JPS62263977A - 無機硬質透明膜を有した腕時計外装部品とその製造方法 - Google Patents
無機硬質透明膜を有した腕時計外装部品とその製造方法Info
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- JPS62263977A JPS62263977A JP10644286A JP10644286A JPS62263977A JP S62263977 A JPS62263977 A JP S62263977A JP 10644286 A JP10644286 A JP 10644286A JP 10644286 A JP10644286 A JP 10644286A JP S62263977 A JPS62263977 A JP S62263977A
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Landscapes
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、無機硬質膜を施した腕時計外装部品とその製
造方法に関するものである。
造方法に関するものである。
従来、腕時計用外装部品の表面に形成したカラー表面処
理層等を保護する透明保護膜は、一般的に、クリアーラ
ッカーやエポキシ系の透明塗料をスプレー等で塗布し、
焼付けを行い、外装部品表面に形成したカラー表面処理
層を保護していた。
理層等を保護する透明保護膜は、一般的に、クリアーラ
ッカーやエポキシ系の透明塗料をスプレー等で塗布し、
焼付けを行い、外装部品表面に形成したカラー表面処理
層を保護していた。
第2図は、従来技術による腕時計側の要部断面図を示し
、1aは、ステンレス鋼製の胴、2aはカラー陽極酸化
膜層、3aは、クリアーラッカー塗膜層を示す。
、1aは、ステンレス鋼製の胴、2aはカラー陽極酸化
膜層、3aは、クリアーラッカー塗膜層を示す。
しかしながら、最近になって、腕時計外装も、装飾性の
高いカラーファッション化が進み、感性を訴求する志向
が強まっている。また適性な機能品質を求められている
。従来のクリアーラッカー塗膜層6aでは、カラー陽極
酸化膜層2aを長期間にわたり保護するだけの機能品質
、例えば耐摩耗性、耐溶剤性、耐スクラッチ性が劣り、
携帯時にクリアーラッカー塗膜層6aの保護層がはくす
したり、著しく摩耗したりして、初期品質を維持するこ
とが困難であった。また、塗膜層が均一な厚みになる様
にスプレー塗装をしたとしても、部分的に厚く保護膜が
形成したりヱソヂ部にたまり現象が発生したりして外観
上も好ましくない等の問題点があった。
高いカラーファッション化が進み、感性を訴求する志向
が強まっている。また適性な機能品質を求められている
。従来のクリアーラッカー塗膜層6aでは、カラー陽極
酸化膜層2aを長期間にわたり保護するだけの機能品質
、例えば耐摩耗性、耐溶剤性、耐スクラッチ性が劣り、
携帯時にクリアーラッカー塗膜層6aの保護層がはくす
したり、著しく摩耗したりして、初期品質を維持するこ
とが困難であった。また、塗膜層が均一な厚みになる様
にスプレー塗装をしたとしても、部分的に厚く保護膜が
形成したりヱソヂ部にたまり現象が発生したりして外観
上も好ましくない等の問題点があった。
本発明の目的は、これらの欠点を解消し、耐摩耗性等の
機能品質及び均一な膜厚を有する外観品質の優れた無機
硬質透明膜を有した腕時計外装部品とその製造方法を提
供することを目的とする。
機能品質及び均一な膜厚を有する外観品質の優れた無機
硬質透明膜を有した腕時計外装部品とその製造方法を提
供することを目的とする。
本発明は、γ−AIt203の超微粒子を含んだ、コロ
イド状の水溶液を、外装部品表面に塗布し、焼付は乾燥
することによって、外装部品表面に透明で、硬質な、γ
−AJ20.膜保護層を形成する。
イド状の水溶液を、外装部品表面に塗布し、焼付は乾燥
することによって、外装部品表面に透明で、硬質な、γ
−AJ20.膜保護層を形成する。
次下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は腕時計側の要部断面図を示し、1はステンレス
鋼製の胴、2はカラー陽極酸化膜層、3はγ−AJ20
3膜保護層を示す。
鋼製の胴、2はカラー陽極酸化膜層、3はγ−AJ20
3膜保護層を示す。
SO8304材を用いて、一般的な加工方法で胴の形状
加工を行い、その後パフ研摩にて鏡面に仕上げステンレ
ス鋼製の胴1を完成させる。
加工を行い、その後パフ研摩にて鏡面に仕上げステンレ
ス鋼製の胴1を完成させる。
次に、このステンレス鋼製の胴1の表面に、クロム酸を
主体にした浴にて陽極酸化処理を施し1000〜200
0Aのブルー色のカラー干渉膜からなるカラー陽極酸化
膜層2を形成する。
主体にした浴にて陽極酸化処理を施し1000〜200
0Aのブルー色のカラー干渉膜からなるカラー陽極酸化
膜層2を形成する。
この後に、表面に形成したカラー陽極酸化膜層2の保護
のために、本発明に基づく無機質で硬質透明膜を形成せ
しめた。すなわち、超微細なアルミナゾル2重量%を含
んだ水溶液をその表面にスプレーし、自然乾燥後に15
0℃にて15TniR乾燥焼付を行った。これを3回く
り返して行い、約3〜5μmのγ−AJ、O,膜保護層
3の透明膜を形成せしめた。
のために、本発明に基づく無機質で硬質透明膜を形成せ
しめた。すなわち、超微細なアルミナゾル2重量%を含
んだ水溶液をその表面にスプレーし、自然乾燥後に15
0℃にて15TniR乾燥焼付を行った。これを3回く
り返して行い、約3〜5μmのγ−AJ、O,膜保護層
3の透明膜を形成せしめた。
この新規なる、透明で硬質なγ−AA’20.膜保護層
乙の特性を調査するためにステンレス製のポットを準備
し、この中に平約粒径100#の砂と上記方法で完成し
た腕時計側を同時に入れ、毎分60回転でステンレス鋼
製のポットを回転させバレル試験を15分間行い、腕時
計側の表面に発生するキズ、保護膜のは(す、摩耗状態
を観察した。
乙の特性を調査するためにステンレス製のポットを準備
し、この中に平約粒径100#の砂と上記方法で完成し
た腕時計側を同時に入れ、毎分60回転でステンレス鋼
製のポットを回転させバレル試験を15分間行い、腕時
計側の表面に発生するキズ、保護膜のは(す、摩耗状態
を観察した。
その結果を表1.に示す。この表から明らかの如く、本
発明のγ−AJ、O,膜保護層6を施した腕時計側は、
わずかにエッヂ部分に摩耗が観察されるものの、表面部
分にはほとんど(もつ等のキズが発生せず胴表面のカラ
ー陽極酸化膜層2には全く影響せず、試験前の外観を呈
し耐傷性について大きな効果が見られた。
発明のγ−AJ、O,膜保護層6を施した腕時計側は、
わずかにエッヂ部分に摩耗が観察されるものの、表面部
分にはほとんど(もつ等のキズが発生せず胴表面のカラ
ー陽極酸化膜層2には全く影響せず、試験前の外観を呈
し耐傷性について大きな効果が見られた。
尚、r−AA’、O,の粒径0.051)mからO,l
p mで、乾燥焼付したγ−AII20.膜保護層の
硬度は鉛筆硬度で9H以上を有している。
p mで、乾燥焼付したγ−AII20.膜保護層の
硬度は鉛筆硬度で9H以上を有している。
表1.バレルによる摩耗テスト結果
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明によれば腕時計側
の表面にγ−A J203膜保護要保護明膜をを形成す
ることで、携帯中に砂等のかたい物質と接触したとして
もキズがつきに<(、初期の品質を長く保つことが出来
る。その上透明膜は均一な厚みで透明層も良く外観品質
も向上する。また、この保護膜は、無機質のγ−120
3のために、ガソリン、アルコール等の有機溶剤に対し
てもすぐれた耐溶剤性を示し、携帯時の汚れの洗浄に対
しても有効であり、腕時計外装の表面キズ防止、摩耗保
護膜として、有効であり、極めて効果の高いものである
。
の表面にγ−A J203膜保護要保護明膜をを形成す
ることで、携帯中に砂等のかたい物質と接触したとして
もキズがつきに<(、初期の品質を長く保つことが出来
る。その上透明膜は均一な厚みで透明層も良く外観品質
も向上する。また、この保護膜は、無機質のγ−120
3のために、ガソリン、アルコール等の有機溶剤に対し
てもすぐれた耐溶剤性を示し、携帯時の汚れの洗浄に対
しても有効であり、腕時計外装の表面キズ防止、摩耗保
護膜として、有効であり、極めて効果の高いものである
。
第1図は本発明の実施例を示す腕時計側の要部断面図、
第2図は従来技術を示す腕時計側の要部断面図である。 1・・・・・・ステンレス鋼製の胴、 2・・・・・・カラー陽極酸化膜層、 6・・・・・・γ−AA’203膜保護層。
第2図は従来技術を示す腕時計側の要部断面図である。 1・・・・・・ステンレス鋼製の胴、 2・・・・・・カラー陽極酸化膜層、 6・・・・・・γ−AA’203膜保護層。
Claims (2)
- (1)表面上に、超微細なγ−Al_2O_3粒子膜か
らなる無機硬質透明膜を有した腕時計外装部品。 - (2)γ−Al_2O_3を含んだコロイド状の水溶液
を、腕時計外装部品の表面に塗布し、焼付け乾燥を行い
硬質の透明膜を形成したことを特徴とする無機硬質透明
膜を有した腕時計外装部品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10644286A JPS62263977A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | 無機硬質透明膜を有した腕時計外装部品とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10644286A JPS62263977A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | 無機硬質透明膜を有した腕時計外装部品とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62263977A true JPS62263977A (ja) | 1987-11-16 |
Family
ID=14433745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10644286A Pending JPS62263977A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | 無機硬質透明膜を有した腕時計外装部品とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62263977A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08329441A (ja) * | 1996-06-17 | 1996-12-13 | Hitachi Ltd | 磁気ヘッドのスライダーの浮上面の研摩方法 |
-
1986
- 1986-05-09 JP JP10644286A patent/JPS62263977A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08329441A (ja) * | 1996-06-17 | 1996-12-13 | Hitachi Ltd | 磁気ヘッドのスライダーの浮上面の研摩方法 |
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