JPS6226415Y2 - - Google Patents

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JPS6226415Y2
JPS6226415Y2 JP1980041251U JP4125180U JPS6226415Y2 JP S6226415 Y2 JPS6226415 Y2 JP S6226415Y2 JP 1980041251 U JP1980041251 U JP 1980041251U JP 4125180 U JP4125180 U JP 4125180U JP S6226415 Y2 JPS6226415 Y2 JP S6226415Y2
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JP
Japan
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pedal
operating
hammer
hook
turn clutch
Prior art date
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JP1980041251U
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English (en)
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JPS56143218U (ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、雄、雌の嵌合体と、その止着体とか
らなるホツクの取付機のうち、特に、受座に支持
させた止着体と前記受座に対して昇降可能なハン
マーに支持させた嵌合体との間に、衣服の布地、
包装用ビニール袋等のホツク取付基材を介装し、
前記ハンマーを、ペダルにて操作される一回転ク
ラツチを介して昇降駆動することにより、前記止
着体と前記嵌合体とをカシメ止めするようにした
足踏式ホツク取付機における安全対策に関する。
上記の足踏式ホツク取付機においては、一回転
クラツチの操作を足で行なうため、両手を自由に
使え、ホツク取付基材を両手で緊張させた状態
で、ペダルを踏むことにより、良好なホツク取付
状態が得られる利点を有する反面、一回の取付作
業ごとに、指先をハンマー、受座間に入れるた
め、他に気をとられてペダル踏みのタイミングを
誤つたり、あるいは、周囲の人がうつかりと作業
者にぶつかる等、不測の出来事によつてペダルに
載せた足に力がはいつた場合に、重大な事故を招
く虞れがある。
この点、一回転クラツチを手指で操作する型式
のホツク取付機は、クラツチ操作を行なう時点で
必ず手がハンマー、受座間の外にあるから、安全
性が高いが、ホツク取付基材を両手で緊張状態に
張り渡たすことができず、ホツクを所定位置に正
確に取り付けることができないという欠点があ
る。
そこで、本考案は、足踏式ホツク取付機のもつ
上記の利点を確保しつつ安全性を高めた安全装置
付ホツク取付機を提供するものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図面は本考案に係る安全装置付足踏式ホツク取
付機を示す。ホツクの構成部材である嵌合体Aと
止着体Bとのうち、止着体Bは、受座1上に、該
受座1上面の凹部に嵌入して位置決めされた状態
に支持され、嵌合体Aは、前記受座1に対して昇
降可能なハンマー2の下面に、該ハンマー2下面
の凹部に嵌入して位置決めされ、且つ、嵌入部で
の摩擦力にて落下しないように支持される。この
状態で、嵌合体A、止着体B間に、衣服の布地や
包装用ビニール袋等のホツク取付基材Cを介装
し、ハンマー2で止着体Bの突起部分bを打撃す
ることにより、該突起部分bが拡径変形し、嵌合
体Aに設けられている小孔aの縁部にカシメ止め
される。前記ハンマー2は、モータMにより一回
転クラツチDを介して駆動され、一回転クラツチ
Dはペダル3にて接続操作される。
一回転クラツチDの具体構造は周知であるた
め、その概様を説明するにとどめる。即ち、一回
転クラツチDは、モータMによりベルト伝動され
るフライホイール4の片面に固定した図外の駆動
回転体(又は、フライホイール4自体を駆動回転
体としてもよい。)とこれに対向する図外の受動
回転体との間に、回転面体5が保持された可動枠
体6を介在させ、該可動枠体6と受動回転体との
間にスプリングを介装して可動枠体6を受動回転
体に対してその回転方向に付勢したものであり、
支軸7周りに揺動自在で且つ可動枠体6側に揺動
付勢された操作片8と可動枠体6の段部6aとの
係合を解き、可動枠体6をスプリング力で小角度
回転させることにより、駆動回転体、回転面体
5、受動回転体の三者間で摩擦が発生して、駆動
回転体の回転力が受動回転体に伝達され、可動枠
体6が一回転して段部6aが操作片8に係合し
て、それ以上の回転を阻止されることにより、前
記三者の摩擦が消滅して回転力の伝達が断たれる
ようになつている。
このような構成において、本考案では、前記ペ
ダル3より導出されたワイヤー9から前記一回転
クラツチDの操作片8への操作力伝達を機械的に
遮断する機構10と、該機構10による操作力遮
断状態を解除する手動レバー11とを設け、手動
レバー11を操作した後、前記ペダル3を操作し
て前記一回転クラツチDを入れることにより、前
記機構10が元の操作力遮断状態に復帰するよう
に構成したのであり、具体的には、次のように構
成されている。
即ち、前記支軸7に揺動片12を枢支させ、該
揺動片12をつる巻バネ13によつて第3図イで
時計回り方向に付勢してある。そして、この揺動
片12に前記ワイヤー9の一端を連結すると共
に、前記操作片8と係脱可能なフツク14をピン
15にて枢着し、該フツク14の基部とと前記操
作片8の基部との間に引張スプリング16を介装
してある。また、前記手動レバー11は、スプリ
ング17によつて枢支軸18周りに第3図イで時
計回り方向へ揺動付勢してあり、且つ、手動レバ
ー11には、前記揺動片12の係合する段部19
を形成して、揺動片12の時計回り方向への揺動
を阻止し、この状態においては、前記フツク14
が前記操作片8に係合しないように構成してあ
る。図中、20は揺動片12の揺動範囲を規制す
るストツパーである。
上記の構成によれば、第3図イの状態にあると
き、ペダル3を踏み込んでワイヤー9を引張つて
も、フツク14が操作片8に係合していないた
め、揺動片12及びフツク14が支軸7周りに揺
動するだけであり、操作片8と可動枠体6の段部
6aとの係合状態が維持される。従つて、受座1
及びハンマー2に止着体B及び嵌合体Aをセツト
している間に、何らかの原因によつてペダル3が
踏み込まれても、一回転クラツチDが接続され
ず、ハンマー2が下降しない。
止着体B及び嵌合体Aがセツトされ、両者間に
ホツク取付基材Cが介装された後、第3図ロに示
す如く、手動レバー11を仮想線位置から実線位
置に揺動操作すると、段部19と揺動片12との
係合が解かれるので、揺動片12がストツパー2
0に当る位置まで支軸7周りに揺動し、これに伴
つて、フツク14が可動枠体6側に前進するの
で、フツク14は、引張スプリング16の力によ
つてピン15周りに揺動し、操作片8と係合す
る。
この状態で、ペダル3を踏み込むと、ワイヤー
9が揺動片12を支軸7周りに揺動させ、第3図
ハに示す如く、操作片8がフツク14で引張られ
るので、操作片8が支軸7周りに揺動し、段部6
aとの係合が解かれる。従つて、可動枠体6は図
外のスプリングによつて小角度矢印方向に回転
し、クラツチが入る。
そして、第3図ニに示すように、可動枠体6の
回転が進むにつれて、段部6aがフツク14の先
端を押し下げるので、フツク14と操作片8との
係合が解かれ、可動枠体6が360度回転すること
によつて、再び第3図イの状態に復帰し、クラツ
チが切れることになる。
尚、上記の実施例では、嵌合体Aとして雄型の
ものを示したが、雌型の嵌合体についても、ハン
マー2の下面形状をこれに対応する形状とするこ
とにより、同様に実施できる。
以上、実施例の中で詳細に説明した通り、本考
案は、受座に支持させた止着体と前記受座に対し
て昇降可能なハンマーに支持させた嵌合体との間
に、ホツク取付基材を介装し、前記ハンマーを、
ペダルにて操作される一回転クラツチを介して昇
降駆動することにより、前記止着体と前記嵌合体
とをカシメ止めするようにした足踏式ホツク取付
機において、前記ペダルより導出されたワイヤー
から前記一回転クラツチの操作片への操作力伝達
を機械的に遮断する機構と、該機構による操作力
遮断状態を解除する手動レバーとを設け、手動レ
バーを操作した後、前記ペダルを操作して前記一
回転クラツチを入れることにより、前記機構が元
の操作力遮断状態に復帰するように構成した点に
特徴がある。
上記の構成によれば、ハンマーと受座に嵌合体
と止着体をセツトしている際(一回転クラツチが
切れているとき)には、ペダルにより引張移動さ
れるワイヤーから一回転クラツチの操作片への操
作力伝達が前記機構によつて遮断されているの
で、他に気を取られてうつかりペダルを踏んでし
まつたり、あるいは他人が作業者にぶつかる等、
何らかの原因によつてペダルに載せた足に力が入
つても、ペダルに引かれるワイヤーの操作力が一
回転クラツチの操作片に伝達されず、一回転クラ
ツチが入らないのでハンマーが下降しない。
即ち、ハンマーと受座に嵌合体と止着体をセツ
トした際、一旦、手動レバーを操作しない限り、
換言すれば、手指をハンマーと受座間から外に出
さない限り、前記機構によるワイヤーから操作片
への操作力遮断状態を解除できないので、ペダル
を踏んでも一回転クラツチが入らず、ハンマーが
下降しない。しかも、ペダルにより引張移動され
るワイヤーから一回転クラツチの操作片への操作
力伝達を機械的に遮断することによつて、一回転
クラツチが入らないようにしているので、マイク
ロスイツチを使用してクラツチの入り動作を電気
的に牽制するものに比べて、故障が少ない。
従つて、安全装置としての信頼性が非常に高
く、長期間にわたり確実に安全を確保できるので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
側面図、第2図は作業方法を示す斜視図、第3図
イ,ロ,ハ,ニは要部の拡大側面図である。 A……嵌合体、B……止着体、C……ホツク取
付基材、D……一回転クラツチ、1……受座、2
……ハンマー、3……ペダル、8……操作片、9
……ワイヤー、10……操作力伝達を遮断する機
構、11……手動レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受座に支持させた止着体と前記受座に対して昇
    降可能なハンマーに支持させた嵌合体との間に、
    ホツク取付基材を介装し、前記ハンマーを、ペダ
    ルにて操作される一回転クラツチを介して昇降駆
    動することにより、前記止着体と前記嵌合体とを
    カシメ止めするようにした足踏式ホツク取付機に
    おいて、前記ペダルより導出されたワイヤーから
    前記一回転クラツチの操作片への操作力伝達を機
    械的に遮断する機構と、該機構による操作力遮断
    状態を解除する手動レバーとを設け、手動レバー
    を操作した後、前記ペダルを操作して前記一回転
    クラツチを入れることにより、前記機構が元の操
    作力遮断状態に復帰するように構成してあること
    を特徴とする安全装置付足踏式ホツク取付機。
JP1980041251U 1980-03-27 1980-03-27 Expired JPS6226415Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980041251U JPS6226415Y2 (ja) 1980-03-27 1980-03-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980041251U JPS6226415Y2 (ja) 1980-03-27 1980-03-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56143218U JPS56143218U (ja) 1981-10-29
JPS6226415Y2 true JPS6226415Y2 (ja) 1987-07-07

Family

ID=29636630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980041251U Expired JPS6226415Y2 (ja) 1980-03-27 1980-03-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5254484U (ja) * 1975-10-18 1977-04-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5254484U (ja) * 1975-10-18 1977-04-19

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Publication number Publication date
JPS56143218U (ja) 1981-10-29

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