JPS62257916A - 新しい珪素を含む共重合体及びその製造法 - Google Patents

新しい珪素を含む共重合体及びその製造法

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JPS62257916A
JPS62257916A JP10192486A JP10192486A JPS62257916A JP S62257916 A JPS62257916 A JP S62257916A JP 10192486 A JP10192486 A JP 10192486A JP 10192486 A JP10192486 A JP 10192486A JP S62257916 A JPS62257916 A JP S62257916A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規な共重合体およびその製造法に関するも
のであり、さらに詳しくは、側鎖に有機珪素を有するス
チレン誘導体の共重合体およびその製造法に関するもの
である。
(従来の技術) 従来からスチレン誘導体は数多く開発合成されてきてお
シ、その重合性を利用し、機能性高分子の合成等に広く
利用されている。
珪素原子を有するスチレン誘導体としては、パラートリ
メチルシリルスチレ/、ハラ−トリメチルシリルメチル
スチレン、ジメチルフェニルシリルスチレン、バラエト
キシトリメチルシリルスチレン等(2−(4−エチニル
フェニル)エトキシ〕トリメチルシランが知られている
。これらの化合物の重合体は多数知られているが、下記
構造式(I)で表されるスチレンのべ797項に炭素が
3つ続いて結合し、その後にオキシラン基が結合した形
のスチレン誘導体の共重合体は、これまで知られていな
い。
−CH,−CH− (式中、R,、R,、R,、R,、鳥は水素または炭素
数1〜10のアルキル基、アリール基、アラルキル基を
表わす。) このような背景をふまえて検討を重ねた結果、本発明者
らは、構造式(I)で示される新規なスチレン誘導体の
共重合体を合成するに到った。
(発明の構成) 本発明に係る共重合体は、構造式σ)と構造式(n)で
示される重合単位からなる分子量5,000〜200,
000の線状共重合体である。
畷 CH,−C−(II) 〔式中、R,、R,、R,、R4,R,は水素または炭
素数1〜10のアルキル基、アリール基、アラルキル基
を表わし、y、zは水素、炭化水素基(炭素数1〜10
)、ハロゲン化炭化水素基(炭素数1〜10)、ハロゲ
ン、シアノ基、水酸基、C0OR,(R4は水素1九は
炭素数1へ10の炭化水素基)、C0R5(Rsは炭素
数1〜10の炭化水素基)、OCO島(Raは炭素数1
〜10の炭化水素基)またはC0NHR,(R。
は・水素または炭素数1〜10の炭化水素基)を表わす
。〕 −CH* CHt C(R+Rt)  O−8i (R
3R4Rs )はビニル基に対して、オルト、メタ、パ
ラいずれの位置であってもよいが、パ2がより好ましい
。R,、R,、R,、R,、R。
は、水素または炭素数1〜10のアルキル基、アリール
基、アラルキル基を表わすが、シリル基の反応性から、
メチル基、エチル基、フェニル基のいずれかであること
が好ましい。
構造式(n)において、Yとしては水素またはメチル基
が、2としてはフェニル基、シアノ基、クロロメチルフ
ェニル基、ハロゲンマタはC0OR,。
coR,、0CORII 、 C0NHRy (R,、
R,、Rm 、R,は水素または炭素数1〜10の炭化
水素基)等の電子吸引基が好ましい。勿論、複数種の重
合単位(n)を含む共重合体も本発明に含まれる。
重合単位(I)と(II)のモル分率に制限はないが、
一般には、それぞれ10〜98モル係である。さらに、
好ましくは構造式(I)で示される部分が20〜80モ
ル係である。また、共重合体の性質をほとんど変化させ
ない範囲で、重合単位(I)および(II)以外の少量
の第3成分が共重合体に含まれることはさしつかえない
本発明における共重合体の分子量はs、o o o〜2
00.000であるが、より好ましくは10,000へ
200,000である。
本発明の共重合体は、構造式(IIT)で示される単量
体と構造式(IV)で示される単量体を共重合すること
Kよシ得ることができる。
■ 〔式中、Rm、Rz、Rm、Rm、Rsは水素または炭
素数1〜10のアルキル基、アリール基、アラルキル基
を表わし、Y、Zは水素、炭化水素基(炭素数1〜10
)、ハロゲン化炭化水素基(炭素数1〜10)、ハロゲ
ン、シアノ基、水散基、C00R4(R,は水素または
炭素数1〜10の炭化水素基)、COR。
(Rsは炭素数1〜10の炭化水素基)、0COR4(
usFi炭素数1〜10の炭化水素基)またはC0NH
R? (R,F′i水素または炭素数1〜10の炭化水
素基)を表す。〕 構造式(III)で示される単量体は、ビニルトルエン
を特定の有機リチウム化合物で予めメチル基をリチオ化
した後、オキシラ/化合物およびクロロシラン化合物を
系内に添加する方法で製造される。
構造式(IV)で示される単量体の例としては、スチレ
ン、メチルスチレン、ジフェニルエチレン、エチルスチ
レン、ジメチルスチレン、ビニルナフタリン、ビニルフ
ェナントレン、ビニルメシチレン、5,4.6−トリメ
チルスチレン等の炭化水素化合物;クロルスチレン、メ
トキシスチレン、ブロムスチレン、シアノスチレン、フ
ルオルスチレン、ジクロルスチレン、クロルメチルスチ
レン、トリフルオルスチレン、トリフルオルメチルスチ
レン等のスチレン訪導体;アクリロニトリル、メタシク
ロニトリル、α−アセトキシアクリロニトリル等のアク
リロニトリル誘導体;アクリル酸、メタクリル酸;アク
リル酸メチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸クロル
メチル、アセトキシアクリル醒エテル等のアクリル酸エ
ステル;メタクリル酸シクロヘキシル等のメタクリル酸
エステル;マレイン酸ジエチル、フマル酸ジエチル;メ
チルビニルケトン、エチルイソプロペニルケトン等のビ
ニルケトン;塩化ビニリゾ/、臭化ビニリデン、シアン
化ビニリゾ7等のビニリデン化合物;アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−フェニルアクリルアミド等のア
クリルアミド訪導体;酢酸ヒニル、酪酸ビニル、カプリ
ン酸ビニル等の脂肪酸ビニル誘導体などである。
この中でも、Yおよび2が水素、シアノ基、クロル基、
メチル基、フェニル基、クロロメチルフェニル基、C0
OH,COOMe 、C00C,H,、、COMe 、
 OCOMeまたはC0NH,であるものがより好まし
い。
本発明の共重合体を、構造式(ITI )および(rl
i’)で示される単量体を用いて製造する場合の重合方
法は特に制限はなく、加熱による重合でも充分可能であ
るが、重合開始剤を利用することが好ましい場合が多い
。重合開始剤として用いられるのは、過酸化ベンゾイル
、過酸化ラウロイル等の過酸化アシル類、アゾビスイン
ブチロニトリル、2.2’ −アゾビス(2,4−ジメ
チルマレロニトリル)等のアゾニトリル類、過酸化ジタ
ーシャリ−ブチル、過酸化ジクミル、メチルエチルケト
ンバーオキシト等の過酸化物、クメンヒドロペルオキシ
ド、り−シャリーヒドロベルオキシド等のヒドロペルオ
キシド類である。
本発明における重合体は、不活性液体の存在下で重合を
行って製造することも可能である。不活性i体としては
ノルマル−ペンタン、ノルマル−ヘキサン、ノルマル−
ヘプタン、ノルマル−オクタンを始めとする脂肪族炭化
水素類、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ールなどのアルコール類、アセトン、メチルエチルケト
ン、ジエチルケトンなどのケトン類、ジエチルエーテル
、メチルエチルエーテル、ジブチルエーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ギ酸エチル、
酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミドを始めとするアミド類
、クロロホルム、塩化メチレン、ジクロルエタン等の脂
肪族ハロゲン化物、クロルベンゼンを始めとする芳香族
ハロゲン化物、また、ジメチルスルホキシド等の極性液
体も用いることができる。なお、これらの液体は 単独
ないしは二つ以上の液体の混合物として′ j 用いることもできる。
本発明において反応を行う温度については特に制限はな
いが、20〜150Cが好ましく、50〜100Cがよ
り好ましい。反応時間に制限はないが、10分ないし5
00時間が好ましく、さらに1時間ないし100時間が
好ましい。
反応条件、目的物によって反応速度が異なるため、おの
ずと分子量も異なる。分子量の大きい線状高分子を得る
ためには、反応温度70〜100C1反応時間20〜6
0時間がよシ好ましい。ガスクロマトグラフィーや液体
クロマトグラフイ二等で原料や生成物の定量を行い、適
当な分子量の生成物が得られた時点で反応の終了時間を
決定することが推奨される。
(発明の効果) 本発明の共重合体は、その珪素原子による難燃効果から
難燃剤への利用が考えられるとともに、側鎖の珪素原子
を利用して機能性高分子となり、酸素透過性膜への利用
やフォトレジスト、電子線レジスト用ポリマーの一成分
として有用である。
また、このポリマーを混入することにより、珪素化合物
であるシリコーンオイル、グラスファイバー等との密着
性が非常に良くなり、珪素化合物を使った複合材料の改
質剤としても有用である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を示すが、これらは本発明を制限
するものではない。
実施例1 SaWのアンプル管に7.02の(3−(4−エチニル
フェニル) −tert−ペントキシ〕トリメチルシラ
ンと5.07のスチレンおよび0.12のアゾビスイソ
ブチロニトリルを混合注入し、アンプル管内を窒素パー
ジした後、封管した。これを80Cの水浴中[24時間
浸漬した後、封管を割って固化した内容v!Jを取り出
した。メタノールで洗浄後、真空乾燥して重量を測定し
九ところ、9.82(収率98%)であった。このも東
元素分析値および赤外吸収スペクトルにおける主なピー
クは次のとおりである。
元素分析値(括弧内は理論値を表わす)C:  7B、
97(78,91) H:   ?、28(9,33) 0  :   4,35(4,27) Si  :   7,40(7,49)赤外吸収スペク
トル(01−’) 1610.1520.1410.1380.1370.
1270.1180、+150.1140.1110.
1040、880.840、 760、 680 赤外吸収スペクトルにおいて、炭素−炭素の二重結合に
起因するピークが全く消失したこと、元素分析値および
収量から、得られた固体は、〔3−(4−エチニルフェ
ニル) −tert−ペントキシ〕トリメチルシランと
スチレンの共重合体で、ちると結論された。
このものをゲルパーミエイションクロマトグラフィーに
より、ポリスチレンを検量線として用いることによって
分子量を測定したところ、分子量は110,000であ
った。
実施例2 実施例1で合成したポリマー12をテトラヒトaフラン
20−に溶解させた後、洗浄したガラス表面に、この溶
液を塗シポリマーフイルムを作った。溶媒のテトラヒド
ロフランを20Cで24時間乾燥して除去した後、水に
ガラスを浸漬してポリマーフィルムを剥離した後、フィ
ルムを48時間真空乾燥した。
このフィルムの一方の側から空気を加え、反対側へ通過
してくるガスクロマトグラフィー法により測定したとこ
ろ、酸素の選択透過性(通過後の酸素分率/初期酸素分
率)は2.7であった。
実施例3 (5−(4−エチニルフェニル) −tert−ペント
キシ〕トリメチルシランの代わシに〔5−(4−エチニ
ルフェニル) 一式−フ)キシ〕トリメチル7ランを用
いた以外は、実施例1とまったく同様に反応、操作を行
った。得られた固体の収量は9.71(97俤)であり
、その元素分析値および赤外吸収スペクトルに吋る主な
ピークは仄のとおりである。
元素分析値(括弧内は理論値を表わす)C: 78,4
8 (78,42) H:  9,12(9,16) 0:  4.50(4,51) Si:  7.90(7,91) 赤外吸収スペクトル<(II−’) 5060.5000.2950.1900.1620.
1510,1440.1400.1370.1260.
1180.1130.1070.1020、830、7
50、また、分子量を実施例1と同様に測定したところ
、分子量は100,000でちった。
実施例4 30111tのアンプル管に7.449の(3−(4−
エチニルフェニル) −tert−ペントキシ、l )
 IJメテルシ2ンと2.72 fの塩化ビニルおよび
0.112のアゾビスイソブチロニトリルを混合注入し
、アンプル管内を窒素パージした後、封管した。これを
7DCの水浴中に24時間浸漬した後、封管を割って固
化した内容物を取り出した。メタノールで洗浄後、真空
乾燥して重量を測定したところ、収率?7%であった。
このものの元素分析値および赤外吸収スペクトルにおけ
る主なピークは次のとおりである。
元素分析値(括弧内は理論値を表わす)C: 65.9
1 (65,90) H:  8.58(13,62) 0:  4.41(4,4t5) Si:  7.88(7,83) C1: 15.22 (15,19) 赤外吸収スペクトル(as−’ ) 3080.2960.1900.1630.1610.
1520,1410.1380.1370.1270.
1180.1150.1140.1110.1050、
 880.840、 760. 680 また、分子量を実施例1と同様に測定した。ところ、分
子量Fi70,000であった。
実施例5 実施例4で合成したポリマー12をテトラヒドロフラン
20−に溶解させた後、洗浄したガラス表面に、この溶
液を塗りポリマーフィルムを作った。溶媒のテトラヒド
ロフランi20′cで24時間乾燥して除去した後、水
にガラスを浸漬してポリマーフィルムを剥離した後、フ
ィルムを48時間真空乾燥した。
このフィルムの一方の側から空気を加え、反対側へ通過
してくるガスクロマトグラフィー法によシ測定したとこ
ろ、酸素の選択透過性(通過後の酸素分率/初期酸素分
率)は2.8であった。
実施例6 50−のアングル管に5.02のトルエン7.452の
(3−(4−エチニルフェニル) −tert−ペント
キシ〕トリメチルシランと2.67 Pのメタクリル酸
およ(j Q、11 fのアゾビスイソブチロニトリル
を混合注入し、アンプル管内をS(素パージした後、封
管した。これを90cの水浴中に24時間浸漬した後、
封管を割って固化した内容物を取り出した。メタノール
で洗浄後、真空乾燥して重量を測定したところ、収率9
7%であった。このものの元素分析値および赤外吸収ス
ペクトルにおける主なピークFi次のとおυである。
元素分析m(括弧内は理論値を表わす)C二 6  B
、6 2  (68,61)H:  9.25(9,2
2) 0 : 14.33 (14,29) Si:  7.80 (7,87) 赤外吸収スペクトル(1)l −’ )3080.29
60.1900,1710゜1630.1610.15
20.1410゜1380.1370.1270.11
B0゜1150.1140.111J1050.880
、 840、 760. 680、また、分子fを実施
例1と同様に測定したところ、分子tはa o、o o
 oであった。
実施例7 実施例6で合成したポリマー11をテトラヒドロフラン
20−に溶解させた後、洗浄したガラス表面に、この溶
液を塗りポリマーフィルム2作った。溶媒のテトラヒド
ロフランを200で24時間乾燥して除去した後、水に
ガラスを浸漬してポリマーフィルムを剥離した後、フィ
ルムを48時間真空乾燥した。
このフィルムの一方の側から空気を加え、反対側へ通過
してくるガスクロマトグラフィー法により測定したとこ
ろ、酸素の選択透過性(通過後の酸素分率/初期酸素分
率) #−t2.6であった。
実施例8 50−のアンプル管WStのトルエンと7.452の(
5−(4−エチニルフェニル) −tert−ペントキ
シ〕トリメチルシランと2.6 Ofのメタクリル酸メ
チルおよび0.111のアゾビスインブチロニトリルを
混合注入し、アングル管内を窒素パージした後、封管し
た。これを90Cの水浴中に24時間浸漬した後、封管
を割って固化した内容物を塩9出した。メタノールで洗
浄後、真空乾燥して重量を測定したところ、収率98%
であった。
このものの元素分析値および赤外吸収スペクトルにおけ
る主なピークは仄のとおりである。
元素分析値(括弧内は理論値を表わす)C: 69.7
3(69,72) H:  9.45(9,60) Q : 12,90 (12,86) Si:  7.92 (7,92) 赤外吸収スペクトル(cIM−’) 1+50   1140   1110   1050
880、 840. 760. 680また、分子量を
実施例1と同様に測定したところ、分子量f′i80,
000であった。
実施列9 45mのアングル管に7.44 fの(3−(4−エチ
ニルフェニル) −tert−ヘントキク〕トリメチル
シランと2.619のアクリルニトリルおよび0.1f
の7ゾビスイソプチロニトリルを混合注入し、アンプル
管内を窒素パージした後、封管した。
これを700の水浴中に゛24時間浸漬した後、封管を
割って固化した内容物を取り出した。メタノールで洗浄
後、真空乾燥して重量を測定したところ、収率96係で
あった。このものの元素分析値および赤外吸収スペクト
ルにおける主なピークは次のとおりである。
元素分析値(括弧内は理論値を表わす)C: 71.8
8 (71,82) H:  8.80(8,89) 0:  4.44(4,51) Si:  7.9B(7,92) N:  6.90(6,86) 赤外吸収スペクトル(171−’) 3980.2960.2250,1900゜1650.
1610.1520.1410.138o、1370.
1270.11130゜1150、1140、1110
、1050.880、  840    760  6
80また、分子量を実施例1と同様に測定したところ、
分子量は40,000であった。
実施例10 50ゴのアングル管に7.5 Ofの(:3−(4−エ
チニルフェニル)一式−フトキシ〕トリメチルシシンと
2.45 Fのメチルビニルケトンおよび0.122の
アゾビスイソブチロニトリルを混合注入し、アングル管
内(i−窒素パージした後、封管した。これを6DCの
水浴中に48時間浸漬した後。
封管を割って固化した内容物を取り出した。メタノール
で洗浄後、真空乾燥して重量を測定したところ、収率9
5%であった。このものの元素分析値および赤外吸収ス
ペクトルにおける主なピークは仄のとおりである。
元素分析値(括弧内は理論値を表わす)C: 71.5
9 (7t、52 ) H二    9.47(9,48) 0 : 10.5 + (10,47)Si:   8
.68(8,52) 赤外吸収スペクトル(0,Is−’) 1130  f070、 830.  750、また、
分子量を実施例1と同様に測定したところ、分子量は4
0,000であった。
実施例11 70−のアンプル管にオクタン5.01と14.9 L
?の(3−(4−エチニルフェニル)一式−ブトキシ〕
トリメチルシランと5.269のクロロメチルスチレン
(m/p=6/4)および0.22のアゾヒスインブチ
ロニトリルをi見合注入し、アンプル管内を窒素パージ
した後、封管した。これを90Cの水浴中に24時間浸
漬した後、封管を割って固化した内容物t)IIり出し
た。メタノールで洗浄後、真空乾燥して重量を測定した
ところ、収率97チであった。このものの元素分析値お
よび赤外吸収スペクトルにおける主なピークは次のとお
りである。
元素分析値(括弧内は理論値を表わす)C: 72.2
6 (72,06) H:  8.81(8,76) 0:  4.70(4,76) Si:  8.27(8,35) CJ:  5.96(6,06) 赤外吸収スペクトル(鋤−′) 3300.6060.3000.2950.1130 
1070、 830、 750、また、分子量を実施例
1と同様に測定したところ、分子量は60,000であ
った。
実施例12 60−のアンプル管に7.517の(3−(4−エチニ
ルフェニル) −tert−ペントキシ〕トリエチルシ
ランと2.50 rのスチレンおよび0,11のアゾビ
スイソブチロニトリルを混合注入し、アンプル管内t−
窒素パージし九後、封管した。これを90Cの水浴中に
30時間浸漬した後、封管を割って固化した内容物を取
り出した。メタノールで洗浄後、真空乾燥して重量を測
定したところ、収率98%であった。このものの元素分
析値および赤外吸収スペクトルにおける主なピークは次
のとおシである。
元素分析値(括弧内は理論値を表わす)C: 79.4
6 (79,24) H:  9,73(9,90) 0:  3.81(3,94) Si:  7.00 (6,92) 赤外吸収スペクトル(勃−1) 307(]  2?80 1900 16501150
 1050、 870. 840.750、 680 また、分子量を実施例1と同様に測定したところ、分子
量は100,000であった。
実施例15 50−のアンプル管に7.569の(3−(4−エチニ
ルフェニル) −式−フ) dPシ〕トリエチルシラン
と7.56 ?のメタクリル酸メチルおよび0.122
のアゾビスインブチロニトリルを混合注入し、アンプル
管内を窒素パージした後、封管した。これを70Cの水
浴中に24時間浸漬した後、封管を割って固化した内容
物を取り出した。メタノールで洗浄後、X生乾燥して重
量を測定したところ、収率96%であった。このものの
元素分析値および赤外吸収スペクトルにおける主なピー
クは次のとおりである。
元素分析値(括弧内は理論値を表わす)C: 70.6
7 (70,87) H:  9.95(9,85) Q : 12.10 (11,98) Si:  7.50(7,50) 赤外吸収スペクトル(01−’) 1400、1370、1250、1180.1130 
 1070、  830、  750、また、分子量を
実施例1と同様に測定したところ、分子量は60,00
0であった。
実施例14 100−のアンプル管に50t/のメチルエチルヶ)y
と7.46to〔5−(4−エチニルフェニル) −t
ert−ペントキシ〕トリメチルシランと2.68 t
の塩化ビニルおよび0.119のアゾビスイソブチロニ
トリルを混合注入し、アンプル管内を窒素パージした後
、封管した。これを70cの水浴中に30時間浸漬した
後、封管を割って固化した内容物を取り出した。メタノ
ールで洗浄後、真空乾燥して重量を測定したところ、収
率98憾であった。このものの元素分析値および赤外吸
収スペクトルにおける主なピークは次のとおりである。
元素分析値(括弧内は理論値を表わす)C: 64.0
1 (64,01) H:  8.71(8,71) 0:  4.50(4,501 Si:  7.90(7,90) C1: j4.88 (14,88) 赤外吸収スペクトル(aa−’) 3080.2960.1900.1630゜1610.
1520.1410.1580゜1370.1270.
1180.1150゜1140 1110 1050、
 880゜840、 860. 680 また、分子量を実施例1と同様に測定したところ、分子
量は15゜000であった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記構造式( I )および(II)で示される重合
    単位からなる分子量が5,000〜200,000であ
    る線状共重合体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5は水
    素または炭素数1〜10のアルキル基、アリール基、ア
    ラルキル基を表わし、Y、Zは水素、炭化水素基(炭素
    数1〜10)、ハロゲン化炭化水素基(炭素数1〜10
    )、ハロゲン、シアノ基、水酸基、COOR_4(R_
    4は水素または炭素数1〜10の炭化水素基)、COR
    _5(R_5は炭素数1〜10の炭化水素基)、OCO
    R_6(R_6は炭素数1〜10の炭化水素基)または
    CONHR_7(R_7は水素または炭素数1〜10の
    炭化水素基)を表わす。〕
  2. (2)R_1、R_2、R_3、R_4、R_5がメチ
    ル基、エチル基、フェニル基のいずれかである特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。
  3. (3)下記構造式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5は水
    素または炭素数1〜10のアルキル基、アリール基、ア
    ラルキル基を表わす。) で示される単量体と、下記構造式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中、Y、Zは水素、炭化水素基(炭素数1〜10)
    、ハロゲン化炭化水素基(炭素数1〜10)、ハロゲン
    、シアノ基、水酸基、COOR_4(R_4は水素また
    は炭素数1〜10の炭化水素基)、COR_5(R_5
    は炭素数1〜10の炭化水素基)、OCOR_6(R_
    6は炭素数1〜10の炭化水素基)またはCONHR_
    7(R_7は水素または炭素数1〜10の炭化水素基)
    を表わす。〕 で示される単量体を共重合させることを特徴とする下記
    構造式( I )および(II)で示される重合単位から成
    る分子量が5,000〜200,000である線状共重
    合体の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、Y
    、Zは前記と同じ)
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