JPS6227241Y2 - - Google Patents

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JPS6227241Y2
JPS6227241Y2 JP1981135800U JP13580081U JPS6227241Y2 JP S6227241 Y2 JPS6227241 Y2 JP S6227241Y2 JP 1981135800 U JP1981135800 U JP 1981135800U JP 13580081 U JP13580081 U JP 13580081U JP S6227241 Y2 JPS6227241 Y2 JP S6227241Y2
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JP
Japan
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paint
air
outlet
flow
deflection
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JP1981135800U
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JPS5840253U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気キヤツプ部の前方に、後斜め方向
に向つて開口する偏向吹出し口を設け、後方に塗
料流を折曲げ可能とすることによつて、例えば入
口径の小さい盲中空体の、内周面のみならず該入
口が設けられるその壁体の背面をも容易かつ確実
に塗剤を塗付しうるようにしたスプレーガンに関
する。空気キヤツプ部から吐出される塗料流を、
空気流によつて偏向するスプレーガンとして、例
えば実公昭35−678号公報が開示する「特に小口
径物又は入口の小さい中空物体の内面塗装用スプ
レーガンノーズル」が知られている。しかしこの
ものは第5図に略示するように、偏向空気孔aを
空気キヤツプ部bの軸芯方向と斜め前方において
交わるように穿設しているため、塗料流はやはり
前方にのみ進行する結果、例えば砲弾等、スプレ
ーガンsの挿入入口cを設ける壁体dの背面eに
は塗装することができない。
本考案は偏口吹出し口を後斜め方向に向けて開
口せしめることにより、前記背面をも吹付けるこ
とができ又同時に内面、先端面を塗装可能とする
スプレーガンの提供を目的とし、以下その一実施
例を図面に基づき説明する。
図は本考案のスプレーガン1が、いわゆる長尺
の首部を有する長柄スプレーガンとして形成さ
れ、筒体の内深部をも吹付けうるようにしたその
一実施例を示し、スプレーガン1は、胴部2と把
手部3とを有するガン本体4に長尺の首部5を設
け、かつ該首部5に沿つて、先端に偏向吹出し口
6を有する補助管7を添設する。首部5は、同芯
な内管8と外管9とを具え、内管8はガン本体4
の胴部2の先端に嵌着され又外管9は胴部2と継
ぎ金具10を介して取付いている。内管8は胴部
2に設けられる内孔11を介して胴部2下端の塗
料ニツプル12に連通する。又外管9と内管8と
の間の空気流路は、胴部2の上方で内孔11に並
設される導孔13に通じ、又該導孔13は、針弁
14を前方に付勢する受金具15および前記針弁
14を操作する引金16により開閉される空気弁
17をへて把手部3下端の空気ニツプル18に導
通する。内管8には、その先端に塗料ノズル部1
9が螺着され又外管9には空気キヤツプ部20を
螺合している。塗料ノズル部19は、前記針弁1
2を遊挿する孔部21の先端に、該針弁14と接
離可能かつ中央に塗料吐出口21を透設した弁座
22を有し、塗料ノズル部19の外周の、切欠溝
を設けたフランジ部23によつて外管9を同芯に
保持する。空気キヤツプ部20は、フランジ部2
3の外周と密接できかつ塗料ノズル19を介し内
管8を押圧する段付部25を形成するとともに、
その先端に前記塗料ノズル部19端部を囲みかつ
その周囲で塗料吐出口21と同芯な空気吹出し口
30を形設する透孔を有する。前記補助管7は、
適宜の止め金具32によつて首部5に結着されか
つ基端は、前記導孔13に調節弁34を介して連
通する。調節弁34は第2図に例示するごとく、
胴部2に螺入する基体35に、導孔13に通じネ
ジ具36先端の弁37によつて開閉される透孔3
9を具え、前記ネジ具36によつて、偏向吹出し
口6への空気流量を調整できる。又前記偏向吹出
し口6は、吐出する空気流が、塗料吐出口21か
ら噴出される塗料流pを、後斜めに屈折させるよ
う、後斜めに向かい開口する。さらに偏向吹出し
口32は、塗料流pの直進時において該塗料流p
に接触せず、かつ屈折した塗料流pと空気キヤツ
プ部19との衝合を防止するため、突出位置、取
付角度が設定され、又噴霧によつてロト状に拡巾
する塗料流pを効率よく折曲げうるよう、第3図
に示すように塗料流pと直交する方向に該塗料p
の全巾に亘つて長くかつ末広がりの長孔状に形成
する。なお偏向吹出し口6は円孔を並置すること
により形成してもよく、又そのとき外部位置に向
かいその口径を序々に減じるごとく構成するのも
よい。
然して本考案のスプレーガン1において、例え
ば第4図に示すごとく、比較的小さな入口cを有
する盲中空体bの吹付けに際し、該入口cから空
気キヤツプ部20を挿入しかつ引金13を操作す
ることにより、空気吹出し口30からの空気によ
り塗料が霧化されかつ塗料吐出口21から噴出す
る塗料流pは、偏向吹出し口6からの空気の偏向
流によつて、前記のごとく後斜め方向に屈折し、
従つて入口cを設けたその壁体dの背面eも吹付
けることができ、又空気キヤツプ部20を内部に
進入せしめることによつて該盲中空体fの内面g
をも順次塗装できる。又調節弁34の調節ネジ3
6によつて、偏向吹出し口6からの空気流量を調
整することにより、例えば塗料流pは、除々に折
曲げ角度が減少でき、首部5と直角となることに
より、内面gを、又調節弁34を閉止することに
よつて前方の先端面hをも塗装しうる等、その折
曲げ角度を、0から後斜めとなる迄の間で制御さ
せる。
叙上のごとく本考案のスプレーガンは、塗料吐
出口から噴出する塗料流、を後斜方に屈折せしめ
る偏向吹出し口を有し、従つて管体の内面の他入
口の口径の小さい入口を有する中空体の該入口を
設けた壁体背面をも吹付けることが可能となり、
従来の小さな屈曲した刷毛等を用いる塗装方法に
比してその作業能率を大巾に向上できる。又偏向
吹出し口からの空気流量を調整する調整弁を介し
て空気を送給することにより、後斜め方向から前
方に直進する迄の自在な角度範囲で塗料流を折曲
げることができ、広範囲な吹付けを可能とする。
なお本考案のスプレーガンは前記実施例のごと
く補助管を用いて偏向吹出し口を形成する場合の
他、首部を三重管とすることも又その先端に取付
く口金具に偏向吹出し口を形成することもでき
る。さらに前記調節弁はスプレーガン本体に設け
るのではなくて、例えば補助管7を直接、空気ホ
ースに連結するとともに、該空気ホースに調節弁
を介在させうることにより、前記偏向吹出し口に
送給される空気流量を調整しうるごとく形成する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す、一部を破断
した正面図、第2図は調節弁を例示する断面図、
第3図は偏向吹出し口を例示する斜視図、第4図
は作用を示す線図、第5図は従来のスプレーガン
の先端部を例示する断面図である。 6……偏向吹出し口、14……針弁、19……
塗料ノズル部、20……空気キヤツプ部、21…
…塗料吐出口、30……空気吹出し口、34……
調節弁、p……塗料流。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉可能な塗料吐出口を具える塗料ノズルを納
    装しかつ塗料吐出口と同芯な空気吹出し口とを有
    する空気キヤツプ部の前方に、後斜め方向に向か
    つて開口し、前記塗料吐出口から噴出される塗料
    流の全巾に亘つて該塗料流と交叉することにより
    該塗料流を後方に折返しうる偏向流を吐出する偏
    向吹出し口を設ける一方、前記偏向吹出し口の上
    流に該偏向吹出し口から吐出する空気の流量を調
    整する調節弁を設けたことを特徴とするスプレー
    ガン。
JP13580081U 1981-09-12 1981-09-12 スプレ−ガン Granted JPS5840253U (ja)

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JP13580081U JPS5840253U (ja) 1981-09-12 1981-09-12 スプレ−ガン

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JP13580081U JPS5840253U (ja) 1981-09-12 1981-09-12 スプレ−ガン

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Publication Number Publication Date
JPS5840253U JPS5840253U (ja) 1983-03-16
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