JPS62260610A - フイルムケ−シングに対する流動物充填装置 - Google Patents

フイルムケ−シングに対する流動物充填装置

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JPS62260610A
JPS62260610A JP61099904A JP9990486A JPS62260610A JP S62260610 A JPS62260610 A JP S62260610A JP 61099904 A JP61099904 A JP 61099904A JP 9990486 A JP9990486 A JP 9990486A JP S62260610 A JPS62260610 A JP S62260610A
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    • A23L15/00Egg products; Preparation or treatment thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B39/00Nozzles, funnels or guides for introducing articles or materials into containers or wrappers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B9/00Enclosing successive articles, or quantities of material, e.g. liquids or semiliquids, in flat, folded, or tubular webs of flexible sheet material; Subdividing filled flexible tubes to form packages
    • B65B9/10Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs
    • B65B9/12Subdividing filled tubes to form two or more packages by sealing or securing involving displacement of contents

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、白身と黄身に分離された生の卵のような流動
体をフィルムケーシング内に充填する充填装置に係り、
特にフィルムケーシング内に巻き込まれるエアーを除去
できるようにLまたフィルムケーシングに対する流動物
充填装置に関する。
〔発明の背景ならびに従来技術の問題点〕食品加下下場
でサンドイッチなどの原料として使用される卵は、白身
と黄身とに分離されたものが第8図に示すフィルムケー
シングl内に充填された状態で供給されてい′る。この
フィルムケーシングlは、塩化ビニリデン樹脂などのフ
ィルムがシール部Sにてシールされて油状体とされ、そ
の内部に生の卵が充填5れた後に両端部がアルミワイヤ
などのクランプ部材2によってクランプされたものであ
る。そして第8図の包装のまま加熱され、内部の白身ま
たは黄身が固化ネれて出荷される。食品加工工場では、
フィルムが除去されてサンドイッチの材料などに使用さ
れる。
卵のように流動性を有するものをフィルムケーシングl
に充填する場合には、充填作業中にフィルムケーシング
1内にエアーが混入することが問題となる。フィルムケ
ーシングl内に混入されたエアーはフィルム表面内側に
気泡となって浮き上がるため、充填物が卵の白身や黄身
の場合には、加熱した時にこの気泡の部分が褐色に変化
する。
この種の変色が生じるとフィルムを透視して目視される
ことになるため、商品価値の低下につながることになる
。したがって、フィルムケーシングl内に生の卵などを
充填する際には、エアーが混入しないように注意する必
要がある。
従来、エアーが混入しないように卵を充填する作業とし
ては、フィルムによって形成された筒状体Faの一端の
みクランプ部材2によってクランプし、充填ノズルから
筒状体Fa内に生の卵を充填する。その後、筒状体Fa
の一端を開放したまま第9図に示す容器3内に立て、内
部のエアー抜きを行なう。エアー抜き終了後に、フィル
ムの開放端をエアーが混入しないように絞り、クランプ
部材2によってクランプしてケーシング1を完成してい
る。
しかしながら、このような作業工程では、その多くの部
分を手作業にて行なわなければならなくなり、作業能率
が非常に悪くなる。
そこで、フィルムケーシングl内に、卵などの流動物を
自動的にしかもエアーが混入されないよう充填する自動
装置の開発が望まれている。フィルムを筒状に形成した
ケーシング内に内容物を自動的に充填する装置としては
、従来、第10図に示すような加工食肉などを充填して
ソーセージを製造する自動充填装置がある。この種の自
動充填袋dは、連続して供給される塩化ビニリデンなど
のフィルムFを、成形部材4によって筒状に成形し、フ
ィルムFの縁部を高周波電極5a、5bなどのシール部
材によりシールして筒状体Faとする。加工食肉などの
充填物はスタッファ−ノズル6から筒状体Fa内に充填
される。そしてスタッファ−ノズル6の下方に配置され
た一対の絞りローテアa、7bによってフィルムを絞り
、その絞り部分をアルミワイヤなどのクランプ部材2に
よってクランプしている。また絞りローラ7aと7bに
よりフィルムを絞る時に内圧が一ヒ昇するが、この圧力
の1−昇に関しては、スタッファ−ノズル6の外周に設
けられた調整リング8が上方へ摺動することによって対
処できるようになっている。
しかしながら、第1θ図に示すような従来の自動充填装
置は、加工食肉などのように流動性がほとんどなく、エ
アーを巻き込みにくいものを対象としているため、筒状
体Fa内からエアーを抜く機能が全く備えられていない
。したがって、そのまま卵のような流動物の充填装置と
して使用すると、フィルムケーシングl内に多量のエア
ーが混入することになる。またこの従来の自動充填装置
によって流動物を充填すると、調整リング8とフィルム
Fの内面との隙間から、流動物が上方へ滲出することに
もなる。
〔発明の目的〕
本発明は上記従来の問題点に着目してなされたものであ
り、白身と黄身に分離した生の卵のような流動物をフィ
ルムケーシング内に自動的に充填できるようにし、しか
も絞りローラによりフィルムを絞った場合の内圧の上昇
を適度に調整できるとともに、この調整と共に内部のエ
アーを効率良く抜き出すことができるようにしたフィル
ムケーシングに対する流動物充填装置を提供することを
目的としている。
〔発明の概要〕
本発明は、フィルムの縁部どうしをシールして筒状体を
形成するシール部材と、筒状体の内部に挿入されるスタ
ッファ−ノズルと、スタッファ−ノズルの下方に位置し
且つ互いに接触して筒状体を絞る位置と互いに離反する
位置とに移動する−対の絞りローラと、絞りローラによ
って絞られたフィルムをクランプするクランプ機構とが
設けられている充填装置において、前記スタッファ−ノ
ズルは2重管によって形成され、その中央部が流動物を
供給する充填ノズルで、その外周部がエアー抜きノズル
とされており、目、つエアー抜きノズルの」二部はエア
ー抜きバルブに導通されており、このエアー抜きバルブ
が、前記絞りローラによる筒状体の絞り動作にタイミン
グを合わせて開放されるとともに、絞りローラの離反動
作にタイミングを合わせて閉鎖されることを特徴として
いる。
このフィルムケーシングに対する流動物充填装置では、
フィルムによる筒状体の中にスタッファ−ノズルの内管
によって卵などの流動物を充填する。そして、 一対の
絞りローラによってフィルムの筒状体を絞ったときのタ
イミングに合わせ、例えば絞り動作直後にエアー抜パル
プを開放することにより、フィルJ2の筒状体の内部に
混入ごれだエアーをエアー抜きノズルから抜くことがで
きるようにしている。また絞りローラの離反動作のタイ
ミングに合わせ、例えば離反動作の直前にエアー抜きバ
ルブを閉鎖することにより、エアー抜きノズルから筒状
体内部にエアーが引き込まれるのを防1トシている。こ
の一連の動作により、フィルムケーシング内にエアーが
混入されるのが効率良く阻止され、且つフィルムケーシ
ング内の内圧の調整も行なわれるようになる。
〔発明の実施例〕
以t゛、本発明の実施例を第1図〜第7図の図面によっ
て説明する。
第1図は本発明によるフィルムケーシングに対する流動
物充填装置の全体構造を示す側面図、第2図は流動物充
填装置の主要部を第1図の11方向力臼ろ拡大して示す
断面図、第3図と第4図は流動物を充填する動作を示す
第1図の一部拡大図である。
この実施例に示す流動物充填装置は、白身と黄身に分離
された生の卵などのようなある程度の粘性を有している
が加圧食肉などよりも液状に近いような流動物を、フィ
ルムケーシング1内に自動的に連続充填するものである
符号10はスタッファ−ノズルである。このスタッファ
−ノズル10は、第2図に示すように2重管によって構
成されており、内管が流動物を供給する充填ノズル11
であり、外管がエアー抜きノズル12となっている。充
填ノズル11の−1−:端部には接続パイプ13が接続
されており、そのト端がバルブ21を介してホッパー2
2に接続されている。ホッパー22には供給パイプ23
が接続されており、生の卵などの流動物は、この供給パ
イプ23からホッパー22内に供給されるようになって
いる。供給パイプ23にはバルブ24が設けられており
、ホッパー22内の流動物の量に応じてバルブ24が開
閉され、ホッパー22内へ流動物が補充されるようにな
っている。また、第2図に示すように、スタッファ−ノ
ズルlOの外管であるエアー抜きノズル12のヒ端はエ
アー抜きバルブ14を介してエアー抜きパイプ25に接
続されている。第1図に示すように、エアー抜きパイプ
25のト端は前記ホッパー22の1一端部に開放されて
いる。
スタンファーノズル10の外周の上部には成形部材15
が設けられている。塩化ビニリゾ〉′などのフィルムF
はフィルム供給ローラ26と27を経て供給され、フィ
ルムFは成形部材15によって筒状に形成される。また
、成形部材15の下方にはシール部材16が設けられて
いる。このシール部材16は対向する−・対の高周波電
極16aと16 bによって構成されており、前記成形
部材15によって筒状に成形されたフィルムFの縁部ど
うじが、この高周波電極16aと16bにて溶着され、
フィルムによる筒状体Faが形成される。
前記スタッファ−ノズル10のド端はこの筒状体Faの
内部に挿入されていることになる。
またスタッファ−ノズル10の外周には上部サイズリン
グ17と下部サイズリング18が固定されている。上部
サイズリング17のトドに形成されているフランジ1.
7 a 、 l 7 bと下部サイズリング18の外周
の直径は、成形部材】5によって成形されたフィルムに
よる筒状体Faの内径寸法よりもわずかに大きく設定さ
れており、各フランジ17a、17bならびに下部サイ
ズリング18は、筒状体Faに対して隙間なく摺接する
ようになっている。したがって、スタッファ−ノズル1
0から筒状体Faの内部に流動物が充填される際、上記
上部サイズリング17と下部サイズリング18の各外周
によって、流動物が上方へ滲出するのが阻止されるよう
になる。
また上部サイズリング17と下部サイズリング18の中
間には気泡除去リング19が設けられている。この気泡
除去リング19はフランジ19aを有しているが、この
フランジ19aの直径は。
前記各サイズリング17と18の直径よりも小さく形成
されており、フランジ19aと筒状体Faとの間にはわ
ずかに隙間が生じるようになっている。第6図は、この
気泡除去リング19のフランジ19aの形状を示す第2
図の■−■断面図である。この図で示されるように、フ
ランジ19aの外周部の一部には斜め方向へ入り込む切
欠き19bが形成されている。第7図に拡大して示すよ
うに、フィルムFの縁部は、シール部材16により溶着
され、溶着されたシール部Sを挟んで筒状体Faの外側
に小さな幅の縁片f、が、内側に縁片f2が残ることに
なる。この気泡除去リング19では、上記の内側の縁片
f2を切欠き19b内にガイドして、この縁片f2を筒
状体Faの内面から強制的に離している。充填される波
動物は、下部サイズリング18から」一方へわずかに滲
出することになるが、この滲出した流動物を縁片f2と
筒状体Faの間に強制的に流入させることによって、縁
片f2と筒状体Faの内面の間に気泡が残留するのを防
止できるようになる。
スタッファ−ノズル10の下方にはフィルム送りローラ
31が設けられている(第1図参照)。
フィルムによる筒状体Faはこのフィルム送りローラ3
1によって定速にて下方向へ送り出される。
フィルム送りローラ31の下方位置には一対の絞りロー
ラ32aと32bが設けられている。この絞りローラ3
2aと32bはフィルムによる筒状体Faを挟む位置に
対向しており、第4図に示す互いに接触してフィルム筒
状体Faを絞る位置と、第3図に示す離反する位置とに
移動するようになっている。また一方の絞りローラ32
aはフィルム送りローラ31と同期して回転駆動されて
おり、絞られたフィルムが下方向に送り出されるように
なっている。
また絞りローラ32aと32bの下方にはクランプ機構
が設けられており、このクランプ機構により、絞りロー
ラ32aと32bにて絞られたフィルムがアルミワイヤ
などのクランプ部材2によってクランプされるようにな
っている。
次に上記実施例によるフィルムケーシングに対する流動
物充填装置の動作について説明する。
第3図と第4図はスタッファ−ノズルによる充填動作を
示す拡大側面図、第5図は各部分の動作の関連を示すタ
イムチャートである。
生卵の白身あるいは黄身などの流動物は、第1図に示す
供給パイプ23からホッパー22内に供給される。この
ときバルブ24の開閉により、ホッパー22内の流動物
の量が調整される。
塩化ビニリデン樹脂などによるフィルムFは、原反から
フィルム供給ローラ26.27によって連続的に供給さ
れ、成形部材15により筒状に成形され、その縁部がシ
ール部材16の高周波電極16aと16bによって溶着
5れてフィルムによる筒状体Faが形成される。
ホッパー22内の流動物は、ホッパー22の下方のバル
ブ21が開放されると、自重によりスタッファ−ノズル
lOの内管の充填ノズル11内へ落下する。そして流動
物はホッパー22内の液面高さの水頭に応じた圧力によ
り、フィルム筒状体Fa内に充填される。その間、第3
図に示すように一対の絞りローラ32aと32bは互い
に離反しており、筒状体Faは絞りローラ32aと32
bの間を、フィリム送りローラ31の送り力により定速
にて下方向へ連続的に送り出される。下端がクランプ部
材2によってクランプされた筒状体Fa内に所定量の流
動物が充填されると、才なわち流動物を1トめているク
ランプ部材2の位置が所定距*+S下すると、第4図に
示すように、一対の絞りローラ32aと32bが勾:い
に接近し、筒状体Faが両側から締め付けられる。筒状
体Fa内の流動物はこの絞りローラ32aと32bによ
り絞り込まれ、しかもそれまで筒状体Faが下降しなが
ら充填されていた流動物は絞りロー、う32aと32b
によって堰Iにめられることになるため、第4図の状I
Lでは筒状体Fa内の流動物の圧力は急速に高くなる。
第5図に示すように、一対(7)絞りローラ32aど3
2bによる絞り動作が完rした後の短い時間t1経過後
に、第2図に示すエアー抜きバルブ14が開放され、エ
アー抜きノズル12のL端が開放される。これにより流
動物がエアー抜きノズル12内−5流入して、絞りロー
ラ32a、32bの絞り動作による内圧のINF?が調
整される。またこのとき、ホッパー22から流動物とと
もに巻き込まれたエアーが、エアー抜きノズル12から
エアー抜きバルブ14とエアー抜きパイプ25を経て排
出される。また、下部サイズリング18と−L部サイズ
リング17のフランジ17aと17bの各外径寸法はフ
ィルムによる筒状体Faの内径よりもわずかに大きく形
成されているので、各サイズリング17.18によって
流動物がスタッファ−ノズル10の外側からシール部材
16の高周波電極16aの位置まで上昇するのが阻IF
される。
第5図のタイムチャー1・に示すように、絞りローラ3
2aと32bによる絞り動作後に、絞られたフィルムに
対してアルミワイヤなどのクランプ部材2が巻かれ、第
1図に示すように、絞りローラ32a、32bの下方に
1個のフィルムケーシング1が形成される。
クランプが完了した後に、一対の絞りローラ32aと3
2bが離反動作する。第5図のタイムチャートに示すよ
うに、この絞りローラ32aと32bの離反動作開始直
前の短い時間t2の前にエアー抜きバルブ14が閉鎖さ
れる。絞りローラ32aと32bが離反すると、下降す
る筒状体Faの内部の流動物の圧力が急速に低下するこ
とになるが、L記のようにこの直前にエアー抜きバルブ
14が閉鎖されることにより、エアー抜きバイブ25と
エアー抜きノズル12から筒状体Fa内へエアーが巻き
込まれるのが阻止される。
上記の動作が繰り返されることにより、両端がクランプ
部材2によってクランプされたフィルムケーシングlが
連続的に製造されることになる。
各フィルムケーシング1はクランプ部材2の部分によっ
て切離され第8図に示す状態となる。充填される流動物
が牛の卵の場合には、加熱−[程に移されて内部が固化
される。
また、上記の充填動作において、−1一部サイズリング
17のフランジ17aと17bおよび下部サイズリング
18により、流動物がスタッファ−ノズル10の外周か
ら七Rするのが阻止されるが、実際には、第4図に示す
ように流動物の液面は上部サイズリング17の下方位置
まで十Aし、気泡除去リング19は流動物の中に浸る状
態になる。
第7図に示すように、フィルム筒状体Faのシール部S
の内側の縁片f2は気泡除去リング19のフランジ19
aに設けられた切欠き19b内にガイドされ、縁片f2
が筒状体Faの内面から強制的に離される状態になる。
よって縁片f2と筒状体Faの内面との隙間部分が流動
体によって濡らされることになる。その後下部サイズリ
ング18の外周によって縁片f2は筒状体Faの内面に
押し付けられることになるが、縁片f2と筒状体Faの
内面との隙間は一度流動体によって濡らされているので
、この隙間部分に気泡が溜まるのが防止され、またこの
気泡がF部サイズリング18の下面に集結するのが防]
トされるようになる。
なお、流動物は生卵に限られるものではなく、空気を巻
き込みやすい流動性のものであれば、他のものであって
も同じ効果を期待できる。
また、第5図に1.とt2にて示した絞りローラ32a
、32bとエアー抜きバルブ14の開閉動作との時間差
は、流動物の粘度やスタッファ−ノズル10の外管であ
るエアー抜鼻ノズル12の断面積などの各種条件に応じ
て設定すればよい。
場合によっては時間1..12の両方あるいは−方を零
にしてもよいし、あるいは絞りローラ32a、、32b
による絞る動作の直前にエアー抜きバルブ14を開き、
且つ絞りローラ32a、32bの離反動作の直後にエア
ー抜きバルブ14を閉鎖してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば以下に列記した効果を奏す
るようになる。
(りスタッファ−ノズルを2重管とし、内部を充填ノズ
ル、外周をエアー抜きノズルとしたので、外周のエアー
抜きノズルから流動物が巻き込んだエアーを効率良く抜
き出せるようになる。
(2)エアー抜きノズルが導通されているエアー抜きバ
ルブの開閉動作を、絞りローラの動作のタイミングに合
わせているので、絞りローラによる絞り動作によりフィ
ルム筒状体内部の圧力の上昇を調整できるとともに、絞
り動作時に筒状体の内部のエアーを確実に抜き出せるよ
うになる。
(3)流動物が生の卵などの場合、フィルムケーシング
内にエアーが混入するのを防止できるため、加熱処理に
よって内部を固化した場合にエアーにより卵が褐色に変
化するのを防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の実施例を示すものであり、第
1図はフィルムケーシングに対する流動物充填装置の全
体構造を示す側面図、第2図は第1図の流動物充填装置
を■方向から拡大して示す断面図、第3図と第4図は流
動物の充填動作を動作別に示す第1図の一部拡大図、第
5図は主に絞りローラとエアー抜きバルブの動作タイミ
ングを示すタイムチャート、第6図は気泡除去リングの
構造を示す第2図の■−■断面図、第7図は第6図の一
部を拡大して示す断面図、第8図は製造されたフィルム
ケーシングを示す正面図、第9図は従来技術によるエア
ー抜き作業を示す正面図、第10図は従来のソーセージ
の製造などに使用される充填装置の要部側面図である。 l・・・フィルムケーシング、2・・・クランプ部材、
10・・・スタッファ−ノズル、11・・・充填ノズル
、12・・・エアー抜きノズル、14・・・エアー抜き
バルブ、16・・・シール部材、17.18・・・サイ
ズリング、19・・・気泡除去リング、22・・・ホッ
パー、32a、32b・・・絞りローラ、F・・・フィ
ルム、Fa・・・フィルムによる筒状体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルムの縁部どうしをシールして筒状体を形成
    するシール部材と、筒状体の内部に挿入されるスタッフ
    ァーノズルと、スタッファーノズルの下方に位置し且つ
    互いに接触して筒状体を絞る位置と互いに離反する位置
    とに移動する一対の絞りローラと、絞りローラによって
    絞られたフィルムをクランプするクランプ機構とが設け
    られている充填装置において、前記スタッファーノズル
    は2重管によって形成され、その中央部が流動物を供給
    する充填ノズルで、その外周部がエアー抜きノズルとさ
    れており、且つエアー抜きノズルの上部はエアー抜きバ
    ルブに導通されており、このエアー抜きバルブが、前記
    絞りローラによる筒状体の絞り動作にタイミングを合わ
    せて開放されるとともに、絞りローラの離反動作にタイ
    ミングを合わせて閉鎖されることを特徴とするフィルム
    ケーシングに対する流動物充填装置。
  2. (2)エアー抜きバルブが開放されるのは絞りローラに
    よる筒状体の絞り動作の直後であり、且つエアー抜きバ
    ルブが閉鎖されるのは絞りローラの離反動作直前である
    特許請求の範囲第1項記載のフィルムケーシングに対す
    る流動物充填装置。
JP61099904A 1986-04-30 1986-04-30 フイルムケ−シングに対する流動物充填装置 Granted JPS62260610A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61099904A JPS62260610A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 フイルムケ−シングに対する流動物充填装置
US07/040,363 US4750534A (en) 1986-04-30 1987-04-17 Apparatus for filling a film casing with fluid material
KR1019870003969A KR890004905B1 (ko) 1986-04-30 1987-04-24 유동물질로 필름 케이싱을 충전하는 장치
AU72206/87A AU582496B2 (en) 1986-04-30 1987-04-29 Apparatus for filling a film casing with fluid material
CN87103242A CN1008167B (zh) 1986-04-30 1987-04-29 液体充灌薄膜肠衣液体充灌设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61099904A JPS62260610A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 フイルムケ−シングに対する流動物充填装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62260610A true JPS62260610A (ja) 1987-11-12
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