JP2504572B2 - 暗渠排水管による排水方法、及び、その方法に使用する暗渠排水管 - Google Patents

暗渠排水管による排水方法、及び、その方法に使用する暗渠排水管

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JP2504572B2 JP1203619A JP20361989A JP2504572B2 JP 2504572 B2 JP2504572 B2 JP 2504572B2 JP 1203619 A JP1203619 A JP 1203619A JP 20361989 A JP20361989 A JP 20361989A JP 2504572 B2 JP2504572 B2 JP 2504572B2
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばゴルフ場のバンカーやフェアウェ
イ、あるいは湿地帯等の地中水の排水が必要な場所にお
いて、地中に埋設した暗渠排水管により地中水を所望の
排水箇所に排出する排出方法、並びに、それに使用する
暗渠排水管に関する。
〔従来の技術〕
この種の暗渠排水管としては、従来より、下記
[1],[2]に示す構造のものが知られていた。
[1]管周壁が網目状の筒体によって構成され、管周壁
の全周から管内部への地中水の浸入を許すように構成し
たもの。
[2]第6図に示すように、管本体(21)を全長にわた
って大きく切欠き、角型の樋(22)を管本体(21)の内
部に配置して連結部(23)により管本体(21)に一体連
結し、管本体(21)と樋(22)の間に流体流込口(24)
を形成し、流体流込口(24)内で上昇する地中水をオー
バーフローにより樋(22)内に流入させるように構成し
た暗渠排水管を、流体流込口(24)の入口が下向きにな
る状態で地中に埋設し、流体流込口(24)の土砂による
目詰り、及び、樋(22)内への土砂流入を抑制しなが
ら、地中水を樋(22)により所望の排水箇所に流動させ
ていた(実開昭51−155505号公報参照)。
[3]筒状のパイプ本体の下部を上方に向けて凹曲して
揚水部を形成し、揚水部の上部にパイプ本体に連通する
排水孔を穿設し、排水孔の下方の側壁外面に略水平方向
に突出する土砂阻止部を設けたもの(実開昭61−58229
号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来手段のうち、前記[1]に示すもの
おいては、網目を小さくすると地中水の浸入が妨げられ
て排水管の効果がなく、逆に網目を大きくすると、管内
部に地中水とともに土砂が侵入し、これが沈澱堆積して
排水が妨げられるという不都合がある。
また、前記[2]に示す構造のものでは、前記[1]
の場合のような網目を通しての上方からの土砂の侵入は
避けられるものの、次の(イ)〜(ハ)に記載のような
問題がある。
(イ)管本体(21)の下側部分が全長にわたって切欠い
た形状になっているため、管本体(21)の横外側面への
土砂圧力に対する強度が極めて低く、短期間のうちに、
管本体(21)が破壊されたり、あるいは、管本体(21)
の下端側部分(21a)が樋(22)に接近又は接当して、
排水状態が大巾に劣化する危険性が大きく、耐久性にお
いて欠点があった。
(ロ)殊に、流体流込口(24)の形状を入口よりも上下
中間部が巾広になるものにしてあるから、樋(22)内へ
の土砂流入を十分に防止できず、早期に樋(22)が詰ま
って排水機能が大巾に低下する欠点があった。つまり、
流体流込口(24)内に侵入した土砂は、上記流体流込口
(24)の形状故に固定された状態にならず、上昇流水に
より浮上しやすい状態になり、地中水の流体流込口(2
4)における上昇流速が増大すると、微細な土砂だけで
なく割合に大きい石や砂でも地中水と同伴流動して樋
(22)内に入り、また、離れた場所から地中水と同伴流
動してきた微細な土砂が、流体流込口(24)付近の土砂
によってはろ過されずに、そのまま樋(22)内に入るた
めである。
(ハ)流体流込口(24)の形状が入口よりも上下中間部
で巾広となる形状であるから、流体流込口(24)の占有
空間が非常に大きく、樋(22)の断面積の割には管本体
(21)の断面積が大きくなり、管全体の嵩が大になる。
したがって、材料経費が高くなるのみならず、地中への
埋設に当って大きな溝を掘削形成しなければならず、工
事に多くの経費と手間を必要とする不利がある。
そして、前記[3]に示す構造のものでは、前記
[1],[2]の場合のような上方からの土砂の侵入
や、流体流込口への大きな土砂の同伴流入、あるいは管
全体の嵩張りを避けられるものの、次の(ニ)及び
(ホ)に記載のような問題がある。
(ニ)管本体の下部に形成される上向き凹入形状の揚水
部が、その揚水部を上昇する地中水の中の土砂に対して
確実に多数の抵抗体からなる土砂阻止部を作用させられ
るように、管径に対する奥行きのきわめて深い揚水部と
なるため、揚水部の内側から外側方への圧力に対する充
分な強度をもたせることが困難である。
(ホ)揚水部が深いものであり、揚水部の側壁が鉛直線
に対して略沿った急傾斜面であるため、この管本体を下
方へ押し付けても、揚水部内の土砂は、上方からも側方
からもあまり強い圧縮作用を受けない。したがって、揚
水部内の土砂は、その大きなものは前記土砂阻止部の作
用で上昇が制限されても、それよりも粒度の小さいもの
が揚水部内の上昇水に同伴して流体流入口側へ運ばれる
傾向がある。
本発明の目的は、地中水の流込口の土砂による目詰り
及び管内への土砂流入を十分に抑制でき、しかも、土砂
による外圧に対して十分な強度を有し、殊に、長期にわ
たり良好な排水機能を確実に発揮させることができるよ
うにし、その上、工事を安価にかつ迅速に実行できるよ
うにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために講じた本発明方法の特徴と
する技術手段は、管本体の管周壁の一部に、入り口側よ
りも奥側ほど狭くなる奥狭まり状で、かつ、入り口の開
口両端と最奥部位置とを結ぶ仮想三角形の頂角がほぼ直
角以上の大きさの角となるように凹入させた凹入部を管
軸線方向に沿って形成して、この管本体を断面形状で管
周壁の一部が管内方側へ凹入する閉ループ状に形成し、
その奥狭まりの凹入部の奥部位置に、管周壁を貫通して
管内外を連通する透孔によって構成される上り水流込口
を形成するとともに、前記上り水流込口よりも凹入部の
入口部寄りの位置に管軸線方向に沿う樋状の排水流路部
を設けてある暗渠排水管を、前記凹入部の入口部側が上
り水流込口よりも下方に位置する姿勢で地中に埋設し、
地中水を前記凹入部の内奥側へ上昇させた後に前記上り
水流込口から前記管本体内に流入させ、その流入した地
中水を、前記管本体内を介して排水箇所に流動させるよ
うにしたことである。
また、同様の目的で、暗渠排水管を構成するに、管本
体の管周壁の一部に、入り口側よりも奥側ほど狭くなる
奥狭まり状で、かつ、入り口の開口両端と最奥部位置と
を結ぶ仮想三角形の頂角がほぼ直角以上の大きさの角と
なるように凹入させた凹入部を管軸線方向に沿って形成
して、この管本体を断面形状で管周壁の一部が管内方側
へ凹入する閉ループ状に形成し、その奥狭まりの凹入部
の奥部位置に、管周壁を貫通して管内外を連通する透孔
によって構成される上り水流込口を形成するとともに、
前記上り水流込口よりも凹入部の入口部側寄りの位置に
管軸線方向に沿う樋状の排水流路部を設けるとよい。
前記暗渠排水管としては、管本体内において、前記排
水流路部を前記凹入部の両側に形成し、かつ、前記凹入
部とは反対向きの深狭まり形状に形成してあるものを用
いてもよい。
〔作 用〕
上記技術手段を講じたことによる作用は次の通りであ
る。
a.すなわち、管本体の下端部より上方において地面に浸
入した雨水などの地中水は、管本体の下側を通って凹入
部下方の凹入部空間を達し、その凹入部空間内で水位が
上昇した後、上り水流込口から管内に湧き上がる状態で
流入する。
b.そして、本発明によれば、奥狭まりの凹入部によって
形成される凹入部空間が、入り口側よりも奥側ほど狭く
なる奥狭まり状で、かつ、入り口の開口両端と最奥部位
置とを結ぶ仮想三角形の頂角がほぼ直角以上の大きさで
あるように形成されることにより、凹入部内面に形成さ
れる緩やかな傾斜面による土砂押圧作用が、凹入部の最
奥部にまで有効に働き易く構成されている。このため、
例えば、この頂角を鋭角に構成して入り口を狭めること
によって土砂の入り込みを制限しようとする構造のもの
に比べて、凹入部空間内に入り込んだ土砂が上下方向か
らの土砂の圧力で互に強く押し合って締め固められ、凹
入部空間内の土砂が相対的に動き難い状態となる。した
がって、この状態では凹入部空間内の土砂自体が、外方
から流入しようとする土砂に対するフィルターとして作
用し、上り水流込口に至るまでの地中水に対る土砂の同
伴を極力制限することなる。つまり、凹入部の開口幅を
広くすることで、この凹入部空間内の土砂の圧密を効果
的に行えるようにして、土砂自体に、あたかも自然界に
おける地下水が土砂中で浄化されるようにフィルター機
能を持たせたものである。
c.そのうえ、凹入部空間内から水流込口を通過しての土
砂の移行は、重力に抗し、かつ、上り水流込口のオリフ
ィスとしての通路抵抗か加わることで二重に阻止され、
上り水流込口を通過する湧き上がり状態の地中水の流れ
の土砂同伴は皆無に近い。
d.また、本発明では、管本体が実質的に全周にわたって
管内空間を閉ループの管周壁による強度構造体で構成さ
れているから、土砂による外圧に強い形状に形成でき、
土砂による外圧に起因する管本体の変形や破損を抑制し
て、良好な排水機能を長期にわたって発揮させることが
できる。
e.さらにまた、排水管の内部では、地中水が湧き上がる
上り水流込口を外れた位置に流体排出部があり、その流
体排出部での地中水の流れが、上り水流込口から流れ込
む地中水による流動抵抗を受けることがないので、その
流速を低減されず、微細な土砂などの混入物を流路下手
側へ流下させ易い。
〔発明の効果〕
上記構成による効果は次の通りである。
イ.上り水流込口での目詰り及び管内への土砂流入によ
る排水機能低下を、排水管内への地中水の流れ込みを水
の湧き上がりによる形態とし、その湧き上がり水に同伴
しようとする土砂に重力を作用させ、かつ、上り水流込
口がオリフィスとしての通路抵抗となり、さらに、凹入
空間内での締め固められた土砂のフィルター的利用との
相乗によって強力に抑制できる。しかも、その良好な排
水機能を、管本体が閉ループの管周壁による強度構造体
で構成されているので、土砂による外圧に起因する管本
体の変形や破損によって劣化させられる虞少なく、長期
にわたって確実に維持できる。
ロ.そのうえ、流体排出部での流体流れが管内への浸入
水の抵抗を受けずに流下することから、排水管の敷設の
際の勾配もきわめて緩やかなもので済む。換言すれば、
排水管に大きな傾斜をつけるために敷設溝を深く掘り下
げる必要がない。したがって、排水管の敷設工事を安価
に簡単に実行でき、排水性能、耐久性に加えて、排水管
の施工性の面においても一段と優れた暗渠排水管による
排水方法を確立できた。
ハ.また、請求項2に示すように構成することにより、
上記イ.の優れた排水方法を実行するに有利な暗渠排水
管を提供できるようになった。
ニ.特に、請求項3に示すように、排水流路部を奥狭ま
り形状にすると、水量の割に排水流路部の流水による土
砂の押流し効果を増大でき、管内における土砂の沈降堆
積を一層効果的に防止できる。
〔実施例〕
次に第1図及び第2図により実施例を示す。
合成樹脂等から成る管本体(2)の管周壁(2A)を、
滑らかに連なる湾曲板(11),(12),(13)により全
周にわたって実質的に連続する形状に形成してある。
湾曲板(11),(12)を非通水性の材料で形成して、
土砂が管内に侵入しないようにしてある。
湾曲板(13)に管内方側へ凹入する凹入部(10)を設
け、全体に奥狭まり形状の凹入部空間を前記凹入部(1
0)により管本体(2)の一側部に形成してある。
前記凹入部(10)は、管本体(2)の管周壁(2A)の
一部に、入り口側よりも奥側ほど狭くなる奥狭まり状
で、かつ、入り口の開口両端と最奥部位置とを結ぶ仮想
三角形の頂角がほぼ直角以上の大きさの角となるように
凹入させて、管軸線方向に沿って形成してあり、前記管
本体(2)は断面形状で管周壁(2A)の一部が管内方側
へ凹入する閉レープ状となる。
凹入部(10)のうち凹入部空間の入口部(17)よりも
奥側位置(16)、望ましくは最奥部付近に、管内外を連
通する貫通孔からなる上り水流込口(14)を管本体
(2)の長さ方向に断続的に位置する状態で、つまり、
適当な大きさに形成して分散配置してある。
管本体(2)の内底部に排水流路部(15)を、前記上
り水流込口(14)から外れた位置、つまり凹入部空間の
両側に位置する状態で形成し、排水流路部(15)を凹入
部空間とは反対向きの奥狭まり形状に形成してある。
要するに、上記暗渠排水管は、第1図に示すように、
凹入部空間が下方に向かう姿勢でゴルフ場で湿地帯等に
おいて土砂(4)に傾斜させて埋設されるものであり、
以下のように良好な排水機能を長期にわたり確実に発揮
する。
(イ)地表面(1)ら浸入した雨水などの地中水(5)
は、湾曲板(11),(12)が非通水性であるために、管
本体(2)の下側を通って凹入部空間に流入し、凹入部
空間内で上昇した後上り水流込口(14)から管内に湧き
上がる状態で流入し、そして、管内に流入した地中水
(5)は、排水流路部(15)に流下した後排水流路部
(15)内で管一端側に流動し、地中から所望排水箇所に
取出される。
(ロ)凹入部空間内で地中水(5)が上昇する時、凹入
部空間内の土砂による抵抗で地中水(5)の流速が低下
し、かつ、土砂が自重沈降することによって、土砂が上
昇地中水(5)と同伴流動して上り水流込口(14)から
管内に流入することを十分に抑制できる。
(ハ)奥狭まり形状の凹入部空間内の土砂が下方からの
土砂の圧力(P)によって締付けられて相対移動不能に
なり、しかも、他の場所から流動してきた土砂が凹入部
空間内の締付けられた土砂のろ過作用で止められ、全体
として、土砂の管内流入を極めて効果的に防止できる。
(ニ)微細な土砂が管内に流入しても、奥狭まり形状の
排水流路部(15)において、水量の割には流速を大にし
て地中水を流動させることができ、管内の土砂沈降堆積
による閉塞を確実に防止して、管内侵入土砂の排出を円
滑確実に行える。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例え
ば下記の構成変更が可能である。
管本体(2)の断面の大きさや断面形状は適当に変更
でき、例えば、第3図や第4図に示すように、非通水性
板部分(11),(12)を平面状に形成してもよく、第4
図に示すように凹入部(10)を折曲形成してもよく、第
5図に示すように、複数の凹入部(10)を形成してもよ
い。
上り水流込口(14)は形、径及び設置密度などにおい
て適宜設定できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例を示し、第1図は暗
渠排水管の埋設状態説明図、第2図は暗渠排水管の断面
図である。第3図ないし第5図は本発明の各別の実施例
を示す断面図である。第6図は従来例の断面図である。 (2)……管本体、(2A)……管周壁、(10)……凹入
部、(14)……上り水流込口、(15)……排水流路部、
(16)……奥部位置、(17)……入口部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管本体(2)の管周壁(2A)の一部に、入
    り口側よりも奥側ほど狭くなる奥狭まり状で、かつ、入
    り口の開口両端と最奥部位置とを結ぶ仮想三角形の頂角
    がほぼ直角以上の大きさの角となるように凹入させた凹
    入部(10)を管軸線方向に沿って形成して、この管本体
    (2)を断面形状で管周壁(2A)の一部が管内方側へ凹
    入する閉ループ状に形成し、その奥狭まりの凹入部(1
    0)の奥部位置(16)に、管周壁(2A)を貫通して管内
    外を連通する透孔によって構成される上り水流込口(1
    4)を形成するとともに、前記上り水流込口(14)より
    も凹入部(10)の入口部(17)寄りの位置に管軸線方向
    に沿う樋状の排水流路部(15)を設けてある暗渠排水管
    を、前記凹入部(10)の入口部(17)側が上り水流込口
    (14)よりも下方に位置する姿勢で地中に埋設し、 地中水を前記凹入部(10)の内奥側へ上昇させた後に前
    記上り水流込口(14)から前記管本体(2)内に流入さ
    せ、 その流入した地中水を、前記管本体(2)内を介して排
    水箇所に流動させる暗渠排水管による排水方法。
  2. 【請求項2】管本体(2)の管周壁(2A)の一部に、入
    り口側よりも奥側ほど狭くなる奥狭まり状で、かつ、入
    り口の開口両端と最奥部位置とを結ぶ仮想三角形の頂角
    がほぼ直角以上の大きさの角となるように凹入させた凹
    入部(10)を管軸線方向に沿って形成して、この管本体
    (2)を断面形状で管周壁(2A)の一部が管内方側へ凹
    入する閉ループ状に形成し、 その奥狭まりの凹入部(10)の奥部位置(16)に、管周
    壁(2A)を貫通して管内外を連通する透孔によって構成
    される上り水流込口(14)を形成するとともに、 前記上り水流込口(14)よりも凹入部(10)の入口部
    (17)側寄りの位置に管軸線方向に沿う樋状の排水流路
    部(15)を設けてある暗渠排水管。
  3. 【請求項3】前記管本体(2)内において、前記排水流
    路部(15)を前記凹入部(10)の両側に形成し、かつ、
    前記凹入部(10)とは反対向きの奥狭まり形状に形成し
    てある請求項2記載の暗渠排水管。
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