JPS62268633A - 熱硬化プリプレグの貼合せ硬化法 - Google Patents

熱硬化プリプレグの貼合せ硬化法

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Publication number
JPS62268633A
JPS62268633A JP61114214A JP11421486A JPS62268633A JP S62268633 A JPS62268633 A JP S62268633A JP 61114214 A JP61114214 A JP 61114214A JP 11421486 A JP11421486 A JP 11421486A JP S62268633 A JPS62268633 A JP S62268633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prepreg
film
porous material
hot
melting point
Prior art date
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Pending
Application number
JP61114214A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Goto
後藤 孟
Tadashi Yokochi
横地 忠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は熱硬化プリプレグを木材、紙等の多孔質材料に
貼合せ同時に硬化せしめるに際し利用される新規な方法
に関する。
〈従来の技術〉 熱硬化プリプレグ例えばフェノール、メラミン、尿素、
エポキシ樹脂その他の熱硬化性樹脂(以下レジン)と強
化成分である繊維質とから成る熱硬化プリプレグ(以下
プリプレグ)を木材、紙等の如き多孔質である材料に貼
合せると同時に硬化しようとする場合、プリプレグに含
まれるレジンは多孔質材料に吸収されてしまいプリプレ
グの硬化物性低下及び多孔質材料との貼合せ強力が低下
し、硬化貼合せを同時に行うことは容易ではない。
このため、従来の解決方法はレジンの加熱時に於ける粘
度の調整(レジンフローの調整)或は多孔質材料の貼合
せ面に予め目止め用コーティングを施すことが行われて
来た。
この様な問題は、エポキシ樹脂の如くレジンフローの大
きい樹脂の場合特に問題となる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明はレジンフローの太きいプリプレグに於ても多孔
質材料に目止めコーティングを施すことなくプリプレグ
の硬化と貼合せを同時に実施しうる生産性にすぐれた合
理的方法に関するものである。
く問題点を解決するための手段〉 本発明の要旨は、熱硬化プリプレグと多孔質材料とを貼
合せ同時に硬化せしめるに際し、熱硬化プリプレグと多
孔質材料との間に熱硬化性プリプレグの硬化温度より低
い融点を有するホットメルトフィルムを介在せしめてプ
リプレグの硬化と貼合せを同時に実施する方法である。
以下本発明の方法を具体的に説明する。
プリプレグと多孔質材料(以下、代表例として木材につ
いて説明する)の貼合せ硬化は主として熱プレスによっ
て行われる。
レジンは加熱により一旦その粘度を低下し、しかる後硬
化を開始するが、この粘度低下時レジンは木質部に吸収
されプリプレグ側のレジン含有率が低下し、プリプレグ
のシート物性と貼合せ強力か低下する。
この様な場合に於て本発明の方法では、プリプレグと木
材の間にホットメルトフィルムを介在せしめ、加熱と加
圧によりホットメルトフィルムは、溶融し木質部に膜状
の含浸層が形成されこの膜によりプリプレグのレジンは
木質部への移行、吸収が制限される。
本発明に用いられるホットメルトフィルムは使用される
プリプレグの硬化温度より低い融点を有するフィルムで
あることが必要であり、またレジンとの接着性を勘案し
て決定される。本発明に用いられるホットメルトフィル
ムの内代表的なものはポリアミドフィルム、ポリエステ
ルフィルム、酢酸ビニル、酢ビ・エチレンフィルム等で
ある。
この様なフィルムは、硬化・貼合せに際し、プリプレグ
、フィルム、木材の三者を重ね合せてプレス・加熱して
作業を行うのが一般的であるが、プリプレグの一面に予
めホットメルトフィルムをラミネートして積層作業を容
易にすることも出来るし、またプリプレグ表面に液状の
ホットメルトポリマーを塗布してプリプレグ表面にフィ
ルムを形成せしめた材料も用いることが出来る。
この様なホットメルトフィルムの融点は80℃〜200
℃であるが、本発明に於て利用されるホットメルトフィ
ルムの融点は、併用して用いられる熱硬化プリプレグの
硬化温度よりも低いことが必要である。熱硬化プリプレ
グの硬化温度は加熱時間との関係で決定されるべきであ
り、本発明に於ける硬化温度とは、該プリプレグを硬化
させるために採用されたプロセスに於ける最高温度とし
て定義される。
また、そのフィルムの厚さは30〜100μ程度であり
、この厚さは木質部の表面状態等により決定される。
〈実施例〉 本発明の方法を実施例によりさらに説明する。
実施例1 エポキシ樹脂を40重景%含む17017m”の炭素繊
維一方向プリプレグと厚さ約10mmの圧縮繊維板の間
に融点が90〜110℃である厚さ30μの変性ポリア
ミドフィルムを介在せしめ、最高温度130℃の温度で
30分、7ゆ/cTL2  の圧力下で硬化貼合せを実
施した。この貼合せ材表面の炭素繊維複合材の硬化は十
分であり、圧縮繊維板との接着力テストは圧縮繊維板側
の母材破壊であった。
一方、フィルムを介在せしめない場合は、エポキシ樹脂
は圧縮繊維板側に吸収され、炭素繊維複合材と圧縮繊維
板は接着が行われず、また炭素繊維複合材の貼合せ側は
、マトリックス樹脂が存在せず複合材としての物性を有
していないものであった。
実施例2 エポキシ樹脂を40重量%含む3401/m’の炭素繊
維クロスプリプレグと厚さ5朋の杉板の間に80〜10
0°Cの融点を有するエチレン・酸ピコポリマーから成
る厚さ100μのフィルムを介在せしめ、実施例1と同
じプレス条件により加熱硬化せしめた。この実験に於て
も炭素繊維側の硬化は十分であり、剥離テストに於ても
破壊は母材破壊であった。
〈効果〉 本発明の方法は、プリプレグの硬化とプリプレグと多孔
質材料との貼合せは、一つのプロセスで実施することが
出来、またレジンフローの大きい樹脂に於ても適用する
ことが出来、合理的な新しい方法である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱硬化プリプレグと多孔質材料とを貼合せ同時に硬化せ
    しめるに際し、熱硬化プリプレグと多孔質材料との間に
    熱硬化性プリプレグの硬化温度より低い融点を有するホ
    ットメルトフィルムを介在せしめることを特徴とする熱
    硬化プリプレグの貼合せ硬化法。
JP61114214A 1986-05-19 1986-05-19 熱硬化プリプレグの貼合せ硬化法 Pending JPS62268633A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61114214A JPS62268633A (ja) 1986-05-19 1986-05-19 熱硬化プリプレグの貼合せ硬化法

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JP61114214A JPS62268633A (ja) 1986-05-19 1986-05-19 熱硬化プリプレグの貼合せ硬化法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62268633A true JPS62268633A (ja) 1987-11-21

Family

ID=14632073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61114214A Pending JPS62268633A (ja) 1986-05-19 1986-05-19 熱硬化プリプレグの貼合せ硬化法

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JP (1) JPS62268633A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927505U (ja) * 1972-06-13 1974-03-09
JPS58193150A (ja) * 1982-05-08 1983-11-10 住友ベークライト株式会社 合成樹脂化粧板の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927505U (ja) * 1972-06-13 1974-03-09
JPS58193150A (ja) * 1982-05-08 1983-11-10 住友ベークライト株式会社 合成樹脂化粧板の製造方法

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