JPS62256971A - 化成処理方法 - Google Patents

化成処理方法

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Publication number
JPS62256971A
JPS62256971A JP9807086A JP9807086A JPS62256971A JP S62256971 A JPS62256971 A JP S62256971A JP 9807086 A JP9807086 A JP 9807086A JP 9807086 A JP9807086 A JP 9807086A JP S62256971 A JPS62256971 A JP S62256971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
chemical conversion
degreasing
work
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9807086A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Momose
信也 百瀬
Hideki Tsuda
都田 秀樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP9807086A priority Critical patent/JPS62256971A/ja
Publication of JPS62256971A publication Critical patent/JPS62256971A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属表面に化成皮膜を形成する化成処理方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
この種の化成処理方法として、処理液中にワークを浸漬
させる浸漬法がある。この方法は、脱脂槽、化成処理槽
など、それぞれの処理液を溜めた複数個の処理槽内に、
ワークを順次浸漬させて行くことによって化成処理を行
うものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような方法では、作業者がワークを前工程
の処理槽から後工程の処理槽へ搬送することによって処
理工程を進める必要があるために、ワークに傷や凹みが
生じやすくなるという不具合があった。これは、ホイス
ト等の機械を使用してワークを搬送せざるを得す、ワー
クが振れて処理槽などの縁に接触したりすることがある
からである。また、必ずしも搬送が円滑ではなく、長時
間を要するために、ワークが乾燥してしまい錆や染みが
発生する原因ともなっている。特に大型のワークにおい
ては、搬送が困難になるためにこのような傾向が著しい
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、ワーク
に傷や凹みが生じるのが防止できる化成処理方法を提供
するものである。本発明に係る化成処理方法は、脱脂液
槽および化成液槽に接続された一個の処理槽内にワーク
を保持し、脱脂液槽から処理槽内に供給された脱脂液で
ワーク表面の脱脂処理を行った後、脱脂液を脱脂液槽に
回収してワークの水洗いを行い、次いで化成液槽から処
理槽内に供給された化成液でワーク表面の化成処理を行
うものである。
〔作用〕
本発明においては、−個の処理槽内に供給される脱脂液
および化成液によってワークの脱脂および化成が行われ
るため、ワークを搬送することなく化成処理が行える。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。第
1図は本発明に係る化成処理方法を実施するための化成
処理装置を示す概略図で、同図において符号1で示すも
のは装置の要部をなす一個の処理槽である。この処理槽
1は上面が開放された箱形状に形成されており、底面の
中央部にはうず巻本流を生じさせるためのパルセータ2
が回転自在に支持され、隅部には後述する水やお湯を排
水するための排水管3が下方へ向かって接続されている
。排水管3の下端部には開閉弁3aが接続されている。
4はパルセータ2よりも上方において処理槽1の側壁に
よって支持された枠体で、上部開口から収容されたワー
ク5を、処理槽1内に保持するものである。
10は脱脂液を溜めた脱脂液槽、11は化成液を溜めた
化成液槽である。これら槽は処理槽1の近くに配設され
、それぞれ回収管12.13によって処理槽1に接続さ
れている。回収管12.13は処理槽1の側壁の底部付
近から水平方向へ延び開閉弁12a、13aを介して両
液槽10,11と処理槽1との間を連通している。14
は脱脂液槽10に接続された供給管、15は化成液槽1
1に接続された供給管で、それぞれ処理槽1の上部開口
へ向かって延び、先端部には水栓14a、15aが接続
されている。20は水栓20aを介して新鮮な水道水を
処理槽1内に供給する給水管、21は図示しない湯沸か
し器に接続され水栓21aを介してお湯を処理槽1内に
供給する給湯管である。
22.23は供給ポンプで、それぞれ供給管14゜15
の途中に配設され、脱脂液および化成液を処理槽1へ供
給するものである。24.25は回収管12.13の途
中に配設され、処理槽1中の脱脂液および化成液を回収
するための回収ポンプである。
次に化成処理方法を第2図に示す工程流れ図に基づいて
説明すると、先ずワーク5を処理槽1内に保持する。す
なわち、ホイスト等の機械を利用してワーク5を処理槽
1の上方へ移動させた後に上部開口から枠体4上まで下
降させる。
そして、工程30において、水栓14aを開き供給ポン
プ22を駆動して脱脂液を脱脂液槽10から処理槽1内
に供給し、パルセータ2を回転させながらワーク5の表
面の脱脂処理を行う、脱脂処理終了後は、開閉弁12a
を開いて回収ポンプ24を駆動することによって脱脂液
を回収管12から脱脂液槽10に回収する。ここで、脱
脂液としてはアルカリ脱脂液やエマルジョン脱脂液を使
用することができ、前者においては60℃の温度で脱脂
を行い、後者においては常温で行う。
次の工程31では、水栓20aを開いて水道水を処理槽
l内に供給してワーク5の水洗を行い、工程32では水
栓21aを開いて処理槽1内に温度70〜80℃程度の
お湯を供給してワーク5の湯洗を行う。処理槽1に溜め
られた水やお湯は開閉弁3aから排水する。
湯洗に続く工程33では、水栓15aを開き供給ポンプ
23を駆動して化成液を化成液槽11から処理槽1内に
供給し、パルセータ2を回転させながらワーク5の表面
の化成処理を行う。ここで、処理温度は処理液に応じて
調整する0例えばりん酸塩系の化成液では80℃以上、
クロム酸系の化成液では60℃程度に調整する。そして
、化成処理の終了後に、開閉弁13aを開いて回収ポン
プ25を駆動し、化成液を化成液槽11に回収する。
化成に続いて工程34では工程32と同様に湯洗を行い
、最終の工程35では防錆処理を行う。
P−3程度の耐蝕性を持たせる場合には、水溶性タイプ
の防錆油を使用し、60℃程度に加熱して防錆処理を行
う。なお、防錆力が強い防錆油を使用する場合には、耐
蝕性を有する別の処理槽を使用することが望ましい。
このような化成処理方法においては、ワーク5を一個の
処理槽l内に保持したままの状態で、脱脂、これに続い
て水洗、湯洗、化成を行うことができる。したがって、
ワーク5を搬送することなく化成処理が行え、ワーク5
は工程の途中において他の部材と接触することがないか
ら、ワーク5に傷や凹みが生ずるのが防止できる。
また、パルセータ2でうず巻本流を生じさせ、脱脂液や
化成液、あるいは水、湯を効果的にワーク5に接触させ
ることができるので、良好な化成皮膜が生成できる。さ
らに搬送工程がないことにより、従来のように、ワーク
に付着した処理液が搬送中に蒸発して乾燥するようなこ
ともないから、処理液によって作業環境を汚染したり、
ワークに錆や染み、むらが生じにくくなる。しかも、処
理槽1によってワーク5の熱が外部に放散されるのを抑
えることができるから、脱脂液や化成液の温度を極端に
低下させるおそれもない。その結果、処理液の管理もし
やすくなる。
なお、上記実施例においては、脱脂後の水洗いとして水
洗および湯洗を行った例について説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、水洗あるいは湯洗の何
れか一方のみを行うようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、脱脂液槽および化
成液槽に接続された一個の処理槽内にワークを保持し、
脱脂液槽から処理槽内に供給された脱脂液でワーク表面
の脱脂処理を行った後、脱脂液を脱脂液槽に回収してワ
ークの水洗いを行い、次いで化成液槽から処理槽内に供
給された化成液でワーク表面の化成処理を行うようにし
たから、−個の処理槽内に供給される脱脂液および化成
液によってワークの脱脂および化成を行うことができる
したがって、ワークを搬送することなく化成処理が行え
るから、ワークに傷や凹みが生ずるのが防止できる。ま
た、パルセータで生ずるうず巻本流により、良好な化成
皮膜が生成できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る化成処理方法を実施するための化
成処理装置を示す概略図、第2図は化成処理方法を説明
するための工程流れ図である。 1・・・・処理槽、2・・・・パルセータ、10・・・
・脱脂液槽、11・・・・化成液槽、12.13・・・
・回収管、14.15・・・・供給管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 脱脂液を溜めた脱脂液槽および化成液を溜めた化成液槽
    に接続されパルセータを備えた一個の処理槽内にワーク
    を保持し、前記脱脂液を脱脂液槽から処理槽内に供給し
    てワーク表面の脱脂処理を行った後、脱脂液を脱脂液槽
    に回収してワークの水洗いを行い、次いで前記化成液を
    化成液槽から処理槽内に供給してワーク表面の化成処理
    を行い、その後に化成液を化成液槽に回収することを特
    徴とする化成処理方法。
JP9807086A 1986-04-30 1986-04-30 化成処理方法 Pending JPS62256971A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9807086A JPS62256971A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 化成処理方法

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JP9807086A JPS62256971A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 化成処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62256971A true JPS62256971A (ja) 1987-11-09

Family

ID=14210080

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JP9807086A Pending JPS62256971A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 化成処理方法

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JP (1) JPS62256971A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10513784B2 (en) 2014-04-30 2019-12-24 Rio Verwaltungs Ag Treatment device and treatment method for pickling and phosphating metal parts

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