JPS6227156Y2 - - Google Patents

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JPS6227156Y2
JPS6227156Y2 JP13202782U JP13202782U JPS6227156Y2 JP S6227156 Y2 JPS6227156 Y2 JP S6227156Y2 JP 13202782 U JP13202782 U JP 13202782U JP 13202782 U JP13202782 U JP 13202782U JP S6227156 Y2 JPS6227156 Y2 JP S6227156Y2
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leg member
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rod
leg
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JP13202782U
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は昇降台の安全装置に関する。
昇降部材をガススプリングによつて上方向に付
勢した構成を有する昇降台において、昇降側の脚
部材に製図機等を装置し、該昇降側の脚部材をブ
レーキ装置により任意の上昇位置で直立脚部材側
に固定した場合に、上記ガススプリングのシリン
ダーからガスが抜け、ガススプリングの弾発力が
消失してしまうと、昇降側の脚部材に対して上方
向に弾発力が作用しないので、昇降側の脚部材に
対するブレーキを解除したとき昇降側の脚部材は
製図機等の重量によつて急落下し極めて危険であ
る。そこで、上記ガススプリングのガスが抜けて
いるときは、ブレーキ解除ペダルをブレーキ解除
方向に踏んでも、ブレーキが解除されないように
した安全装置がドイツ特許2549542号明細書に示
されている。この装置は、第1図に示す如くガス
スプリング1のガスが抜けて昇降側の脚部材2に
大きな重量がかかるとブレーキシユ4,6の昇降
側の脚部材2に対する圧着力が増大するようにし
たブレーキ機構と、ブレーキシユ4,6の昇降側
の脚部材2に対する圧着力が所定値以上になると
ブレーキ解除ペダル8のブレーキ解除運動がばね
10の変位によつてブレーキ機構に伝達されない
ようにした伝達力逃げ機構12を備えている。上
記装置において上記伝達力逃げ機構のばね10が
経年変化して弾発力が弱くなると、ガススプリン
グ1が正常な場合でも、ブレーキ解除ペダル8を
ブレーキ解除方向bに下降すると、この下降の初
めの段階で第2図に示す如く、ばね10が圧縮変
形して、第1のロツド14のみが第2のロツド1
6に対して上昇し、ブレーキ解除ペダル8のブレ
ーキ解除方向の移動が第2のロツド16に伝達さ
れず、第2のロツド16のブレーキ解除移動が遅
れる。即ち、第1のロツド14が第2図に示す如
く距離aだけ遊び移動した後、第1のロツド14
の上昇が第2のロツド16に伝達されることにな
る。ブレーキ解除ペダル8の最下端位置は定めら
れているので、上記遅れを調整するには、ナツト
18を回転して第1のロツド14の長さを増加す
る必要が存する。この調整を行わないと、前記距
離aが増大した場合、ブレーキを解除することが
できなくなつてしまう。しかるに、ナツト18を
回転して第1のロツド14の長さ即ち、足踏みレ
バー20に対する第1のロツド14の連結部22
とナツト18との間隔を長くすると、ばね10の
弾力が更に弱くなつてしまい、ブレーキ解除時に
おける第2ロツドの遊びaが更に増大してしまう
という欠陥が存した。
本考案は一般に経年変化によつても磁力が97%
以下に低下することがなく、性能の安定している
永久磁石を用いて上記欠陥を除去することを目的
とするものである。
以下に本考案の構成を添付図面を参照して説明
する。
30は基台であり、これに中空の脚部材32が
立設されている。34は断面四角形状の中空の脚
部材であり、脚部材32の中空部に公知のコロ案
内装置を介して昇降自在に支持されている。36
はガススプリングであり、そのシリンダー36a
の上端は脚部材34の上板部の底面に当接し、ガ
ススプリング36のピストンロツド36bの下端
は基台30の凹入部の底面に載置されている。3
8は脚部材34の上端に支承された横パイプであ
り、これの両端には図板支持枠40が取付けられ
ている。前記図板支持枠40には図板(図示省
略)が取付けられ、該図板には製図機械が装置さ
れるものである。42は互いに連結する一対の足
踏みレバー(他方は図示省略)であり、前記脚部
材32の下部に固設されたブラケツト(図示省
略)に回転自在に軸44支されている。一対のレ
バー42の各一端にはブレーキ解除ペダル46が
架設されている。
次に脚部材34を任意の昇降位置で脚部材32
に固定するためのブレーキ機構について説明す
る。
50は一対のブレーキアーム(他方は図示省
略)であり、これらの両端部の近傍は、軸杆5
2,54が架設されている。前記軸杆52,54
にはブレーキ杆56,58が回転自在に取付けら
れている。前記ブレーキ杆56,58にはブレー
キシユ60,62が接着され、該ブレーキシユ6
0,62は、脚部材34の壁面に対向している。
64,66は、前記ブレーキ杆56,58の略中
央部にそれぞれ固定された板ばねであり、ブレー
キ解除時、それぞれの両端に形成された突起部が
脚部材34の壁面に軽く弾接し、この弾接力によ
つてブレーキシユ60,62を脚部材6の壁面に
対して平行に保持させている。68は一対の板部
材(他方は図示省略)であり、前記脚部材32の
内壁面に突設され、該板部材68には長溝がそれ
ぞれ形成され、該長溝には、一対のアーム50の
各一方に突設されたピン74が摺動自在に嵌合し
ている。一方のアーム50の他端には取付片76
が固定され、該取付片76にロツド78の上端が
回転自在に連結している。ロツド78の下方部に
はウエイト80が固設されている。
次に伝達力逃げ機構について説明する。
90は磁性体から成る吸着板であり、これの略
中央部にロツド104の上端が固定され、該吸着
板90の一方には孔94が透設されている。前記
孔94にはロツド78の下部がスライド自在に嵌
挿されている。96は板部材であり、これの一方
は前記ロツド78の下端に固定され、他方には板
状の永久磁石98が上下方向にガタを存して取付
けられた磁石ホルダー100が固定されている。
前記永久磁石98には吸着板90が磁気力によつ
て吸着されている。前記板部材96の略中央部に
は該板部材96に透設された孔に連通する管体1
02が固設され、該管体102にロツド104が
スライド自在に嵌挿し、該ロツド104の上端は
前記吸着板90の略中央部に固定されている。1
06は脚部材32に固定されたブラケツトであ
り、これのガイド孔には前記ロツド104がスラ
イド自在に嵌挿し、該ブラケツト106と前記吸
着板90との一端との間には、コイルばね108
が掛架され、該コイルばね108の引張力によつ
て吸着板90は下方向に付勢されている。ロツド
104の下部にはねじが形成され、該ねじに高さ
調整用のナツトが螺合している。該ナツトの下端
は、前記一対のレバー42の先端間に架設された
板部材110の上面に弾接している。前記脚部材
32に形成された穴112の上下端は、ペタル4
6の上下方向の移動を規制するストツパーを形成
している。
次に本実施例の作用について説明する。
製図機械等を含む脚部材34側の全重量に対し
てガススプリング36の弾発力の大きさが略同一
となるように、ガススプリング36の機種が選定
されている。これによつて、脚部材34に対する
ガススプリング36の押し上げ力と、脚部材34
の落下力はバランスし、脚部材34はブレーキ解
除状態において小さな手動操作力で軽く昇降させ
ることができる。ウエイト80及びコイルばね1
08は、アーム50の一端を下向きに引張り、こ
の引張力によつてアーム50はピン74を中心と
して第3図上、反時針回転方向に傾動してブレー
キシユ60,62が脚部材34の壁面に圧着し、
脚部材34は通常脚部材32に固定されている。
ブレーキ解除ペダル46を足で踏んで下降させる
と、レバー42は軸44を中心として第3図上、
時針回転方向に摺動し、ロツド104が上昇す
る。ロツド104の上昇と連動して吸着板90と
永久磁石98間の磁気吸着力によつて、ロツド1
04と連結する板部材96が上方向に移動し、板
部材96に連結するロツド78が上昇する。ロツ
ド78の上昇によつてアーム50はピン74を中
心として第3図上、時針回転方向に向けて摺動
し、ブレーキシユ60,62間距離が増大し、ブ
レーキシユ60,62は脚部材34の壁面から離
反し脚部材34のブレーキが解除される。このと
き、板ばね64,66の各突起部は軽く脚部材3
4の壁面に弾接し、ブレーキシユ60,62を脚
部材34の壁面に対して平行に規制する。脚部材
34にブレーキが掛かつている状態において、ガ
ススプリング36のシリンダー36aからガスが
抜けると、脚部材34の上昇力と下降力のバラン
スがくずれ、昇降部材34は、これにかかる総重
量によつて急落下しようとする。脚部材34が急
落下しようとすると、脚部材34に圧着するブレ
ーキシユ60にはブレーキシユ60を下方向に押
し下げる力が作用し、この押し下げ力によつてア
ーム50はピン74を中心として第3図上、反時
針回転方向に動くため、ブレーキシユ60,62
は脚部材34の壁面にくい込んで強く圧着する。
このブレーキシユ60,62の脚部材34の壁面
に対する圧着力は、コイルばね108のばね力及
びウエイト80の重量による圧着力よりも大きい
ため、脚部材34は、ガススプリング36のガス
抜けによつて、正常のブレーキ力よりも大きなブ
レーキ力で強固に脚部材32に固定される。該状
態において、ペダル46を踏んで、レバー42を
軸44を中心として第3図上、時針回転方向に揺
動してロツド104を上昇させると、上記したブ
レーキ機構のブレーキ力の増大によつてロツド7
8に大きな負荷がかかつているため、吸着板90
が永久磁石98の磁気力に抗して永久磁石98か
ら離反し、第4図に示す如く、ロツド104の上
昇がロツド78に伝達されない。即ち、ペダル4
6を踏んでもブレーキを解除することができなく
なる。
上記永久磁石98は、上記作用を得るために必
要な磁力を有するものが選択されている。
次に伝達力逃げ機構の他の実施例を第5図を参
照して説明する。
78′は、上記ロツド78に相当するロツドで
あり、上記ロツド104に相当するロツド10
4′に固設された管部104′aにスライド自在に
嵌挿している。ロツド78′の下端には直角方向
に取付板120が固定され、該取付板120は前
記管部104′aに透設された縦溝にスライド自
在に嵌合している。取付板120には永久磁石9
8が保持された磁石ホルダー100が固定されて
いる。122は前記管体104′aの外周面に固
定ねじによつて固定された管体であり、これに磁
性体から成る吸着板90が固定され、該吸着板9
0は前記永久磁石98に磁力によつて吸着してい
る。通常のブレーキ解除動作においては、吸着板
90と永久磁石98との吸着状態は保持され、ガ
ススプリングのガスが抜けて、ブレーキ機構のブ
レーキ力が増大したとき、ロツド104′の上昇
力によつて吸着板90が永久磁石98から離反す
るように、永久磁石98の磁力が設定されてい
る。
上記した構成において、ガススプリングが正常
の状態においては、ロツド104′の上昇運動は
ロツド78′に伝達されて、ブレーキ機構のブレ
ーキが解除制御される。ガススプリングのガスが
抜けて、ブレーキシユの昇降側の脚部材に対する
圧着力が増大した状態において、ペダルを踏み、
ロツド104′を上昇させると、吸着板90と永
久磁石98との磁力による圧着状態が解除されて
ロツド104′のみが上昇し、ロツド104′の上
昇運動がロツド78′に伝達されない。即ち、ペ
ダルを踏んでも昇降側の脚部材に対するブレーキ
を解除することができない状態となり、昇降側の
脚部材のブレーキ解除による急落下を防止する。
尚、本案の実施に際し、ブレーキシユ60に脚
部材34の落下力が加わると、ブレーキシユ6
0,62の脚部材34に対す圧着力が増大するよ
うにしたブレーキ機構は、図示する構成以外に実
開昭56−125738号公報に示すもの等種々の構成を
採用することができるものである。尚、吸着板9
0に磁石ホルダーを固定し、ロツド78下端に吸
着板を固定して、磁石ホルダーと吸着板との位置
関係を逆としてもよい。
本考案は上述の如く、ガススプリングのガスが
抜けたときにブレーキ解除ペダルのブレーキ解除
変位をブレーキ機構に伝達しないための伝達力逃
げ機構に永久磁石を用いるようにしたので、ばね
の経年変化によるへたりの問題を解除することが
できる。従つてガススプリングが正常のときブレ
ーキペダルを踏んでも、ブレーキアームが駆動さ
れない遊びの状態が生じるのを除去することがで
き、ブレーキ解除動作を正確に行うことができる
効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来案の説明図、第2図は同説明図、
第3図は本考案の好適な実施例を示す断面図、第
4図は同、動作説明図、第5図は他の実施例を示
す断面図である。 2……脚部材、4,6……ブレーキシユ、8…
…解除ペダル、10……ばね、12……伝達力逃
げ機構、14,16……ロツド、18……ナツ
ト、20……足踏みレバー、22……連結部、3
0……基台、32……脚部材、34……脚部材、
36……ガススプリング、38……横パイプ、4
0……図板支持枠、42……レバー、44……
軸、46……ブレーキ解除ペダル、50……ブレ
ーキアーム、60,62……ブレーキシユ、6
4,66……板ばね、74……ピン、78……ロ
ツド、90……吸着板、96……板部材、98…
…永久磁石、100……磁石ホルダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脚部材32と該脚部材32に昇降自在に支持さ
    れた脚部材34と、該昇降側の脚部材34に弾発
    力を上方向に作用させるためのガススプリング3
    6と、通常はブレーキシユ60,62が前記脚部
    材32,34のうちの一方の脚部材34に圧接し
    て、該脚部材34を前記脚部材32,34のうち
    の他方の脚部材32側に固定し前記昇降側の脚部
    材34の下方向の移動力が前記ブレーキシユ60
    に伝達されると該ブレーキシユ60の前記一方の
    脚部材34に対する圧着力が増大するようにした
    ブレーキ機構と、該ブレーキ機構のブレーキシユ
    60を前記一方の脚部材34から離反させるため
    のブレーキ解除ペダル46と、前記ブレーキ解除
    ペダル46と前記ブレーキ機構との間に設けら
    れ、前記ブレーキシユ60の前記一方の脚部材3
    4に対する圧着力が所定値以上なつたとき前記ブ
    レーキ解除ペダル46のブレーキ解除運動が前記
    ブレーキ機構に伝達されないようにした伝達力逃
    げ機構とからなる装置において、前記伝達力逃げ
    機構を永久磁石98と、これに磁気力によつて吸
    着する吸着板90とより構成したことを特徴とす
    る昇降台の安全装置。
JP13202782U 1982-08-31 1982-08-31 昇降台の安全装置 Granted JPS5936728U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13202782U JPS5936728U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 昇降台の安全装置
DE19833326437 DE3326437C2 (de) 1982-08-31 1983-07-22 Hubvorrichtung, insbesondere für Einsäulen-Zeichenmaschinen

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JP13202782U JPS5936728U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 昇降台の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5936728U JPS5936728U (ja) 1984-03-08
JPS6227156Y2 true JPS6227156Y2 (ja) 1987-07-11

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ID=30298288

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JP13202782U Granted JPS5936728U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 昇降台の安全装置

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JPS5936728U (ja) 1984-03-08

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