JPS62274011A - センダスト系合金粉末の製造法 - Google Patents
センダスト系合金粉末の製造法Info
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- JPS62274011A JPS62274011A JP11833286A JP11833286A JPS62274011A JP S62274011 A JPS62274011 A JP S62274011A JP 11833286 A JP11833286 A JP 11833286A JP 11833286 A JP11833286 A JP 11833286A JP S62274011 A JPS62274011 A JP S62274011A
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Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野 〕
本発明は、センダスト系合金粉末の製造法に関するもの
である。
である。
近年、例えばVTRやオーディオ用磁気ヘッドのコア材
料は、高磁束密度、高透磁率等、優れた磁気特性が要求
されている。
料は、高磁束密度、高透磁率等、優れた磁気特性が要求
されている。
これらの特性を充足するものとしてパーマロイやフェラ
イトがあるが、より優れた緒特性を有する合金としてF
e−Al−3iを基本組成とするセンダスト系合金があ
る。
イトがあるが、より優れた緒特性を有する合金としてF
e−Al−3iを基本組成とするセンダスト系合金があ
る。
しかし、センダスト系合金は極めて脆く、塑性加工が非
常に離しいという問題をもっている。そのためにこの合
金を利用するに際しては鋳塊からの切断、研削等の複雑
な工程を経なければならない欠点があり、材料歩留りが
悪く、これがセンダスト系合金材料の生産性の向上を阻
害する要因の一つとなっていた。
常に離しいという問題をもっている。そのためにこの合
金を利用するに際しては鋳塊からの切断、研削等の複雑
な工程を経なければならない欠点があり、材料歩留りが
悪く、これがセンダスト系合金材料の生産性の向上を阻
害する要因の一つとなっていた。
このため、かかる生産性の問題を解消すべく、粉末法が
期待されているが、一般的な粉末を得る方法である機械
的粉砕法(スタンプミル等)やガスアトマイズ法で得ら
れる粉末を使用した場合、形状が不均一、表面の酸化等
の問題で各粉末間の空隙が十分に埋まらず低密度になり
、その為磁気特性が低下し、実用化には問題があった。
期待されているが、一般的な粉末を得る方法である機械
的粉砕法(スタンプミル等)やガスアトマイズ法で得ら
れる粉末を使用した場合、形状が不均一、表面の酸化等
の問題で各粉末間の空隙が十分に埋まらず低密度になり
、その為磁気特性が低下し、実用化には問題があった。
そのため現在まで問題が解決されないまま前記のような
材料歩留りの点で不満足なセンダスト系合金の鋳塊が使
用されている。
材料歩留りの点で不満足なセンダスト系合金の鋳塊が使
用されている。
本発明は上記の事情に基づきなされたもので、その目的
とするところは、十分な磁気特性が得られるセンダスト
系合金粉末を製造する方法を提供することにある。
とするところは、十分な磁気特性が得られるセンダスト
系合金粉末を製造する方法を提供することにある。
このために、本発明にあっては、センダスト系合金を消
耗陽極電極とし、回転電極法により上記センダスト系合
金を粉末化することを特徴とするものであり、これによ
って形状が不均一とならず、表面の酸化等の問題が発生
する戊のないセンダスト系合金粉末を有利に製造し得る
ようにしたものである。
耗陽極電極とし、回転電極法により上記センダスト系合
金を粉末化することを特徴とするものであり、これによ
って形状が不均一とならず、表面の酸化等の問題が発生
する戊のないセンダスト系合金粉末を有利に製造し得る
ようにしたものである。
回転電極法はチャンバー内を真空にし、アルゴン、ヘリ
ウム等の不活性ガスで置換した雰囲気で、粉末を得よう
とする金属の円柱インゴットを消耗電極として陽極にセ
ットし、高速回転させながら陰極であるタングステン電
極との間にアークを発生させてやり、アークの放電によ
り、インゴットは端部より溶解され、遠心力によって飛
散し、表面張力で飛散した融体を球状化するものである
。このように不活性ガス雰囲気内で製造されるために、
得られふセンダスト系合金粉末は酸化がなく、しかも球
状であって表面が滑らかなものとなる。このため、焼結
性に優れ、粉末同志が球状のため最密に充填して高密度
にでき、そのために磁気特性が満足の行く結果となる。
ウム等の不活性ガスで置換した雰囲気で、粉末を得よう
とする金属の円柱インゴットを消耗電極として陽極にセ
ットし、高速回転させながら陰極であるタングステン電
極との間にアークを発生させてやり、アークの放電によ
り、インゴットは端部より溶解され、遠心力によって飛
散し、表面張力で飛散した融体を球状化するものである
。このように不活性ガス雰囲気内で製造されるために、
得られふセンダスト系合金粉末は酸化がなく、しかも球
状であって表面が滑らかなものとなる。このため、焼結
性に優れ、粉末同志が球状のため最密に充填して高密度
にでき、そのために磁気特性が満足の行く結果となる。
センダスト系合金は、Fe−Al−5iを基本組成とす
るが、この中でも、9.62%Si、5.38%Al、
残部鉄のものが初透磁率が極大を示し、9.66%Si
、6.21%Al、残部鉄のものが最大透磁率をμma
x=162000にできる。このほか、Fe−Al−3
t系を基本にこれに耐摩耗性、耐食性等の改善のため、
Ti、Nb5Zr、NiN15CrS、W% Co、R
u、Bや希土類元素のいずれか一種または二種以上を添
加したものでもよい。
るが、この中でも、9.62%Si、5.38%Al、
残部鉄のものが初透磁率が極大を示し、9.66%Si
、6.21%Al、残部鉄のものが最大透磁率をμma
x=162000にできる。このほか、Fe−Al−3
t系を基本にこれに耐摩耗性、耐食性等の改善のため、
Ti、Nb5Zr、NiN15CrS、W% Co、R
u、Bや希土類元素のいずれか一種または二種以上を添
加したものでもよい。
製造の際、陰極電極の直径は5〜15mmはどのものを
用いるのが好ましい。電極径か細すぎると消耗陽極電極
上の融体にアークが部分的に集中してしまい、融解が不
均一になる。
用いるのが好ましい。電極径か細すぎると消耗陽極電極
上の融体にアークが部分的に集中してしまい、融解が不
均一になる。
消耗陽極電極の直径は、Iotm〜50mはどのものを
融解させるのが好ましい。径が細いと経済性の面で問題
があり、太すぎると球体の融解条件が均一にならず、品
質にバラツキができる。
融解させるのが好ましい。径が細いと経済性の面で問題
があり、太すぎると球体の融解条件が均一にならず、品
質にバラツキができる。
消耗陽極電極の回転数は2000〜50000rpmの
速度で回転させるのが好ましい。
速度で回転させるのが好ましい。
アーク電流値は150A〜500Aの範囲で溶解させる
のが好ましい。この範囲未満では消耗陽極電極の融解が
不十分で、バラツキが大きくなる傾向が出て好ましくな
く、又、この範囲以上では溶滴の温度が上がりすぎて、
球状化されにくくなり、この製法の特性が十分に生かさ
れない。
のが好ましい。この範囲未満では消耗陽極電極の融解が
不十分で、バラツキが大きくなる傾向が出て好ましくな
く、又、この範囲以上では溶滴の温度が上がりすぎて、
球状化されにくくなり、この製法の特性が十分に生かさ
れない。
得られるセンダスト系合金の球径は大体0. 1〜1.
0鶴の範囲のものが使用できるが、大体01−0.4−
一の範囲が好ましい。
0鶴の範囲のものが使用できるが、大体01−0.4−
一の範囲が好ましい。
次に実施例を示す。
実施例 1
シリコン9.62重量%、アルミニウム5.38重量%
、残部鉄よりなるセンダスト系合金を消耗電極とし、不
活性ガスのアルゴン雰囲気下、下記の条件にて、タング
ステン製陰極電極との間にアーク放電し、消耗陽極電極
の放電面を融解すると共に、消耗陽極電極を回転し、陰
極電極の融体を遠心噴霧し、球体を得た。
、残部鉄よりなるセンダスト系合金を消耗電極とし、不
活性ガスのアルゴン雰囲気下、下記の条件にて、タング
ステン製陰極電極との間にアーク放電し、消耗陽極電極
の放電面を融解すると共に、消耗陽極電極を回転し、陰
極電極の融体を遠心噴霧し、球体を得た。
回転数 200Orpm
電流値 200A
消耗電極径 101m
陰極電極径 5鶴
得られた球体は球径がほぼ0.5〜2.0鶴の範囲にあ
り、そのうち約1.ORの球径のものが40%であった
。また、これらの球体は表面が滑らかで酸化物等不純物
は付着しておらず、これら球体を使用して焼結したとこ
ろ、焼結晶は内部欠陥がほとんどなく、鋳塊を切断、研
削工程を経た溶製品と変わらない磁気特性を示した。
り、そのうち約1.ORの球径のものが40%であった
。また、これらの球体は表面が滑らかで酸化物等不純物
は付着しておらず、これら球体を使用して焼結したとこ
ろ、焼結晶は内部欠陥がほとんどなく、鋳塊を切断、研
削工程を経た溶製品と変わらない磁気特性を示した。
実施例 2
シリコン9.66重量%、アルミニウム6.21重量%
、残部鉄よりなるセンダスト系合金を消耗電極とし、不
活性ガスのヘリウム雰囲気下、下記の条件にて、タング
ステン製陰極電極との間にアーク放電し、消耗陽極電極
の放電面を融解すると共に、消耗陽極電極を回転し、陰
極電極を消耗陽極電極に向けて微移動させつつ、消耗陽
極電極の融体を遠心噴霧し、球体を得た。
、残部鉄よりなるセンダスト系合金を消耗電極とし、不
活性ガスのヘリウム雰囲気下、下記の条件にて、タング
ステン製陰極電極との間にアーク放電し、消耗陽極電極
の放電面を融解すると共に、消耗陽極電極を回転し、陰
極電極を消耗陽極電極に向けて微移動させつつ、消耗陽
極電極の融体を遠心噴霧し、球体を得た。
回転数 5000Orpm
電流値 500A
消耗電極径 50龍
陰極電極径 15.麿
得られた球体は球径がほぼ0,05〜0.5鶴の範囲に
あり、そのうち約0.15u+の球径のものが80%で
あった。また、これらの球体は表面が滑らかで酸化物等
不純物は付着しておらず、これら球体を使用して焼結し
たところ、焼結晶は内部欠陥がほとんどなく、鋳塊を切
断、研削工程を経た溶製品と変わらない磁気特性を示し
た。
あり、そのうち約0.15u+の球径のものが80%で
あった。また、これらの球体は表面が滑らかで酸化物等
不純物は付着しておらず、これら球体を使用して焼結し
たところ、焼結晶は内部欠陥がほとんどなく、鋳塊を切
断、研削工程を経た溶製品と変わらない磁気特性を示し
た。
実施例 3
シIJコン9.6211%、アルミニウム5.38重量
%、残部鉄よりなるセンダスト系合金を消耗電極とし、
不活性ガスのヘリウム雰囲気下、下記の条件にて、タン
グステン製陰極電極との間にアーク放電し、消耗陽極電
極の放電面を融解すると共に、消耗陽極電極を回転し、
陰極電極を消耗陽極電極に向けて微移動させつつ、消耗
陽極電極の融体を遠心噴霧し、球体を得た。
%、残部鉄よりなるセンダスト系合金を消耗電極とし、
不活性ガスのヘリウム雰囲気下、下記の条件にて、タン
グステン製陰極電極との間にアーク放電し、消耗陽極電
極の放電面を融解すると共に、消耗陽極電極を回転し、
陰極電極を消耗陽極電極に向けて微移動させつつ、消耗
陽極電極の融体を遠心噴霧し、球体を得た。
回転数 110000rp
電流値 300A
消耗電極径 20m鳳
得られた球体は球径がほぼ0.1〜0.81の範囲にあ
り、そのうち約0.31の球径のものが60%であった
。また、これらの球体は表面が滑らかで酸化物等不純物
は付着しておらず、これら球体を使用して焼結したとこ
ろ、焼結晶は内部欠陥がほとんどなく、鋳塊を切断、研
削工程を経た溶製品と変わらない磁気特性を示した。
り、そのうち約0.31の球径のものが60%であった
。また、これらの球体は表面が滑らかで酸化物等不純物
は付着しておらず、これら球体を使用して焼結したとこ
ろ、焼結晶は内部欠陥がほとんどなく、鋳塊を切断、研
削工程を経た溶製品と変わらない磁気特性を示した。
以上説明したように、本発明によれば表面酸化等がない
センダスト系合金の球状粉末が得られるものであり、こ
れにより磁気特性が良好な焼結材料を得ることが可能と
なった。また、得られる粉末が高真球であることを利用
して、これらを混合したり、あるいは他の材料と混合し
て、各種電子部品の磁気材料やスパッタリングのターゲ
ットの材料として広く応用できるものである。
センダスト系合金の球状粉末が得られるものであり、こ
れにより磁気特性が良好な焼結材料を得ることが可能と
なった。また、得られる粉末が高真球であることを利用
して、これらを混合したり、あるいは他の材料と混合し
て、各種電子部品の磁気材料やスパッタリングのターゲ
ットの材料として広く応用できるものである。
Claims (1)
- センダスト系合金を消耗陽極電極とし、回転電極法によ
り上記センダスト系合金を粉末化することを特徴とする
、センダスト系合金粉末の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11833286A JPS62274011A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | センダスト系合金粉末の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11833286A JPS62274011A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | センダスト系合金粉末の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62274011A true JPS62274011A (ja) | 1987-11-28 |
Family
ID=14734040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11833286A Pending JPS62274011A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | センダスト系合金粉末の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62274011A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01225703A (ja) * | 1988-03-03 | 1989-09-08 | Nippon Steel Weld Prod & Eng Co Ltd | 均一粒子径の金属粉末をうるための素材溶融方法 |
-
1986
- 1986-05-22 JP JP11833286A patent/JPS62274011A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01225703A (ja) * | 1988-03-03 | 1989-09-08 | Nippon Steel Weld Prod & Eng Co Ltd | 均一粒子径の金属粉末をうるための素材溶融方法 |
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