JPH07102950B2 - 昇降機用ロープ引き止め装置 - Google Patents

昇降機用ロープ引き止め装置

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JPH07102950B2
JPH07102950B2 JP23768189A JP23768189A JPH07102950B2 JP H07102950 B2 JPH07102950 B2 JP H07102950B2 JP 23768189 A JP23768189 A JP 23768189A JP 23768189 A JP23768189 A JP 23768189A JP H07102950 B2 JPH07102950 B2 JP H07102950B2
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JP
Japan
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rope
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load detector
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玉一 近藤
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Mitsubishi Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,ロープ引き止め箇所の弾性体の撓屈により
荷重を検出する昇降機用ロープを引き止め装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第7図及び第8図は,例えば実開昭59−116361号公報に
示された昇降機用ロープ引き止め装置である。図中,
(1)は下向きに開口した溝形の上梁(1a)を有するエ
レベータのかご,(2)は上梁(1a)の上面からなる引
き止め板,(3)はそれぞれ一端にロープ(4)が連結
されて引き止め板(2)に挿通された引き止め具,
(5)は圧縮コイルばね(5a)の両端にばね座(5b)が
設けられた弾性体で,引き止め具(3)の挿通端に嵌合
され,引き止め板(2)と引き止め具(3)の挿通端の
ナツト(6)の間に配置されている。(7)は上梁(1
a)の下面に中間部が枢持された作動体で,引き止め具
(3)寄りの端部は分岐してそれぞれの引き止め具
(3)下端に対向した支持部(7a)が形成され,また,
支持部(7a)が引き止め具(3)下端を押圧する方向に
付勢するばねからなる付勢体(7b)が設けてある。
(8)は上梁(1a)に設けられて作動体(7)の変位に
よつて動作するスイツチからなる荷重検出器である。
従来の昇降機用ロープ引き止め装置は上記のように構成
され,ロープ(4)により引き止め具(3),弾性体
(5)及び上梁(1a)を介してかご(1)が吊持され
る。そして,かご(1)の荷重が増大すると弾性体
(5)が圧縮されて引き止め具(3)が引き止め板
(2)に対して上昇する。これによつて,作動体(7)
が回動するが,かご(1)荷重が所定値を超えると荷重
検出器(8)が動作する。この荷重検出器(8)の動作
を介して昇降機の満員通過等の所要の管制が行なわれ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の昇降機用ロープ引き止め装置におい
て,ロープ(4)に経時伸長が生じたときにナット
(6)を締め込むことによつて経時伸長が吸収される。
この場合に引き止め具(3)下端が引き止め板(2)に
対して変位する。従つてロープ(4)の経時伸長の都
度,荷重検出器(8)の装着位置の変更を要するという
問題点があつた。
この発明は,かかる問題点を解決するためになされたも
のであり,ロープの経時伸長の吸収操作をしても,荷重
検出器の動作が影響を受けない昇降機用ロープ引き止め
装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかわる昇降機用ロープ引き止め装置におい
ては,引き止め具に嵌合されて一端が弾性体の引き止め
具ナツト寄り端部に支持され,他端は引き止め板よりも
ロープ側に突出した作動体が設けられ,また作動体の変
位により動作する荷重検出器が設けられる。
〔作用〕
上記のように構成された昇降機用ロープ引き止め装置で
は,かごの荷重による弾性体の撓みによつて作動体が引
き止め板に対して変位する。そしてこの変位がかご部材
のロープ寄り位置に設けられた荷重検出器に伝達され
る。
〔実施例〕
第1図及び第2図はこの発明の一実施例を示すもので,
図中,第7図及び第8図と同符号は相当部分を示し,
(7)は上端に球面座(7a)が形成された管体からなる
作動体で,引き止め具(3)のそれぞれに設けられて移
動可能に嵌合され,また上梁(1a),引き止め板
(2),上のばね座(5b)及び圧縮コイルばね(5a)に
移動可能に嵌合され下端が下のばね座(5b)の上面に支
持されている。(9)は上梁(1a)の上面から立設され
互いに離れて配置されたガイド棒,(10)は引き止め具
(3)及びガイド棒(10)に移動可能に嵌合され、かつ
球面座(7a)のそれぞれに接して配置された一枚の作動
板,(11)は上梁(1a)に固定されたブラケツトで,先
端に作動部が作動板(10)の上面に接したスイツチから
なる荷重検出器(8)が装着されている。
上記のように構成された昇降機用ロープの引き止め装置
において,かご(1)荷重による弾性体(5)の撓屈
が,引き止め板(2)に対する作動体(7)の変位によ
つて作動板(10)を介して荷重検出器(8)に伝達され
る。なお,この実施例では第2図に示す3本の引き止め
具(3)の弾性体(5)それぞれの撓屈平均値が荷重検
出器(8)に伝達される。
そして,作動体(7),荷重検出器(8)等が引き止め
板(2)よりもロープ(4)寄りに設けられている。し
たがつて,ロープ(4)の経時伸長の吸収,又はロープ
(4)の交換のためにナツト(6)を操作しても,荷重
検出器(8)の動作状況に影響が及ぶことなく,保守作
業の手数を少なくすることができる。また荷重検出器
(8)等が上梁(1a)の上方に装着されるのでかご
(1)の天井と上梁(1a)間の空間が広くなる。このた
め,かご(1)内乗客の非常救出作業時に便利であり,
またかご(1)枠高さを低く設計できて,昇降路(図示
しない)の頂部すき間寸法確保の上で有利である。ま
た、上梁(1a)上面の開放スペースに荷重検出器(8)
等が設けられるので引き止め装置の装着作業,保守作業
を容易に行なうことができる。
第3図及び第4図はこの発明の他の実施例を示すもの
で,図中,第1図及び第2図と同符号は相当部分を示
し,(8)は上梁(1a)の側面に装着された差動トラン
スからなる荷重検出器,(12)は中間部が上梁(1a)に
枢着されたL字状の作動レバーで,一端が荷重検出器
(8)に連結され他端は作動板(10)下面に接して配置
されている。
第3図及び第4図の実施例においても,作動体(7)が
設けられてそれの変位が荷重検出器(8)に伝達され
る。したがつて詳細な説明を省略するが第1図及び第2
図の実施例と同様な作用が得られることは明白である。
第5図及び第6図もこの発明の他の実施例を示すもの
で,図中,第1図及び第2図と同符号は相当部分を示
し,(8)は上梁(1a)上面に装着された差動トランス
からなる荷重検出器,(13)は一端が荷重検出器(8)
に,他端は作動板(10)の中心に連結され,中間部が上
梁(1a)に枢着された滑車(14)に巻き掛けられた作動
ワイヤー,(15)はガイド棒(9)に嵌合されて作動板
(10)の上側,下側にそれぞれ設けられてガイド棒
(9)に対する作動板(10)の位置を規制する押しばね
である。
第5図及び第6図の実施例においても,作動体(7)が
設けられてそれの変位が荷重検出器(8)に伝達され
る。したがつて詳細を説明を省略するが第1図及び第2
図の実施例と同様な作用が得られることは明白である。
〔発明の効果〕
この発明は,以上説明したようにかご荷重により弾性体
の撓屈が,引き止め板よりもロープ寄りに掛けられた作
動体を介して荷重検出器に伝達される。これによつて,
ロープの経時伸長吸収等のために引き止め具のナツトを
操作しても荷重検出器の動作状況に影響することなく保
守作業を容易化する効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明による昇降機用ロープ引き止め装置の
一実施例を示す図で後述する第7図の上梁相当部分の横
断面拡大図,第2図は第1図の要部横断平面図,第3図
はこの発明による昇降機用ロープ引き止め装置の他の実
施例を示す第1図相当図,第4図は第3図の要部横断平
面図,第5図もこの発明の他の実施例を示す図で右側半
分は重荷重時,左側半分は軽荷重時を示す第1図相当
図,第6図は第5図の要部横断平面図,第7図は昇降機
のかごを概念的に示す斜視図,第8図は従来の昇降機用
ロープ引き止め装置を示す第7図の上梁箇所要部の拡大
正面図である。 (2)……引き止め板,(3)……引き止め具,(4)
……ロープ,(5)……弾性体,(6)……ナツト,
(7)……作動体,(8)……荷重検出器。 なお,図中同一部分または相当部分は同一符号により示
す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉛直に配置され、上端側にかごを吊持する
    ロープの端末が連結され下端側におねじ部を有する棒状
    の引き止め具と、上記おねじ部に螺合したナット部と、
    上記引き止め具が貫挿された引き止め板と、上記引き止
    め具に遊嵌され、一端部が上記ナット部に保持され他端
    部が上記引き止め板に当接して、鉛直方向に伸縮する弾
    性体と、上記一端部が上記ナット部に保持され、他端側
    が上記引き止め板を遊嵌して上記引き止め板より上方に
    配置された作動と、この作動体の他端部に保持された作
    動板と、この作動板の鉛直方向の移動量を検出する荷重
    検出器とを備えたことを特徴とする昇降機用ロープ引き
    止め装置。
  2. 【請求項2】上記作動体が上記引き止め具に遊嵌されて
    筒状であることを特徴とする請求項1記載の昇降機用ロ
    ープ引き止め装置。
  3. 【請求項3】上記引き止め板を貫挿する複数の引き止め
    具を設け、上記作動体の他端部を上方に球面状に形成し
    て上記他端部の上部に上記作動板を載置したことを特徴
    とする請求項1または2記載の昇降機用ロープ引き止め
    装置。
JP23768189A 1989-09-08 1989-09-13 昇降機用ロープ引き止め装置 Expired - Lifetime JPH07102950B2 (ja)

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GB9313367A GB2267077B (en) 1989-09-08 1993-06-28 Load detector device for an elevator
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HK98105518A HK1006303A1 (en) 1989-09-08 1998-06-17 Load detector device for an elevator

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JP2010285277A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの積載荷重検出装置
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