JPS62267961A - 記録又は再生装置 - Google Patents

記録又は再生装置

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JPS62267961A
JPS62267961A JP61112059A JP11205986A JPS62267961A JP S62267961 A JPS62267961 A JP S62267961A JP 61112059 A JP61112059 A JP 61112059A JP 11205986 A JP11205986 A JP 11205986A JP S62267961 A JPS62267961 A JP S62267961A
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JP
Japan
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cassette
recording
engagement
spring
shutter
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JP61112059A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Uehara
司 上原
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は記録又は再生装置、主として記録担体収納容
器をフロントローディングする記録又は再生装置に関し
、とくに記録担体収納容器の確実で円滑なローディング
を行う手段に関する。
(従来技術) 円板状記録担体、例えば可撓性磁気ディスク等の記録担
体に同心円状又は螺旋状に記録トラックを形成しつつ情
報を記録し、又は記録された情報を再生する記録又は再
生装置において、円板状記録担体を収納するカセット、
ジャケット又はパックと呼ばれている記録担体収納容器
(以下従来技術及び実施例の説明ではカセットという)
を記録又は再生装置に装填するに当たって、カセットを
記録又は再生装置の前面から挿入する方式のものは、フ
ロントローディング方式として良く知られている。
このフロントローディング方式の多くは、カセットホル
ダに挿入されるカセットをカセットホルダに設けられる
押圧部材により固定するようにしている。その−例を説
明すると、第5図(A)のカセットホルダ100の上部
内側に比較的大きな押圧力を有する板ばね101が設け
られており、カセット102を矢印C方向へ挿入すると
、カセット102は板ばね101にょる押圧力を受け、
さらにカセット102が押しこまれて最終的にカセット
ホルダ100の折り曲げ部100aにより規制される所
定の位置に達すると、この状態でカセット102は板ば
ね101による押圧力を受けて同図(B)に示すように
ホルダ100内の所定の位置に固定保持される。その後
、ホルダ100は、必要に応じさらに矢印C方向、すな
わち水平方向に移動させられた後垂直方向に降下させら
れ、これによりカセット102が記録又は再生装置内の
所定の位置に達して装填動作が終了する。カセット10
2の取り出しに際しては上記と逆の動作ないし操作が行
われる。
ところで、上記の構成によるとカセット102の挿入に
際してこれを板ばね101の押圧力に抗して押しこまな
ければならないため大きなカを必要とし、また、カセッ
ト102をカセットホルダ100から取り出す際にも板
ばね101の押圧力に抗して取り出さなければならない
ため大きなカを必要とし、したがってカセット102の
挿入、取り出しが円滑に行われず、その操作性の点で不
都合なことが多く、また場合によってはカセット102
に損傷を与えるおそれもあった。
このような不都合を解消するには板ばね101の押圧力
を弱くすれば良いわけであるが、他方板ばね101の押
圧力を弱(すると、今度はカセット102に対する押圧
力が弱くなるためにカセットホルダ100の移動時に、
その振動等によってカセット102がカセットホルダ1
00内で移動してしまったり、あるいはカセットホルダ
100の水平移動に際し、カセット102が他の部材と
の接触等により容易に移動してしまい、結局、垂直方向
における適正な装填を行うことができなくなるという不
都合を生ずることになる。かかる不都合を解決するため
にカセットに設けられた孔を係合部材にて係合し、水平
移動方向におけるローディングを行なう記録又は再生装
置が提案されている。(特願昭59−196354号) (発明の解決しようとする問題点) かかる装置においては水平移動は適正に行えるものの、
水平移動の後に行われる垂直方向のローディング時、即
ちカセットが記録又は再生装置の位置決めピンに位置決
めされ記録又は再生のための所定位置に装着される時、
係合部材と位置決めピンとの位置のバラツキによりうま
く装着できないという事態が生じた。かかる事態につい
て第6図を用いて説明する。
第6図(A)乃至(C)はカセットの水平移動及び垂直
移動を示した図である。
第6図(A)乃至(C)において、26はカセット10
2を水平移動させるためカセット102に設けられた位
置決め孔5aと係合部26cにて係合する係合部材であ
って、該係合部材の移動によりカセット102の水平移
動が行われる。次いでカセット1o2が不図示の機構に
より垂直方向への移動を行ってカセット102の位置決
め孔5a、5bが、装置本体9゜に設けられた位置決め
ピン201,202とそれぞれ係合して記録又は再生の
ための所定位置に装着され、スピンドル92がカセット
102のセンタコア(不図示)に係合する様に構成され
ている。しかしながら第6図(B)、(C)において示
す様に装置本体9゜に植立された位置決めピン201及
び202と位置決め孔5b及び5aが係合する時係合部
材26の位置と位置決め孔5bと係合するピン202と
の位置のバラツキにより位置決め孔5aと係合部26c
がせって、カセットlがうまり90に装着できないとい
う欠点が生じた。
本発明は従来の記録又は再生装置における記録担体容記
保持手段の前述の欠点を除去し、確実で円滑にカセット
を記録又は再生のための所定位置に装着する記録又は再
生装置の提供を目的とする。
(問題を解決するための手段) 本発明はかかる目的を達成するために記録担体収納容器
に設けた被係合部に係合可能な係合部材と前記係合部材
を前記被係合部に対して付勢する付勢手段と前記記録担
体容器が記録又は再生装置本体中の記録あるいは再生の
ための所定位置に装着されるに際して前記被係合部と前
記係合部材との係合を解除するための解除手段を具備し
たことを特徴とする。
(作 用) 上記構成に於いて記録担体容器が記録又は再生装置中の
記録あるいは再生のための所定位置に装着されるに際し
て係合部材と記録担体容器の被係合部との係合が解除さ
れる。
(実施例による説明) 以下第1図〜第4図に示す実施例等を参照して上記の目
的を達成するためこの発明において講じた手段について
例示説明する。下記の説明は、可回転磁気ディスクを記
録担体とする実施例について、カセット及びシャッタの
構成、シャッタ開閉機構、フロントホルダ部及びリアホ
ルダ部、カセットローディング機構、安定板及びセンタ
コア押圧機構構体並びにこの発、明の記録又は再生装置
の実施例の動作の順序で行う。なおこの発明は、光学式
及び静電容1式等の他の方式による記録又は再生装置、
あるいはテープ状記録担体を使用する記録又は再生装置
にも適用することができるものである。
(カセット及びシャッタの構成)(第1図)第1図はこ
の発明の記録又は再生装置の実施例の全体構成を示す斜
視図であって、図中1は円板状記録担体の一例である可
撓性磁気ディスク、2は磁気ディスク1を収納する記録
担体収納容器としてのカセット、3は磁気ディスクlの
中心部に固着された合成樹脂製のセンタコア、3aはセ
ンタコア3を貫通する回転位相指示用のPGピンであり
、その構成については第4図に関連して後述する。2a
はカセット2の上面にセンタコア3に対応して設けられ
た孔であり、その下面にも同様の孔2a’が設けられて
いる。2bはカセット2の上面に設けられ、後述する安
定板(第4図の74)の進入用の窓であり、カセット2
の下面にも窓2bに対応する位置に磁気ヘッド進入用の
窓2b’が設けられている。
安定板進入用窓2bおよび磁気ヘッド進入用窓2b’は
、通常は、矢印P−Q方向に移動可能な覆い部材である
シャッタ4により覆われている。シャッタ4は、その側
面に後述するシャッタ開放爪(第2図の15c)が落ち
こむシャツタ閉成用の孔4aと後述のシャッタロック部
材2dの係合部と係合する係合爪4bとが設けられる。
なお4a’  は孔4aの端面、4Cはシャッタ4の端
面を示している。2cはカセット2の側面に設けられ、
シャッタ開放爪15c及び後述のシャッタ開放爪12a
が嵌合してスライドする溝であり、2dはカセット2の
側面に設けられたプラスチック製のシャッタロック部材
である。
シャッタ4は、カセット2に対し相対的に矢印Q方向に
移動するとき、安定板進入用窓2b及び磁気ヘッド進入
用2b’を解放し、同じく矢印P方向に移動するときこ
れらを閉成する構成になっている。
5a及び5bは、カセット2を使用する装置において、
と(にその装填の位置決めのために用いられる1対の位
置決め用孔であり、ともにカセット2の上面から下面へ
貫通するように形成されている。そして一方の孔5aは
長円形であっ゛て、カセット2の挿入方向である矢印入
方向においてシャッタ4と同じ側でかつシャッタ4の上
流側のコーナ一部に、他方の孔5bは円形であって、同
じ(矢印入方向においてカセット2の後端部付近の中央
部にそれぞれ設けられている。この実施例においては、
上記の孔5aは後述の係合部材26に対する被係合部の
役割をも有するが、この発明を実施するに当っては、こ
の被係合部と位置決め孔とは別個に設けてもよい。
(シャッタ開閉機構)(第1図、第2図)第1図及び第
2図において、カセット2を保持するカセットホルダ部
は、フロントホルダ部■及びリアホルダ部興よりなり、
両者は分離されている。
フロントホルダ部長はフロントハーフ11及びフロント
ホルダ18よりなっている。フロントハーフ11の上面
にはシャッタ開放部材12が設けられる。
シャッタ開放部材12は、板ばね13にピン14により
取りつけられ、そのコ字状折り曲げ部にシャッタ4を開
放するための開放爪12aを有し、またその一端にばね
係止部12bが設けられ、はね16の一端を係止してい
る。板ばね13は、シャッタ開放部材12をフロントハ
ーフ11上で上下に首振り可能となるようにその尾端部
付近においてピン17によりフロントハーフ11に固定
されている。12cはシャッタ開放部材12の平面から
立ち上っている曲げ部であり、後述のシャツタ開成部材
15のカム部15eと係合している。12dはシャッタ
開放部材12に植立されたガイドピンであり、シャツタ
閉成部材15の後述する動きを安定にするためのもので
ある。
一方シャツタ開成部材15は、シャッタ開放部材12上
に設けられ、かつ下記のように構成されている。すなわ
ち、15aはシャッタ開放部材の曲げ部12cの一端に
当接する端面であり、カム部15eがこれに連なってい
て閉成部材15が開放部材12に対して移動する際に開
放部材12の曲げ部12cの一端と当接することにより
、開成部材15をガイドピン12dを回転中心として矢
印F方向に回動させる作用をする。なおガイドピン12
dには閉成部材15の長溝15bが嵌合している。15
cは閉成部材15のコ字状折り曲げ部に設けられ、シャ
ッタ4を閉成するための開放爪である。15dは閉成部
材15の一端に設けられたばね係上部であり、ばね16
は係止部15dと開放部材12のばね係止部12bとの
間に装架され、ばね16の作用により閉成部材15はガ
イドピン12dを中心に反時計方向に付勢されている。
シャツタ閉成部材15の開放爪15cは、第1図のシャ
ッタ4の閉成用孔4aに落ちこむようになっており、矢
印A方向にカセット2が挿入される際にシャッタ開放爪
12aがシャッタ4を開放し、このときシャッタ開放爪
15cが孔4aに落ちこみ、矢印B方向へカセット2が
取り出される際に孔4aに落ちこんでいる開放爪15c
によりシャッタ4が閉じられる。なお開放爪15cには
、シャッタ4の端面4bを乗り越えやすくするためにテ
ーバ部15C′が設けられている。
(フロントホルダ部及びリアホルダ部)(第1図、第2
図) ここで、先に簡単に説明した、カセットホルダ部につい
てさらに詳細に説明する。先ずフロントホルダ部長につ
いては、前記のフロントハーフ11は、フロントホルダ
18を保持するものであり、フロントホルダ18はフロ
ントハーフ11に不図示のねじ等により取りつけられ、
固定される。17.17は、前述のように板ばね13を
フロントハーフ11に固定保持させるためのピンであり
、11a及びllaはそのかしめ穴である。llbはフ
ロントハーフ11に明けられた孔であって、カセット閉
成部材15の垂直部が通される。llc、llcはガイ
ド30とフロントハーフ11とを固定保持するためのね
じ穴であり、不図示のねじにより、ガイド30に設けら
れた座ぐり穴30a、30aを通して固定される。ねじ
穴11c及びllcはフロントハーフ11の反対側にも
対称的に設けられ、反対側のガイド31の座ぐり穴31
a。
31aを通してねじによりガイド31とフロントハーフ
11とが固定保持される。すなわちフロントハーフ11
とガイド30,31とは一体的に動作するよう構成され
ている。フロントホルダ18にはカセット2を弾発する
板はね19が設けられ°、また18a及び18bはフロ
ントホルダ18の一側面に設けられた穴であって、前者
は開放爪15cの逃げ穴、後者は開放爪12aの逃げ穴
の役割を有する。
次にリアホルダ部録については、21はリアハーフであ
ってリアホルダ22を保持し、リアホルダ22はIJ 
7ハーフ21に不図示のねじ等により取りつけられ、保
持される。21a、21aはリアハーフ21の第2図の
手前側と向う側に植立されたピンであり、これらのピン
はガイド30,31に設けられた長孔30b。
31bにそれぞれ嵌合し、リアハーフ21は長孔30b
31bに沿ってA−B方向に移動可能である。21b。
21bは、リアハーフ21の両側に対称的に設けられた
曲げ部であり、それぞれガイド30.31に設けられた
長溝30c、31 cにはまりこみ、リアハーフ21が
ピン21a、21aの軸を中心に回動するのを防止する
とともにリアハーフ21のA+4B方向の移動を妨げな
いようになっている。
26は係合部材であって突起部90aとともにこの発明
の主要な特徴を具体化する一例をなすものである。係合
部材26は、カセット2の位置決め孔5aと係合可能で
あり、後述の理由により、少なくともその一部、例えば
後記の端部26a1テ一パ部26b及び係合部26cの
全部又は一部をプラスチックで形成することを可とする
。27は係合部材26を第2図のH−1方向に回動保持
するための軸であり、リアホルダ22の保持部22aに
かしめ等により固定される。係合部材26を位置決め孔
5aに向って図中■方向に付勢する手段として、図では
ばね25が示されている。ばね25は軸21cに保持さ
れ、その後端は軸21dにかけられており、その先端は
係合部材の側面26dを押圧する。一方、装置の固定部
、例えばサイドシャシ−33に固定された係合解除部材
28は、カセット2が装置内に挿入されない状態で係合
部材26の26dと反対側の側面26eに当接し、係合
部材26がばね25により第2図中■方向へ回動するの
を妨げている。なお係合部材26自体を板ばね等の弾性
部材で構成し、その屈曲部が位置決め孔5aに係合する
ようにすれば、ばね25等を用いずに係合部材26を位
置決め孔5aに向って付勢することができる。29 、
29’はカセット2を弾発するための板ばね、22bは
リアボルダ22に設けられた当接部であり、挿入された
カセット2が当接部22bを押すことによりリアホルダ
22は長孔30b。
31bに沿って入方向へスライドするようになっている
。なお30d、31dは、ガイド30,31にそれぞれ
明けられた穴であり、軸32が保持される。以上の構成
により、フロントホルダ部堕がガイド30゜31と一体
的に移動可能であるのに対し、リアボルダ部銭は長孔3
0b、31bに沿ってA→B方向に移動可能になってい
る。
Slはカセット2が挿入されたことを検出するスイッチ
、S2はカセットローディングスイッチであって、この
例では、スイッチs1は、カセット2が装置内へ挿入さ
れ、リアホルダの当接部22bに接した状態で動作する
位置に設けられ、スイッチs2は、カセット2がさらに
押しこまれて後述の第3図(B)に示す状態になったと
きにリアハーフ21の肩部によって動作する位置に設け
られる。
(カセットローディング機構)(第1図、第3図)第3
図は、第1図のX方向からみた側面図であって、この発
明の実施例におけるカセットローディング機構、とくに
ローディング時におけるギア列の動きを示すものであり
、同図(A)、(B)及び(C)はそれぞれカセット挿
入前、カセット挿入後ローディングスイッチS2(第1
図)の動作開始時及びローディング終了時の状態を示し
ている。
軸32(第1図)は、前述のように、ガイド30゜31
ニ各2IIiil所づつ明けられた穴30d、31di
:支持され、かつサイドシャシ−33及びサブシャシ−
34にそれぞれ2個所づつ明けられた長孔33a(第3
図にサイドシャシ−33側の2個所のみを示す)にそれ
ぞれローラ35(第3図にサイドシャシ−33側の2個
所のみを示す)を通して嵌合され、その結果ガイド30
,31は長孔33aの長手方向(カセット2の上昇、下
降方向)に沿って移動可能になっている。サイドシャシ
−33及びサブシャシ−34は、図では一体的に示され
ているが、実施上それぞれ分割できるように構成するこ
とを可とし、これにより後述のギア列の軸の植立をかし
め等により簡単に、かつ精度よ(行うことができ、全体
の組立てが便利になる。
37はローディングモータ、38はモータ37の軸に取
りつけられたウオームギア、39はウオームホイール、
40はホイール39と一体に回転するウオームギア、4
1はウオームホイールであり、ホイール41は、ばね4
4を付勢する立ち上げ部41aと軸47を中心にした円
弧状の貫通孔41bを備えている。
46は、第3図でホイール41の裏側に設けられ、軸4
7を中心に回転する平ギア、46aはその舌状部であっ
てピン46bが植立されている。ピン46bは紙面表側
方向に孔41bを通して貫通し、ばね44の一端44a
を付勢する。ウオームホイール41と平ギア46は分離
しているので、モータ37の回転駆動力はピン46bを
介して平ギア46に伝えられることになる。またウオー
ムホイール41は、その回転中にスラスト方向にカが発
生するため、押さえ板49(第1図)で押さえられてい
る。48はウオームギア40の軸端40aを軸支する軸
受けである。なお他方の軸端40bはサブシャシ−33
により軸支されている。
50は平ギア46とかみ合う平ギアであって軸57を中
心に回転し、ピン50aが植立されている。ピン50a
はローラ51を軸支し、ローラ51はレバー52に設け
られたカム溝52に嵌合している。レバー52は、セン
タコア3の押圧及び安定板74(第4図)の上昇、下降
を行わせるためのレバー53を動作させるためのもので
ある。54はレバー52の軸、55は押さえ板である。
52bはレバー52に植立されたピンであってばね56
を軸支しており、ばね56の一端56aはレバー52に
固定され、その他端56bによりレバー53をレバー5
2の端部52cに付勢するよう構成されている。58は
平ギア5oとかみ合う平ギアであって軸59を中心に回
動し、ばね60を付勢する立ち上げ部58aと軸59を
中心にした円弧状の貫通孔58bとを備えている。61
は平ギア58の軸59を中心に回動可能なレバーであり
、リアハーフ21に植立されたピン21aと嵌合する長
溝61aと、第4図で紙面表側に向って孔58bを貫通
して植立されたピン61bとを備え、ピン61bはばね
6゜により時計まわりに付勢されている。
サイドシャシ−33には、第3図に示すように、水平方
向に延びる部分62aと垂直方向に延びる部分62bと
が連なる長溝が設けられている。平ギア58が回転する
と、回転駆動力かばね6oによってピン61bに伝達さ
れるためレバー61が回転し、リアハーフ21に植立さ
れたピン21aが、長溝62 aに沿ってAHB方向に
移動し、がっ長溝62bに沿ってJ−に方向(カセット
2の上昇、下降方向)に移動する。
上記の構成により、リアホルダ部録はA4−B及びJ−
に方向に可動であり、フロントホルダ部■及びガイド3
0,31はJ→に方向のみに可動である。
平ギア58から長溝62a、62bまでの部材は、反対
側のサブシャシ−34の立ち上げ部にも対称的に配置さ
れており、そして平ギア58とかみ合う平ギア63の軸
64がサブシャシ−34側へ延びており、これによりロ
ーディングモータ37の駆動力がサブシャシ−34側に
も伝達される。図中65は押さえ板、66は不図示の記
録又は再生ヘッドを送るためのステッピングモータであ
り、また33b (2箇所)はサイドシャシ−33に明
けられた穴(サブシャシ−34にも対称的に設けられる
)であって、組立工程の最後にフロントホルダ部■とガ
イド3o及び31とを固定するためにドライバを差しこ
むためのものである。
(安定板及びセンタコア押圧機構構体)(第1図、第3
図、第4図) 第4図は、この発明の実施例における安定板及びセンタ
コア押圧機構構体を第1図で入方向からみた図であり、
同図(A)はカセット2の上昇位置、同図(B)はその
下降位置を示している。図において安定板は参照番号7
4で、センタコア押圧部材は同じく79で示されている
第1図及び第4図において、踵は上記の安定板及びセン
タコア押圧機構構体、71は同構体が取りつけられる枠
体、99は装置本体をそれぞれ示している。第4図にお
いてディスク回転モータ91はアウターロータ形であっ
てその中心には固定軸が設けられており(不図示)、そ
の先端は後述のビス77の先端当接部77aの受は部を
なしている。なお、第4図では記録再生ヘッドやカセッ
ト2に対する位置決めピン等は図示を省略している。
枠体71は装置本体90に固定され、この例ではセンタ
コア3の押圧及び安定板74の上下動作に関する機構及
び部材は、すべて枠体71に取りつけられている。72
はレバーであって軸73により枠体の曲げ部71aに軸
支されており、先端部にはピン72aが、後端部には安
定板74の移動用レバー53がそれぞれ植立され、ばね
56の一端56bにより付勢されることにより軸73を
中心に回動可能に構成されている。
74は、記録又は再生状態においてヘッドとディスクと
の良好な接触状態ないし0.5μm程度以下の空気層を
隔てた対接状態を保ち、磁気ディスクの回転を安定させ
るための安定板であって、図には示していないが磁気デ
ィスク1の下面にも設けてもよい。74a、74bは安
定板74に植立されたピンであって後述のレバー76で
安定板74を吊り下げるためのものであり、またレバー
76と安定板74との間には円錐コイルばね(不図示)
が入っていて、安定板74はレバー76との関係では、
つねに第4図に方向へ付勢されている。
76は軸75で枠体71の曲げ部71bに軸支されるレ
バーであり、その大略の形状は、軸75の近傍では、紙
面に平行な幅広部が、はじめ上方へ延びた後はぼ直角に
曲がり、かつその下面で76aの部分が紙面表から裏へ
延び、かつ裏側の一部がさらに下方に曲がって部分76
bを形成し、また段状部76cを経て紙面表から裏へ延
びる部分76dと表側で下方へ延びる部分76eとが形
成され、また部分76eには長溝76fが形成され、こ
れにピン72aが嵌合している。77は、ねじ山が切ら
れたビスであり、その先端当接部77aが、前述のよう
にモータ91の不図示の中心固定軸の先端に当接し、安
定板74の高さ調節機能を有する。なお装置本体90に
は、安定板74が下降した際にこれを受ける受は部(不
図示)が2個所設けられ、これらの受は部と上記のモー
タ91の中心固定軸の先端との3個所で安定板74の図
中に方向の付勢力を受けている。なお78は、不図示の
PGコイルが巻回されているPGヨークの一端を示して
いる。
79はセンタコア3に対する押圧部材であってセンタコ
ア3を確実に、位置精度を保ってスピンドル92に嵌合
させるためのものであり、ビス77と重ならないように
紙面表側と裏側とで二叉に分かれ、軸80により後述の
レバー81に軸支され、後述のトグルばね82の一端8
2aが連結されている。トグルばね82の他端はレバー
81に植立されたピン81aに連結され、またピン81
aはレバー76に設けられた長溝76gに嵌合している
。レバー81は、軸83により枠体71の曲げ部71c
に軸支されている。
第4図中3aは前記のPGピンであり、センタコア3に
固定された磁性材料製のリング3bにかしめ等の手段に
より固定される。一方、スピンドルのフランジ部92a
には永久磁石93が植設され、同磁石は軸方向に着磁さ
れている。永久磁石93の磁束はリング3b、PGピン
3aを通り、センタコア3の外部に洩れ磁束を発生する
。センタコア3の回転に伴い、PGピン3aがPGヨー
ク78の対向位置に達したときPGヨーク78を流れる
磁束が最大になり、PGピン3aが遠ざかるに従って同
磁束が減少する。
これにより、PGヨーク78に巻回されたコイルに時間
的に変化する電圧を生じ、磁気ディスクlの回転位相が
検知される。なお永久磁石93とリング3bとの磁気的
作用によりスピンドル92とセンタコア3との機械的結
合をはかることもできる。
(この発明の記録又は再生装置の実施例の動作)(第1
図〜第4図) 次に第1図〜第4図に示す記録又は再生装置の実施例の
動作について、カセット2のローディング動作及びこれ
に関連するシャツタ開閉動作、安定板及びセンタコア押
圧機構構体の動作並びにアンローディング時の動作の順
序で説明する。
操作者がカセット2をカセットホルダ内に手で挿入する
と、カセット2は、先ずリアホルダ22の当接部22b
(第2図)に接し、さらに入方向に押されるので、リア
ホルダ部鈍全体がA方向に押されることになる。この状
態でカセット挿入検出スイッチS1が作動する。リアホ
ルダ部興の移動によりピン21aを通じてレバー61が
第3図で時計方向へ回動し、これに植立されたピン61
bを通じてギア58が時計方向へ、ギア58とかみ合う
平ギア50が反時計方向へ、平ギア50とかみ合うギア
46が時計方向へ、それぞれ回動する。これに対して、
ギア46の表側に設けられているウオームホイール41
は回動しないので、ギア46の舌状部46aに設けたピ
ン46bがホイール41の貫通孔41bに沿ってばね4
4を付勢しながら時計方向へ回動することになる。一方
平ギア50の反時計方向への回動により平ギア50に設
けたピン50aが反時計方向へ回動し、レバー52も反
時計方向へ付勢されるが、レバー52のカム溝52aの
形状の設定によりこの間レバー52は軸54を中心にし
て回動することがないようにすることかできる。
第3図(B)は、カセット2を手で挿入することにより
上記のギア列等が回動した状態を示しており、この状態
で第1図のカセットローディングスイッチS2がリアハ
ーフ21の肩部によって作動し、ローディングモータ3
7がローディング方向に回転しはじめる。第3図(B)
の状態になる前に、操作者がカセット2から手を離すと
、ばね44のダし力によりピン46b及びピン21aは
同図(A)の位置へ戻され、カセット2は装置外へ排出
されることになる。
同図(B)の状態になるとローディングが開始され、ロ
ーディングモータ37の回転駆動力は、ウオームギア3
8、ウオームホイール39、ウオームギア40、及びウ
オームホイール41に伝えられ、ウオームホイール41
が時計方向へ回動する。これにより、ピン46b、 L
/たがってギア46が時計方向へ、平ギア50が反時計
方向へ、ギア58が時計方向へそれぞれ回動し、さらに
ばね60の付勢力よりピン61bを通じてレバー61が
時計方向へ回動するので、長溝61aに嵌合しているピ
ン21a (2個所)はサイドシャシ−33の長溝62
a及びサブシャシ−34の同様な長溝に沿って入方向へ
移動し、リアホルダ部鋪がローディングモータ37の駆
動力により入方向へ移動することになる。
次に係合部材26等の動作について説明する。カセット
2を挿入しない状態(第1図、第3図(A))では、リ
アホルダ部欽はばね44の付勢力により第3図(A)で
B方向に付勢されている。これは、ばね44の付勢力が
ギア列46,50.58のかみ合いを介してピン21a
を長溝62aの左端へ向って付勢しているためである。
この状態で係合部材26は係合解除部材28に当接し、
解除部材28により回転軸27を中心に第2図でH方向
へ回動した位置に停止しており、この位置は、カセット
2を第4図(A)で紙面表側から裏側へ向けて挿入する
のを妨げない位置である。係合部材26の端部26aは
、装置全体の高さに余裕がある場合は、安定板74の下
に入りこみ、かつこれに接しないようこれと隙間を開け
て位置させることができる。一方力セット2をフロント
ローディングする装置、とくにこの実施例のようにスチ
ルビデオカセットの記録・再生装置においては、機構上
、どうしても、安定板及びセンタコア押圧機構溝体輩の
部分が最も高くなるので、この部分を低(することが装
置全体の薄形化に貢献する。
上記の理由により、この実施例では、係合部材26の先
端テーバ部26bがカセット2の厚み方向にわずかに重
なるように配置されている。この状態でカセット2を挿
入すると、テーパ部26bはカセット2の端面に押され
、係合部材26は、その側面に対する板はね25の付勢
に抗してさらにH方向に回動し、その端部26aが安定
板74に接し、これを第4図でJ方向へ少し押し上げる
。この動きは、レバー72の先端のピン72aとレバー
76の長溝76fとのガタ等の機構蔵内のガタで吸収さ
れる。
係合部材26の少なくとも一部をプラスチックで構成す
ることを可とするのは、仮にこれが金属等で構成されて
いると安定板74の下面やカセット2の位置決め孔5a
の近傍を傷つけ、正常な記録又は玉14−1+士帥す一
4謙、5斗おりムユJシフユJ −二一くツクで構成す
ればこのような不都合を生じないからである。
前述のように、カセット2が挿入されてリアホルダ22
の当接部22bを押すと、リアホルダ部鎚全体がA方向
へ移動し、これにより係合部材26は、係合解除部材2
8から離れ、ばね25の付勢力により第2図1方向へ回
動し、その係合部26cがカセット2の位置決め孔5a
に係合することになる。ここでテーパ部26b1係合部
26cの形状と板ばね29の位置との設定により、ばね
25の付勢力が小さくても、リアホルダ部録が入方向へ
移動する際、これが係合部材26の係合を介してカセッ
ト2を入方向へ引っ張る力を十分大きくすることができ
、カセット2のローディングを確実に行うことができる
この時の動作を4図(C)乃至(E)にて説明する。第
4図(C)乃至(D)はかかる動作を説明するための断
面図である。ローディング開始すると係合部材26の係
合部26cが位置決め孔5aに係合しカセット2は係合
部材26にひっばられ入方向に移動する。
その後、後述のごとくカセット2、係合部材26が共に
に方向に下降し、位置決め孔5bとピン201、位置決
め孔5aとピン202が係合し、結局カセット2は20
1,202に位置決めされ本体90に装着されることと
なる。この時従来装置では第6図(A)乃至(C)にお
いて説明した様に位置決め孔5aに係合部26cが係合
された状態で位置決め孔5bがピン201に係合しよう
とするため、コジリが発生しうまくカセット2が本体9
0に装着できなかった。ところが本装置では装着時本体
90の一部に設けられた突起部90aが係合部材26と
接し該部材26をH方向に回動させるため係合部26c
が位置決め孔5aからはずれ位置決め孔5bはピン20
1に円滑に係合することとなる。
一方、カセット2を引きだすときにはカセット2を支持
するリアホルダ部20が係合解除部材28の位置まで戻
って来ると、係合解除部材28が係合部材26に再び当
接し、これをばね25の付勢に抗して第2図H方向へ回
動させるので、係合部材26の係合部26cが位置決め
孔5aから離れ、カセット2をさらに第2図B方向へ引
き出すことができる。
したがって、上記の装置によれば、係合部材26、これ
を付勢するばね25および係合解除部材28  により
カセット2をカセットホルダ部に確実に係合し、かつこ
の係合を解除することができるので、従来の装置と異な
りカセットホルダ部内でカセットを押圧保持するばねの
押圧力を大きくしな(でも確実なローディングを行なう
ことができ、かつ、カセット2に損傷を与えるおそれが
なくなると同時にカセット2を確実で円滑に装置本体に
装着できる。
なお係合部材26と位置決め孔5aとの係合状態の設定
は、カセット2の挿入前の状態において、係合部26c
がわずかに位置決め孔5a内に入り、カセット2が挿入
されてリアホルダ22の当接部22bが押され、ばね2
5の付勢力により係合部26cが完全に位置決め孔5a
に係合するようにしてもよく、あるいはカセット2の挿
入前の状態では、係合部26cが位置決め孔5a外にあ
り、ローディングモータ37によるローディング動作で
カセット2が入方向へ移動することにより係合部26c
が位置決め孔5aに係合するようにしてもよい。
モータ37によるローディング動作が開始されると、ピ
ン21aは長溝62aに沿ってA方向へ進み、次に長溝
62bに沿ってに方向へ進むことになる。
ピン21aは、ガイド30,31の長孔30b、31b
に貫通し、リアハーフ21に設けられた曲げ部21bは
、同じく長溝30c、31 cにはまっているため、ピ
ン21aが入方向へ移動してもガイド30,31は移動
しない。
これに対して、ピン21aかに方向へ移動するときは、
サイドシャシ−33に設けられた長孔33a及びサブシ
ャシ−34に設けられた同様な長孔に嵌合するローラ3
5によりAHB方向のガタッキなく、滑らかにに方向へ
移動することになり、この動きによりガイド30,31
と固定関係にあるフロントホルダ部■もに方向へ移動す
る。すなわちフロントホルダ部艮はJ−に方向のみに可
動であるのに対し、リアホルダ部銭はA→B及びJ−に
両方向に可動である。
ここでフロントホルダ部匹をへ〇B方向には動かないよ
うに構成した理由について説明するが、その前にシャッ
タ4の開閉機構について簡単に説明する。カセット2の
カセットホルダ部への挿入前の状態において、そのシャ
ッタロック部材2dに設けられた不図示のおう部にシャ
ッタ4の係止爪4bが係合し、シャッタ4の開放が阻止
されている。カセット2を手動でカセットホルダ部内へ
A方向に挿入すると、カセット閉成部材15の開放爪1
5c及びカセット開放部材12の開放爪12aがカセッ
ト2の側面の゛溝2cに嵌合してスライドし、先ず開放
爪15cがそのテーパ部15c′ においてシャッタロ
ック部材2dに係合する。これにより閉成部材15は、
はね16に抗してピン12dを中心に矢印F(第2図)
方向へ回動し、開放爪15cがシャッタ4の側面に乗り
上げる。このとき開放爪12cはシャッタロック部材2
dの手前に位置している。さらにカセット2が押しこま
れると、開放爪15cはシャツタ閉成用の孔4aに落ち
こみ、開放爪12aはロック部材2dを押圧し、前記の
おう部と係止爪4bとの係合を解き、かつ開放爪12a
の端面がシャッタの端面4cに当接してカセット2がA
方向へさらに挿入されてもシャッタ4を残留させる。し
たがってカセット2の挿入が進むに応じて安定板進入用
窓2b及び磁気ヘッド進入用窓2b’が露出する。
次にカセット2をB方向へ取り出すときは、開放爪15
cがシャツタ閉成用孔部4aに落ちこみ、その端面4a
’に当接しているためカセット2のB方向への移動に対
してシャッタ4がカセット2の移動につれて前記の窓を
閉じる。シャッタ4の閉成完了状態でその係止爪4bが
シャッタロック部材2dの前記のおう部に係合し、シャ
ッタ4がロックされる。
この状態でカセット2を矢印B方向へさらに引き出すと
、閉成部材15は、開放爪15cがシャツタ閉成用孔部
4aの端面4a’に当接しているため、ばね16の付勢
に抗し、長溝15b内で開放部材12に対しスライドし
、そのカム部15eが開放部材の曲げ部12cに当接し
て移動するので、ガイドピン12dを中心にして第2図
で矢印F方向へ回動し、開放爪15cは孔部4aから離
脱してカセット2の挿入前の状態に復帰する。
前に戻って、カセット2とフロントホルダ部Uとの相対
的な移動関係について説明すると、シャッタ4の開閉の
ため開成部材15と開放部材12とは、前述のようにフ
ロントハーフ11に取りつけられているので、もしフロ
ントホルダ部■がカセット2の挿入に伴って一緒にA方
向へ移動するよう構成されているとすれば、シャッタ開
放爪12aもカセット2と同じ速度で移動することにな
ってシャッタ4を開くことがでなくなり、同様にアンロ
ーディング時にシャッタ開放爪15cがカセット2と同
じ速度でB方向へ移動するとシャッタ4を閉じることが
できない。フロントホルダ部匹がカセット2と異なる速
度で移動するように構成すれば、シャッタ4の開閉は可
能であるが、機構が複雑化するので、結局フロントホル
ダ部■をA→B方向へは動かないように構成することが
最も簡単であり、かつ安価に製造できることになる。
モータ37の回転によるローディング動作に戻って、ピ
ン21aが長溝62 aに沿ってA方向へ移動した後も
第3図のギア列は回転を続け、ピン21aが長溝62b
に沿ってに方向へ下降し、その下縁で停止する。一方ギ
ア列はさらに回転を続け、ばね60がたわみ切った状態
でモータ停止用のスイッチ(不図示)が動作し、モータ
37が停止する。第3図(C)はこの状態を示すもので
あり、ここでピン21aはばね60の付勢力によりに方
向へ付勢されるので弾発ばね19.29がカセット2を
装置本体90に向って付勢する。なお本装置では、弾発
ばね19及び29゜29′が取りつけられているが、こ
れはカセット2の裏面に基準面を設定するための位置決
め部材が当接するように設けられており、これらの部材
の位置が上記の各位置に相当する位置の近傍であるため
である。
上記実施例におけるカセットホルダ部は、フロントホル
ダ部■とリアホルダ部鎚とに分離されているので、従来
の装置に比して組立てがきわめて簡単になる特徴を有す
る。すなわち、最終工程でガイド30..31を除いた
フロントホルダ部Uを第1図に示すように組みつけた後
、ガイド30及び31とフロントハーフ11とをガイド
30,31に設けた座ぐり穴30a、31aとフロント
ハーフ11に設けたねじ穴11cとを通してねじで固定
することができる。またフロントホルダ部UがAHB方
向に動かない構造であるため、これにシャッタ開閉機構
(開成部材15及び開放部材12等)を固定することが
でき、シャッタ開閉機構の簡素化をはかることができる
。ただし、この発明の主要な特徴である記録担体収納容
器(カセット)の係合及び係合解除機構は、上記のもの
と異なるカセットホルダ部あるいはローディング機構を
°有する装置にも適用することができる。
次にローディング時におけるセンタコアの抑圧及び安定
板の上昇下降機構溝体酸の動作について説明する。第3
図(B)の状態になると1、前述のようにローディング
モータ37が動作し、平ギア50はギア列のかみ合いに
より駆動されて反時計方向へ回動する。これによりピン
50a10−ラ51も回動し、そしてレバー52のカム
溝52aは、同図の状態以降はレバー52が軸54を中
心に時計方向へ回動するよう形成されているのでレバー
52は時計方向へ回動しはじめ(第3図(C))、安定
板移動用レバー53は、それまでばね56の他端56b
によりレバー52に向って付勢されていたのに対して、
第4図(A)で軸73を中心に反時計方向へ回動し、こ
れとともにレバー72の先端のピン72aも反時計方向
へ回動する。
レバー76は、最初は第4図(A)の状態に保持されて
いるが、その長溝76fとピン72aとが嵌合している
のでピン72aのに方向への動きにより軸75を中心に
時計方向へ回動し、同じくに方向へ下降ヂる。この移動
によりセンタコア押圧部材79が、その二叉に分かれた
先端部によってセンタコア3をスピンドル92に押圧挿
入する。ここでトグルばね82は、第4図(A)に示す
第1の安定位置と同図(B)に示す第2の安定位置との
2つの安定位置をもっており、センタコア押圧部材79
の押圧動作中、センタコア3からの反力がある限界以下
であればトグルばね82は第1の安定位置にあって押圧
部材79はレバー81に対して同図(A)に示す位置を
保っているが、上記の反力が上記の限界を超えるるとト
ルクばね82は第4図(B)に示すように第2の安定位
置に転位し、押圧部材79はレバー81に対して回動し
、これにより同部材は前記の抑圧方向とは異なる方向(
例えば反対方向)へ逃げるように作用する。同図(B)
は装填完了状態を示すものであって前記の動作により、
記録又は再生時には、押圧部材79が磁気ディスクlと
は離れており、ディスク回転モータ90に対し余分な負
荷となることはなく、かつセンタコア3のスピンドル9
2に対する押圧挿入を確実に行うことができる。またア
ンローディング時には、前記の逃げた位置にある押圧部
材79は、レバー76とともに、反時計方向へ回動する
が、途中枠体71に接し、トルクばね82が第1の安定
位置に戻り、押圧部材79はレバー81に対し軸80を
中心に時計方向へ反転回動じ、第4図(A)に示す位置
に復帰する。
第4図(B)の状態において、不図示のスイッチが作動
してローディングモータ37が停止し、ディスク回転モ
ータ90及びステッピングモータ66(第1図)が回転
を開始し、磁気ディスク1が回転し、不図示の磁気ヘッ
ドがステッピングモータ66の駆動力により所定のトラ
ックにアクセスして記録又は再生が行われる。このとき
、安定板74も回転磁気ディスクlに接触し又は所定の
厚みの空気層を隔ててこれと対接する位置に下降し、両
者間の所要の接触又は対接状態を保つようにする。
上記の実施例における安定板及びセンタコア押圧機構支
持手段は、本出願人の発明に基づ(ものであって、抑圧
部材79をはじめとするセンタコア押圧機構と安定板7
4とを共通のレバー76に取りつけ、レバー76の回動
によってセンタコアの押圧及びその解除動作と安定板の
上下動作とをともに行うようにしたので、これらの部分
のユニット組立てが可能になり、装置全体の組立てを簡
単化し、合理化することができる。またこれらの部分が
枠体71を介して装置本体90に取り付けられているの
で、装置本体側でヘッドタッチ調整を行なったものをそ
のままローディング装置側に組みつけることが可能にな
り、また装置本体とローディング装置との結合時の位置
ずれによるセンタコア押圧位置のずれや押圧力のバラツ
キを解消ないし軽減することができる。ただし、この発
明の主要な特徴である記録担体収納容器(カセット)の
係合及び係合解除機構は、上記のものと異なる安定板及
びセンタコア押圧機構支持手段を有する装置にも適用す
ることができる。
最後に、上記の装置のアンローディング動作について説
明する。不図示のイジェクトキーを押す等の所定の操作
によってローディングモータ37がローディング時と逆
方向に回転し、レバー76は軸75を中心に反時計方向
へ回動するが、その途中で、前述のように押圧部材79
はトグルばね82の作用によりレバー81に対して第4
図(A)に示す位置に復帰する。一方すアホルダ部銭及
びフロントホルダ部■は、第1図、第3図でJ方向へ上
昇し、続いてリアホルダ部鈍はB方向へ移動し、カセッ
ト2を装置外へ取り出せるようにする。この場合に、リ
アホルダ部興が第1図、第2図で係合解除部材28の位
置まで戻ると、同部材の作用により係合部材26と位置
決め孔5aとの係合が解かれる。またカセット2が所定
の位置に達すると不図示のスイッチが作動してローディ
ングモータ37が停止し、アンローディング動作が終了
する。
次に本発明の変形例について説明する。
第4図(F)は本発明の他の実施例であるが係合部材2
6の下部に舌部26fを設けたものである。かかる舌部
26fは第2図に破線で示している。この場合において
も舌部26fが本体90と接し係合部材26をH方向に
回動させ係合部26cと位置決め孔5aの係合を解除す
ることができる。
〔発明の効果〕
前述の様に記録担体収納容器に設けた被係合部に係合可
能な係合部材と、この係合部材を前記被係合部に対して
付勢する付勢手段と、前記記録担体容器が装置本体の所
定位置(第4図(E)に示す位置)に装着されるに際し
て前記係合部と前記被係合部との係合を解除するための
解除手段(本実施例において第4図に示す突起部90a
あるいは舌部26fに相当する)とを設けているためロ
ーディング動作を確実で円滑に行なう事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の記録又は再生装置の一実施例の全体
構成を示す斜視図、第2図は第1図中フロントホルダ部
10及びリアホルダ部20の詳細を示す分解斜視図、第
3図(A)、(B)及び(C)はそれぞれカセット挿入
前、ローディングスイッチ動作開始時及びローディング
終了時における第1図X方向からみたギア列の状態を示
す側面図、第4図(A)及び(B)はそれぞれカセット
の上昇位置及び下降位置における第1図の安定板及びセ
ンタコア押圧機構溝体70の詳細を示す断面図、第4図
(C)乃至第4図(F)は第6図(A)乃至第6図(C
)に対応した本発咀の特徴を示す断面図、第5図(A)
及び(B)はそれぞれ従来の記録又は再生装置において
カセットをカセットホルダに挿入する前の状態及び挿入
後の状態を示す説明図であり、第6図(A )乃至第6
図(C)は従来の装置においてカセットを装置本体に装
着する状態を示す断面図である。 符号の説明 1:記録担体の一例である磁気ディスク、2:記録担体
収納容器としてのカセット、3:センタコア、4:シャ
ッタ、5a、5b :カセットの位置決め孔、匹:フロ
ントホルダ部、11:フロントハーフ、12ニシャツタ
開放部材、15:シャツタ閉成部材、18:フロントホ
ルダ、興:リアホルダ部、21 リアハーフ、22:リ
アホルダ、25;板ばね、26:係合部材、26r:舌
部、26C:その係合部、273回動軸、28:係合解
除部材、30.31ニガイド、33:サイドシャシ−,
34:サブシャシ−,41:ウオームホイール、44,
60 :ばね、46,50 :平ギア、52ニレバー、
52a:そのカム溝、53:安定板移動用レバー、56
:ばね、58:ギア、62a、62b:長溝、70:安
定板及びセンタコア押圧機構構体、71:枠体、72゜
、  76.81 ニレバー、74:安定板、79:セ
ンタコア押圧部材、82ニドグルばね、90:装置本体
、90a:突起部、91:ディスク回転モータ、92ニ
スピンドル、Sにカセット挿入検出スイッチ、S2二ロ
ーデイングスイツチ、201,202 :位置決めビン
(A) /θρ 第6図(A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録担体収納容器に設けた被係合部に係合可能な
    係合部材と前記係合部材を前記被係合部に対して付勢す
    る付勢手段と前記記録担体容器が記録又は再生装置本体
    中の記録あるいは再生のための所定位置に装着されるに
    際して前記被係合部と前記係合部材との係合を解除する
    ための解除手段を具備したことを特徴とする記録又は再
    生装置。
  2. (2)前記被係合部は前記記録担体収納容器に設けられ
    た位置決め孔である特許請求の範囲(1)に記載の記録
    又は再生装置。
  3. (3)前記係合部材の少なくとも前記被係合部に係合す
    る部分がプラスチックにより構成されている前記特許請
    求の範囲のいずれかに記載の記録又は再生装置。
  4. (4)前記付勢手段は前記係合部材を付勢する弾性部材
    により構成される前記特許請求の範囲のいずれかに記載
    の記録又は再生装置。
  5. (5)前記付勢手段は弾性部材よりなる前記係合部材自
    体により構成される特許請求の範囲(1)ないし(3)
    のいずれかに記載の記録又は再生装置。
  6. (6)前記解除手段は前記記録担体容器が前記所定位置
    に装着されるに際して前記係合部材と係合することによ
    って、前記被係合部と前記係合部材との係合を解除する
    部材であることを特徴とする特許請求の範囲(1)に記
    載の記録又は再生装置。
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