JPS6226034A - 自動炊飯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は米の計量から炊飯までを自動的に行う自動炊飯
装置に関するものである。

〔従来の技術〕

一般に、炊飯器は炊飯工程を制御するためのマイクロコ
ンピュータから成る制御装置を内蔵している。又、従来
では米の計量から炊飯器内への米の仕込までの一連の仕
込動作を自動的に行う自動米仕込装置があった。この自
動米仕込装置を以下に説明する。

第２図において、１は本体、２は本体ｌ内の上部に配設
された米貯蔵室、３は米貯蔵室２の下部、に設けられた
米計量装置、４は米計量装置３の下方に配設された洗米
装置、５は洗米装置４の上方に設けられた給水装置、６
はこれらの各構成部分に電気的に接続され各部分の制御
を行うマイクロコンピュータからなる制御装置である。

米貯蔵室２はホッパー状であシ、その底部には開口が形
成されている。この米貯蔵室２の底部には米計量装置３
を構成するケーシング３ｄが一体に形成されるとともに
ケーシング３ｄ内には円形状の枡３ａが回転可能に設置
され、枡３ａは上下開放の筒状体の内部を放射状に伸長
する十字の仕切壁で仕切られて４室に分割され、号　回
転ごとに規定容量の米を計量する。枡３ａはその外周に
接触する伝達円板３ｂを介してモータ３Ｃによって回転
され、モータ３Ｃけ制御装置６によって制御される。又
、枡３ａを収容するケーシング３ｄの底部には枡３ａの
一室の開口形状とほぼ同形状の未設下口が形成され、米
貯蔵室２から枡３ａの一室に投入された米は枡３ａの回
転によってその一室がケーシング３ｄの未設下口と合致
したときこの未設下口を介して下方に落下する。この米
の落下位置にはこれを受けて洗米装置４の容器４ａへ落
し込むシュート７が配設されている。容器４ａは上下開
放の筒状容器で、その内部には撹拌棒４ｂが配置され、
撹拌棒４ｂの上端はモータ４ｃの回転軸に連結される。

容器４ａの底部開口は底板４ｄによって開閉自在となっ
ており、底板４ｄの開閉は搬送装置８に連動して行われ
る。搬送装置８は、樋状の搬送体８ａを有し、搬送体８
ａはそのほぼ中間部が洗米容器４ａの直下に位置するよ
うに配置されこの中間部全支点としてシーンのように揺
動すべく駆動装置（図示せず）に取付けられている。又
、底板４ｄは洗米容器４ａの底部開口の外側部で枢着支
持され、ばね力に↓シ常に開ぐ方向即ち下方へ押圧され
ている。搬送体８ａを駆動するモータ（図示せず）およ
びモータ４ｃは制御装置６により制御される。

洗米装置４の上方には給水装置５が設けられ、この給水
装置５は適当な水源に接続された受水タンク５ａと、一
端が受水タンク５ａの底部に接続され他端が洗米容器４
ａの上部開口に臨んだ給水パイプ５ｂと、給水、ｅイブ
５ｂに設けられてその水量を制御するンレノイドノ々ル
ブ５Ｃとから成る。

ソレノイドノ々ルブ５Ｃは制御装置６に接続され、その
開時間が制御される。

又、本体１内の最下部には搬送体８ａがその右端８ｂを
下にするように揺動したときこの右端８ｂから流下する
水を受けて排出する排水受は部９が設けられる。また、
搬送体８ａがその左端８ｃを下にするよう揺動したとき
この左端８ｃから流下する水と米を受は得る位置に炊飯
器１０が配置される。炊飯器１０の蓋１１は流下した米
と水が鍋内に入るように開かれている。そのＥ、第３図
に示すように本体１内の所定位置に取付けられた差保持
装置１２は蓋１１の上面に形成された取手１１ａを保持
し、蓋１１を中開き即ち９０°以下の角度で開いた状態
で保持する。炊飯器１０は蓋１１を片開き自在にヒンジ
機構で支持しており、他端側には蓋１１のラッチ機構を
有している。蓋保持装＠１２は第４図（ａｌ　、　（ｂ
Ｊに示すように相対した２つの板材１３ａ、１３ｂを枢
着部１４で枢着し、板材１３ａの一端には電磁石１５′
ｆｔ設けるとともに板材１３ａ、１３ｂの一端間にはコ
イルばね１６をその間隔を開くよう設ける。板材１３ａ
は本体１内で固着される。又、１７はリミットスイッチ
で、差保持装置１２が蓋１１を保持しているか否かを判
別するだめのものである。第４図（ａ）のように差保持
装置１２が蓋１１を保持していない場合にけ板材１３ａ
、１３ｂの一端間は大きく開き、板材１３ｂの一端がリ
ミットスイッチ１７の接点１７ａに当接し、これを作動
させる。電磁石１５およびリミットスイッチ１７は制御
装置６と接続される。炊飯器ｌＯを本体１内にセットす
るときには、第４図伽）に示すように板材１３ａ、１３
ｂの他端間で取手１１ａを挾み、コイルはね１６のばね
力によりｔｔｌｌｅ中洲き状態で保持する。この保持を
解除する場合には制御袋＃６からの信号によシミ磁石１
５に通電し、板材１３ｂの一端を電磁石１５に吸引し、
取手１１ａを開放する。このため、蓋１１は自重で下方
に回動し、その勢いでラッチ機構が作動して蓋１１は閉
成する。又、１８ａ、１８ｂは搬送体８ａの下方に設け
られたリミットスイッチ、１９は本体１の上部に設けら
れるとともに制御装置６と接続された制御表示板で、制
御表示板１９には米計量までの制御を行わせる米計量ス
イッチ１９ａ、炊飯までの制御を行わせる炊飯スイッチ
１９ｂおよび洗米までの制御を行わせる洗米スイッチ１
９ｃなどの選択スイッチが設けられる。

次に、上記装置の動作を第・５図のフローチャートを用
いて説明する。まず、米貯蔵室２に米を投入しく投入し
てない場合）、次に炊飯器１０の蓋１１を差保持装置１
２によシ申開き状態にラッチし、制御装置６の炊飯量調
整部および炊飯時間調整部全セットする。次に、選択ス
ィッチ１９ａ〜１９ｃ’ｉ選択し、どこまでの動作を行
わせるかを選択する。今、炊飯スイッチ１９ｂを選択す
ると、制御装置６はリミットスイッチ１７からの信号に
より蓋１１が開いているか否かを判断し、リミットスイ
ッチ１７がオン即ち蓋１１が保持されていればタイマセ
ットされた動作開始時刻まで待機状態に入る。もし、リ
ミットスイッチ１７がオフであれば動作を停止して直ち
に警報等により使用者に知らせる。次に、タイマセット
された動作開始時刻となると、搬送体８ａが排水側（第
２図の二点鎖線側）に揺動される。これにより、洗米容
器４ａの底部開口が搬送体８ａと連動する底板４ｄによ
って閉鎖される。次に、計量装置３の枡３ａが炊飯量セ
ットに基づいて所定回転数だけ回転させられ、これによ
り計量された米がシュート７を介して洗米容器４ａ内に
入れられる。その後、ソレノイドバルブ５ｃが開かれて
洗米容器４ａ内に給水され、同時に撹拌棒４ｂが回転き
れて洗米される。その際、洗米容器４ａの底部開口と底
板４ｄとの密閉性を完全なものとはせず、多少水が漏れ
出るようにしておく。その結果、洗米された汚水は順次
搬送体８ａを通って排水受は部９から本体１外に排水さ
れる。このような洗米は、汚水濁度が所定値以下になる
かめるいは所定時間経過するまで繰り返し行われ、最終
の洗米後はソレノイドバルブ５Ｃを閉じ、排水が全部完
了するまで動作を停止する。その後、搬送体８ａｉ揺動
じて左端８ＣｆＩ：下側にし、洗米容器４ａの底部開口
を開く。

そして、ソレノイドバルブ５ｃをＱｒ定時間だけ開き、
洗米容器４ａ内に給水し、該容器４ａおよび搬送体８ａ
に付着した米を洗い落しつつ炊飯器１０の鍋内に米およ
びこれに対応した量の水を仕込む。

尚、このとき洗米容器４ａ等に付着した米を完全に洗い
落すために給水パイプ５ｂの先端に散水具を取付けても
良す。次に、搬送体８ａｔｌ−再び排水側に揺動し、Ｂ
「定時間たけ給水して後洗浄を行う。

搬送体８ａの位置はリミットスイッチＩ８ａ。

１８ｂによって検出され、制御装置６によって正確に制
御される。後洗浄と同時に差保持装置１２の電磁石１５
に通電して板材１３ｂの一端を引き付け、蓋１１のラッ
チをオフする。これにより、蓋１１は自重によジ落下す
る。−万、鍋内の米は山のように盛り上がった状態であ
り、実際には炊飯器１０の下部に設けられた振動台によ
って炊飯器１０に水平振動を与えて米を鍋内に平均的に
配置する。その後、米を所定時間水に浸すために待機時
間がとられ、次に炊飯器１０へのエネルギー投入が行わ
れる。

以上が炊飯スイッチ１９ｂを選択した場合であるが、米
計量スイッチ１９ａを選択した場合には搬送体８ａは最
初から炊飯器１０側に揺動されて前述したように米の計
ｆｊｋが行われ、計量された米は洗米容器４ａを通過し
搬送体８ａを介して炊飯器１０の鍋内に収納され、蓋１
１が閉じられる。

又、洗米スイッチ１９ｃｉ押した場合には、炊飯器１０
への炊飯エネルギーの投入の前１での工程が炊飯スイッ
チ１９ｂを選択した場合に茎じて行われる。これは、例
えば炊き込み御１Ｊｉを作る場合などに利用される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかるに、上記した炊飯器に内蔵した開梱Ｊ装置は炊飯
工程のみの制御を行うものであり、また自動炊飯装置の
制御装置６は仕込工程のみの制御を行うものであり、仕
込工程と炊飯工程の制＆１を別々の制御装置により行う
ことにな９、構成が複雑になるという問題点があった。

本発明は上記した従来の問題点を解決するために成され
たものであり、構成簡単で高性能の制御装置を有する自
動法＃装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明に係る自動炊飯装置は、仕込工程と炊飯工程の制
御を行うことができる一個の制御装置を設けたものであ
る。

〔作　用〕

本発明においては、一つの制御装置によジ全ての制御を
行うので、構成簡単で高性能の制御装置を得ることがで
きる１、 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面とともに説明する。

第１図において、２０は従来同様に本体１円に配置され
た炊飯器で、２１ばその本体、２２は蓋である。２３は
本体２１内に収納された鍋であシ、鍋２３の底部と本体
２１との間には加熱のためのりｂ〕気上ヒータ２４鍋２
３の底部の温度を検出する温度センサ２５を設けている
。炊１に器２０は制御装ｆｉｇ＜を内Ｍ　Ｌ、ていない
。２６は接続プラグで、電気ヒータ２４の２本の配線２
４ａと温度センサ２５の２本の配線２５ａを接続きれ、
また接続プラグ２６はマイクロコンピュータからなる制
御装置２８に着脱自在に取付けられる。制御装置２８は
従来の制御装置ｊ！ｔ、６と同様に本体１内に設けられ
、制御装置６と同じ仕込工程の制御機能を有するととも
に炊飯工程の制御機能を有し、かつ炊飯工程の代替とし
てのスロークツカー、蒸し器およびてんぷら工程などの
調理工程の制御機能を有している。

各配線２４ａ、２５ａは同一の抜機２７にょシおおわれ
ている。又、第６図は制御表示板１９を示し、この制御
表示板１９には、選択スイッチ１９ａ〜１９ｃの他に、
前述した炊飯量調整部２９ａ〜２９ｃおよび炊飯時間調
整部３０ａ〜３０ｃが設けられ、かつ炊飯工程用スイッ
チ３１、スロークツカー用スイッチ３２、てんぷら用ス
イッチ３３および温度調節用スイッチ３４などが設けら
れている。他の構成は第２図〜第５図に示した従来の月
動米仕込装置と同様である。・ 上記構成において、米の計量がら炊飯器２ｏの鍋２３内
への米の仕込までの仕込工程は制御装置２８の制御によ
シ従来同様に行われる。又、炊飯工程においては、制御
装置２８は配線２４ａに電流を流して電気ヒータ２４に
より＠２３を加熱するとともに、温度センサ２５からの
信号を配線２５ａを介して受けて鍋２３の温度を検出し
、加熱のための電流制御を行う。又、通常はスイッチ３
１をオンにして炊飯工程を行うが、スイッチ３１の代り
にスイッチ３２．３３等をオンにすることにより、炊飯
工程に代ってスロークラッカ一工程やてんぷら工程など
の調理工程を行うことができる。

尚、上記実施例では４本の配線２４ａ、２５ａを設けた
が、３本以上の配線を設ければ良い。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、米の仕込エイ′ごと炊飯
工程を一つの制御装置によ、？　ｆｔＩＩＪ個ｊするよ
うにしており、構成が簡単になるとともに、総合的に高
性能な制御を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の要部構成図、第２図は従来装置の
全体的構成図、第３図は従来の蓋保持機構の説明図、第
４図（ａＪ　、　（ｂ）け夫々従来の蓋保持機借の蓋非
保持状態および差保持状態の平面図、第５図は従来装置
の動作を示すフローチャート、第６図は本発明装置の制
御表示板の正面図である。 ２・・・米貯蔵室、３・・・米計量装置、４・・・洗米
装置、５・・・給水装置、８・・・搬送装置、１９・・
・制御表示板、２０・・・炊飯器、２３・・・鍋、２４
・・・電気ヒータ、２５・・・温度センサ、２４ａ、２
５ａ・・・配線、２６・・・接　　　□続プラグ、２７
・・・被接、２８・・・制御装置、３１・・・炊飯工程
用スイッチ、３２・・・スロークツカー用スイッチ、３
３・・・てんぷら用スイッチ０、尚、図中同一符号は同
−又は相当部分を示す。 代理人　　　大　　岩　　増　　雄 第１図 ２３　・　ψ ２４　、１ノ当亡−７− ２５二　　五癩七ン寸− ２４ａ、２５ａ　　：　　　（１己牟泉２６　：　＃間
アｉ１” ２７　、　被覆 ２８　：　市）律ｐ装置 第２図 ２　　木貯鐵瓢 ３゜木計１装置 ４　　洸禾装置 ５：　斥右７に装置 ８：　鴻灸送装置 第３図 第４　図（ａ） 第４　図（ｂ） 第５図（ａ） 第５図（ｂ） ￥

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）米の貯蔵から計量および洗米をして炊飯器の鍋内
   に洗米された米と共にこれに対応した水を供給し、米の
   計量から炊飯までを自動的に行う自動炊飯装置において
   、炊飯器内への米の仕込までの一連の工程および炊飯工
   程を制御する制御装置を有し、炊飯器と制御装置の間を
   加熱のための配線と温度検出のための配線で接続したこ
   とを特徴とする自動炊飯装置。
2. （２）前記各配線を同一の被覆によりおおつたことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動炊飯装置。
3. （３）前記制御装置は、炊飯工程の代替としてスローク
   ッカーやてんぷら等の調理工程の制御が可能であること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項記載の
   自動炊飯装置。