JPS6226541Y2 - - Google Patents
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- JPS6226541Y2 JPS6226541Y2 JP1981118814U JP11881481U JPS6226541Y2 JP S6226541 Y2 JPS6226541 Y2 JP S6226541Y2 JP 1981118814 U JP1981118814 U JP 1981118814U JP 11881481 U JP11881481 U JP 11881481U JP S6226541 Y2 JPS6226541 Y2 JP S6226541Y2
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- JP
- Japan
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- window
- frame
- falling
- falling edge
- outdoor
- Prior art date
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Links
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 11
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は窓の接続装置に関する。
一般に、異なる階層にわたつて連続する窓を設
ける場合には、上下部窓枠の取付け誤差や、窓枠
が取付けられる建屋の施工誤差等により上部窓枠
と下部窓枠との間に隙間が生じ、そのため、水密
性、気密性及び内、外観が損なわれるおそれがあ
る。例えば、第1図に示すコア式建屋において
は、下部コア31上に上部コア32が重合されて
一戸の建屋が建造されるが、この場合に予め決め
られた重ね寸法に対し施工の際に誤差が生ずる
と、上下部コア32,31は不整合状態で重なる
ことになるので、上部コア32の上部窓枠32a
と下部コア31の下部窓枠31aとの間に隙間α
が形成されることになり、上記のような問題が生
ずるため、煩雑な施工作業を再度やり直さなけれ
ばならなかつた。
ける場合には、上下部窓枠の取付け誤差や、窓枠
が取付けられる建屋の施工誤差等により上部窓枠
と下部窓枠との間に隙間が生じ、そのため、水密
性、気密性及び内、外観が損なわれるおそれがあ
る。例えば、第1図に示すコア式建屋において
は、下部コア31上に上部コア32が重合されて
一戸の建屋が建造されるが、この場合に予め決め
られた重ね寸法に対し施工の際に誤差が生ずる
と、上下部コア32,31は不整合状態で重なる
ことになるので、上部コア32の上部窓枠32a
と下部コア31の下部窓枠31aとの間に隙間α
が形成されることになり、上記のような問題が生
ずるため、煩雑な施工作業を再度やり直さなけれ
ばならなかつた。
本考案は上記欠点を解決し、特に上下に接続す
る窓枠の取付け誤差や施工誤差を容易に吸収する
とともに、これら窓枠間の水密性、気密性を損な
うことがなく、しかも内、外観を向上することの
できる窓の接続装置を提案することを目的とす
る。
る窓枠の取付け誤差や施工誤差を容易に吸収する
とともに、これら窓枠間の水密性、気密性を損な
うことがなく、しかも内、外観を向上することの
できる窓の接続装置を提案することを目的とす
る。
以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
説明する。
なお、第2図はコア式建屋に適用した場合の本
考案に係る窓接続装置の側面の断面図である。
考案に係る窓接続装置の側面の断面図である。
図において符号Aは上部コアを示し、この上部
コアAは下部コアB上に積み重ねられ、また1は
窓下枠で上部コアAの前面に設けられており、図
示しない上枠及び左右の縦枠とともに方形に枠組
みされて上部窓を構成している。窓下枠1の屋外
端部は下方に延出され、コーキング受け部1a、
係止溝1b及び取付部1cが形成されている。窓
下枠1の室内端部には上方に起立壁1dが形成さ
れ、下方にL形の取付部1fが形成されている。
起立壁1dの上端及び取付部1fの基部には、そ
れぞれ上方に開口する係止溝2a,2bが形設さ
れている。3は金属製補強杆で、コアA両側の支
柱(図示せず)間に設けられ、窓枠部分を補強す
るものである。上記窓下枠1の屋外側取付部1c
はこの補強杆にビス止めされ、また、屋内側取付
部1fは補強杆3上に載置された受け板4にネジ
止めされている。次に、5は窓上枠で、下部コア
Bの前面に設けられ、図示しない下枠及び左右両
縦枠とともに方形に枠組みされて上部窓を構成し
ている。窓上枠5の上面部5aの中央には上方に
起立する取付部5bと該上面部5aの一部が上方
に突出して成る取付部5cとが形成され、また上
面部5aの屋外端には水平の延出部5dが形成さ
れている。一方、上面部5aの屋内端には断面L
字形突縁5eが形成されている。また、上記と同
様に取付部5b,5cは、コアBの両側の支柱
(図示せず)間に介設されて、下部窓枠を補強す
る補強杆6にビス止めされている。そして上部窓
枠を補強する補強杆3と下部窓枠を補強する補強
杆6とは、連結ブラケツト7により連結されてい
る。なお、この連結ブラケツト7を下部窓枠の上
枠に締付ける締付けボルト8の挿通孔8aは調整
可能な長孔として形成されている。
コアAは下部コアB上に積み重ねられ、また1は
窓下枠で上部コアAの前面に設けられており、図
示しない上枠及び左右の縦枠とともに方形に枠組
みされて上部窓を構成している。窓下枠1の屋外
端部は下方に延出され、コーキング受け部1a、
係止溝1b及び取付部1cが形成されている。窓
下枠1の室内端部には上方に起立壁1dが形成さ
れ、下方にL形の取付部1fが形成されている。
起立壁1dの上端及び取付部1fの基部には、そ
れぞれ上方に開口する係止溝2a,2bが形設さ
れている。3は金属製補強杆で、コアA両側の支
柱(図示せず)間に設けられ、窓枠部分を補強す
るものである。上記窓下枠1の屋外側取付部1c
はこの補強杆にビス止めされ、また、屋内側取付
部1fは補強杆3上に載置された受け板4にネジ
止めされている。次に、5は窓上枠で、下部コア
Bの前面に設けられ、図示しない下枠及び左右両
縦枠とともに方形に枠組みされて上部窓を構成し
ている。窓上枠5の上面部5aの中央には上方に
起立する取付部5bと該上面部5aの一部が上方
に突出して成る取付部5cとが形成され、また上
面部5aの屋外端には水平の延出部5dが形成さ
れている。一方、上面部5aの屋内端には断面L
字形突縁5eが形成されている。また、上記と同
様に取付部5b,5cは、コアBの両側の支柱
(図示せず)間に介設されて、下部窓枠を補強す
る補強杆6にビス止めされている。そして上部窓
枠を補強する補強杆3と下部窓枠を補強する補強
杆6とは、連結ブラケツト7により連結されてい
る。なお、この連結ブラケツト7を下部窓枠の上
枠に締付ける締付けボルト8の挿通孔8aは調整
可能な長孔として形成されている。
次に、上記構成の上部窓の窓下枠の屋外側及び
屋内側には、それぞれ立下り縁9,10が設けら
れている。まず、屋外側の立下り縁9は下部に係
止突部13を形成する取付部9aから屋外側に傾
斜して突出する傾斜部19とこの傾斜部19から
平行に立下る立下り部9C,9C′とを備え、ま
たこれら立下り部9c,9c′のうち屋外側の立下
り部9cの方が屋内側の立下り部9c′よりも下方
に下つており、それぞれの下端に雨返し壁11
a,11bを備えている。上記立下り縁9は、上
記係止突部13を下枠1の屋外側の係止溝1b内
に嵌入して、取付部9aをビス止めすることによ
り、下枠1に固定され、ビス止めされたコーキン
グ受け部1aにはコーキング材14が充填されて
いる。このように構成することにより、上記立下
り縁9は窓下枠1の屋外側から突出して立下る。
したがつて、立下り縁9の傾斜部19は雨水を受
けて、その上面に沿つて流下させる水切り効果を
有し、またこの傾斜部の屋外端から立下る立下り
部9cは傾斜部19から流れ落ちてきた雨水をさ
らに下方に導く水切り効果があるほか、上部窓枠
と下部窓枠との接続部を外観から遮蔽する目隠し
効果があり、さらに風雨が上記接続部から吹込む
のを防止することができる。
屋内側には、それぞれ立下り縁9,10が設けら
れている。まず、屋外側の立下り縁9は下部に係
止突部13を形成する取付部9aから屋外側に傾
斜して突出する傾斜部19とこの傾斜部19から
平行に立下る立下り部9C,9C′とを備え、ま
たこれら立下り部9c,9c′のうち屋外側の立下
り部9cの方が屋内側の立下り部9c′よりも下方
に下つており、それぞれの下端に雨返し壁11
a,11bを備えている。上記立下り縁9は、上
記係止突部13を下枠1の屋外側の係止溝1b内
に嵌入して、取付部9aをビス止めすることによ
り、下枠1に固定され、ビス止めされたコーキン
グ受け部1aにはコーキング材14が充填されて
いる。このように構成することにより、上記立下
り縁9は窓下枠1の屋外側から突出して立下る。
したがつて、立下り縁9の傾斜部19は雨水を受
けて、その上面に沿つて流下させる水切り効果を
有し、またこの傾斜部の屋外端から立下る立下り
部9cは傾斜部19から流れ落ちてきた雨水をさ
らに下方に導く水切り効果があるほか、上部窓枠
と下部窓枠との接続部を外観から遮蔽する目隠し
効果があり、さらに風雨が上記接続部から吹込む
のを防止することができる。
窓下枠1の屋内側立下り縁10は、該下枠1に
対して着脱自在に設けられている。すなわち、こ
の立下り縁10は上部に上下2段の係止突部10
a,10bとこれら係止突部10a,10bの基
部から下枠から窓上枠5までに至る長さに略等し
い幅で略垂直に立下る立下り部10cとを備え、
さらに上部係止突部10aの先端部には下方に平
行に突出する2条の突片15,16が形成され、
内側の突片16の屋外側には係止顎部16aが形
設されている。また、上記立下り部10cの下端
には屋外側に鉤形に曲成され、屈曲部10dが設
けられている。そして、係止突部10a,10b
を窓下枠1の起立壁1dの上端及び取付部1eに
形成された係止溝2a,2bに係止させるととも
に、下部係止突部10bの下部で立下り部の裏面
に受け板4の屋内端面を当接させることによつて
窓下枠1に装着されている。なお、上部係止突部
10bの2条の突片15,16は係止溝2aと噛
合い状に係止され、しかも内側突片16の係止顎
部16aは起立壁部1d外側面の係止顎部1eに
係止するので、立下り縁10は窓下枠1から容易
に外れない。しかし、この係止はそれほど強くな
いので、立下り縁10を強く引上げれば取り外す
ことができる。このように立下り縁10は、下部
窓枠の上枠まで延設されているので、上下部窓の
接続部はこの立下り縁10に覆われて、外部に現
われない。したがつて、化粧縁として内観が向上
する。また、立下り縁10は窓下枠1に対して上
記のように係止して装着することができるので、
上部コアを下部コア上に重ねるための落し込み作
業が終了し、さらに上下部補強杆のブラケツトに
よる連結作業が終つてから、容易に取付けること
ができ、施工が非常に楽である。
対して着脱自在に設けられている。すなわち、こ
の立下り縁10は上部に上下2段の係止突部10
a,10bとこれら係止突部10a,10bの基
部から下枠から窓上枠5までに至る長さに略等し
い幅で略垂直に立下る立下り部10cとを備え、
さらに上部係止突部10aの先端部には下方に平
行に突出する2条の突片15,16が形成され、
内側の突片16の屋外側には係止顎部16aが形
設されている。また、上記立下り部10cの下端
には屋外側に鉤形に曲成され、屈曲部10dが設
けられている。そして、係止突部10a,10b
を窓下枠1の起立壁1dの上端及び取付部1eに
形成された係止溝2a,2bに係止させるととも
に、下部係止突部10bの下部で立下り部の裏面
に受け板4の屋内端面を当接させることによつて
窓下枠1に装着されている。なお、上部係止突部
10bの2条の突片15,16は係止溝2aと噛
合い状に係止され、しかも内側突片16の係止顎
部16aは起立壁部1d外側面の係止顎部1eに
係止するので、立下り縁10は窓下枠1から容易
に外れない。しかし、この係止はそれほど強くな
いので、立下り縁10を強く引上げれば取り外す
ことができる。このように立下り縁10は、下部
窓枠の上枠まで延設されているので、上下部窓の
接続部はこの立下り縁10に覆われて、外部に現
われない。したがつて、化粧縁として内観が向上
する。また、立下り縁10は窓下枠1に対して上
記のように係止して装着することができるので、
上部コアを下部コア上に重ねるための落し込み作
業が終了し、さらに上下部補強杆のブラケツトに
よる連結作業が終つてから、容易に取付けること
ができ、施工が非常に楽である。
次に、下部窓の窓上枠5の屋外側及び屋内側に
は、それぞれ立上り縁17,18が設けられてい
る。まず、屋外側立上り縁17は水平の取付け部
17aの屋外端部からいつたん略垂直に立上り、
屋内側に上り傾斜する水切り部20を介して再び
略垂直に立上る立上り部17bを備え、またこの
立上り部17bはその先端に雨返し壁21を備え
ている。そしてこの立上り縁17は取付部11a
を窓上枠5の屋外端延出部5dにネジ止めするこ
とにより、該上枠5に固定されている。なお、立
上り縁17と窓上枠5との接続部22には雨水等
の屋内への進入又は吹込みを防止するため、コー
キング材14が充填されている。このように立上
り縁17の立上り部17bは窓下枠1の立下り縁
9の屋内側の立下り部9c′の屋内側に平行に重な
り合うように配置されている。しかも、立下り部
9c′の雨返し壁11bと立上り部17bの雨返し
壁21とは、一定の間隔をおいて対置されてい
る。また、上記立下り縁9と立上り縁17とは互
いにフリーなので、立下り縁9の立下り部9c′の
雨返し壁11bが立上り縁17の傾斜部20に接
触する位置から、雨返し壁11bと21とが接触
する位置までの間で摺動することができる。この
摺動範囲においては、立下り縁9と立上り縁17
との間には間隙が生じない。したがつて、上部窓
枠と下部窓枠との間に取付け誤差や施工誤差があ
つても、その誤差は上記の立下り縁9と立上り縁
17との摺動範囲に吸収されるから、下部窓と上
部窓とは常に水密及び気密が保たれ、しかも隙間
が生じないので外観が向上する。また、このよう
にわずかな施工誤差は容易に吸収されるので施工
作業も楽になる。また、上記のように構成する
と、上部窓と下部窓との接続部においては、立下
り縁9の屋外側立下り部9cと立上り縁17の屋
外側立上り部17bとにより、風雨の吹込みは防
止される。雨水が上記立下り部9cと立上り部1
7との間から進入しても、その大部分は屋内側立
下り部9c′及び立上り縁17の屋内側立上り部に
阻止されて立上り縁17の水切り部20から屋外
に排出れる。さらに立下り部9c′と立上り縁17
の屋内側立上り部との間からの雨水の吹込みは雨
返し壁11b及び21により阻止される。しかも
上記雨返し壁11b,21及び立下り部9c′、立
上り部17bとによつて、屋外と屋内との間に空
気室23が形成される。したがつて、屋外からの
風雨の吹込み圧は上記の立下り縁9及び立上り縁
17のほか、この空気室23内で減圧されてしま
うので、雨水は空気室23からさらに屋内に入り
込むことなく、立上り縁17に沿つて排出され
る。したがつて、雨水の吹込みは十分に防止する
ことができる。
は、それぞれ立上り縁17,18が設けられてい
る。まず、屋外側立上り縁17は水平の取付け部
17aの屋外端部からいつたん略垂直に立上り、
屋内側に上り傾斜する水切り部20を介して再び
略垂直に立上る立上り部17bを備え、またこの
立上り部17bはその先端に雨返し壁21を備え
ている。そしてこの立上り縁17は取付部11a
を窓上枠5の屋外端延出部5dにネジ止めするこ
とにより、該上枠5に固定されている。なお、立
上り縁17と窓上枠5との接続部22には雨水等
の屋内への進入又は吹込みを防止するため、コー
キング材14が充填されている。このように立上
り縁17の立上り部17bは窓下枠1の立下り縁
9の屋内側の立下り部9c′の屋内側に平行に重な
り合うように配置されている。しかも、立下り部
9c′の雨返し壁11bと立上り部17bの雨返し
壁21とは、一定の間隔をおいて対置されてい
る。また、上記立下り縁9と立上り縁17とは互
いにフリーなので、立下り縁9の立下り部9c′の
雨返し壁11bが立上り縁17の傾斜部20に接
触する位置から、雨返し壁11bと21とが接触
する位置までの間で摺動することができる。この
摺動範囲においては、立下り縁9と立上り縁17
との間には間隙が生じない。したがつて、上部窓
枠と下部窓枠との間に取付け誤差や施工誤差があ
つても、その誤差は上記の立下り縁9と立上り縁
17との摺動範囲に吸収されるから、下部窓と上
部窓とは常に水密及び気密が保たれ、しかも隙間
が生じないので外観が向上する。また、このよう
にわずかな施工誤差は容易に吸収されるので施工
作業も楽になる。また、上記のように構成する
と、上部窓と下部窓との接続部においては、立下
り縁9の屋外側立下り部9cと立上り縁17の屋
外側立上り部17bとにより、風雨の吹込みは防
止される。雨水が上記立下り部9cと立上り部1
7との間から進入しても、その大部分は屋内側立
下り部9c′及び立上り縁17の屋内側立上り部に
阻止されて立上り縁17の水切り部20から屋外
に排出れる。さらに立下り部9c′と立上り縁17
の屋内側立上り部との間からの雨水の吹込みは雨
返し壁11b及び21により阻止される。しかも
上記雨返し壁11b,21及び立下り部9c′、立
上り部17bとによつて、屋外と屋内との間に空
気室23が形成される。したがつて、屋外からの
風雨の吹込み圧は上記の立下り縁9及び立上り縁
17のほか、この空気室23内で減圧されてしま
うので、雨水は空気室23からさらに屋内に入り
込むことなく、立上り縁17に沿つて排出され
る。したがつて、雨水の吹込みは十分に防止する
ことができる。
次に、下部窓の窓下枠5の屋内端にも立上り縁
18が形成されている。この立上り縁18はL字
形突縁5eの屋内端から一体に立上げ形成され、
上部窓から垂下する立下り縁10の立下り部10
cと略面一となり、また立下り部10c下端の屈
曲部10dの屋内側に平行に重なり合うように配
置されている。立上り縁18と屈曲部10dとは
互いにフリーなので、屈曲部10dの先端が立上
り縁18の先端に一致する位置から、屈曲部1d
の先端がL字状で突縁5eの上面部に接触する位
置までの間で摺動することができる。この摺動部
分においては、立上り縁18と立下り部10cと
の間には間隙が生ずることはない。したがつて、
屋外側の場合と同様に上部窓枠と下部窓枠との間
に取付け誤差や施工誤差があつても、その誤差は
上記摺動範囲に吸収されてしまう。このため、屋
内側においても下部窓と上部窓とは常に水密、気
密が保たれ、しかも内観は向上する。
18が形成されている。この立上り縁18はL字
形突縁5eの屋内端から一体に立上げ形成され、
上部窓から垂下する立下り縁10の立下り部10
cと略面一となり、また立下り部10c下端の屈
曲部10dの屋内側に平行に重なり合うように配
置されている。立上り縁18と屈曲部10dとは
互いにフリーなので、屈曲部10dの先端が立上
り縁18の先端に一致する位置から、屈曲部1d
の先端がL字状で突縁5eの上面部に接触する位
置までの間で摺動することができる。この摺動部
分においては、立上り縁18と立下り部10cと
の間には間隙が生ずることはない。したがつて、
屋外側の場合と同様に上部窓枠と下部窓枠との間
に取付け誤差や施工誤差があつても、その誤差は
上記摺動範囲に吸収されてしまう。このため、屋
内側においても下部窓と上部窓とは常に水密、気
密が保たれ、しかも内観は向上する。
なお、窓枠の取付けや施工の誤差は通常の場
合、屋外側と屋内側とでほぼ同じであるから、上
述の摺動範囲も屋内外側でほぼ同じ程度に調整す
ればよい。
合、屋外側と屋内側とでほぼ同じであるから、上
述の摺動範囲も屋内外側でほぼ同じ程度に調整す
ればよい。
なおまた、上記図示例においてはコア式建屋に
ついて説明したが、しかし本考案はこの例に限定
されない。別体として構成された上下窓を接続す
るものであれば、どのような場合にも適用でき
る。
ついて説明したが、しかし本考案はこの例に限定
されない。別体として構成された上下窓を接続す
るものであれば、どのような場合にも適用でき
る。
以上詳しく説明したように、本考案によれば上
部窓と下部窓の屋外側及び屋内側にはそれぞれ互
いに重なり合う立下り縁と立上り縁とが上下方向
に摺動自在に形成されているので、上下方向に接
続する窓枠の取付け誤差や施工誤差を容易に吸収
できるので、窓枠の施工性が容易になるととも
に、これらの窓枠間の水密性や気密性は全く損な
われず、また、内、外観も向上する。しかも、上
部窓及び下部窓はそれぞれ補強杆によつて補強さ
れ、これら補強杆は連結されているので、連結強
度が向上するほか、これらの補強杆は屋内外側の
立下り縁、立上り縁間に配設されているので、外
部に露出することがなく、外観体裁が損なわれな
い。
部窓と下部窓の屋外側及び屋内側にはそれぞれ互
いに重なり合う立下り縁と立上り縁とが上下方向
に摺動自在に形成されているので、上下方向に接
続する窓枠の取付け誤差や施工誤差を容易に吸収
できるので、窓枠の施工性が容易になるととも
に、これらの窓枠間の水密性や気密性は全く損な
われず、また、内、外観も向上する。しかも、上
部窓及び下部窓はそれぞれ補強杆によつて補強さ
れ、これら補強杆は連結されているので、連結強
度が向上するほか、これらの補強杆は屋内外側の
立下り縁、立上り縁間に配設されているので、外
部に露出することがなく、外観体裁が損なわれな
い。
第1図は従来の接続窓枠の正面概略図であり、
第2図は本考案に係る窓の接続装置を示す窓側面
の断面図である。 符号、1……窓下枠、5……窓上枠、6……補
強杆、9,10……立下り縁、18,19……立
上り縁。
第2図は本考案に係る窓の接続装置を示す窓側面
の断面図である。 符号、1……窓下枠、5……窓上枠、6……補
強杆、9,10……立下り縁、18,19……立
上り縁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上部窓と下部窓とを上下方向に接続して成る窓
において、下記要件を備えたことを特徴とする窓
の接続装置。 イ 上記上部窓の窓下枠の屋外側及び屋内側から
それぞれ屋外側立下り縁と屋内側立下り縁を延
設すること。 ロ 上記下部窓の窓上枠の屋外側には上記上部窓
の下枠の屋外側立下り縁の屋内側に平行に重な
り合う屋外側立上り縁を延設し、且つ上記窓上
枠の屋内側には上部窓の屋内立下り縁と平行に
重なり合う屋内側立下り縁を延設すること。 ハ 上記上部窓の両立下り縁と下部窓の両立上り
縁とは、それぞれ重合部において互いに上下方
向に摺動自在に設けられていること。 ニ 上記上部窓の窓下枠の下部に止着された補強
杆と上記下部窓の窓上枠の上部に止着さえた補
強杆とを一体的に連結するとともに、これら補
強杆を上記屋外側の立下り縁及び立上り縁と屋
内側の立下り縁及び立上り縁との間に配設した
こと。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11881481U JPS5825483U (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 窓の接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11881481U JPS5825483U (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 窓の接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5825483U JPS5825483U (ja) | 1983-02-18 |
JPS6226541Y2 true JPS6226541Y2 (ja) | 1987-07-07 |
Family
ID=29912917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11881481U Granted JPS5825483U (ja) | 1981-08-12 | 1981-08-12 | 窓の接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825483U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5830945Y2 (ja) * | 1978-10-12 | 1983-07-08 | ワイケイケイ株式会社 | 連段窓の上枠材 |
-
1981
- 1981-08-12 JP JP11881481U patent/JPS5825483U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5825483U (ja) | 1983-02-18 |
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