連動して開
閉し、該温度調節レバー37の位置に応じた開度となり
前記エバポレータ10を通ってきた空気を前記ヒ−タコ
712側と、該ヒータコア12を通らない前記側方略6
a側とに所定の割合で振り分けることによって暖房空気
の吹出温度Tを設定吹出温度TAに調節する。
第4図は前記温度調節レバー37の位置とその位置に対
応する暖房空気の設定吹出温度TAとの関係を示してい
る。前記空気調和装置1による暖房を行うときの吹出温
度TAは前記エンジン5の冷却水温度Twに応じ、且つ
前記調節レバー37がC0LD点からHOT点に向かう
につれて直線的に増加するように設定されている。即ち
、前記エンジン5の冷却水温度Twが低いときには、設
定吹出温度TAの変化特性は第4図の破線で示され、該
吹出温度TAは前記温度調節レバー37がC0LD点に
位置するときにはTA、、HOT点に位置するときには
TA1’である。前記エンジン5の冷却水温度Twが所
定値以上(例えば80’C以上)のときには設定吹出温
度TAの変化特性は第4図の細い実線で示され、該設定
吹出温度TAは前記温度調節レバー37がC0LD点に
位置するときには上記冷却水温度Twが低いときと同一
の値であるTAo、HOT点に位置するときには上記冷
却水温度が低いときの値TA□′より大きい値であるT
A□(例えば70℃)である。また、前記冷却水温度T
wが低いときと、前記所定値のときとの中間の温度にあ
るときには、前記吹出温度TAの変化特性は、前記温度
調節レバー37がC0LD点に位置するときの前記T0
と、HOT点に位置するときの前記TA工′とTA□と
の中間の前記冷却水温度に応じた温度とを結ぶ直線(例
えば図中一点鎖線)として設定されている。また、前記
温度調節レバー37がHOT点からF U L L  
HOT点の間の範囲に位置し、かつ前記空気調和装置1
による暖房を行っているときの設定吹出温度TAは、前
記温度調節レバー37の位置にかかわらず該温度調節レ
バー37がHOT点に位置するときの設定吹出温度に等
しい。
一方、前記燃焼式暖房袋W2は前述したように前記温度
調節レバー37がHOT点からFULLHOT点の間の
範囲に位置し、且つ他の条件が満たされたとき、即ち前
記始動スイッチ35がon状態にあり、前記冷却水温度
Twが前記所定値以下のときのみ作動するように構成さ
れているので、前記燃焼式暖房装置2による暖房を行う
ときの前記温度調節レバー37の調節移動範囲はHOT
点からFULL  HOT点までの間である。このとき
の前記温度調節レバー37の位置とその対応する吹出温
度TAとの関係は第4図の太い実線に示すとおりであり
、即ち、前記燃焼式暖房装置2による暖房吹出温度の変
化特性は、前記エンジン5の冷却水温度Twが前記所定
値以上にあり、かつ前記温度調節レバー37がC0LD
点とHOT点とのほぼ中間点とHOT点との間の範囲に
位置するときの前記空気調和装置1による暖房吹出温度
の変化特性とほぼ同一となるように設定されている。
したがって、前記燃焼式暖房装置2により暖房を行って
いる状態と前記冷却水温度Twが前記所定値以上にあっ
て前記空気調和装置1により暖房を行っている状態とを
比較すると、前記温度調節レバ〜37がHOT点付近に
位置するときの前者の設定吹出温度TA2は、C0LD
点とHOT点との中間点に位置するときの後者の設定吹
出温度TAとほぼ同一であり、また前記温度調節レバー
37がFULL  HOT点に位置するときの前者の設
定吹出温度TAは、HOT点に位置するときの後者の設
定吹出温度TA、即ち前記TA□にほぼ等しい。
次に上記構成より成る本発明の車輌用暖房装置の作用を
説明する。
まず、エンジン5が運転されるとイグニッションスイッ
チ40がon状態となり電源41から電力が供給されて
コントロールユニット4は1駆動状態となる。
スイッチレバー34及び始動スイッチ35が。n状態に
セットされ、温度調節レバー37がHOT点よりC0L
D点側にセットされている場合には、エンジン5の冷却
水温度Twにかかわらず、コントロールユニット4の制
御によりブロア7のモータ8が作動されて空気調和袋@
1が運転状態となるとともに、着火プラグ21、燃料ポ
ンプ25のモータ27、空気供給管28の図示しないプ
ロアのモータ及びブロア2oのモータ19が停止されて
燃焼式暖房装置2は停止状態となる。したがって、この
状態における暖房空気の吹出温度TAは第4図のCoL
D点からHOT点までの範囲に示されるように、エンジ
ン5の冷却水温度Twに応じて設定され1例えば該冷却
水温度Twが低いときには同図中破線で示される温度に
、該冷却水温度Twが所定値以上のときには同図中細い
実線で示される温度にそれぞれ設定され、コントロール
ユニット4の制御により該設定吹出温度TAにほぼ等し
い温度の暖房空気が車室内に速やかに供給される。
上記状態において車室内の温度が所望の温度よりも低く
運転者が車室内の温度を速やかに上昇させたいときには
、温度調節レバー37はHOT点よりFULL  HO
T点側の位置に操作される。
この場合、即ち温度調節レバー37がHOT点よりFU
LL  HOT点側に位置し、かつスイッチレバー34
及び始動スイッチ35がon状態にある場合で、エンジ
ン5の冷却水温度Twがまだ上昇せず、前記所定値以下
のときには、コントロールユニット4の制御によりブロ
ア7のモータ8が停止されて空気調和装置1が停止状態
となるとともに、着火プラグ21.燃料ポンプ25のモ
ータ27、燃焼用空気供給用の図示しないブロアのモー
タ、及びブロア20のモータ19が作動されて燃焼式暖
房装置2が運転状態となる。したがって、この状態にお
ける暖房空気の吹出温度はエンジン5の冷却水温度Tw
にかかわらず第4図の太い実線で示される温度に設定さ
れ、コントロールユニット4の制御により該設定吹出温
度TAにほぼ等しい温度の暖房空気が車室内の速やかに
供給される。
一方、温度調節レバー37、スイッチレバー34及び始
動スイッチ35が上記と同じ状態にある場合で、エンジ
ン5の運転に伴い、その冷却水温度Twが上昇し、前記
所定値を上回ったときには、前述した温度調節レバー3
7がHOT点よりCoLD点側に位置しているときと同
様に、コントロールユニット4の制御により空気調和装
置1が運転状態となるとともに、燃焼式暖房装置2は停
止状態となる。したがって、この状態における吹出温度
は温度調節レバー37がHOT点とFULL  HOT
点の間のいずれに位置するかにかかわらず、該温度調節
レバー37がHOT点に位置するときと同一の温度(=
TA□)に設定され、コントロールユニット4の制御に
より該設定された吹出温度TAにほぼ等しい温度の暖房
空気が車室内に速やかに供給される。
また、中間期あるいは温暖期等におけるように車室内の
温度をそれほど上昇させなくてもよい場合には、運転者
が始動スイッチ35をoff状態に操作することにより
、エンジン5の冷却水温度Tw、温度調節レバー37の
位置にかかわらず燃焼式暖房装置2は常に作動されず、
空気調和装置1のみの運転を行うことができる。この場
合には。
従来と同様にして温度調節レバー37によって暖房空気
の吹出温度TAの設定を行なうことができる6なお、本
実施例においては空気調和装置1による暖房と燃焼式暖
房装置2による暖房とを、エンジンの冷却水温度が所定
値に達したときに自動的に切り換えるように構成してい
るが、この状態を運転者が表示する装置、例えばパイロ
ットランプを設け、運転者がこの表示にしたがって手動
操作を行うことによって切り換えるようにすることも可
能である。
また1本発明は燃焼式暖房袋@2による暖房の設定吹出
温度と、該設定吹出温度を空気調和装置による暖房によ
って得られるようになる冷却水温度との関係を予め求め
てコントロールユニットに記憶させておき、前記冷却水
温度Twが前記設定吹出温度TAに対応する所定値に達
したときに自動的に、あるいは運転者の手動操作によっ
て燃焼式暖房装置による暖房から空気調和装置による暖
房に切り換えるように実施することが可能であり、この
ような実施によって燃焼式暖房装置の最大暖房時以外の
ときにはエンジン冷却水が充分にあたたまらなくても空
気調和装置による暖房へ従来より早期に移行できるので
、経済性を向上させることが可能となる。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明は、車両駆動用の内燃機関を
冷却する冷却水の熱によって車室内を暖房するヒータコ
アと、前記冷却水の温度が所定値以下の場合に作動して
燃焼しその燃焼熱によって車室内を暖房する燃焼式ヒー
タとを具備してなる車両用暖房装置において、前記ヒー
タコアによる暖房吹出温度の調節範囲の最大値側に連続
して、これより更に高温度を設定する高温度設定範囲部
を設けるとともに、前記調節部材を前記高温度設定範囲
部内に設定した時のみ該調節部材に前記燃焼式ヒータに
よる暖房の吹出温度を調節する機能を兼備させ、かつ前
記燃焼式ヒータによる暖房吹出温度の変化特性が、前記
冷却水の温度が所定値以上にあり、かつ前記調節部材が
前記調節範囲のほぼ中間点から最大値側に位置する時の
前記ヒータコアによる暖房吹出温度を調節する調節部材
の調節に伴う吹出温度の変化特性と略同一となる如く構
成したことを特徴とするものである。
したがって、暖房吹出温度を調節する調節部材が単一と
なることによりその操作性が向上できるとともに、燃焼
式ヒータ作動時の暖房吹出温度を調節するための操作を
、ヒータコア作動時の暖房吹出温度を調節するための操
作と同じ間隔で行えることにより吹出温度の調節を容易
に、しかも精度良く行うことができるという効果を奏す
る。また、冷却水の温度が所定値以上となり燃焼式ヒー
タによる暖房からヒータコアによる暖房に切り換えたと
きに該切換前後で暖房空気の吹出温度の差が少ないので
燃焼式ヒータを必要時のみ作動させることができること
により暖房の効率が向上できるとともに該切換時に運転
者に体感部上の違和感が生じないという利点を有する。
更に、温度調筋部材が単一となり、従来と比較してその
部材数が減少するのでその製作費が低減できるという利
点も備えている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両用暖房装置の一実施例を示す概略
構成図、第2図は同コントロールパネルの要部拡大正面
図、第3図は同電気回路図、第4図は温度調節レバー(
調節部材)の位置と設定吹出温度の変化特性との関係を
示す図、第5図は燃焼式ヒータ作動時の燃料量制御の一
例を示す図である。 5・・・エンジン(内燃機関)、12・・・ヒータコア
、18・・・燃焼式ヒータ、37・・・温度調節レバー
(調節部材)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.車両駆動用の内燃機関を冷却する冷却水の熱によっ
    て車室内を暖房するヒータコアと、前記冷却水の温度が
    所定値以下の場合に作動して燃焼しその燃焼熱によって
    車室内を暖房する燃焼式ヒータとを具備してなる車両用
    暖房装置において、前記ヒータコアによる暖房吹出温度
    の調節範囲の最大値側に連続して、これより更に高温度
    を設定する高温度設定範囲部を設けるとともに、前記調
    節部材を前記高温度設定範囲部内に設定した時のみ該調
    節部材に前記燃焼式ヒータによる暖房の吹出温度を調節
    する機能を兼備させ、かつ前記燃焼式ヒータによる暖房
    吹出温度の変化特性が、前記冷却水の温度が所定値以上
    にあり、かつ前記調節部材が前記調節範囲のほぼ中間点
    から最大値側に位置する時の前記ヒータコアによる暖房
    吹出温度を調節する調節部材の調節に伴う吹出温度の変
    化特性と略同一となる如く構成したことを特徴とする車
    両用暖房装置。
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