JPS62273335A - 暗渠集排水管 - Google Patents

暗渠集排水管

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JPS62273335A
JPS62273335A JP11674086A JP11674086A JPS62273335A JP S62273335 A JPS62273335 A JP S62273335A JP 11674086 A JP11674086 A JP 11674086A JP 11674086 A JP11674086 A JP 11674086A JP S62273335 A JPS62273335 A JP S62273335A
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山本 明雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、排水管の周面部に巻回部材を巻回することに
より、長年月に亘って地盤水を効率よく集排水すること
を可能とするとともに強度も大である暗渠集排水管に関
する。
(従来の技術及びその問題点) 従来における地盤の盲排水工法としては、栗石や砂利に
より地盤を置き換えて栗石相互等に排水空間を形成する
工法、あるいは透孔を具える合成樹脂製あるいはコンク
リート類等のパイプを地中に埋設して地盤の盲排水を行
なう工法等がある。
しかしながら、前者の工法にあっては栗石間等の目詰ま
りが早く、集排水の永続性を確保し難い問題があった。
一方後者の工法にあっては、パイプそれ自体が排水管と
しても機能する必要がある関係上、透孔の穿設部位を、
第10図に示すごとく、パイプの下側路1/3程度高さ
の部分aを除いた上側の部分すとせざるを得ない。従っ
て、穿設しうる透孔の数に制約があり、該透孔Cの存在
部分においてしか集水できないため、集水面積が少ない
とともにパイプの底部分においては集水できず、集水を
良好に行ない難い問題があった。又パイプ内の水位がパ
イプの下側路1/3程度という低いものに制約されるこ
とから(第5図、第10図に示されている水位を対比)
排水効率も良好でなかった。さらには、透孔Cの目詰ま
りにより8亥目詰まり部における集水が全く不可能とな
る他、パイプが土中に埋設された際にそれが圧折されて
水路が閉塞されることもあって、集排水の永続性の点に
おいても欠陥があった。
本発明はかかる冊題点を解決可能とする新規な構成の暗
渠集排水管の提供を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る暗渠集排水管lは、周面部3に水流入用の
開口部6を設けてなる排水管2と、基板7の長手両側縁
部分に脚部9.10を対向して設けてなる帯状をなす集
水用の巻回部材5とがらなり、咳巻回部材5を、排水管
2の周面部3に、両脚部9,10が該周面部3に向けて
突出するよう螺旋状に巻回して、基板7と周面部3との
間に螺線水路13を形成し、かつ巻回側縁部分15.1
6には、該螺線水路13に連通ずる集水間隙19を形成
したことを特徴とする。
なお水は、完全に水封されていない限り、当接部材相互
の当接部分からも容易に侵入するため、本発明における
[集水間隙19Jとは、かかる当接部分を含む概念であ
る。又排水管の寸法や開口部の大きさ、形状、設ける部
位等は、地盤の状態や要求される集排水量に応じて適宜
のものに設定される。
(作用) 然して、本発明に係る暗m集排水管1を、それが適宜連
結された状態で、掘削a26内に所要の水勾配でもって
配設して土中に埋設すると、地盤水は、集水間隙I9か
ら短線水路13内に流入し、該螺線水路13を流れて開
口部6から排水管2内に流入し、該排水管2を円滑に流
れてその末端で排出される。なお、集水間隙19は、排
水管2の周面部3に沿って螺線状に連続して形成されて
いるため、該集水間隙19の長さは極めて長く、その全
てが充分な集水能力を有する。従って、たとえその一部
が目詰まりしたとしても、該目詰まり部分における地盤
水は、目詰まり部分の近傍に存する集水間隙から短線水
路13内に流入することとなる。又、排水管2の周面部
3を覆うごとく螺線水路13が設けられているため、周
面部3に設けられている水流入用の開口部6の一部が目
詰まりしたとしても、短線水路13内の水は、該短線水
路13内を自由に流れるとともに、隣合う集水間隙19
.19を通り抜けて周面部3の長さ方向にも流れうるた
め、目詰まりした開口部の下流側に存する開口部6から
排水管2内に流入し、該排水管2を円滑に流れてその末
端で排出される。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜4図において本発明の暗渠集排水管lは、排水管
2の周面部3に巻回部材5を螺線状に巻回したものであ
る。
排水管2は、例えば、合成樹脂製円形パイプの周面部の
対向部位に、比較的径の大きい円形孔としての開口部6
を所要間隔をおいて設けてなり、単位長さに設定されて
いる。
巻回部材5は、帯状平板体としての基板7の長手両側縁
部分に突片としての脚部9.10を対向して設けてなる
帯状をなし、例えば合成樹脂押出成形体として形成され
ている6本実施例においては、基板7の一方の側縁に、
第1の鍔片11を庇状に延設するとともに、他方の側縁
側に設けられている脚部(突片)10の長手方向略中央
部位には、基板7と平行する第2の鍔片12を突設して
なり、第2の鍔片12は第1の鍔片11に比べて稍長く
形成されている。このような構成を有する巻回部材5は
、第2図に示すごとく、両脚部9゜10が排水管2の周
面部3に向けて突出するよう螺線状に巻回されるのであ
るが、本実施例においては、第1の鍔片11が第2の鍔
片12の外側に位置する状態で両鍔片11,12が重な
り合うよう、例えば押出成形された直後の比較的軟らか
い段階において螺線状に巻回される。その結果、基板7
と周面部3との間に螺線水路13が形成されるとともに
、隣り合う巻回側縁部分15.16の接続部に屈曲した
流路17が形成され、該屈曲流路17には、巻回側縁部
分15.16において、前記螺線水路13に連通するご
とく集水間隙(図面には、脚部9、10と周面部3との
間の間隙としてあられされている)19が設けられてい
る。
なお、第1の鍔片11は、第2の鍔片12の抜は止めと
しても機能し、巻回部分の全体を安定したものとする。
なお、巻回部材5の巻き戻りが生して不都合であるばあ
いには、暗渠集排水管1の両端部分に、例えば第1〜2
図に示すごとく、巻戻り防止用のキャップ20を取付け
る。該キャンプ20は、巻回部の端部分21を覆う外筒
部22と排水管2の内周面部23と当接する内筒部25
とを、その基端部において連続一体化してなり、外筒部
22と内筒部25との間で巻回部の端部分21を挟着し
て巻回部材5の巻き戻りを防止する。
次に、本発明に係る暗渠集排水管1を用いて盲排水施工
を行なう要領の一例を説明するとともに、本実施例に係
る暗渠集排水管1の作用を説明する。
即ち、第4図に示すごとく、暗渠集排水管1を、それが
順次連結された状態で、掘削溝26内に所要の水勾配で
配設する。なお暗渠集排水管1. 1相互は、第1図に
示す連結管体27を用いて、例えば第3〜4図に示すご
とく連結される。その際、暗渠集排水管1の外側が砂利
、玉石、砂、もみがら等のフィルタ資材からなるフィル
タ29によって囲まれた状態となし、その後、該暗渠集
排水管l及びフィルタ29を土中に埋設してなる。
然して、地盤水は、前記屈曲流路17を通って集水間隙
19から螺線水路13内に流入する。その際、前記屈曲
流路17はフィルタとしてもa能し、砂や土粒子等の微
小粒子が集水間隙19に至ることを極力阻止する。そし
て螺線水路13に流入した水は、該螺線水路13を流れ
て開口部6から排水管2内に流入しく第5図参照)、該
排水92を円滑に流れてその末端で排出される。
土立里色尖旌炭 第6〜7図は排水管の他の例を示すものであり、ともに
円筒状をなす。第6図に示す排水管2は、横断面Y字状
をなす長尺な仕切部材30の各枝片31.31.31の
先端部に円弧板部32.32゜32を一体に設け、長さ
方向に延びる開口部33゜33.33の夫々に連通ずる
橋部35,35.35を形成してなる。又第7図に示す
排水管2は、半円弧板状をなしかつ両端縁部に嵌込溝部
36゜36を有する樋部材37と、その開口部を覆う半
円弧板状をなす覆片39,39とからなり、隣り合う覆
片39.39間に所要幅の開口部6が形成されるごとく
、覆片39の両端縁部40.40を樋部材37の嵌込溝
部36.36に嵌合、固着してなる。
第8〜9図は巻回部材5の他の例をその巻回状態ととも
に示すものであり、該巻回部材5は、基板7の長手両側
縁部分に対設される脚部9.10の構成が前記実施例に
おけるばあいと相違する。
第8図に示す巻回部材5の−の脚部9は突片として形成
されるとともに他の脚部lOは溝形状に形成されており
、該を回部材5は、排水管2の周面部3と当接する溝形
状をなす脚部10の溝部内に突片としての脚部9が納ま
るよう、該周面部3に巻回される。又第9図に示す巻回
部材5の−の脚部9は鉤片41として形成されるととも
に他の脚部lOは外側に鉤片42を有する溝形状に形成
されており、該巻回部材5は、両脚部9,10の鉤片4
1.42相互が係合した状態で排水管2の周面部3に巻
回される。このような保合状態とするばあいには、巻回
部分の全体が極めて安定したものとなる。なお第8〜9
図において、隣り合う巻回側縁部分の接続部に屈曲した
流路17が形成され、該屈曲流路17には、螺線水路1
3に連通するごとく集水間隙19が連設されている。
以上述べた実施例においては、隣り合う巻回側縁部分1
5.16に屈曲した流路17が形成されるごとくなされ
ており、かかる屈曲流路17は、フィルタ機能を発揮し
て螺線水路13内への土粒子の侵入を極力阻止する上で
好ましいが、該屈曲流路を形成することは本発明におい
て必須のものではない。
本発明において、開口部6ををする排水管2としては、
第1O図に示すように開口部(透孔)が設けられたもの
を排除するものではない。
(発明の効果) (イ)本発明の暗渠集排水管は、以下の■〜■において
述べるようなことから、地盤水を効率よく短時間のうち
に集排水することを可能とするのみならず、有効な集排
水を長年月に亘り持続する。
■ 本発明の暗渠集排水管においては、集水間隙が排水
管の周面部に沿って連続して形成されていることからそ
の長さが極めて長く、しかもその全てが充分な集水能力
を有するため、前記した従来の有孔パイプとは異なり、
その底部分を含む全周囲部分において集水できる。
■ 又、集水間隙が、排水管の周面部に沿って螺線状に
長く連続することから、たとえその一部が目言古よりし
たとしても、j変目J吉まり部分における地盤水は、目
詰まり部分の近傍に存する集水間隙から螺線水路内に流
入することとなるため、集水間隙の全体が目詰まりする
ためには長年月を要する。その上、排水管の周面部を覆
うごとく螺線水路が設けられているため、周面部に設け
られている水流入用の開口部の一部が目詰まりしたとし
ても、螺線水路内の水は、該螺線水路内を自由に流れる
とともに、隣り合う集水間隙を通り抜けて周面部の長さ
方向にも流れうるため、該螺線水路内の水は、目詰まり
開口部の下流側に存する開口部から排水パイプ内に流入
する。このように、ある開口部のある部分についてみた
ばあい、それは、その周面部分の地盤水を排水管内に流
入させるのみならず、そこから離れた部分において集水
された地盤水をも排水管内に流入させるのである。
■ さらに、排水管の開口部には、集水間隙において濾
過された粒状物の少ない清浄な水が流入するため、該開
口部を大きく設定することが可能であり、これにより、
少ない個数の開口部によっても、螺線水路内に流入した
水を直ちに排水管内に流入させることができる。そして
この故に、かつ、螺線水路の存在によって排水管の周囲
部分に水の層が形成されることの故に、開口部を排水管
の極力上側部位に設けうろこととなり、前記した従来の
有孔排水管におけるばあいとは異なり、排水管内の水位
を高く設定できる、換言すれば、排水管内の流量を大き
くすることができる。
(ロ)本発明の暗渠集排水管は、排水管の周面部に巻回
部材を巻回してなるため、排水管は巻回部材によって効
果的に補強される9
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る暗渠集排水管の一実施例を連結管
体とともに示す斜視図、第2図は本発明に係る暗渠集排
水管の一実施例をその端部分において示す断面図、第3
図は暗渠集排水管相互を連結した状態を示す正面図、第
4図は暗渠集排水管の使用状態を示す斜視図、第5図は
暗渠集排水管の使用状態を示す断面図、第6〜7図は排
水管の他の例を示す斜視図、第8〜9図は巻回部材の他
の例を示す断面図、第1O図は従来の暗渠集排水管の一
例をその使用状態において示す断面図である。 ■・・・暗渠集排水管、2・・・排水管、3・・・周面
部、5・・・巻回部材、6・・・開口部、7・・・基板
、9.10・・・脚部、13・・・螺線水路、15.1
6・・・巻回側縁部分、19・・・集水間隙。 第3図 第5因 5110図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 周面部3に水流入用の開口部6を設けてなる排水管2と
    、基板7の長手両側縁部分に脚部9、10を対向して設
    けてなる帯状をなす集水用の巻回部材5とからなり、該
    巻回部材5を、排水管2の周面部3に、両脚部9、10
    が該周面部3に向けて突出するよう螺旋状に巻回して、
    基板7と周面部3との間に螺線水路13を形成し、かつ
    巻回側縁部分15、16には、該螺線水路13に連通す
    る集水間隙19を形成したことを特徴とする暗渠集排水
    管。
JP11674086A 1986-05-20 1986-05-20 暗渠集排水管 Granted JPS62273335A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11674086A JPS62273335A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 暗渠集排水管

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JP11674086A JPS62273335A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 暗渠集排水管

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JPS62273335A true JPS62273335A (ja) 1987-11-27
JPH0219245B2 JPH0219245B2 (ja) 1990-05-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100625353B1 (ko) 2006-04-14 2006-09-15 (주)건축사사무소청남씨앤 건축물의 난방용 바닥구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100625353B1 (ko) 2006-04-14 2006-09-15 (주)건축사사무소청남씨앤 건축물의 난방용 바닥구조

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JPH0219245B2 (ja) 1990-05-01

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