JPS6376786A - レーザ加工方法及びその装置 - Google Patents

レーザ加工方法及びその装置

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JPS6376786A
JPS6376786A JP61219325A JP21932586A JPS6376786A JP S6376786 A JPS6376786 A JP S6376786A JP 61219325 A JP61219325 A JP 61219325A JP 21932586 A JP21932586 A JP 21932586A JP S6376786 A JPS6376786 A JP S6376786A
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JP
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working
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ultrasonic
vibrator
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JP61219325A
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Takeoki Miyauchi
宮内 建興
Hiroya Saitou
啓谷 斉藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレーザ加工装置に係り、特にレーザ加工の際発
生する溶融飛沫の付着を防止する装置を有するレーザ加
工装置に関する。
〔従来の技術〕
レーザ加工技術に関しては1例えば、レーザ加工、小林
昭著、開発社(1980年7月1日増補新版発行)にも
紹介されているようK、レーザ加工時に加工対象近傍に
付着した溶融飛沫は、加工後にアルコール等の有機溶剤
中で超音波洗浄するという方法が、Si半導体基板をレ
ーザスクライビングした後工程において、採用されてい
る。しかし実際には溶融飛沫のすべてが除去されるわけ
ではなく、加工対象によっては別工程により溶融飛沫の
除去を行う必要があろう 一方、レーザ加工に限らず、加工対象の溶融箇所に気体
を次ぎつける加工方法が周知であるが。
例えばエアジェツトの場合、加工対象の寸法、溶融飛沫
の質−7Kよっては有効となり得な〜・。加工対象を数
十μm領域とすれば、エアジェツトを集束するのが困難
であることから、亜音速の吹付けを必要とする。即ち、
エアジェツトを用いる加工対象は通常教区ないしサブ鰭
領域であり、微細加工には不向きである。エアジェツト
を用いるならばレーザ加工装置が大型化するのみならず
、騒音が発生し作業環境を悪化させることとなり好まし
くない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、気体吹付は機構を設けることなく、レ
ーザ加工の際に生ずる溶融飛沫が加工対象に付箔しない
レーザ加工装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、加工対象において少くとも加工領域近傍を
とり囲む流体を撮動させる手段により。
加工中に当該手段を動作させて、加工の際に生ずる溶融
飛沫が加工対象に付着しにくくすることにより達成され
る。
〔作用〕
加工対象に照射されたレーザ光により、溶融蒸発した材
料は周辺に飛散し、加工対象に付着しようとする。この
とき加工対象自体を振動させることにより若しくは加工
対象以外の振動源を駆動させることにより、加工対象の
加工領域近傍をとり囲む流体を振動させることができる
。この振動のエネルギーにより溶融飛沫と加工対象とが
相互運動をすることとなり、飛沫が強固に付着すること
を妨げることができる。
〔実施例〕
本実施例の説明では1例えば、絶縁物上に形成された薄
膜、牛導体基板上のパターン等をμm程度の精度で加工
する場合を示す。特にことわらぬ限り、大気中で加工す
る場合を示すが、加工対象の性質(例えば耐水性が抜群
である)によっては大気中まりは水中で本発明を実施す
る方が良好な結果が得られる。
以下本発明の一実厖例を第1図により説明する。
レーザ見損器1より出たレーザ光2は加工用対物レンズ
6により集光され、加工対象4の加工領域5に照射され
、加工が行われる。このとき発生する溶融飛沫6は周辺
に降り注ぐが、加工対象4と載物台70間に振動子8を
はさんでおき、これを駆動させておくと、降り注いだ飛
沫は加工対象表面上で移動し1強固に付着することはな
い。
前記の振動を超音波振動にし、加工対象に応じて図示し
ない水槽を載物台に設ける。この結果エアジェツト方式
の従来技術に比べ、属音も低減され装置自体も大型化が
避けられる。また駆動を超音波領域で行えば飛沫の付着
がより有効に妨げることができろばかりでなく、振動の
エネルギーを集束させることが容易となる(後述)。こ
の結果。
溶融再凝固部分の離脱を促進する効果もある。
第2図は本発明の他の実地例を示す図である。
第1図と同一符号を有する構成要素は既に説明した。8
は加工領域5に焦点を結ぶように配置された超音波振動
子である。その概様は、超音波振動が1MHzないし5
0MHzで可能であり、凹面状を有する全体の直径が約
20闇である。焦点では20μm径に超音波の振動エネ
ルギーを絞り込んでいる。
超音波振動子8が1Wの出力である場合、空気、水、そ
の他流体における超音波の減衰を無視して見積れば、加
工領域5では、約s x 1o W/l:nlのエネル
ギー密度が得られる。加工対象の材質との関係も考慮に
入れなければならないが、ニス、ルギー密度が十分であ
れば、溶融飛沫は超音波摂動により多数の水球に分裂す
る。この結果1表面積の増大に伴い急速に冷却され、付
着力が弱まる効果もある。
第3図に本発明の他の実施例を示す。溶融飛沫6は、加
工対象40表面より若干上方から加工領域5に焦点を結
ぶよう超音波振動子が配置されている。更に8は4つの
振動子から構成されており、対面する振動子の位相がπ
ラジアン異なるように駆動される。かかる構成の振動子
によれば振動のエネルギーを更に向上させることができ
る。
第4図は超音波振動子8の構成と駆動方法を示す概略図
である。レーザ光2の光軸方向から眺めた断面を示しで
ある。加工対象4の加工領域5に焦点を結ぶように分割
された超音波振動子8−ル(ルは3までの自然数)は、
同図(ロ)、に)でそれぞれ示すような位相関係となる
よう駆動される。同図(イ)の場合では位相がπラジア
ン異なりプッシュプル駆動が行われる。同図f→の振動
子においては各々2/3πラジアン位相が異なるため溶
融飛沫には矢印9で示される回転力が付与される。5分
割以上の振動子を用い位相を異ならしめることで。
飛沫に直線運動1円形運動、任意のリサージ−模様運動
を行わせることができる。
既述の第1図で示した実施例と組合せることで。
加工領域5近傍の流体を有効に振動させることができる
が、その際には超音波振動子相互の位相差を考慮しなけ
ればならない。
〔発明の効果〕
本発明によればレーザ加工時の溶融飛沫を付着しK<<
できるので、加工部周辺の飛沫付着の少ない良質な加工
を実現できろ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
加工対象外部に振動源を有する第10寅施例、第3図は
加工対象外部に振動源を有する第2の実施例、第4図は
振動子の分割と振動の位相関係を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、レーザ光を集束して加工対象に照射するレーザ加工
    装置において、 前記加工対象のうち少くとも加工領域近傍をとり囲む流
    体雰囲気を振動させる手段を有することを特徴とするレ
    ーザ加工装置。 2、特許請求の範囲第1項記載のレーザ加工装置におい
    て、 前記の振動は超音波振動子により発生し、該振動子が加
    工対象に密着していることを特徴とするレーザ加工装置
    。 3、特許請求の範囲第1項記載のレーザ加工装置におい
    て、 前記の振動は超音波振動子により発生し、該振動子が加
    工対象の外部に設置され、発生した超音波振動が前記加
    工領域に集束する形状であることを特徴とするレーザ加
    工装置。 4、特許請求の範囲第1項記載のレーザ加工装置におい
    て、 前記の振動は複数の超音波振動子により発生し、当該各
    々の振動子の位相を異ならしめて駆動されることを特徴
    とするレーザ加工装置。
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