JPS62271834A - 開封防止機構を備えた包装用の箱 - Google Patents

開封防止機構を備えた包装用の箱

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JPS62271834A
JPS62271834A JP61227470A JP22747086A JPS62271834A JP S62271834 A JPS62271834 A JP S62271834A JP 61227470 A JP61227470 A JP 61227470A JP 22747086 A JP22747086 A JP 22747086A JP S62271834 A JPS62271834 A JP S62271834A
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小倉 吉治
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OGURA ART PRINTING CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔発明の技術分野〕 本発明は包装用の箱に関し、特に開封防止に有効な機能
を有する包装用の箱に関する。
〔従来技術とその問題点〕
一般に包装用箱の構造は、箱本体を、前後壁及び左右壁
によって四角い筒状体として形成し、その筒状体を形成
する前壁の上下両端部には、筒状部の上下両端に形成さ
れる開口部を閉塞するための蓋板及び底板を、折り曲げ
開閉を自在とするように連設するという構成を採ってい
る。
これら包装用の箱のうち特にその用途が、薬品などを収
容する包装用箱の場合、内部に収容されている薬品に細
工を施されたり、或いは内容物が抜き取られる危険を防
止するために開封防止機能を有することが必要とされて
いる。
これらの目的のために製薬業者は、箱体に、開封防止或
いは故意を防止するための機能を持たせるための機構を
付加しており、最も開封操作をされ易い蓋板及び底板部
分に多(の注意を払っている、しかしながらこれらの部
分に対して行われている開封或いは故意を防止するため
の構成は、殆どが蓋板部分或いは底板部分を二重構造と
し、万一開封された場合には開封の痕跡が確認されやす
いようにした構造を採用しているが、この場合には構造
が複雑であるという問題があるほか、糊代部分を鋭利な
刃物などで丁寧に開披すれば蓋板或いは底板などに損傷
を与えることなく内容物を取り出すことができるという
危険は依然として残るという欠点が指摘されている。
これらの問題を根本的に解決するものとして、本願出願
人によって実願昭61−26221号のような開封防止
機構を具えた包装用箱の考案が案出され、その目的は殆
ど達成することができたがこの場合においても、その構
成に用いる構造部材が、箱本体とこれに当接する当接片
とを別部材で構成しなければならないという不便さが残
っていた。
〔発明の目的〕
本発明は上記した問題に対処しようとするものであり、
蓋板及び底板による閉止を行うに際し、蓋板及び底板の
先端に連設した挿入用舌片の糊代部分が当接接着する被
貼着面を、箱体の組み立て後においては外部から一切触
れることのできない面として構成することにより、故意
防止、開封防止の機能を付加し内容物の安全管理を一層
徹底、保証することのできる包装用の箱を提供せんとす
るものである。
また、本発明の他の目的は、蓋板及び底板の先端に連設
した挿入用舌片を挿入して貼着する相手方の片(閉止用
当接片)が、箱体の組み立て時においても後壁片に密着
せず、後壁片との間に一定の間隔をもっているようにし
た構成とすることによって、箱体の後壁片と閉止用当接
片との境界部分(折り曲げ部分)に装設形成した挿入用
舌片の挿入口が常時大きく開口することが出来、これに
よって挿入用舌片の挿入が容易且つ正確に行うことがで
きるようにした折り込み機構を備えた包装用の箱を提供
しようとするものである。
〔発明の要点〕
本発明は上記した目的を達成するために、公知の箱体の
構成に以下の構成を付加して構成することを特徴とする
ものである。即ち、本発明は、筒状体からなる箱本体の
上下両端部を蓋板及び底板でそれぞれ閉止するように構
成してなる箱体において、箱本体の筒状部を構成する後
壁片の上下両端部に、後壁片の内側に折り込むための閉
止用当接板を、折り込み閉止時においてその両端部が少
許だけ重合するようにして連設し、前記閉止用当接板は
折り込み閉止時においてその重合部のみを貼着すること
によって箱体の後壁片との間に一定の間隔を維持できる
ように構成せしめるとともに、蓋板及び底板の先端に連
設した差し込み舌片の貼着面は、その挿入閉止時におい
て閉止用当接片の内側(後壁と接する側の面)に、当接
貼着できるように構成することをその要点とするもので
ある。
〔実施例〕
以下に本発明の実施の一例を図面を参照して説明する。
総括的にAで示す箱体は、前壁片1、左側壁片2、後壁
片3及び右側壁片4を、折り曲げ線11・・・11を介
して順次連続するように形成しており前壁片1の上端に
は、先端に差し込み舌片51を有する蓋板片5を、また
前壁片1の下端には先端に差し込み舌片61を有する底
板片6をそれぞれ折り曲げを自在とするようにして連設
している。
左側壁片2及び右側壁片4はその上下にそれぞれ折り込
み片21.21並びに41.41を連設している。12
は、前壁片lの上端中央部にミシン目を以て刻設形成し
た半円弧状の切欠部である、この切欠部12の両端部は
、M板片5との境界部に同じくミシン目を以て刻設形成
した切り取り線52と合致するようにしている。
13は前壁片1の側端部に連設した糊代であり右側壁片
4の端部内側に当接して一体的に接着するようにしてい
る。
7.7は、後壁片3の上下に、それぞれ折り畳みを自在
とするようにし、且つその折り畳み時において先端部が
互いに少許だけ重合できるだけの長さを以て連設した閉
止用当接板であり、前記した重合部は糊代73に塗布し
た接着剤により一体的に接着できるようにしている。
閉止用当接板7の折り曲げ部には蓋板片5或いは底板片
6に連設した差し込み舌片51.61を挿入するための
差し込み孔71.71を装設している、なお、差し込み
孔71の装設開口部には、差し込み舌片51,61が挿
入された場合にその舌片の先端部が差し込み孔71に正
確に案内されるための挿入案内用起立片72を起立させ
ることが望ましい。
また、蓋板片5及び底板片6に連設した、差し込み舌片
5161の裏面に形成した接着剤の塗布面53.63は
、閉止用当接板7の内側面に当接して接着するようにし
ている。
上記のように構成した箱体は以下のようにして構成する
後壁片3の上下両端に折り曲げを自在とするように連設
した閉止用当接板7,7は、予め後壁片3の内側に折り
込み、互いに重合するようにした端部は糊代73に塗布
した接着剤により貼着一体化させておく (第2図二点
鎖線部参照)このように事前処理された箱体は、公知の
筒状箱を組み立てる場合と同様に、前壁片1、左側壁片
2、後壁片3及び右側壁片4が折り曲げ線11・・・1
1に沿って順次折り曲げられたのち、前壁片1の端部に
連設した糊代13を右側壁片4の側端部裏面に当接貼着
して筒状体となるように形成する。
筒状体とされた箱体は、左側壁片2及び右側壁片4の上
下に連設された折り込み片21及び41をそれぞれ内側
に開口部を閉止するようにして倒したのち蓋板5および
底板6によって開口部を閉止させる、この場合蓋板5お
よび底板6にはその先端部に差し込み用の舌片51及び
61が連設されているので、当該舌片51.61を閉止
用当接板7の差し込み孔71.71に挿入したのち、舌
片51.61の裏面に塗布形成した接着剤の塗布面53
及び63部分を閉止用当接板7の裏面に当接付着させる
ことによってその一体化を図り組み立てを完了させるこ
とができる。
〔発明の効果〕 上記のように構成した本発明の特徴を述べれば以下の通
りである。
(1)箱体の組み立てに際しては、後壁片3の上下両端
部に連設した閉止用当接板7,7を後壁片3の内側に折
り込むという操作を付加する以外は従来と全く同様の簡
単な操作であり、従来の組み立て式包装用箱と同様にカ
ートナーにより自動組み立てを簡単に行うことができる
(2)組み立てられた箱体、特に後壁片3の内側に折り
返されて連設されている閉止用当接板7,7は、上下か
ら延出されている両端部の重合部を互いに貼着一体化さ
せる構造とし、後壁片3との接着等の手段を排したので
、重合部を貼着一体化させられた閉止用当接板7.7は
全体が弾力性をもった浮き上がり作用を奏するようにな
る、その結果、箱体を構成する後壁片3と閉止用当接板
7とが密着することなく、その間に一定の間隙を維持す
ることができるので折り曲げ部に装設した差し込み孔7
1.71部分は挿入に最適な状態で開口が維持されるこ
ととなり閉止用舌片51,61の挿入時に挿入不能等の
トラブルを発生させることがない。
(3)折り曲げ部に装設した差し込み孔71の周囲に、
挿入案内用起立片72を起立させた場合には前記(2)
の効果は一層高めることができる。
(4)組み立てを完了した後の箱体は、蓋板片5及び底
板片6の先端に連設した差し込み舌片51゜61の裏面
(接着剤の塗布面)が、閉止用当接板7.7の裏面に当
接して接着されるように構成したので、組み立て完了後
の箱に(差し込み舌片の取付基端部側から)開封の目的
でナイフ等の鋭利な刃物類を差し込んでも差し込まれた
刃物類は差し込み舌片51.61の背面と後壁面3の内
側面との間を移動するだけであり、接着剤の塗布面には
全く触れることができない、従って封緘後の箱体は絶対
に開封をされる心配がないという優れた特徴を有してお
り、従来の箱が有していた差し込み舌片部分から開封さ
れるという危険を完全に除去することができた。
(5)前記した本願出願人の先願考案(実願昭61−2
6221号)のように箱体を構成するに際して、本体と
当接板とを別ものとして準備する必要がないので組み立
ての作業性に優れており、カートナー等の自動型箱機の
操作にも馴染むことができる。
(6)  封緘後の箱体の開封は、第5図に例示するよ
うに、蓋板片5と前壁片1との境界部分に刻設形成した
切り取り線を開披して切欠部12を引き上げることによ
って開放を図ることができる、但しこの場合には蓋板片
5の再度の閉止はできない。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであり、第1図は展開平
面図、第2図は閉止用当接板を折り曲げて貼着した状態
を示す展開平面図、第3図は組み立て時における要部を
示すため蓋板及び底板を開放し左側壁片の一部を切欠し
た斜視図、第4図(alは箱体の縦断面図、(b)は要
部の拡大斜視図、第5図は使用のためにII仮を開披し
た状態を示す斜視図である。 A・・・箱体、1・・・前壁片、11・・・折り曲げ線
、13・・・糊代、2・・・左側壁片、3・・・後壁片
、4・・・右側壁片、21.41・・・折り込み片、5
・・・蓋板片、6・・・底板片、51.61・・・差し
込み舌片、7・・・閉止用当接板、71・・・差し込み
孔、72・・・案内用起立片持 許 出 願 人  小
倉美術印刷株式会社61′6 第2図 第3図 帽

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前壁片、右側壁片、後壁片、左壁片を、折り曲げ
    線を介して順次折り曲畳んで筒状体を構成し、前壁片の
    上下両端部にそれぞれ折り畳み自在に連設した蓋板及び
    底板によって筒状体の上下開口部を閉塞できるように構
    成してなる公知の箱体において、 箱本体の筒状部を構成する後壁片の上下両端部に、後壁
    片の内側に折り込むための閉止用当接板を端部が少許だ
    け重合するようにしてそれぞれ連設するとともに、前記
    した閉止用当接板の重合部は互いに貼着することによっ
    て一体化させ、閉止用当接板の折り曲げ部には、蓋板及
    び底板の先端にそれぞれ連続するようにして形成した閉
    止用舌片を挿入させるための挿入孔を穿設するとともに
    、閉止用当接板の折り込み時における内側(後壁片と接
    する側の面)に、蓋板及び底板の先端に連設した閉止用
    舌片の裏面を当接貼着せしめるように構成してなる開封
    防止機構を備えた包装用の箱。
  2. (2)閉止用当接板の折り曲げ部に形成した、閉止用舌
    片の差し込み孔には、閉止用舌片の挿入を案内するため
    の案内用起立片が形成されている特許請求の範囲第1項
    記載の開封防止機構を備えた包装用の箱。
JP61227470A 1986-09-17 1986-09-26 開封防止機構を備えた包装用の箱 Granted JPS62271834A (ja)

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JP61227470A JPS62271834A (ja) 1986-09-26 1986-09-26 開封防止機構を備えた包装用の箱
AT87307088T ATE72646T1 (de) 1986-09-17 1987-08-11 Nicht faelschbare faltschachtel.
EP19870307088 EP0264174B1 (en) 1986-09-17 1987-08-11 Tamper-evident carton
DE8787307088T DE3776745D1 (de) 1986-09-17 1987-08-11 Nicht faelschbare faltschachtel.

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