JPS60182686A - 面状発熱体 - Google Patents

面状発熱体

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JPS60182686A
JPS60182686A JP3712384A JP3712384A JPS60182686A JP S60182686 A JPS60182686 A JP S60182686A JP 3712384 A JP3712384 A JP 3712384A JP 3712384 A JP3712384 A JP 3712384A JP S60182686 A JPS60182686 A JP S60182686A
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JP
Japan
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heating element
synthetic resin
resin film
planar heating
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP3712384A
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English (en)
Inventor
英雄 渡辺
勤 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP3712384A priority Critical patent/JPS60182686A/ja
Publication of JPS60182686A publication Critical patent/JPS60182686A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、面状発熱体に関し、とくに、面状発熱体素
子の両面を繊維強化合成樹脂で被覆した面状発熱体にお
いて、成型時に面状発熱体素子の導電性物質中に被覆層
の合成樹脂が混入するのを防止して、電気抵抗値のばら
つきが少ない製品とするものである。
従来、建築物の屋根や玄関等の融雪用、その他各種の保
温用として、面状発熱体が広く使用さnている。この面
状発熱体の素子として、ゴム、合成樹脂等の混合物中に
カーゼンブラックや金属の粉末、繊維等の導電性物質を
混入した導電性材料をシート状に成形したもの、あるい
はこの導電性材料を布地上に塗布したもの等を用いて、
その両面に絶縁材として繊維強化合成樹脂を被覆する場
合、熱硬化性樹脂を含浸させた繊維材(プリプレグ)を
、素子の両面に被着し、この積層体を加圧加熱して硬化
させるという成型方法が採用さ几ている。
しかし、この成型方法によって面状発熱体を製造すると
、加熱硬化時にプリプレグに含浸さ′騒である樹脂が溶
融して素子の導電性物質中に流れ込むために、素子の電
気抵抗値が大きく変化して発熱量にばらつきができたり
、発熱量が低丁する等の問題があった。
この発明は、上記のような問題を解決して、電気抵抗値
の変化のない面状発熱体全提供することを目的とする。
すなわち、この発明は、後述する実施例および図面に示
すように、面状発熱体素子10の両面に、3〜30μm
の厚さで熱硬化性接着剤11が片面に塗布さ几、融点が
成型時の加熱温度よりも高い合成圏脂フィルム12を、
接着剤塗布面を被着して重ね合わせ、前記合成樹脂フィ
ルム12の外面に、熱硬化性樹脂含浸プリプレグ16を
被覆し、この積層体を加圧加熱して成型さ几た面状発熱
体に係る。
以下、この発明の実施例について、図面を参照して説明
する。
第1図は、この発明の実施例を示す断面図である。
同図において、符号10は面状発熱体素子を示し、この
面状発熱体素子10の両面に、熱硬化性接着剤11を片
面に塗布した合成樹脂フィルム12が、接着剤塗布面を
被着して重ね合わさ几ている。
熱硬化性接着剤11としては、耐熱性を有し、力)つ合
成樹脂フィルム12との接着性にすぐ几たものが好寸し
く、たとえばエポキシ系、ビニールエステル系、アクリ
ル系、ウレタン系等のうちから適宜の接着剤全選定して
使用する。寸た合成樹脂フィルム12は、成型時の加熱
温度よりも高い融点を有し、耐電圧性にすぐ几、かつそ
の外面に積層される熱硬化性樹脂含浸シリプレグ16と
の接着性の良好なものが好ましく、たとえばポリエステ
ル、ナイロン、塩化ビニリデン等のうちから適宜のもの
を選定して使用する。
上記の熱硬化性接着剤11は、3〜30μmの厚さで塗
布する必要がある。塗布厚さが3μm未満であると、合
成樹脂フィルム12と面状発熱体素子10との接着性が
不十分となり、30IrrLヲ超える厚さに塗布すると
、面状発熱体素子1・10の電気抵抗値が大きくなるの
で好ましくない。
上記の合成樹脂フィルム12の外面には、熱硬化性樹脂
含浸プリプレグ16が積層されている。
この熱硬化性樹脂含浸プリプレグ16ば、有機もしくは
無機繊維からなる織布または不織布に、エポキシ樹脂、
ビニールエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェ
ノール樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させたものを使用す
る。
上記の構成部拐および材料からなる積層体を、両面から
加圧して加熱することによって、この発明の面状発熱体
が成型さ几る。この成型時において積層体は、プリプレ
グと接着剤との樹脂の硬化温度に加熱さ几るが、面状発
熱体素子10と熱硬化性樹脂含浸プリプレグ16との間
に介在する合成樹脂フィルム12は、融点が加熱温度よ
りも高いため誤動すること(はなく、シたがって熱硬化
性樹脂含浸プリプレグ16の含浸樹脂が面状発熱体素子
10の導電性物質中に流几込むのを阻止するから、面状
発熱体素子10の電気抵抗値全変化させることはない。
また合成樹脂フィルム12に塗布した熱硬化性接着剤1
1は、その塗布厚さが接着に必要な最小限度に限定さ几
ているため、面状発熱体素子10の電気抵抗値に大きな
影響を与えることはない。
このようにして、面状発熱体素子10の両面に熱硬化性
接着剤11を介して合成樹脂フィルム12全被着(−1
合成樹脂フィルム12の外面に熱硬化性樹脂含浸プリプ
レグ16を積層した積層体を加熱硬化させることにより
、面状発熱体素子10を、合成樹脂フィルム12を介し
て繊維強化合成樹脂の被覆層で積層した面状発熱体が得
ら几る。
この面状発熱体は、面状発熱体素子と繊維強化合成樹脂
被覆層との間に合成樹脂フィルムが介在しているので、
耐電圧性のほか、耐湿性にもすぐ几た特性が得ら几るが
、合成樹脂フィルムは熱硬化性接着剤を塗布した面とは
反対側の面に金属箔を蒸着したもの全使用することもで
きる。このように金属箔蒸着フィルムを使用した場合は
、耐溝性がさらに向上する。
なお、この発明の面状発熱体は、被覆層として繊維強化
合成樹脂全積層したままの状態でも、製品としての外観
が損なわ几ることはないが、必要に応じてその表面に合
成樹脂フィルムを積層することにより、さらに外観の良
好な製品とすることができる。
次に、この発明の面状発熱体とこの発明の構成を有しな
い面状発熱体(比較例)とについて、電気抵抗値全測定
した実験結果を第1表に示す。
実験に使用した面状発熱体素子は、30−の間隔で導線
の入った綿布に、カーゼンと合成樹脂との混合エマルジ
ョンを含浸して乾燥し、長さ1m(′こ裁断し7たもの
であり、電気抵抗値ロー170である。
f^−屠体の成型(rま、離Hす剤全塗布したアルミ板
と1脳厚さの7リコンゴムイリとの間に挾み、2kg/
crlの圧力で加圧1〜で、1.3(1℃の温度で1時
間加熱して硬化させた。
この発明の面状発熱体は、次の3種類の積層体を成型(
7た。
(1)面状発熱体素子の両面に、厚さ25)Jrnのポ
リエステルフィルムの片面にエポキシ樹脂接着剤Th1
Oμmの厚さに塗布したものを接着剤塗布面を内側にし
て被着し、さらにその両面を、ガラス繊維織布に上前キ
シ樹脂を含浸したプリプレグ(厚さ0.2 ’5 m+
++ )により積層した。
(2)上記(1)のポリエステルフィルム全使用1〜、
接着剤として導電性接着剤全塗布した。プリプレグは上
記(1)と同一のものである。
(3) 合成樹脂フィルムは、厚さ30〃mのナイロン
フィルムを使用し、その片面にエポキシ樹脂接着剤を1
0μmの厚さに塗布した。プリプl/グは上記(1)と
同一のものである。
比較例の積層体は、次の4種類のもの全成型した。
(1)面状発熱体素子の両面に、厚さO,:25m+a
のガラス繊維織布にエポキシ樹脂を含浸したプリプ1/
ダ(この発明のものと同一)を直接積層した。
(2) 合成(酊脂フイルノ・とじで、厚さ30μmの
共重合ナイロンフィルム(融点90〜120℃)全使用
し、その片面にエポキシ樹脂接着剤全10trmの厚さ
に塗布した。プリプレグは、この発明のものと同一のも
のである。
(3)合成樹脂フィルムは、この発明のものと同一の厚
さ25μmのポリエステルフィルムであるが、接着剤全
塗布しないで面状発熱体素子の両面に直接被着した。プ
リプレグは、この発明のものき同一のものである。
(4) 合成樹脂フィルムは、この発明のものと同一の
厚さ25μmのポリエステルフィルム全使用し、峰の片
面にエポキシ樹脂接着剤全501Lmの厚さに塗布した
。プリプレグは、この発明のものと同一のものである。
なお、参考例として、上記のこの発明の面状発熱体(1
)の積層体の両面に、さらに厚さ12μmのポリニスデ
ルフィルム全積層して、こnfアルミ板トE P Tゴ
ムンートとの間に挾み、前記と同一の加圧加熱条件で成
型したものについても、同様に実験した。
第1表の結果から明らかなように、この発明および参考
例の面状発熱体の電気抵抗値は、はぼ一定人あって大き
な変化はないのに対し、比較例の面状発熱体の電気抵抗
値は比較例(3)ヲ除き、何旧。
も大きな電気抵抗値を示していることがわかる。
なお、この実験においては、面状発熱体の成型後におけ
る外観についても、その良否を観察したが、この発明の
面状発熱体においてu2.3種類とも繊維強化合成樹脂
被覆層の表面が平滑に仕上げらnで良好な外観を呈して
おり、とくに参考例の面状発熱体の外観はきわめて良好
であった。一方、比較例の面状発熱体にあっては、比較
例(1)および(4)の外観は良好であった。しかし比
較例(2)では、プレス型から冷却後に取り出したとき
の外観は良好であったが、高温状態で取り出したときは
、ブリスター(水泡状のふ〈几)が発生し、比較例(3
)では、冷却後に取り出したときでもブリスターの発生
が認められ、製品としての外観が著しく損なわれること
がわかった。
以上、説明したように、この発明は面状発熱体素子の両
面に、融点が加熱温度よりも高い合成樹脂フィルム全、
所定厚さの熱硬化性接着剤を介して被着し、合成樹脂フ
ィルムの外面に熱硬化性樹脂含浸プリゾレグ全被覆した
積層体を加圧加熱して成型する構成としている。したが
って、この発明によれば、積層体の加熱時において、プ
リプレグの含浸樹脂か面状発熱体素子の導電性物質中に
混入することがなく、電気抵抗値のばらつきが少々ぐ、
しかも各構成材料の接着性のよい面状発熱体が得らnる
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例を示す断面図である。 図中、10は面状発熱体素子、11は熱硬化性接着剤、
12は合成樹脂フィルム、16は熱硬化性樹脂含浸プリ
プレグである。 特許出願人 横浜ゴム株式会社 代理人弁理士 森 哲 也 手 続 争甫 正 書(方式) %式% 2、発明の名称 面状発熱体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (671)横浜ゴム株式会社 4、代理人 住所 東京都千代田区丸の内−丁目4番2号東銀ビルヂ
ング 9階 917区 日栄特許事務所 昭和59年 5月29日 6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 明細書第9頁に記載されている第1表を次のとおり補正
する。 第1表

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 面状発熱体素子の両面に、3〜30μmの厚さで熱硬化
    性接着剤が片面に塗布さ几、融点が成型時の加熱温度よ
    りも高い合成樹脂フィルムを、接着剤塗布面を被着して
    重ね合わせ、前記合成樹脂フィルムの外面に、熱硬化性
    樹脂含浸シリプレグを被覆し、この積層体を加圧加熱し
    て成型さnた面状発熱体。
JP3712384A 1984-02-28 1984-02-28 面状発熱体 Pending JPS60182686A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62160683A (ja) * 1986-01-07 1987-07-16 大成建設株式会社 面状発熱防水体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538074U (ja) * 1978-09-05 1980-03-11

Patent Citations (1)

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JPS5538074U (ja) * 1978-09-05 1980-03-11

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