JPS62267914A - 薄膜ダブルアジマス磁気ヘツド - Google Patents

薄膜ダブルアジマス磁気ヘツド

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Publication number
JPS62267914A
JPS62267914A JP11072186A JP11072186A JPS62267914A JP S62267914 A JPS62267914 A JP S62267914A JP 11072186 A JP11072186 A JP 11072186A JP 11072186 A JP11072186 A JP 11072186A JP S62267914 A JPS62267914 A JP S62267914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
thin film
winding hole
winding
magnetic core
Prior art date
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Pending
Application number
JP11072186A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Yoneyama
米山 登茂子
Seiji Kishimoto
清治 岸本
Mitsuo Abe
阿部 光雄
Masamichi Hayashi
政道 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11072186A priority Critical patent/JPS62267914A/ja
Publication of JPS62267914A publication Critical patent/JPS62267914A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁性薄膜をヘッドの磁気コアとして用いる薄
膜ダブルアジマス磁気ヘッドに関する。
〔従来技術〕
VTR等に用いる薄膜ダブルアジマス磁気ヘッドとして
は、例えば特開昭57−141008号公報に記載のよ
うに、非磁性基板上に付着した磁性薄膜を磁気コアとし
、この磁性薄膜の膜厚をヘッドのトラック幅として用い
る磁気ヘッドにおいて、前記非磁性基板上に該基板面に
対し、頒°+α°及び(3)°−α°のように、互いに
2α”(o”<α”<90”)異なるアジマス角を持つ
ように磁性薄膜を積層することによりギャップを形成し
たものが知られている。
ここで、薄膜磁気ヘッドの従来構造について説明する。
第5図は特開昭58−161124号公報に記載された
従来技術によるシングルギャップ薄膜磁気ヘッドの斜視
図であって、1は非磁性基板、2αはサイド磁気コア、
3はギャップ材である非磁性材、5は巻線穴である。
同図に示された磁気ヘッドは、非磁性材3により形成さ
れるギャップラインと巻線穴5とが交鎖する構造であり
、磁気コアにショートリングはできない。
この巻線穴5は、磁気コアとなる磁性薄膜とギャップ材
となる非磁性材の形成後に、超音波加工等の機械加工に
より加工される。
また、実公昭43−13255号公報、特開昭58−8
5916号公報に記載された薄膜8気ヘッドは、非磁性
体基板に巻線穴をあけておき、この上に磁性薄膜を形成
している。
第6図及び第7図はダブルアジマス薄膜磁気ヘッドの従
来例を説明するための斜視図であって、2bはセンター
磁気コアで、第5図き同一部分は同一符号を付しである
VTR用のダブルアジマス薄膜磁気ヘッドは一般的には
静止画再生用であり、アジマス角の異なるヘッドによっ
て記録された隣り合った2本のトラック上にまたがる1
本のトラックの軌跡を2つのヘッドで同時にスキャンし
て静止画を再生しているため、そのギャップ間隔は37
0μ痛から600μmと狭い。したがって、前記シング
ルギャップ薄膜磁気ヘッドのように、ギャップラインと
巻線穴5とが交叉する構造とするとセンター磁気コア2
bが狭くなって、この部分の磁気抵抗が増加するため、
第6図に示したように、巻線穴5はサイド磁気コア側に
切り込んだ形に形成しておき、第7図に示したように、
パターニング手法により、巻線穴5を含み、ギャップラ
インを切断するように磁性薄膜と非磁性材を除去して磁
気回路を形成し、磁気ヘッドとして動作するようにして
いる。
また、%開昭60−106011号公報に記載の薄膜磁
気ヘッドは、磁気コアの両何面を補強板にて挟持し、磁
気コアの巻線穴と補強板に設ける巻線穴の形状を異なら
しめたものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術の、第5図に示された薄膜磁気ヘッドは、
巻線穴の機械加工時の振動や発熱によって磁性薄膜の剥
離や、磁気特性の劣化を招くという問題がある。
また、実公昭43−13255号公報、特開昭58−8
59i6号公報に記載された薄膜磁気ヘッドは、磁性薄
膜を形成する際に、非磁性体基板にあけた巻線穴の内側
に磁性薄膜が付着してショー) IJソングできてしま
うという問題がある。
さら番ζ、第6図及び第7図に示したダブルアジマス薄
膜磁気ヘッドは、巻線穴を含んでギャップラインを切断
するように磁性薄膜と非磁性材を除去するためのパター
ニングにおいて、一般に穴のあいた基板ではレジストが
尺の才わりで盛り上がるため、この穴の周辺部はさけて
レジストパターンを形成するが、このようにすると、磁
性薄膜で形成される磁気コアの内周は巻線穴よりも相幽
長くなり、磁路長が長くなってヘッド効率が低くなって
しまうという問題がある。
また、さらに、特開昭60−106011号公報に記載
された薄膜磁気ヘッドは、磁気コアの巻線穴と補強板の
巻線穴の形状が異なり、コアの内側の形状は台形となっ
ているため、磁路長の長さは長くなってし才つという問
題がある。
不発明は、巻線穴を有する薄膜タプルアジマス磁気ヘッ
ドの磁気コアにショートリングができることをなくし、
磁路長を短縮したコア形状として、上記従来技術の諸問
題を解決して電磁変換特性を向上させた薄膜ダブルアジ
マス磁気ヘッドを提惧することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、巻線穴とその周辺部分の磁性薄膜と非磁
性材を、ギャップラインと交叉し、少くとも一部は巻線
穴と一致している様な線でギャップラインを切断するよ
うにパターニングで除去することにより解決される。
〔作用〕
磁性薄膜で形成される磁気コアにショートリングができ
ず、その磁路長が最小となり電磁変換特性が向上する。
〔発明の実施例〕 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図は本発明による薄膜ダブルアジマス磁気ヘッドの
一実施例を示す(α)斜視図、(b)上面図でありて、
1は非磁性基板、2αはサイド磁気コア、2hはセンタ
ー磁気コア、3はギヤノブ形成用の非磁性材、4は磁性
薄膜及び非磁性材除去部分、5は巻線穴である。
同図において、非磁性基板1にはあらかじめ巻線穴5を
あけてあり、この基板上に磁性薄膜を形成して、2つの
ギャップをもつ2組の磁気コアを作り、巻線穴5とその
周辺部分の磁性薄膜及び非磁性材を、巻線穴を含み、ギ
ャップラインと交鎖し、少なくとも一部は巻線穴5と一
致するような線で、ギャップラインを切断するような形
状に、ホトリソグラフ等によるエツチングを用いたパタ
ーニングによって除去している。この除去部分4は、図
示のように、サイド磁気コア2aとセンター磁気コア2
bとの間に介在させた非磁性材3が形成するギャップラ
インを切断するごとく、巻線穴5からセンター磁気コア
2hに切込んでいる。
これにより、磁気コアにショートリングが発生せず、ま
た磁路長が短絡される。
第2図は不発明による薄膜ダブルアジマス磁気ヘッドの
製造方法を説明する工程図であって、第1図(α)のA
−A断面図で示しである。
同図において、第1図と同一符号は同一部分を示す。
先ず、工程(α)において、予めエツチング等により巻
線穴5を形成した非磁性基板1上に、トラック幅を膜厚
とする磁性薄膜2を、蒸着あるいはスパッタリング等に
より形成する。
工程(A)において、センター磁気コアを形成する部分
の磁性薄膜2cをエツチングまたはダイサ、バイト等の
機械加工により除去してサイド磁気コア2α、2αを形
成する。
工程(c)において、サイド磁気コア2α、2αを覆っ
てギャップ形成用の非磁性材3を蒸着又はスパッタ等に
より被着形成する。
工程(d)において、非磁性材3の上にセンター出気コ
アきなる磁性薄膜2hを蒸着又はスパッタ等により被着
形成する。
工程(1)において、サイド磁気コア2α、2α上の不
要な磁性薄膜2dと不要な非磁性材3をエツチングまた
はダイサ、バイト等の機械加工により除去し、センター
磁気コア2hを形成する。
工程(f)において、巻線穴5及びその周辺部分4の磁
性薄膜と非磁性材をエツチング等により除去する。
工程(、q)において、ダイサ等でチップカットを行な
い、イオンエツチング、ケミカルエツチング等により巻
線穴に貫通孔を形成し、磁器を行なう。
以上の説明では、1チツプについてのみの製造方法を示
したが、実際には同一基板上にヘッドチップを多数配列
して製造する。
上記実施例における基板は、磁性薄膜形成面1こマーク
を設けることにより、磁気コアパターンと巻線穴の位置
合わせが可能である。   ゛なお、上記実施例では、
あらかじめ巻線穴を設けた基板を用いたが、巻線穴のな
い非磁性基板上に磁性薄膜を積層し、巻線穴周辺部の磁
性薄膜と非磁性材をエツチング等により形成する方法で
も本発明の効果が得られることは明らかである。
第3図は本発明による薄膜ダブルアジマス磁気ヘッドの
他の実施例を示す上面図であって、第1図と同一の符号
は同一部分を示す。
同図に示す磁気ヘッドは、巻線穴5と磁性薄膜及び非磁
性材の除去部分4のパターンを交鎖させることにより磁
路を短縮している。
このように、磁性薄膜と非磁性材を除去するパターンは
任意である。
第4図は磁路長とヘッド出力との関係を示す特性図であ
って、横軸に磁路長を、縦軸に出力をとっである。
同図において、A点は第3図に示した本発明による破気
ヘンドの磁路長1.5nに対応する出力を示す点であり
、B点は前記第7図に示した従来技術による磁気ヘッド
の出動長2.0Hに対応する出力を示す点である。
同図かられかるように、第3図に示した本発明による磁
気ヘッドの出力は、第7図に示した従来技術による磁気
ヘッドの出力に比べて約3dB向上している。
本発明は、ダブルアジマスギャップの薄膜磁気ヘッドの
みでなく、シングルギャップ薄膜磁気ヘッドあるいは3
つ以上のマルチギャップの薄膜磁気ヘッドにも適用でき
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、巻線穴を有する薄膜磁気ヘッドにおい
て、巻線穴及びその周辺部分の磁性膜と非磁性材を、ギ
ャップラインと交鎖し、巻線穴を含み少くとも一部は巻
線穴と一致するか交鎖する様な葱で、ギャップラインを
切断するような形状に、パターニング手法で除去して磁
気コアを形成するので、巻線穴加工のための磁性膜に対
する機械的、熱的負荷を小さくでき、またショートリン
グができず、磁路長最小の磁気コアが形成でき、電磁変
換特性の良好な薄膜磁気ヘッドを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による薄膜ダブルアジマス磁気ヘッドの
一実施例を示す(α)斜視図、(h)上面図、第2図は
本発明による薄膜ダブルアジマス磁気ヘッドの製造方法
を説明する工程図、第3図は不発明による薄膜ダブルア
ジマス磁気ヘッドの他の実施例を示す上面図、第4図は
磁路長とヘッド出力との関係を示す特性図、第5図、第
6図及び第7図は従来技術による薄膜磁気ヘッドの斜視
図である。 1・・・非磁性基板    2α・・・サイド磁気コア
2h・・・センター磁気コア 3・・・非磁性材 4・・・磁性膜及び非磁性材除去部分 5・・・巻線穴 第 1 図 (A ) 第 3 図 菊 4 図 E六 酪 + (h−11−1−t )窮5図   第
6図 第7 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、巻線穴を有する非磁性基板上に非磁性材を介在させ
    て分離形成した磁性薄膜により磁気回路を形成する薄膜
    ダブルアジマス磁気ヘッドにおいて、前記巻線穴を前記
    非磁性材の介在部分で形成されるギャップラインとは交
    鎖しない位置に設け、前記巻線穴の周辺の前記磁性薄膜
    及び前記非磁性材を前記ギャップラインを切断する形状
    にパターニングにより除去することによって、磁性薄膜
    で形成された磁気コアにショートリングができず、かつ
    磁路長を短縮するように構成したことを特徴とする薄膜
    ダブルアジマス磁気ヘッド。
JP11072186A 1986-05-16 1986-05-16 薄膜ダブルアジマス磁気ヘツド Pending JPS62267914A (ja)

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