JPS6227027Y2 - - Google Patents

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JPS6227027Y2
JPS6227027Y2 JP1981191034U JP19103481U JPS6227027Y2 JP S6227027 Y2 JPS6227027 Y2 JP S6227027Y2 JP 1981191034 U JP1981191034 U JP 1981191034U JP 19103481 U JP19103481 U JP 19103481U JP S6227027 Y2 JPS6227027 Y2 JP S6227027Y2
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reverse bias
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transistor
main switching
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は主スイツチング用トランジスタの高速な
ターンオフ動作を、少ない駆動電力により可能と
する電圧駆動型トランジスタ電力変換装置の駆動
回路に関するものである。
電力用スイツチングトランジスタを用いて、例
えば直流を交流に変換して負荷に電力を供給する
インバータのような電力変換装置においては、変
換周波数を高くする程主スイツチングトランジス
タのターンオフ動作の高速化が要求される。そこ
で駆動回路を電圧駆動型としたものにおいては、
その制御用トランジスタのOFF時に生ずる駆動
トランスの励磁エネルギを利用して、これにより
主スイツチングトランジスタのベースに充分な逆
バイアス電流を流して、その蓄積時間、降下時間
の短縮とスイツチング損失の低減などを行う。
しかしこのためには制御用トランジスタON
時、駆動電源から駆動トランスに所望の逆バイア
ス電流を流すための励磁電力を供給する必要があ
る。しかも駆動回路の駆動電源は低電圧であるた
め、特に次の第1図によつて示す従来例のように
直流駆動型の場合には、駆動電源を得るに当つて
主直流電源を抵抗分割したり、変換回路により直
流−直流変換して、低電圧の駆動電源を作るよう
にしているため変換損失を生じ、その量は駆動ト
ランスの励磁電力の供給量が大となるに伴い大と
なり、これが駆動トランスの供給励磁電力量に加
わることになる。このため電力変換回路としての
効率を、充分高くすることができない難点があ
る。
即ち第1図の回路における主スイツチングトラ
ンジスタ1は、駆動回路Aの制御用トランジスタ
2を制御信号入力端子3に加えられるオン信号に
よりONして、駆動電源4が加えられる駆動トラ
ンス5の出力により、抵抗6とスピードアツプ用
コンデンサ7により定まる正方向ベース電流を流
してONされるが、そのOFFはオフ信号により制
御用トランジスタ2をOFFにすることによつて
行われる。即ち制御用トランジスタ2がOFFさ
れると、駆動トランス5の励磁エネルギは、帰還
巻線5Cと帰還用ダイオード8を介してリセツト
され、1次および2次巻線5a,5bに逆方向の
フライバツク電圧を発生する。このため主スイツ
チングトランジスタ1のベースには、この逆バイ
アス電圧が供給され、また制御用トランジスタ2
のON時充電されたスピードアツプ用コンデンサ
7の放電電流により、逆バイアス電流を供給され
てOFFとなる。しかしこの回路の駆動トランス
5は、以上の説明から明らかなように一方向性励
磁のトランスであることから、主スイツチングト
ランジスタ1のターンオフ動作の高速化に当つて
の条件として、オフ時間とフライバツク電圧の積
の値が、オン時間において駆動トランス5から与
えられる電圧との積より充分大となるように、オ
ン期間に充分な励磁電流を駆動トランス5に流し
てフライバツク電圧を大としたり、オン期におい
てベース抵抗6に生ずる電圧降下、即ちコンデン
サ7の充電電圧を大として放電電流を大とする方
法などを講ずることが必要である。しかしこのよ
うな方法では例えば変換周波数を100KHz以上と
したとき、順バイアス電流の3〜5倍の尖頭逆バ
イアス電流を流す必要があり、駆動電力としても
順逆ほぼ同程度の大きな電力となる。このため一
方向性励磁の駆動トランスを用いた回路では、高
変換周波数の電力変換装置の実現は困難である。
本案は少ない駆動電力により、必要とする充分
な逆バイアス電流を主スイツチングトランジスタ
に供給して、高速なスイツチ動作を可能とする電
圧駆動型電力変換装置の提供を目的とするもので
あつて、次に図面を用いてその詳細を説明する。
第2図は本案の一実施例を示す回路図であつ
て、図において2は制御用トランジスタ、3は制
御信号入力端子、4は駆動電源、5は駆動トラン
ス、5a,5b,5cは1次巻線、2次巻線、帰
還巻線、8は帰還用ダイオードであつて、その構
成は前記第1図に示した従来の駆動回路Aと同様
である。6はベース抵抗、7はスピードアツプ用
コンデンサ、1は主スイツチングトランジスタ、
9は極性選択ダイオード、10は主直流電源、1
1は出力トランス、11a,11bはその1次お
よび2次巻線12は負荷回路であつて、これらの
構成はベース回路に極性選択ダイオード9を設け
て、フライバツク電圧発生時駆動トランス5の2
次巻線5bの回路インピーダンスを高くして、逆
バイアス電流を流すことなく逆バイアス電圧のみ
が主スイツチングトランジスタ1のベースに加え
られるようにした点が異なる。13および14は
上記極性選択ダイオード9と共に、本案のために
新たに設けられた逆バイアス制御用スイツチ回路
および逆バイアス電圧取得回路である。逆バイア
ス制御用スイツチ回路13において、15はスイ
ツチ起動信号取得巻線であつて、駆動トランス5
に図中「・」極性で巻かれる。16は極性選択ダ
イオード、17は抵抗、18は高速かつ高入力イ
ンピーダンスのスイツチング素子、例えば電界効
果型スイツチングトランジスタ、19は抵抗、2
0はコンデンサである。また逆バイアス電圧取得
回路14において、21は出力トランス11に新
たに図中「・」極性で巻かれた逆バイアス電圧取
得巻線、22は極性選択ダイオード、23は電圧
保持用コンデンサ、24は電流制限抵抗であつ
て、コンデンサ20の電圧は逆バイアス制御用ス
イツチ回路13を介して、主スイツチングトラン
ジスタ1のベース・エミツタ間に接続されるもの
で、要するに本案は上記の構成により次の動作を
行わせることを特徴とするものである。
即ち主スイツチングトランジスタ1のON時、
逆バイアス電圧取得回路14により逆バイアス電
圧取得巻線21に生ずる電圧から、逆バイアス電
圧を作つて保持しておく。そしてこれを主スイツ
チングトランジスタ1のOFF操作時、スイツチ
起動信号取得巻線15に生ずるフライバツク電圧
により、逆バイアス制御用スイツチ回路13を
ON状態とすることにより、主スイツチングトラ
ンジスタ1のベースとエミツタ間に加えるように
接続する。そしてこれにより駆動電源4から電力
を得ることなく主電源10から電力を得て充分な
逆バイアス電流を供給できるようにすると同時
に、極性選択ダイオード9により阻止して高イン
ピーダンスとした駆動トランス5の2次巻線によ
つて、逆バイアス電流を流すことなく逆バイアス
電圧のみを加えるようにして、ターンオフ動作の
高速化を図るようにしたことを特徴とするもので
ある。次に本案回路の動作をさらに詳細に説明す
る。
制御信号入力端子3に供給されたオン信号によ
り制御用トランジスタ2がONとなり、第1図に
よつて前記したと同一要領により主スイツチング
トランジスタ1がON状態になると、出力トラン
ス11に設けた逆バイアス電圧取得巻線21に
ON期間中電圧が発生する。そしてこれは抵抗2
4と極性選択ダイオード22を介して、電圧保持
用コンデンサ23を一方向極性で充電して、図示
極性の逆バイアス電圧を保持する。一方このとき
スイツチ起動信号取得巻線15に生ずる電圧は、
極性選択ダイオード16により阻止されて、電界
効果型スイツチングトランジスタ18のゲートに
は加えられず、これをOFF状態に維持する。
次いで入力端子3に加えられたオフ信号により
制御用トランジスタ2がOFFされると、駆動ト
ランス5の2次巻線5bと、スイツチ起動信号取
得巻線15には、第1図によつて前記したと同様
にフライバツク電圧が現われる。そして2次巻線
5aの出力電圧は極性選択ダイオード9により阻
止されて2次巻線5aの回路を高インピーダンス
とし、電流を流すことなく主スイツチングトラン
ジスタ1のベースを即座に逆電位に保持する。一
方巻線15に生じたフライバツク電圧は、このと
き順方向となる極性選択ダイオード16を介して
電界効果型スイツチングトランジスタ18のゲー
トに加えられる。このため正電位側が主スイツチ
ングトランジスタ1のエミツタに接続され、負電
位側が電界効果型スイツチングトランジスタ18
のソースに接続された電圧保持用コンデンサ23
と、抵抗19とコンデンサ20の並列回路を介し
てドレン極が主スイツチングトランジスタ1のベ
ースに接続された電界効果型スイツチングトラン
ジスタ18とからなる直列回路はONとなる。そ
の結果駆動トランス5の2次巻線5bにより即座
に行われる逆バイアス電圧の供給と同時に、電圧
保持用コンデンサ23による充分な逆バイアス電
流の供給が行われ、また抵抗19の電圧降下によ
り生ずるコンデンサ20の電圧が逆バイアス電圧
を与える。
以上のように本案では主スイツチングトランジ
スタ1のターンオフ時、駆動トランス5の2次巻
線5aの回路を極性選択ダイオードにより高イン
ピーダンス化することにより、逆バイアス電流を
流すことなく逆バイアス電圧のみをベースに与え
るようにして、フライバツク電圧を発生させる駆
動トランス5の小さな励磁エネルギを直接逆バイ
アス電流として流さないようにすると共に、必要
とする逆バイアス電流のエネルギを、駆動電源4
の電力を殆ど増すことなく動作する、入力インピ
ーダンスの高い電界効果型スイツチングトランジ
スタ18による制御により、出力トランス11の
逆バイアス電圧取得巻線21を介して主直流電源
10から供給している。従つて従来の駆動回路の
ように駆動トランスの励磁エネルギを大とするた
め励磁電流を大とするような、大きな駆動電力を
必要とする手段を用いることなく、少ない駆動電
力によりターンオフの高速化に必要とする充分な
逆バイアス電流を流すことができる。従つて駆動
回路の電力を小さくでき、また主電源から駆動電
源を得る場合に生ずる変換損失を少なくできるの
で、電力変換回路の効率を向上できる。
また本案では第1図の回路の駆動トランスの励
磁エネルギにより逆バイアス電流を供給する場合
のように、逆バイアス電流の流通回路に巻線を有
しないので、その浮遊インダクタンスによるベー
ス電位のリンキングがないので安定な動作が可能
となる。また本案においては主スイツチングの降
下時間以降も主スイツチングトランジスタ1のベ
ースをコンデンサ20の充電電圧によつて逆電位
に維持することから降下時間の短縮が図られ、損
失の少ない高速スイツチング動作が可能となる。
なお以上では逆バイアス制御用スイツチ回路1
3のスイツチング素子として電界効果型トランジ
スタを用いたが、高速であると同時に高入力イン
ピーダンス回路を形成できるものであれば公知の
素子を用いることができ、例えばバイポーラ型ト
ランジスタなどを用いることができる。また以上
においてはインバータ回路について説明したが、
コンバータ回路にも適用できる。
以上の説明から明らかなように、本案によれば
駆動電力の少ない電力変換回路の駆動回路を提供
しうるもので、特に高い変換周波数の電力変換回
路の駆動回路として大きな効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回路例図、第2図は本案の一実
施例回路図である。 1……主スイツチングトランジスタ、A……駆
動回路、2……制御用トランジスタ、4……駆動
電源、5……駆動トランス、5a,5b,5cお
よび15……1次、2次、帰還およびスイツチ起
動信号取得巻線、6……ベース抵抗、7……スピ
ードアツプ用コンデンサ、8……帰還用ダイオー
ド、9……極性選択回路(ダイオード)、10…
…主直流電源、11……出力トランス、11a,
11b,21……1次、2次、逆バイアス電圧取
得巻線、12……負荷回路、16……極性選択ダ
イオード、17……抵抗、18……高速高入力イ
ンピーダンスのスイツチング素子、19……抵
抗、20……コンデンサ、22……極性選択ダイ
オード、23……逆バイアス電圧保持用ダイオー
ド、24……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電圧駆動型トランジスタ電力変換回路において
    主スイツチングトランジスタのベースに接続され
    る駆動トランスの2次巻線と直列に極性選択回路
    を設けると共に、出力トランスに設けた逆バイア
    ス電圧取得巻線により主スイツチングトランジス
    タのオン期間において主電源から逆バイアス電圧
    を作つて保持する逆バイアス電圧取得回路と、上
    記駆動トランスに設けたスイツチ起動信号取得巻
    線により検出された制御用トランジスタのオフ時
    駆動トランスに生ずるフライバツク電圧によりオ
    ンして、上記逆バイアス電圧取得回路の保持逆バ
    イアス電圧を主スイツチングトランジスタのベー
    スとエミツタ間に接続する高入力インピーダンス
    の逆バイアス制御用スイツチ回路を設けて、上記
    極性選択回路により駆動回路の制御用トランジス
    タオフ時駆動トランスの2次巻線回路を高インピ
    ーダンスとしてフライバツク電圧により主スイツ
    チングトランジスタに逆バイアス電圧のみを供給
    し、上記逆バイアス電圧取得回路の保持電圧によ
    り逆バイアス電流を供給するようにして、主スイ
    ツチングトランジスタをターンオフさせることを
    特徴とする電圧駆動型トランジスタ電力変換回
    路。
JP19103481U 1981-12-23 1981-12-23 電圧駆動型トランジスタ電力変換回路 Granted JPS5897992U (ja)

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JPS5897992U JPS5897992U (ja) 1983-07-04
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616719B2 (ja) * 1976-04-05 1981-04-17
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