JPS62270913A - コンタクトレンズ用滅菌溶液と滅菌方法 - Google Patents

コンタクトレンズ用滅菌溶液と滅菌方法

Info

Publication number
JPS62270913A
JPS62270913A JP62067685A JP6768587A JPS62270913A JP S62270913 A JPS62270913 A JP S62270913A JP 62067685 A JP62067685 A JP 62067685A JP 6768587 A JP6768587 A JP 6768587A JP S62270913 A JPS62270913 A JP S62270913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous solution
sulfur dioxide
solution
benzoic acid
sterilizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62067685A
Other languages
English (en)
Inventor
デビット ジョン ドレイン
ジョン ゴードン ベルナード ハウズ
デレック アンドリウ ホリングスビー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Smith and Nephew PLC
Original Assignee
Smith and Nephew Associated Companies PLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Smith and Nephew Associated Companies PLC filed Critical Smith and Nephew Associated Companies PLC
Publication of JPS62270913A publication Critical patent/JPS62270913A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 この発明はコンタクトレンズの滅菌に関する。
より詳しくは、滅菌すべきコンタクトレンズを二酸化硫
黄および/または安1.香酸を含有する水溶液と接触さ
せることからなる滅菌方法に関する。
かつ、ことに二酸化硫黄遊離化合物から発生した二酸化
硫黄と安息香酸を含有する水溶液の使用、このような滅
菌方法に用いられる組成物および方法を行わさせるパッ
クにも関する。
日常着用するコンタクトレンズは、はこり、化粧品、涙
汚物、蛋白質、微生物などで汚染され、これを除去しな
いでレンズを目に再使用すると刺激の原因となる。従っ
て、コンタクトレンズ、ことにソフトコンタクトレンズ
を、規則的に好ましくは毎日洗浄し、滅菌することが推
められる。コンタクトレンズ、ことにソフトコンタクト
レンズの滅菌に問題があることが古(から認識されてい
る。そのために化学的方法が考えられた。この方法は、
加熱滅菌方法に原因してレンズでの蛋白が生ずる傾向を
減少さ什るものであるが、化学剤が1、−、イ)−++
士ヱh9よ占i4 シ1ブ 175プ九日に入れると、
化学剤がレンズから遊離し、角膜を損なう可能性がある
。例えば、ハロゲンやハロゲンオキシ酸を含有するよう
な化学消毒剤は、ある種のレンズの材料のポリマーを損
なうことが見出されている。従って、滅菌手段が、蛋白
の堆積の原因とならず、レンズにaMされず、レンズの
ポリマーに影響せず、滅菌後のレンズを目に直接安全に
用いることができる、ことにソフトコンタクトレンズに
使用するのに適する冷滅菌方法が有利であろう。この規
準に対し、滅菌媒体として二酸化硫黄および/または安
息香酸の水溶液好ましくは、二酸化硫黄と安已香酸の泪
剰混合物の水溶液を用いる滅菌方法か合致することを見
出した。
したがって、この発明は、コンタクトレンズを滅菌する
のに十分な時間、二酸化硫黄および/または安息香酸含
有の水溶液をコンタクトレンズを接触させることからな
るコンタクトレンズの滅菌方法を提供するものである。
1つの観点によれば、コンタクトレンズを滅菌するのに
十分な時間、二酸化硫黄含有の水溶液とコンタクトレン
ズを接触させることからなるコンタクトレンズの滅菌方
法が提供される。その際、二酸化硫黄は、二酸化硫黄遊
離化合物から発生させるのか好ましい。
他の観点によれば、コンタクトレンズを滅菌するのに十
分な時間、二酸化硫黄含有の溶液とレンズを接触させ、
次いで滅菌されたレンズを溶液から出し、目に入れる時
に、目を刺激しないように溶液のpHを調整することか
らなるコンタクトレンズの滅菌方法が提供される。溶液
の[)Hは6〜8の範囲に調整するのが適する。
この発明の二酸化硫黄遊離化合物としては、水の存在下
で二酸化硫黄を遊離する公知の化合物が含まれる。例え
ば、ピロ亜硫酸塩や亜ニチオン酸塩がある。塩としては
、アンモニウム塩やアルカリ金属塩の形として通常用い
られるが、ナトリウム塩が好ましい。特に好ましい例は
、ピロ亜硫酸ナトリウム(sodium metabi
sulph濃度e)である。
この化合物は、アドレナリン点眼剤での抗酸化剤として
用いられ、目に用いても非刺激性であることが知られて
いるが、目に適用する殺菌剤との使用は開示も示唆もさ
れていなかったものである。
二酸化硫黄遊離化合物の量は、溶液中の二酸化硫黄の′
a変として、普aニLt40〜5000ppm、 適切
ニは50〜500ppI11.より適切には75〜40
0ppm、好ましくは100〜250ppmの二酸化硫
黄を提供するような量である。
従って殺菌剤は、予め作った溶液中、又は水中にあるい
は等張化剤(例えば塩化ナトリウム)及び/又は緩衝化
剤などの溶液中に溶解さす固体の型として存在してもよ
い。水としては、蒸留水、脱イオン水、市水が含まれる
。二酸化硫黄遊離化合物は酸性条件下で、二酸化硫黄を
遊離するので、その錠剤、又は溶解させる水溶液中に、
当初の溶液のpHが1.8〜5.5、より適切には1.
8〜4.0、好ましくは1.8〜3,2、例えば2.0
及び30になるように酸性成分を含めるべきである。
酸性化剤としては、ソルビン酸、安息香酸、酒石酸、ア
スコルビン酸、乳酸、酢酸、フマル酸、クエン酸、マレ
イン酸、アジピン酸、リンゴ酸のような有機酸、塩酸又
は燐酸のような無機酸が適切なものとして含まれる。
他の観点によれば、この発明は、コンタクトレンズを滅
菌するのに十分な時間、コンタクトレンズを安息香酸の
滅菌有効量を含有する水溶液と接触さすことからなるコ
ンタクトレンズの滅菌方法を提供する。
また、更に別の観点によれば、この発明は、コンタクト
レンズを滅菌するのに十分な時間、コンタクトレンズを
安息香酸の滅菌有効量を含有する水溶液と接触させ、次
いで、滅菌したレンズを溶液から除き目に用いた時に目
に刺激を与えないように溶液のpl(を調整することか
らなるコンタクトレンズの滅菌方法を提供する。その際
の溶液のPHの調整は、6〜8の範囲が適する。
この発明による組成物における安息香酸の含有量は、0
.01〜0.25%、より適切には0.05〜0.22
5%、好ましくは0.1〜0.2%である。安息香酸の
滅菌有効量は、安息香酸を含有する溶液のpH値によっ
て変わるが、この発明の組成物においては上記の量を含
めるのがよいことを理解さるべきである。安息香酸は酸
性条件下でのみ抗菌性を示すので、それを含有する錠剤
又は溶解させる水には、当初の溶液のpHが1.8〜5
.5、より適切には2.5〜5.0、好ましくは2.5
〜4,5、例えば3.0又は4,0になるように酸性化
剤を含めるのがよい。
酸性化剤としては、上記の有機酸又は無機酸を用いるこ
とができる。
二酸化硫黄と安息香酸とをpH,8〜3.2の水溶液と
して使用すると数種の重要な微生物に対して相乗的抗閏
活性を示すことが意外にも見出された。
従って、好ましい観点によれば、この発明は、コンタク
トレンズを滅菌するのに十分な時間、コンタクトレンズ
を二酸化硫黄と安息香酸の相乗混合物の有効量を含有す
る水溶液と接触さけることからなるコンタクトレンズの
滅菌方法を提供する。
また、この発明は、コンタクトレンズを滅菌するのに十
分な時間、コンタクトレンズを二酸化硫黄と安息香酸の
相乗混合物の有効量を含有する水溶液と接触させ、つい
で滅菌されたコンタクトレンズを溶液から除去し目に入
れるとき、目に対して非刺激性になるよう溶液のpHを
調整することからなるコンタクトレンズの滅菌方法を提
供する。
pHは6〜8に調整するのが好ましい。
上記の水溶液中、安9、香酸は0.01〜0.25%(
重量)、より適切には0.05〜0.225%、好まし
くは0.1〜0.2%含有させる。
一方、安1、香酸と共に用いる際の二酸化硫黄遊離化合
物の量は、溶液中の二酸化硫黄の濃度として、二酸化暁
黄が普通には10〜50Q(lppm、適切には10〜
5QQpp頃、より適切には15〜200ppm、好ま
しくは20〜1100pp、例えば25ppmになるよ
うに用いる。
水溶液中の二酸化硫黄と安e、香酸の滅菌有効量は、そ
のpHによって変化することを理解さるべきである。し
かし、通常上記の量を含有させる。
この発明による滅菌溶液の最終組成物は、溶液が実質的
に等張;すなわち塩化ナトリウムの0,7〜1.2%水
溶液に等しい等張を有するようにするのが望ましい。安
息香酸及び/又は二酸化硫黄遊離化合物の滅菌有効量を
含有する溶液は、通常高等張であるので、以後に記載し
た中和系の成分及び/又は塩化ナトリウムのような等張
化剤で調整すべきである。
コンタクトレンズを十分に滅菌するのに要する時間は、
IO分〜8時間である。通常コンタクトレンズを滅菌溶
液中に1夜放置するのが適切であると考えられろ。
低pH例えば198〜3.2の溶液から取り出したレン
ズを目に用いるのは目を刺激するので、安全に直接目に
用いるのには、溶液のpHを1.8〜3.2から6〜8
の範囲に調整することが必要である。この調整は、殺菌
アルカリ液のような中和剤又は水にアルカリ性を示す物
質を含有する錠剤を、上記の滅菌サイクルの終わりにあ
るレンズ含有液に加えて行うことができる。この工程を
省略し、非中和溶液からのレンズを目に入れる危険があ
る。従って、滅菌したレンズを滅菌溶液から取り出すと
きに、溶液がpH6〜8を有するように、滅菌工程の初
期に、溶液のpHを調整する除放性の中和剤を加えるこ
とが好ましい。中和工程は、手で内容物を時々、ことに
レンズを取り出す直前に混合することにより促進するこ
とかできる。
この発明は、別の観点に、よれば、滅菌有効量の二酸化
硫黄及び/又は安息香酸を含有するコンタクトレンズの
滅菌用に適する水溶液を提供する。
そして滅菌有効量の二酸化硫黄を含有するコンタクトレ
ンズの滅菌用に適する水溶液、並びに滅菌有効量の安訊
香酸を含有するコンタクトレンズの滅菌用に適する水溶
液が提供される。
これらの水溶液は、さらに前記の酸性成分を含むのが適
する。酸性成分には、酒石酸又はクエン酸を用いるのが
好ましい。
また水溶液は、前述の割合での二酸化硫黄と安9、香酸
を含むのが適する。
かくして、この発明の好ましい態様によれば、0.1〜
0.25%の安息香酸と10〜500ppmの二酸化硫
黄を含有し、溶液のpHh<L、S〜3.2であるコン
タクトレンズの滅菌用に適する水溶液を提供するらのコ
ンタクトレンズは、通常、ねじ付栓で閉鎖しうろ容器中
で、この発明による殺菌水溶液と接触さすことにより滅
菌される。従って、この発明の主成分は、予め溶液にす
るか、水に溶解する固体として存在さすことができる。
水は、上述のように、蒸留水、脱イオン水又は市水が含
まれる。安息香酸と二酸化硫黄は酸性条件下でのみ抗菌
性であるので、それらを含有する錠剤又は溶解さす水に
酸性成分を加えて、当初の溶液をpHl、8〜3.2、
好ましくはpH2,0〜3.0、例えば2.0.2.5
または3.0になるようにする。
かくして、この発明の方法を行う系に用いるものとして
は、次のものが含まれろ。
(a)安い、香酸及び/又は二酸化硫黄遊離物質含有溶
液に、水でアルカリ性反応を呈する物質を徐放するのに
適する錠剤の形ての中和剤を加えた溶液(b)安息香酸
及び/又は二酸化硫黄遊離物質と任意に酸性化剤とを含
有する急速に溶解する層と、中和剤を含有し、ゆっくり
溶解または徐放性の層を浸す水に加えるか、酸性化剤が
錠剤中に存在しないときは酸性の水に加えられる。
水でアルカリ性反応を呈する物質は、錠剤として加える
ことができ、その物質をゆっくり又は遅延して放出する
のに適合させたもの、例えば、粒子として又は錠剤とし
て水溶性もしくは水透過性ポリマーコーティング中に、
固体マトリクスらしくは堅く徐々に溶解する錠剤で封入
したものが好ましい。この物質としては、水中で解離し
てアルカリ反応を示す、ホウ酸ナトリウム;炭酸ナトリ
ウム、炭酸水素ナトリウムのような炭酸塩らしくは重炭
酸塩、燐酸水素二ナトリウムなどが含まれる。
このアルカリ性物質は、水溶性ポリマーコーティング中
に封入される錠剤として存在さすのが好ましい。このコ
ーティングは、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースのような水溶性セルロー
ス物質、ポリビニルアルコールのような水溶性ポリマー
、カーボポール(商標)、オイドラジット(Eudra
g濃度s商標)として公知のもののようなポリアクリル
酸で作るのが適する。コーティングは、コーティングの
溶解化を促進するためにラクトースのようなより水溶性
の物質をさらに含んでもよい。特に好ましい型は、封入
錠剤が水にさらされると発泡するものである。このよう
なものは、水にさらすと錠剤からコーティング溶解し、
発泡し始め、それによって内容物が混合され、残りのコ
ーティングを破壊し、アルカリ性物質が急速に放出され
ることになる。コーティングの厚みやその溶解性がアル
カリ性物質の遅延放出の時間を決めるので、所望の放出
時間によるように適宜選定することが望まれる。
アルカリ性物質が炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウムのような炭酸塩又は
重炭酸塩のときに、発泡が生ずる。発泡ガスの発生を助
けるため、錠剤中に酸性物質を存在さすことが適する。
酸性物質としては、酒石酸、リンゴ酸が適する。アルカ
リ性物質を、溶液のpHが6〜8に調整されるよう過剰
に用いることもできる。
錠剤の徐放性コーティングは、次のような多くの方法で
行うことができる。錠剤を水溶性又は水透過性の包みの
中におく二錠剤をスプレー又は流動ベットでコーティン
グする;錠剤をポリマー溶液(例えばエチルアルコール
中のヒドロキシプロピルセルロース、水性アルコール中
のヒドロキシプロピルメチルセルロース)中に浸漬して
、熱風で乾燥する浸漬コーティングする;錠剤を乾燥ポ
リマー粉末の中に入れて圧縮コーティングすることが挙
げられる。浸漬コーティングと圧縮コーティングが適切
である。代表的なものとして、中和剤及び/又は等張凋
整剤含有の4分の1インチの錠剤を乾燥ポリマーて囲み
8分の3インチの錠剤に圧縮してコーティングすること
ができる。形成されるコーティングは約16分の1イン
チの厚さで、このものは2〜3時間で錠剤の中味を放出
して次いで中味が溶解するであろう。
この発明の方法に用いる組成物は、またレンズの洗浄及
び/又は湿潤を助ける界面活性剤を含んガス透過性レン
ズのとき特に有用である。界面活性剤としては、ポリオ
キシエチレン−ポリオキシプロピレンジオールブロック
共重合体、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
ル化ソルビタン脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性
剤が適する。
この発明の滅菌系又は中和系に、金属イオンキレート剤
を含めてもよい。キレート剤としては、市水からのカル
シウムとマグネシウムイオンを少なくとも封鎖し、他の
成分及び眼科用に受容である化合物であればよい。キレ
ート剤は、溶液での使用濃度で目に非刺激性である必要
がある。適切なキレート剤としては、エチレンジアミン
テトラ酢酸とその塩(例えばジナトリウム塩)、コンプ
レックスポリホスフェート(例えばヘキサメタ燐酸ナト
リウム)が含まれる。
キレート剤は、滅菌溶液の溶剤として市水を用いた際に
、市水中のカルシウム及びマグネシウムイオンを除去す
るのに十分な量用いられる。所要凰IIlcML+−)
#:4In順守I−P−フ”1FhP   thL−8
>hくとも0.01%(重量)用いられる。キレート剤
の量は、0.01〜1%が適し、0.02〜0.50%
がより適し、0.05〜Q、1%が好ましい。
なお、ここで市水とは、脱イオン化されたり、特に精製
されたりしないもので、飲用に適した純度であるものを
いう。通常このような水は、処理プラントから水道に飲
料水として供給されるものである。この用語には、わき
水のような他のソースからの同等の品質を有する水を含
C0市水は塩素で処理されていてもよく、従って滅菌系
に脱塩素剤が含まれてもよい。この発明の組成物に、脱
塩素剤として、ピロ亜硫酸塩特にピロ亜硫酸ナトリウム
を用いることができろ。
さらに、使用者が滅菌溶液のpH値が6〜8に調整され
たことを目で判断できるように、指示薬をこの発明の組
成物に加えることができる。指示薬は公知のものから適
宜選択利用することができる。
次にこの発明を実施例によって説明するが、これによっ
て、この発明は限定されるものではない。
実施例1 ピロ亜硫酸ナトリウム   7 、2mgクエン酸  
        20mgを含灯する錠剤か、粉末化し
た成分を混合し、錠剤に圧縮して作られる。仕上げた錠
剤を、防湿性の材料から作ったブリスターパックに常法
により包装される。
使用時に、パックから錠剤を取り出し、lomlの水に
溶解し、その溶液中にコンタクトレンズを浸漬する。l
夜浸漬すると滅菌される。レンズを取り出す前に、 燐酸水素二ナトリウム    10mg炭酸ナトリウム
       38B 塩化ナトリウム       45mgからなる錠剤を
、溶液に加え、撹拌溶解してpH7,1に調整する。
実施例2 ピロ亜硫酸ナトリウム   7.2μgを含有する錠剤
を、粉末化成分を圧縮して作る。
錠剤は、防湿ブリスターパックに常法で包装されろ。使
用時に、パックから錠剤を取り出し、クエン酸を2g/
(lの濃度存在さけて酸性化しfこ5a+1の水に溶解
する。コンタクトレンズをこの溶液に1夜浸漬放置する
。次いて燐酸三ナトリウム70B含有の粉末を、滅菌溶
液に溶解して、pli7 、 Oに調整する。その後に
レンズを取り出す。
実施例3 ピロ亜硫酸ナトリウム   0.29gクエン酸   
       0.96g蒸留水       加えて
240g の溶液を作り、濾過又は加熱で滅菌し、予め滅菌した瓶
に充填する。
使用時、この溶液(10ml)を密閉手段具備の容器に
、通常所定のマークまで満1ニす。次いでコンタクトレ
ンズで浸し、1夜放置する。
燐酸水素二ナトリウム  10mg 塩化ナトリウム       45mg含育の錠剤を滅
菌溶液に溶解し、pHを7.2にする。
レンズを取り出し、目に入れる。
実施例4 安息香酸(20mg)の蒸留水(10mg)の溶液を、
0.22μmポリエステルフィルターを通して濾過し滅
菌する。最終溶液のpHはほぼ3.0である。密閉容器
中のこの溶液にレンズを4時間浸漬する。無水燐酸水素
ニナトリウム(116mg)と塩化ナトリウム(25B
)を含有するサツシェで、予めガンマ線照射で滅菌した
ものを上記の時間の終わりに、溶液に加え、容器を振と
うして溶解さす。得られろ溶液のpHは7.4でほぼ等
張である。そこで滅菌されたレンズを溶液から取り出し
、目に入れる。
実施例5 実施例1記載のようにして、安息香酸の蒸留水に溶解し
、滅菌した溶液を作る。これを密閉容器に入れ、そこへ
コンタクトレンズを入れて6時間浸漬する。その時間の
終わりに、無水燐酸水素ニーJ−1−+l  fy  
)、  (I IAma)J−H5ル!S、11M7、
 r Q’1lllF )含有の圧縮錠を加え、容器を
振とうして錠剤を溶解させろ。最終溶液のp旧よ7.4
で、はぼ等張である。滅菌したレンズを溶液から除き、
目に戻す。
実施例6 実施例!記載のようにして作った安自、香酸の滅菌溶液
(安息香酸200mgを蒸留水100m1に溶解した液
8m1)を密閉しうる容器に入れ、コンタクトレンズを
4時間浸漬する。その終わりに、燐酸水素二ナトリウム
と塩化ナトリウム(それぞれ5.8gと1.25gを1
0On+1の蒸留水に溶解し、濾過して滅菌)の滅菌液
2mlを容器に加える。得られる溶液は;王ぼ等張でり
H7,2を示す。滅菌したレンズを溶液から取り出し、
目に戻す。
実施例7 安息香酸(20mg)とピロ亜硫酸ナトリウム(7,2
+++g)を蒸留水(10+nl)に溶解した液を、0
.22μmポリエステルフィルターを通して濾過し、滅
菌した。得られる液はほぼpH3,0である。レンズを
密閉容器中上記の液に4時間浸した。この終わりに、無
水燐酸水素二ナトリウム(160mg)と燐酸水素二カ
リウム(5mg)含有のサツシェ(予めガンマ−線照射
で殺菌)を、レンズ含有の溶液に加え、容器を振とうし
て溶解する。得られる液はpH7,4を示し、はぼ等張
である。滅菌したレンズを取り出し、目に戻す。
実施例8 安息香酸とピロ亜硫酸ナトリウムの滅菌溶液を実施例1
と同様にして作る。この液を密閉容器に入れ、コンタク
トレンズを6時間浸す。その終わりに、無水燐酸水素二
ナトリウム(60mg)と燐酸水素二カリウム(15g
g)含有の圧縮錠を加え、振とうして溶解する。液のp
Hは1.4でほぼ等張である。滅菌したレンズを取り出
し、目に戻す。
実施例9 実施例1と同様にして作った安自、香酸2QOmgとピ
ロ亜硫酸ナトリウム6.0mgを100m1の蒸留水に
溶解した液の8mlを密閉容器に入れ、コンタクトレン
ズを4時間浸す。その終わりに燐酸水素二ナトリウムa
、 Ogと燐酸水素二カリウム0.758をloOml
の蒸留水に溶解し、濾過して滅菌した液の2mlを加え
る。得られる溶液はほぼ等張で、pH7,2を有する。
滅菌したレンズを取り出し、目に戻す。
実施例10 安息香酸20mgとピロ亜硫酸ナトリウム7.2tng
を含有する水溶液10+ulとねじ栓付き容器に入れる
炭酸水素ナトリウム      95mg酒石酸   
 25mg EDTAニナトリウム(2H20)  10mg燐酸水
素二ナトリウム     IOB塩化ナトリウム   
     15mgポリエチレングリコール    5
mgからなり、ヒドロキンプロピルセルロースで被覆し
た錠剤を容器に入れfこ。(なお、上記の組成物をまず
圧縮して直径約4分の1インチの錠剤とする。次いで、
8分の3インチ錠剤用パンチを用い、ヒドロキシプロピ
ルセルロース被覆を圧縮して行う。被覆厚みは約16分
の1インチである。)コンタクトレンズを溶液に浸す。
約2時間牛後に、コーティングか溶解し発泡する。錠剤
は溶解効果の評価1 次のテスト微生物の懸濁液を108微生物/mlの濃度
で作る。
A、スタフィロコッカスアラレラム!IcTc 107
88B、シュードモナスエルギノーサ NCTC075
0C,エンエリシア コリ       NCTC86
D、キャンシダアルビカンス   ATCC10231
E、アスペルギルスニガー    ATCC16404
F、セラチアマルセソセンス   入TCC1404に
酸化硫黄62.5ppmを含有し、pH2,0に緩衝さ
せたテスト液と、125ppmを含有し、p)13.0
に緩衝させたテスト液のそれぞれ20m1に上記の各テ
スト微生物の懸濁液200μlを接種し、混合する。混
合後直ちに、3時間後、24時間後にそれぞれ1mlを
サンプリングし、9+nlの中和溶液に入れる。菌液の
生菌数を測定した。
二酸化硫黄62.5ppm含有テスト液(クエン酸でp
l!2に酸性化)の場合は次の通りてあっ1こ。
テスト微生物  生菌数 log、。カウント7m10
時  3時間後  24時間後 A           5.60       G、
0         <1.0B          
 4JO<1.0         <1.0C5,3
8<1.0        <1.OD       
   5.22      4.55       <
1.0E  、          5.6     
   <1.0         <1.0F    
     5゜83      <1.0      
  G、0二酸化硫黄125ppm含有テスト液(クエ
ン酸でI)H3、Qに調整)の場合は次の通りであった
テスト微生物  生菌数 1ogl11カウント/mt
O時  3時間後  24時間後 A           5.72       (1
,0<1.0B      5.68    <1.0
     <1.0C5,68<1.0       
 <1.0D      5.31   5,27  
  1.93E      5.74   1.3  
   〈1.OF           5.83  
    <1.0        <1.0効果の評価
2 キャンシダアルビカンスATC・: 10231の懸濁
液(10@微生物/alの濃度)を作った。安息香酸の
み、二酸化硫黄のみ及び安息香酸と二酸化硫黄の混合物
をそれぞれ含有するテスト液20m1に、テスト微生物
@濁液200μlを接種し、混合する。混合後、直ちに
、1時間後、3時間後にそれぞれ1mlの液をサンプリ
ングし、中和液(ツインとレシチンを含有するトリプト
ン大豆ブロス(tryptonesoya broth
)の9mlに入れろ。次いで生菌数を測定した。
テスト液    pH生菌数log+。カウント101
10時 1時間後3時間後 0、門安息香酸  2.Q  6.Q3 5.19  
2.780.25安9香酸  3.0 5.84 5.
65  5.0125ppm二酸化硫黄 2.0 5.
76 5.84  5.75500ppm二酸化硫黄3
,0 5,89 5.86  5,610.2%安息香
酸と 25ppm二酸化硫黄 2.0 5.93 3.77 
  <1.00.3安息香酸と 500ppm二酸化硫黄3,0 5.94 4.82 
  <1.0上記の結果から、二酸化硫黄と安息香酸は
、pH2,0とpH3,0の水溶液でキャンシダアルビ
カンスに対して相乗殺菌作用を示すことが分かる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンタクトレンズを滅菌するのに十分な時間、二酸
    化硫黄および/または安息香酸含有の水溶液とコンタク
    トレンズを接触させることからなるコンタクトレンズの
    滅菌方法。 2、二酸化硫黄の滅菌有効量を含有する水溶液が用いら
    れる特許請求の範囲第1項による方法。 3、二酸化硫黄が二酸化硫黄遊離化合物から発生させる
    特許請求の範囲第2項による方法。 4、二酸化硫黄遊離化合物がピロ亜硫酸ナトリウムであ
    る特許請求の範囲第3項による方法。 5、水溶液中の二酸化硫黄の濃度が50ppmから50
    0ppmである特許請求の範囲第2〜4項の何れか1つ
    による方法。 6、二酸化硫黄の水溶液のpHが1.8〜3.2である
    特許請求の範囲第5項による方法。 7、安息香酸の滅菌有効量を含有する水溶液である特許
    請求の範囲第1項による方法。 8、水溶液が0.01〜0.25%の安息香酸を含有す
    る特許請求の範囲第7項による方法。 9、水溶液がpH2.5〜4.0である特許請求の範囲
    第8項による方法。 10、水溶液が付加的に酸性成分を含む特許請求の範囲
    第1〜9項の何れか1つによる方法。 11、酸性成分が酒石酸である特許請求の範囲第10項
    による方法。 12、水溶液が0.01〜0.25%の安息香酸と10
    〜500ppmの二酸化硫黄を含有する特許請求の範囲
    第1項による方法。 13、水溶液のpHが、滅菌したレンズをその溶液から
    除去される時に、溶液がpH6〜8を有するように調整
    される特許請求の範囲第1〜12項の何れか1つによる
    方法。 14、水溶液のpHが、水にアルカリ性反応を示す物質
    を、水溶液に加えて調整される特許請求の範囲第13項
    による方法。 15、水にアルカリ性反応を示す物質が、その物質をゆ
    っくりまたは遅延して放出するのに適合する形で存在す
    る特許請求の範囲第14項による方法。 16、水溶液のpHが、燐酸水素二ナトリウムと燐酸二
    水素カリウムの有効量を加えて調整される特許請求の範
    囲第13項による方法。 17、水溶液の最終形態が実質的に等張である特許請求
    の範囲第1〜16項の何れか1つによる方法。 18、水溶液が、付加的に0.01〜1%のキレート剤
    を含有する特許請求の範囲第1〜17項の何れか1つに
    よる方法。 19、水溶液が、pH6〜8の範囲に調整されたことを
    視覚的に検出できる指示薬を含む特許請求の範囲第1〜
    18項の何れか1つによる方法。 20、滅菌有効量の二酸化硫黄および/または滅菌有効
    量の安息香酸を含有することからなるコンタクトレンズ
    の滅菌に適する水溶液。 21、水溶液が50〜500ppmの二酸化硫黄を含有
    する特許請求の範囲第20項による水溶液。 22、水溶液が0.01〜0.25%の安息香酸を含有
    する特許請求の範囲第20項による水溶液。 23、水溶液が0.01〜0.25%の安息香酸と10
    〜500ppmの二酸化硫黄を含有する特許請求の範囲
    第20項による水溶液。 24、水溶液が付加的に酸性成分を含有する特許請求の
    範囲第20〜23項の何れか1つによる水溶液。 25、酸性成分が酒石酸である特許請求の範囲第24項
    による水溶液。 26、最後の水溶液が実質的に等張である特許請求の範
    囲第20〜25項の何れか1つによる水溶液。 27、水溶液が0.1〜1%のキレート剤を含有する特
    許請求の範囲第20〜26項の何れか1つによる水溶液
    。 28、水溶液のpHが6〜8に調整されたことを視覚的
    に検出しうる指示薬を含有する特許請求の範囲第20〜
    27項の何れか1つによる水溶液。
JP62067685A 1986-03-22 1987-03-20 コンタクトレンズ用滅菌溶液と滅菌方法 Pending JPS62270913A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8607160 1986-03-22
GB868607160A GB8607160D0 (en) 1986-03-22 1986-03-22 Disinfecting compositions
GB8610521 1986-04-30
GB8611190 1986-05-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62270913A true JPS62270913A (ja) 1987-11-25

Family

ID=10595081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62067685A Pending JPS62270913A (ja) 1986-03-22 1987-03-20 コンタクトレンズ用滅菌溶液と滅菌方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS62270913A (ja)
GB (1) GB8607160D0 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090698A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Nippon Optical:Kk コンタクトレンズケア用品
JP2006224085A (ja) * 2004-06-22 2006-08-31 Toyobo Co Ltd 流体分離装置および/または膜エレメントの保存液、流体分離装置および膜エレメントおよびその保存方法
JP2007063222A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd 分離膜用保存液、分離膜モジュール、及び分離膜の保存方法
JP2007070469A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Lion Corp 洗浄剤組成物
JP2019059718A (ja) * 2017-09-22 2019-04-18 ロート製薬株式会社 コンタクトレンズ用眼科組成物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5456852A (en) * 1977-10-14 1979-05-08 Senju Pharma Co Contact lens washing liquid
GB1601430A (en) * 1978-05-23 1981-10-28 Contact Lens Mfg Ltd Method of treating contact lenses

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5456852A (en) * 1977-10-14 1979-05-08 Senju Pharma Co Contact lens washing liquid
GB1601430A (en) * 1978-05-23 1981-10-28 Contact Lens Mfg Ltd Method of treating contact lenses

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090698A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Nippon Optical:Kk コンタクトレンズケア用品
JP2006224085A (ja) * 2004-06-22 2006-08-31 Toyobo Co Ltd 流体分離装置および/または膜エレメントの保存液、流体分離装置および膜エレメントおよびその保存方法
JP2007063222A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd 分離膜用保存液、分離膜モジュール、及び分離膜の保存方法
JP2007070469A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Lion Corp 洗浄剤組成物
JP2019059718A (ja) * 2017-09-22 2019-04-18 ロート製薬株式会社 コンタクトレンズ用眼科組成物

Also Published As

Publication number Publication date
GB8607160D0 (en) 1986-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4568517A (en) Disinfection of contact lenses
US5035859A (en) Contact lens disinfecting system
JPS59105457A (ja) 過酸化水素を用いる殺菌処理およびその残存量の中和
JPS62502245A (ja) コンタクトレンズのための消毒組成物および消毒方法
JPS58501515A (ja) 眼用溶液
JPH0580226B2 (ja)
CA2826215C (en) Disinfectant materials and methods
US5364601A (en) Treating of contact lenses with compositions comprising PVP-H202
JPS59206816A (ja) コンタクトレンズの清浄および浄化方法ならびにその操作用組成物
US4976921A (en) Kit for contact lens sterilization and method for contact lens sterilization
CA1099885A (en) Method of cleaning contact lenses
JPS5848521B2 (ja) 滅菌方法
JPS646790B2 (ja)
WO1998043683A1 (fr) Preparation a emballage unique pour desinfection, neutralisation et nettoyage de lentilles corneennes et procede de desinfection, neutralisation et nettoyage
JPS62270913A (ja) コンタクトレンズ用滅菌溶液と滅菌方法
US6034138A (en) Disinfectant composition
EP0242998B1 (en) Disinfecting composition
GB2189045A (en) Disinfecting contact lenses using sulphur dioxide and/or benzoic acid
WO1993017720A1 (en) Method and kit for disinfection of contact lenses
JPH04311435A (ja) 紙基材積層品の殺菌方法
JPS63142322A (ja) コンタクトレンズ用液剤組成物
DE3900862A1 (de) Verfahren zur desinfektion und reinigung von oberflaechen und pflegemittel zur durchfuehrung der verfahren
CA2044072A1 (en) Method of disinfection of soft contact lenses
JPS6061510A (ja) 水泳プ−ルに用いる消毒殺菌水溶液。
GB2090013A (en) Soft Contact Lens Sterilising Solution