JP2537809B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2537809B2
JP2537809B2 JP61212273A JP21227386A JP2537809B2 JP 2537809 B2 JP2537809 B2 JP 2537809B2 JP 61212273 A JP61212273 A JP 61212273A JP 21227386 A JP21227386 A JP 21227386A JP 2537809 B2 JP2537809 B2 JP 2537809B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープを使用して情報を記録あるいは
再生する磁気記録再生装置に関するもので、特に2本の
磁気テープを装填しておき、一方の磁気テープの記録再
生動作が終了すると自動的に他の磁気テープの記録再生
動作が開始されるよう構成した連続駆動機構に特徴を有
するものである。
従来の技術 近年、2本の磁気テープを使用し、1本の磁気テープ
の記録再生動作が完了すると他の磁気テープの記録再生
動作を開始するダブルカセットテープレコーダが開発さ
れている。
以下、第5図,第6図を参照しながら特公昭54-2566
号公報に示された従来のダブルカセットテープレコーダ
の連続駆動機構について説明する。
図面において、I,IIはそれぞれテープカセットが装着
され、操作釦(1つのみ図示)の操作により、それぞれ
独立して記録,再生,停止等の動作が可能な第1,第2の
駆動機構である。
今、この第1,第2の駆動機構I,IIを共に再生(録音)
状態とし、その状態で第2の駆動機構IIの一時停止釦18
を押圧すると、一時停止レバー19は支点24を中心に矢印
A方向に回転する。この一時停止レバー19が回転する
と、一時停止レバー19に形成された突起部19bとピンチ
ローラアーム21が係合しているため、このピンチローラ
アーム21は軸22を中心に矢印A方向に回転し、ピンチロ
ーラ23はキャプスタン8より離されて一時停止(ポー
ズ)状態になる。この時、前記一時停止釦18と機械的に
係合している一時停止スライダー14も矢印C方向に移動
し、その一時停止スライダー14に形成されたロックピン
16とロック板15とが係合して、その一時停止状態(第5
図)を保持するよう構成されている。この状態では、第
1の駆動機構Iのテープは走行しながら再生(録音)す
るが、第2の駆動機構IIは一時停止(ポーズ)状態にあ
るため、テープは走行しない。この状態で、第1の駆動
機構Iでの再生(録音)が進み、第1の駆動機構Iがテ
ープエンドで自動停止したとき、または停止釦(図示せ
ず)を押して停止状態としたとき、ヘッド基盤12が停止
状態Xに戻る過程でヘッド基盤12に設けた突起部12cが
軸13cを中心に回転可能な一時停止レバー13の一端13bを
反時計方向に回転させる。従って、前記一時停止解除レ
バー13の他端に形成された傾斜面部13aは第6図に示す
ように矢印Y方向に動き、一時停止スライダー14をロッ
クしているロック板15を上方向に持ち上げてロックピン
16との係合を外すことにより、一時停止スライダー14は
スプリング17によりZ方向に移動し一時停止状態を解除
する。一時停止スライダー14の凹部14aと係合された一
時停止18もZ方向に移動し元の位置に復帰する。また、
一時停止釦の脚18aに接している一時停止レバー19もス
プリング20により反時計方向に回転するため、一時停止
レバーの突起部19bにより拘束されていたピンチローラ2
3はキャプスタン8に圧接され、磁気テープは定速走行
され、第2の駆動機構IIは再生(録音)状態となる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような機構では、連続駆動を望
むときには、まず第1,第2の駆動機構I,IIを共に再生
(録音)状態とし、更に第2駆動機IIの一時停止釦を押
し、一時停止状態とする操作を行わなければならないと
いう問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、第1の駆動機構Iおよび第
2の駆動機構IIとも再生(録音)状態とする操作のみ
で、第2の駆動機構IIにピンチローラがキャプスタンに
圧接しない一時停止機構を備えた連続駆動可能な磁気記
録再生装置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明の磁気記録再生装置は、第1と第2の位置との
間を移動可能な第1の操作釦の移動に連動して前記第1
の操作釦が前記第2の位置に位置するとき、第1のピン
チローラを第1キャプスタンに圧接して第1の磁気テー
プを定速走行せしめて記録あるいは再生を行う第1の駆
動機構と、第1と第2の位置との間を移動可能な第2の
操作釦の移動に連動して前記第2の操作釦が前記第2の
位置に位置するとき、弾性体を介して第2のピンチロー
ラを第2のキャプスタンに圧接せしめ、第2の磁気テー
プを定速走行させて記録または再生を行う第2の駆動機
構とを有し、前記第1の操作釦が前記第2の位置に位置
するとき、前記第2の操作釦の第2の位置への移動に連
動して前記弾性体の弾性付勢力により付勢された前記第
2のピンチローラが前記第2のキャプスタンに圧接する
ことを阻止するように、前記第1の操作釦の前記第2の
位置への移動に連動して移動する阻止手段を設け、前記
第1の駆動機構による記録または再生動作の終了にとも
ない、前記阻止手段の阻止動作を解除して前記弾性体に
より前記第2のピンチローラを第2のキャプスタンに圧
接することを特徴とするものである。
作用 本発明における磁気記録再生装置は、第1の駆動機構
を再生(録音)状態とする操作と連動して、動作する第
2の駆動機構のピンチローラキャプスタンに圧接させな
い阻止手段設けることにより、連続再生(録音)を行う
予備操作としての一時停止釦を押す操作を省略すること
ができ、操作性を大幅に向上できるものである。
実施例 以下、本発明の実施例について、図面を参照にしなが
ら説明する。
第1図から第4図は本発明の1実施例における磁気記
録再生装置のそれぞれ異なる動作状態を示す要部を示す
平面図である。
図面において、I,IIはそれぞれ磁気テープを駆動する
第1および第2の駆動機構であり、第1図の状態より、
第1の駆動機構Iの再生ロッド1を矢印A方向に押し、
図示しない公知のロック機構にて第2図のように再生ロ
ッド1が押し込まれた状態に保持することにより、この
再生ロッド1と連動する機構(図示せず)にて再生又は
録音状態となる。この時、再生ロッド1の側面に形成さ
れた凹欠部1aに先端部が係合した接続レバー2は、支点
2aを中心に反時計方向に回転し、第2図の状態となる。
また、この接続レバー2の他端と第1のスタンバイレバ
ー4の間にかけられているバネ3の力により、第1のス
タンバイレバー4は軸4bを中心に時計方向に回転して第
2のスタンバイレバー5の突起部5aにて阻止されて第2
図の状態に保持される。次に、この第2図の状態から第
2の駆動機構IIの再生ロッド10をA方向に押し、図示し
ない公知のロック機構にて第3図のように再生ロッド10
が押し込まれた状態に保持する。
この時、ヘッド基盤バネ11を介して再生ロッド10と連
動する録音ヘッド等を搭載したヘッド基盤12もA方向に
移動し、また、ヘッド基盤12に設けた突起部12aによっ
てヘッド基盤12と係合する一時停止レバー7が軸7bを中
心に時計方向に回転し第3図の状態となる。この時、一
時停止レバー7の突起部7aにて第2のスタンバイレバー
5も軸7bを中心に時計方向に回転するが、この第2のス
タンバイレバー5の突起部5aが第1のスタンバイレバー
4の切り欠き部4aに当接し、第2のスタンバイレバー5
の時計方向への回転が阻止され、第3図の状態となるた
め、ヘッド基盤12も第3図の位置で阻止される。そのた
め、ピンチローラブラケット6も軸6aを中心としての時
計方向への移動をヘッド基盤12に形成されている凹欠部
12bにより阻止されて第3図の状態となり、ピンチロー
ラ9はキャプスタン8に圧接されない一時停止状態で保
持される。この状態にて、第1の駆動機構Iの再生(録
音)状態にあるカセットテープがテープエンドで自動停
止した時、又は停止釦(図示せず)を押して停止させた
時、再生ロッド1はロックを解除され、第4図の状態、
すなわち、第1図の元の状態に復帰する。これに連動し
て第3図の状態にある接続レバー2も時計方向に回転し
て第4図の状態に復帰し、第3図の状態にある第1のス
タンバイレバー4を反時計方向に回転せしめ、第4図状
態となるため、第1のスタンバイレバー4の切り欠き部
4aで阻止されていた第2のスタンバイレバー5がロック
を解除されて、再生ロッド10とヘッド基盤12の間に設け
たヘッド基盤バネ11のA方向の力によりヘッド基盤12が
A方向に移動し、第4図の再生状態の位置になることに
より、ピンチローラ9が第4図の状態となり、キャプス
タン8に圧接されて再生(録音)状態となる。これによ
り、第1の駆動機構Iから第2の駆動機構IIへ再生(録
音)状態の切り換えが行われる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、2本の磁気テープをそ
れぞれ駆動する2つの駆動機構の1つの操作釦をそれぞ
れ操作するのみで連続駆動が望めるものであり、従来の
もののように一時停止状態を現出する一時停止釦を押す
準備操作を省略することができ、操作性を大幅に向上す
る事が可能となり、その実用的効果は大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本発明の磁気記録再生装置の第1実
施例の各動作ステップを示す要部平面図、第5図と第6
図は従来の磁気記録再生装置の要部斜視図および側面図
である。 1……再生ロッド、1a……再生ロッド1の凹欠部、2…
…接続レバー、3……バネ、4……第1のスタンバイレ
バー、4a……第1のスタンバイレバーの切り欠き部、5
……第2のスタンバイレバー、5a……第2のスタンバイ
レバーの突起部、6……ピンチローラブラケット、7…
…一時停止レバー、7a……一時停止レバーの突起部、8
……キャプスタン、9……ピンチローラ、10……駆動機
構IIの再生ロッド、11……ヘッド基盤バネ、12……ヘッ
ド基盤、12a……ヘッド基盤の突起部、12b……ヘッド基
盤の凹欠部、12c……ヘッド基盤の突起部、13……一時
停止解除レバー、14……一時停止スライダー、15……ロ
ック板、16……ロックピン、17……スプリング、18……
一時停止釦、19……一時停止レバー、19b……一時停止
レバーの突起部、20……スプリング、21……ピンチロー
ラアーム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1と第2の位置との間を移動可能な第1
    の操作釦の移動に連動して前記第1の操作釦が前記第2
    の位置に位置するとき、第1のピンチローラを第1のキ
    ャプスタンに圧接して第1の磁気テープを定速走行せし
    めて記録あるいは再生を行う第1の駆動機構と、第1と
    第2の位置との間を移動可能な第2の操作釦の移動に連
    動して前記第2の操作釦が前記第2の位置に位置すると
    き、弾性体を介して第2のピンチローラを第2のキャプ
    スタンに圧接せしめ、第2の磁気テープを定速走行させ
    て記録または再生を行う第2の駆動機構とを有し、前記
    第1の操作釦が前記第2の位置に位置するとき、前記第
    2の操作釦の第2の位置への移動に連動して前記弾性体
    の弾性付勢力により付勢された前記第2のピンチローラ
    が前記第2のキャプスタンに圧接することを阻止するよ
    うに、前記第1の操作釦の前記第2の位置への移動に連
    動して移動する阻止手段を設け、前記第1の駆動機構に
    よる記録または再生動作の終了にともない、前記阻止手
    段の阻止動作を解除して前記弾性体により前記第2のピ
    ンチローラを第2のキャプスタンに圧接することを特徴
    とする磁気記録再生装置。
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