JPS62258106A - タービンバイパス系統 - Google Patents
タービンバイパス系統Info
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- JPS62258106A JPS62258106A JP10096286A JP10096286A JPS62258106A JP S62258106 A JPS62258106 A JP S62258106A JP 10096286 A JP10096286 A JP 10096286A JP 10096286 A JP10096286 A JP 10096286A JP S62258106 A JPS62258106 A JP S62258106A
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Landscapes
- Control Of Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は出力発電プラント及びガスタービンと蒸気ター
ビンの複合サイクルプラントのタービンバイパス系統の
減温制御装置で、減温制御の1手段として、タービンバ
イパス弁の開度信号を制御装置にとり込む場合の制御装
置に関する。
ビンの複合サイクルプラントのタービンバイパス系統の
減温制御装置で、減温制御の1手段として、タービンバ
イパス弁の開度信号を制御装置にとり込む場合の制御装
置に関する。
火力発電プラント及びガスタービンと蒸気タービンの複
合サイクルプラント(以下単に複合サイクルプラントと
略)では蒸気発生装置であるボイラと蒸気タービンとの
マツチングを図り、プラントの運用性を高めるため、タ
ービンバイパス系統が設置される場合が多い、タービン
バイパス系統はボイラで発生した蒸気をタービンに導入
できない場合、その余剰蒸気(発生蒸気の一部又は全量
)を直接復水器にバイパスさせる機能を有する。タービ
ンバイパス系統にはバイパス蒸気量を制御するタービン
バイパス弁と復水器への流入蒸気の温度を下げるための
減温器が設置される。一般的には復水器の受入条件とし
て、蒸気を飽和点近くまで減温するよう要求される場合
が多い。この減温の制御方法には各種の方法があるが、
主なものは。
合サイクルプラント(以下単に複合サイクルプラントと
略)では蒸気発生装置であるボイラと蒸気タービンとの
マツチングを図り、プラントの運用性を高めるため、タ
ービンバイパス系統が設置される場合が多い、タービン
バイパス系統はボイラで発生した蒸気をタービンに導入
できない場合、その余剰蒸気(発生蒸気の一部又は全量
)を直接復水器にバイパスさせる機能を有する。タービ
ンバイパス系統にはバイパス蒸気量を制御するタービン
バイパス弁と復水器への流入蒸気の温度を下げるための
減温器が設置される。一般的には復水器の受入条件とし
て、蒸気を飽和点近くまで減温するよう要求される場合
が多い。この減温の制御方法には各種の方法があるが、
主なものは。
(1)減温後の蒸気温度を一定に保つように注水量を制
御する方法、(2)減温後の蒸気温度は制御せず単に蒸
気温度を規定値以下に下げるため注水弁を0N−OFF
操作する方法、(3)減温後の蒸気温度を一定値には制
御しないができるだけこれに近い状態とするためタービ
ンバイパス弁前側の蒸気圧力・温度及び弁開度等の信号
により注水弁を予め定めた演算(制御)手段により制御
する方法、等である タービンバイパス弁の開度信号によって注水弁を制御す
る公知例としては、実開昭60−152004号公報が
ある。
御する方法、(2)減温後の蒸気温度は制御せず単に蒸
気温度を規定値以下に下げるため注水弁を0N−OFF
操作する方法、(3)減温後の蒸気温度を一定値には制
御しないができるだけこれに近い状態とするためタービ
ンバイパス弁前側の蒸気圧力・温度及び弁開度等の信号
により注水弁を予め定めた演算(制御)手段により制御
する方法、等である タービンバイパス弁の開度信号によって注水弁を制御す
る公知例としては、実開昭60−152004号公報が
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記(1)の制御方法は一般に減温後の蒸気温度を検出
し、制御目標値との偏差より制御演算して注水弁開度を
制御する方式がとられるが、タービンバイパス弁が急開
した場合には注水が遅れる現象があり、これに対処する
ため、制御装置にタービンバイパス弁の開度信号をとり
込み、これに対応して注水弁を所定開度まで強制的に開
く手段を追加する方法が試みられている。しかし、この
タービンバイパス弁開度に基く注水弁の強制間は蒸気タ
ービンが全負荷をとっている時トリップし蒸気タービン
負荷が低い時点でのタービントリップ時及びプラント起
動停止時等におけるタービンバイパス運転時等には注水
量が過度になる問題点を有していた。減温器に過度の注
水がなされると余剰水はドレンとなって復水器に注入し
、二ローション発生の要因ともなり好ましくない。
し、制御目標値との偏差より制御演算して注水弁開度を
制御する方式がとられるが、タービンバイパス弁が急開
した場合には注水が遅れる現象があり、これに対処する
ため、制御装置にタービンバイパス弁の開度信号をとり
込み、これに対応して注水弁を所定開度まで強制的に開
く手段を追加する方法が試みられている。しかし、この
タービンバイパス弁開度に基く注水弁の強制間は蒸気タ
ービンが全負荷をとっている時トリップし蒸気タービン
負荷が低い時点でのタービントリップ時及びプラント起
動停止時等におけるタービンバイパス運転時等には注水
量が過度になる問題点を有していた。減温器に過度の注
水がなされると余剰水はドレンとなって復水器に注入し
、二ローション発生の要因ともなり好ましくない。
本発明の目的は上記の問題点を解決する制御装置を提供
することにある。特に制御装置への入力信号を増加する
事なくこれを達成することにある。
することにある。特に制御装置への入力信号を増加する
事なくこれを達成することにある。
具体的には前記(3)の制御方式と組合わせれば、−タ
ービンバイパス弁前側の蒸気圧力及び蒸気温度の入力を
追加する必要があるが、これを入力することなく・これ
に近似の制御性を得ようとするものである。
ービンバイパス弁前側の蒸気圧力及び蒸気温度の入力を
追加する必要があるが、これを入力することなく・これ
に近似の制御性を得ようとするものである。
タービンバイパイ弁統が運転されるのは主にプラント起
動・停止時と蒸気タービンの負荷遮断時である。タービ
ンバイパス弁前側の蒸気条件(圧このため、同一タービ
ンバイパス弁開度における必要注水量は負荷遮断時に比
べ起動時は115〜1/2程度に低下する。起動待必要
注水量が低下する原因の1つは蒸気温度が低い事による
が、蒸気圧力の低下によりタービンバイパス弁部の差圧
が低下し、相対的にタービンバイパス弁の弁開度が増加
する事にも起因している。この現象は変圧プラントで部
分食荷時蒸気圧力を低下させた場合にも生ずる。
動・停止時と蒸気タービンの負荷遮断時である。タービ
ンバイパス弁前側の蒸気条件(圧このため、同一タービ
ンバイパス弁開度における必要注水量は負荷遮断時に比
べ起動時は115〜1/2程度に低下する。起動待必要
注水量が低下する原因の1つは蒸気温度が低い事による
が、蒸気圧力の低下によりタービンバイパス弁部の差圧
が低下し、相対的にタービンバイパス弁の弁開度が増加
する事にも起因している。この現象は変圧プラントで部
分食荷時蒸気圧力を低下させた場合にも生ずる。
必要注水量が同一タービンバイパス弁開度に対し、起動
時と負荷遮断信号巾に異る事に対処するため、タービン
バイパス弁開度信号に応じて、注水弁を強制的に開く開
度を複数回に分割して開き、過度の注水をさけるように
したものである1例えば、100%負荷遮断時、タービ
ンバイパイ弁が90%開の時注水弁が80%開必要なの
に対し。
時と負荷遮断信号巾に異る事に対処するため、タービン
バイパス弁開度信号に応じて、注水弁を強制的に開く開
度を複数回に分割して開き、過度の注水をさけるように
したものである1例えば、100%負荷遮断時、タービ
ンバイパイ弁が90%開の時注水弁が80%開必要なの
に対し。
起動時には同一タービンバイパス弁開度(90%−開)
に対し、注水弁必要開度は20%であると仮゛一定する
。この場合、通常のタービンバイパス運転時には起動用
の注水弁開度を強制間し、負荷遮断時タービンバイパス
弁が急開した時にはタービンバイパス弁が開き始めた後
、短時間内に減温器後の蒸気温度が急上昇する現象を利
用して、ロジックより負荷遮断信号を作り、この信号に
より、負荷遮断時の注水必要増分(タービンバイパス弁
90%の時には、残り60%(=80%−20%))を
加算するようにする。これによって、従来、単にタービ
ンバイパス弁開度信号により負荷遮断時必要注水弁開度
分も強制間したのに比べ、起動時の注水量は大巾に低下
し、過度の注水流入を防止できる。
に対し、注水弁必要開度は20%であると仮゛一定する
。この場合、通常のタービンバイパス運転時には起動用
の注水弁開度を強制間し、負荷遮断時タービンバイパス
弁が急開した時にはタービンバイパス弁が開き始めた後
、短時間内に減温器後の蒸気温度が急上昇する現象を利
用して、ロジックより負荷遮断信号を作り、この信号に
より、負荷遮断時の注水必要増分(タービンバイパス弁
90%の時には、残り60%(=80%−20%))を
加算するようにする。これによって、従来、単にタービ
ンバイパス弁開度信号により負荷遮断時必要注水弁開度
分も強制間したのに比べ、起動時の注水量は大巾に低下
し、過度の注水流入を防止できる。
また、負荷遮断信号は外部より入力すれば、簡単に得ら
れるが、設備費の増加となるので、本発明においては、
前述のように負荷遮断時には減温器後の蒸気温度が急上
昇する現象を利用してロジック的に制御装置内で負荷遮
断信号を作り、入力信号の点数を増加する事なく所期の
目的を果す方法を確立した。
れるが、設備費の増加となるので、本発明においては、
前述のように負荷遮断時には減温器後の蒸気温度が急上
昇する現象を利用してロジック的に制御装置内で負荷遮
断信号を作り、入力信号の点数を増加する事なく所期の
目的を果す方法を確立した。
、〔作用〕
タービンバイパス減温制御に対し減温器後流の蒸気温度
を一定に制御するためのフィードバック制御を構成し、
タービンバイパス弁急開時の注水遅れを補償するため、
タービンバイパス弁開度に応じ注水弁を強制的に開く先
行制御を付加したものにおいて、注水弁の先行制御によ
る弁開分も複数回に分割する手段を採用したことにより
、プラント起動時における運用時にも注水量も適切にお
さえ、温度の注水が流入するのを防止できる。負荷遮断
時には先行制御分としての注水弁開度増を行い注水遅れ
を防止する。尚、負荷遮断信号はタービンバイパス弁が
開き始めてから短時間内に減温器後流の蒸気温度が上昇
する現象により、制御装置内のロジックによりこれを作
り出しているため、外部よりの信号として入力する必要
はなく、設備費の増加を防止している。
を一定に制御するためのフィードバック制御を構成し、
タービンバイパス弁急開時の注水遅れを補償するため、
タービンバイパス弁開度に応じ注水弁を強制的に開く先
行制御を付加したものにおいて、注水弁の先行制御によ
る弁開分も複数回に分割する手段を採用したことにより
、プラント起動時における運用時にも注水量も適切にお
さえ、温度の注水が流入するのを防止できる。負荷遮断
時には先行制御分としての注水弁開度増を行い注水遅れ
を防止する。尚、負荷遮断信号はタービンバイパス弁が
開き始めてから短時間内に減温器後流の蒸気温度が上昇
する現象により、制御装置内のロジックによりこれを作
り出しているため、外部よりの信号として入力する必要
はなく、設備費の増加を防止している。
以下本発明の一実施例を図面によって説明する。
第6図はタービンバイパス系統を有する火力発電)プラ
ントの構成を示す系統図である。本発明は火力発電プラ
ントの他、複合サイクルプラントにも適用されるが、こ
こでは火力発電プラントを例にとって説明する。
ントの構成を示す系統図である。本発明は火力発電プラ
ントの他、複合サイクルプラントにも適用されるが、こ
こでは火力発電プラントを例にとって説明する。
蒸気発生装置であるボイラ1によって蒸気が発生され、
主塞止弁2及び加減弁3を介して高圧り、−ビン4に送
られ、蒸気のもつエネルギーを回転エネルギーに変換し
仕事をする。高圧タービン4を出た蒸気は高圧排気逆止
弁5を介して、再びボイラ1に送り戻されて再加熱され
るにの再熱蒸気は再熱蒸気管6に設置された再熱蒸気弁
7を介して中圧タービン8.低圧タービン9に順次送ら
れ仕事をする。仕事を終えた蒸気は復水器10で冷却し
て凝縮させ、復水を得る。復水は復水ポンプ11で昇圧
され、給水加熱器、脱気器、給水ポンプ(図示省略)等
を介してボイラーに送られる。
主塞止弁2及び加減弁3を介して高圧り、−ビン4に送
られ、蒸気のもつエネルギーを回転エネルギーに変換し
仕事をする。高圧タービン4を出た蒸気は高圧排気逆止
弁5を介して、再びボイラ1に送り戻されて再加熱され
るにの再熱蒸気は再熱蒸気管6に設置された再熱蒸気弁
7を介して中圧タービン8.低圧タービン9に順次送ら
れ仕事をする。仕事を終えた蒸気は復水器10で冷却し
て凝縮させ、復水を得る。復水は復水ポンプ11で昇圧
され、給水加熱器、脱気器、給水ポンプ(図示省略)等
を介してボイラーに送られる。
ボイラーの発生蒸気は高圧タービンバイパス弁12を介
して、高圧排気逆止弁5の下流側にバイパスすることが
できるように高圧タービンバイパス系統系統が設けられ
ている。この高圧タービンバイン 、ヘス弁12は蒸気変換弁が採用されることが多く。
して、高圧排気逆止弁5の下流側にバイパスすることが
できるように高圧タービンバイパス系統系統が設けられ
ている。この高圧タービンバイン 、ヘス弁12は蒸気変換弁が採用されることが多く。
注水弁13を介して減温用水を弁部にとり込み、高圧タ
ービンで仕事を終えた蒸気と同等の温度まで減温する。
ービンで仕事を終えた蒸気と同等の温度まで減温する。
この系統を一般に高圧タービンバイパス系統と呼んでい
る。
る。
また、ボイラーで再熱された蒸気は再熱蒸気管6より分
岐して中圧タービン8及び低圧タービン9をバイパスし
て直接復水器1に導入することができるように低圧ター
ビンバイパス系M(本発明では、蒸気発生装置よりの蒸
気を直接復水器に導入するタービンバイパス系統を発明
の対象としているので、この低圧タービンバイパス系統
を単にタービンバイパス系統と呼んでいる)が設置され
ている。この系統には蒸気量を加減するためのタービン
バイパス弁14とその蒸気を減温するための減温器15
が直列に設置されている。また復水器1の内部には、エ
ネルギーダンパ16を設け、バイパス蒸気が復水器内の
他の構造物を損傷しないようにしている。減温器15に
は復水ホンブ1′1の吐出側より復水を抽出して注水弁
17を介□して減温用冷却水を導入するようになってい
る。
岐して中圧タービン8及び低圧タービン9をバイパスし
て直接復水器1に導入することができるように低圧ター
ビンバイパス系M(本発明では、蒸気発生装置よりの蒸
気を直接復水器に導入するタービンバイパス系統を発明
の対象としているので、この低圧タービンバイパス系統
を単にタービンバイパス系統と呼んでいる)が設置され
ている。この系統には蒸気量を加減するためのタービン
バイパス弁14とその蒸気を減温するための減温器15
が直列に設置されている。また復水器1の内部には、エ
ネルギーダンパ16を設け、バイパス蒸気が復水器内の
他の構造物を損傷しないようにしている。減温器15に
は復水ホンブ1′1の吐出側より復水を抽出して注水弁
17を介□して減温用冷却水を導入するようになってい
る。
タービンバイパス弁14は再熱蒸気管6の系統の圧力を
圧力検出器21で検出し、タービンバイパス弁制御装置
22を介して制御される。タービンバイパス弁制御装置
22はプラント起動時のボイラとタービンの蒸気条件の
マツチング、通常運転時の過大圧力防止、蒸気タービン
トリップ時の緊急開等各種の機能をもつものが設置され
る場合が多い。
圧力検出器21で検出し、タービンバイパス弁制御装置
22を介して制御される。タービンバイパス弁制御装置
22はプラント起動時のボイラとタービンの蒸気条件の
マツチング、通常運転時の過大圧力防止、蒸気タービン
トリップ時の緊急開等各種の機能をもつものが設置され
る場合が多い。
タービンバイパス系統の減温制御は減温器15の後流側
の温度を温度検出器23にて検出し、タービンバイパス
減温制御装置24を介して、注水弁17を制御する方式
がとられている。尚、タービンバイパス弁14急開時の
注水遅れを補償するため、タービンバイパス弁制御装置
22の出力信号をタービンバイパス減温制御装置24の
入力信号としてとり込んでいる。
の温度を温度検出器23にて検出し、タービンバイパス
減温制御装置24を介して、注水弁17を制御する方式
がとられている。尚、タービンバイパス弁14急開時の
注水遅れを補償するため、タービンバイパス弁制御装置
22の出力信号をタービンバイパス減温制御装置24の
入力信号としてとり込んでいる。
第1図は第6図のタービンバイパス減温制御装置l!2
4の制御ロジックを示す系統図であり、本発明の一実施
例を示す。
4の制御ロジックを示す系統図であり、本発明の一実施
例を示す。
温度検出器23(第6図)で検出した減温後蒸気温度を
減算器31にとり込み、制Wa定値をセットした信号発
生器(SG)32よりの値より減算し設定値に対する温
度偏差Teを求める。これを制御演算器(PID)33
に送り、比例、積分。
減算器31にとり込み、制Wa定値をセットした信号発
生器(SG)32よりの値より減算し設定値に対する温
度偏差Teを求める。これを制御演算器(PID)33
に送り、比例、積分。
微分の制御動作演算を行い、注水弁17への開度指令信
号を出力する。これによって注水弁17の弁開度が調節
され、注水量が増減し、減温器の後流での蒸気温度が変
化する。この制御ループはフィードバック制御を構成し
ているが、タービンバイパス弁14が急開した時には減
温器後流で温度検出した後、所定の制御演算により注水
弁17を開くため、注水遅れを生ずる開運がある。この
ため、タービンバイパス弁開度信号(第6図の場合はタ
ービンバイパス制御装置22よりのタービンバイパス弁
14への開度指令信号を入力しているが、タービンバイ
パス弁14に弁開度発信器を取付し、実弁開度信号を入
力する場合もある)を入力し、タービンバイパス弁開度
に応じた必要注水弁開度を先行的に開く手段がとられて
いる。
号を出力する。これによって注水弁17の弁開度が調節
され、注水量が増減し、減温器の後流での蒸気温度が変
化する。この制御ループはフィードバック制御を構成し
ているが、タービンバイパス弁14が急開した時には減
温器後流で温度検出した後、所定の制御演算により注水
弁17を開くため、注水遅れを生ずる開運がある。この
ため、タービンバイパス弁開度信号(第6図の場合はタ
ービンバイパス制御装置22よりのタービンバイパス弁
14への開度指令信号を入力しているが、タービンバイ
パス弁14に弁開度発信器を取付し、実弁開度信号を入
力する場合もある)を入力し、タービンバイパス弁開度
に応じた必要注水弁開度を先行的に開く手段がとられて
いる。
タービンバイパス弁開度信号により第1段先行開信号発
生器(FGl)41で第3図に示す注水弁先行量開度信
号を作る。これはプラント起動時に必要とする注水弁開
度を先行的に与えるものである。同様に第2段先行開信
号発生器(FGz)42にて第4図に示す負荷遮断時注
水弁先行間増分の信号を作る。第5図(F Gx+ F
Gz)は第3図(FGI)と第4図(FGZ)の合計
出力を表すす図で、負荷遮断時の注水尖先行間開度を示
す。注水弁17の必要弁開度はタービンバイパス弁14
の流量特性(弁開度に対する流量の増加特性)や流水弁
17の流量特性またこれ等の弁筒後の運転圧力等システ
ム運転条件により変化するが、本図では簡単にタービン
バイパス弁90%開の時、注水弁80%開が必要とし、
その他の弁開度に対してはこれに比例するものとした。
生器(FGl)41で第3図に示す注水弁先行量開度信
号を作る。これはプラント起動時に必要とする注水弁開
度を先行的に与えるものである。同様に第2段先行開信
号発生器(FGz)42にて第4図に示す負荷遮断時注
水弁先行間増分の信号を作る。第5図(F Gx+ F
Gz)は第3図(FGI)と第4図(FGZ)の合計
出力を表すす図で、負荷遮断時の注水尖先行間開度を示
す。注水弁17の必要弁開度はタービンバイパス弁14
の流量特性(弁開度に対する流量の増加特性)や流水弁
17の流量特性またこれ等の弁筒後の運転圧力等システ
ム運転条件により変化するが、本図では簡単にタービン
バイパス弁90%開の時、注水弁80%開が必要とし、
その他の弁開度に対してはこれに比例するものとした。
第4図(FGz)は第5図(FG工+FGz)より第3
図(FGI)分を差引いたものとしてこれを定めている
。
図(FGI)分を差引いたものとしてこれを定めている
。
一方、タービンバイパス弁開度信号と減算器31の出力
である温度偏差Tsを入力して負荷遮断信号発生器43
(詳細は第2図により後述)にて負荷遮断信号を作りこ
れを出力する。切替器(T1)45は負荷遮断信号存在
時には第2段先行開信号発生器(FGz)42の出力を
とり込み、負荷遮断信号不存時にはO信号44をとり込
んでこれを出力する。加算器(Σ1)46では第1段先
行開信号発生器(FGz)41の出力と切替器(T1)
45よりの出力を加算して、これを出力する。これによ
って、加算器(Σ工)46の出力は通常時には第1段先
行開信号器(FGz)41の出力である第3図のプラン
ト起動時の注水弁先行量開度信号を出力し、負荷遮断時
には第2段先行開信号発生器(FGz)42の出力であ
る第4図の負荷遮断時注水弁先行開増分を追加加算して
出力し、負荷遮断時の必要注水弁開度(第5図)を確保
する。
である温度偏差Tsを入力して負荷遮断信号発生器43
(詳細は第2図により後述)にて負荷遮断信号を作りこ
れを出力する。切替器(T1)45は負荷遮断信号存在
時には第2段先行開信号発生器(FGz)42の出力を
とり込み、負荷遮断信号不存時にはO信号44をとり込
んでこれを出力する。加算器(Σ1)46では第1段先
行開信号発生器(FGz)41の出力と切替器(T1)
45よりの出力を加算して、これを出力する。これによ
って、加算器(Σ工)46の出力は通常時には第1段先
行開信号器(FGz)41の出力である第3図のプラン
ト起動時の注水弁先行量開度信号を出力し、負荷遮断時
には第2段先行開信号発生器(FGz)42の出力であ
る第4図の負荷遮断時注水弁先行開増分を追加加算して
出力し、負荷遮断時の必要注水弁開度(第5図)を確保
する。
加算器(Σ1)46の出力は加算器(Σz)51に送ら
れ、制御演算器(PID)33の出力と加算される。加
算器(Σ2)51の出力は手動操作時の操作信号53と
の切替器(Tz)52を介して注水弁17への弁開指令
信号として送られる。尚、切替器(Tz)52の出力は
制御演算器(P I D)33にもタイバツクライン5
4にて接続し1手動操作時や負荷遮断信号がリセットし
注水弁17への弁開指令信号が大巾に変化しようとした
時、急激な変化をやわらげバンプレスに移行させる機能
はもたせている。また、弁開指令信号が0〜100%の
制御範囲を大巾に逸脱しないようリセットワインドアッ
プ防止の機能も付加している。
れ、制御演算器(PID)33の出力と加算される。加
算器(Σ2)51の出力は手動操作時の操作信号53と
の切替器(Tz)52を介して注水弁17への弁開指令
信号として送られる。尚、切替器(Tz)52の出力は
制御演算器(P I D)33にもタイバツクライン5
4にて接続し1手動操作時や負荷遮断信号がリセットし
注水弁17への弁開指令信号が大巾に変化しようとした
時、急激な変化をやわらげバンプレスに移行させる機能
はもたせている。また、弁開指令信号が0〜100%の
制御範囲を大巾に逸脱しないようリセットワインドアッ
プ防止の機能も付加している。
第2図は第1図の負荷遮断信号発生器43の詳細を示す
ロジック図である。
ロジック図である。
減温後の蒸気温度偏差Toを入力して、スイッチ61に
よりO’C以下(減温後蒸気温度が制御設定値以上)で
ONの信号を作る。タービンバイパス弁開度信号を入力
して、スイッチ62により1%以上でONの信号を作る
。この信号を時限後OFF回路66(瞬時ONで時限後
0FF)に送る。時限後OFF回路66はタイマ63と
NOT回路64とAND回路65で構成される。スイッ
チ62の出力信号をタイマ63に送り20秒後にONす
る信号を得る。この信号をNOT回路64を介して出力
するとスィッチ62ON後20秒間ONする信号を得る
。スイッチ62の出力信号とNOT回路64の出力信号
をAND回路65を介して出力するとスイッチ62ON
(タービンバイパス弁開)で瞬時ONし、20秒後にO
FFする信号を得る。すなわち、時限後OFF回路66
の出力はタービンバイパス弁開度20秒間ONの出力を
出す、この出力信号とスイッチ61の出力信号をAND
回路67に送る。AND回路67の出力信号がONとな
るのはタービンバイパス弁14が開き始めてから20秒
以内に減温後の蒸気温度がタービンバイパス減温制御の
設定温度に達する事を意味し、これによって負荷遮断が
発生した事を判断する一AND回路67の出力信号ON
を負荷遮断信号として、ホールド回wI71で信号保持
する。ホールド回路71はOR回路68とワイプアウト
回路69とワイプアウト回路の出力信号をOR回路68
に帰環させる信号帰環ライン70にて構成される。一方
、タービンバイパス弁開度信号をスイッチ72に送り、
0%以下でONする信号を作る。ホールド回路71で信
号保持した負荷遮断信号はスイッチ72のON信号にて
リセットしワイプアウト回路69で信号を0FF)する
。
よりO’C以下(減温後蒸気温度が制御設定値以上)で
ONの信号を作る。タービンバイパス弁開度信号を入力
して、スイッチ62により1%以上でONの信号を作る
。この信号を時限後OFF回路66(瞬時ONで時限後
0FF)に送る。時限後OFF回路66はタイマ63と
NOT回路64とAND回路65で構成される。スイッ
チ62の出力信号をタイマ63に送り20秒後にONす
る信号を得る。この信号をNOT回路64を介して出力
するとスィッチ62ON後20秒間ONする信号を得る
。スイッチ62の出力信号とNOT回路64の出力信号
をAND回路65を介して出力するとスイッチ62ON
(タービンバイパス弁開)で瞬時ONし、20秒後にO
FFする信号を得る。すなわち、時限後OFF回路66
の出力はタービンバイパス弁開度20秒間ONの出力を
出す、この出力信号とスイッチ61の出力信号をAND
回路67に送る。AND回路67の出力信号がONとな
るのはタービンバイパス弁14が開き始めてから20秒
以内に減温後の蒸気温度がタービンバイパス減温制御の
設定温度に達する事を意味し、これによって負荷遮断が
発生した事を判断する一AND回路67の出力信号ON
を負荷遮断信号として、ホールド回wI71で信号保持
する。ホールド回路71はOR回路68とワイプアウト
回路69とワイプアウト回路の出力信号をOR回路68
に帰環させる信号帰環ライン70にて構成される。一方
、タービンバイパス弁開度信号をスイッチ72に送り、
0%以下でONする信号を作る。ホールド回路71で信
号保持した負荷遮断信号はスイッチ72のON信号にて
リセットしワイプアウト回路69で信号を0FF)する
。
すなわち、負荷遮断信号はタービンバイパス弁14が全
開に復帰した時点でこれをリセットする。
開に復帰した時点でこれをリセットする。
本発明によれば、タービンバイパス弁の開度信号に応じ
て注水弁を先行量する時、これを複数回に分けて弁を開
くようにしたので、常に適切な注水量を注入することが
でき、過度の冷却水が注入されるのを防止する効果があ
り、これによってタービンバイパス系統の運転がより安
全にできるようになる。
て注水弁を先行量する時、これを複数回に分けて弁を開
くようにしたので、常に適切な注水量を注入することが
でき、過度の冷却水が注入されるのを防止する効果があ
り、これによってタービンバイパス系統の運転がより安
全にできるようになる。
また、タービンバイパス弁開度信号と減温器の蒸気温度
の信号により、負荷遮断信号を作り出し。
の信号により、負荷遮断信号を作り出し。
これによって前記注水弁の先行量を段階的に行うように
したので、新たな入力信号の追加が不要となり、設備費
低減の効果がある。
したので、新たな入力信号の追加が不要となり、設備費
低減の効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示すタービンバイパス減温
制御装置の制御ロジックを示す系統図、第2図は負荷遮
断信号発生器の詳細を示すロジック図、第3図、第4図
、第5図は注水弁先行量を2段階で与えた場合の弁開特
性図、第6図はタービンバイパス系統を有する火力発電
プラントの構成を示す系統図である。
制御装置の制御ロジックを示す系統図、第2図は負荷遮
断信号発生器の詳細を示すロジック図、第3図、第4図
、第5図は注水弁先行量を2段階で与えた場合の弁開特
性図、第6図はタービンバイパス系統を有する火力発電
プラントの構成を示す系統図である。
Claims (1)
- 1、蒸気発生装置とその発生蒸気のエネルギーを回転エ
ネルギーに変換する蒸気タービンとその蒸気タービンで
仕事を終えた排蒸気を冷却して凝縮させ復水を得る復水
器を備えた発電プラントにおいて、蒸気発生装置より蒸
気タービンへの蒸気配管より分岐して、直接復水器へ蒸
気を導くタービンバイパス系統を設け、その配管ライン
にタービンバイパス弁とこれと直列的に減温器を設け、
減温制御の1手段として、タービンバイパス弁の定開度
の信号またはタービンバイパス弁の開度指令信号を制御
装置にとり込み、タービンバイパス弁の開度信号に応じ
減温器への冷却水流量を調整する注水弁の開度を制御す
るようにしたタービンバイパス減温制御装置において、
タービンバイパス弁の開度信号に応じ注水弁の開度を複
数段階に分けて増加させる信号を作る演算器を備えたこ
とを特徴とするタービンバイパス減温制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61100962A JP2523493B2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | タ―ビンバイパス系統 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61100962A JP2523493B2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | タ―ビンバイパス系統 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62258106A true JPS62258106A (ja) | 1987-11-10 |
JP2523493B2 JP2523493B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=14287978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61100962A Expired - Lifetime JP2523493B2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | タ―ビンバイパス系統 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523493B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS595811A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-12 | Toshiba Corp | 低圧タ−ビンバイパス装置 |
-
1986
- 1986-05-02 JP JP61100962A patent/JP2523493B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS595811A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-12 | Toshiba Corp | 低圧タ−ビンバイパス装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2523493B2 (ja) | 1996-08-07 |
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