JPS62265983A - ヒト組織プラスミノ−ゲン活性化因子の微生物学的製造 - Google Patents

ヒト組織プラスミノ−ゲン活性化因子の微生物学的製造

Info

Publication number
JPS62265983A
JPS62265983A JP3768487A JP3768487A JPS62265983A JP S62265983 A JPS62265983 A JP S62265983A JP 3768487 A JP3768487 A JP 3768487A JP 3768487 A JP3768487 A JP 3768487A JP S62265983 A JPS62265983 A JP S62265983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gene
bacteriophage
plasmid
promoter
seq
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3768487A
Other languages
English (en)
Inventor
フレデリク・カイヨー
マルテイン・ラタ
ジヤン−フランソワ・マヨー
パオロ・サルミエントス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Genetica
Original Assignee
Genetica
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Genetica filed Critical Genetica
Publication of JPS62265983A publication Critical patent/JPS62265983A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/48Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
    • C12N9/50Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25)
    • C12N9/64Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue
    • C12N9/6421Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue from mammals
    • C12N9/6424Serine endopeptidases (3.4.21)
    • C12N9/6456Plasminogen activators
    • C12N9/6459Plasminogen activators t-plasminogen activator (3.4.21.68), i.e. tPA
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K1/00General methods for the preparation of peptides, i.e. processes for the organic chemical preparation of peptides or proteins of any length
    • C07K1/107General methods for the preparation of peptides, i.e. processes for the organic chemical preparation of peptides or proteins of any length by chemical modification of precursor peptides
    • C07K1/113General methods for the preparation of peptides, i.e. processes for the organic chemical preparation of peptides or proteins of any length by chemical modification of precursor peptides without change of the primary structure
    • C07K1/1133General methods for the preparation of peptides, i.e. processes for the organic chemical preparation of peptides or proteins of any length by chemical modification of precursor peptides without change of the primary structure by redox-reactions involving cystein/cystin side chains
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12YENZYMES
    • C12Y304/00Hydrolases acting on peptide bonds, i.e. peptidases (3.4)
    • C12Y304/21Serine endopeptidases (3.4.21)
    • C12Y304/21069Protein C activated (3.4.21.69)

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、微生物学的経路によるヒト酵素の製造、及び
その活性形態への転化に関する。
史に特定的には、本発明は、生体外遺伝子孫作技術によ
って、大腸菌(Escberichia coli)の
如き微生物において“ヒトAljaプラスミノーデン活
デミ囚子″(human tissue plasmi
nogen activator)(“t−PA″)を
生産すること、及びこのようにして生産された酵素を、
化学的変性(der+aLurution)及び再生(
renaLurat 1on)方法によりその活性形態
に転化する方法に関する。
先進国のヒト死亡率のおもな原因の1つは、クロット(
dlots)の形成〔血栓症(tl+roa+bosc
s)]による血管の閉塞である。咄乳乳動物の血漿にお
ける血餅(blood clots)の合成及び分解に
は多数の酵素が参加する非常に精密に制御された機構が
関与する。クロット合或は出血の防止にとって必須のプ
ロセスである。出血が一度止まれば、正常な血液循環を
再び始めるために、クロットは分解されなければならな
い。主としてフィブリンから戊るクロットの分解は、普
通は、不活性前駆体であるプラスミノーゲンから誘導さ
れる強力なMJI素溶素性解性ibrinolytic
)酵素であるプラスミンによって行なわれる。t−PA
の81能は、チモーゲン(プラスミ/−デミ)の限定タ
ンパク分解を行って活性酵素(プラスミン)を生成する
ことである〔ティ、アストラップ、(編@)イー、ライ
ヒ、ディ、ビー、IJ7キン及びイー、シャオ、“プロ
テアーゼ及び生物学的制御”、スプリングハーバ−ラボ
ラトリ−プレス、ニューヨーク、343頁以ド(19’
/ 5)  I ’I’、八5tへup  in E、
Iteich、  D、B。
RifkinandE、Sbaw(ed)、Prote
aseandBioloHical Control、
 Co1d Spring  Harbor Labo
latoryPress、 NY、 p、 343 e
t seq (19’75));ノエー、ケー、クリス
マン及び共同研究者、(編者)ニー。
ノエ−6パレット+  ll+li乳動物の細胞及び、
lL織におけるプロテア−ゼ、 エルゼビール//−ス
オランダ バイオメディカルフ゛レス、二ニーヨーク、
91真以下(1977) (J、に、 Christm
nn eteoll、  io  ^、J、  Bar
ret  (ed)+  Protinases  i
n  Mam+++ulian Ce1ls and 
’rissues+ Elsevier/North 
Il。
11and Biomedical Press、 N
Y、 p、61 et seq (1977)); イ
ー、ライヒ、(編者)7−ル、ディー。
バーリン、 エイチ、バーマン、ジエー、エイチ。
レボツ及びノエー、エム、タウイー、 生物学的57解
プロセスの分子的基礎、 アカデミツクプレス、ニュー
ヨーク、155頁以ド(1978)(E。
Re1ch in R+D、l1erlir++ 11
.Ilerman+ L、H,Lepow andJ、
M、Tauzer (ed)y Mo1eeular 
Ba5is of 13io1oFlical Deg
radative Processes+ Acade
mic Press+NY、 p、 155 et s
eq (1978)ン; テ゛4−、ニアL/ン、トロ
ンボシス アンド へモスタシス 43.77頁以下(
1980) (D、Co11en、 ’rhroa+b
osis11aemosLasis 43t )1.7
7et sea (1980)) J 。
血液、ヒト子宮、ブタ心臓及び腫腸細胞培文物の如き種
々のソースからのt −PAの単離は知られている〔ニ
ス、ニス、7サイン及び共同研究者、。
プロシーディング、オブ、ザ、ナシaナル、アカデミ−
、イブ。サイエンス、オプ、ザ、ニー。
ニス、ニー、 Ll、4264頁以ド(1981)(S
、S、l1usain et colt、+ Proc
、Nat、 Acad、 Sai。
USA″7L p、 4264 et seq (19
81)):  ディー、シー、シーケン及び共同研究者
6.バイオヒミカ。
工、バイオフイノカ、アクタ、580,140頁以下(
1’] 79 ) (D、C,Rijken et c
oll、、 Biocl+im、 Biophys、^
eta 580t p、 140 et seq (1
979));イー、7−ル、コール及びエフ、グブリエ
、バシハマン、ジャーナル、イブ。バイオロジカル、ケ
ミストリー、252.3729頁以下(1977)(E
、l(、Co1e and FJ、llaehman、
 J、旧of、 Chc+*、 2529 p、 37
29 et 、seq (1977)):ディー、シー
、シーケン及びテ゛イー、コレン、ジャーナル、オブ。
バイオロジカル。ケミストリー、256.7035頁以
下(1981) (D、C,Rijken and D
、Co11en+J、Biol、 Che+s、256
. p、7035 et seq (1981))] 
t−PAは他のブラスミノーデミ活性化因子であるウロ
キナーゼと比較された:それはその活性の増加をもたら
す、フィブリンに対する商い親和性と共に、異なる免疫
学的性質を有している(ディー、シー、シーケン及び共
同研究者、、ジャーナル。
イブ。バイオロジカル、ケミストリー、257.292
0頁以下(1982)(υ、C,Rijken  et
colll )、  Dial、 C)teffl、 
 ζ57.  p、  2920  et  5et2
  (1982));エム、ランバイ及び共同研究者、
、トロンボ、リサーチ、27,175頁以ド(1982
)(M、1lanby et coll、+ Tbro
mb、 1(es、 27. p、 175et se
q (1982)] 、 t −P Aのこれらの性質
は、それに相当な治療学的利点を付与する6例数ならば
、フイブリノーゲンの一般的溶解(generalIy
sis)は起こりそうもなくそして出血の危険は限定さ
れるからである。
t −PAを生産する多数の天然の細胞株が1−PAの
人手経路として文献に記載されている〔ディー、シー、
シーケン及びディー、コレン、オプ。
シ ト 、  (D、C,Rijken  and  
l)、Co11en+  op、  ciL、);エフ
、エル、ウィルソン及び共同研究者、、カンサー、リサ
ーチ6土1.933頁以下(1980)(F、L、11
i1son et coil、、 Cancer Re
s、40 t op。
cit、L エム、プロノウ及びアール、ブリーム、ト
レンズ バイオチク、1,26頁以下(1983) (
M、にronow and R1[1lie+m、 l
’rends Biotcch、 1゜p、26 et
 seq (1983))”、ディ、ペターライン及び
共同研究者、、クヤーナル、オブ、バイオロジカル、ケ
ミストリー、255.3665頁以下(1980) (
D、VetLerlein et coll、+ J、
 Biol、 CI+e麺、亜旦、 p、 3865 
et seq (1980)):ダブリュ、ベイマー及
び共同研究者、Iザ、ランセット、L、1018頁以下
(1981) (LWeimer et coll、。
’rhe Lancet 2. p、 1018 et
 seq (1981>)が、これらのどれも潜在的世
界市場の要求を満足させることができるt −PA生産
のレベルに至らなかった。更に、これらの天然ソースの
内設も高い生産性の細胞株は腫瘍起源のものである。
生体外遺伝子組換え技術は、微生物、例えば、バクテリ
ア大II4&菌(bacterium  Escber
ichiu coli)によって、タンパク質又はポリ
ペプチドの合成を付う可能性及び理論的には、無制限の
量でこれを行うq相性を与える〔例えば、エフ、プロ及
び共同研究者、、シ7ンセ、デ、う、ビー、工、ソシエ
テ、ドキュメンタシオン 7ランセーズ 出版。
1979 (F、Gros eL coll、 5ci
ence de Ia vieetSociete+D
ocumentationFrancaisepub1
.1979)1゜ エフ、ヤニ+ブ及び’)s−、モ/ド(F、Jacob
 andJ、Nonocl)の古典的実験から、DNA
は、いわゆる″構造”遺伝子、即ち、所定のタンパク質
をコードしている遺伝子の組と、いわゆるm * ” 
遺伝子、即ち、vt造遺伝子の発現を制御することがで
きる遺伝子と含有しており、これら2つの型の組み合わ
せによって“オペロン”として知られている統一体(e
ntity)を形成していることが知られている。
分子生物学の研究及びDNA配列決定法(1)N^se
quencing techniques)の発展(エ
フ、サンガー及ヒニー、アール、クールンン、ツヤ−ナ
ル、オア。モレキュラー、バイオロノー、94.441
頁以下(1975) (F、Sanger and^、
l(、Coulson+J、Mol、Biol、  9
4w  p、  441 et seq (1975)
);  ニー。
エム、マクサム及びグブリュ、ギルバート、プロシーデ
ィング、イブ、ザ、ナショナル、アカデミ−、イブ。サ
イエンス、イブ、ザ、ニー、ニス。
ニー、L支、560頁以下(1977)(^、H0Ma
xam and W、G11bert+ Proc、 
Na11.^ead、 Sci。
(USA) 74. p、 560 et seq (
1977))]は、エフ。
ヤコブ及び7エー、モ/ドの最初の概念に一致したオヘ
ロンの構J&(orgunization)の詳細な説
明を与えること〔エフ、ヤコブ及び)ニー、モノド、コ
ールド スプリング ハーバ−シンポジウム。
フォント。パイオル、4彰、193頁以下(1961)
 (F、Jacob and J、Monod、 Co
1d Spring 1larbor  Symp、 
 QuanL、  1lio1. 21L  p、  
193  et  seq  (19B1));  エ
フ、ヤコブ及びジェー、モノド、ツヤ−ナル、イブ。モ
レキュラー、バイオロノー、L1318頁以下(196
1) (F、Jacob and J 、Mon。
d、 J、 Mo1. Biol、3* p、 318
 et sea (1961)]及び2つの型の遺伝子
の一次構造の個々の特性を同定することを可能とした。
かくして、構造遺伝子は、“翻訳開始”コドン(ATG
)及び“終結”コドンにより枠決めされる(t’raI
IIed)。開始コドンの役割は、ホルミルメチオニン
を有する開始転位RN A (initiator t
ransferHN^)を固定することである。タンパ
ク質類は、構造遺伝子によりコードされたアミノ酸の引
き続く結合によってこのホルミルメチオニンから延長さ
れ、そして“終結”コドンは新たに形成されたタンパク
質の伸長を最後に停止させそしてy!Lmさせる。
調節遺伝子(プロモーター、リプレッサー)に関する限
り、これらが、例えば、RNAポリメラーゼが結合する
DNA7ラグメントの如きプロモーターを定義する場合
には、最も保存されたDNA塩基配列(most co
n!3erved DNA 5equences)を同
定することが可能となり、同様に、リボソーム結合部位
(RB S )の最も保存されたDNAを定義すること
が可能となった〔ノエー、シャイン及びエル、グルガル
ノ、ネイチャー 254.34真以下(1975) (
J、5hine and L、Dall(arno、 
Nature 254+ p、 34 et seq 
(1975)] 、  リボソーム結合部位は伝令RN
Aのタンパク質への翻訳において役割を演する部位であ
る。
故に、バクテリアの調節遺伝子はそれらの機能的性質及
び−次配列(primary  5equence)に
より定義することができ、そして生体外遺伝子組換え技
術において、構造遺伝子をそれらの制御下に置くのにこ
れが利用され、これは特定の息でDNAを切断する“制
限酵素゛の存在によって可能となる〔 エイチ、オー、
スミス及びケイ、グプリュ。
ウィルコックス、ジャーナル、オプ、モレキュラー、バ
イオロジー、51,379頁以下(1970)  (1
1,o、5m1Lh and K、W、Wilcox、
  j、  Mo1.Biol、51、p、 3’79
 et seq (19’70)): X−ム、メセル
ソン。
及びアール、ユアン、ネイチャー 217.110頁以
下(19G 8 ) (M、Meselson and
 R,Yuan。
Nature 21L p、 1110 et seq
 (1968); アール。
ノエー、ロバート、核酸研究、1,135頁以下(19
82) (H,J、1lobcrts、 Nuclei
c Ac1ds Res。
1、 p、135 et seq (1982)J 。
利用される技術は、所定の点で1)NAを切断するため
のこれらの酵素及び7ラグメントを相互にスプライする
ためのいわゆる“す〃−ゼ゛を協奏的に使用する(ビー
、イー、ロバン及びニー、ディ、カイザー、ツヤ−ナル
、イブ。モレキュラー。
バイオロノー、78,453頁以下(1973)(P、
E、Loban and Kaiser+ J、Mo1
.Biol、 7L p、 453 et seq (
1973)] 、全体は、既知の方法を使用して大腸[
1(ELcoli)の如きバクテリアに導入することが
できそして宿主バクテリアの増抽期間宿主内に保存され
うる“ベクター”(プフスミド又はバクテリオファー)
)により運ばれる〔エム、マンデル及びニー、ヒ〃、ツ
ヤ−ナル、イブ。モレキュラー、バイオロジー、1影、
154Q以下(1970)  (M、Mandel  
and  ^、IIiga+  J、  Mo1.  
ロio1゜餞、 p、 154 at seq (19
70)]。
大腸萌におけるヒト組織プラスミノーゲン活性化囚子遺
伝子の低レベル発現は、ディ、ペニカ及び共同研究者、
、ネイチャー 301.214頁以−)’(1983)
 (D、Penn1ca et colt、、 Nat
ure 3Of、 p、 214 et seq (1
983))により既に記@されている。使用される発現
シグナルによって、1−PAは培養物11当たり且つ光
学密度1単位当たり50−80マイクログラムに相当す
るレベルで生産される。
本発明は、ディ、ベニ力及び共同研究者により記載され
たレベルよりも約150倍も高いレベルで、大腸菌にお
けるヒト組織プラスミ/−デミ活性化因子遺伝子の発現
を可能とする方法を提供する。
本発明の方法は、λバクテリオ、7アーノのPLプロモ
ーター及び大腸菌(E、coli)のトリプトフアンオ
ペロンのtrpPプロモーターから選ばれたプロモータ
ーと、転写終結配列(transcripLionte
rIIIinal  5equence)t R1を持
っているか又は持っていないλバクテリオ7T−ノ遺伝
子c[のリボソーム結合部位と、5′にATG開始コド
ンを含有するヒトLPA遺伝子と、所望により、バクテ
リオファーノ゛1’ 7のプレコシアスIff城(pr
ec。
cious region)の終結部位(termin
al  5ite)とを含有するプラスミドの、安定な
保存を確保することができるバクテリアを培養すること
を含む。
本発明は、最初にヒト組線ブフスミノーデミ活性化因子
を微生物により生産させ、次いで女性及び再生により線
雑索溶M、活性を有する活性形態に転化することを含む
方法も提供する。
本発明の方法においては、1M1始コドンのそばにヒト
tPAfj造遺伝子全遺伝子ている構造を生成し、この
ようにして改変された(modified)補遺遺伝子
を誘導可能なプロモーター(indueible pr
om。
tor)にスプライシングする。
改変された遺伝子を含有する大腸mの如き宿主バクテリ
アは、特定の条件ドの誘導の後歯レベル(約細胞タンパ
ク質の5%)でtPAを上肢する。
以ドの説明において、分子生物学で使用される技術用語
の意味は公知であるものとみなす〔例えば、ノヱイ、ワ
トソンによる“遺伝子の分子生物学”、フランス版、イ
ンターエディシラン 1978(“lliologie
 Mo1rculaire de Gene”、by 
J、WaLson、 French Edition、
 Intereditions 1978)参照1以下
の説明は、引き続いて、LPAJ伝子の楕築及び発現方
法及びこのようにして生成されたtPAの活性形態に変
性及び再生する方法を説明するであろう。
ヒト組織プラスミ/−デミ活性化因子の特異的伝令1(
NAの調製のために“ボウニス”メラノーマ細胞株(“
1louies” melanoma cell 5t
rain) Cディ。
シー、シーケン及びディ、コレン、ツヤ−ナル。
イブ。バイオロジカル、ケミストリー、256.7O3
S頁以下(1981) (D、C,1tijken a
nd D。
Co11en、 J、Biol、 Chew、 256
. p、7035 et seq (1981>)I 
を使用した。
伝令RN Aは、“尿素−LiCl”法を使用して、ウ
シ胎児血清の存在下に、グルベツフ(Dulbeeeo
)により変成されたイーグル培地(Eagle med
iuIll)で単一/1として培養されたボウニス細胞
から調製された〔シー、アラフレイ及び協同研究者、I
核酸研究、8.2:31頁以ド(1980)(C,^u
jゴ「ayeむcall、、  Nucl、^C1ds
 Hes、  L  p、  231 et !1eq
 (1980))]。調製物は、エイチ、アビブ及びビ
ー、レグ−(11,八viv and P、 Lede
r)lこより記載された方法に従って、オリゴ(d゛1
”)−セルロースカラムによる数サイクルの7フイニテ
イークロマトグラフイーによって伝令RN A l:富
んでいた〔プロシーディング、イブ、ザ、ナシ3ナル、
アカデミ−、イブ。サイエンス、オプ、す、ニー、ニス
ニー、69.1408f’を以下(1972) (Pr
oc。
Natl、  Acud、  Sci、  (US^)
 69+  p、  1408 et seq (19
72))]。
ヒト岨維ブラスミノーデミ活性化因子にvj異的な伝令
RN Aの調製は、“/ザン”ハイブリ・7ド形成法(
Northern″hybridization te
chnique)により制御した〔ビー、ニス、トーツ
ス、プロシーディング、イブ、ザ、ナショナル、アカデ
ミ−。
イブ。サイエンス、イブ、ザ、ニー、ニス、ニー。
1コニ4−1  s  2 0 1  tL  以−ト
 (1980)   (P、S、i’homaq。
l”roc、 Natl、 Acud、  Sci、 
 (IJs八)  7L  p、 5201  eLs
eq (1980))) −この目的に対して、テ゛−
6べ二カ及び協同研究者、、ネイチャー、301.21
4頁以下(1983) (D、Penn1ca et 
colt、 Nature可、 p、 214 et 
seq (1983))により公表された配列に従うア
ミノfgt11−17をフードする合成オリゴヌクレオ
チドを利用した。バンドの放射性を測定した後、ヒト組
繊プラスミノーゲン活性化因子に特異的なRNAの濃度
は全RNAの0.03%を示すことが、計算により決定
された。
このようにしてy′4製された伝令RNAを、ニー。
エフ、ストラチ7ノス及び協同研究者、、ジャーナル、
イブ。バイオロジカル、ケミストリー、7゜279頁以
下(197(i>(^、Efstratiadis e
t coll、+ J、 Biol、Chelll、L
 p、279 et seq (1976))及びエム
、ビー、ウイッケンス及び1Δ同研究者、いツヤ−ナル
、オプ、バイオロノカル、ケミストリー、253.24
83頁以下(1978) (M、P、l+1icker
+s et coll、+  J、  Biol、  
Chew、  25L  p、  2483et se
q (1!+178))により記載された方法を使用し
て、生体外で相補的DNA(c DNA)を合成するの
に使用する。
使用されるc DNAリーダー(cDNA Leade
r)は、ヒト組織プラスミノーゲン活性化因子のアミノ
酸511−527に特異的なオリゴヌクレオチド〔デー
、ベニ力及び協同研究者1.ネイチャー。
301.214W以下(1983) (D、Pen旧c
aet coll、、 Nature 30上t p、
214 et seq (1983))により公表され
た配列に従い1及びオリゴ−(d′1゛)である。
ヌクレアーゼS1によるc DNAのンYI化(dic
esLion)(:工−1工7ストラチアノス及び協同
研死者、、ツヤ−ナル、イブ、バイオロノカル、ケミス
トリー、L、279頁以下(1976)(^、Efst
ratiadis et eoll、t J、 1li
o1.chem、7. p、 279 eLseq (
1976))Jの後、ティ、マニアチス及び協同研究者
1.セル、Y影、687真以ド(197B)(1°、M
aniatis et coll、、 Ce1l 15
w p、 687 et 5eq(1978))により
記載された方法を使用して、潜在的に存在する部位をメ
チル化する。
EcoR1アゲブタ−の添加の後、このようにして修飾
されたc DNAを、EcoR1制限酵素で消化し、次
いで入−gtlOベクターのEe。
R1部位に挿入する〔ティ、ブイ、ヒュイヌ及び協同研
究者、、DNAクローニング、ディ、エム。
グローバー、IRLブレス出版、、49真以下(198
5) (T、V、Glover、 It(L Pres
s publlp、’ 49et seq (1985
)) ] −約213.000のクローンのライブラリ
ー(7ラグメントから成るユニット)が0.6マイクa
グラムの二本1cDNAから確立される。
ヒト組織プフスミノーデミ活性化因子遺伝子を担ってい
るクローンのサーチは、3つのオリゴヌクレオチドプロ
ーブにより行う。これらの3つのプローブの配列〔デー
、ベニ力及び協同研究者、。
ネイチャー、301.214真以下(1983)(D、
Penn1ca et coll、 Nature 3
01+ p、 214 etseq (1983))]
は下記の特異性に相当するニブローブ   フードされ
たアミノ酸 3        511−52°7 ニトロセルロースフイルター上に移されるブロン) (
blotsJに対するこれらのプローブのハイブリッr
形成〔ティ、マニアチス及び協同研究者、1分子クロー
ニング、コールドスプリングハーバ−ラボラトリ−13
09頁以下(1982) (L、Maniatis e
t coll、、 Mo1ecular CLonin
g、 Co1d Springllurbor Lab
oratory+ p、 309 ct seq (1
982))]によって、ヒト組繊プラスミノーデデミ性
化因子をコードしている可能性のある幾つかのクローン
を、!11離する。
制限酵素分析(restriction anlyse
s)は、一般的構造が11図に示されている遺伝子の全
体をコードしているc DNAクローンで終わることを
可能とする。
単aされたクローンの確実性を確かめるために、上記遺
伝子のヌクレオチド配列を決定する。Eco R1−E
e o R1挿入7ラグメントの配列は、ニー、マクサ
ム及びダプリュ、ギルバート(^、 MaxaIIla
nd W、G11bert) (プロシーディング、オ
ブ。
ザ、ナショナル、アカデミ−、イブ。サイエンス。
イブ、ザ、ニー、ニス、ニー、L支、560頁以下(1
977) (Proc、Natl、^cad、Sci、
 (USA)υ−,IL 560 et seq (1
977)) ] により記載された部分的化学分解法及
1エフ、サングー及びニー。
アール、クールリン、ジャーナル、イブ8モレキユラー
、バイオロジー、1支、441頁以下(1975)  
(F、Sanger  and  八、R,Couls
ont  J、  Mo1.  Bi。
1、 !14. p、 441 et seq (19
75))により記@された“ジデオキシ”法を使用して
決定される。
これらの2つの方法を使用して得られる配列は、第2図
に示されている。コードしている部分は、ディ、ベニ力
及び協同研究者により公表された配列との差がないこと
を示す。しかしながら、非コード領域(noncodi
ng region)には差が見出だされるが、これら
は大腸ガでのヒト組繊プラスミノーゲン活性化因子遺伝
子の異種発現(heterologousexpres
sion)に関係しない。
デー、ベニ力及び協同研究者、、ネイチャー、1丈1.
214頁以下(1983) (D、Penn1ca e
l:coll、+ Nature 301+ p、 2
14 et seq (1983))に従う翻訳生成物
はtjS3図に示されている。
1)発現シグナルの単離(t54図) 本発明に記載された発現シグナルは: 1)NAの伝令RNAへの有効な転与を可能とするλバ
クテリオフアーノPLレフトプロモーター(Lambd
a  bacteriopt+age  PI Lef
t  promoter)及び 伝令RNAの有効な転写を可能とするλバクテリオファ
ージall遺伝子すポソーム結合部位(Lambda 
 bacteriophage  c[gene  r
ibosome  bindiB  5ite)である
λバクテリオファージ“PL”プロモーターは、Bg 
L11部位とBamHID位の間のバクテリオファージ
染色体上に位置しており〔イー、スチバルスキー及びダ
ブリュ、スチバルスキー、ノエネ。
L、2i’r真以ド(1982)  (E、5zyba
lski  andJSzybalski+ Gene
″7 p、 217 et seq<1979)N、そ
のヌクレオチド配列は知られている〔エフ、サン〃−及
び協同研究者、、ツヤ−ナル、イブ。モレキュラー、バ
イオロジー、162.2′19真以下(1982) (
F、5anHer ct colt、+ J、 Mol
、 l1iol。
U銘工+ p、 279 et sea (1982)
月。この7ラグメントはクローニングすることができ、
そしてその制限部位は公知の方法を使用して修飾するこ
とができる。
PLを担っているプラスミドは、このプロモーターが構
成的に(constituLive  +5anner
)発現されるのを回避するために、リプレッ°サー遺伝
子clを担っている大腸菌の菌株において増殖させる必
要があることに留意されたい。
f51の構造tこおいては、P はpPL−人”(“p
 P L−L nvabdu”)プラスミドからのBa
mHI7ラグメントの形態で入手可能である〔7アーマ
シア ピー、エル、バイオケミカルス(Pbarmac
iall、11.lliochemicals)J 、
このプラスミドから、PLを含有するI(aeL■−H
a e Lll 7ラグメントを単離しそしてこの7ラ
グメントを“pUc8″のSma1部位に挿入して[)
ニー、ベイラ及びノエー、メシング、ジェネ 79.2
501以下(1982) (J、Veira and 
J、Messing、 Geneυ−、p、250 e
t seq (1982)) J 、pUC8−PL″
を得ることが可能である。
上記プロモーター配列は多くの制限部位の各側に配置さ
れているので、このプロモーターを持っている7ラグメ
ントは切り出したり、他の1)NA7ラグメントと適当
に組み合わせることができる。
例えば、pUC8−PL″のBa1IIH1&lS位を
酵素Sl(ポーリンW−(Boehr i nger 
) J により分解した後、PLプロモーターを含有す
るEc。
R1−1−1i n d Il[7ラグメントを単離し
、次いでこの7ラグメントを“pDs20″プラスミド
の大きい方のEco R[−Hi nd ll[7ラグ
メントとスプライシングして〔シー、デュエスター及び
協同研究者、、セル 30.855頁以下(1982)
 (G、Duester et coll、+ Ce1
l 30+ p、 et 5eq(1982)N 、プ
ラスミド”LIXL73″を得ることができる。
配列及び開始部位が知られているλバクテリオファージ
遺伝子allは有効に翻訳されることがでさる〔イー、
シュバルツ及び協同研究者、ネイチャー272.410
tx以下(1978) (E、Schwarzet c
oll、、NaLure 272+ p、 410 e
L seq (1978))] 。
この遺伝子のRf3S(リボソーム結合部位又はリボソ
ーム固定部位)は、発現系”、PLプロモーター−c 
IIRBs−ATG−制限部位”を含有するプラスミド
を構築するのに使用される。遺伝子CIIRBSは、“
ppsl”プラスミドから取り出される〔ビー、サルミ
エントス及びtIJI同研究者、。
セル 32.1337頁以下(1983) (P、Sa
rmientos et eoll、、 Ce1l 3
2+ p、 1337 et seq (198:J)
Ll 、このプラスミドはNdelで消化され、そして
BanHIアダプターがプラント末1(blunt e
nds)を形成した後挿入される0次いでRBSはHi
 nd ill−Ham HIフフグメントの形態で切
り出される。
次いで、このHi n d l[1−Ba m Hl 
7ラグメントが″pXL73″プラスミドの大きい方の
■4i nd ill−Bam H17ラグメントとス
プライシングされている“pXL88″プラスミドを形
成する。新たなプラスミド″pXL88”において、c
 [[RBSはP I−プロモーターに対して正しい方
位(correcL orientation)に挿入
されており、全体はアッセンブリーP t −c u 
RB bが1本のDNA7ラグメント上に担われるよう
に多虫部位系(multisitc 5ysteI11
)においてである。
2)L −PA” c DNA’遺伝子と発現シグナル
との融合(第5図) t −PA遺伝子のフードされている部分の配列が決定
された後、成fit −PA(mature  t  
PA)の最初の7個のアミノ酸(firsL7  am
ino  acids)ヲコードしている2つの相補的
合成オリゴヌクレオチドを調製する(第3図、位置14
0がら位置160まで)、この短い合成りNAのフラグ
メントは、それがNde I−Bam 1(17’2グ
/ント、例えば、 5  ′ 1’八’l’[TCTTACC八AG’rG
へTCTG(:AG八            ′3 
 ’    ACAC:AATG[;TTCACTAG
ACCTCTC’r八C5’としてりへ−ニングされる
ことができるように作ることができる。
このNd e l−Ba m HI 7ラグメントは下
記のDNA7ラグメントとスプライシングされる:a 
) P Lプロモーターとcl遺伝子翻訳開始部位(■
zBS)を持っている″pXL88″′プラスミドのE
co R[−Nde  17ラグメント;b)抗生物f
f耐性遺伝子と、複!!!開始部位と、β−〃ラクトシ
トーゼ遺伝子の3′末端を持っている、プラスミド“p
Mc1403”のEcoRl−BamHIフラグメント
〔エム、ジエー、カサグバン及び協同研究者、、ツヤ−
ナル、オプ、バクテリオコノ−3143,971頁以下
(1980)  (M、J、Ca5adaban  e
t  coll、+  J、Bacteriol、  
143、  p、 971  et  seq  (1
980))]  。
成i%t−PAの最初の7個のアミノ酸と大腸菌のβ−
〃ラクトシトーゼとの融合体(fusion)に相当す
るプラスミド″、XL104”が単離される。上流では
、“pXL104″は、成熟t −PAの最初の7個の
アミノ酸に相当するコドンとCHRBSとの融合体を担
っている。
成熟t−PAの6番目のアミノ酸の位置におけるPst
lil1位の存在は、成熟t −PAノ始?(begi
nning)が続いている、clRBsを含有するHi
 nd 11I−Ps t  17ラグメントの切り出
しを可fffiとする。この7ラグメントは、プラスミ
ド“p UO3”のHi n d ll1g位とPst
1部位間に挿入されて〔ノエー、ベイラ及びノエー、メ
シング1.t 7’、 k ) 、 (J、Veira
 and J、Messing+ oJL。
色、)1、プラスミド“pXL99” を生成する6L
 −PA” c DNA″遺伝子がλバクテリオファー
ジデノム(第1図)においてクローニングされたとき、
このm換えバクチリオフ7−ノのDNAは、酵素BgL
■によりtlY化されて、成17IIt −PAをコー
ドしている配列を含む1974塩基討から成る7ラグメ
ントが単離される。
部位Bir LllとBamHlとの通合性(comp
aLihiliLy)を利用することによって、このB
gLII−BgLl17ラグメントは、プラスミド“p
B R322”(7アーマシア、ビー、エル、バイオケ
ミカルス(PharIIIaCia、 P、 L、 B
iochemicals)]のBamHI部位に挿入さ
れて、プラスミド“pXL121”を生成する。
プラスミドへのt −PA” c DNA″遺伝子の挿
入は、λバクテリオ7フーノデノムにおいて非常に頻度
の高い他の制限部位の使用な可能とする。
プラスミド“pXL121″で出発することによって、
例えば、遺伝子7ラグメント又は全遺伝子(IiIho
le gene)が発現シグナルに融合されている他の
プラスミドを形成することが可能である。
第1の構造においては、”pXL12i″プラスミドD
NAは酵素HindI[[及びBaLIで消化されそし
て、コード化配列の全体を含むDNA7ラグメントが得
られる。このようにして得られたHi nd l1l−
Ba L[7ラグメントはpXL73″の大きい方のH
i n d l1l−Hp a 17ラグメントとスプ
ライシングされる。このスプライシングは可能である。
その理由は、切断の後、酵素BaLl及びHpalがプ
ラント末端を形成するからである1次いでこれは、t 
−PA遺伝子がPLプロモーターに融合しているプラス
ミド“pXL126に導<が、プラスミド”pXL12
6″は(< B Sを含まない。
1q記したプラスミド“pXL99″は、t −pAの
最初の6個のアミノ酸に相当するコドンにスプライシン
グされたc IIRBSを含む、6番目のコドンにおけ
るPsti部位の存在はL −PA配列に続いてカップ
リングすることを可能とする。
t −PA遺伝子には多数の部位が存在しているので、
単一の構造を達成することはできない。
t−PAのアミノ酸7−144をコードしている414
塩基討のPs t  1−Ps L l 7ラグメント
は、プラスミド″pXL121” を酵″JP9LIで
切断することなよって単離できる。このDNA7ラグメ
ントはプラスミド“pXL99″のPst1部位に挿入
され、そして、この7ラグメントの方位を点検した後、
今やcllRBsfJ’t  PAの最初の144個の
アミノ酸をコードしている配列にスプライシングされて
いる新しいプラスミド”pXL128″が得られる。
Mar1部位はt−PA遺伝子の110番目のコドンに
存在している。その結果、プラスミドpXL、128”
 から、c ffRBsと、t −PA遺伝子の5′末
端を含有するHi nd [[−Nar 17ラグメン
トを切り出すことが可能である。c[RBSを持たない
同等なHi nd III−Nar 17ラグメントの
代わりに、この7ラグメントがpXL126″に挿入さ
れる。
この構成は、PLプロモーターと、cllRBsリボソ
ーム結合部位と、ATG開始コドンと、七−PA構造遺
伝子を含みそして大腸菌においてL−PAの発現を可能
とするプラスミド“pXL130″をもたらす6 ド記の方法を使用することによって、大腸菌の) +7
 フ) 7アンオペロンのプロモーター(trpP)の
制御下に大腸菌内でt −PAの発現を許容する構造を
作ることも可能である。
ターミネータ−LRIから削除された(deleted
)c IRBsを含む47塩基灯のHi n d II
−Ndel”)tグメントは、HindDl及びNde
IによるプラスミドpXL276の消化から単離するこ
とができる。このプラスミドはヨーロッパ特許出[EP
198,745に記載されている。この7ラグメントを
、tPaの最初の144残基をコードしている配列を含
むプラスミドpXL121JのNde  I−BamH
I7ラグメントと組み合わせることができ、全体はプラ
スミドp UC8C)ニー、ベイラ及びノエー、メシン
グ、参照、オプ。
ン ト 、  (J、Veira  and  J、M
e ssing+cf 、  op、   cit、)
]の部位Hindll[とBalllHI間に挿入され
て、プラスミドpXL301が得られる。
次いで、ターミネータ−II(1がら削除されたc  
IIRBs(c  11    RBS   ΔLRI
)  とし −PAの5′末端を含むDXL301のH
indlll−Nar17ラグメントが、cllRBS
を含まない同等なHi nd III−Nar  [7
ラグメントの代わりに、プラスミドpXL126の部位
HindlllとNarf間に挿入されているプラスミ
ドp、XL321が次いで構築される。かくして完全な
1−PA遺伝子が再構築される。
他の方法においては、PLプロモーターを含むpXL7
3のEcoRI−8aLI7ラグメントを、プラスミド
p DR720(7フーマシア)から得られ且つプロモ
ーターtrpPを含む59塩基討のEcoRI−8aL
I7ラグメントで置換することによって、プラスミドp
XL305が構築される。
次いでt−PA遺伝子は、大腸菌のがラクトキナーゼ遺
伝子gaLKを含むHi n d l1l−Ba m。
H17ラグメントの代替としてpXL305のHind
lll−BamH17ラグメントを挿入することによっ
て、プロモーターtrpPの制御ドに置くことができる
。かくしてプラスミドpXL348が得られる。
更に、転写終結のための効果的なシグナルをL−PA構
造遺伝子の下流で挿入することは、トリプトファンプロ
モーターからのt −PAの発現に対して有利な効果を
持っているらしいことが観察された。
例えば、バクテリオファージ′I゛7のプレフシアス領
域(precocious  region)の末端(
end)の転写終結部位(trans  cripti
on  tera+1nal  5ite)(“T7タ
ーミネーター″)〔ジェー、ノエー。
ダン及びエフ、グブリュ、スタディール、核酸研究、8
.2119g以ド(1980) (J、J、5tudi
er、  Nucleic  Ac1ds  1(es
、8+  p、  2119  et  seq  (
1980)月を使用することが11能である。′1゛7
ターミネーターは、プラスミドpAR−4(イムレ ボ
ロス博士、生化学学会、バイオロアカルリサーチセンタ
ー、ビー、オー、ビー、521、H−5’?01スゼデ
ー、ハン〃リー(Dr 1mre Borosv Ir
+5titute of Biochemistry+
 Biological 1(esearchCent
er、 P、 O,B、 521. Iドロア015z
eHed、 llungary)により提供された]の
166塩基対BamH17ラグメントにより人手nj°
能である。
萌把したpAR−4のBamH17ラグメントをpXL
348の准−のBam日1部位に止しい方位で挿入する
ことによって、oXL382が最終的に得られる。かく
してプラスミド9XL382は、配列’ t r p 
P−c IIRBsΔtR1−AT Gコドンt −P
A構造遺伝子−ターミネータ−′l゛7”を有する。
D、   ″ でのヒトt −PAj 伝−のプラスミ
ドpXL130”におけるt −PA遺伝子の転写はプ
ロモーターPLにより指示される(direcLcd)
。プラスミドが増殖するときに、このプロモーターによ
る不利な転写を回避するために、λバクテリオファージ
clリプレッサーをフードする宿主バクテリアを使用す
ることが必要である。この方法において、プラスミド”
pXL130゛を含有する菌株を、プロモーターPLを
抑制する条件下にtUtすることがでかる。この予防手
段を講じないと、t −PAの構成的発現(const
itutive expression)は細胞を#4
気にしそして再生できなくし、培養物におけるt −P
Aの生産率(rate of producLi++)
は比較的低くなる。
感熱性リプレッサー遺伝子(cl−ts)を含む大腸菌
の菌株は“pXL130”のための条件的透導j%(c
onditional 1nduction syst
em)として使用することができる。バクテリアが対数
増殖期にあるとき、プラスミドプロモーターPLは、イ
ンキュベーション温度を非常に急速に42゛Cに上げる
ことにより誘導される。
これらの条件下では、L−PAは42°Cで合成され、
この温度はPLを活性に保つために保持されなければな
らない。
インキュベーションはN4830(7アーマシア、ビー
、エル、バイオケミカルス)の如き大腸菌の菌株におい
て90分間行なわれる。培養物の試験サンプルを採収し
、バクテリアを音波処理により溶解する。不溶性分画に
存在するt −PAは大腸菌により製造された全タンパ
ク質の約1%を示す。
ヒト組織ブラスミノーデミ活性化因子の生産は、λバク
テリオファージタンパク賓″ero’をコードしている
大腸前の菌株を使用することによって相当改良されるこ
とが見出だされた。これは本発明の他の主題を構成する
これは、特に、cl’Jプレッサーの熱不活性化の後“
cro”遺伝子が発現されるC 1−st菌株を含む。
例えば、0R1319(オー、レイニス、ピロロノー 
123.357頁以下(1982) (0,Reyes
* Virology 123. p、357 Ct 
seq (1982)) Jの如き菌株の場合には、バ
クテリアは30°Cで増殖させる。この温度ではt−P
AもCrO”も発現しない、バクテリアが対数増殖期に
あるとさ、インキュベーション温度を非常に急速に42
℃に上げる。リプレッサーは今や不活性化され、“cr
o″遺伝子は発現することができる。
42℃で30分間のインキュベーションの後、温度を3
0°Cに戻す、“ero“タンパク質の存在は、リプレ
ッサーalのドウノボ合成(de nova 5ynt
besis)を防止しそしてPLを活性に保つ〔シー、
エヌ、グフシン及び協同研究者、、(編者)アール、グ
ブリュ、ヘントリックス、ノエー、ダブリュ、ロパート
、エフ、ダブリュ、スタール及びアール、ニー、ワイス
バーブ、ラムダ■、コールスプリングドハーバーラボラ
トリープレス、93頁以下(1983) (G、N、G
u9sin ct coll、+ in RlW、l1
endrix、  JJ、1(oberts、  F、
lit、5tahl  and  It、^、Weis
berg (eds)+ Lambda l 、 Co
1d 5prin11HarborLaborator
y Press+ p、93 et seq (198
3)) ]。
イインキュページンを90分間続ける。これらの条件の
下では1.生成したt −PAは大腸菌の全タンパク質
の約5%を示し、培養物11当たり且つ光学密度1単位
当たり約10mgの収率でそれを回収することができる
プラスミドpXL382は大腸菌のトリプト77ンオベ
ロンプロモーター(trpP)の制御下ニt −PAf
itWA的遺伝子(LI’A functional 
)Ieoe)を含む。
かくして、t−PAの発現は、この場合には、バクテリ
アがトリプトファンの不存在下に培養されるときに誘導
される。更に、プラスミドpXL382のために使用さ
れる宿主は、大腸菌のL「pp+菌株、即ち、少なくと
も野性味(wild 5train)のレベルに等しい
レベルでトリプトフアンオペロンリプレツサーを発現す
る菌株であることが必須である〔ビー、ビー、ニコルス
及びシー、ヤノ7スキー、メソッド エンザイモル、(
1983)、101.155頁以下(B、P、N1ch
ols and C。
Yanofsky+ MethodsEnzymol、
 (1983L 10上r p−155et seq 
)] 、例えば、大腸菌菌株B54125〔パスツール
 インスチチュート コレクンタン(Pasteur 
In5titute collection)J を使
用することができる。使用される方法は、例えば、下記
のとおりである:アンピシリン100μg/cm”を含
有する、寒天デルをベースとするLB培地(l IIl
edium−based agar gel)(ノエー
、エイチ。
ミラー、“分子生物学における実験゛°、コールドスプ
リングハーバ−ラボラトリ−、ニューヨーク、(197
2)、431頁以下(J、IfoMiller、“Ex
periments in Mo1ecular Bi
ology″、 Co1d Springllarbo
r Laboratorys New York+ (
19)12L p、 431eL 5eq)を有するベ
トリ皿における大腸1[株B(pXL382)の最近の
再単難から出発して、トリプトファン100μ41 /
 6 IIIjを含有する合成培地〔例えば、ジェー、
エイチ、ミラー、カフ。
オプ、ント、 (J、11.Millert cf、O
p、 cit)に従う0.4%カザミノ酸を含有するグ
ルコース含有M9培地l中のプレカルチA−−(Bec
ulture)を、37℃で16時の間攪拌により調製
する。次いで、このプレカルチャーを、トリプトファン
2μFI7cm’Lか含有していない同じ培地の1/1
00倍接種のために使用する。生産増殖を攪拌しながら
37°Cで行う、実験室条件(コニカル7ラスフ内で)
の下で、細胞を約6時間の増殖後の対数増殖期の終わり
近くに回収する。その場合、濁度(ヒurbidity
)は、610nmで2乃至3単位の光学密度(opti
cal dencity)であった。
得られた収率は、前記した収率に匹敵する、即ち、培養
物11当たり且つ610nmでの光学密度1単位あたり
t−PAAs2至10Iagのオーダーであり、これは
大腸菌の全タンパク質の約5%に相当する。
E、−゛で製゛4されたt −PAの再I゛大腸菌で高
レベルで合成された異種タンパク質(1+eterol
ogous proteins)は、しばしば、不溶性
の凝集体(aggregates)の形態で存在する〔
アール。
シー、ショナー及び協同研究者、、バイオテクノロジー
 影、151頁以下(1985) (R,G、 5ho
ner et coll、+ lliotechnol
ogy 3v p、 151 et 5eq(1985
)) ] 、^レベルで発現されたL −PAについて
もそうであることが見出だされた。この!i!遣方法に
おいて、t −PAの大部分は低速での遠心分離の後ベ
レットに存在しており、これに対して、L−PAは普通
は水性溶液に可溶である。大腸直で製造されたt −P
Aの不溶性についてのIIj′能な説明は、このタンパ
ク質が天然の形態で合成されていないということである
。事実、不十分に折りたたまれたタンパク質は凝集しそ
して沈でんする傾向があることが、他の系において示さ
れた〔ノエー、ロンドン及び協同研究者、、 ヨーロピ
アン。
ジャーナル、オア。バイオケミストリー、47゜409
頁以下(1974) (J、London et co
ll、。
Eur、J、Biochem、 47. p、 409
 et seq (1974)) :ノー、オルシニ及
びエム、イー、ゴールドバーガ、ジャーナル、イブ。バ
イオロジカル、ケミストリー、252.3453頁以下
(1978) (G、0rqini and M、E、
Goldberg+ J、Biol、 Chew、 2
52+ p。
3453 et 5eq(1978)] 、酵素タンパ
ク質は自然でない形態(unnatural form
)では活性ではなく、従って、大腸菌で合成されたt 
−PAはその活性な形態にないことが合理的に予想され
うる。
多くのタンパク質は、生体外で弐性及び制御された還元
(reduct ion )の後、天然の形態に戻るこ
とができる。これは、特に、大腸菌′トリプトファナー
ゼ、キモトリプンノーデミ、カルボニツクアンハイドフ
ーゼ(carbonic anhydrase)、リボ
ヌクレアーゼ、リゾチーム及びウシ膵臓のトリプシンイ
ンヒビターにおいて証明された〔ノエー、ロンドン及び
協同研究者、lオプ、ン) 、 (J、London 
eLcoll、+ op、cit、): ジー、オルシ
ニ及びエム、イー、ゴールドバーガ、オア。シト、 (
G 、Or+zini and M、E、 Golcl
berg、 op、cit、); ニー、カリソン及V
 m 同+tt 究者、 +  ヨーロピアン、ジャー
ナル、オア。バイオケミストリー、52.25頁以ド(
1975)  (U、Carisson eL col
l、、  Eur、  J、  Bioeheva、 
5L p、 25 et seq (1975)G 7
−ル、エフ。
ゴールドバーガー及び協同研究者、、ジャーナル。
イブ、バイオロノカル、ケミストリー、239.140
6頁以ド(1964)  (HoF、Goldberg
er etcoll、t J、Biol、  Chew
、  239+ p、  1408 et sec+ 
(1964)) :ブイ、ビー、サクセナ及びデー、ビ
ー。
ウエットラウ7アー、バイオケミストリー 11501
51以ド(1970)  (V、P、5axena a
++d D。
11、 Wetlaufer、 Biochemist
ry 9. p、 5015 et sec+(197
0)); ティ、イー、クレイトン、ジャーナル。
イブ。モレキュラー、バイオロン−。87,563λ以
〆(1974)  (’I’、E、  Creigbt
ont  J、Mo1.Biol、 87. p、 5
63 et seq (1974)) J 、大多数の
場合に、完全な再生の最も鋭敏なインディケータ−は酵
素活性である。所定のタンパク質が2つの活性を持つ場
合には、両活性が同時に再発見されるが、これは、分子
の集団の成る例会のものは一部分のみが正しい構造で存
在しうる可能性から外れているように思われる。
ヒトt −PAは容易に測定することができる2つの性
質を持っている:成るレベルでブラスミノーデミを活性
化する能力及びt −PA自体の活性化により示される
フィブリンに討する親和性。
大腸直により生産されたt−PAは、ポリペプチド鎖が
完全に変性されそして還元された後、生体外で活性なフ
ンフォーメーションに再生されうろことが見出だされた
。これも又本発明の主題である。
バクテリアは、例えば、P、B、S(0,2゜/1Kc
I 、0.2g /IKHzPO4,8,/NNacL
s及び1 、2 Sir /lNa 2HP O−)の
如き等張賎中での音波処理により溶解された後、t−P
Aは不溶性分画に存在している。それ故、このレベルで
は、細胞溶解物(cell 1ysaヒe)を遠心分離
しそして遠心分離されたベレットのみを回収することに
よって、この酵素の相当な精製を達成することが可能で
ある。その場合は、t −PAはベレット中に存在する
不溶性タンパク質の20−25%を示す。
ポリペプチド鎖の還元及び再酸化を伴う、二次及び三次
構造の転位は、活性な且つ可溶な形態のt −PAを製
造するのに必要であることが見出だされた。
t−PAは、最初に、 7MグアニジンHCl 0.IMβ−フルカプトエタノール 0.1MKHzPQ41)H7,5 のSaで不溶性分画を処理することによって変性及び還
元条件下に可溶化される(下記F゛節参照)。
変性及び還元剤の濃度は、分子を再生することを可能と
するように除去又は減少されなければならない、これら
の剤の効果は、例えば、再生が起こることを可能とする
At衝液中で変性/還元された分画を希釈することによ
って除去することができる。更に特定的には、一連の最
適化の後に得られた例である下記溶液中で希釈すること
によって、t −PAの再生を行うことができる:2.
5M 尿素 50陥M トリスHCI   p H8,7510+s
M   NaCl 3+o  M   EDTA 1mM  還元グルタチオン 0.3如M 酸化グルタチオン 10醜M リジン (及び下記F節に記載の方法に従って)。
ニー、グラネリービベルノ及びイー、ライヒ、ジャーナ
ル、イブ。エクスベリメンタル、メデイシン、148.
223頁以下(1978)(^、Granelli−P
iperno and E、Re1ch、 J、 Ex
poMed、 148+p、223 et seq (
1978))により記@された方法を使用して、フィブ
リン−寒天デルプレート上でt −PA活性を測定する
ことにより再生効率を定量化した。この活性を、標準一
本領t −PA[バイオプール、スエーデミ(口1op
ool、 5LIIedcn)で得られた活性と比較し
た後、バクテリア培養物11当たり且つバクテリア坩禿
物の光学密度1単位当たり約3+++gの収率を測定す
ることができる。
t−PAの活性は、合成基質の加水分解によっても測定
することができる〔ジェー、エイチ、ベルハイエツト及
び協同研究者、、トロンボシス、アンド、ヘモスタシス
、(スツット〃ル))48゜256頁以下(1982)
 (J、Il、 VerheijeL eLcoll、
+  ’l’hromb、  Haemostas、 
 (Stuttl?art)  4L  9゜256 
et 5eq(1982)) ] 、特にt −PAに
よるプラスミノーゲンのプラスミンへの軟化速度が測定
される。プラスミノーゲン活性化因子に特徴的な、指数
型の速度111(第7図)は、精製したヒトプラスミノ
ーゲン及び合成プラスミン基質(S−2251: Va
 l −Leu−Lys−パラニトロアニリン、カビ 
ビトルム、スエーデミ(Kabi Viしrull S
weden)Jの存在ドにインキュベージ3ンを使用し
てボすことができる。プラスミノーゲンの不存在ドの対
照インキュベーションは、抽出物が偽陽性反応(fal
se positive response)を生じる
ことができるタンパク分解活性を2−まないと結論する
ことを可能とする。
プラスミノーゲン活性化因子遺伝子を含有せずそして同
じ再生処理に付された、バクテリアから得られたタンパ
ク質は、プラスミノーゲン及びS−2251合成基質の
存在下のインキュベージタンの後完全に不活性であるこ
とが見出だされた。
t −PA遺伝子を持つバクテリアから得られた抽出物
のみは、プラスミノーゲン活性化因子型の酵素活性を示
す。
同じ方法を使用して、プラスミノーゲンのプラスミンへ
の触媒作用においてフィブリンが果たす潜在的役割を試
験することが−nl能である。咄乳動物細胞により合成
される組織プラスミ/−デミ活性化因子は、フィブリン
又はその誘導体により相当刺′f11される。この性質
は治療に有利である。事実、フィブリンの不存在下では
、酵素の基質に対する親和性は低い、池方、フィブリン
の存在下では、酵素の基質に対する親和性は増加する。
これは、プラスミノーゲンを切断して、フィブリンクロ
ットを分解するフィブリンにする十分に活性な酵素をも
たらす。
遺伝子組換え及び再生により得られた分子に対するフィ
ブリンのこの刺激効果は、精製したヒトプラスミノーゲ
ンの存在ドでの、S−2251合成基質及びフィブリン
又はその誘導体(フィブリノペプチド類)の酵素反応速
度論(enzymatie kinctics)を決定
することによって証明することができる。触媒作用の速
度の非常に商い刺激が観察され、触媒作用の速度は約4
0の係数増加する(第7図)。
更に、大wJ菌から誘導されそして本発明の方法に従っ
て再生された組換えL−PAは、順乳動物細胞により合
成されたプラスミノーゲン活性化因子に特異的な抗体に
より認識することができる。
このために、ヒト組織ブラスミノーデミ活性化因子に特
異的な精製した免疫グロブリン(バイオプール、スエー
デミ)の増加していく量をバクテリアL −[’Aの存
在ドにインキュベージジンし、そして酵素活性に対する
効果をりr析する。tjS8図に示された結果はバクテ
リアt −PAの活性がヒト活性化因子に特異的な抗体
によって阻害されることを示す。この阻害は、特異的で
ある。何故ならば、ヒト起源のプラスミノーゲン活性化
因子と同様に、バクテリア起源のプラスミノーゲン活性
化因子は、免疫されていない動物又はウロキナーゼ特異
的免疫グロブリン(urokinase−specif
ici+affiunoglobulins)のいずれ
によっても阻害されないからである。
これらの結果を組み合わせると、ヒト組織プラスミノー
ゲン活性化因子遺伝子を持つバクテリアは対応するタン
パク質を合成することが示される。
このタンパク質は慣用の緩衝液に可溶ではなく、そして
多分その自然のコンホーメーションをとっていない、し
かしながら、抽出、変性及び制aI!された再生の後、
ブラスミノーデミに向けての触媒活性及びフィブリン親
和性の原因となる立体化学的部位をこのタンパク質に回
復させることをIII’ fffiとする。更に、再生
された分子はヒト活性化因子に対する抗体によって認a
される。このことから、得られたタンパク質の二次及び
三次vt造が天然タンパク質のそれに近いということに
なる。
1・゛、イ用する方゛の1明 制限酵素は供給者〔ニューイングランドラボラトリーズ
(NewEngland Biolabs)]  によ
り示唆されたとおりに使用する。DNA7ラグメントの
スプライシングは、5016M)リスMCI  pH7
゜4.10+++ MMg C1□、1mMA”l”P
及び15+n M D ’I’ i’を含有する緩衝欣
中で行う。
大腸直の菌株の形質転換は、チー、マニアチス及び共同
研究者(ToManiatis et coll)によ
り記@された方法〔分子クローニング、コールドスプリ
ングハーバ−ラボラトリ−プレス(1982)Jを使用
して行う。
ヌクレアーゼ81″は供給者(ポーリンが−)により示
唆されたとおりに使用する。
DNAをプラントにするためのDNAの付着端の充てん
は、50m MNa C1、10m M )リスHe1
pH7、5、1mMMg5On及 び° 1mMD T
 1’から成るam液中で且つ1mM  の濃度の4a
のトリホス7エートデオキシヌクレオチドの存在下に、
酵素“DNAポリメラーゼ(大きい7ラグメント)″(
ボーリン〃−)を使用して訂う。
オリゴヌクレオチドは、エム、ノエー、〃イト及び共同
研究者、(編者)エイチ、ノー、ガラセン及びニー、ラ
ング、遺伝子7ラグメントの化学的及び酵素的合成、7
エルフーグヘミープレス、1頁以h’(1982) (
M、J、Ca1t et colt、 in It。
G、Ga55en and^、Lang (eds)*
 Chemical andビnzymatic 5y
nthesis of Gene Fragments
v Verla)HChemie Press+ p+
 1 eL seq (1982))により記@された
方法を使用して1lll製する。
バクテリアの音波処理は、バクテリアがP、B。
S、緩衝液(0,2g //!KCI 、0.2g /
1KHzPO,,8g /lNa C1及び1.25g
/INa、HPO,)中で20倍に濃縮された後、プラ
ンソンソニケーター(プロシアンス、フランス、B 3
0 )  [l1ranson 5onicaLor(
Proseienc+gFrance、Model 8
30月により行う。゛6°波処理時間は6分である。手
番性分画は、2.3%SDS、5%βメルカプトエタノ
ール、10%グリセロール及c10.06M)すXHC
l p H6,8中ニ’fi)溶化し、そしてニー、ケ
ー、レムリ、ネイチャー227.680頁以ド(197
0)  (11,に、LaeffIliINature
 227+ p、 680 et seq (1970
))に従うアクリルアミド−3DSデルでの1tC気泳
動により分析する。
t−PAの変性/還元は、1(Ag+a)の光学密度の
培養物11に相当する不溶性分画を、7MグアニジンH
CI 、0.IMβメルカプトエタノール及110.I
MKHzPO−p、7.sの溶@50IIIJで、4℃
にて24時闇攪拌しながら処理することによって行う1
次いで、βメルカプトエタノールの濃度を、7Mグアニ
ノンHCI 、0.005Mβメルカプトエタノール及
び0.1MKH2P04p、7.5を含有する78液1
1に討する透析により減少させる0次いで、2.5M尿
素、B0鎗M トリスHCI p H8,75,10m
MNa C1,5m M  EDTA、1m M  還
元グルタチオン、0.3mM  酸化グルタチオン及び
10+aM  リシンを含有する緩衝液中に前記溶液を
希釈することにより、再生を行う。
この希釈の後、溶液を4℃で24時間インキエベーシッ
ンし、次いで遠心分離する。ツイーン80 (Twee
n 80)0.01%を含有するP、B、S。
緩衝液中の上澄液の希釈(1/100)の後1−PA活
性を測定する。
ブタベスト条約の規定に従い、1987年2月2日に、
オランダ国、パーン市、オーステルストラ − ト 1
 3 7 4 0  A G (Oostcrstra
at  13740  AG*11aarn+ Net
berlands)の、セントラールビューロープール
シンメルカルチャーズ((:entraal口urea
uvoor SchimmelculLures (C
1)S))にド記の寄託をした: No、CB8147.87として、プラスミドpXL1
30を含有する大腸菌0R1319(恥!herieh
ia eoli OR1319)Cm株G−680)の
見本。
No、CB5148.87として、プラスミドpXL3
82を含有する大腸菌B(E、 coli B)(’t
ri株G−1514)の見本。
【図面の簡単な説明】
第1図はt −PAのc DNAクローンの一般的構造
を示す。 第2図はt −PAのe DNA塩基配列を示す。 第3図は第2図の配列の翻訳生成物を示す。 第4図はバクテリオファーノPLプロモーターの単離及
び正しい方位でe ll(13Sと共にプラスミドpX
L88にそれを組み込むことを示す。 第5図は、t −PAをフードしているc DNAのプ
ラスミドpXL130への融合を示す。 第6図は、t −PAをコードしているc DNAのプ
ラスミドpXL382への融合を示す。 第7図は、本発明に従って製造されたt −PAの存在
下にプラスミノーゲンによる合成基質分解を示す。 !@8図は、ヒト組朧プラスミノーゲン活性化因子に特
異的な抗体による、本発明に従って#Jl遺されたt 
−PAの活性の阻害を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、λバクテリオファージのP_Lプロモーター及び大
    腸菌(¥E.coli¥)のトリプトフアンオペロンの
    trpPプロモーターから選ばれたプロモーターと、転
    写終結配列tR1を持つか又は持たないλバクテリオフ
    ァージ遺伝子cIIのリボソーム結合部位と、5′にAT
    G開始コドンを含むヒトt−PA遺伝子と、所望により
    、バクテリオファージT7のプレコシアス領域の終結部
    位を含むプラスミドの安定な保存を確保することができ
    るバクテリアを培養することを含むことを特徴とする、
    ヒト組織プラスミノーゲン活性化因子又はt−PAを微
    生物学的に製造する方法。 2、該プラスミドが、λバクテリオファージのP_Lプ
    ロモーターと、λバクテリオファージ遺伝子cIIのリボ
    ソーム結合部位と、5′にATG開始コドンを含むヒト
    t−PA遺伝子を含有する、特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 3、該プラスミドが、大腸菌(¥E.coli¥)のト
    リプトフアンオペロンのプロモーターtrpPと、転写
    終結配列tR1を持たないλバクテリオファージ遺伝子
    cIIのリボソーム結合部位と、5′位置にATG開始コ
    ドンを含むヒトt−PA遺伝子と、バクテリオファージ
    T7のプレコシアス領域の終結部位を含有する特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 4、特許請求の範囲第1項記載の方法により得られた不
    活性な且つ不溶性の生成物を、ポリペプチド鎖の二次及
    び三次構造の再配列を可能とするように変性及び再生す
    ることによって、前記生成物を活性な且つ可溶性の生成
    物に転化することを含むことを特徴とする、ヒト組織プ
    ラスミノーゲン活性化因子の活性形態の製造方法。 5、該プラスミドの安定な保存を確保することができる
    バクテリアが大腸菌(¥E.coli¥)の菌株である
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、λバクテリオファージの“cro”遺伝子を含有す
    る大腸菌(¥E.coli¥)の菌株を使用する特許請
    求の範囲第5項記載の方法。 7、λバクテリオファージプロモーターP_Lと、λバ
    クテリオファージ遺伝子cIIのリボソーム結合部位と、
    ヒト組織プラスミノーゲン活性化因子の構造遺伝子と融
    合されているATG開始コドンとを含有することを特徴
    とするプラスミド“pXL130”。 8、大腸菌(¥E.coli¥)のトリプトフアンオペ
    ロンのプロモーターtrpPと、転写終結部位tR1を
    持たないλバクテリオファージ遺伝子cIIのリボソーム
    結合部位と、ヒト組織プラスミノーゲン活性化因子の構
    造遺伝子と融合されているATG開始コドンと、バクテ
    リオファージT7のプレコシアス領域の終結部位とを含
    有することを特徴とするプラスミド“pXL382”。 9、特許請求の範囲第1項記載の方法により製造された
    ものであるヒト組織プラスミノーゲン活性化因子。 10、特許請求の範囲第4項記載の方法により製造され
    たものであるヒト組織プラスミノーゲン活性化因子の活
    性形態。
JP3768487A 1986-02-21 1987-02-20 ヒト組織プラスミノ−ゲン活性化因子の微生物学的製造 Pending JPS62265983A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8602380 1986-02-21
FR8602380A FR2594845B1 (fr) 1986-02-21 1986-02-21 Preparation par voie microbiologique de l'activateur tissulaire humain du plasminogene (t-pa) et conversion de l'enzyme ainsi obtenue en sa forme active

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62265983A true JPS62265983A (ja) 1987-11-18

Family

ID=9332374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3768487A Pending JPS62265983A (ja) 1986-02-21 1987-02-20 ヒト組織プラスミノ−ゲン活性化因子の微生物学的製造

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0236209A1 (ja)
JP (1) JPS62265983A (ja)
FR (1) FR2594845B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02227090A (ja) * 1988-10-17 1990-09-10 Boehringer Mannheim Gmbh 遺伝子工学で製造され、原核生物中に発現した生物学的活性蛋白質を活性化する方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5266474A (en) * 1987-06-24 1993-11-30 Genentech, Inc. Balanced inducible transcription system
DE3853479T2 (de) * 1987-06-24 1995-09-28 Genentech Inc Ausgeglichenes, konstitutives, induzierbares transkriptionssystem.
DE3832898A1 (de) * 1988-09-28 1990-04-12 Boehringer Mannheim Gmbh Praeparat von in prokaryonten exprimiertem plasminogenaktivator
GB8823833D0 (en) * 1988-10-11 1988-11-16 Erba Carlo Spa Production of human prourokinase
DE3923339A1 (de) * 1989-05-31 1990-12-06 Boehringer Mannheim Gmbh Gewebs-plasminogen-aktivator-derivat
IE901849A1 (en) * 1989-07-19 1991-06-19 Gruenenthal Gmbh Plasmids, their preparation and their use in the manufacture¹of a plasminogen activator

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL68561A (en) * 1982-05-05 1991-01-31 Genentech Inc Preparation of polypeptide with human tissue plasminogen activator function,processes for making it,and dna and transformed cell intermediates thereof
DE3482840D1 (de) * 1983-01-21 1990-09-06 Transgene Sa Expressionsvektoren und deren verwendung zur herstellung eines proteins mit menschlicher alpha-antitrypsin-aktivitaet.
US4721673A (en) * 1983-09-01 1988-01-26 Genex Corporation Recovery and activation process for microbially produced calf prochymosin
DE3585170D1 (de) * 1984-03-06 1992-02-27 Lilly Co Eli Expressionsvektoren fuer rinderwachstumshormonderivate.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02227090A (ja) * 1988-10-17 1990-09-10 Boehringer Mannheim Gmbh 遺伝子工学で製造され、原核生物中に発現した生物学的活性蛋白質を活性化する方法

Also Published As

Publication number Publication date
FR2594845B1 (fr) 1989-12-01
EP0236209A1 (fr) 1987-09-09
FR2594845A1 (fr) 1987-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8143027B2 (en) Method of making a plasminogen activator polypeptide with clot-specific streptokinase activity
JPS63502725A (ja) 組換えヒト内皮細胞成長因子
JPS60501391A (ja) ポリペプチドおよび蛋白質生成物、ならびにその製造方法および使用
US5552302A (en) Methods and compositions for production of human recombinant placental ribonuclease inhibitor
JPS6122023A (ja) ヒト因子8−cとこれを作る製法及び組成物
JPS62265983A (ja) ヒト組織プラスミノ−ゲン活性化因子の微生物学的製造
US5858724A (en) Recombinant rabbit tissue factor
EP0240334A1 (en) Modified enzyme
US5015574A (en) DNA sequence involved in gene expression and protein secretion, expression-secretion vector including the DNA sequence and the method of producing proteins by using the expression-secretion vector
JP2983997B2 (ja) 脱―表皮細胞成長因子プラスミノーゲンアクチベーター
JPH0587234B2 (ja)
EP0422217B1 (en) Human recombinant placental ribonuclease inhibitor and method of production
Lübke et al. Analysis and optimization of recombinant protein production in Escherichia coli using the inducible pho A promoter of the E. coli alkaline phosphatase
JPS62262994A (ja) D−アミノ酸オキシダ−ゼ遺伝子
RU2127758C1 (ru) Способ получения рекомбинантной стрептокиназы
JPH08103278A (ja) 活性型ヒトaltの製造方法
JP2557385B2 (ja) ヒトプロテインs
RU2144082C1 (ru) Рекомбинантная плазмида, кодирующая гибридный белок-предшественник инсулина человека (варианты), штамм бактерий e.coli - продуцент гибридного белка-предшественника инсулина человека (варианты) и способ получения инсулина человека
JPH0292288A (ja) アクアライシンi前駆体をコードする遺伝子、それを含む発現ベクター、該発現ベクターを含む大腸菌及びそれを用いたアクアライシンiの製造方法
CA1200774A (en) Expression linkers
EP0576899B1 (en) A gene coding a protein having a lipase activity and a process for producing the same
KR950012901B1 (ko) 스트렙토키나제 유전자 및 그의 발현
JP3023008B2 (ja) プロテア−ゼインヒビタ−遺伝子
JPH0779781A (ja) 蛋白排出遺伝子
JPH0411892A (ja) ストレプトキナーゼ類蛋白質、対応遺伝子、対応プラスミド組換え体、対応形質転換体及び之等の製造法