JPS62274972A - カ−ドアクセス電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は電話機に関し、カードの記録情報を参照しな
がら電話機の機能動作を決定するようにしたカードアク
セス電話機に関するものである。

〔従来の技術〕

現在ではカードを利用する電話機にはテレホンカードを
利用する公衆電話機がある。テレホンカード公衆電話機
ではカード記録情報として電話機利用の料金度数情報、
接続先の電話番号情報を複数記録しており、カードを電
話機に挿入することにより接続相手の一覧をディスプレ
イに表示し、どの接続相手にダイヤルするかはプッシュ
ボタンの押下を検出して選択し、該当のダイヤルパルス
信号を局線へ送出している。テレホンカード公衆電話機
からコンピュータを利用する電話サービスにアクセスす
る場合には、更に通信相手のコンピュータが合成音声で
ガイダンスを流してきたら更にブ・ンシュポタンを操作
して個人の識別情報、サービスを選択するための情報、
各種の確認情報をコンピュータに送出する必要がある。

代表的な情報としては、個人を識別する為のパスワード
情報、ポイスメールサービスで要求するボックス番号、
伝言メツセージを届ける相手先の電話番号、銀行の残高
照会で必要となる口座番号、暗証番号、自宅の電話番号
等多種多様である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような多種多様な情報全てを頭の中におぼ
えておくことは困難であり、しかもサービスにアクセス
する都度同じ情報を繰り返し送出したり、あるいはサー
ビスが異なると類似の情報でも送出の順序が異なったり
しており複雑である。従って、殆どの場合は相手のコン
ピュータが応答する前にメモを開いて長い数字をプッシ
ュボタンで操作したり、あるいはコンピュータが応答し
た後操作を誤って再度やり直しが必要になったり、プッ
シュボタン操作に時間がかかる為に途中でコンピュータ
側から通信を切断されて諦めたり、コンピュータが音声
で送出してくるガイダンスが不充分で操作方法が途中で
分からなくなったり、さらには電話回線の保留時間が大
変長くなる為に利用者にとっては時間と通話料が無駄に
なり、またコンピュータサービスを提供する側にとって
はシステムの保留時間が長い為にサービス提供の為の設
備に余計は費用がかさんだりするなど、電話で各種のコ
ンピュータサービスにアクセスするには忍耐力と複雑な
操作を必要とし、更に時間と通話料とが無駄使いになる
という問題点があった。

それゆえにこの発明の主たる目的は、上述の不便さを解
消するために電話を利用するコンピュータサービスにア
クセスする際に必要になる電話機操作の情報を記録した
カードと、そのカード情報を読み込んでディスプレイと
機能ボタン等を活用して複雑な電話機操作を自動的に代
行し、わかり易い操作ガイダンスを実現する電話機を組
み合わせ、どこからでも簡単に電話利用のコンピュータ
サービスにアクセスできるカードアクセス電話機を提供
することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明にかかるカードアクセス電話機は、カード情報
を読み込むカードリーダと、このカードリーダを制御し
てカード記録情報を読み込み、読み込んだ情報を主制御
部に転送するカードリーダ制御部と、更に前記ディスプ
レイ、機能ボタン、カードリーダ制御部および記憶装置
を含む電話機能全体を制御する主制御部から構成される
。

〔作用〕

この発明においては、必要となる各種の情報を予めカー
ドに記録しておき、そのカード情報を読み込むカードリ
ーダを電話機に組み込み、カード情報を記憶装置に格納
し、電話機内部の主制御装置がプログラムの制御のもと
にカード情報を解釈しながらディスプレイに情報を表示
し、機能ボタンプッシュボタンの押下を検出してダイヤ
ル信号送出等の電話機動作を自動的に実行し、また通話
回線が設定されて相手コンピュータが応答した後にもカ
ード記録情報の指示にもとづきガイダンス情報を表示し
プッシュボタン機能ボタンの操作指示によりプッシュボ
タン信号の送出を自動的に行う。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図で
あって、１は情報を予め記録しであるカード、２は１の
カードの情報を読み込む為のカードリーダ、３はこのカ
ードリーダ２を制御してカード１から記録情報を読みだ
し主制御部に転送するリーダ制御部、４は主制御部で、
リーダ制御部３から情報を受は取り記憶装置５に格納す
るとともに、記憶装置５に格納したカード情報を参照し
ながらキー人力部６、ディスプレイ部７、信号送出部８
、回線切替制御部９を制御する。１０は通話回路部、１
１は局線である。記憶装置５は主制御部４の動作を決定
するプログラムとデータを格納している他、カード１か
ら読み込んだ記録情報を格納する所で、主制御部４がそ
れらプログラム、データ、カード記録情報にアクセスし
ながら処理を進めるのに利用する情報を格納しておく。

キー人力部６は電話機を操作する人が自分の意志を電話
機に伝えるために押下する機能ボタン、プッシュボタン
等のキー情報を検出して主制御部４に伝える。ディスプ
レイ部７は記憶装置５に格納されたカード情報の内、操
作ガイダンスを案内する情報として蓄えられているディ
スプレイ情報を主制御部が取り出して表示する。信号送
出部８は操作者がダイヤルするさいに押下したダイヤル
ボタンに対応するダイヤル信号としてダイヤルパルスや
プッシュボタン信号を発生して回線切替制御部９に送っ
たり、あるいは記憶装置５に格納されたカード記録情報
で送出信号の内容が配列しである送出信号情報を主制御
部４が読みだしてその指示に従ってダイヤルパルス信号
、プッシュボタン信号、モデム信号等を送るように命令
を出してきときに該当の信号を作成して回線切替制御部
９に転送する。回線切替制御部９は主制御部４の制御の
下に局線１１を監視して回線情報を主制御部４に提供し
、信号送出部８から送られてくる信号を局線１１に送出
し、また送受話器に接続されている通話回路部］Ｏとの
接続切り離し等切り替えを行う。通話回路部１０は送受
話器と回線切替制御部９を介して局線１１に接続された
音声の送受を可能とする、また局線１１は電話局につな
がっている。

また第２図はこの発明の実施例の内方−ド１に予め記録
しである各種情報の例であり、種種のタイプのカード利
用を可能とするためのカード記憶容量、記録情報の内蔵
形式等を主制御部４が判断するためのカード種別情報、
記憶装置５に予め記録されているプログラムの内、どの
プログラムを利用して主制御部４が動作するかを判断す
るために起動プログラム種別情報、一枚のカードで複数
のコンピュータサービスにアクセスする情報を持つ際に
先ず電話機の操作者にサービスを選択させるのに必要な
サービス選択情報、サービスの遣択後に各サービスアク
セスの動作を操作者と電話機が共同して行うのに必要な
サービス情報であり、サービス情報は操作者にサービス
内容をガイダンスするディスプレイ情報、キー人力と主
制御部の処理の対応関係を指示するキー情報、局線に送
出する送出信号情報、等から構成される。

これを動作するには、まず操作者が電話機にカード１を
挿入するとカードリーダ２がカード挿入を検出し、カー
ドリーダ２が読み込んでくるカード記録情報を主制御部
４が受けて記憶装置５に格納する、次に主制御部４はカ
ード種別情報、起動プログラム種別情報から予め記憶装
置５に格納しているプログラムの内、該当のカード情報
を処理できるプログラムを起動し、以下そのプログラム
の指示に従い動作する。始めにサービス選択情報からデ
ィスプレイ部７にサービス選択に必要なガイダンス情報
を表示し操作者のキー人力を持つ。

操作者がボタンを押してサービスを選択したら該当のサ
ービス情報を記憶装置５から読みだしディスプレイ情報
をディスプレイ部７に表示し、その内容を見た操作者が
押すキーの番号を検出し、キー情報で指示されている内
容に従って、送出信号情報を選択して主制御部４が回線
切替制御部９と信号送出部８を制御して該当の信号を局
線１１に送出し、あるいは次のディスプレイ表示を行い
、これらの動作を記憶装置５に格納されたカード情報を
参照しながら繰り返し主制御部４は実行する。

このように、従来人間がメモに頼っていた電話を利用す
るコンピュータサービスへのアクセスに必要となる情報
はカード１に予め記録されており、またその際わからな
くなりがちなサービスの利用方法に関するガイダンス情
報も予めカード１に記録されており、電話機はカード情
報を参照しながらプログラムの制御で動作する構成にな
っている。

この結果から明らかなように、従来技術に比べてカード
１を利用する電話機がコインの収納を簡便化しダイヤル
操作を簡易にするだけでなく、通話接続後のコンピュー
タサービスにアクセスする電話機の操作の際にもボタン
操作をカード記録情報と電話機の主制御部４のプログラ
ム動作で容易化する為、短い時間で電話利用のコンピュ
ータサービスを利用できる、誤操作が大幅に減、る、会
員番号、サービス番号、電話番号などの名種番号をおぼ
えている必要が無くなる、コンピュータサービスにアク
セスする操作手順をおぼえている必要が無くなる、コン
ピュータサービスを提供する方にとっては短い時間でサ
ービスが完γするので電話回線等の設備の星が少なくて
済む、等の改善がみられる。

第３図は第１図の実施例の外観側視図である。

この図で１２Ａ、１２Ｂはカード挿入口であり、６．７
は第１図と同じくキー人力部、ディスプレイ部を示す。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明によれば、電話を利用して
コンピュータサービスにアクセスする電話機の操作者は
、予め該当のサービスの電話機操作手順を記録したカー
ドを所有していることにより、そのカードを電話機に挿
入し、ダイヤルあるいは機能ボタンの操作の内、かなり
の部分はカード記録情報を参照しながら作動する電話機
の自動的な動作に任せるため、コンピュータサービスに
アクセスする際に必要な名種の情報をメモしたり暗記し
ておく必要がなく、また該当のコンピュータサービスへ
アクセスする方法を忘れたり知らなくても、カード記録
情報を電話機がディスプレイに表示するので、そのガイ
ダンスを読みながらキーを操作することにより容易にコ
ンピュータサービスを受けることが出来、またカード記
録情報を電話機内蔵のコンピュータが処理するため人ｆ
で操作する場合に比較し誤りが少なく信号送出時間も短
く、カードに情報を記録しているので、この発明による
電話機の設置しである場所であれば移動先であっても、
カードに記録しであるパスワード等を利用して簡便に電
話を利用するコンピュータサービスに簡便にアクセス出
来るという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を構成するカードアクセス
電話機の電気的構成を示す概略ブロック図、第２図はこ
の発明の一実施例の内カードに予め記録する情報種別の
例を示す図、第３図は第１図に示したカードアクセス電
話機の外観刺視図である。 図において、１はカード、２はカードリーダ、３はカー
ドリーダ制御部、４は主制御部、５は記憶装買、６はキ
ー人力部、７はディスプレイ部、８は信号送出部、９は
回線切替制御部、１０は通話回路部、１１は局線である
。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報を表示するディスプレイと操作者が電話機の動作を
   指示する為の機能ボタンを備えた電話機であつて、カー
   ド情報を読み込むカードリーダと、このカードリーダを
   制御してカード記録情報を読み込み、読み込んだ情報を
   主制御部に転送するカードリーダ制御部と、更に前記デ
   ィスプレイ、機能ボタン、カードリーダ制御部および記
   憶装置を含む電話機能全体を制御する主制御部から構成
   され、前記カードには電話機のディスプレイに表示する
   情報、電話機から送出するダイヤル数字情報、通話接続
   後に通話相手のコンピュータに送出するプッシュボタン
   信号送出情報、電話機の機能ボタンの押下により次の電
   話機動作を規定する情報、電話機動作問の時間間隔を規
   定するタイミング情報、その他の関連情報を記録してあ
   り、このカードが前記カードリーダに挿入されるとカー
   ドに記録されている情報をカードリーダが動作して読み
   込み、読み込んだ情報をカードリーダ制御部が前記主制
   御部に転送し、主制御部は読み込んだカード情報を一時
   的に前記記憶装置に格納し、主制御装置は予め電話機内
   部に格納されているプログラムの指示に従い前記記憶装
   置内部に読み込んだカード情報に基づいて、前記ディス
   プレイに情報を表示し、前記機能ボタンの押下される信
   号を検出して次の処理を判断し、電話機の局線へダイヤ
   ルパルスを送出し、通話相手が応答後は相手コンピュー
   タへの情報としてプッシュボタン信号を送出する構成と
   したことを特徴とするカードアクセス電話機。