JPH04118190A - ウェハの割断方法 - Google Patents

ウェハの割断方法

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JPH04118190A
JPH04118190A JP2237833A JP23783390A JPH04118190A JP H04118190 A JPH04118190 A JP H04118190A JP 2237833 A JP2237833 A JP 2237833A JP 23783390 A JP23783390 A JP 23783390A JP H04118190 A JPH04118190 A JP H04118190A
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JP
Japan
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wafer
laser beam
groove
cutting
along
Prior art date
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Pending
Application number
JP2237833A
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English (en)
Inventor
Hideki Morita
英毅 森田
Minoru Tanaka
稔 田中
Yoshinaga Taguchi
喜祥 田口
Shunichi Maekawa
前川 俊一
Hajime Inamine
稲嶺 一
Yoji Kunii
国井 洋二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOUEI TSUSHO KK
Nagasaki Prefectural Government
Original Assignee
SOUEI TSUSHO KK
Nagasaki Prefectural Government
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Publication date
Application filed by SOUEI TSUSHO KK, Nagasaki Prefectural Government filed Critical SOUEI TSUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ガラス、石英、セラミックあるいは半導体材
料等の脆性材料のウェハを割断加工する方法に関する。
〈従来の技術〉 半導体材料等のウェハを切断する方法としては、例えば
細く絞ったレーザビームをウェハに照射して、ウェハを
局部的に溶解もしくは蒸発させ、さらに、レーザビーム
照射位置を、ウェハとレーザ光源との相対的な移動によ
り切断すべき方向に沿って移動させることによって、ウ
ェハを切断する技術がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、上述のレーザビームを用いた切断方法による
と、レーザビーム照射により溶解もしくは蒸発した物質
が、ウェハに集積したLSIやIC等のデバイス表面に
付着し、これによりその電極部の導電性を劣化させる等
の悪影響か及ぶという問題、さらには、レーザビームを
細(絞ってもそのスポット径を約10μm程度にしかで
きないため、どうしても切りしろを無くすことができず
、しかも蒸発等による材料の損失が避けられないといっ
た問題があった。
〈課題を解決するための手段〉 上記の従来の問題点を一挙に解決するために、本発明で
は、エツチング、スパッタリング、CVDもしくはPV
Dの加工技術を用いて、ウェハ上にレーザビーム径より
も小さい幅の溝を、割断予定線上に沿って、かつその線
上の、少なくともウェハ端縁位置を含んだ一部に形成し
た後、その溝のウェハ端縁の近傍位置にレーザビームを
照射し、次いて、そのビーム照射位置を、ウェハとレー
ザ光源との相対的な移動により上記割断予定線上に沿っ
て移動させる。
く作用〉 ウェハに形成した溝の端部位置にレーザビームを照射す
ると、その照射位置の中心部には周辺から圧縮応力か作
用し、かつ、その周辺部には引っ張り応力が作用する。
これにより、レーザビーム照射位置から亀裂か溝に沿っ
て発生し、その亀裂の一部はウェハの端縁まで達する。
そして、レーザビームの照射位置を割断予定線に沿って
移動させることで、亀裂をそのレーザビームによる熱応
力によってウェハ端縁から割断予定線に沿って進展させ
ることかできる。
〈実施例〉 本発明方法の実施例を、以下、図面に基づいて説明する
まず、第3図に示すように、ウェハWには、複数のLS
II・・・1か行列状に形成されている。このようなウ
ェハWからLSIチップを切り出すには、ウェハWをX
およびY方向に格子状に切断する必要があり、このよう
な切断に本発明法を適用した例について、以下に述べる
。なお、lは割断予定線を示す。
また、本発明実施例において使用する切断装置は、例え
ばYAGレーザ発振器等のレーザ発振器と、そのレーザ
発振器もしくはウェハWのいずれか一方をX−Y方向に
走査するための移動装置等を備えたものを使用する。
さて、割断加工に先がけて、第1図(a)および(b)
に示すように、ウェハWの割断予定線に沿って溝2を形
成しておく。この溝加工は、半導体装置製造プロセスに
おいて一般に用いられるフォトリソグラフィやケミカル
ドライエツチング等を採用して行い、その溝幅は2〜3
μm程度とする。
このような溝2を形成したウェハWを移動装置の例えば
X−Yテーブルに装着して、第1図(b)および(C)
に示すように、ウェハWの端縁部の近傍位置にレーザビ
ームLを照射する。このビーム照射により、その照射位
置には熱応力が作用して溝2の底部から亀裂Cが発生し
、この亀裂CはウェハWの端縁まで達する。次いでレー
ザビーム照射位置を溝2に沿って移動させる。これによ
り、ウェハWの端縁部で発生した亀裂Cがレーザビーム
による熱応力によって誘導され溝2に沿って進展して1
ラインの割断が完了する。そして、以上の操作をX−Y
方向の全ての割断予定線について行うことによってLS
Iチップを得る。ここで、例えばX方向の割断を先に行
う場合、Y方向の割断時に、溝2に沿って誘導した亀裂
がX方向割断線との交差点に達したときにその進展は停
止するか、レーザビーム照射位置が交差点を超えた時点
で、溝部に新たな亀裂が発生するので、この亀裂をし一
ザビームによって誘導してゆくことにより、亀裂を交差
点で停止させることなく進展させることかてきる。
なお、ウェハW表面を保護するために、その表面上に5
iCL膜を形成する場合であっても、第2図に示すよう
にSiO2保護膜3にも溝ができるので、この場合も同
様な割断を行うことかできる。
また、以上の本発明実施例において、レーザビームの各
割断始点への位置決めは、例えばX−Y方向の全ての割
断始点の位置をあらかじめコンピュータにプログラムし
ておき、そのコンピュータの指令によりX−Yテーブル
を駆動することで、各割断始点に順次レーザビームを位
置させるようにすればよい。
次に、本発明方法の他の実施例を説明する。第4図はそ
の方法を説明する図である。
この例においては、ウェハWに、半導体装置製造プロセ
スにおいて用いられている蒸着法、CVD法あるいはス
パッタリング法等によりS102膜43を形成し、この
膜43をエツチングやリフトオフ法等によってパターニ
ングすることによって、割断予定線に沿って溝42を形
成している。
そして、このようなSi○2膜43膜形3したウェハW
をX−Yテーブルに装着して、先の実施例と同様にして
割断加工を行う。なお、ウェハW表面上に形成する膜と
しては、5i02膜のほか、例えばAIl等、レーザビ
ームを反射し得る材料による膜であってもよく、この場
合、照射レーザビームのうち溝部以外のビームは反射さ
れるので、溝42に相応する部分のウェハWか局部的に
加熱されるので割断効率が向上するとともに、LSI等
のデバイスへの熱による影響を軽減できる。
以上の本発明実施例によると、割断の起点となる亀裂は
、溝部にレーザビームを照射することにより作用する応
力集中により発生させるので、そのレーザビームのエネ
ルギは、材料を溶解あるいは蒸発させるレーザパルスの
エネルギに比して極めて低い値で済む。また、亀裂をレ
ーザビームによって割断予定線に沿って誘導することに
よって材料を割断するので、加工しろかなくまた割断面
を鏡面程度とすることができる。
なお、以上の本発明実施例においては、溝を割断予定線
の全てに形成しているが、これに限られることなく、例
えば、割断開始点および終点ならびに交差点に適当な長
さの溝を形成した場合でも同様な割断加工か実施可能で
ある。
また、以上の本発明実施例においては、ウェハの溝を形
成した面にレーザビームを照射しているか、これに限ら
れることなく、溝の形成面の反対面側からウェハにレー
ザビームを照射しても、同様な作用により割断加工を行
うことかできる。
さらに、以上の本発明実施例において、XおよびY方向
にそれぞれの切断加工を、複数のレーザ発振器により並
列に行ってもよい。この場合、加工時間の短縮化をはか
ることかできる。
なお、本発明は、半導体材料のほか、ガラス、石英ある
いはセラミック等の他の脆性材料に適用できることは勿
論である。なお、切断材料の材質によって使用するレー
ザ発振器はYAGレーザもしくはC02レーザ等を適宜
に選択する。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、ウェハの割断予
定線に沿って溝を形成しておき、この溝のウェハ端縁の
近傍位置にレーザビームを照射することにより微小亀裂
を発生させ、その亀裂をレーザビームによる熱応力によ
り誘導することによりウェハを割断するので、蒸発ある
いは溶解による汚染物質が生じることが無く、ウェハ上
のLSIやIC等のデバイスの特性に悪影響か及ぶこと
を抑えることができる。これにより、例えはSiウェハ
からLSIチップを切り出す工程に、本発明法を適用す
ると、切断後のLSIチップの劣化等を従来に比して軽
減でき、ひいては製品の歩留りを高めることか可能とな
る。また、切断の切りしろがなく、Siウェハの面積を
有効に利用することができる。さらに、加工に要する熱
エネルギは、材料を溶解あるいは蒸発させる場合に対し
て極めて低く、これによりLSI等のデバイスへの熱に
よる影響を従来に比して軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施例を説明するための図で、(
a)はウェハWの部分拡大図、(b)は(a)の八−A
断面図、(C)はウェハWの端縁部の斜視図である。 第2図は本発明方法の変形例の説明図である。 第3図は本発明方法を適用するウェハWの正面図である
。 第4図は本発明方法の他の実施例の説明図である。 1・・・1・・・LSI 2・・・溝 C・・・亀裂 L・・・レーザビーム W・・・ウェハ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ウェハをレーザビームを用いて割断する方法であって
    、エッチング、スパッタリング、CVDもしくはPVD
    の加工技術を用いて、ウェハ上にレーザビーム径よりも
    小さい幅の溝を、割断予定線上に沿って、かつその線上
    の、少なくともウェハ端縁位置を含んだ一部に形成した
    後、その溝の上記ウェハ端縁の近傍位置にレーザビーム
    を照射し、次いで、そのビーム照射位置を、ウェハとレ
    ーザ光源との相対的な移動により上記割断予定線上に沿
    って移動させることを特徴とするウェハの割断方法。
JP2237833A 1990-09-07 1990-09-07 ウェハの割断方法 Pending JPH04118190A (ja)

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