JP2000165536A - 電話発呼機能付きインターネット接続端末 - Google Patents

電話発呼機能付きインターネット接続端末

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JP2000165536A
JP2000165536A JP10332726A JP33272698A JP2000165536A JP 2000165536 A JP2000165536 A JP 2000165536A JP 10332726 A JP10332726 A JP 10332726A JP 33272698 A JP33272698 A JP 33272698A JP 2000165536 A JP2000165536 A JP 2000165536A
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card
telephone
internet
telephone number
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JP10332726A
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English (en)
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Kenji Akamatsu
健治 赤松
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクセスしたホームページに記載された連絡
先電話番号に電話をかけることが可能な電話発呼機能付
きインターネット接続端末を提供すること。 【解決手段】 電話発呼機能付きのインターネット接続
端末1は、本体に設けられた第1カードスロット17に
IDカード15を、第2カードスロット18にサービス
カード16を、それぞれ差し込むことによって、インタ
ーネット2を介してホームページ14にアクセスするこ
とが可能となっている。そして、ホームページ14にア
クセスすると、そのホームページ14を表示部12aに
表示可能となっている。さらに、この接続端末1は、電
話機6の電話機能を用いて相手先電話の発呼をできるよ
うになっている。なお、第1カードスロット17は、ホ
ームページ14に記載された電話番号を記録する手段1
9を装填するためのものとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介してホームページにアクセス可能で、かつ、電話機に
接続されその電話機の機能を用いて他の電話機を発呼可
能な電話発呼機能付きインターネット接続端末に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭等でインターネットを介して
ホームページにアクセスできる端末としては、通信機能
を備えたパソコンが一般によく知られている。また、最
近では、インターネットにアクセスできる機能を備えた
テレビ受信機も知られている。なお、このような機器を
用いてインターネットへアクセスする場合、プロバイダ
へのアクセスのためのID番号やホームページのURL
を、キーボードやマウスあるいはリモコン等によって入
力しなければならないという煩わしさがある。
【0003】これを改善するために、つい最近になって
「IDカード」、「サービスカード」という2つの種類
の異なるICカード(スマートカードとも云う。)をア
クセス端末にそれぞれ差し込むことによりテレビを利用
してインターネットに接続できるようにしたインターネ
ットアクセス方式が提案されている。
【0004】図12には、すでに提案されているインタ
ーネット接続端末70を利用したインターネットアクセ
ス方式の原理が示されている。図12において、ICカ
ード(スマートカード)で構成されるIDカード71に
は、接続業者(プロバイダー)にアクセスするための電
話番号やID番号等の情報や、クレジットカード機能な
どが埋め込まれている。一方、ICカード(スマートカ
ード)で構成されるサービスカード72には、情報発信
企業のホームページのURLへのアクセス機能や、例え
ば前払いカード機能などが埋め込まれている。
【0005】そして、家庭でインターネットにアクセス
するために、先ずIDカード71が第1のカードスロッ
ト73に挿入される。すると、インターネット接続端末
70を経由しアナログ電話回線もしくはISDN76を
介してインターネット接続業者が有するサーバ77に接
続される。次いで、サービスカード72が第2のカード
スロット74に挿入される。サービスカード72には、
情報発信企業へのアクセス機能が埋め込まれているの
で、サービスカード72を差し込むだけで、ユーザーが
希望するホームページ78をテレビ75の画面に表示さ
せることができる。なお、ホームページ78にリンク先
が設けられている場合は、そのリンク先を指定すること
により、他のホームページに自由に移動することができ
る。さらに、そのホームページのURLをインターネッ
ト接続端末70のメモリー(図示省略)に記録しておけ
ば、次のアクセス時には元のホームページ78を経由し
なくても直接そのホームページを見ることができる。
【0006】なお、このようなインターネット接続端末
70には、接続回線をインターネットと電話機80とに
切り換えるためのモデム(図示省略)が内蔵されてい
る。そのため、インターネットへの接続を切断し、電話
機80の受話器81を上げて電話機80側に回線を接続
することにより、電話機能を用いて他の電話機の発呼を
することが可能となっている。
【0007】インターネット接続用の端末とは異なる
が、他の電話の発呼するための電話装置に関しても、他
の電話機の電話番号の入力の煩わしさを解消するため
に、カードに記憶した電話番号によって自動的に他の電
話を発呼する機能を持たせた電話機等が種々提案されて
いる。例えば、特開昭63−77248号公報記載の装
置は、カードに人名・名称等及びそれと対応する電話番
号をデータとして記録する書き込み手段と、カードから
電話番号を読み取る手段と、を有するものとなってい
る。この装置によれば、自らキーボードを用いてカード
に電話番号を記録させることができる。そして、その電
話番号が記録されたカードを電話機に装填すると、その
記録された相手先電話番号を自動的に発呼するようにな
っている。また、特開昭62−120764号公報にも
同様に、電話番号の記録されたカードを装填すると、そ
のカードに記録された相手先の電話を自動的に発呼する
装置が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カードを用いて他の電話機の発呼を行う電話装置では、
相手先電話をカードを用いて発呼する場合、そのカード
に予め相手先の電話番号が登録されていなければならな
い。この相手先電話の登録は、キーボード等の入力手段
を用いてマニュアルで行う必要があり、ユーザーにとっ
て煩わしいものとなっている。また、従来のインターネ
ット接続端末70においても、実際に見たホームページ
のURLを登録しておくことはできるが、そのホームペ
ージに記載されている連絡先電話番号を登録するように
はなっていない。そのため、ホームページで見た電話番
号に電話をかける際は、その電話番号をメモし、一旦、
インターネットの接続を切断してから、電話機80の受
話器81を上げて相手先の電話番号を入力して発呼する
こととなり、煩わしいものとなっている。
【0009】本発明は、アクセスしたホームページに記
載された連絡先電話番号に容易に電話をかけることが可
能な電話発呼機能付きインターネット接続端末を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、インターネットを介して
ホームページにアクセス可能であると共に、電話機に接
続され電話機の電話機能を用いて相手先電話の発呼を行
える電話発呼機能付きインターネット接続端末におい
て、アクセスしたホームページに記載された電話番号を
記録する手段と、記録された電話番号に基づいて相手先
電話を発呼する手段を有している。
【0011】そのため、インターネットを介しホームペ
ージにアクセスした際に、そのホームページに記載され
ている電話番号を記録しておき、他の電話機の発呼を行
う際には、その記録した電話番号に基づいて相手先電話
を呼び出すことが可能となる。
【0012】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の電話発呼機能付きインターネット接続端末におい
て、表示部に本体が接続され、ホームページへのアクセ
ス時には、表示部にそのホームページを表示し、記録す
る手段は、本体に抜き差し可能な第1の記録媒体とし、
この第1の記録媒体から記録された電話番号を読み取る
手段と、プロバイダーへの接続をするためのデータとホ
ームページのURLが記録され、本体に差し込むことに
より、インターネットを介してホームページへアクセス
可能で本体に抜き差し可能な第2の記録媒体の情報を読
み取る手段とを設けている。
【0013】電話番号データを抜き差し可能なカード等
の第1の記録媒体に記録するため、本体内のメモリーを
大容量としなくても、多数の電話番号を複数の記録媒体
に記憶することが可能となる。また、第2の記録媒体に
インターネットを介してホームページへアクセスするた
めのデータを書き込まれているので、電話の発呼のみな
らず、インターネット接続の際にも、その記録されたデ
ータに基づきアクセスすることが可能となる。
【0014】さらに、請求項3記載の発明では、請求項
2記載の電話発呼機能付きインターネット接続端末にお
いて、第2の記録媒体を、ICカードとし、そのICカ
ードをプロバイダーへ接続するためのIDカードと、ホ
ームページにアクセスするためのサービスカードからな
る2種類のカードで構成したので、サービスカードを差
し替えることにより多くのホームページに自在にアクセ
スすることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図11に基づき説明する。なお、この実施の形態で
示す電話発呼機能付きインターネット接続端末は、テレ
ビを利用してインターネットを介してホームページにア
クセス可能なインターネット接続端末1となっている。
また、インターネット接続端末1は、電話機に接続され
電話機の電話機能を用いて相手先電話の発呼を行えるも
のとなっている。
【0016】この電話発呼機能の付いたインターネット
接続端末1には、図1及び図2に示すように、インター
ネット2に接続するための接続制御機器3と、この接続
制御機器3とインターネット2とを中継するモデム4と
が、内蔵されている。モデム4は、アナログ電話回線5
を接続制御機器3と接続したり、接続を切り換えて電話
機6と接続したりすることができるものとなっている。
すなわち、モデム4には、アナログ電話回線5に接続す
るためのラインジャック7と、電話機6と接続するため
のフォンジャック8とが設けられている。そして、ライ
ンジャック7にアナログ電話回線5用のケーブル9を差
し込むことにより、インターネット接続端末1は、アナ
ログ電話回線5と接続されるようになっている。また、
フォンジャック8にケーブル10を差し込むことによ
り、インターネット接続端末1は、電話機6とアナログ
電話回線5との中継部材となる。
【0017】なお、アナログ電話回線5には、インター
ネット接続業者(プロバイダー)が有するサーバー11
が接続されている。これによって、インターネット接続
端末1は、アナログ電話回線5を介してインターネット
接続業者(プロバイダー)が有するサーバー11に接続
される。そして、このサーバー11が、情報網となるイ
ンターネット2に接続し、他のサーバー11aにアクセ
ス可能となっている。また、インターネット接続端末1
は、従来のインターネットアクセス方式と同様に、表示
部となる画面12aを有するテレビ12と有線13で接
続されており、インターネット2を介してアクセスした
ホームページ14が画面12aに表示されるようになっ
ている。
【0018】このインターネット接続端末1には、第2
の記録媒体となる2枚のカード、すなわち、ICカード
で構成されたIDカード15と、同じくICで構成され
たサービスカード16とが抜き差し可能となっている。
なお、IDカード15は、従来システムで示したIDカ
ード71と同様な機能を持つカードとなっている。そし
て、このIDカード15は、本体の第1カードスロット
17に挿入され、後述する第1スマートカードソケット
23に係合し記録内容が読み取られる。すなわち、第1
スマートカードソケット23は、IDカード15の情報
を読み取る手段となっている。これによって、インター
ネット接続端末1は、プロバイダーの有するサーバー1
1に接続されることとなる。
【0019】また、サービスカード16は、従来システ
ムで示したサービスカード72と同様な機能を持つカー
ドとなっている。そして、このサービスカード16は、
本体の第2カードスロット18に挿入され、後述する第
2スマートカードソケット24に係合し記録内容が読み
取られる。すなわち、第2スマートカードソケット24
は、サービスカード16の情報を読み取る手段となって
いる。これによって、インターネット接続端末1は、サ
ービスカード16に記録されたURLにアクセスされる
こととなる。なお、サービスカード16に複数のURL
が記録されている場合は、図3に示すように、その記録
されているURLを全て画面12aに表示し、その中か
らユーザーが指示選択することにより、所望のURLに
アクセスされることとなる。
【0020】また、このインターネット接続端末1の第
1カードスロット17には、第1の記録媒体としての電
話発呼カード19が抜き差し可能となっている。そし
て、電話発呼カード19は、第1のカードスロット17
に挿入され、第1スマートカードソケット23に係合し
記録内容が読み取られるようになっている。すなわち、
第1スマートカードソケット23は、電話発呼カード1
9から電話番号を読み取る手段にもなっている。
【0021】この電話発呼カード19は、図4に示すよ
うに、インターネット接続端末1がインターネット2を
介してホームページ14に接続されホームページ14が
画面12aに表示された際に、ユーザが所定の操作、す
なわち、ポインターで画面上の電話番号部分の選択指定
を行うことにより指示部分を反転表示させ、さらに画面
下側に設けられたメニューバー14aの登録マーク14
bを指示することにより、ホームページ14に記載され
た連絡先電話番号を記録可能なものとなっている。な
お、ホームページ14としてインターネット接続端末1
に伝送されてくるデータは、html文書のテキストデ
ータで構成されている。そのため、電話発呼カード19
へは、テキストデータとして記録される。
【0022】なお、本実施の形態では、ホームページ1
4に記載された電話番号を電話発呼カード19に記録す
るだけでなく、そのホームページ14に記載された電話
番号をポインターで指示し、メニューバー14aの発呼
マーク14cを指示すると、選択指示された電話番号に
基づき電話をかけられるようになっている。また、本実
施の形態では、ホームページに記載された電話番号を、
本体に抜き差し可能な電話発呼カード19に記録するよ
うに構成したが、本体に設けられたROMやRAM等の
メモリーに記録するようにしても良い。
【0023】なお、ホームページ14に接続された際に
は、第1カードスロット17にIDカード15が装填さ
れているが、電話発呼カード19は、第1カードスロッ
ト17に装填されているIDカード15を抜いてから第
1カードスロット17に装填するものとなっている。ま
た、本実施の形態では、インターネット2を介してアク
セスしたホームページ14に記載された電話番号を、電
話発呼カード19に記録可能となっているが、一方、所
定の操作により、図5に示すような入力画面を画面12
aに表示させ、ユーザー自身が手動で電話番号登録をす
ることも可能となっている。
【0024】また、電話発呼カード19は、電話機6で
電話をかける際に、その記録された電話番号に基づいて
相手先の電話を発呼するためのものとなっている。な
お、本実施の形態では、電話発呼カード19は、相手先
電話番号を複数記録できるものとなっている。そのた
め、電話発呼カード19を第1カードスロット17に装
填した際、インターネット接続端末1は、図6に示すよ
うに、まず、電話発呼カード19に記録された複数の電
話番号を全て画面12aに表示するようになっている。
そして、ユーザーが画面12aに表示された複数の電話
番号の中から電話をかけたい相手の電話番号を選択し指
示を与えることによって、インターネット接続端末1
は、電話機能を用いてその相手の電話を発呼するように
なっている。
【0025】なお、上述したように電話発呼カード19
等を用いて接続制御機器3側から相手先の電話を発呼す
る場合は、図7に示すような、メッセージが画面12a
に表示される。そして、ユーザーがその指示に従い電話
機6の受話器を上げると、電話機6の電話機能を用いて
相手先電話を発呼するようになっている。
【0026】インターネット接続端末1本体の内部の回
路構成は、次のとおりとなっている。なお、この実施の
形態のインターネット接続端末1は、スマートカードで
あるIDカード15を挿入/排出することにより、この
インターネット接続端末1の心臓部であるメインボード
21の電源をオン/オフするようになっている。しかし
ながら、ホームページ14に記載された電話番号を電話
発呼カード19に記録する際には、IDカード15を排
出しても電源がオフにならないような制御となってい
る。
【0027】図2において、インターネット接続端末1
本体の接続制御機器3の心臓部であるメインボード21
の電源オン/オフを制御するハードウェアは、インター
ネットに対してデータ授受の窓口となりデータ授受を制
御するメインボード21と、スマートカードを制御する
スマートカード制御ボード22と、IDカード15の記
録内容及び電話発呼カード19に記憶された電話番号を
読み取る手段である共に、電話発呼カード19に電話番
号を記録する手段としての第1スマートカードソケット
23と、サービスカード16のデータを読み取る手段と
しての第2スマートカードソケット24と、電源部25
とから構成される。なお、メインボード21には、接続
制御機器3側と電話機6側との切り換えスイッチとなる
DMリレー26を有するモデム4が接続されている。
【0028】メインボード21は、CPU27と、RO
M28と、RAM29と、通信インターフェースである
シリアルインターフェース30と、レベルコンバータ3
1と、RGB/NTSCコンバータ32とを備え、CP
U27、ROM28、RAM29、シリアルインターフ
ェース30間は、データバス33、アドレスバス34、
コントロールバス35にて相互に接続されている。さら
に、CPU27とRGB/NTSCコンバータ32との
間は、ビデオ信号を送信するための信号線36で接続さ
れている。また、スマートカード制御ボード22は、C
PU37と、ROM38と、RAM39と、通信インタ
ーフェースである第1と第2のシリアルインターフェー
ス40,41と、レベルコンバータ42と、第1と第2
のI/Oコントロール43,44と、パワーサプライ4
5とを備え、CPU37、ROM38、RAM39、シ
リアルインターフェース40,41間は、データバス4
6、アドレスバス47、コントロールバス48にて相互
に接続されている。
【0029】メインボード21およびスマートカード制
御ボード22においては、インターネット接続端末1の
動作を制御するプログラムがROM28,38、RAM
29,39などに格納されている。なお、メインボード
21内のRAM29は、第1スマートカードソケット2
3で電話発呼カード19から読み取った電話番号のデー
タを一時的に保管するものとなっている。すなわち、本
実施の形態のインターネット端末1は、後述するように
電話番号を電話発呼カード19から読み取ってから電話
機6の受話器を上げることによって相手先電話を発呼す
るようになっているが、RAM29は、その間、電話番
号のデータを保管するものとなっている。
【0030】第1スマートカードソケット23は、クロ
ック(CLK)ポート49と、I/Oポート50と、R
STポート51と、カード挿入スイッチポート52と、
Vppポート53とを備え、CLKポート49およびI
/Oポート50は、スマートカード制御ボード22の第
2のシリアルインターフェース41に接続され、RST
ポート51およびカード挿入スイッチポート52は、ス
マートカード制御ボード22の第2のI/Oコントロー
ル44に接続され、Vppポート53は、スマートカー
ド制御ボード22のパワーサプライ45に接続される。
【0031】また、第1スマートカードソケット23に
は、電話発呼カード19に電話番号を記録する手段及び
電話発呼カード19から電話番号を読み取る手段を兼用
したリード/ライト部54が設けられている。このリー
ド/ライト部54は、メインボード21のCPU27か
ら、第1スマートカードソケット23のIDカード15
を抜き取って電話発呼カード19を装填するように指示
があった場合、装填された電話発呼カード19へインタ
ーネット2を介して取得した電話番号のデータを記録し
たり、モデム4が電話機6側に切り換えられた場合、装
填された電話発呼カード19から電話番号のデータを読
み出したりするものとなっている。なお、電話発呼カー
ド19を装填する指示が出された場合は、IDカード1
5を抜き取っても、電源部25の電源が落ちないような
制御となっている。
【0032】第2スマートカードソケット24は、第1
スマートカードソケット23と同様、クロック(CL
K)ポート55と、I/Oポート56と、RSTポート
57と、カード挿入スイッチポート58とを備え、CL
Kポート55およびI/Oポート56は、スマートカー
ド制御ボード22の第2のシリアルインターフェース4
1に接続され、RSTポート57およびカード挿入スイ
ッチポート58は、スマートカード制御ボード22の第
2のI/Oコントロール44に接続される。
【0033】電源部25は、商用電源を受けて直流電圧
(5V)に変換する直流電源59を備え、直流電源(5
V)はスマートカード制御ボード22のパワーサプライ
45に供給されると共に、スマートカード制御ボード2
2の第1のI/Oコントロール43の制御によりスイッ
チ制御されるトランジスタTrのコレクタに供給されて
いる。
【0034】モデム4は、モデムIC60と、直流ルー
プ形成部61と、DMリレー26と、フォトカプラで形
成されたリング検出部62、パルスダイヤラー63及び
オンフック検出部64と、ラインジャック7及びフォン
ジャック8と、を有している。モデムIC60は、接続
制御機器3のメインボード21内のCPU27と接続さ
れている。そして、モデムIC60は、アナログ電話回
線5側からアナログ電話回線用プロトコルで伝送されて
きたデータを、CPU27用のプロトコルに変換してC
PU27に伝送するものとなっている。また、逆にCP
U27側から送られてきたデータを、アナログ電話回線
5用プロトコルに変換してアナログ電話回線5へ伝送し
たり、相手先電話を呼び出すためのDTMF信号を生成
するものとなっている。
【0035】また、モデムIC60は、オンフック検出
部64が電話機6がオンフック状態となったことを検出
すると、その検出結果がオンフック検出部64から伝送
されてくるようになっている。そして、モデム4が使用
されていない状態で電話機6がオンフック状態となった
場合、モデムIC60は、DMリレー26を電話機6側
とアナログ電話回線5側とが接続されるように切り換え
る。これによって、電話機6は、モデム4を介してアナ
ログ電話回線5と接続される。
【0036】一方、モデムIC60は、インターネット
接続端末1本体にIDカード15が差し込まれ、接続制
御機器3のメインボード21に電源が供給されると、メ
インボード21のCPU27からDMリレー26の切り
換え要求が伝送されてくるようになっている。そして、
接続制御機器3がIDカード15の装填によってオン状
態となった場合、モデムIC60は、DMリレー26を
接続制御機器3側とアナログ電話回線5側とが接続され
るように切り換える。これによって、接続制御機器3
は、モデム4を介してアナログ電話回線5と接続され
る。
【0037】なお、モデムIC60は、DMリレー26
の切り換え状態をCPU27に伝送するようになってい
る。そして、CPU27の指示によってメインボード2
1のRAM29内に一時保管された電話番号のデータが
モデムIC60に伝送されてくるようになっている。そ
のため、インターネット接続端末1は、電話発呼カード
19から電話番号データを読み取った後、電話機6の受
話器を上げることにより、DMリレー26を電話機6側
に切り換え、メモリーに保管された電話番号に基づいて
電話機6の機能を用いて相手先に電話をかけることが可
能となっている。すなわち、モデム4のモデムIC60
は、電話発呼カードから読み取った電話番号に基づいて
相手先電話を発呼する手段となっている。
【0038】次に、図2および図8等を用いて、この実
施の形態のインターネット接続端末1を用いて相手先電
話を発呼する際の動作、及びインターネット2に接続す
る際の動作、並びにインターネット2を介してアクセス
したホームページ14に記載された電話番号を電話発呼
カード19に記録する際の動作を、それぞれ説明する。
【0039】すでに、商用電源が電源部25に供給さ
れ、その結果直流電圧(5V)がスマートカード制御ボ
ード22のパワーサプライ45に供給されているものと
する。ユーザーは、電話番号の記録された電話発呼カー
ド19を用いて、その記録された電話番号に基づいて相
手先に電話をかけるために、電話発呼カード19を第1
カードスロット17に挿入し、第1スマートカードソケ
ット23に係合させる(ステップS1)。なお、この実
施の形態においては、第1カードスロット17には、電
話発呼カード19だけでなくIDカード15も挿入可能
なカードとなっている。そのため、電話発呼カード19
が挿入されると、カード挿入スイッチ(マイクロスイッ
チで構成されるが、図示省略)によって、IDカード1
5もしくは電話発呼カード19のいずれかが挿入された
ことが検出され(ステップS2)、カード挿入スイッチ
ポート52を経てスマートカード制御ボード22の第2
のI/Oコントロール44に情報が伝達される。すなわ
ち、この時点では、どの種類のカードが挿入されたか
は、判断されない。
【0040】このとき、スマートカード制御ボード22
のCPU37は、メインボード21の電源状態を電源オ
ンビットの信号によって常時把握している。この実施の
形態では電源オンビットが“1”のときは、メインボー
ド21の電源がオンされていることを意味し、“0”の
ときはオフされていることを意味するようになってい
る。このため、ステップS2の次に、CPU37は、電
源オンビットが“1”であるか否かをチェックする(ス
テップS3)。なお、YESであれば、すぐに挿入され
たカードの内容を複数の項目に沿ってチェックする。
【0041】一方、電源オンビットが“1”でないとき
(NO)は、スマートカード制御ボード22の第1のI
/Oコントロール43の制御によりトランジスタスイッ
チが制御され、電源部25の直流電源59から供給され
る直流電圧(5V)がトランジスタTrのコレクタを経
てメインボード21に供給され、メインボード21の電
源がオンされる(ステップS4)。
【0042】ステップS3もしくはステップS4でメイ
ンボード21の電源がオンとなった後は、挿入されたカ
ードに電話番号データがあるか否かを、リード/ライト
部54を作動させてチェックする(ステップS5)。そ
して、YESであれば、その電話番号のデータが複数あ
るか否かをチェックする(ステップS6)。なお、ステ
ップS6においてYESの場合、その複数の相手先電話
番号を画面12aに表示する(ステップS7)。一方、
ステップS6においてNOの場合、後述するステップS
9以降の動作に移る。そして、ステップS7で表示され
た複数の相手先電話番号の中に、ユーザーが電話をかけ
たい相手の電話番号がある場合(YES)、その電話番
号を選択指示する(ステップS8)。なお、このステッ
プS8の動作をしない場合(NO)、すなわち相手先電
話を選択しない場合は、全ての処理が終了となる。
【0043】なお、ステップS8で選択された電話番号
のデータ、すなわち第1スマートカードソケット23の
リード/ライト部54で読み取られたデータは、スマー
トカード制御ボード22からメインボード21へシリア
ル通信で伝送され、メインボード21内のRAM29に
一時保管される。このとき、モデムIC60は、インタ
ーネット接続端末1がインターネット2に接続されてい
るか否かを検出する(ステップS9)。そして、インタ
ーネット接続端末1がインターネット接続中であれば
(YES)、モデムIC60がインターネット2に接続
された回線を切断する(ステップS10)。さらに、モ
デムIC60は、DMリレー26を電話機6側に切り換
える(ステップS11)。なお、電話発呼カード19が
挿入された時点でインターネット2に接続されていない
場合(NO)は、ステップS10の回線切断をせずにス
テップS11に進む。
【0044】このようにステップS11でDMリレー2
6が電話機6側に切り換えられると、メインボード21
のCPU27の指示により、テレビ12の画面12a
に、「受話器を上げてください」のメッセージが表示さ
れる(ステップS12)。
【0045】ステップS12のメッセージに沿ってユー
ザーが、電話機6の受話器を上げると、電話機6がオフ
フックとなる(ステップS13においてYES)。一
方、電話機6の受話器を上げない(ステップS13にお
いてNO)と、ステップS12に戻り、ユーザーに受話
器を上げることを促すメッセージが表示される。このよ
うにステップS12によって、電話機6がオフフックに
なると、そのことをモデム4のオンフック検出部64が
検出し、その情報をモデムIC60に伝達する。これに
よって、モデムIC60は、DMリレー26を再び接続
制御機器3側に切り換える(ステップS14)。また、
モデムIC60は、モデム4がトーン回線に接続されて
いる場合(ステップS15においてYES)、ステップ
S5からステップS8で電話発呼カード19から取得し
たデータに基づく電話番号に対応したDTMF信号を生
成し、これをアナログ電話回線5へ送出する(ステップ
S16)。
【0046】なお、モデム4が、トーン回線に接続され
ていない場合(ステップS15においてNO)、以下の
ようになる。モデム4がダイヤル回線に接続されている
場合(ステップS17においてYES)、モデムIC6
0は、ステップS5からステップS8で電話発呼カード
19から取得したデータに基づく電話番号に対応した信
号を、パルスダイヤラー63を介してアナログ電話回線
5へ送出する(ステップS18)。このようにステップ
S16もしくはステップS18によって、電話番号に対
応した信号の送出が完了した後(ステップS19におい
てYES)、モデムIC60は、再度DMリレー26を
電話機6側に切り換える(ステップS20)。これによ
って、電話発呼カード19に記録された電話番号に基づ
き相手先電話を発呼することとなる(ステップS2
1)。
【0047】なお、インターネット接続端末1の心臓部
であるメインボード21の電源オンは、本体に設けられ
た電源釦(図示省略)を押すことによっても、実現され
る。この操作は、通常、電話発呼カード19もしくはI
Dカード15の挿入前に行われる(ステップS22)。
電話発呼カード19もしくはIDカード15の挿入前に
メインボード21の電源がオンされると、テレビ12の
画面12aには「カードを入れてください」の表示がな
される(ステップS23)。
【0048】ステップS5の検出動作の際、挿入された
カードに電話番号のデータがない場合(NO)、次に、
挿入されたカードにプロバイダーへのアクセス条件を満
たしたデータ、すなわち正常なIDデータがあるか否か
をチェックする(ステップS24)。YESの時、すな
わち正常なIDカード15が装填された場合は、次の図
9に示すフローへ進行する。NOであると(=異常カー
ドであると)、テレビ12の画面12aには「IDカー
ドもしくは電話発信用のカードを入れてください」のメ
ッセージが表示される(ステップS25)。スマートカ
ード制御ボード22のCPU33は、異常カードが第1
カードスロット17から抜かれるか否か検知しており
(ステップS26)、異常カードが抜かれるとメインボ
ード21の電源をオフとする(ステップS27)。
【0049】IDカード15が正常であると、図9に示
すフローチャートへ移行していく。そして、まずサービ
スカード16の挿入メッセージとなる「サービスカード
を入れて下さい」のメッセージをテレビ12は表示する
(ステップS31)。ユーザーは、URLの書き込まれ
たサービスカード16を用いて、その記録されたURL
にアクセスするために、サービスカード16を第2カー
ドスロット18へ挿入し、第2スマートカードソケット
24に係合させる(ステップS32)。すると、カード
挿入スイッチ(図示省略)によって、サービスカード1
6が挿入されたことが検出され(ステップS33)、カ
ード挿入スイッチポート57を経てスマートカード制御
ボード22の第2のI/Oコントロール44に情報が伝
達される。
【0050】サービスカード16の挿入検知後、挿入さ
れたカードにURLデータがあるか否かをチェックする
(ステップS34)。そして、YESであれば、そのU
RLデータが複数あるか否かをチェックする(ステップ
S35)。なお、ステップS35においてYESの場
合、その複数のURLを画面12aに表示する(ステッ
プS36)。一方、ステップS35においてNOの場
合、後述するステップS38以降の動作に移る。そし
て、ステップS36で表示された複数のURLの中に、
ユーザーが見たいホームページ14のURLがある場
合、そのURLを選択指示する(ステップS37におい
てYES)。なお、このステップS37においてNOの
場合、すなわちURLを選択しない場合は、全ての処理
が終了となる。
【0051】ステップS37でYESのときは、第1ス
マートカードソケット23に係合状態のIDカード15
に記録されたプロバイダにダイアルアップ接続し(ステ
ップS38)、通信回線への接続中のメッセージをテレ
ビ12は表示する(ステップS39)。通信回線への接
続が完了すると、テレビ12の画面12aは、ホームペ
ージへの接続中であるメッセージを表示し(ステップS
40)、その表示と同時またはわずかに遅れてCPU2
7は、サービスカード16に記録されたホームページ1
4への接続を開始する。
【0052】ホームページへの接続が完了すると(ステ
ップS41)、接続中の表示が消え、当該ホームページ
の画像が現れてくる(ステップS42)。このようにし
て、インターネット網の中の所定のホームページへの接
続がなされる。なお、ステップS42でホームページ1
4の画像が現れ、ユーザーがこのホームページ14に記
載された電話番号を、電話発呼カード19へ記録する場
合は、次の図10に示すフローチャートへ進行する。
【0053】なお、データ伝送のデータが異常のもので
あるときは、テレビ12の画面12aには、「サービス
カードが認識できません」の認識不可表示がなされる
(ステップS51)。第2カードスロット18から、そ
の異常カードを抜き取られる(ステップS52において
YES)と、ステップS31に戻り、「サービスカード
を挿入してください」のメッセージが画面12aに表示
される。また、異常カードが抜き取られない(ステップ
S52においてNO)と、ステップS51の「サービス
カードが認識できません」の認識不可表示が継続したま
まとなる。
【0054】一方、正常にデータが伝送されて、所定の
ホームページを閲覧した後、他のカードに記録されたホ
ームページへアクセスしたいときは、挿入されているサ
ービスカード16を第2カードスロット18から抜き、
アクセスしたいホームページの情報等が記録されている
他のサービスカード16を第2カードスロット18に差
し込む。このステップは、先のフローチャートで示せ
ば、ステップS32以降のステップとなり、サービスカ
ード16を抜き差しするたびにステップS32からのス
テップを繰り返すこととなる。
【0055】テレビ12の画面12aにホームページ1
4が表示されると、図10に示すフローチャートへ移行
していく。まず、ユーザーは、ホームページ14に記載
された電話番号を電話発呼カード19に記憶する場合
(ステップS61においてYES)、ホームページ14
の画面下側に設けられたメニューバー14aの登録マー
ク14bを選択指示する。すると、メニューバー14a
に、「登録したい電話番号を指示してください」のメッ
セージが表示される(ステップS62)。その指示に従
い、ユーザーがマウスポインターでホームページ14に
記載された電話番号表示部分を選択指示する(ステップ
S63においてYES)。すると、この電話番号の表示
部分のhtlmデータが、電話発呼カード19に書き込
み可能なテキストデータで構成されているか否かを判断
する(ステップS64)。そして、ステップS64でY
ESの場合、選択指示した文字列を反転表示させる(ス
テップS65)。
【0056】ステップS65で反転表示された文字列を
選択指示すると、その指定されたデータを書き込むべき
電話発呼カード19が第1カードスロット17に装填さ
れているか否かを検出する(ステップS66)。そし
て、装填されていない場合(NO)、ユーザーは、電話
発呼カード19を第1カードスロット17に挿入する
(ステップS67)。このようにステップS66もしく
はステップS67によって電話発呼カード19の装填が
確認されたら、ステップS65で選択指示された電話番
号に対応する名称の登録をするか否かを選択するための
画面が表示される(ステップS68)。そして、ステッ
プS68でNOを選択、すなわち名称の登録を行わない
とすると、電話番号のみが電話発呼カード19に記録さ
れる(ステップS69)。一方、ステップS67でYE
Sを選択すると、画面12aに名称を登録するための画
面が表示される(ステップS70)。そして、その形式
にしたがって名称を入力すると、名称と電話番号とが電
話発呼カード19に記録される(ステップS71)。
【0057】なお、ユーザーがホームページ14に記載
された電話番号を電話発呼カード19に記憶せず(ステ
ップS61においてNO)、このホームページ14を利
用してその電話番号を直接呼び出すことも可能である。
このように、このホームページ14に記載された電話番
号を指定して、その電話番号を発呼する場合(ステップ
S81においてYES)、ホームページ14の画面下側
に設けられたメニューバー14aの発呼マーク14cを
選択指示する。すると、メニューバー14aに、「呼び
出したい電話番号を指示してください」のメッセージが
表示される(ステップS82)。その指示に従い、ユー
ザーがマウスポインターでホームページ14に記載され
た電話番号表示部分を選択指示する(ステップS83に
おいてYES)。すると、この電話番号の表示部分のh
tlmデータが、一時的にモデム4のメモリーに格納し
電話番号データとして認識可能なテキストデータで構成
されているか否かを判断する(ステップS84)。そし
て、ステップS84でYESの場合、選択指示した文字
列を反転表示させる(ステップS85)。なお、ステッ
プS85で反転表示された文字列を選択指示する(ステ
ップS86)と、上述したステップS9からS18まで
の工程によって相手先の電話を発呼する。
【0058】また、上述した方法によらず、すなわち相
手先電話の発呼や電話番号登録等によらずにインターネ
ットへの接続を終了したいときは、通常のインターネッ
ト接続状態においてIDカード15を第1カードスロッ
ト17から抜き取るか、本体の電源ボタンを押してメイ
ンボード21の電源をオフする。このように、接続を終
了する際の動作について、図11のフローチャートに基
づいて説明する。
【0059】通常のインターネット接続状態で、既に挿
入された状態になっているIDカード15が排出される
と(ステップS91)、挿入されたことを検出したカー
ド挿入スイッチ(マイクロスイッチで構成される、図示
省略)が不作動となり、その状態がカード挿入スイッチ
ポート52を経てスマートカード制御ボード22の第2
のI/Oコントロール42に情報伝達される。
【0060】そのとき、スマートカード制御ボード22
のCPU37は、メインボード21の電源状態を指し示
す信号である電源オンビットが“1”であったかをチェ
ックする(ステップS92)。NOであれば、動作を終
了し(ステップS94)、YESであれば、スマートカ
ード制御ボード22の第1のI/Oコントロール43の
制御によりトランジスタスイッチが制御され、メインボ
ード21に供給されていた直流電圧(5V)が遮断され
電源がオフされる(ステップS93)。
【0061】一方、IDカード15の排出によらずに電
源をオフするには、本体の電源ボタンを押すことにより
(ステップS95)、メインボード21の電源オフが実
現される。以上のような動作フローにより、インターネ
ット接続端末1の心臓部であるメインボード21の電源
オフが実現される。
【0062】なお、上述の実施の形態は、本発明の好適
な実施の形態の例であるが、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変
形実施可能である。例えば、記録媒体としてメモリまた
はCPUを組み込んだICカードを利用しているが、磁
気カードや光で読み取るカード等他の記録カードとして
も良い。また、上述の実施の形態では、IDカード15
とサービスカード16という2つの種類の記録カードと
したが、IDカード15内のパス番号を取り出しカード
化し、3種類構成としたり、ホームページ内の所定のデ
ータベースにアクセスするためのID番号等を記録した
カードを設け、3種または4種のカード構成としても良
い。
【0063】さらに、上述の実施の形態では、第1カー
ドスロット17にIDカード15と電話発呼カード19
とを抜き差し可能としたが、これら2枚のカードを一体
化し1枚のカードに両カードの機能を設けるようにして
もよい。その場合、両機能を画面に表示させて、どちら
の機能を使用するかをユーザーが選択するようにするの
が好ましい。また、サービスカード16においても、I
Dカード15や電話発呼カード19と別に設けられてい
るが、どちらかのカードと一体化させてもよいし、3枚
を一体化したカードとしてもよい。
【0064】また、上述の実施の形態では、インターネ
ットにアクセスする場合を示したが、いわゆるイントラ
ネットと呼ばれている企業内の情報網等にアクセスする
場合にも本発明を利用することができる。
【0065】さらに、テレビ12の一部にインターネッ
ト接続端末1を組み込んでも良い。また、このインター
ネット接続端末1をテレビ12ではなく、携帯表示端末
やパソコン等、表示部を有する他の機器に接続するよう
にしても良い。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ホームペ
ージに記載された電話番号を記録する手段と、読み取っ
た電話番号に基づき電話を発呼する手段とを設けたの
で、ホームページに記載された電話番号をユーザーはメ
モを取るなどの手段により記憶することなく、容易にそ
の電話番号の電話を発呼することが可能となる。
【0067】また、請求項2記載の発明によれば、ホー
ムページに記載された電話番号を記録可能な第1の記録
媒体を本体に抜き差し可能な記録手段とし、この記録手
段に記録された電話番号を読み取る手段を本体に設けた
ため、本体のメモリーの容量をそれ程必要とすることな
く、多くの多数の相手先電話を発呼させることが可能と
なる。また、インターネットを介してホームページへア
クセス可能で本体に抜き差し可能な第2の記録媒体を備
えたため、電話の発呼のみならずインターネット接続
も、容易な操作で可能となる。
【0068】さらに請求項3記載の発明によれば、第2
の記録媒体をプロバイダーへ接続するためのIDカード
と、ホームページにアクセスするためのサービスカード
の2種類のカードで構成したので、サービスカードを差
し替えるだけで、より多くのホームページに自在にアク
セスすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の電話発呼機能付きインタ
ーネット接続端末の構成と、この端末を利用したインタ
ーネットアクセス方式を示す図である。
【図2】図1のインターネット接続端末の回路構成を示
すブロック図である。
【図3】図1のインターネット接続端末に接続したテレ
ビの画面に複数のURLを表示した例を示す図である。
【図4】図1のインターネット接続端末に接続したテレ
ビの画面にホームページを表示した例を示す図である。
【図5】図1のインターネット接続端末に接続したテレ
ビの画面に、電話発呼カードへユーザー自身がマニュア
ルで電話番号を登録する際に使用する登録画面を表示し
た例を示す図である。
【図6】図1のインターネット接続端末に接続したテレ
ビの画面に、電話発呼カードから読み取った複数の電話
番号を表示した例を示す図である。
【図7】図1のインターネット接続端末に接続したテレ
ビの画面に、電話機をオフフックにするための操作を促
すメッセージを表示した例を示す図である。
【図8】図1のインターネット接続端末に電話発呼カー
ドもしくはIDカードを差し込んでインターネット接続
端末を駆動開始させる段階から、差し込まれたIDカー
ドの内容チェック、もしくは差し込まれた電話発呼カー
ドを用いて相手先電話を発呼するまでのフローを示す図
である。
【図9】図1のインターネット接続端末にサービスカー
ド挿入メッセージが表示されてから所定のホームページ
に接続するまでのフローを示す図である。
【図10】図1のインターネット接続端末が接続したホ
ームページに記載された電話番号を電話発呼カードに記
憶するかもしくはその電話番号の電話を直接発呼するま
でのフローを示す図である。
【図11】図1のインターネット接続端末のメインボー
ドの電源がオフされるフローを示す図である。
【図12】既に提案されているインターネットアクセス
方式の原理を示す図である。
【符号の説明】
1 インターネット接続端末 2 インターネット 6 電話機 12a 画面(表示部) 14 ホームページ 15 IDカード(第2の記録媒体) 16 サービスカード(第2の記録媒体) 19 電話発呼カード(第1の記録媒体) 23 第1スマートカードソケット(電話番号を第1の
記録媒体に記録する手段で、かつ第1の記録媒体から電
話番号を読み取る手段) 24 第2スマートカードソケット(URL等が記録さ
れた第2の記録媒体を読み取る手段) 60 モデムIC(相手先電話を発呼する手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B035 BB09 BC00 BC06 5B058 CA01 KA40 5B089 GA21 GA26 GB04 HA10 JA22 KA03 KB07 KC11 KC44 KC46 LB02 LB14 5K036 AA00 BB01 CC02 DD01 DD16 DD25 DD33 DD46 EE13 JJ02 JJ13 KK07 KK09 KK18 5K101 KK16 KK17 KK18 LL02 MM04 MM05 MM07 NN05 NN18 NN25 NN40 PP02 PP09 QQ03 QQ08 QQ09 RR12 RR27 TT03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを介してホームページに
    アクセス可能であると共に、電話機に接続され上記電話
    機の電話機能を用いて相手先電話の発呼を行える電話発
    呼機能付きインターネット接続端末において、アクセス
    したホームページに記載された電話番号を記録する手段
    と、記録された上記電話番号に基づいて相手先電話を発
    呼する手段を有することを特徴とする電話発呼機能付き
    インターネット接続端末。
  2. 【請求項2】 表示部に本体が接続され、前記ホームペ
    ージへのアクセス時には、上記表示部にそのホームペー
    ジを表示し、前記記録する手段は、本体に抜き差し可能
    な第1の記録媒体とし、この第1の記録媒体から記録さ
    れた前記電話番号を読み取る手段と、プロバイダーへの
    接続をするためのデータとホームページのURLが記録
    され、上記本体に差し込むことにより、前記インターネ
    ットを介して前記ホームページへアクセス可能で上記本
    体に抜き差し可能な第2の記録媒体の情報を読み取る手
    段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の電話発呼
    機能付きインターネット接続端末。
  3. 【請求項3】 前記第2の記録媒体を、ICカードと
    し、そのICカードをプロバイダーへ接続するためのI
    Dカードと、ホームページにアクセスするためのサービ
    スカードからなる2種類のカードで構成したことを特徴
    とする請求項2記載の電話発呼機能付きインターネット
    接続端末。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020006267A (ko) * 2000-07-12 2002-01-19 유경운 번호를 이용한 네트웍 접속 시스템 및 그 방법
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