JPS6226828Y2 - - Google Patents

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JPS6226828Y2
JPS6226828Y2 JP5547180U JP5547180U JPS6226828Y2 JP S6226828 Y2 JPS6226828 Y2 JP S6226828Y2 JP 5547180 U JP5547180 U JP 5547180U JP 5547180 U JP5547180 U JP 5547180U JP S6226828 Y2 JPS6226828 Y2 JP S6226828Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案は例えばテープレコーダやVTRの如き
記録再生装置に適用するのに最適なカセツト装着
装置であつて、特にカセツトをカセツトホルダー
によつてカセツト装着装置へ装着し、この装着さ
れたカセツト内のテープをカセツト外のテープ走
行位置へ引出して走行させて、所望の記録又は再
生を行うように構成してあるカセツト装着装置に
関するものである。
この種カセツト装着装置の一例として従来1/4
インチテープを用いた両面使用カセツト(以下単
にカセツトと記載する)を用いたデータレコーダ
がある。このデータレコーダでは、カセツトをカ
セツトホルダー内に斜め上方から挿入した後、そ
のカセツトホルダーを手で押し込んで、カセツト
をカセツト装着位置へ装着する。次に押釦スイツ
チを操作してプランジヤーソレノイドを働かせ
る。そしてそのプランジヤーソレノイドによつて
テープ引出し機構を駆動して、カセツト内のテー
プを一対のピンチローラによつてカセツトの上方
外方に引出して一対のキヤプスタンに圧着させる
構造を採用していた。
しかしながらこのようにカセツトホルダーを手
で押し込み、その後押釦スイツチを操作すると言
う方式は、いわゆる2アクシヨン操作であり、1
アクシヨン操作に比べて操作性が低い。またプラ
ンジヤーソレノイドを用いる構造は、プランジヤ
ーソレノイド自体の部品コストが高い上に、動作
時の消費電力が非常に大きい。ところでデータレ
コーダ等は一般にポータブル型であつて、電源に
電池を使用しており、プランジヤーソレノイドの
消費電力が大きい為に電池の寿命が非常に短くな
つている。
そこで本考案出願人は上記従来例の欠陥を是正
し、カセツトの装着及びこれに引続くテープの引
出しの操作を、1つの操作レバーの1アクシヨン
操作によつて、極めて簡単に行え、かつまたプラ
ンジヤーソレノイド等を使用しなくて済むように
したカセツト装着装置の先願考案(実願昭53−
127148号)を既に出願している。
しかしながら上記の先願考案では、操作レバー
の最初の第1の往動ストロークでホルダー操作機
構のカム板を押してカセツトホルダーをカセツト
装着位置へ移動させるようにし、操作レバーの引
続きの第2の往動ストロークでテープ引出し機構
の回動レバーを押してカセツト内のテープをカセ
ツト外のテープ走行位置へ引出すようにしたもの
であつて、先ず操作レバーとカム板との係合は、
押し方向のみ強制運動であり、引戻しの動作は、
カセツトホルダーの戻しバネに全面的に依存する
構造であつた。そしてカセツト装着操作の負荷を
考慮すると、上記戻しバネの強さには自ずと限界
があり、この為機器本体を通常の垂直な姿勢で使
用する場合には何等差支えはないが、機器本体を
抑向けに寝かせて使用するようなことがあると、
上記戻しバネの力が不足し、操作レバーの引戻し
操作に確実に追従してカセツトホルダーが引戻さ
れ難いと言う欠陥があつた。
またカセツト装着後の反作用防止の為にテープ
引出し機構の往動終了位置でこれにロツクを掛け
る為のトグル機構を具備させているが、このトグ
ル機構を操作レバーと切り離した構造にしていた
為に、このトグル機構を構成する部品点数が多い
上に、このトグル機構のロツクを解除する機構も
必要である等構造が複雑で著しくコスト高につい
ていた。
本考案は上記先願考案の改良に関するものであ
り、機器本体の姿勢の変更に何等左右されること
なく、操作レバーによつてカセツトホルダーを常
に確実に引戻すことが出来、またトグル機構の構
造が非常に簡単で、低コストなものを提供しよう
とするものである。
以下本考案をカセツトを用いたデータレコーダ
に適用した一実施例を図面に基き説明する。
先ず第1図において、1はカセツトであり、2
はカセツトホルダーである。そしてカセツトホル
ダー2は支点3を中心に前後方向に揺動自在に構
成されていて、第1図に実線で示された傾斜状の
カセツト挿入位置と、第1図に鎖線で示された垂
直状のカセツト装着位置との間で往復動自在に構
成されている。なおカセツトホルダー2は戻しバ
ネ4によつてカセツト装着位置からカセツト挿入
位置へ復動附勢されている。そしてカセツト1は
カセツト挿入位置にあるカセツトホルダー2内に
斜め上方から挿入された後、カセツトホルダー2
によつてカセツト装着位置へ垂直状に装着される
ように構成されている。
次に第1図において、5はカセツトホルダー2
をカセツト挿入位置からカセツト装着位置へ移動
操作する為のホルダー操作機構である。このホル
ダー操作機構5は前後方向に摺動自在のカム板6
と、このカム板6及びカセツトホルダー2に設け
られた一対のピン7,8間に連結されたリンク9
とによつて構成されている。なおカム板6の前端
面はその上部位置が所定長さの垂直面10に構成
され、その下部が所定半径の円弧面11に構成さ
れている。またカム板6はカセツトホルダー2に
連動して第1図の鎖線位置から実線位置へ摺動附
勢されている。
次に第2図において、13はカセツト装着位置
へ装着されたカセツト1内の磁気テープ(以下単
にテープと記載する)14を、そのカセツト1の
上方外方のテープ走行位置へ引出し操作する為の
テープ引出し操作機構である。このテープ引出し
操作機構13は上下方向に摺動自在に構成され、
かつ上端がほヾフオーク状に形成されたスライダ
ー15と、一対の支点16a,16bを中心に上
下方向に揺動自在に構成され、かつスライダー1
5の左右一対の腕部17a,17bに設けられた
一対のピン18a,18bに一対の長孔19a,
19bを介して係合された一対のピンチローラレ
バー20a,20bと、これら一対のピンチロー
ラレバー20a,20bの先端に枢着された一対
のピンチローラ21a,21bと、支点22を中
心に揺動自在に構成され、一端がスライダー15
の中央の腕部17cに設けられたピン23に長孔
24を介して係合された連動レバー25と、上下
方向に摺動自在に構成され、上端に設けられたピ
ン26を連動レバー25の他端に設けられ長孔4
2に係合された摺動レバー44と、支点45を中
心に揺動自在に構成され、一端46aが揺動レバ
ー44に設けられたピン47に長孔48を介して
係合されたほヾL字状をなす回動レバー46とに
よつて構成されている。なおスライダー15は戻
しバネ26によつて第1図の鎖線位置から実線位
置へ摺動附勢されている。
次に第1図及び第2図において、28は前記2
つの操作機構5,13を連続的に操作する1つの
操作レバーである。この操作レバー28はほヾL
字状をなしていて、支点29を中心に上下方向に
揺動自在に構成されていてその一端には操作つま
み部30が設けられ、他端にはローラ31がピン
32を介して回転自在に枢着されている。そして
そのローラ31がカム板6の前端面に相対的に当
接されている。
次に第1図及び第2図において、34はカム板
6の左右両側部に配された一対の連動レバーであ
り、これら両連動レバー34の一端は操作レバー
28の他端に設けられているピン32の両端に回
動自在に枢支されている。そしてカム板6には本
考案で言うガイド手段の一例である長孔35が所
定の傾斜角度で設けられている。そして両連動レ
バー34の他端に設けられたピン36に回転自在
に枢着された鍔付のローラ37がカム板6の長孔
35内に係合されている。そしてピン36の一端
が前記回動レバー46の他端46bに当接可能に
構成されている。
なお第2図における39a,39bは一対のキ
ヤプスタン、40は磁気ヘツドであり、これらは
カセツト1外のテープ走行位置に設けられてい
る。
次に以上述べたカセツト装着装置の動作を説明
する。
先ずカセツト装着動作を説明すると、第1図に
示したようにカセツトホルダー2内にカセツト1
を斜め上方から挿入した後、第3A図に示される
ように操作レバー28を実線位置から1点鎖線位
置まで第1ストロークS1分だけ矢印方向(上方)
に回動させる。するとローラ31が第3A図の実
線位置から1点鎖線位置まで後方側へ移動され
る。そしてこの時ローラ31がカム板6の垂直面
10を押し、カム板6が戻しバネ4に抗して矢印
方向に摺動されて、このカム板6が第1図及び第
3A図の実線位置から1点鎖線位置へストローク
S′1分だけ後退される。
この結果リンク9を介してカセツトホルダー2
が第1図に鎖線で示されたカセツト装着位置へ回
動され、その内部のカセツト1がそのカセツト装
着位置へ垂直状に装着される。
そして操作レバー28が第1ストロークS1分だ
け回動操作された時、ローラ31は第3B図に実
線で示される位置に達して、カム板6の垂直面1
0の下端から円弧面11側に乗り移る。そしてカ
ム板6は以後第3B図の位置でロツクされる。ま
たこのカセツト装着動作時にカセツト1の上端の
左右に設けられている一対の開閉蓋(図示せず)
が開放されて、カセツト1内のテープ14をカセ
ツト1の上方外方に引出し可能になると同時に、
一対のピンチローラ21a,21bがカセツト1
内のテープ14の内側に挿入される。
一方この操作レバー28の第1ストロークS1
回動に伴い、この操作レバー28によつて連動レ
バー34が後方側に押出されて斜め下方に移動さ
れる。即ち連動レバー34は後退されるカム板6
の移動に同期して後方側に押出され、ローラ37
がカム板6の長孔35に沿つて案内されることに
よつて、その長孔35に沿つて斜め下方に移動さ
れる。そして操作レバー28が第1ストロークS1
の回動を終了した時、ローラ37は第3B図に実
線で示されるように長孔35のほヾ中央位置に達
する。
次に第3B図に示されるように操作部材28を
前記第1ストロークS1の回動に引続いて実線位置
から1点鎖線位置まで第2ストロークS2分だけ同
じく矢印方向に回動させる。するとローラ31が
実線位置から1点鎖線位置まで矢印方向に回動さ
れる。
しかしてこの操作レバー28の第2ストローク
S2の回動時においては、ローラ31がカム板6の
円弧面11に接触して、その円弧面11に沿つて
回動する。従つてカム板6は何等移動されず、第
3B図の位置でそのまゝロツクされている。
一方この操作レバー28の第2ストロークS2
回動時においても、連動レバー34は引続いて長
孔35に沿つて斜め下方に移動される。そして操
作レバー28が第3B図で実線位置から2点鎖線
位置まで回動された時に連動レバー34のピン3
6が第3B図で2点鎖線位置に達して回動レバー
46の他端46bに当接される。
そして操作レバー28の引続きの回動に伴い、
その操作レバー28が第3B図で2点鎖線位置か
ら1点鎖線位置へ回動される時に、連動レバー3
4がピン36を介して回動レバー46の他端46
bを押し、この回動レバー46が第3B図で実線
位置から1点鎖線位置へストロークS′2分だけ矢
印方向に回動される。
すると第2図及び第4B図に示されるように、
摺動レバー44を介して連動レバー25が矢印方
向に回動されて、この連動レバー25が実線位置
から1点鎖線位置へ回動される。そしてこれによ
りスライダー15が戻しバネ26に抗して矢印方
向(上方)に摺動されて実線位置から1点鎖線位
置へ上昇される。そしてスライダー15の上昇に
よつて一対のピンチローラレバー20a,20b
がそれぞれ矢印方向に回動され、一対のピンチロ
ーラ21a,21bが実線で示されたカセツト1
内の位置から1点鎖線で示されたカセツト1の上
方外方の位置へ移動される。
この結果これら一対のピンチローラ21a,2
1bによつてテープ14がカセツト1内から1点
鎖線で示されたカセツト1の上方外方に引出され
る。そしてこのテープ14はその一対のピンチロ
ーラ21a,21bによつて一対のキヤプスタン
39a,39bに圧着され、かつ磁気ヘツド40
に接触される。
一方この際第3C図に示されるように、操作レ
バー28が第2ストロークS2の回動を終了する直
前に、連動レバー34がトルグ機構の働きを行
う。
即ち操作レバー28が1点鎖線位置から実線位
置へ回動された時に、その操作レバー28と連動
レバー34とを連結しているピン32が、操作レ
バー28の回動支点29と、連動レバー34の回
動支点となつたローラ37との中心を結ぶデツド
ラインDLを1点鎖線位置から実線位置へトグル
動作によつて乗り越えて停止する。するとこれ以
後操作レバー28は連動レバー34によつて第3
C図の実線位置である回動終了位置にて自動的に
ロツクされる。そしてこの操作レバー28によつ
て前述の如く往動動作されたホルダー操作機構5
及びテープ引出し機構13は夫々その往動位置に
て自動的にロツクされることになる。
またこの際テープ引出し機構13の往動が終了
される時点で、検出スイツチ(図示せず)がオン
となる。そしてこれによりシステムコントロール
回路への通電が行われ、データレコーダがスタン
バイ状態になる。即ち例えば磁気ヘツド40にリ
ーダーテープが接触されたような場合にはリーダ
ーテープの透明等を光電スイツチ等のセンサーに
て検出して、データレコーダが早送りモードに切
換えられて、カセツト1の巻取リールが回転さ
れ、テープ14の始端部で停止させて、テープ1
4の頭出しを行うと言う動作が自動的に行われ
る。
以上1つの操作レバー28の第3A図の実線位
置から第3C図の実線位置までへの矢印方向への
1アクシヨン操作によつて、カセツトホルダー2
によるカセツト装着操作と、これに引続くカセツ
ト1の上方外方へのテープ14の引出し操作と
を、機械的動作として順序良く正確に行える。
またこの際操作レバー28の回動終了直前に、
この操作レバー28とテープ引出し機構13とを
連動する連動レバー34がトグル機構の働きをな
して、その操作レバー28を回動終了位置にて自
動的にロツクする。そして最終的に電気的確認動
作の後、スタンバイ状態となる。
次にカセツトエジエクト動作を説明すると、こ
のカセツトエジエクト動作は、操作レバー28を
第3C図の実線位置から第3A図の実線位置まで
の引戻しの1アクシヨン操作によつて行うことが
出来るものであるが、その際先ず、操作レバー2
8の第2ストロークS2の引戻しの開始時で、この
操作レバー28が第3C図で実線位置から1点鎖
線位置まで引戻される時に、ピン36がデツドラ
インDLを実線位置から1点鎖線位置へトグル動
作によつて乗り越えて、連動レバー34によるト
グル機構が自動的に解除される。
そしてこの後の引続きの操作レバー28の第2
ストロークS2の引戻しに伴い、連動レバー34が
カム板6の長孔35に沿つて斜め上方に引戻さ
れ、これに伴つてスライダー15が戻しバネ26
によつて引戻されて、第2図で1点鎖線位置から
実線位置に下降される。更にこれに連動して一対
のピンチローラレバー20a,20bがそれぞれ
引戻されて、一対のピンチローラ21a,21b
がカセツト1内の位置へ復動される。
なおこの際スライダー15の下降(復動)に連
動して揺動される引込みアームにて巻取リール台
(何れも図示せず)がテープ巻取り方向に回転駆
動されて、カセツト1外で弛みが生じたテープ1
4がカセツト1内の巻取リールに巻取られてカセ
ツト1内に引戻される。但しスライダー15の上
昇(往動)時にも上記引込みアームは揺動される
が、この時には巻取リール台に組込まれた一方向
回転クラツチ(図示せず)によつて巻取リール台
のテープ繰出し方向への回転駆動は行われない。
なおこの操作レバー28の第2ストロークS2
引戻しの間にローラ31がカム板6の円弧面11
に沿つて移動して、第3B図の実線位置に達し、
円弧面11側から垂直面10側に乗り移る。
そしてこの後の引続きの操作レバー28の第1
ストロークS1の引戻しに伴い、カム板6が戻しバ
ネ4によつて第1図で1点鎖線位置から実線位置
へ引戻される。
そしてこれに連動してカセツトホルダー2が引
戻されて、カセツト1がカセツト装着位置からカ
セツト挿入位置へエジエクトされる。
以上1つの操作レバー28の1アクシヨン操作
によつて、カセツト1内へのテープ14の引戻し
操作と、これに引続くカセツト1のエジエクト操
作とを、機械的動作として順序良く正確に行え
る。
しかしてこの際、操作レバー28が第3A図の
1点鎖線位置から実線位置へ引戻される間に、連
動レバー34のローラ37がカム板6の長孔35
の始端に当接する。この結果操作レバー28の上
記引戻しに伴い、連動レバー34を介してカム板
6が強制的に第3A図の実線位置へ引戻されるこ
とになる。
従つて例えばデータレコーダが抑向けに寝かせ
られて使用され、戻しバネ4によるカセツトホル
ダー2の引戻し力が不足して、カセツトホルダー
2をこの戻しバネ4のバネ力だけでは充分引戻す
ことが出来ないような場合であつても、操作レバ
ー28の引戻し操作に確実に追従させて、カセツ
トホルダー2を強制的に引戻すことが出来る。
以上述べた本考案の実施例においては、カム板
6に設けた長孔35によつて連動レバー34をガ
イドするように構成したが、本考案で言うガイド
手段は長孔35に限定されるものではなく、各種
のガイド手段を適用出来る。また長孔35の形状
に各種の変形が可能である。
また本考案で言うカセツトホルダー、カム板、
ホルダー操作機構、回動レバー、テープ引出し機
構、操作レバー、連動レバー等は図面に示された
ものに限定されることなく、各種の構造を適用出
来る。
また本考案はデータレコーダに限定されること
なく、テープレコーダ、VTRその他の各種のカ
セツト式記録再生装置に広範囲に適用可能であ
る。
本考案は上述の如く、1つの操作部材の1アク
シヨン操作によつて、カセツトの装着及びこれに
引続くテープの引出しを順序良く正確に、かつ連
続的に行えて、操作が非常に簡単で、誤動作が全
くなく、非常に使い易く、かつまた低コストであ
る等の利点を有する上に、操作レバーの引戻し時
に、ロツクレバー兼用の連動レバーにてカム板を
強制的に引戻し得るように構成しているので、機
器本体の姿勢変更等に何等左右されることなく、
またカセツトホルダーの戻しバネの力が弱くなつ
たとしても、操作レバーによつてカセツトホルダ
ーを常に確実に引戻すことが出来て、操作性が非
常に良い。更にまたロツクレバー兼用の連動レバ
ーにより操作レバーを往動終了位置にてトグル機
構方式でロツクさせるように構成しているので、
そのトグル機構を構成する部品点数を大巾に削減
することが出来ると共に、操作レバーがそのトグ
ル機構のロツク解除レバーを構成しているので、
そのトグル機構のロツクを解除する機構をも省略
出来る等、トグル機構の構造が非常に簡単で、低
コストなものであると言つた利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案をカセツトを用いたデータレコー
ダに適用した一実施例を示したものであつて、第
1図はカセツトの装着動作を説明する要部の斜視
図、第2図はテープの引出し動作を説明する要部
の斜視図、第3A図〜第3C図は操作レバーによ
る操作要領を説明する要部の側面図、第4A図は
第3A図のA−A線断面図、第4B図は第3
B図のB−B線断面図、第4C図は第3C図
のC−C線断面図である。 また図面に用いられた符号において、1……カ
セツト、2……カセツトホルダー、4……戻しバ
ネ、5……ホルダー操作機構、6……カム板、1
3……テープ引出し機構、20a,20b……ピ
ンチローラレバー、21a,21b……ピンチロ
ーラ、28……操作レバー、34……連動レバ
ー、35……長孔、37……ローラ、46……回
動レバー、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセツトが挿入されたカセツトホルダーをカセ
    ツト装着位置へ移動操作する往復動自在のカム板
    を備えたホルダー操作機構と、前記カセツト装着
    位置へ装着されたカセツト内のテープをカセツト
    外のテープ走行位置へ引出し操作する回動自在の
    回動レバーを備えたテープ引出し操作機構と、一
    端が前記カム板に係合された回動自在の操作レバ
    ーと、一端が前記操作レバーに回動自在に枢支さ
    れ、かつ前記カム板に設けられたガイド手段にて
    案内されて移動されるようになされたロツクレバ
    ー兼用の連動レバーとを夫々具備し、前記操作レ
    バーの往動操作時においては、最初の第1の往動
    ストロークで前記カム板を往動させて、前記カセ
    ツトホルダーをカセツト装着位置へ移動させ、こ
    れに引続く第2のストロークで前記連動レバーを
    介して前記回動レバーを往動させて前記カセツト
    内のテープをカセツト外のテープ走行位置へ引出
    すと共に、その第2のストロークの終了位置にて
    前記連動レバーにより前記操作レバーをトグル機
    構方式でロツクさせるように構成し、前記操作レ
    バーの復動操作時においては、最初の第1の復動
    ストロークにて前記連動レバーによるロツクを解
    除させると共に、前記回動レバーを復動させ、こ
    れに引続く第2の復動ストロークで前記連動レバ
    ーと前記ガイド手段とを介して前記カム板を復動
    させるように構成したカセツト装着装置。
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