JPS62265379A - ホツトメルト粘着剤組成物 - Google Patents

ホツトメルト粘着剤組成物

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JPS62265379A
JPS62265379A JP10853786A JP10853786A JPS62265379A JP S62265379 A JPS62265379 A JP S62265379A JP 10853786 A JP10853786 A JP 10853786A JP 10853786 A JP10853786 A JP 10853786A JP S62265379 A JPS62265379 A JP S62265379A
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JP
Japan
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weight
parts
resin
hot melt
tackifier
Prior art date
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Pending
Application number
JP10853786A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Mizutani
水谷 良信
Tsutomu Noguchi
勉 野口
Hitoshi Kuroki
黒木 斉
Toshinobu Imahama
敏信 今濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の目的〉 「産業上の利用分野」 本発明はホットメルト粘着剤組成物に関するものである
。本発明の粘着剤組成物は特にテープ・ラベル用途に有
用である。
「従来の技術」 従来、ホットメルト粘着剤はベースレジンとなるエラス
トマーに粘着付与剤、軟化剤、充填剤、安定剤を添加し
た熱溶融型組成物である。この組成物のエラストマー成
分として一般に用いられている物はスチレン−イソプレ
ンブロック共重合体(S I S)とスチレン−ブタジ
ェンブロック共重合体(S B S)等である。なおベ
ースレジン同志のブレンド使用の場合もある。
ホットメルト粘着剤に用いる粘着付与剤は、一般にロジ
ン(ガムロジン、ウッドロジン、トール油等ロジン)ま
たは、その誘導体(変成ロジン及びその水添加物、メタ
ノールニス手ルやグリセリンエステルやペンタエリスリ
トールエステル、それらの水添加物)やテルペン樹脂な
どの天然物を利用した樹脂、石油樹脂および水添石油樹
脂を単独または複数ブレンドして使用されている。
ホットメルト粘着剤組成物を構成する各種成分の中で最
も大きくその組成物の物性に影響を与えるものはベース
レジンである。即ち、ベースレジンを適宜選択すること
によってホットメルト粘着剤の凝集力を高め、低温粘着
力や耐熱性をも高め得るものである。
ホットメルト粘着剤のベースレジンには前記したように
SISとSBSがよく使用されているが、これは構造的
にはスチレン相とイソプレン相あるいはブタジェン相と
が完全に分かれてブロックになって結合されている、い
わゆるブロックポリマーでスチレン相が熱可塑性を示し
、イソプレン相あるいはブタジェン相がゴム的性質を有
している。
ところが、ゴム的性質を示すイソプレンあるいはブタジ
ェンは熱や光に対して劣化を起こしやすく、そのためこ
れらから構成されたベースレジンを用いて、ホットメル
ト粘着剤を調整する時にその条件、例えば混合時間、加
熱温度によっては、ベースレジンが劣化して目的の物性
が得られない場合がある。また粘着剤を長期間放置して
おくと粘着性の低下が見られる。即ち、SISやSBS
を構成するイソプレンあるいはブタジェンが酸化され、
その結果粘度が低下し、ホットメルト粘着剤の凝集力が
大幅に低下するからである。この劣化現象は粘着剤を用
いて、テープやラベル等の製品にした時にも影響を及ぼ
し、劣化による粘着性の低下のため、例えばテープの場
合には粘着層がはみ出し、べとつきの原因となり好まし
くない。又、SIs系ホットメルト粘着剤のもう一つの
欠点はラベル等の用途でダイカット性が悪いことである
「発明が解決しようとする問題点」 本発明者等は、かかる点に着目し、種々検討した結果、
テープ・ラベル用途でのダイ力・ソト性が改良され、耐
候性、熱安定性にも優れたホットメルト粘着剤組成物を
見出し本発明を完成した。
〈発明の構成〉 r問題点を解決するための手段」 本発明はプロピレン成分20〜50重量%を含有するエ
チレン−プロピレン共重合体樹脂100重量部に対して
脂肪族系粘着付与剤50〜150重二部を含重量るホッ
トメルト粘着剤組成物に関する。
以下その詳細について説明する。
本発明で用いるエチレン−プロピレン共重合体はプロピ
レン成分の含有量が20〜50重量%であることを除け
ば特に限定されないが、通常メルトインデックス(Ml
)が0.2g/10分以上、望ましくは1.5g/10
分以上のものが使用される。プロピレン成分の含有量が
この範囲外ではホットメルト粘着剤のベースレジンとし
て必要なゴム的性質がなく使用し得ない。またMlの選
択はホットメルト粘着剤組成物の溶融粘度を適当な範囲
に保持するために必要である。
本発明で使用し得る粘着付与剤は脂肪族系の粘着付与剤
であり、これ以外のものでは粘着剤組成物は得られない
。脂肪族系粘着付与剤としては具体的にはロジン系樹脂
、芳香族系を除く石油樹脂及びその水添物、テルペン樹
脂などを挙げることができる。又、本発明のホットメル
ト粘着剤組成物の粘着付与剤成分の含有量が50重量部
未満では粘着力不足となり、自己融着性を発現すること
はできるが、粘着剤として使用することはできない。一
方、150重量部を超える量では凝集力が乏しくなり、
また粘着性も小さくなる。以上の様な点を考慮した本発
明の配合物はダイカット性に優れ耐候性と熱安定性にも
優れた性質を示す。
尚、このホットメルト粘着剤組成物に従来公知の添加剤
、即ち各種軟化剤、充填剤、安定剤等を添加使用するこ
とは可能である。
軟化剤は鉱油、植物油、フタール酸エステル、リン酸エ
ステル等が使用されている。この中で最も良く用いられ
ているのが鉱油であり、芳香族系と脂肪族系のものが使
用される。その他にDOP。
DBP、BBP、液状ポリブテン、液状ポリイソブチレ
ン、液状イソプレン、液状樹脂等を添加することも可能
である。
これらの軟化剤の添加によってホットメルト粘着剤の系
の熱溶融粘度を下げ、塗布作業を容易にすることに役立
つ。しかし軟化剤の添加はホットメルト粘着剤の融点を
下げるため、必要以上に添加したときは耐熱強度が低下
する恐れがあり、またしみ出しの原因ともなるので、エ
チレン−プロピレン共重合体100重量部に対して0〜
100重量部の範囲に限定される。
充填剤は、ゴム、プラスチック類に添加している一般の
充填剤及び補強剤が使用されている。即ち炭酸カルシウ
ム、硫酸バリウム、タルク、クレー、酸化チタン、カー
ボンブラック、ホワイトカーボンブラック等がある。
安定剤は熱安定剤と耐候性安定剤が考えられており、一
般的にアミンψアルデヒド類、アミン・ケトン類、アミ
ン類、フェノール類、イミダゾール類等があり、これら
の単独または複数使用がなされている。特にフェノール
類が多く使用されている。例えば、2.6−ジーt−ブ
チル−4−メチルフェノール(BIT) 、4.4−チ
オビス(3−メチル−6−t−ブチル−O−クレゾール
)、2.4−ビス(0−オクチルチオ) −6(4−ヒ
ドロオキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−1,
3,5−トリアジン、オクタデシル3−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニール)−プロピオネ
ート等がある。 本発明のホットメルト粘着剤組成物は
それ自体、耐候性及び熱安定性に優れているが、更に劣
化を防ぎ、その寿命を長くする目的で安定剤を添加する
ことができ、添加量はエチレン−プロピレン共重合体1
00重量部に対して0〜5重量部が適量である。
ベースレジンは熱や光に安定であるから、安定剤の使用
は粘着付与剤の劣化を抑制し、ホットメルト粘着剤全体
の劣化を抑制する効果が得られる。
〈実施例〉 以下に本発明を実施例で説明する。
実施例1 エチレン−プロピレン共重合体(日本合成ゴム■製、E
P02Pプロピレン成分26重量%、Mll、9)10
0重量部をべ一誠レジンとし、これに粘着付与剤として
テルペン樹脂(安原油脂■製、YSレジン)130重量
部、軟化剤としてナフテン系プロセスオイル100重量
部、老化防止剤としてイルガノックス1010 (商品
名、チバガイギー社製)3重量部を加えて、ニーダ−に
仕込み、温度130℃に加熱して充分混合し、ホットメ
ルト粘着剤を調製した。このホットメルト粘着剤組成物
を紙に20μの厚さに溶融塗工して、ポールタック(2
3℃及び10℃)、剥離強度、保持力の各物性値の測定
と耐候性試験を行った。
剥離強度と保持力のIJJ定はJIS  Z−1524
に従った。ポールタックの測定は6cmx24cmの粘
着剤を塗布した紙の半分に25μのPETフィルムを空
気の入らないように貼りつけ、10’の角度ををする斜
面に固定した。ioamの助走路をとり、いろいろな大
きさのステンレス球(直径1インチの球を32番とし、
1/32〜1インチの直径の球がある。)を転がし、1
0cm以内で止まり、かつ静止(5秒以内)しているボ
ールの番号で評価した。耐候性試験は紫外線として水銀
灯(3650〜3663A)を使用した。そして、粘着
剤を塗布した紙を2. 5cmX I Qcmの短期状
に切り出し、水銀灯直下に放置した。0110゜20.
30分経過した後、取り出して指触試験で強度比較を行
った。また、実際にサンプルを切出してダイカット性に
ついても見てみた。結果を第1表に示す。
実施例2 当社で製造し、プロピレン成分を45重量%含有したエ
チレン−プロピレン共重合体100重量部をベースレジ
ンとし、これに粘着付与剤とじて脂肪族系石油樹脂(エ
クソン化学■製、エスコレッツ)130重量部、軟化剤
としてナフテン系プロセスオイル100重量部、老化防
止剤としてイルガノックス1010 (商品名、チバガ
イギー社製)3重量部を加えてニーダ−に仕込み、温度
130℃に加熱して充分混合し、ホットメルト粘着剤を
調製した。物性試験、耐候性試験及びダイカット性につ
いては実施例1と同様であり、結果を第1表に示す。
比較例1 ベースレジンとして5IS(シェル化学製、TR−11
17)100重量部、これに粘着付与剤としてテルペン
樹脂(安原油脂■製、YSレジン)130重量部、軟化
剤としてナフテン系プロセスオイル100重量部、老化
防止剤としてイルガノックス1010 (商品名、チバ
ガイギー社製)3重量部を加えてニーダ−に仕込み、温
度130°Cに加熱して充分混合し、ホットメルト粘着
剤を調製した。物性試験と耐候性試験は実施例1と同様
であり、結果を第2表に示す。
比較例2 ベースレジンとしてSIS (シェル化学製、TR−1
111とTR−1117)100重量部、これに粘着付
与剤としてテルペン樹脂(安原油脂■製、YSレジン)
100重量部、軟化剤としてナフテン系プロセスオイル
50重量部、老化防止剤としてイルガノックス1010
 (商品名、チバガイギー社製)3重量部を加えてニー
ダ−に仕込み、温度130’Cに加熱して充分混合し、
ホットメルト粘着剤を調製した。物性試験と耐候性試験
は実施例1と同様であり、結果を第2表に示す。
比較例3 エチレン−プロピレン共重合体(日本合成ゴム■製、E
PO2P)100ffl量部をベースレジンとし、これ
に粘着付与剤としてテルペン樹脂(安原油脂■製、YS
レジン)40重量部、軟化剤としてナフテン系プロセス
オイル100fffQ部、老化防止剤としてイルガノッ
クス1010 (商品名、チバガイギー社製)3重量部
を加えてニーダ−に仕込み、温度130℃に加熱して充
分混合し、ホットメルト粘着剤を調製した。物性試験、
耐候性試験及びダイカット性については実施例1と同様
であり、結果を第3表に示す。
比較例4 エチレン−プロピレン共重合体(日本合成ゴム■製、E
PO2P)100重量部をベースレジンとし、これに粘
着付与剤としてテルペン樹脂(安原油脂■製、YSレジ
ン)200重量部、軟化剤としてナフテン系プロセスオ
イル1−00重量部、老化防止剤としてイルガノックス
1010 (商品名、チバガイギー社製)3重量部を加
えてニーダ−に仕込み、温度130℃に加熱して充分混
合し、ホットメルト粘着剤を調製した。物性試験、耐候
性試験及びダイカット性については実施例1と同様であ
り、結果を第3表に示す。
第3表 比較例 Oかなり良い ◇  良い ・  悪い 〈発明の効果〉 以上の説明から明らかなように本発明によれば、(1)
ラベル用途で必要なダイカット性が改良される。
(2)従来のホットメルト粘着剤とほぼ同等の粘着性を
示すとともに、 (3)ホットメルト粘着剤の耐候性及び熱安定性を改良
することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プロピレン成分を20〜50重量%含有するエチ
    レン−プロピレン共重合体100重量部に対して、脂肪
    族系粘着付与剤50〜150重量部を含有して成るホッ
    トメルト粘着剤組成物。
JP10853786A 1986-05-14 1986-05-14 ホツトメルト粘着剤組成物 Pending JPS62265379A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02684A (ja) * 1987-12-04 1990-01-05 Union Carbide Corp ホットメルト接着剤
EP0377289A2 (en) * 1989-01-05 1990-07-11 Minnesota Mining And Manufacturing Company Control-depth die-cuttable pressure-sensitive labels
EP0448872A2 (en) * 1990-03-26 1991-10-02 Tredegar Industries, Inc. One-side matte polyolefin-based film for pressure-sensitive labels

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