JPS62275690A - L−ロイシンとl−イソロイシンの分離法 - Google Patents

L−ロイシンとl−イソロイシンの分離法

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JPS62275690A
JPS62275690A JP62082786A JP8278687A JPS62275690A JP S62275690 A JPS62275690 A JP S62275690A JP 62082786 A JP62082786 A JP 62082786A JP 8278687 A JP8278687 A JP 8278687A JP S62275690 A JPS62275690 A JP S62275690A
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leucine
ester
isoleucine
mixture
hydrolysis
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JP62082786A
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クリス・バルト・デ・ロース
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PFW Beheer BV
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07C227/00Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C227/28Preparation of compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton from natural products
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
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    • C12P13/04Alpha- or beta- amino acids
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明〕 本発明は蛋白質の加水分解物からL−ロイシン及びL−
イソロイシンを単離する方法に関する。
更に詳しくは、本発明はロイシン、イソロイシン及びバ
リンのエステルの混合物におけるロイシンエステルのエ
ステラーゼによる選択的触媒加水分解で前記アミノ酸の
混合物からL−ロイシンを分離する方法に関する。
ロイシンとイソロイシンは極めてよく似た化学的、物理
的性質を持つ異性体である。従って、それらの分離は非
常に困難である。イソロイシンからロイシンを分離する
最も初期の方法の1つは両アミノ酸の銅錯体が持つ異な
る溶解度を利用するものである〔エフ・エールリッヒ(
F、 Ehrlich )のBer、37.1809 
(1904);  ビー・ニーーv−ペン(P、A、 
Levene )及びダブリュー・ニー・ヤコボ(W、
A、 Jacobo )のBiochem、 Z r9
,231 (1908);ビーφヒルシュブルーナ(P
、Hirshbrunner )  及びアール・ベル
ソレット(R,Bertholet ) (−rツギ−
A、G、社(Maggi A、G、 ) )の西独特許
公開公報第2.417,375号(1975):)。ロ
イシンのコバルト錯体とイソロイシンのコバルト錯体は
同様の方法で分離することができる〔ケー・ハヤシ(K
、 Hayashi )及びティー・ヒノ(T、Hin
o)、味の素株式会社、日本、15,118(1962
))。
両方法には両アミノ酸、母液及び廃水から金属塩を定量
的に除去しなければならな暦といったような重大な欠陥
がある。
ロイシンとイソロイシンとはまた芳香族スルホン酸によ
る選択沈殿で分離することができる。例エバ、ロイシン
はベンゼンスルホン酸又はp−トルエンスルホン酸〔シ
ー・ホンゴー(C,Hongo )等のJ、 Chem
、 Technol、 Biotechnol、 29
゜145(1979))、ナフタレン−2−スルホン酸
〔エム争バーグー77 (M、 Bergmann )
及びダブりニー・エーチφステーン(W、 H,S t
ein )のJ、Biol、Chem、 129.60
9(1939) :アール・ディー・ホッチキス(R,
D、 Hotchkiss)のJ、Biol、Chem
、 141.171(1941) ;ディーのダブリュ
ー * ト−マス(D、W、 Thomas )及びシ
ーe = −マン(C,Niemann )のJ、Bi
ol。
Chem、175,241(1948))又は2−ブo
モトルエンー5−スルホン酸〔タフリュー・エーチΦス
テーンのJ、Biol、Chem、 143.121(
1942))による選択沈殿で、またイソロイシンはp
−トルエンスルホン酸〔ティー争エム・ヘゲステッド(
D、 M、 Hegsted )及びイ一番ディー・ワ
ードウェル(E、D、Wardwell :)のJ、B
Iol。
Chem、 153.167 (1944) )又は2
−ナフトール−6−スルホン酸(アイ・シパタ(I 、
 Ch 1bata〕等の特開昭48−103515 
(1973)(田辺製薬株式会社)〕による沈殿で単離
することができる。沈殿物は再結晶を繰り返して精製し
なければならない。特別の問題は最終生成物から往々に
し℃有毒なスルホネートを完全に除去しなければならな
いという点である。
ソ連の研究者はL−ロイシンをL−イソロイシンから分
離するのに色々なエステル化速度を用いて(する〔アイ
・カルニンス(1,Kalnins )等のprikl
、 Biochem、 Mikrobiol、 17.
896(1981) : Chem、Abstr、 9
6.143287(1982)]。この方法によりL−
ロイシンとL−イソロイシンの混合物をエタノール中、
60°Cにおいて1時間塩化チオニルで処理するとL−
ロイシンエチルエステルと遊離のイノロイシンの混合物
が得られた。中和と結晶化で純粋な形のし一イソロイシ
ンが得られた。そのp液をベンゼンで抽出し、抽出され
たL−ロイシンエステルを加水分解して純粋なL−ロイ
シンを得た。純粋なL−ロイシンとL−イソロイシンの
収率は80〜85%であるとされている。本発明者の研
究によると、しかしこの方法で得られる収率はエステル
化の選択性がかなり悪いことから上記の値より相当ニ低
かった〔ニス・ビー・コンパナ・フィロ−(S、P、C
ompana Filho )及びジー命ガイヒス(G
、 Guibbia )のF、 Chromatogl
 、 236.197(1982)も参照されたい〕0 更に、この方法には濃混合物にバリンが存在するとL−
イソロイシンを純粋な形で単離するのが困難であるとい
う欠点がある。
欧州特許出願EP第22,880号から、ロイシン、イ
ソロイシン及びバリンの混合物からpH1,5〜2.0
における沈殿でロイシンを単離することができることが
知られている。残った母液から、濃塩酸からの結晶化で
L−イソロイシン塩酸塩を単離することができる。しか
し、この方法で製剤用に十分に高い純度のL−ロイシン
及びL−イソロイシンを高収率で得ることはできない。
欧州特許出願EP第26,832号にはロイシンとイソ
ロイシンの混合物の溶液を無水の有機溶剤中で濃塩酸で
処理することによってそのアミノ酸混合物からイソロイ
シンを単離する方法が記載されている。イソロイシンは
塩酸塩として沈殿する。
十分に純粋な生成物を得るためには塩酸による沈殿を繰
り返し行わなければならない。
最後に、ドイツ特許DE第3,318,933号Clに
はL−ロイシンとL−イソロイシンを分離する酵素法が
記載される。この方法において、両アミノ酸は非ラセミ
化条件の下でアセチル化され、得られたN−アセチル−
L−ロイシンとN−アセチル−L−イソロイシンの混合
物は触媒量のCO2+の存在下で豚腎のアミノアシラー
ゼにより処理される。この処理でN−アセチル−L−ロ
イシンのL−ロイシンへの選択加水分解が起る。L−ロ
イシンは反応混合物から結晶化し、純粋な形で戸別され
る。P液中のN−アセチル−L−イソロイシンは塩酸で
加水分解され、得られたし一イソロイシンは分別結晶化
で集められる。この方法には比較的高価な酵素を使用す
る必要があるという欠点がある。更に、この方法では蛋
白質の加水分解物カラのロイシン/イソロイシン画分に
しばしば存在する2種の疎水性アミノ酸であるバリンと
フェニルアラニンからロイシンとイソロイシンヲ分離す
ることはできない。
本発明の方法は(イ)L−ロイシンとL−イソロイシン
を含有する混合物をアルコールでエステル化し、(ロ)
その混合物のエマルジョン又は溶液をエステラーゼ活性
を有する酵素又は酵素コンプレックスで処理してL−ロ
イシンエステルを選択的に加水分解し、そして(ハ)か
くして得られた混合物からL−ロイシン及び/又はL−
イソロイシンエステルを回収する工程から成る。
出発アミノ酸混合物の複雑さに応じて、酵素による加水
分解に先き立って精製が必要になるかもしれない。酵素
加水分解に付されるアミノ酸エステル混合物はロイシン
エステル、イソロイシンエステル及びバリンエステル以
外のエステルを実質的な量で含まないのが好ましい。
D−及びL−アミノ酸エステル類の混合物中のL−アミ
ノ酸エステルをエナンチオ選択(enantiosel
ective)加水分解するのにエステラーゼを使用す
ることは文献で周知である。〔例えば、オー・ワーバー
グ(0,Warburg )のZ。
Physiol、 Chem、 48.205 (19
06)及びアイ・ニー・ヤムス−r 7 (1,A、 
Yamskov )等のpnzyme  Microb
、  Technol、3,141 (1981)を参
照されたい0〕これは影響を受けないD−アミノ酸エス
テルから生成L−アミノ酸を簡単に分離するのを可能に
する。しかし、ロイシンとイソロイノンのような構造異
性体の分離にエステラーゼを使用することはこれまでな
かった。
本発明による疎水性アミノ酸混合物からL −ロイシン
を分離する方法はL−ロイシン及びL−イソロイシ/を
含むアミノ酸混合物を用意し、そのアミノ酸混合物をア
ルコールでエステル化してL−ロイシンエステル及びL
−イソロイシンエステ群から選ばれる酵素剤でそのエス
テル混合物を処理することによってL−ロイシンエステ
ルを選択的に加水分解してL−ロイシン及びL−イソロ
イシンエステルを含む加水分解混合物を形成し、その加
水分解混合物からそのL−ロイシンを分離して精製され
たL −ロイシンを形成する工程を含む。
本発明の方法によりロイシン及びイソロイシンを単離す
るのに適当な出発物質は多くの供給源から得ることがで
きる。魅力的な低価格の出発物質は市販の粗製ロイシン
、所謂蛋白質の加水分解物からのロイシン両分であって
、これはロイシン及びイソロイシンと少量の他のアミノ
酸の混合物から成る。
事実、ロイシン及びイソロイシンを妥当な収率で回収す
るのを可能にするように十分に高いロイシン及びイソロ
イシン含量を有する蛋白質の加水分解物は全てL−ロイ
シン及びL−イソロイシンを単離するための出発物質と
して役立つ。ロイシンとイソロイシンの総含量は加水分
解物中の全アミノ酸量に対して少なくとも10%である
ことが望ましい。
疎水性アミノ酸(ロイシン、イソロイシン、バリン、フ
ェニルアラニン及び/又はチロシン)ノ混合物は沈殿及
び抽出で容易に蛋白質加水分解物から分離することがで
きる。例えば、蛋白質加水分解物からその疎水性アミノ
酸を分離する効果的な方法は加水分解物の水溶液をpH
2未満においてアルコール、例えばn−ブタノール又は
インブタノールにより向流抽出することから成る。
アミノ酸混合物のエステル化はこの技術分野で周知の方
法で行うことができる。例えば、アミノ酸混合物は適当
なアルコール中で塩化チオニル又は塩化水素と共に還流
することによってエステル化することができる。アミノ
酸混合物が蛋白質加水分解物の溶液の水と非相溶性(n
onwater −miscible )のアルコール
によるp)(2未満における抽出で得られるものである
場合、エステルは抽出物を加熱することによって得られ
る。その場合、エステル化速度を上げるために追加量の
アルコールを加え、同時にエステル化を完結させるため
にヘテロアゼオドロープ(heteroazeotro
pe)蒸留で水を連続除去するのが好ましい。
出発物質が疎水性アミノ酸の複雑な混合物である場合、
得られるアミノ酸エステル混合物には精製が必要になる
かもしれない。この精製は真空下でのフラッシュ蒸留で
行うのが好ましい。この蒸留でバリン、ロイ7ン及びイ
ソロイシンの各エステルを含有する留出液とフェニルア
ラニン及びチロシンの両エステルを含有する残液が得ら
れる。
アミノ酸エステルの熱で誘発される分解を回避するには
蒸留を、例えばフィルムエバポレーター(film e
vaporator )を用いて連続式で行うのが好ま
しい。
合計30〜100%のロイシンエステルとイソロイシン
エステルを含有するアミノ酸エステル混合物を次にエス
テラーゼにより触媒する加水分解に供してL−ロイシン
エステルの選択的加水分解を行う。
加水分解は次のようにして行う。すなわち、エステル混
合物5〜50チの水エマルジョンを調製し、このエマル
ジョンのpHを塩酸溶液又は水酸化ナトリウム溶液の添
加でI)H5〜1oに調整する。中性又は酸媒体中では
、清澄な溶液が通常得られる。清澄な溶液が得られる正
確なpHはエステルの性状及びそれらの反応混合物中濃
度に依存する。例えば、エチルエステルに関してはpH
約8ですでに清澄な20%溶液が得られるが、ブチルエ
ステルに関してはそのエステルを完全に溶解させるには
pHを約7まで下げなければならない。
ロイシンエステルの加水分解は一5〜60℃の温度にお
いて、酵素が高活性を示すpH範囲で行うのが好ましい
。反応温度と酵素の使用量及び活性に依存してロイシン
エステルを50〜951m水分解する所要時間は1時間
未満から24時間以上にわたって変わるだろう。
本発明において、用語番エステラーゼはカルボン酸エス
テルの加水分解を触媒し得る酵素に対して使用される。
用語・エステラーゼはかなり非特異性のものを意味し、
グロテナーゼ及びリパーゼを含めて広範囲の酵素をカバ
ーする。イソロイシンエステルと混合されているロイジ
ノエステルの加水分解に好ましいエステラーゼは、例え
ばトリプシン、キモトリフ゛シン、サフ゛チリシンカー
ルスペルグ(5ubtilisin Carlsber
g )  (サブチリシンA、アルカラーゼノボ[Al
calase Novo])、サブチリ7ンノボ(5u
btilisin Novo )、エスペラーゼノボ(
Esperase Nova  )及んプロナーゼ(P
ronase )のごとき所謂セリンプロテナーゼで、
それらが高い活性と選択性を持っているからである。し
かし、エステラーゼ活性を持つ他の酵素、例えばノポイ
ンダス1J−A/S社(NOVOIndustri A
/S )の実験上のリパーゼ製剤5p225も使用する
ことができる。
酵素は精製された形で、又は粗製酵素製剤の形で使用さ
れる。更に、遊離の天然形又は固定化された形の酵素を
使用することも可能である。酵素は、例えば固体支佇体
に対する結合、半透過性ポリマーゲルへの閉じ込み、又
は酵素MIJアクター中への収納で固定化することがで
きる。置屋化には酵素が容易に再使用することができ、
酵素のコストを低減するという利点がある。更に、固に
化は加水分解を連続式で行うのを可能にする。
ロイシンエステルの加水分解を触媒するのにエステラー
ゼを産生ずる生きている微生物を使用することも可能で
ある。微生物は遊離形でも、あるいは固定化された形で
も使用することができる。
加水分解はロイ7ンエステルの元の量の70〜100係
がI、−oイシンに転化された時に通常上められる。加
水分解の過程はガスクロマトグラフィーで残留エステル
分を分析するか、又は高性能の液体クロマトグラフィー
で放出アミノ酸を定量することによってモニターするこ
とができる。
L−ロイシンは反応混合物からそのPI(を8〜10に
調整し、非加水分解エステルを、例えば塩化メチレン、
メチルt−ブチルエーテル、トルエン又は水と非相溶性
の揮発性アルコールのような有機溶剤で抽出することに
よって単離するのが有利である。その水性溶液を次にp
H6まで中和し、濃縮する。分離した結晶性り一ロイシ
ンをp過又は遠心分離で集める。非pH調整反応混合物
から[、−oイシンは有機溶剤で沈殿し、及び/又は真
空共沸蒸留により水及び非加水分解アミノ酸エステルを
除去することによって単離することもできる。残ったエ
ステル分からのイソロイシンエステルの単離はそのエス
テル分の組成に依存する。エステル分が実質的量のバリ
ンエステルを含有している場合、エステル類をまず効率
的な蒸留カラムによる真空蒸留で分離する。はとんどの
他のアミノ酸エステルと対照的に、イソロイシンエステ
ルとバリンエステルは極めて安定で、従って目につくよ
うな分解なしで真空蒸留により精製することができる。
イソロイシンエステルはこの技術分野において周知の方
法で加水分解することができる。例えば、イソロイシン
エステルは水又は稀酸水溶液中で還流するか、あるいは
昇温下でアンモニア又は水酸化す) IJウム若しくは
水酸化カリウム溶液で処理することによって加水分解す
ることができる。水又はアンモニアによる加水分解には
塩を含まないイソロイシンの溶液が生成し、従って結晶
化によりほとんど定量的なL−イソロインの回収が可能
になるという利点がある。
L−バリンニステルハイソロイシンエステルの精製の純
粋な副生成物として通常得られ、同様に加水分解するこ
とができ、結晶化で純粋なL−バリンを生成させる。
本発明の方法はL−ロイシンとL−イソロイシンの他の
分離法を越える重要な利点を有する。すなわち、(イ)
蛋白質の加水分解中にはL−ロイシンのラセミ化が一部
起る。これらの加水分解物から本発明の方法を用いてロ
イシンを回収するとき、本発明で使用される酵素はD一
体及びL一体の両者を含有する混合物中のL−ロイシン
エステルの加水分解を選択的に触媒するので光学的に純
粋なL−ロイシンが通常得られる。(O)アミノ酸エス
テルの酵素触媒作用加水分解はアミノ酸の構造に対して
極めて選択性があり、従ってロイシンはイソロイシンか
らきれいに分離される。G−) N−アセチル−し−ア
ミノ酸のアシラーゼ触媒作用分離に比較して、アミノ酸
エステルのエステラーゼ触媒作用分離には材料及び酵素
のコストが一層低いという利点がある。本発明の方法に
よれば、洗剤に大規模に応用するために開発された、例
えばアルカラーゼ(Alcalase ) 2.4 L
又はエスペラーゼ(psperase ) 8. OL
 (両者共ノボインダスト1)−A/S社製)のような
非常に安価な酵素が好ましく使用される。(ニ)本発明
の方法にはロイシン及びイソロイシンの回収に加えて最
少限の努力でバリン、フェニルアラニン及びチロシンも
単離できるという利点がある。これはこれらアミノ酸の
エステルの分離が蒸留で行えるということによる。蛋白
質の加水分解物から単離された粗製ロイシン分は相当の
量の他の疎水性アミノ酸を含有していることが往々にし
であるので、上記のことは実際には重要な利点である。
(ホ)それらの単離に含まれる蒸留工程と溶剤抽出工程
に基因して回収されたアミノ酸は重金属汚染物を実際上
含んでいない0 単離されたアミノ酸の純度は高性能液体クロマトグラフ
ィーで、又は揮発性誘導体(エステルか、又はトリフル
オロアセチル化エステル)のガスクロマトグラフ分析で
コントロールした。単離されたアミノ酸の光学的な純度
はアミノ酸の稀薄塩酸溶液の比旋光度を測定することに
よって、又は偏光性固定相(chiral 5tati
onary phase)に対する高性能液体クロマト
グラフィーで廼量した。
実施例1 乾燥イソブタノール中Hcl! 3Mの液体1.250
−中のL−ロイシン(20g)、L−イソロイシン(4
0g)及びL−バリン(40g)の混合物を効率的な蒸
留カラムを介して反応容器に接続された共沸蒸留カラム
ヘッドを使用して水を連続除去しつつ6時間還流させた
。冷却後、氷を加え、そして激しくかき混ぜながら33
%水酸化ナトリウム溶液を連続添加することによってp
H9に調整した。全アミノ酸エステルの約99%を含有
する有機相を水性相から分離し、200mmHFで濃縮
してロイシンインブチルエステル26.8!i、イソロ
イシンインブチルエステル51゜4g及びバリンイソブ
チルエステル55.0gを含有する油状残分138gを
得た。
イゾブチルエステルの混合物に400gの水を加え、そ
の混合物を激しくかき混ぜた。得られたエマルジョンを
濃塩酸を添加してpH8に調整した。アルカラーゼ2.
4L(ノボインダストリーA/S社;1.00g)を加
え、その反応混合物の総重量を水を添加して670りに
した。その混合物を次に室温で4時間かき混ぜた。その
間にロイシンエステルの89チが加水分解された。次い
で、この反応混合物にpHが9になるまで水酸化ナトリ
ウム溶液を加え、加水分解されなかったエステルをメチ
ルt−ブチルエーテル(2X200i)による抽出で反
応混合物から除去した。その水性相をpH6に中和し、
そして無色の結晶の濃い懸濁液が分離されるまで真空下
で濃縮した。この懸濁液を冷却しく氷水)、濾過して結
晶性物質を集めた。母液を濃縮すると第2の結晶性物質
が得られた。両両分を合せて再結晶すると、得られた純
り一ロイシンの総収量は14.8gで、これはエステル
から回収できる最大アミノ酸量の79係である0 アミノ酸分析による純度 :100% HPLCによる光学的純度:100% 実施例2 1.009のアルカラーゼ2.4Lの代りに1,75g
の同アルカラーゼを用いた点を除いて実施例1を繰り返
した。室温で4時間後、ロイシンエステル094%が加
水分解された。
実施例3 等量のロイシンイソブチルエステル、イソロイシンイソ
ブチルエステル及びバリンイソブチルエステルの混合物
(100L)を400gの水に加え、激しくかきまぜて
微細に分散されたエマルジョンを得た。アルカラーゼ0
.6L(3,0g)を加え、その混合物を室温で4時間
かき混ぜた。その時間後にロイシンエステルの89%が
加水分解された。そのとき、バリンエステルの加水分解
率は0.111、イソロイシンエステルのそれは012
%未満に過ぎなかった。インフリノール(50a/)を
加え、沈殿したL−ロイシンを濾過で集めた。p液の2
つの相を分離し、そして溶解したイソブタノールとアミ
ノ酸エステルを共沸蒸留で除去するために水性相を真空
下(50mm)で濃縮した。濃縮中にL−0イシンの無
色の結晶が分離した0結晶性物質は3回の分離操作で集
められた。純し−ロイシンの総収量は19.19.すな
わちエステルから回収可能の全アミノ酸量の82チであ
った。
〔α〕舌0二+15°(C=2,5NHCJ)実施例4 酵素加水分解をpH7,2で行った点を除いて実施例3
を繰り返した。このpHにおいてエステルは完全に溶解
された。室温で4時間後、ロイシンイソブチルエステル
の88係が加水分解された。
バリンエステルは1.1多加水分解され、またイソロイ
シンイソブチルエステルは0.25%加水分解された。
実施例5 アルカラーゼ0.6Lの代りにエスペラーゼ8、OL(
ノボインダストリーA/S社)を用いた点を除いて実施
例4を繰り返した。室温で4時間後、ロイシンイソブチ
ルエステルの86%が加水分解された。バリンエステル
は40%、イソロイシンエステルは0.64%加水分解
された。
実施例6 等量の新しく製造したロイシンn−ブチルエステル、イ
ソロイシンn−ブチルエステル及びバリンn−ブチルエ
ステルの混合物(総重量5g)を19.85gの水に加
え、激しくかき混ぜて微細に分散したエマルジョンを得
た。アルカラーゼ0.6L(0,155i)を加え、そ
の混合物を室温で更に4時間かき混ぜた。その時間後に
ロイシンエステルの約68係が加水分解された。バリン
エステルは1.1%、イソロイシンエステルは0.1係
未満加水分解された。アンモニアを加えてそのpHを9
〜9.5に調整し、非加水分解エステルをメチルt−ブ
チルエーテルで抽出した。アンモニア、溶解した有機溶
剤及びアミノ酸エステルを共沸蒸留で除去するために水
性相を真空下(50mm)で濃縮した。濃縮中にL−0
イシンの無色の結晶が分離した。水性相からのL −ロ
イシンの回収はほとんど定量的であった。
実施レリ7 0.159のアルカラーゼ0.6Lの代りに1部myの
プロナーゼE (pronase E ) (シグマケ
ミカル社(Sigma Chemical Co、)〕
を用いた点を除いて実施例6を繰り返した。室温で4時
間かき混ぜり後、ロイシンn−ブチルエステルの89チ
が加水分解された。イソロイシンエステルは1.6係、
バリンエステルは0.11未満加水分解された。
実施例8 エステル化のためにインブタノールの代りに二級ブタノ
ールを用いた点を除いて実施例1を繰り返した。エステ
ル化の収量は120gであった。
ロイシン二級ブチルエステルの酵素加水分解は対応する
イソブチルエステルの加水分解よりはるかに遅かった。
室温で24時間後に、ロイシンエステルの59チが加水
分解された:すなわち、一方の異性体の加水分解率は7
5チで、他方のそれは44%であった(エステル化にラ
セミ体の二級ブタノールを用いたので、各L−アミノ酸
について2種の異性体エステルが得られた。) 実施例9 L−ロイシン(501及びL−イソロイシン(5010
2Mメタノール性HC1!1,250i中混合物を10
時間還流させた。冷却後、氷を加え、そして33%水酸
化ナトリウム溶液を注意深く添加してそのpHを9に調
整した。メチルエステルをその水溶液から塩化メチレン
(3X300d)による抽出で回収した。抽出物を合せ
、減圧下で濃縮してL−ロイシンメチルエステルとL−
インロイ7ノメチルエステルの混合物75gを得た。そ
の酵素加水分解を実施例1に記載される通り行った。イ
ソブチルエステルとは対照的にメチルエステルはpH8
で完全に溶解された。室温で4時間かき混ぜ後、ロイシ
ンエステルは99チ以上加水分解された。エステルから
のL−ロイシンの回収は90%以上であった。
実施例10 実施例9を繰り返した。但し、メタノールの代りに無水
エタノールをエステル化のために用いた。
室温で4時間かき混ぜ後にロイシンエチルエステルの酵
素加水分解は完結した(すなわち、99%以上が加水分
解されていた)。
実施例11 ケラチン加水分解物のpH2における向流抽出で得られ
た疎水性アミノ酸のインブタノール溶液を常圧蒸留で乾
燥物質含量10%まで濃縮I−だ。
濃塩酸を加え(抽出物20部に対して1部)、その溶液
を約25チの乾燥物質含量まで更に濃縮した。エステル
化を完結させるために、効果的な蒸留カラムを介して反
応容器に接続された共沸カラムヘッドを使用して水を連
続除去しながら加熱を6時間続けた。
冷却後、氷を加え、そして激しくかき混ぜながら水酸化
ナトリウム溶液を連続添加してpH9に調整した。疎水
性アミノ酸エステルの約99係を含有する有機相を水性
相から分離し、200 mmHgで濃縮した。残分をフ
ラッシュ蒸留に付してバリン、ロイシン及びイソロイシ
ンのニス7−ル類(W出液)ヲフェニルアラニン及びチ
ロシンのエステル類(残分)から分離した。
留出液ははソ次の組成を有していた: ロイシンイソブチルエステル   33%イソロイシン
イソブチルエステル 21φバリンインブチルエステル
    33チプロリンインブチルエステル    5
係その他の少量成分         8%激しくかき
まぜられている、上記アミノ酸エステル混合物100g
の水300g中エマルジョンに清澄な溶液が得られるま
で濃塩酸を加えた。溶液のpHはそのとき7,2であっ
た。アルカラーゼ2.4L(0,75g)を加え、そし
て水の添加によりその反応混合物の総重量を500gに
した。室温で4時間かき混ぜ後、ロイシンエステルの8
6係が加水分解された。水酸化ナトリウム溶液を加えて
その反応混合物をわずかにアルカリ性にしくpH約9)
、その混合物からt−ブチルメチルエーテル(2X15
0i)による抽出で非加水分解エステルを回収した。以
後の操作は実施例1に記載の操作と同様であった。
L−ロイシンの収量は16.59で、これはロイシンエ
ステルからの回収率71チに相当する。
アミノ酸分析による純度 : 99%以上HPLCによ
る光学的純度:100% 実施例12 重量で約35%のイソロイシンイソブチルエステル及び
55%のバリンエステルを含有する実施例11の疎水性
アミノ酸エステルの回収された混合物を還流ヘッドを備
える100X1.IC7rLのビクロークス力ラム(V
igrux column )による真空蒸留で分離し
た。還流−留出比(reflux −discharg
e ratio )は10:1であった。13朋Hgで
53.5〜56℃で沸とうする留分は混合物中に元々存
在していたバリンイソブチルエステルの量の90%を含
有し、90チ以上の純度を有していた。1.3 mri
H& で65〜67℃において集められた留分は混合物
中に元々存在していたイソロイシンイソブチルエステル
の量の約90%を含有し、その純度は約90チであった
。遊離アミノ酸は対応するエステルから酸触媒、塩基触
媒又は自触媒の各加水分解で回収することができる。塩
基触媒加水分解がその速度と完全性の故に好ましい。例
、tば、イソロイシンイソブチルエステルはそのエステ
ルのIN水酸化ナトリウム溶液中15チェマルジョンを
45分間還流させた稜完全に加水分解された。これらの
条件下でのイソロイシンのラセミ化率は約0.5%であ
った。
本発明の他の特徴、利点及び特定の実施態様は前記開示
を読めば轟業者には容易に明らかになるだろう。この点
に関し、本発明の特定の実施態様をかなり詳しく記載し
たが、本明細書に開示され、かつ特許請求される本発明
の精神と範囲から逸脱しないかぎりそれら実施態様は様
々に変更、改変が可能である。
(外4名)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(イ)L−ロイシン及びL−イソロイシンを含む
    アミノ酸混合物を用意し、(ロ)該アミノ酸混合物をア
    ルカノールでエステル化してL−ロイシンエステル及び
    L−イソロイシンエステルを含むエステル混合物を形成
    し、(ハ)エステラーゼ活性を有する酵素及び酵素コン
    プレックスより成る群から選ばれる酵素剤で該エステル
    混合物を処理することによつて該L−ロイシンエステル
    を選択的に加水分解してL−ロイシン及びL−イソロイ
    シンエステルを含む加水分解混合物を形成し、該加水分
    解混合物から該L−ロイシンを分離して精製されたL−
    ロイシンを形成することを特徴とする疎水性アミノ酸の
    混合物からL−ロイシンを分離する方法。
  2. (2)蛋白質の加水分解物をpH2未満において水と非
    相溶性のアルコールで抽出して抽出物を形成することに
    よつて該エステル混合物を得、該エステル化は該抽出物
    を加熱してL−ロイシン及びL−イソロイシンを該アル
    カノールによりエステル化することから成る特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
  3. (3)該エステル混合物を蒸留により精製してL−ロイ
    シン、L−イソロイシン及びL−バリンの各エステルよ
    り本質的に成る留分を得る特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の方法。
  4. (4)該加水分解混合物がエステラーゼによる触媒加水
    分解後に残つた非加水分解エステル類を更に含んでおり
    、そして該加水分解混合物にアルカリを添加してアルカ
    リ性混合物を形成し、これを有機溶剤で抽出物を形成す
    ることによつて該加水分解混合物から該非加水分解エス
    テル類を抽出する工程を更に含む特許請求の範囲第1項
    、第2項又は第3項記載の方法。
  5. (5)該抽出に引き続いて濃縮、中和及び結晶化を行つ
    て該アルカリ性混合物からL−ロイシンを回収する特許
    請求の範囲第4項記載の方法。
  6. (6)該抽出に引き続いて蒸留で該イソロイシンエステ
    ルを精製し、単離された該イソロイシンエステルを水又
    は酸若しくはアルカリ水溶液と共に還流させて加水分解
    し、そして得られた溶液を濃縮、中和して放出されたL
    −イソロイシンを結晶化させることによつて、回収され
    たアミノ酸エステル混合物からL−イソロイシンエステ
    ルを単離する特許請求の範囲第4項記載の方法。
  7. (7)該アミノ酸混合物が10〜90重量%のロイシン
    、10〜90重量%のイソロイシン、0〜80重量%の
    バリン及び0〜40重量%のその他のアミン酸を含む特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  8. (8)該アルコールが炭素原子数1〜10個のものであ
    る特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の方法
  9. (9)該酵素剤がエステラーゼである特許請求の範囲第
    1項記載の方法。
  10. (10)該酵素剤がセリンプロテナーゼである特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  11. (11)該セリンプロテナーゼがキモトリプシン、トリ
    プシン、サブチリシンカールスペルグ(サブチリシンA
    、アルカラーゼノボ)、サブチリシンノボ、エスペラー
    ゼノボ又はプロナーゼである特許請求の範囲第10項記
    載の方法。
  12. (12)該エステル混合物がアミノ酸エステルの5〜5
    0%エマルジョンであり、該エマルジョンを酵素加水分
    解に付す特許請求の範囲第1項記載の方法。
  13. (13)該エステル混合物がアミノ酸エステルの5〜5
    0%溶液であり、該溶液を酵素加水分解に付す特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  14. (14)該加水分解を遊離の天然形態の酵素で触媒する
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  15. (15)該加水分解を固定化された形態の酵素で触媒す
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。
  16. (16)該加水分解をそれを触媒するために遊離酵素か
    又は固定化酵素を用いてバッチ式で行う特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
  17. (17)アミノ酸エステルの溶液を固定化酵素の充填床
    を通して送つて該加水分解を連続式で行う特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
  18. (18)該加水分解を酵素は保持するが、塩、アミノ酸
    及びアミノ酸のエステルのような低分子量化合物は通す
    酵素膜反応器を用いて連続的に行う特許請求の範囲第1
    項記載の方法。
  19. (19)(イ)L−ロイシン及びL−イソロイシンを含
    むアミノ酸混合物を用意し、(ロ)該アミノ酸混合物を
    アルコールでエステル化してL−ロイシンエステル及び
    L−イソロイシンエステルを含むエステル混合物を形成
    し、(ハ)エステラーゼ活性を有する酵素及び酵素コン
    プレックスより成る群から選ばれる酵素剤で該エステル
    混合物を処理することによつて該L−ロイシンエステル
    を選択的に加水分解してL−ロイシン及びL−イソロイ
    シンエステルを含む加水分解混合物を形成し、該加水分
    解混合物から精製されたL−ロイシンを形成するために
    該L−ロイシンを、また精製されたL−イソロイシンを
    形成するためにL−イソロイシンエステル混合物を分離
    することを特徴とする疎水性アミノ酸の混合物からL−
    ロイシン及びL−イソロイシンを分離する方法。
JP62082786A 1986-04-03 1987-04-03 L−ロイシンとl−イソロイシンの分離法 Pending JPS62275690A (ja)

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