JPS62267094A - レ−ザ加工方法 - Google Patents

レ−ザ加工方法

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Publication number
JPS62267094A
JPS62267094A JP61108432A JP10843286A JPS62267094A JP S62267094 A JPS62267094 A JP S62267094A JP 61108432 A JP61108432 A JP 61108432A JP 10843286 A JP10843286 A JP 10843286A JP S62267094 A JPS62267094 A JP S62267094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
film
processing method
pressure
pressure intensifying
Prior art date
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Pending
Application number
JP61108432A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeoki Miyauchi
宮内 建興
Hirotani Saitou
啓谷 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61108432A priority Critical patent/JPS62267094A/ja
Publication of JPS62267094A publication Critical patent/JPS62267094A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、材料の除去加工の方法に係り、特に半導体や
薄膜基板上の配線やパターン材料の除去に際し、溶融飛
散物による残留汚染を低減するものに関する。
〔従来の技術〕  ゛ 従来、半導体、エレクトロニクス基板材料の加工につい
ては、レーザーズ・イン・インダストリ−(Laser
   in   1ndustry)  ’1972年
9第274頁から276頁において述べられている如く
、除去された材料が周辺に振り注いで被加工物表面を汚
染するという問題点があった。この対策として、加工部
にガス流を作って除去すべき材料を除くという試みが行
われているがレーザ加工装置を複雑にする原因となって
いた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、レーザ加工装置の加工ヘッド部分にガ
ス流発生部とガスに流された除去材料を吸入する部分を
設ける必要があり、加工ヘッド部分を複雑にし、コスト
アップの要因ともなっていた。
本発明の目的は、これらの問題を解決することにある。
〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、被加工部の表面を機械強度の高い材料(以
下、増圧膜と称す)で覆ってから加工することにより、
達成される。
〔作用〕
機械強度の高い膜(増圧膜)を除去したい材料の上に形
成しておくことにより、レーザ照射時に溶融、気化する
被除去材料が、この増圧膜に閉じ込められ、膜のない場
合より遥かに高い蒸気圧となる。このため溶融、気化す
る際の被除去材料の蒸気圧が増圧膜の機械強度を越え、
増圧膜が破壊されて飛散する場合には、除去されるべき
材料は増圧膜がないときに比べ、より高い圧力でより遠
くまで飛散する。
従って増圧膜のない場合に比べ周辺へ降下するまでに時
間がかかるため、飛散する溶融材料自体の温度が下がり
、降下箇所へ付着する強度は遥かに小さくなる。この結
果、飛散し降下した好ましくない汚染物は、はとんどが
洗浄で除去できるので、加工部周辺の清浄度が大幅に向
上する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。レー
ザ発振器(図示せず)から出たレーザ光1は集光レンズ
2で絞られ、Siやグラス等の基板4上の除去すべき材
料5(例えばCr、AI。
ポリシリコン)の上の加工部分3に照射される。
このとき被除去材料5の上に除去を妨げる薄膜材料、例
えばS i3N、、 S i O,から成る増圧膜6を
予め形成しておく。すると被除去材料の溶融。
蒸発、飛散の過程が容易に起らず、増圧膜6の機械的強
度を越えた時点、換言すれば溶融した材料の蒸気圧が増
大した増圧膜が破壊されて始めて、被除去材料5の飛散
が起こる。この結果、溶融飛散物は、増圧膜無きときに
比べ、遥かに強い圧力で遠くまで飛散し、途中で冷却さ
れるので、降下した際の周辺部材との付着力は相当低下
する。
尚、本実施例では、レーザ光源として窒素色素レーザ(
波長510nm)を用いた場合を説明したが、この他に
も工業上使用できる光源として、YAGレーザの基本波
(波長1050〜1120nm)、YAGレーザの第2
高周波(波長532nm)、アレキサンドライトレーザ
(波長800nm)が挙げられる。またエキシマレーザ
(Ar2を用いたもの、波長126nm=ArOを用い
たもの、波長558nm)のうち好ましい波長範囲とし
て250nmから500nmの発振が行えるもの、キャ
ノンレーザ、適当な励起光源(窒素レーザ、エキシマレ
ーザ、YAGレーザの高周波)を用いた色素レーザ(波
長308.5nm〜1285nm)等が使用可能である
一方、増圧膜の材質としては誘電体であれば上記レーザ
光を支障なく透過できるので、2次的条件として、加工
により除去したい材料及び基板材料に十分な強度で成膜
できることが必要である。
換言すれば除去したい材料が金属その他の配線材料であ
れば、レーザ光は一般に表面から数百オングストローム
で熱に変換されるので上記誘電体のレーザ光に対する透
過率は問題とならない。
本発明に係る増圧膜に要求される機械的強度は光源とし
て用いるレーザの出力で上限が定まるが、第2図ないし
第4図の実施例において、膜厚1μm、2μm、3μm
のときも良好な結果を得ている。除去したい金属等が飛
散して周辺に付着する際の付着強度との関係で増圧膜の
膜厚を0.2μmとしても良好な結果を得ることができ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、被除去材料の加工部周辺への溶融付着
量が大幅に減少する効果がある。
以下具体的に図面を用いて説明する。
第2図ないし第4図は増圧膜を付した場合、付さない場
合の飛散物の分布の違いを示したものである。
ガラス基板材料上に約100OAのCrが除去材料とし
て付いており、増圧膜としてSi3N4を用いている。
第2図は増圧膜がない場合である。加工部近隣に沢山の
飛散物が降り注いでおり、高温で付着するため、洗浄し
ても飛散距離の少ない所ではあまりとれない。
第3図は0.2μm程度の増圧膜をつけた場合であるが
、飛散距離が大きくなり、従って洗浄でおちる量も増え
た。
第4図は、増圧膜として用いたSi3N4の膜厚を約0
.5μmにした場合の飛散物の分布を示したものである
。膜厚の増加に伴い内側の蓄積圧力が高くなり、除去の
際の飛散距離の長いものが増え、従って洗浄後に残る付
着物も大幅に減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るレーザ加工法を示す概略図、第2
図は従来法で付着した飛散物量と飛散距離とを示す図、
第3図及び第4図は本発明の一実施例により付着した飛
散物量と飛散距離とを示す図である。 4・・・基材、5・・・除去対象物、6・・・増圧膜、
3・・・加工部分 代理人弁理士 小 川 勝 男;−・′地l閲 勇2凶

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加工対象物にレーザ光を照射して当該加工対象物を
    溶融し飛散させることで除去するレーザ加工方法におい
    て、 加工対象物の表面に誘電体薄膜を形成してからレーザ光
    を照射し当該加工対象物を溶融し飛散させるレーザ加工
    方法。 2、特許請求の範囲第1項記載のレーザ加工方法におい
    て、 前記誘電体薄膜としてSiO_2又はSi_3N_4を
    用いるレーザ加工方法。 3、特許請求の範囲第1項記載のレーザ加工方法におい
    て、 前記誘電体薄膜の膜厚を0.2μmないし3μmとして
    用いるレーザ加工方法。 4、特許請求の範囲第1項記載のレーザ加工方法におい
    て、 前記レーザ光源として窒素色素レーザを用いるレーザ加
    工方法。 5、特許請求の範囲第1項記載のレーザ加工方法におい
    て、 前記レーザ光源としてYAGレーザ(基本波)YAGレ
    ーザ(第2高周波)又はアレキサンドライトレーザを用
    いるレーザ加工方法。 6、特許請求の範囲第1項記載のレーザ加工方法におい
    て、 前記レーザ光源としてエキシマレーザ又は色素レーザを
    用いるレーザ加工方法。
JP61108432A 1986-05-14 1986-05-14 レ−ザ加工方法 Pending JPS62267094A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6617541B1 (en) * 1994-02-22 2003-09-09 Koninklijke Philips Electronics N.V. Laser etching method
JP2007044729A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Hitachi Via Mechanics Ltd 平板状ワークの加工方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6617541B1 (en) * 1994-02-22 2003-09-09 Koninklijke Philips Electronics N.V. Laser etching method
JP2007044729A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Hitachi Via Mechanics Ltd 平板状ワークの加工方法
JP4711774B2 (ja) * 2005-08-09 2011-06-29 日立ビアメカニクス株式会社 平板状ワークの加工方法

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